JP2536328Y2 - 収納ボックス - Google Patents

収納ボックス

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JP2536328Y2
JP2536328Y2 JP1989094414U JP9441489U JP2536328Y2 JP 2536328 Y2 JP2536328 Y2 JP 2536328Y2 JP 1989094414 U JP1989094414 U JP 1989094414U JP 9441489 U JP9441489 U JP 9441489U JP 2536328 Y2 JP2536328 Y2 JP 2536328Y2
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JP
Japan
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piece
wall
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storage box
front edge
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JPH0335109U (ja
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正博 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、壁の一部として取り付けられる収納ボック
スに関する。
[従来の技術] 壁の一部に埋め込まれて壁の一部を構成する収納ボッ
クスA′として、第5図に示すようにボックス体1の前
開口縁に外側方に向けて前面縁部2を突出し、さらに前
面縁部2の先端を背方に突出して側部片3を設け、側部
片3の先端から更に固定片20を突設した収納ボックス
A′がある。このものは側部片3の先端を壁下地9に当
てた状態でボックス体1を固着具16により固着してい
た。そして、壁表面仕上げ材5としてタイル18を用いて
仕上げてあり、この場合、壁下地9にモルタル17を塗布
し、このモルタル17の表面にタイル18を取着していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあっては、表面仕上げ材5
であるタイル18の壁下地9からの出位置が正確に出せ
ず、また、収納ボックスA′と端部に位置するタイル18
との目地間隔が正確に出せないという問題があった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは収納ボックスとの
関係で表面仕上げ材の壁下地からの出位置が正確に出
せ、また収納ボックスとの目地間隔が正確に出せる収納
ボックスを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、前方が開口する
ボックス体1の前端開口縁を外側方に連出して前面縁部
2を形成し、前面縁部2の先端を背方に突出して側部片
3を設け、側部片3の外面に目地部材4を固着し、この
目地部材4の先端部を壁表面仕上げ材5の側端面が当た
る目地片6とするとともに目地片6に対して直角に前面
縁部2と反対方向に突出して壁表面仕上げ材5の背面端
部を受けるための受け片7を設けた。
[作用] しかして、本考案にあっては、側部片3の外面に固着
した目地部材4の受け片7に壁表面仕上げ材5の背面端
部を当てた状態で壁表面仕上げ材5を取り付けることで
収納ボックスAとの関係において壁下地9からの壁表面
仕上げ材5の出位置を簡単に出すことができ、また、目
地部材4の先端部の目地片6に壁表面仕上げ材5の側端
面を当てることで壁表面収納材5と収納ボックスAとの
間の目地を正確に出すことができるようになった。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
収納ボックスAは合成樹脂、人造大理石、繊維入り合
成樹脂等の成形品により形成してあり、前方が開口する
ボックス体1の前端開口縁を外側方に連出して前面縁部
2を形成し、前面縁部2の先端を背方に突出して側部片
3を設け、ボックス体4の側面部の前部と前面縁部2と
側部片3とで囲まれた部分を背方に開口させて凹部8を
形成してある。そして、収納ボックスAの凹部8に木材
等の補強部材14を固着してある。この補強部材14の後端
面は側部片3の後端と面一となっている。ボックス体1
の側面部の外面には合板のような補強板10が固着してあ
る。ボックス体1の前面開口には扉11が蝶番12により開
閉自在に取り付けてある。ボックス体1の側部片3の外
面には目地部材4を固着してある。この目地部材4は長
尺であって側部片3の長手方向に沿って設けてあり、目
地部材4の先端部は前面縁部2よりも少し前方に突出し
ており、この目地部材4の前面縁部2よりも前方に突出
した部分が壁表面仕上げ材5の側端面が当たる目地片6
となっており、また、目地部材4には目地片6に対して
直角に前面縁部2と反対方向に突出する壁表面仕上げ材
5の背面端部を受けるための受け片7が設けてある。
上記のような構成の収納ボックスAは壁下地9に形成
した開口部13にはめ込んで取り付けることで収納ボック
スAで壁の一部を構成するものである。壁下地9は添付
図面の実施例では間柱9aや柱や桟材等の前面に合板等の
面板9bを取着して構成してある。そして、施工に当たっ
ては、例えば、第1図に示すように収納ボックスAの補
強部材14にモルタル用固定金具15の一端部をビスや釘の
ような固着具16により固着し、モルタル用固定金具15の
他端部を壁下地9にビスや釘のような固着具16により固
着し、更に、収納ボックスAの側面部をビスや釘等の固
着具16により壁下地9を構成する間柱9a等に固着するも
のである。そして、壁下地9を構成する面板9bの前面に
