JPH0724510Y2 - サイディングボード - Google Patents
サイディングボードInfo
- Publication number
- JPH0724510Y2 JPH0724510Y2 JP3646689U JP3646689U JPH0724510Y2 JP H0724510 Y2 JPH0724510 Y2 JP H0724510Y2 JP 3646689 U JP3646689 U JP 3646689U JP 3646689 U JP3646689 U JP 3646689U JP H0724510 Y2 JPH0724510 Y2 JP H0724510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- siding board
- protruding
- connecting portion
- back surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築、構築物の内・外装の壁体等を形成する
のに有用なサイディングボードに関する。
のに有用なサイディングボードに関する。
この種のサイディングボードとしては、例えば実公昭63
-28778号公報に示すものが知られている。
-28778号公報に示すものが知られている。
このサイディングボードは第5図に示すように、化粧部
1の両端縁に、差込片2を備えた雄型連結部3及び突出
片4と係合溝5を備えた雌型連結部6を一体形成した表
面材7と、その表面材7の凹陥部に充填した断熱材8
と、その断熱材8の裏面を被覆する防水シート9より成
り、その防水シート9を雌型連結部6の突出片4より突
出させたものである。
1の両端縁に、差込片2を備えた雄型連結部3及び突出
片4と係合溝5を備えた雌型連結部6を一体形成した表
面材7と、その表面材7の凹陥部に充填した断熱材8
と、その断熱材8の裏面を被覆する防水シート9より成
り、その防水シート9を雌型連結部6の突出片4より突
出させたものである。
かかるサイディングボードを壁下地10に連続して取付け
るには、第6図のように一方のサイディングボードの突
出片4を釘11で壁下地10に固着して取付け、そのサイデ
ィングボードの雌型連結部6の係合溝5に他方のサイデ
ィングボードの差込片2を係合して差込片2を突出片4
に重ね合わせると同時に防水シート9相互を重ね合せて
いる。
るには、第6図のように一方のサイディングボードの突
出片4を釘11で壁下地10に固着して取付け、そのサイデ
ィングボードの雌型連結部6の係合溝5に他方のサイデ
ィングボードの差込片2を係合して差込片2を突出片4
に重ね合わせると同時に防水シート9相互を重ね合せて
いる。
このようにして隣接するサイディングボードを連結して
いるので、他方のサイディングボードの防水シート9は
壁下地10と一方のサイディングボードの防水シート9、
突出片4に押しつけられ、防水シート9は階段状に変形
するから、防水シート9は、紙、金属箔やそれらのラミ
ネート物等の弾性変形し易いものとする必要があり、そ
の防水シート9の剛性が弱くサイディングボードの強度
メンバーとなり得ないので、サイディングボード自体の
強度は表面材7により主として保持され、十分なる強度
を得られないばかりか、サイディングボードの強度を保
持するために表面材7を厚肉とせざるを得ないので、コ
ストが高く、しかも複雑形状に折曲する作業が困難とな
る。
いるので、他方のサイディングボードの防水シート9は
壁下地10と一方のサイディングボードの防水シート9、
突出片4に押しつけられ、防水シート9は階段状に変形
するから、防水シート9は、紙、金属箔やそれらのラミ
ネート物等の弾性変形し易いものとする必要があり、そ
の防水シート9の剛性が弱くサイディングボードの強度
メンバーとなり得ないので、サイディングボード自体の
強度は表面材7により主として保持され、十分なる強度
を得られないばかりか、サイディングボードの強度を保
持するために表面材7を厚肉とせざるを得ないので、コ
ストが高く、しかも複雑形状に折曲する作業が困難とな
る。
また、隣接するサイディングボードの連結部において、
突出片4、防水シート9、差込片2、防水シート9相互
が密着しているから、それらの密着部間より雨水が毛細
管現象で壁下地10側に浸入し易くなる。
突出片4、防水シート9、差込片2、防水シート9相互
が密着しているから、それらの密着部間より雨水が毛細
管現象で壁下地10側に浸入し易くなる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたサ
イディングボードを提供することを目的とする。
イディングボードを提供することを目的とする。
表面材と断熱材の裏面に裏面材を、その両端縁が表面材
の雄型連結部、雌型連結部より突出させて取付け、隣接
する一対のサイディングボードの裏面材の突出端縁相互
が重ね合うようにしたサイディングボードであり、 これにより、裏面材があまり弾性変形しないから剛性大
の鋼板により裏面材を作製でき、裏面材がサイディング
ボードの強度メンバーとなると共に、裏面材の重ね合せ
部と連結部との間に空間を形成して雨水が裏面材の重ね
合せ部に伝わることを防止できる。
の雄型連結部、雌型連結部より突出させて取付け、隣接
する一対のサイディングボードの裏面材の突出端縁相互
が重ね合うようにしたサイディングボードであり、 これにより、裏面材があまり弾性変形しないから剛性大
の鋼板により裏面材を作製でき、裏面材がサイディング
