JPH0724393U - クレーンゲーム機 - Google Patents

クレーンゲーム機

Info

Publication number
JPH0724393U
JPH0724393U JP6037593U JP6037593U JPH0724393U JP H0724393 U JPH0724393 U JP H0724393U JP 6037593 U JP6037593 U JP 6037593U JP 6037593 U JP6037593 U JP 6037593U JP H0724393 U JPH0724393 U JP H0724393U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
boom
crane
tilting
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6037593U
Other languages
English (en)
Inventor
清 川嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Precision Co Ltd filed Critical Mitsubishi Precision Co Ltd
Priority to JP6037593U priority Critical patent/JPH0724393U/ja
Publication of JPH0724393U publication Critical patent/JPH0724393U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレーン本体の移動範囲を広げ、移動操作を
3段階にする。 【構成】 ブームの先端は旋回手段により垂直線を中心
に回転移動し、伸展手段によりブームの長さ方向に移動
することができ、傾倒手段により垂直面内を回転移動す
ることができ、クレーン本体の移動範囲を拡張すること
により、ケースの面直前に置かれた吊り上げ対象物にも
クレーン本体を移動可能となる。アームの折曲げ手段と
したときは、傾倒する面内をアームがさらに折曲げ可能
としてその範囲でアームが伸展するように作用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、遊戯装置のクレーンゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のクレーンゲーム機は案内レール上をクレーン本体が水平に移動する構造 の装置であった。
【0003】 従来のクレーンゲーム機を図2(a)の側面図及び図2(b)の平面図に示す 。立方体の透明なケース21の内部上方に1対の平行なX方向レール22が配置 され、このX方向レール22に直角に差渡したY方向レール23が係合し、X方 向レール22に沿って移動可能となっている。Y方向レール23にはクレーン本 体24が垂下し、Y方向レール23の長さ方向に沿って移動できる。遊戯者が装 置前方に備えられたX方向スイッチ25及びY方向スイッチ26を操作すると、 図示しない制御部がそのX方向スイッチ25及びY方向スイッチ26を押してい る間だけY方向レール23及びクレーン本体24を移動させる。クレーン本体2 4を吊り上げ対象物の上方に移動させて操作を終了する。操作が終了すると図示 しない制御部はクレーン本体24を自動的に降下させる。クレーン本体24が吊 り上げ対象物に接触すると自動的にクレーン本体24が吊り上げられスタート位 置に戻り、吊り上げ対象物を投下口27へ落す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のクレーンゲーム機は、以上のように構成されているので、レールの支持 材28を必要とするためクレーン本体24をケース21の面直前には移動できず 、面直前に置かれた吊り上げ対象物を吊り上げられない問題があった。
【0005】 また、X方向レール22上の移動と、Y方向レール23上の移動とによる2方 向への移動操作であるため遊戯者の興味を深めるには不十分であった。
【0006】 この考案は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、ケース面 直前に置かれた吊り上げ対象物までクレーン本体を移動できるとともに、クレー ン本体の移動操作を3段階にすることで遊戯者の興味を深めることができるクレ ーンゲーム機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るクレーンゲーム機は、クレーン本体をブーム先端から吊り下げ 、ブームの旋回手段と伸展手段と傾倒手段とによりクレーン本体の移動操作を3 段階としたものである。
【0008】 上記の構成において、ブームの伸展手段に代えてアームの折曲げ手段としても よい。
