JPH07242719A - フェノール樹脂の製造法 - Google Patents

フェノール樹脂の製造法

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JPH07242719A
JPH07242719A JP3475094A JP3475094A JPH07242719A JP H07242719 A JPH07242719 A JP H07242719A JP 3475094 A JP3475094 A JP 3475094A JP 3475094 A JP3475094 A JP 3475094A JP H07242719 A JPH07242719 A JP H07242719A
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JP
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phenol
resin
formaldehyde resin
formaldehyde
aromatic hydrocarbon
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JP3475094A
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Kazuyuki Oya
和行 大矢
Seiji Kita
誠二 北
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 未反応フェノールが少なく、異常な高分子量
物が分解された色相、耐熱性、耐湿性などに優れ、成形
性の劣化が実質的にない芳香族炭化水素ホルムアルデヒ
ド樹脂ノボラックを製造する。 【構成】 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、フェ
ノールおよびホルムアルデヒドとを触媒を用いてノボラ
ック化反応させて芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
ノボラックを製造し、反応液の温度を 120〜195 ℃とし
てスチーム処理して未反応物を除去すると共に高分子量
物を分解してなるフェノール樹脂の製造法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフェノール樹脂
の製造法に関する。本発明による新規フェノール樹脂は
未反応フェノールが少なく、高分子量物が分解されたも
のであることから色相、耐熱性、耐湿性などに優れ、し
かも、成形性の劣化が実質的にないものであり、積層板
用、成形材用、シェルモールド用、接着材用、その他、
さらにはエポキシ樹脂の原料として好適に使用可能なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、フェノール・ノボラック樹脂とし
ては、フェノール、クレゾールなどのフェノールを用い
たものが主体であるが、未反応のフェノールが多量に残
存する欠点があった。フェノールのように親水性の不純
物を除去する方法として水蒸気蒸留などの方法があり周
知である。しかし、フェノール・ノボラック樹脂にこの
スチーム処理を適用した場合、フェノール・ノボラック
樹脂が一部分解し、しかも、フェノールを1%以下まで
低下させることは極めて困難である。従って、この残存
フェノールをフェノール・ノボラック樹脂から除去する
には、通常、有機溶剤を使用する精製法を使用する必要
があり、高価となり、また、成形性が不良となるもので
あった。そこで、特に未反応フェノールなどを除く必要
のある用途においては、フェノールに代えて、ビスフェ
ノールを用いたものが市販され使用されている。
【0003】エポキシ化合物としては、ビスフェノール
Aのジグリシジルエーテルによるエピ−ビス型や、クレ
ゾール・ノボラックのジグリシジルエーテルによるノボ
ラック型が一般に用いられている。ノボラック型エポキ
シ樹脂は多官能性である為、硬化後の架橋密度が高く、
その結果、高耐熱性、高耐薬品性などが期待できるが、
その反面硬くて脆くなる傾向がある。また、耐湿性に劣
り、特に金属との密着性が劣るので、湿度による耐半田
クラックが生じ易くなる欠点が、クローズアップしてき
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フリーフェ
ノールが少ない、新規なフェノール樹脂の製造法を検討