ボードの強度メンバーとなると共に、裏面材の重ね合せ
部と連結部との間に空間を形成して雨水が裏面材の重ね
合せ部に伝わることを防止できる。
サイディングボードAは第2図のように、表面板20と裏
面板21と断熱材22より三層形状となり、表面板20は化粧
部23の両端縁に雄型連結部24と雌型連結部25を一体形成
した凹陥部26を有する略長コ字状となり、その雄型連結
部24は、化粧部23の一端縁と連続した端片27、その端片
27と連続した差込片28、その差込片28と連続した裏面材
21側に向けてクランク形に折曲した折返片29より成り、
前記雌形連結部25は、化粧部23の他端縁と連続した端片
30、その端片30と連続した係合溝31、その係合溝31と連
続し端片30より突出した突出片32より成り、その突出片
32は略コ字状に折曲している。
面板21と断熱材22より三層形状となり、表面板20は化粧
部23の両端縁に雄型連結部24と雌型連結部25を一体形成
した凹陥部26を有する略長コ字状となり、その雄型連結
部24は、化粧部23の一端縁と連続した端片27、その端片
27と連続した差込片28、その差込片28と連続した裏面材
21側に向けてクランク形に折曲した折返片29より成り、
前記雌形連結部25は、化粧部23の他端縁と連続した端片
30、その端片30と連続した係合溝31、その係合溝31と連
続し端片30より突出した突出片32より成り、その突出片
32は略コ字状に折曲している。
前記裏面材21は鋼薄板より成っていると共に、折返片29
の端部片29aと突出片32の端部片32aとに亘って接着等に
よって取付けられ、裏面材21の両端縁は折返片29及び突
出片32より若干突出している。
の端部片29aと突出片32の端部片32aとに亘って接着等に
よって取付けられ、裏面材21の両端縁は折返片29及び突
出片32より若干突出している。
前記差込片28の突出長さl1は突出片32の突出長さl2より
も長くなっている。
も長くなっている。
そして、壁下地40に取付けられた隣接する一対のサイデ
ィングボードA、Aは第1図のように連結される。
ィングボードA、Aは第1図のように連結される。
一方のサイディングボードAの雌型連結部25の突出片32
を釘41で壁下地40に取付け、他方のサイディングボード
Aの雄型連結部24の差込片28を係合溝31に嵌め合せ係合
してシール材42でシールし、一方のサイディングボード
Aの裏面材21における他端突出縁21aに他方のサイディ
ングボードAの裏面材21における一端突出縁21bを重ね
合せると共に、雌型連結部25の突出片32における突出端
部32bと雄型連結部24の折返片29との間に空間43を形成
する。
を釘41で壁下地40に取付け、他方のサイディングボード
Aの雄型連結部24の差込片28を係合溝31に嵌め合せ係合
してシール材42でシールし、一方のサイディングボード
Aの裏面材21における他端突出縁21aに他方のサイディ
ングボードAの裏面材21における一端突出縁21bを重ね
合せると共に、雌型連結部25の突出片32における突出端
部32bと雄型連結部24の折返片29との間に空間43を形成
する。
第3図、第4図に示すように、雄型連結部24の端片27と
差込片28との間に係合溝33を形成し、雌型連結部25の化
粧部23寄りに差込片34を形成し、この差込片34と係合溝
33を嵌め合せてシール材42でシールするようにしても良
い。
差込片28との間に係合溝33を形成し、雌型連結部25の化
粧部23寄りに差込片34を形成し、この差込片34と係合溝
33を嵌め合せてシール材42でシールするようにしても良
い。
隣接する一方のサイディングボードの雌型連結部25の係
合溝31に、他方のサイディングボードの雄型連結部24の
差込片28を嵌め合せて連結することで、隣接する一対の
サイディングボードの裏面材21,21の突出端縁を相互に
重ね合せ、折返片29と突出片32との間に空間43を形成で
きる。
合溝31に、他方のサイディングボードの雄型連結部24の
差込片28を嵌め合せて連結することで、隣接する一対の
サイディングボードの裏面材21,21の突出端縁を相互に
重ね合せ、折返片29と突出片32との間に空間43を形成で
きる。
したがって、裏面材21の突出端縁相互が重ね合うだけで
あるから、あまり弾性変位することがなく、剛性大とな
る鋼板で裏面材21を形成でき、裏面材21がサイディング
ボードの強度メンバーとなるためにサイディングボード
の強度を大とできるばかりか、表面材20を薄肉とするこ
とが可能でコスト安で、複雑形状に折り曲げる作業が容
易となり、さらに、雄型連結部24の差込片28と雌型連結
部25の係合溝31の係合部と、前記裏面材21の相互の重ね
合せ部との間に空間43があるので、その係合部より浸入
した雨水は空間43に沿って流れて裏面材相互の重ね合せ
部に伝わることがなく、雨水がサイディングボード取付
部、例えば壁下地に伝わることを防止できる。
あるから、あまり弾性変位することがなく、剛性大とな
る鋼板で裏面材21を形成でき、裏面材21がサイディング
ボードの強度メンバーとなるためにサイディングボード
の強度を大とできるばかりか、表面材20を薄肉とするこ
とが可能でコスト安で、複雑形状に折り曲げる作業が容
易となり、さらに、雄型連結部24の差込片28と雌型連結
部25の係合溝31の係合部と、前記裏面材21の相互の重ね
合せ部との間に空間43があるので、その係合部より浸入
した雨水は空間43に沿って流れて裏面材相互の重ね合せ
部に伝わることがなく、雨水がサイディングボード取付