【0009】
【作用】
ブームの先端は旋回手段により垂直線を中心に回転移動し、伸展手段によりブ ームの長さ方向に移動することができ、傾倒手段により垂直面内を回転移動する ことができ、クレーン本体の移動範囲を拡張することにより、ケースの面直前に 置かれた吊り上げ対象物にもクレーン本体を移動可能となる。
【0010】 アームの折曲げ手段としたときは、旋回と傾倒は上記と同様であるが、傾倒す る面内をアームがさらに折曲げ可能としてその範囲でアームが伸展するように作 用する。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1(a)は第1の実施例 の正面図、図1(b)は第1の実施例の平面図、図3は各部の連結を説明する構 成図である。図1、図3において、11はクレーン本体、12はクレーン本体1 1に取り付けられたハンド、13は基部131と伸縮部132との2段からなる ブーム、14はクレーン本体11をブーム13の先端から吊り下げるためのワイ ヤケーブル、15はブーム13を水平面に平行な回転軸151を中心に回転して 傾倒させる傾倒台、16は傾倒台15を搭載し垂直軸を中心に回転してブーム1 3を旋回させる旋回台、17はブーム旋回台16の旋回指示をする旋回スイッチ 、18はブーム13の伸展指示をする伸展スイッチ、19は傾倒台15の傾倒指 示をする傾倒スイッチ、110は吊り上げ対象物を投入する投入口、111はゲ ーム機のケース、112はゲーム機の後述する制御部、制御機構等を内部に配置 する基台である。
【0012】 ブーム13の基部131と伸縮部132は筒状に形成され、伸縮部132は基 部131の内部に挿入されて、移動可能となっている。動力伝達部材例えば環状 に形成した細線31(図3)が、伸縮部132の基部131内に位置する方の端 部32に結び付けられ、基部131の開口部内の端部33で折返えされる。さら に、細線31には、基台112内部で図3のプーリ34等で伸展用モータ35か らの回転動力が歯車36を介して供給される。伸展用モータ35は制御部36の 制御により駆動される。プーリ34の回転方向により細線31の回転方向が決ま り、これに結び付けられている伸縮部132は、基部131内を移動し、ブーム 13を伸縮させる。
【0013】 ブーム13の伸縮部132の先端からは、ワイヤケーブル14とともに信号ケ ーブル142が引出され、クレーン本体11に接続される。信号ケーブル142 を介して制御部36から供給される信号は、クレーン本体11のハンド12の開 閉を行わせる。ワイヤケーブル14は伸縮部132の伸縮移動の動作に合わせて 伸縮できるとともに、所定位置においてクレーン本体11が降下できるように、 ワイヤケーブル巻取り用モータ37の動作により巻取りドラム38を巻き取り及 び引出される。
【0014】 ブーム13の基部131は傾倒台15に回転軸151を中心に回転可能に取り 付けられている。回転軸151は図3の環状ベルト39を介して傾倒用モータ3 10からの回転動力を供給されて回転する。傾倒用モータ310は制御部36の 制御により駆動される。この傾倒台15の最大回転角は180度である。
【0015】 ブーム旋回台16は円筒状の台により形成され、上部面に傾倒台15が搭載さ れ、中央部に前記ブーム13、傾倒台15への前記動力伝達部材の通過のための 孔があいていて、図3のように下部周辺に回転動力伝達のための歯車311が形 成され、歯車312とかみ合い旋回用モータ313から動力が供給される。旋回 用モータ313は制御部36の制御により駆動される。このブーム旋回台16の 最大回転角は180度である。
【0016】 初め、制御部36の制御により、図1に示すように、旋回台16はブーム13 をケース111の前面のガラスと平行になるように位置させ、伸縮部132が基 部131に納まり先端部がわずかに出て、傾倒台15はブーム13を垂直線から ほぼ45度に傾けた状態にしてある。
【0017】 遊戯者が吊り上げ対象物の一つを目標として定め、旋回スイッチ17を押して いる間又は旋回限度に達するまで旋回台16が回転しそれに伴ってブーム13が 旋回する。目標に狙いを定めて旋回スイッチ17を離すか、旋回限度に達すれば 旋回が止まり旋回台16は停止する。
【0018】 次に、伸展スイッチ18を押している間又は伸展限度に達するまでブーム13 の伸縮部131は伸展し、伸展スイッチ18を離すか伸展限度に達するとブーム 13は伸展を停止する。
【0019】 さらに、傾倒スイッチ19を押している間又は傾倒限度に達するまで傾倒台1 5はブーム13を傾倒し、傾倒スイッチ19を離すか傾倒限度に達すると傾倒台 15によるブーム13の傾倒を停止する。