した結果によるものであり、芳香族炭化水素ホルムアル
デヒド樹脂ノボラックを特定の条件で水蒸気処理するこ
とによりこの目的が達成できることを見出したものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、芳
香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、フェノールおよび
ホルムアルデヒドとを触媒を用いてノボラック化反応さ
せて芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂ノボラックを
製造し、反応液の温度を 120〜195 ℃としてスチーム処
理して未反応物を除去すると共に高分子量物を分解して
なるフェノール樹脂の製造法である。
【0006】好ましい実施態様においては、該芳香族炭
化水素ホルムアルデヒド樹脂が、数平均分子量 300〜10
00、酸素含有量 5〜20%、軟化点 40〜140 ℃の範囲で
あること、該芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂が、
メシチレン・ホルムアルデヒド樹脂、キシレン・ホルム
アルデヒド樹脂、トルエン・ホルムアルデヒド樹脂およ
びナフタレン・ホルムアルデヒド樹脂からなる群から選
択された一種又は二種以上の混合物であること、該芳香
族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂と該フェノールとの使
用量比が略反応当量比であり、該フェノールと該ホルム
アルデヒドとの使用当量比がフェノール/ホルムアルデ
ヒド= 1/0.77 〜 1/0.65 であること、該ノボラック化
反応が、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂とフェノ
ールムとを酸触媒の存在下に温度 120〜180 ℃で 1〜8
時間加熱反応させた後、この反応液にホルムアルデヒド
と弱酸或いは中性触媒とを加えて温度 90〜120 ℃で 1
〜20時間加熱反応させること、更に該反応液のスチーム
処理を温度 155〜185 ℃で1〜8 時間の範囲から選択す
るフェノール樹脂の製造法であり、得られた該フェノー
ル樹脂が、数平均分子量 500〜1500、分子量分布 2〜6
、残存フェノールが0.5%以下で、かつ、重量平均分子
量がスチーム処理前のノボラック化反応による芳香族炭
化水素ホルムアルデヒド樹脂・ノボラックの 1/2〜1/5
であるフェノール樹脂の製造法である。
【0007】以下、本発明の構成について説明する。本
発明は、新規な芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変
性ノボラック(新規なフェノール樹脂)の製造法に関
し、特に、製造した芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹
脂変性ノボラックを加熱スチーム処理することにより、
未反応物を除去すると共に高分子量物を分解してなるも
のである。
【0008】まず、原料の芳香族炭化水素ホルムアルデ
ヒド樹脂としては、メシチレン、キシレン、トルエン、
ベンゼン、ナフタレン、メチルナフタレン、ジメチルナ
フタレン、その他の各種芳香族炭化水素を一種或いは二
種以上の混合物を原料としてなるものが挙げられ、具体
的には、メシチレン−ホルムアルデヒド樹脂、キシレン
−ホルムアルデヒド樹脂、トルエン−ホルムアルデヒド
樹脂、ベンゼン−ホルムアルデヒド樹脂、ナフタレン−
ホルムアルデヒド樹脂などが例示される。
【0009】また、フェノールとしては、フェノール、
クレゾール、キシレノール、レゾルシノールなどが挙げ
られる。ホルムアルデヒドとしては、ホルマリンおよび
ホルムアルデヒドを反応条件下で発生するものであれば
使用可能である。
【0010】ノボラックの製造は、芳香族炭化水素ホル
ムアルデヒド樹脂とフェノールとを硫酸、塩酸、硝酸な
どの無機酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン
酸、シュウ酸などの酸性触媒の存在下に、好ましくは温
度 120〜180 ℃で 1〜8 時間反応させた後、この反応物
にホルムアルデヒドと前記の酸触媒又は酢酸カルシウ
ム、酢酸マグネシウム、酢酸亜鉛、その他有機酸金属
塩、酸化亜鉛などの中性触媒とを加えて温度 90〜120
℃で 1〜20時間加熱反応させる方法が好ましい。また、
フェノール類とホルムアルデヒドとを反応させた後、芳
