JPH072414Y2 - 容 器 - Google Patents
容 器Info
- Publication number
- JPH072414Y2 JPH072414Y2 JP1985059704U JP5970485U JPH072414Y2 JP H072414 Y2 JPH072414 Y2 JP H072414Y2 JP 1985059704 U JP1985059704 U JP 1985059704U JP 5970485 U JP5970485 U JP 5970485U JP H072414 Y2 JPH072414 Y2 JP H072414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print layer
- container
- transparent film
- printed
- partial print
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、小口にして販売する飲物等を詰めるのに用
いられるびん類の容器に関するものである。
いられるびん類の容器に関するものである。
(従来の技術) 例えば、小売に出される酒は、一般的にびん詰めされた
状態で商品化されているが、従来のこの種の容器には、
びんの側面に、商品名や商標等が表記されたラベルが張
られたものとか、あるいは、商品名や商標等が直接びん
の側面にプリントされたもの等が使われていた。
状態で商品化されているが、従来のこの種の容器には、
びんの側面に、商品名や商標等が表記されたラベルが張
られたものとか、あるいは、商品名や商標等が直接びん
の側面にプリントされたもの等が使われていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来のびん詰め商品においては、外
から容器を一見した際に、如何にも事務的、実用的な感
じを受けるだけで、興味をそそったり、あるいは親和感
を受けるようなことがなく、従って、容器の商品性の面
で物足りないという問題点があった。
から容器を一見した際に、如何にも事務的、実用的な感
じを受けるだけで、興味をそそったり、あるいは親和感
を受けるようなことがなく、従って、容器の商品性の面
で物足りないという問題点があった。
そこで本考案は、顧客や消費者が外から一見した際に、
親和感を受けるようにした容器を提供することを目的と
している。
親和感を受けるようにした容器を提供することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段) その目的を達成するため、本考案の容器の構成において
は、びん等の透明容器本体(1)と、同容器本体(1)
の外周面に熱収縮により密着して装着された熱収縮性合
成樹脂よりなる筒形の透明フィルム(2)と、同透明フ
ィルム(2)の裏面に部分的に印刷された文字等の第1
の部分プリント層(3)と、同第1の部分プリント層
(3)の裏面を含み、かつ第1の部分プリント層(3)
が形成されている部分以外の一部分に透視用の窓口(4
a)を空けて透明フィルム(2)の略裏面全面に印刷さ
れた全面プリント層(4)と、同全面プリント層(4)
の裏面において上記窓口(4a)と容器本体(1)の対向
壁を介して対向する部分に印刷された風景画等の第2の
部分プリント層(5)と、により形成されたことを特徴
としている。
は、びん等の透明容器本体(1)と、同容器本体(1)
の外周面に熱収縮により密着して装着された熱収縮性合
成樹脂よりなる筒形の透明フィルム(2)と、同透明フ
ィルム(2)の裏面に部分的に印刷された文字等の第1
の部分プリント層(3)と、同第1の部分プリント層
(3)の裏面を含み、かつ第1の部分プリント層(3)
が形成されている部分以外の一部分に透視用の窓口(4
a)を空けて透明フィルム(2)の略裏面全面に印刷さ
れた全面プリント層(4)と、同全面プリント層(4)
の裏面において上記窓口(4a)と容器本体(1)の対向
壁を介して対向する部分に印刷された風景画等の第2の
部分プリント層(5)と、により形成されたことを特徴
としている。
(作用) このような構造から、実施例の容器においては、全面プ
リント層3の窓口4aを通して容器内をのぞいた際に、溶
液を透して風景や人物等の第2の部分プリント層5の画
像が見えることから、顧客や消費者に対し爽快感や親和
感を与えることになる。また、文字等の第1の部分プリ
ント層3と上記第2の部分プリント層5とが、透明フィ
ルム2の略裏面全面に印刷された全面プリント層4を地
の色とし、その表裏面に印刷形成されていることから、
該印刷が鮮明である。
リント層3の窓口4aを通して容器内をのぞいた際に、溶
液を透して風景や人物等の第2の部分プリント層5の画
像が見えることから、顧客や消費者に対し爽快感や親和
感を与えることになる。また、文字等の第1の部分プリ
ント層3と上記第2の部分プリント層5とが、透明フィ
ルム2の略裏面全面に印刷された全面プリント層4を地
の色とし、その表裏面に印刷形成されていることから、
該印刷が鮮明である。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図に示す一実施例に基づき、本考
案の構成を具体的に述べるが、第2図は、第1図の高さ
Hにおける平断面を模式的に示した図、第3図はフィル
ムシートの展開図である。