【0020】 傾倒スイッチ19を離して一定時間を経過すると、制御部36はクレーン本体 11に取り付けられたハンド12を自動的に開かせるとともにクレーン本体11 を自動的に降下させる。ハンド12が目標の吊り上げ対象物に達すると、制御部 36はハンド12を自動的に閉じ、ブーム13をスタート時の傾倒位置と伸展位 置と旋回位置に自動的に復帰させ、ハンド12を自動的に開かせ目標吊下物体を 投下口110へ投入させる。
【0021】 なお、制御部36は旋回スイッチ17が離されて一定時間内に再度押されるこ とを検出すると、前回と反対方向の回転をするように制御し、伸展スイッチ18 が離されて一定時間内に再度押されることを検出すると、伸縮部131を引込む ように制御し、あるいは傾倒スイッチ19が離されて一定時間内に再度押される ことを検出すると、傾倒台15を前回と反対方向に回転させるように制御しても よい。
【0022】 図4、図5は本考案の第2の実施例を示す図であり、図1で示したブーム13 を第1の実施例における伸展機能に代えて、折曲げ機能を備えた第1のアーム4 1、第2のアーム42により実現したものであり、他は図1のものと同様であり 同じ符号で示している。第1のアーム41と第2のアーム42は折曲げ軸43で 接続され、第2のアーム42は折曲げ軸43を介して回転可能になっている。第 2のアーム42は例えば繊維あるいは金属線からなる引張り線51により折曲げ 力を加えられる。引張り線51は第2のアーム42の中間部に連結され、折曲げ 軸43の下方を通り、第1のアーム41の内部に引込まれ、傾倒台15の回転軸 151に係止した引張バネ52に連結される。引張バネ52は引張り線51に張 力を与え、第2のアーム42を常に折曲げるような力を与えておく。第2のアー ム42はストッパー531、532により一定以上折曲げられないように制限さ れる。一方、例えば繊維あるいは金属線からなる駆動線54を第2のアーム42 の中間部に連結し、折曲げ軸43、ストッパー531、第2のアーム42の端部 55の上方を通し、傾倒台15を経由して折曲げ用モータ56の駆動力を伝達す る巻取りプーリ57に連結する。折曲げ用モータ56は図3の制御部36の制御 により駆動される。
【0023】 第2のアーム42の先端からは、ワイヤケーブル14とともに信号ケーブル1 42が引出され、クレーン本体11に接続されることは、第1の実施例と同様で ある。このとき、ワイヤケーブル14と信号ケーブル142は、第1のアーム4 1の内部を通り、折曲げ軸43上を通って第2のアーム42から出される。
【0024】 初め、制御部36の制御により、図4(b)のように旋回台16は第1のアー ム41、第2のアーム42をケース111の前面のガラスと平行になるように位 置させ、傾倒台15はクレーン本体11が投入口110の上方に位置するように 第1のアーム41を傾けている。
【0025】 遊戯者が吊り上げ対象物の一つを目標として定め、旋回スイッチ17を押して いる間又は旋回限度に達するまで旋回台16が回転しそれに伴って第1のアーム 41、第2のアーム42が旋回する。目標に狙いを定めて旋回スイッチ17を離 すか、旋回限度に達すれば旋回が止まり旋回台16は停止する。
【0026】 次に、伸展スイッチ18を押している間又は伸展限度に達するまで第2のアー ム42は伸展し、伸展スイッチ18を離すか伸展限度に達すると第2のアーム4 2は伸展を停止する。
【0027】 さらに、傾倒スイッチ19を押している間又は傾倒限度に達するまで傾倒台1 5は第1のアーム41を傾倒させる。このとき、第2のアーム42も第1のアー ム41の傾倒に伴って、伸展の角度を維持したまま傾倒する。傾倒スイッチ19 を離すか傾倒限度に達すると傾倒台15による第1のアーム41の傾倒を停止す る。
【0028】 傾倒スイッチ19を離して一定時間を経過すると、制御部はクレーン本体11 に取り付けられたハンド12を自動的に開かせるとともにクレーン本体11を自 動的に降下させる。ハンド12が目標の吊り上げ対象物に達すると、制御部はハ ンド12を自動的に閉じ、第1のアーム41をスタート時の傾倒位置と旋回位置 及び第2のアーム42を伸展位置に自動的に復帰させ、ハンド12を自動的に開 かせ目標吊下物体を投下口110へ投入させる。
【0029】 上記の例では、ブーム13とアーム41,42の伸展、傾倒及び旋回に関して 、操作者がケース面に当らないように操作するようにしたものであるが、制御部 の制御により、伸展、傾倒及び旋回の限度が互いに他の2つの状態により自ずと 定まり、制御部36による各モータの制御量にしたがって各限度が計算されてい て、限度以上の動作要求があっても制御部36は動作限度にあるモータを動作さ せないようにしてもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、吊り上げ対象エリア全域にクレーン を到達可能となるようにしたので、遊戯者の興味を深めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の正面図、平面図であ
