JP2507339Y2 - ジョイナ―へのパネルの接続構造 - Google Patents
ジョイナ―へのパネルの接続構造Info
- Publication number
- JP2507339Y2 JP2507339Y2 JP14506689U JP14506689U JP2507339Y2 JP 2507339 Y2 JP2507339 Y2 JP 2507339Y2 JP 14506689 U JP14506689 U JP 14506689U JP 14506689 U JP14506689 U JP 14506689U JP 2507339 Y2 JP2507339 Y2 JP 2507339Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joiner
- reinforcing frame
- panel
- engaging
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
本考案は、ユニットバスルームなどの壁面を構成する
パネルのジョイナーへの接続構造に関するものである。
パネルのジョイナーへの接続構造に関するものである。
【従来の技術】 ユニットバスルームなどの壁面を構成するパネル３と
しては、面板１の背面の両側端に補強枠２を取り付けた
ものが使用され、このパネル3,3をコーナーにおいてＬ
字型に接続するために断面Ｌ字型に金属材で作成したジ
ョイナー５が使用されている。 すなわち、ジョイナー５は第７図に示すように、各片
5aの外面側に上下複数箇所において係合突起６を突設し
て形成されたものであり、またパネル３の補強枠２には
第３図に示すような係合孔４が上下複数箇所に穿設して
ある。そして補強枠２に沿ってジョイナー５を配設して
係合突起６を係合孔４に挿入係合させることによってジ
ョイナー５とパネル３とを結合させ、第６図に示すよう
にジョイナー５によって一対のパネル3,3をＬ字型に接
続することができる。
しては、面板１の背面の両側端に補強枠２を取り付けた
ものが使用され、このパネル3,3をコーナーにおいてＬ
字型に接続するために断面Ｌ字型に金属材で作成したジ
ョイナー５が使用されている。 すなわち、ジョイナー５は第７図に示すように、各片
5aの外面側に上下複数箇所において係合突起６を突設し
て形成されたものであり、またパネル３の補強枠２には
第３図に示すような係合孔４が上下複数箇所に穿設して
ある。そして補強枠２に沿ってジョイナー５を配設して
係合突起６を係合孔４に挿入係合させることによってジ
ョイナー５とパネル３とを結合させ、第６図に示すよう
にジョイナー５によって一対のパネル3,3をＬ字型に接
続することができる。
【考案が解決しようとする課題】 しかし、ジョイナー５の上端と最も上に設けた係合突
起６との間には距離があるために、係合突起６と係合孔
４との係合でジョイナー５とパネル３の補強枠２とを結
合させても、第６図に示すようにジョイナー５の上端と
補強枠２の上端との間に隙間11が生じ、隣合うパネル3,
3の上部間が開きぎみになって、外観上問題になるもの
であった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、ジョ
イナーとパネルの補強枠の上端間に隙間が生じることな
く接続をおこなうことができるジョイナーへのパネルの
接続構造を提供することを目的とするものである。
起６との間には距離があるために、係合突起６と係合孔
４との係合でジョイナー５とパネル３の補強枠２とを結
合させても、第６図に示すようにジョイナー５の上端と
補強枠２の上端との間に隙間11が生じ、隣合うパネル3,
3の上部間が開きぎみになって、外観上問題になるもの
であった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、ジョ
イナーとパネルの補強枠の上端間に隙間が生じることな
く接続をおこなうことができるジョイナーへのパネルの
接続構造を提供することを目的とするものである。
本考案に係るジョイナーへのパネルの接続構造は、面
板１の背面の側端に上下に長い補強枠２を取着してパネ
ル３を形成すると共に補強枠２の上下複数箇所に係合孔
４を穿設し、上下に長く形成されるジョイナー５の外面
に上下複数箇所において係合突起６を穿設すると共にジ
ョイナー５の上端に下方へ突出する係止片７を設け、補
強枠２に沿ってジョイナー５を配設して補強枠２の各係
合孔４にジョイナー５の係合突起６を挿入係合し、ジョ
イナー５の係止片７を補強枠２の上端の裏側に係止して
成ることを特徴とするものである。
板１の背面の側端に上下に長い補強枠２を取着してパネ
ル３を形成すると共に補強枠２の上下複数箇所に係合孔
４を穿設し、上下に長く形成されるジョイナー５の外面
に上下複数箇所において係合突起６を穿設すると共にジ
ョイナー５の上端に下方へ突出する係止片７を設け、補
強枠２に沿ってジョイナー５を配設して補強枠２の各係
合孔４にジョイナー５の係合突起６を挿入係合し、ジョ
イナー５の係止片７を補強枠２の上端の裏側に係止して
成ることを特徴とするものである。
本考案にあっては、ジョイナー５の上端に下方へ突出
する係止片７を設け、ジョイナー５の係止片７を補強枠
２の上端の裏側に係止するようにしてあるために、係止
片７による係止によってジョイナー５とパネル３の補強
枠２の上端間に隙間が生じることを防止することができ
る。
する係止片７を設け、ジョイナー５の係止片７を補強枠
２の上端の裏側に係止するようにしてあるために、係止