モルタル17を塗布し、モルタル17の前面にタイル18を取
着するものである。この場合、モルタル用固定金具15と
しては長尺のものを用いて側部片3の後端と壁下地9と
の間からボックス体1側にモルタル17が施工時に流出し
ないようにしてあり、また、モルタル用固定金具15によ
り壁下地9に固定することで、前面縁部2及び側部片3
が前方に浮き上がるようなことがなくて、モルタル17と
の密着が長期にわたり確保されてモルタル17にクラック
等が発生しないようにできる。ここで、壁表面仕上げ材
5であるタイル18の施工に当たっては、側部片3の外面
に固着した目地部材4の受け片7に壁表面仕上げ材5の
背面端部を当てた状態で壁表面仕上げ材5であるタイル
18をモルタル17に取着するものであり、またこの時同時
に目地部材4の先端部の目地片6の側面に壁表面仕上げ
材5の側端面を当てて壁表面仕上げ材5であるタイル18
と収納ボックスAとの間の目地を正確に出すものであ
る。
第2図には他の施工例が示してあり、この施工例にあ
っては、壁表面仕上げ材5を壁パネル19により形成した
乾式仕上げした例である。この実施例においては、収納
ボックスAを壁下地9に形成した開口部13にはめ込むと
ともに側部片3の端部を壁下地9を構成する面板9bに当
てた状態でボックス体1を固着具16により固着する。一
方、壁パネル19の背面の端縁部には係止片21が設けてあ
る。そして、この壁パネル19の背面端部を受け片7に当
てて支持するとともに受け片7の背部に係止片21を係止
して壁パネル19を取り付けるものである。この時同時に
壁パネル19の側端面を目地片6の側面に当てて壁表面仕
上げ材5である壁パネル19と収納ボックスAとの間の目
地を正確に出すようになっている。ところで、ここで収
納ボックスAの扉11は壁パネル19と同じものが使用して
あり、壁パネル19を取り付けた場合、壁パネル19の表面
と扉11の表面とが面一となるようになっていて、あたか
も壁パネル19を並べて施工したような外観とすることが
できる。第2図において、壁下地9には壁パネル支持金
具22が取り付けてあり、この壁パネル支持金具22により
壁パネル19同士を壁下地9から前方に浮かした状態で取
り付けてある。ここで、壁パネル支持金具22は壁下地9
に固着具16により固着される固定片部23から突片部24を
突設し、この突片部24の先端部を目地片部25として目地
片部25の基部の両側にそれぞれ側方に向けて支持片部26
を突出して構成してあり、支持片部26の前面に壁パネル
19の背面端部を当てるとともに係止片21を支持片部26の
背部に係止して壁パネル19同士を連結して取り付け、同
時に壁パネル19の側端面を目地片部25に当てて壁パネル
19同士の目地巾を一定に確保するものである。
第3図には本考案の他の実施例が示してあり、この実
施例では側部片3の先端から外側方に向けて固定片20を
一体に突設し、この固定片20を壁下地9に固定した実施
例が示してある。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように前方が開口するボッ
クス体の前端開口縁を外側方に連出して前面縁部を形成
し、前面縁部の先端を背方に突出して側部片を設け、側
部片の外面に目地部材を固着し、この目地部材の先端部
を壁表面仕上げ材の側端面が当たる目地片とするととも
に目地片に対して直角に前面縁部と反対方向に突出して
壁表面仕上げ材の背面端部を受けるための受け片を設け
たので、受け片に壁表面仕上げ材の背面端部を当てると
ともに壁表面仕上げ材の側端面を目地片に当てて取り付
けるだけで収納ボックスとの関係において壁下地からの
壁表面仕上げ材の出位置及び壁表面収納材と収納ボック
スとの間の目地を簡単且つ正確に出すことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一施工例の断面図、第2図は同上の他
の施工例の断面図、第3図は更に他の施工例の断面図、
第4図(a)(b)は同上に用いる目地部材の側面図及
び正面図、第5図は従来例の断面図であって、1はボッ
クス体、2は前面縁部、3は側部片、4は目地部材、5
は壁表面仕上げ材、6は目地片、7は受け片である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方が開口するボックス体の前端開口縁を
    外側方に連出して前面縁部を形成し、前面縁部の先端を
    背方に突出して側部片を設け、側部片の外面に目地部材
    を固着し、この目地部材の先端部を壁表面仕上げ材の側
    端面が当たる目地片とするとともに目地片に対して直角
    に前面縁部と反対方向に突出して壁表面仕上げ材の背面
    端部を受けるための受け片を設けて成る収納ボックス。
JP1989094414U 1989-08-12 1989-08-12 収納ボックス Expired - Lifetime JP2536328Y2 (ja)

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JP1989094414U JP2536328Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 収納ボックス

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JP1989094414U JP2536328Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 収納ボックス

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JPH0335109U JPH0335109U (ja) 1991-04-05
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