JPH0810122Y2 - 壁の構造 - Google Patents

壁の構造

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JPH0810122Y2
JPH0810122Y2 JP1989094413U JP9441389U JPH0810122Y2 JP H0810122 Y2 JPH0810122 Y2 JP H0810122Y2 JP 1989094413 U JP1989094413 U JP 1989094413U JP 9441389 U JP9441389 U JP 9441389U JP H0810122 Y2 JPH0810122 Y2 JP H0810122Y2
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JP
Japan
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storage box
wall panel
wall
lid
piece
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JP1989094413U
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JPH0335131U (ja
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正博 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、壁パネルを壁下地から前方に浮かせた状態
で取り付けるための壁の構造に関する。
[従来の技術] 従来、第4図に示すように、壁パネル7′を壁下地6
に取り付けるには、壁パネル7′を直接壁下地6に当接
した状態で釘25打ち等により取り付けていた。そして、
このようにして取り付けた壁パネル7′の隣りに同様に
して他の壁パネル7′を取り付けていた。ここで、壁パ
ネル7′間に目地溝を形成する場合には目視により目地
巾を決めて施工していた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記の従来例にあっては、壁の一部を壁下
地6内に埋め込む収納ボックス11により構成し、該収納
ボックス11の前部を壁下地6より前方に突出するように
構成した場合、壁パネル7′の前面よりも収納ボックス
11の扉19が前方に突出してしまい、壁パネル7′の前面
と扉19の前面とが面一にできず段差が生じて収まりが悪
くなるという問題があった。また、壁パネル7′を釘25
打ち等により直接取り付けるので釘25が露出したりして
見苦しかった。更にまた、目視により目地巾を決めてい
たので目地巾が一定せず見苦しかった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは壁パネルを壁下地
から前方に浮かせて取り付けることができ、しかも、壁
パネルを係合という簡単な手段により取り付けるととも
に壁パネルの取り付けと同時に壁パネルと収納ボックス
の蓋との目地巾が一定にでき、また、壁の一部を収納部
とし、この収納部の蓋を壁パネルと同じものを使用して
も段差なく蓋を壁パネルと面一に納めることができて、
蓋が壁の一部を構成しているにもかかわらず、壁として
の外観が悪くならない壁の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、壁下地6の一部
に開口した開口部12に収納ボックス11の前開口縁に設け
た前面縁部13の先端から背方に突出した側片部の先端部
を当てた状態で収納ボックス11を取り付け、該収納ボッ
クス11の側片部14の外面に目地部材16を固着し、目地部
材16先端部を収納ボックス11の前面縁部13よりもやや前
方に突出させると共に目地部材16先端部よりやや後方に
引き込んだ位置から収納ボックス11の前面縁部13と反対
側に向けて受け片17を突設し、該受け片17に壁パネル7
の端部背面の被係止部8を係止し、収納ボックス11の開
口部を開閉自在とする蓋19を閉塞状態で蓋19が前面縁部
13の前方に位置して該蓋19の前面と壁パネル7の前面と
が同一面となるようにした。
しかして、本考案にあっては、壁下地6の一部に開口
した開口部12に収納ボックス11の前開口縁に設けた前面
縁部13の先端から背方に突出した側片部の先端部を当て
た状態でボックス11を取り付け、該収納ボックス11の側
片部14の外面に目地部材16を固着し、目地部材16先端部
を収納ボックス11の前面縁部13よりもやや前方に突出さ
せると共に目地部材16先端部よりやや後方に引き込んだ
位置から収納ボックス11の前面縁部13と反対側に向けて
受け片17を突設し、該受け片17に壁パネル7の端部背面
の被係止部8を係止し、収納ボックス11の開口部を開閉
自在とする蓋19を閉塞状態で蓋19が前面縁部13の前方に
位置して該蓋19の前面と壁パネル7の前面とが同一面と
なるようにすることで、壁の一部に露出する収納ボック
ス11の蓋19を壁パネル7と同じものとしても、壁パネル
7の表面と蓋19の表面とに段差が生じることがなく、ま
た、壁パネル7の側端部と蓋19の側端部との間に壁パネ
ル7間に形成される目地と同じ目地が形成され、蓋19部
分もあたかも壁パネル7を並べて施工したような外観に
できるようになった。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
壁パネル取付け金具5は第3図(a)に示すような形
状をしていて、第3図(b)に示すように長尺となって
いる。この壁パネル取付け金具5は、固定片部1より前
方に突出した突片部2の先端部を目地片部3とし、突片
部2の先端よりやや後方に引き込んだ位置から両側方に
向けて係止部4を突出して構成してある。
一方、壁パネル7は人造大理石等により形成してあ
る。この壁パネル7は外周端縁から外周側片7aを背方に
連出してあり、壁パネル7の背面の外周端縁近くにリブ
7bが設けてあり、このリブ7bにZ字状をした被係止金具
20の一端部を固着具9により固着してあり、この被係止