案の構成を具体的に述べるが、第2図は、第1図の高さ
Hにおける平断面を模式的に示した図、第3図はフィル
ムシートの展開図である。
実施例の容器は、透明ないし半透明のびん型の容器本体
1の外周面に、筒形の透明フィルム2を熱収縮により被
着させたものであって、この透明フィルム2は、透明な
いし半透明の熱可塑性樹脂材で作られたものである。
1の外周面に、筒形の透明フィルム2を熱収縮により被
着させたものであって、この透明フィルム2は、透明な
いし半透明の熱可塑性樹脂材で作られたものである。
しかして、この透明フィルム2の裏面には、同透明フィ
ルム2が装着される以前において、次の順序で夫々の3
重のプリント層が印刷されている。
ルム2が装着される以前において、次の順序で夫々の3
重のプリント層が印刷されている。
(a)第1の部分プリント層3 この第1の部分プリント層3は、文字形、枠形、縞形等
の黒又は他の色により着色された表示形状を有し、図示
の場合は、上下2段のストライプと、「A,B,C,300」の
文字形が印刷されている。
の黒又は他の色により着色された表示形状を有し、図示
の場合は、上下2段のストライプと、「A,B,C,300」の
文字形が印刷されている。
(b)全面プリント層4 この全面プリント層4は、後述する一部分の透視用の窓
口4aを残して、透明フィルム2の裏面の略全面に白色ま
たは淡色でべた塗り印刷(グラビア、2回印刷)された
ものであって、かつ上記窓口4aは、半円周域以内の大き
さで適当の形状で空けられると共に、上述の第1の部分
プリント層3にかからないようにしている。
口4aを残して、透明フィルム2の裏面の略全面に白色ま
たは淡色でべた塗り印刷(グラビア、2回印刷)された
ものであって、かつ上記窓口4aは、半円周域以内の大き
さで適当の形状で空けられると共に、上述の第1の部分
プリント層3にかからないようにしている。
(c)第2の部分プリント層5 この第2の部分プリント層5は、上述全面プリント層4
の裏面の上記窓口4aに対向する部分、すなわち容器本体
1の外部から窓口4aを透して容器本体1の内部を通して
見える部分に、風景画、人物画等の模様が比較的濃色で
印刷されたものであり、図示の場合は、山の遠景がほぼ
半円周域に印刷されている。
の裏面の上記窓口4aに対向する部分、すなわち容器本体
1の外部から窓口4aを透して容器本体1の内部を通して
見える部分に、風景画、人物画等の模様が比較的濃色で
印刷されたものであり、図示の場合は、山の遠景がほぼ
半円周域に印刷されている。
なお、第2図及び第3図では、模式的に表記したために
容器本体1の外周面と透明フィルム2との間に環空間が
生じているが、実際には、透明フィルム2および3層の
各プリント層が厚さがミクロンオーダーであることか
ら、隙間なしに密着している。
容器本体1の外周面と透明フィルム2との間に環空間が
生じているが、実際には、透明フィルム2および3層の
各プリント層が厚さがミクロンオーダーであることか
ら、隙間なしに密着している。
このように構成された実施例の容器においては、容器内
に酒等を詰めて商品とすれば、顧客あるいは消費者が、
第2図の矢指Aのように、窓口4aを透して容器内をのぞ
いた時に、模様プリント層としての第2の部分プリント
層5の画像が立体的な視感で見え、これにより、爽快感
や親和感を受ける。
に酒等を詰めて商品とすれば、顧客あるいは消費者が、
第2図の矢指Aのように、窓口4aを透して容器内をのぞ
いた時に、模様プリント層としての第2の部分プリント
層5の画像が立体的な視感で見え、これにより、爽快感
や親和感を受ける。
なお、容器内に不透明な飲物や、不透明な粒状物を詰め
た場合には、内容物が減るに従って第2の部分プリント
層5の画像が次第に見えて来ることは言うまでもない。
た場合には、内容物が減るに従って第2の部分プリント
層5の画像が次第に見えて来ることは言うまでもない。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案に係る容器によれば、透明フ
ィルム2の裏面に、順次3層に、文字等の第1の部分プ
リント層3と、地の色をなし一部分に窓口4aを有する全
面プリント層4と、風景画等の第2の部分プリント層5
を印刷形成し、これを筒形にして容器本体1に外挿し加
熱収縮により密着して装着させるようにしたので、上記
各3層のプリント層の位置決め形成が容易で、装着時に
各層の位置にずれが生じる恐れがない。
ィルム2の裏面に、順次3層に、文字等の第1の部分プ
リント層3と、地の色をなし一部分に窓口4aを有する全
面プリント層4と、風景画等の第2の部分プリント層5
を印刷形成し、これを筒形にして容器本体1に外挿し加
熱収縮により密着して装着させるようにしたので、上記
各3層のプリント層の位置決め形成が容易で、装着時に
各層の位置にずれが生じる恐れがない。
また、容器本体1の外壁の一方の側から、透明フィルム
2の略裏面全面に印刷した全面プリント層4の一部分に
形成した窓口4aを通して、容器本体1内の他方の側に風
景等の第2の部分プリント層5の画像が見えることか
ら、該画像があたかも窓を通して見えるように立体的に
浮き立って見え、外部から容器内を見た時に、爽快感や
親和感が得られ、これにより容器に詰められた飲物等の
商品性を向上させる効果がある。
2の略裏面全面に印刷した全面プリント層4の一部分に
形成した窓口4aを通して、容器本体1内の他方の側に風