香族性炭化水素ホルムアルデヒド樹脂と反応させる方法
や芳香族性炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、フェノール
類およびホルムアルデヒドを同時に反応させる方法でも
実施できる。
【0011】反応に用いる芳香族性炭化水素ホルムアル
デヒド樹脂とフェノールとの比率は、用いた芳香族性炭
化水素ホルムアルデヒド樹脂において通常使用されてい
るフェノールとの反応性基当量と略同等量を用いるのが
好ましく、この反応性基には例えば、-CH2OH、-CH2OCH2
- 、-CH2O-、-CH2OCH2OHなどの酸素含有基が例示され
る。フェノールの量が少なすぎる場合には反応生成物の
一部にゲル化などが生じ、粘度上昇、反応の中断による
未反応物の残存などが生じ不都合であり、逆に多すぎる
と可塑性が低下し接着性が低下する。また、ホルムアル
デヒドは、ノボラック化反応を生じる程度とすればよ
く、反応等量比としてフェノール/ホルムアルデヒド=
1/1〜1/0.6 の範囲が挙げられる。
【0012】例えば、数平均分子量 350〜800 、酸素含
有量 8〜17重量%のキシレンホルムアルデヒド樹脂を用
い、これとフェノールとを反応させる場合は、キシレン
ホルムアルデヒド樹脂/フェノール=100/100〜100/250
(重量比)、好ましくは 100/100〜100/200 である。つ
いで、これをホルムアルデヒドと反応させてノボラック
化する。
【0013】この方法により得られる芳香族性炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂ノボラックは、通常、軟化点 60
〜120 ℃の褐色固体で、数パーセントの残留フェノール
を含むものであり、ポリスチレンを基準とした GPCによ
る分子量測定によれば、数平均分子量 1000〜1500であ
るが、重量平均分子量 20,000〜50,000程度であり、場
合によっては、より高分子量物の肩状のピークが見られ
る。本発明では、上記において、ホルムアルデヒド/フ
ェノール=0.77〜0.65程度とした場合、スチーム処理後
の分子量分布を大幅に小さいものと出来るものであり、
好ましい。
【0014】本発明では、上記のノボラック化反応終了
後、反応物にスチームを吹きつけて、未反応フェノール
を除去するとともに、生成した高分子量のノボラック成
分を分解する。この処理によって、耐熱性、作業環境の
悪化を招くモノマー成分を除くと共に、高分子量物中に
多量に存在すると推定されるフェノール・ノボラック結
合のみからなる部分を分解して、成形性などが劣化のな
い新規なノボラック型のフェノール樹脂とする。
【0015】反応物へのスチームを吹きつけは、反応物
の温度を 120〜195 ℃、好ましくは155〜185 ℃とし、
通常、攪拌下に加圧のスチームを攪拌中の反応物の表面
に吹きつけることによる。スチームの量は反応物の 1〜
20倍、好ましくは 2〜5 倍となる量で 0.5〜24時間、好
ましくは 2〜6 時間の範囲であり、水蒸気と共に未反応
のフェノール等を反応物から除去する。 195℃を超えた
高温でも実施可能であるが、例えば、メチロール結合部
分も実質的に全て分解することとなるので好ましくな
く、また、温度が低いと長時間を要し、しかも、高分子
量物の分解が不充分となるので好ましくない。
【0016】この処理により、好適には、数平均分子量
500〜1500、分子量分布 2〜6 、残存フェノールが 0.5
%以下で、かつ、重量平均分子量がスチーム吹きつけ処
理前のノボラック化反応による芳香族炭化水素ホルムア
ルデヒド樹脂・ノボラックの1/2〜1/5 とした新規フェ
ノール樹脂を製造する。なお、残留フェノール成分は水
蒸気吹きつけ処理時間或いは温度を高く保つことにより
0.1%以下とすることも可能である。
【0017】上記の製造法による本発明の新規なフェノ
ール樹脂は、従来のフェノール・ノボラック樹脂や従来
の芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂・ノボラックと
比較して種々の好ましい点を有する。第1に、従来のフ
ェノール樹脂類は、通常の空気中に放置すると赤茶色に
容易に変色するが、本発明品は、青みを帯びた淡黄色の
透明固体乃至淡黄色の不透明の固体であり、空気中に放
置した場合にも変色しない。第2に、残存フェノールが
極めて少ないことからにも係わらず、その分子量と分子
量分布から予測されるように、さらに成形性などを害す