片７による係止によってジョイナー５とパネル３の補強
枠２の上端間に隙間が生じることを防止することができ
る。
以下本考案を実施例によって詳述する。 パネル３は面板１の背面の両側端に補強枠２を取り付
けることによって形成されるものであり、補強枠２は上
下に長い金属角筒材などで形成してある。この補強枠２
の外側面には上下複数箇所において係合孔４が設けてあ
る。係合孔４は第３図に示すように上部の大孔4aと下部
の小孔4bとで形成してある。 第２図はジョイナー５の一例を示すものであり、断面
Ｌ字型の金属アングルなどで形成してある。このジョイ
ナー５の各片5a,5aには補強枠２に設けた係合孔４と対
応するように上下複数箇所において係合突起６が設けて
ある。係合突起６は先端が太径部6a、基部が細径部6bと
なるように円錐台形状に形成してあり、太径部6aの外径
寸法は補強枠２の係合孔４の大孔4aより小さく且つ小孔
4bより大きくなるように、また細径部6bの最も径の小さ
い根元部の外径寸法は係合孔４の小孔4bの幅寸法と略同
じかやや大き目になるように設定してある。また、ジョ
イナー５の各片5a,5aの上端には係止片７が一体に下方
へ延設して設けてある。係止片７はジョイナー５の各片
5aの外面側に折り返し屈曲して形成されるものであり、
係止片７の内面とジョイナー５の各片5aの外面との間の
間隙は補強枠２の肉厚よりも小さなものに形成してあ
る。この係止片７の下端には外方へ傾斜するガイド傾斜
片12が設けてある。尚、係止片７はジョイナー５と一体
に形成する他に、溶接等で接合して設けるようにしても
よい。 上記のように形成されるジョイナー５にパネル３を接
続するにあたっては、第４図（ａ）及び第５図（ａ）に
示すように補強枠２に設けた係合孔４の大孔4aにジョイ
ナー５に設けた係合突起６を差し込んで、パネル３の補
強枠２の外面にジョイナー５の一方の片5aの外面を沿わ
せて宛てがい、ハンマー18等でジョイナー５の上端を叩
いてジョイナー５を下方へ移動させることによって、係
合突起６を第５図（ｂ）に示すように係合孔４の大孔4a
から小孔4bに圧入させるように移動させて係合突起６の
太径部6aを小孔4bに係合させることによっておこなうこ
とができる。このとき、係合突起６は円錐台形状に形成
してあるために、係合孔４の小孔4aに係合突起６を圧入
させるに従って係合突起６のテーパに沿ってジョイナー
５は補強枠２側に引き寄せられることになり、補強枠２
とジョイナー５とを密着させることができる。またこの
ようにジョイナー５を下方へ移動させる際に、第４図
（ｂ）のようにジョイナー５の上端に設けた係止片７が
補強枠２の上端の裏面側に係止されることになり、この
係止片７による係止でジョイナー５と補強枠２を密着さ
せることができ、ジョイナー５の上端と補強枠２の上端
との間に隙間が生じることを防止することができる。 上記のようにジョイナー５の各片5a,5aにそれぞれパ
ネル３の補強枠２を接続することによって、第１図に示
すように一対のパネル3,3をＬ字型に接続することがで
き、ユニットバスルームのコーナー部の壁面を構成させ
ることができる。そして上記のようにジョイナー５の上
端とパネル３の補強枠２の上端との間に隙間が生じるこ
とを防ぐことができるために、隣合うパネル3,3の上部
間に開きが生じることなく密接させて接続することがで
きる。
けることによって形成されるものであり、補強枠２は上
下に長い金属角筒材などで形成してある。この補強枠２
の外側面には上下複数箇所において係合孔４が設けてあ
る。係合孔４は第３図に示すように上部の大孔4aと下部
の小孔4bとで形成してある。 第２図はジョイナー５の一例を示すものであり、断面
Ｌ字型の金属アングルなどで形成してある。このジョイ
ナー５の各片5a,5aには補強枠２に設けた係合孔４と対
応するように上下複数箇所において係合突起６が設けて
ある。係合突起６は先端が太径部6a、基部が細径部6bと
なるように円錐台形状に形成してあり、太径部6aの外径
寸法は補強枠２の係合孔４の大孔4aより小さく且つ小孔
4bより大きくなるように、また細径部6bの最も径の小さ
い根元部の外径寸法は係合孔４の小孔4bの幅寸法と略同
じかやや大き目になるように設定してある。また、ジョ
イナー５の各片5a,5aの上端には係止片７が一体に下方
へ延設して設けてある。係止片７はジョイナー５の各片
5aの外面側に折り返し屈曲して形成されるものであり、
係止片７の内面とジョイナー５の各片5aの外面との間の
間隙は補強枠２の肉厚よりも小さなものに形成してあ
る。この係止片７の下端には外方へ傾斜するガイド傾斜
片12が設けてある。尚、係止片７はジョイナー５と一体
に形成する他に、溶接等で接合して設けるようにしても
よい。 上記のように形成されるジョイナー５にパネル３を接
続するにあたっては、第４図（ａ）及び第５図（ａ）に
示すように補強枠２に設けた係合孔４の大孔4aにジョイ
ナー５に設けた係合突起６を差し込んで、パネル３の補
強枠２の外面にジョイナー５の一方の片5aの外面を沿わ
せて宛てがい、ハンマー18等でジョイナー５の上端を叩
いてジョイナー５を下方へ移動させることによって、係
合突起６を第５図（ｂ）に示すように係合孔４の大孔4a
から小孔4bに圧入させるように移動させて係合突起６の
太径部6aを小孔4bに係合させることによっておこなうこ
とができる。このとき、係合突起６は円錐台形状に形成
してあるために、係合孔４の小孔4aに係合突起６を圧入
させるに従って係合突起６のテーパに沿ってジョイナー