景等の第2の部分プリント層5の画像が見えることか
ら、該画像があたかも窓を通して見えるように立体的に
浮き立って見え、外部から容器内を見た時に、爽快感や
親和感が得られ、これにより容器に詰められた飲物等の
商品性を向上させる効果がある。
さらに、文字等の第1の部分プリント層3と風景等の第
2の部分プリント層5とが、透明フィルム2の略裏面全
面に印刷された全面プリント層4を地の色として、その
表裏面に印刷形成されていることから、該文字等及び風
景等の印刷が地の色を背景として鮮明に見えるという効
果がある。
2の部分プリント層5とが、透明フィルム2の略裏面全
面に印刷された全面プリント層4を地の色として、その
表裏面に印刷形成されていることから、該文字等及び風
景等の印刷が地の色を背景として鮮明に見えるという効
果がある。
第1図は、本考案の一実施例を示す容器の斜視図、第2
図は、第1図の高さHにおける平断面の模式図、第3図
は、フィルムの展開図である。 1……容器本体、2……透明フィルム、3……第1の部
分プリント層、4……全面プリント層、4a……窓口、5
……第2の部分プリント層。
図は、第1図の高さHにおける平断面の模式図、第3図
は、フィルムの展開図である。 1……容器本体、2……透明フィルム、3……第1の部
分プリント層、4……全面プリント層、4a……窓口、5
……第2の部分プリント層。
Claims (1)
- 【請求項1】びん等の透明容器本体(1)と、同容器本
体(1)の外周面に熱収縮により密着して装着された熱
収縮性合成樹脂よりなる筒形の透明フィルム(2)と、
同透明フィルム(2)の裏面に部分的に印刷された文字
等の第1の部分プリント層(3)と、同第1の部分プリ
ント層(3)の裏面を含み、かつ第1の部分プリント層
(3)が形成されている部分以外の一部分に透視用の窓
口(4a)を空けて透明フィルム(2)の略裏面全面に印
刷された全面プリント層(4)と、同全面プリント層
(4)の裏面において上記窓口(4a)と容器本体(1)
の対向壁を介して対向する部分に印刷された風景画等の
第2の部分プリント層(5)とにより形成されている容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985059704U JPH072414Y2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985059704U JPH072414Y2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 容 器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178334U JPS61178334U (ja) | 1986-11-07 |
JPH072414Y2 true JPH072414Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=30586375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985059704U Expired - Lifetime JPH072414Y2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072414Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1149174A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-23 | Earth Chem Corp Ltd | 中空容器 |
JP4781515B2 (ja) * | 1999-12-10 | 2011-09-28 | 株式会社フジシールインターナショナル | 長尺筒状体の製造方法 |
DE60042106D1 (de) * | 1999-12-10 | 2009-06-10 | Fuji Seal Inc | Schlauchförmiges Etikett |
JP4711292B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-06-29 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ付き底上げ容器。 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634761U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-04 | ||
JPS60157623U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-21 | ライオン株式会社 | ボトル |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP1985059704U patent/JPH072414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61178334U (ja) | 1986-11-07 |
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