ることない。第3に、従来に比較して耐水性に優れ、吸
水率も小さい。
【0018】これらから、本発明の新規なフェノール樹
脂は、従来のフェノール樹脂ではその物性(耐水性、耐
熱性、電気特性など)や外観(着色によるカラー品とす
ること)から適用に制限があった分野においても使用が
可能となるものである。例えば、エポキシ樹脂の硬化剤
として使用した場合、接着性、色相などに優れ、耐熱性
を害することなく、さらに耐水性が高く、吸水率が低い
ことから吸湿後の電気特性にも優れた樹脂とすることが
できる。なお、本発明の製造法は、芳香族炭化水素ホル
ムアルデヒド樹脂・ノボラックの製造において、原因の
さだかでない反応異常などによって初期の管理目標値を
超えたものに適用することにより、所望のものとするこ
とが可能となるという優れた特長を発揮するものであ
る。
【0019】
【実施例】下記、実施例により本発明を説明する。な
お、実施例の「部」及び「%」は特に断らない限り重量
基準である。 実施例1 キシレンホルムアルデヒド樹脂(三菱ガス化学株式会社
製、商品名;ニカノールG, 数平均分子量 520〜620,酸
素含有量 14〜16%) 100部とフェノール 150部とをパ
ラトルエンスルホン酸 0.1部を触媒とし、120 ℃で2時
間反応させた。ついで、シュウ酸 1.5部と37%ホルマリ
ンをホルムアルデヒドとして 35部とを加え 100℃で3
時間反応させた。その後、消石灰 1.5部を加え、加熱し
つつ減圧脱水処理し、温度が 155℃となった時点で減圧
脱水を終了した。この時の留出分中のフェノールは仕込
み量に対して約 5%であった。
【0020】このキシレンホルムアルデヒド樹脂変性ノ
ボラック・フェノール樹脂 (以下、樹脂NC1 と記す)
は、褐色透明固体で、軟化点 (リングボール法 JIS K-7
234)89℃であり、フェノールを 4.2重量%含み、ポリス
チレンを標準とした GPCによる分子量の測定結果は、Mn
=910、Mw=4,500、Mw/Mn=4.9 であった。脱水終了後、反
応液を攪拌しつつ 160℃に保ち、この反応液表面に 4at
a(G)のスチームを吹きつけを留出ガスからガスクロマト
グラフィーにてフェノールが実質的に検出されなくなる
まで、2時間行った。ついで、減圧脱水処理を開始し、
温度が 155℃、10 torr になった時点で減圧脱水を終了
して、キシレンホルムアルデヒド樹脂変性ノボラック・
フェノール樹脂 (以下、樹脂N1と記す) を得た。この樹
脂の収量は、フェノールの減少分に相当する減量のみ
で、実質的な変化はなかった。
【0021】この樹脂N1は、青みを帯びた淡黄色透明固
体で、軟化点 104℃で、フェノールを 0.38 重量%含
み、ポリスチレンを標準とした GPCによる分子量は、Mn
=1,040、Mw=2,200、Mw/Mn=2.2 であった。また、スチー
ムを吹きつけを3時間実施した樹脂は、軟化点 105℃で
あり、フェノールを 0.04 重量%含み、ポリスチレンを
標準とした GPCによる分子量は、Mn=1,050、Mw=2,180、
Mw/Mn=2.1 であった。
【0022】参考例1 フェノール 100部に、37%ホルマリンをホルムアルデヒ
ドとして 35部及びシュウ酸 1.5部とを加え、 100℃で
3時間反応させた。その後、消石灰 1.5部を加え、加熱
しつつ減圧脱水処理し、温度が 105℃となった時点で減
圧脱水を終了した。この時の留出分中のフェノールは仕
込み量に対して約 5%であった。このノボラック・フェ
ノール樹脂は褐色固体で、軟化点 101℃、フェノールを
6.8重量%含み、ポリスチレンを標準とした GPCによる
分子量の測定結果は、Mn=600、Mw=4,200、Mw/Mn=7 であ
った。
【0023】脱水終了後、実施例1と同様のスチーム吹
きつけをフェノールが検出されなくなるまで3時間行っ
た。ついで、減圧脱水処理を開始し、反応液の温度が 1
05℃、10 torr になった時点で減圧脱水を終了して、ノ
ボラック・フェノール樹脂を得た。得られたノボラック
・フェノール樹脂は褐色固体で、軟化点 105℃、フェノ
ールを 2.1重量%含み、ポリスチレンを標準とした GPC
による分子量の測定結果は、Mn=650、Mw=3,800、Mw/Mn=
6 であり、また収量がスチーム処理前に比較して約15%
低下したものであった。
【0024】実施例2 キシレンホルムアルデヒド樹脂(三菱ガス化学株式会社
製、商品名;ニカノールH,数平均分子量 460〜500,酸素