５は補強枠２側に引き寄せられることになり、補強枠２
とジョイナー５とを密着させることができる。またこの
ようにジョイナー５を下方へ移動させる際に、第４図
（ｂ）のようにジョイナー５の上端に設けた係止片７が
補強枠２の上端の裏面側に係止されることになり、この
係止片７による係止でジョイナー５と補強枠２を密着さ
せることができ、ジョイナー５の上端と補強枠２の上端
との間に隙間が生じることを防止することができる。 上記のようにジョイナー５の各片5a,5aにそれぞれパ
ネル３の補強枠２を接続することによって、第１図に示
すように一対のパネル3,3をＬ字型に接続することがで
き、ユニットバスルームのコーナー部の壁面を構成させ
ることができる。そして上記のようにジョイナー５の上
端とパネル３の補強枠２の上端との間に隙間が生じるこ
とを防ぐことができるために、隣合うパネル3,3の上部
間に開きが生じることなく密接させて接続することがで
きる。
上述のように本考案にあっては、ジョイナーの上端に
下方へ突出する係止片を設け、ジョイナーの係止片を補
強枠の上端の裏側に係止するようにしてあるので、係止
片による係止によってジョイナーの上端とパネルの補強
枠の上端とを密着させることができ、ジョイナーと補強
枠の上端間に隙間が生じることを防止することができる
ものである。
下方へ突出する係止片を設け、ジョイナーの係止片を補
強枠の上端の裏側に係止するようにしてあるので、係止
片による係止によってジョイナーの上端とパネルの補強
枠の上端とを密着させることができ、ジョイナーと補強
枠の上端間に隙間が生じることを防止することができる
ものである。
第１図は本考案の一実施例の一部の斜視図、第２図
（ａ）（ｂ）は同上に用いるジョイナーの正面図と平面
図、第３図は同上に用いるパネルの一部の斜視図、第４
図（ａ）（ｂ）は同上のジョイナーとパネルとの接続を
示す一部の斜視図、第５図（ａ）（ｂ）は同上の係合孔
と係合突起との係合を示す一部の概略図、第６図は従来
例の一部の斜視図、第７図（ａ）（ｂ）は同上に用いる
ジョイナーの正面図と平面図である。 １は面板、２は補強枠、３はパネル、４は係合孔、５は
ジョイナー、６は係合突起、７は係止片である。
（ａ）（ｂ）は同上に用いるジョイナーの正面図と平面
図、第３図は同上に用いるパネルの一部の斜視図、第４
図（ａ）（ｂ）は同上のジョイナーとパネルとの接続を
示す一部の斜視図、第５図（ａ）（ｂ）は同上の係合孔
と係合突起との係合を示す一部の概略図、第６図は従来
例の一部の斜視図、第７図（ａ）（ｂ）は同上に用いる
ジョイナーの正面図と平面図である。 １は面板、２は補強枠、３はパネル、４は係合孔、５は
ジョイナー、６は係合突起、７は係止片である。
Claims (1)
- 【請求項１】面板の背面の側端に上下に長い補強枠を取
着してパネルを形成すると共に補強枠の上下複数箇所に
係合孔を穿設し、上下に長く形成されるジョイナーの外
面に上下複数箇所において係合突起を突設すると共にジ
ョイナーの上端に下方へ突出する係止片を設け、補強枠
に沿ってジョイナーを配設して補強枠の各係合孔にジョ
イナーの係合突起を挿入係合し、ジョイナーの係止片を
補強枠の上端の裏側に係止して成るジョイナーへのパネ
ルの接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14506689U JP2507339Y2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | ジョイナ―へのパネルの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14506689U JP2507339Y2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | ジョイナ―へのパネルの接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0382719U JPH0382719U (ja) | 1991-08-22 |
| JP2507339Y2 true JP2507339Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31691724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14506689U Expired - Lifetime JP2507339Y2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | ジョイナ―へのパネルの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507339Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101964441B1 (ko) * | 2012-07-09 | 2019-04-01 | 서울반도체 주식회사 | 발광 다이오드 조명 장치 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP14506689U patent/JP2507339Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0382719U (ja) | 1991-08-22 |
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