金具20の他端部の被係止部8が外周側片7aの先端の背方
に小間隙を介して位置している。
しかして、壁パネル7を取り付けるに当たっては、壁
パネル取付け金具5を第1図に示すように壁下地6に固
定片部1を当てた状態で固着具10により固着し、隣り合
う壁パネル7の端部背面の被係止部8をそれぞれ両側の
係止部4に係止するとともに隣り合う壁パネル7の側端
面をそれぞれ目地片部3の両側面に当接するものであ
る。
ところで、第1図の右側に図示するように壁の一部と
して収納ボックス11を固着する場合、壁下地6に開口部
12を設け、この開口部12に収納ボックス11をはめ込み、
収納ボックス11の前開口縁に外方に設けた前面縁部13の
先端から背方に突出した側片部14の先端を壁下地6の表
面を構成する面板6aに当て、この状態で収納ボックス11
を壁下地6の構造材である間柱6bや桟材に固着具15によ
り固着して取り付けるのであるが、この収納ボックス11
の側片部14の外面に長尺の目地部材16を固着し、この目
地部材16の受け片17が前述の壁パネル取付け金具5の係
止部4と同じ役目をして壁パネル7の被係止部8を係止
するものであり、この場合同時に目地部材16の目地片18
に壁パネル7の側端面が当接して壁パネル7と収納ボッ
クス11との目地巾を一定に確保するようになっている。
ところで、収納ボックス11は前開口に蓋19を蝶番21に
より開閉自在に取り付けてある。ここで、蓋19は壁パネ
ル7と同じものが使用してある。そして、この扉19は前
面縁部13の前に位置するので壁下地6からの前方への突
出長さが長い位置に配置されるが、本考案にあっては、
壁パネル取付け金具5により壁パネル7を前方に浮かし
た状態で取り付けるので壁パネル7の表面と扉19の表面
とが面一とすることができて、あたかも壁パネル7を並
べて施工したような外観とすることができるものであ
る。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように壁下地の一部に開口
した開口部に収納ボックスの前開口縁に設けた前面縁部
の先端から背方に突出した側片部の先端部を当てた状態
で収納ボックスを取り付け、該収納ボックスの側片部の
外面に目地部材を固着し、目地部材先端部を収納ボック
スの前面縁部よりもやや前方に突出させると共に目地部
材先端部よりやや後方に引き込んだ位置から収納ボック
スの前面縁部と反対側に向けて受け片を突設し、該受け
片に壁パネルの端部背面の被係止部を係止し、収納ボッ
クスの開口部を開閉自在とする蓋を閉塞状態で蓋が前面
縁部の前方に位置して該蓋の前面と壁パネルの前面とが
同一面となるようにしてあるので、受け片に被係止部を
係止するのみで収納ボックス部分に隣接する壁パネルを
簡単に取り付けることができると共に壁パネルを収納ボ
ックスの蓋の側部に一定の目地幅で連結できるものであ
り、簡単且つ確実に壁パネルと収納ボックスの蓋の側部
との間の目地を正確な目地幅となるように取り付けるこ
とができるものである。しかも、この場合、壁下地の一
部に開口した開口部に収納ボックスの前開口縁に設けた
前面縁部の先端から背方に突出した側片部の先端部を当
てた状態で収納ボックスを取り付け、該収納ボックスの
側片部の外面に目地部材を固着し、目地部材先端部を収
納ボックスの前面縁部よりもやや前方に突出させると共
に目地部材先端部よりやや後方に引き込んだ位置から収
納ボックスの前面縁部と反対側に向けて受け片を突設
し、該受け片に壁パネルの端部背面の被係止部を係止
し、収納ボックスの開口部を開閉自在とする蓋を閉塞状
態で蓋が前面縁部の前方に位置して該蓋の前面と壁パネ
ルの前面とが同一面となるようにしてあるので、壁の一
部に露出する収納ボックスの蓋を壁パネルと同じものと
しても、壁パネルの表面とと蓋の表面とに段差が生じる
ことがなく、また、壁パネルの側端部と蓋の側端部との
間に目地が形成され、蓋部分もあたかも壁パネルを並べ
て施工したような外観にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図(a)
(b)(c)は同上の壁パネルの接続を示し且つ一部壁
パネルを取り付ける前の状態を示す正面図、縦断面図及
び側断面図、第3図(a)(b)は同上に用いる壁パネ
ル取付け金具の側面図及び正面図、第4図は従来例の断
面図であって、1は固定片部、2は突片部、3は目地片
部、4は係止部、5は壁パネル取付け金具、6は壁下
地、7は壁パネル、8は被係止部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁下地の一部に開口した開口部に収納ボッ
    クスの前開口縁に設けた前面縁部の先端から背方に突出
    した側片部の先端部を当てた状態で収納ボックスを取り
    付け、該収納ボックスの側片部の外面に目地部材を固着
    し、目地部材先端部を収納ボックスの前面縁部よりもや
    や前方に突出させると共に目地部材先端部よりやや後方
    に引き込んだ位置から収納ボックスの前面縁部と反対側
    に向けて受け片を突設し、該受け片に壁パネルの端部背
    面の被係止部を係止し、収納ボックスの開口部を開閉自
    在とする蓋を閉塞状態で蓋が前面縁部の前方に位置して
    該蓋の前面と壁パネルの前面とが同一面となるようにし
    た壁の構造。
JP1989094413U 1989-08-12 1989-08-12 壁の構造 Expired - Lifetime JPH0810122Y2 (ja)

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JP1989094413U JPH0810122Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 壁の構造

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JPH0335131U JPH0335131U (ja) 1991-04-05
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