含有量10〜11%) 100 部とフェノール 120部とをパラト
ルエンスルホン酸 0.1部を触媒とし、 130℃で2時間反
応させた。ついで、酸化亜鉛 1部と37%ホルマリンをホ
ルムアルデヒドとして 35部とを加え 100℃で3時間反
応させた。その後、加熱しつつ減圧脱水処理し、温度が
150℃となった時点で減圧脱水を終了した。この時の留
出分中のフェノールは、仕込みに対して約 6%であっ
た。このキシレンホルムアルデヒド樹脂変性ノボラック
・フェノール樹脂は褐色不透明固体で、軟化点 105℃、
フェノールを 4.8重量%含み、ポリスチレンを標準とし
た GPCによる分子量の測定結果は、Mn=1,270、Mw=42,00
0 、Mw/Mn=33であった。
【0025】脱水終了後、反応液を 155℃に保ち、これ
に高温スチームを吹きつけつつ、2時間維持した。つい
で、高温スチームの供給を止め、減圧脱水処理を開始
し、温度が 150℃、15 torr になった時点で減圧脱水を
終了してキシレンホルムアルデヒド樹脂変性ノボラック
・フェノール樹脂 (以下、樹脂N2と記す) を得た。
【0026】この樹脂N2は、淡黄色不透明固体であり、
軟化点 114℃、フェノールを 0.47%含み、ポリスチレ
ンを標準とした GPCによる分子量は、Mn=1,310、Mw=7,8
00、Mw/Mn=5.9 であった。また、スチームを吹きつけを
3時間実施した樹脂は、軟化点 115℃であり、フェノー
ルを 0.07 重量%含み、ポリスチレンを標準とした GPC
による分子量は、Mn=1,320、Mw=7,750、Mw/Mn=5.9 であ
った。
【0027】実施例3 ナフタレン・ホルムアルデヒド樹脂 100部とフェノール
100部とをパラトルエンスルホン酸 0.1部を触媒とし、
140 ℃で2時間反応させた。ついで、シュウ酸1部と37
%ホルマリンをホルムアルデヒドとして 26部とを加え
100℃で 2.5時間反応させた。その後、加熱しつつ減圧
脱水処理し、温度が 165℃となった時点で減圧脱水を終
了した。得られたナフタレン・ホルムアルデヒド樹脂変
性ノボラック・フェノール樹脂は褐色不透明固体で、ナ
フタレン臭が強く、軟化点 125℃であった。この時の留
出分中のフェノールは、仕込みに対して約 4%であっ
た。
【0028】脱水終了後、反応液を 170℃に保ち、高温
スチーム処理を2時間した。その後、減圧脱水処理を開
始し、温度が 165℃、40 torr になった時点で減圧脱水
を終了して、ナフタレン・ホルムアルデヒド樹脂変性ノ
ボラック・フェノール樹脂 (以下、樹脂N3と記す) を得
た。この樹脂X3は、黄色不透明固体であり、ナフタレン
臭はなく、軟化点 114℃、フェノールを 0.42 重量%含
み、ポリスチレンを標準とした GPCによる分子量は、Mn
=1,380、Mw=5,934、Mw/Mn=4.30であった。この樹脂N3を
用いる他は実施例1の方法に準じて反応、精製などを行
ない、軟化点 114℃、エポキシ当量 292WPE のナフタレ
ン・ホルムアルデヒド樹脂変性ノボラック・エポキシ樹
脂(以下「樹脂E3」と記す)を得た。
【0029】実施例4および比較例1 実施例1で得た樹脂NC1 、N1及びヘキサメチレンテトラ
ミン (以下、HMTMと記す) をそれぞれ粉砕して 200メッ
シュスルーの粉末とした。上記の樹脂粉末NC1 又はN1 1
00部、シランカップリング剤で表面処理したガラス繊維
チョップトストランド 400部およびチタニウムステアレ
ート系カップリング剤(日本曹達(株)製、チタコート
S151)で表面処理したフッ素化マイカ (コープケミカル
(株) 製、品名;MK-100) 100部をヘンシェルミキサー
に投入し、10分間混合した後、粉末のHMTM 10部を投入
して更に10分間混合して成形材料を製造した。
【0030】得られた成形材料を型に入れ、65℃,200kg
/cm2,5分間、ついで 160℃,200 kg/cm2,10分間成形した
後、オーブン中で 200℃,4時間アト硬化した。得られた
成形品の物性測定結果を表1に示した。
【0031】実施例5、6 実施例4において、樹脂N1に替えて、樹脂N2又はN3を用
いる他は同様に成形材料を製造し、同様に成形品を得
た。物性測定結果を表1に示した。表1から、本発明の
新規フェノール樹脂を使用した成形品は、色相、電気特
性に優れ、また、強度、成形性においても従来品より優
れたものであることが明瞭である。
【0032】