る。
【図2】従来のクレーンゲーム機の側面図、平面図であ
る。
【図3】この考案の第1の実施例の各部の連結を説明す
る構成図である。
【図4】この考案の第2の実施例の側面図、初期時の状
態を示す正面図である。
【図5】この考案の第2の実施例を説明する詳細図であ
る。
【符号の説明】
11……クレーン本体 12……ハンド 13……ブーム 131…基部 132…伸縮部 15……傾倒台 16……ブーム旋回台 17……旋回スイッチ 18……伸展スイッチ 19……傾倒スイッチ 41……第1のアーム 42……第2のアーム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体をブーム先端から吊り下
    げ、ブームの旋回手段と伸展手段と傾倒手段とを備えた
    ことを特徴とするクレーンゲーム機。
  2. 【請求項2】 クレーン本体をアーム先端から吊り下
    げ、アームの旋回手段と折曲げ手段と傾倒手段とを備え
    たことを特徴とするクレーンゲーム機。
JP6037593U 1993-10-15 1993-10-15 クレーンゲーム機 Pending JPH0724393U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6037593U JPH0724393U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 クレーンゲーム機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6037593U JPH0724393U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 クレーンゲーム機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724393U true JPH0724393U (ja) 1995-05-09

Family

ID=13140334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6037593U Pending JPH0724393U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 クレーンゲーム機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724393U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017118993A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社山崎屋 景品つかみ取り装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017118993A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社山崎屋 景品つかみ取り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3996882A (en) Flag storage and display device
US4828124A (en) Extension jib for a boom
CN109250369A (zh) 机械臂、垃圾车和垃圾车的上料方法
JPH0724393U (ja) クレーンゲーム機
JPH04125297A (ja) クレーンのジブ張出し、格納装置
JPH11209065A (ja) クレーンの吊り荷の振れを制御する方法及び装置
JPS5841279B2 (ja) 自動補正装置付金車
JP3985940B2 (ja) クレーンゲーム機
JP2007275149A (ja) 景品取得ゲーム装置
JPS6323116B2 (ja)
JP4062584B2 (ja) クレーンゲーム機
JPS6346460Y2 (ja)
JPH078548Y2 (ja) 車両搭載クレーンのジブ格納装置
JPH0713756Y2 (ja) 景品把み取りゲーム装置
JPH036013Y2 (ja)
JP3550425B2 (ja) 除塵機
JP3607740B2 (ja) 杭打機におけるリーダの旋回アーム
JP3250783B2 (ja) 高所作業装置の可動式工具ケース
JPH0820487A (ja) クレーン作業用回転装置
JPS6348628Y2 (ja)
JP4115808B2 (ja) 高所作業車
JPH0333754Y2 (ja)
JPH08108991A (ja) クレーン装置
JPS59133198A (ja) 高所作業車の吊上装置
JP2000318979A (ja) 補助ジブ付移動式クレーン装置