部、例えば壁下地に伝わることを防止できる。
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1図はサイ
ディングボード連結状態の断面図、第2図はサイディン
グボードの斜視図、第3図、第4図は変形例の連結状態
断面図、第5図は従来例の斜視図、第6図はその連結状
態断面図である。 20は表面材、21は裏面材、22は断熱材、23は化粧部、24
は雄型連結部、25は雌型連結部、28は差込片、29は折返
片、31は係合溝、32は突出片、43は空間。
ディングボード連結状態の断面図、第2図はサイディン
グボードの斜視図、第3図、第4図は変形例の連結状態
断面図、第5図は従来例の斜視図、第6図はその連結状
態断面図である。 20は表面材、21は裏面材、22は断熱材、23は化粧部、24
は雄型連結部、25は雌型連結部、28は差込片、29は折返
片、31は係合溝、32は突出片、43は空間。
Claims (1)
- 【請求項1】化粧部23の一端縁に、差込片28と、その差
込片28と連続し裏面材21に向けて折曲した折返片29を備
えた雄型連結部24を有し、前記化粧部23の他端縁に、係
合溝31と、その係合溝31と連続した突出片32を備えた雌
型連結部25を有する表面材20、 前記表面材20の裏面側に設けられた断熱材22、 前記断熱材22の裏面と前記表面材20の折返片29、突出片
32とに亘って取付けられ、両端縁が折返片29及び突出片
32より突出した裏面材21、 より成るサイディングボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3646689U JPH0724510Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | サイディングボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3646689U JPH0724510Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | サイディングボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128734U JPH02128734U (ja) | 1990-10-24 |
JPH0724510Y2 true JPH0724510Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31542717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3646689U Expired - Lifetime JPH0724510Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | サイディングボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724510Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3646689U patent/JPH0724510Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128734U (ja) | 1990-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0724510Y2 (ja) | サイディングボード | |
JPS6053949U (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPS6053946U (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPS631726Y2 (ja) | ||
JPS5829682Y2 (ja) | 建築用板 | |
JPS5929065Y2 (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPH07279396A (ja) | 乾式壁材の端部材 | |
JPS61194044U (ja) | ||
JPS585794Y2 (ja) | 建築板の連結部の構造 | |
JPS62103933U (ja) | ||
JPS61176331U (ja) | ||
JPS58517Y2 (ja) | 化粧パネル | |
JPH0634511Y2 (ja) | 建築物の腰張構造 | |
JPS61187837U (ja) | ||
JPS6412850U (ja) | ||
JPS6099645U (ja) | 建築用パネル | |
JPS6053947U (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPS6178941U (ja) | ||
JPS58114342U (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPS5947042U (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPS62625U (ja) | ||
JPS622733U (ja) | ||
JPS61179240U (ja) | ||
JPS60184923U (ja) | サイデイングボ−ド | |
JPS61203936U (ja) |