【表1】試験種,No. : 実施例4 比較例1 実施例5 実施例6 樹脂種 : N1 NC1 N2 N3 外観 ・色相 : 黄色 茶褐色 淡黄色 黄色 ・表面状態: 良 微細クラック有り 良 良 ・バリ : 小 中 小 小 曲げ強度 kg/mm2: 19 13 18 20 〃弾性率 kg/mm2: 1150 1400 1100 1450 誘電率 *1(1MHz) ε: 4.3 5.2 4.2 4.0 誘電正接*1(1MHz)tan δ: 0.008 0.030 0.0076 0.009 *1 : 成形品を室内に48時間放置後測定した。
【0033】実施例7 実施例1で得た樹脂N1 99部とカップリング剤としてγ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 1部とを混
合してバインダー組成物を製造した。このバインダー組
成物 3部を 150℃に加熱した珪砂 (フリーマントル砂)
100部に混合した後、濃度 10%のヘキサミン水溶液 3
部を添加し、攪拌機で 5分間冷却混合し、さらにステア
リン酸カルシウム 0.15 部を混合した。得られた混合物
を50mm径×50mm厚の円柱試験片に、 280℃,3分間の条件
で成形して硬化させた。得られた試験片の圧縮強度は、
0.5時間経過後 9.8kgf/cm2 、1時間経過後 20.0 kgf/c
m2 、24時間経過後 40.3 kgf/cm2 であった。
【0034】実施例8 実施例1で得た樹脂N1 60部、ブロム化フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂(日本化薬 (株) 製、品名;BREN,
エポキシ当量 285) 40部、クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂 (住友化学 (株) 製、品名 ;#ESCN 220F, エポ
キシ当量 215)35部、硬化促進剤として2,4,6-トリス
(ジアミノメチル)フェノール 1部、離型剤としてカル
ナバワックス 2部を配合し、粉砕及び混合を行い、バイ
ンダーを製造した。
【0035】カップリング剤としてγ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン(日本ユニカー社製、品名;
A-187) 1部、着色材としてカーボンブラック 1部、難燃
助剤として三酸化アンチモン粉末 5部および充填材とし
て合成シリカ粉末 350部をヘンシル・ミキサーにて混合
してフィラーを製造した。上記で製造したバインダー
20部とフィラー 80部とを用いて、70〜80℃で10分間ロ
ール混練し、粗粉砕した後、タブレット化して半導体用
封止用樹脂組成物成形材料を得た。
【0036】この成形材料を用い、上型にアルミニウム
箔を装着した金型に 180℃、2分、70 kg/cm2 の条件で
トランスファー成形して得た硬化樹脂試験片について、
成形時の作業性、耐熱性、耐湿性、耐冷熱サイクルによ
るクラック発生の有無の試験をした。結果を表2に示し
た。
【0037】
【表2】 実施例8 ガラス転移温度(TMA法) ℃ 168 20μm厚アルミ箔ピール強度 kg/cm 0.46 曲げ強度 kgf/cm2 14.9 〃弾性率 kgf/cm2 1530 体積抵抗率 (20℃) ×1016Ωcm 1.0 吸湿耐熱性 10時間後 吸湿量 % 0.31 〃半田フロート後の外観*2 ○ 20時間後 吸湿量 % 0.34 〃半田フロート後の外観*2難燃性 (UL 94) 94-V0 *2 :アルミニウム箔を除去した試験片を 121℃、飽和水
蒸気中で所定時間 (10時間又は20時間) 処理した後、 2
60℃の半田浴に20秒間フロートし、観察。 ○: 変化なし、△: 僅かに膨れが見られる。×: 膨れ有
【0038】
【発明の効果】以上の発明の詳細な説明および実施例な
どから明瞭なように、本発明の製造法によるキシレン・
ホルムアルデヒド樹脂変性ノボラックなどの芳香族炭化
水素・ホルムアルデヒド樹脂変性ノボラックは、淡色
で、フェノールなどの毒性を有する不純物が極めて少な
く、高分子量成分も大幅に減少したものである。この結
果、耐熱性、耐水性を改良し、しかも安全で、成形性の
劣化も実質的にない。故に、耐熱性、低吸水性、その他
の優れた特性バランスを有し、成形材、積層板、接着
剤、コーティング材、シェルモールド材を得る事が出来
るものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】実施例7 実施例1で得た樹脂N1 99部とカップリング剤としてγ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 1部とを混
合してバインダー組成物を製造した。このパインダー組
成物 3部を 150℃に加熱した珪砂 (フリーマントル砂)
100部に混合した後、濃度 10%のヘキサミン水溶液 3
部を添加し、攪拌機で 5分間冷却混合し、さらにフテア
リン酸カルシウム 0.15 部を混合した。得られた混合物
を50mm系×50mm厚の円柱試験片に、 280℃,3分間の条件
で成形して硬化させた。得られた試験片の圧縮強度は、
0.5 時間経過後 9.8kgf/mm2 、1 時間経過後 20.0kgf/m
m2、24時間経過後 40.3kgf/mm2であった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【表2】試験項目 単位 実施例8 ガラス転移温度(DMA法) ℃ 168 20μm厚アルミニウム箔ピール強度 kg/cm 0.46 曲げ強度 kgf/mm2 14.9 曲げ弾性率 kgf/mm2 1530 体積抵抗率 (20℃) ×1015Ωcm 1.0 吸湿耐熱性 10時間後 吸湿量 % 0.31 *2 〃半田フロート後の外観 ○ 20時間後 吸湿量 % 0.34 〃半田フロート後の外観 ○ 難燃性 (UL 94) 94-V0 *2 :アルミニウム箔を除去した試験片を 121℃、飽和水
蒸気中で所定時間 (10時間又は20時間) 処理した後、 2
60℃のハンダ浴に20秒間フロートし、観察。○: 変化な
し。△: 僅かに膨れが見られる。×: 膨れ有り。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂、
    フェノールおよびホルムアルデヒドとを触媒を用いてノ
    ボラック化反応させて芳香族炭化水素ホルムアルデヒド
    樹脂ノボラックを製造し、反応液の温度を 120〜195 ℃
    としてスチーム処理して未反応物を除去すると共に高分
    子量物を分解してなるフェノール樹脂の製造法
  2. 【請求項2】 該芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
    が、数平均分子量 300〜1000、酸素含有量 5〜20%、軟
    化点 40〜140 ℃の範囲である請求項1記載のフェノー
    ル樹脂の製造法
  3. 【請求項3】 該芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
    が、メシチレン・ホルムアルデヒド樹脂、キシレン・ホ
    ルムアルデヒド樹脂、トルエン・ホルムアルデヒド樹脂
    およびナフタレン・ホルムアルデヒド樹脂からなる群か
    ら選択された一種又は二種以上の混合物である請求項2
    記載のフェノール樹脂の製造法
  4. 【請求項4】 該芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
    と該フェノールとの使用量比が略反応当量比であり、該
    フェノールと該ホルムアルデヒドとの使用当量比がフェ
    ノール/ホルムアルデヒド= 1/0.77 〜1/0.65である請
    求項1記載のフェノール樹脂の製造法
  5. 【請求項5】 該ノボラック化反応が、芳香族炭化水素
    ホルムアルデヒド樹脂とフェノールムとを酸触媒の存在
    下に温度 120〜180 ℃で 1〜8 時間加熱反応させた後、
    この反応液にホルムアルデヒドと弱酸或いは中性触媒と
    を加えて温度90〜120 ℃で 1〜20時間加熱反応させる請
    求項1記載のフェノール樹脂の製造法
  6. 【請求項6】 該反応液のスチーム処理を温度 155〜18
    5 ℃で、 1〜8 時間の範囲から選択する請求項1記載の
    フェノール樹脂の製造法
  7. 【請求項7】 該フェノール樹脂が、数平均分子量 500
    〜1500、分子量分布2〜6 、残存フェノールが 0.5%以
    下で、かつ、重量平均分子量がスチーム処理前のノボラ
    ック化反応による芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂
    ・ノボラックの 1/2〜1/5 である請求項1記載のフェノ
    ール樹脂の製造法
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