JPH0724123B2 - 音声信号またはデジタル信号を高速複製する方法と装置 - Google Patents

音声信号またはデジタル信号を高速複製する方法と装置

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JPH0724123B2
JPH0724123B2 JP3518081A JP51808191A JPH0724123B2 JP H0724123 B2 JPH0724123 B2 JP H0724123B2 JP 3518081 A JP3518081 A JP 3518081A JP 51808191 A JP51808191 A JP 51808191A JP H0724123 B2 JPH0724123 B2 JP H0724123B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般的に、マスター媒体からスレーブ媒体へ
情報を記録する装置に関し、更に詳しくは、選択音源テ
ープのようなマスター媒体からオーディオ・カセットの
磁気テープのようなスレーブ媒体上に高速で音声信号を
転送する装置に関する。
背景技術 従来、音楽や音声プログラムを有する録音済み磁気テー
プを大量生産する複製機器は、マスターまたは同様の選
択音源を再生する装置およびこの再生された情報をスレ
ーブ・テープ上に録音する装置を使用した。1つの手法
は、「流れテープ」(running tape)を再生装置に装
着し、再生中このマスターは一時収納ビンを介してエン
ドレス・ループとして走行する。スレーブ・テープは、
このエンドレス・テープ上に記憶された音声プログラム
を多数回繰り返して複製するのに十分な長さの「パンケ
ーキ」の形態であり、幾つかのスレーブ・ドライブのそ
れぞれに載置され、元のマスターの録音速度の倍数と同
期する速度で走行する。このマスター・テープは、一時
収納ビンを介して希望数に分割した各スレーブ・テープ
に対してプログラム情報を再生するのに必要な回数だけ
走行し、これはマスター・テープ上にこの情報を録音し
たときの速度の倍数で実行され、一般的には64倍速であ
る。
「流れマスター」を複製する手法は多くの欠点を有し、
これには、マスターおよびスレーブ・テープの破損、マ
スター・テープの疲労、および再生ヘッドの摩耗が含ま
れ、マスターおよびスレーブ・テープが破損すれば、修
正のために中断する必要があり、マスター・テープが疲
労すれば、これを頻繁に交換する必要があり、従って多
数のマスターの複製が必要であり、マスター・テープが
再生ヘッドを通過する運動によってこのヘッドが摩耗す
れば、システムの周波数に対する応答を低下させる結果
となる。このような故障のコストで重大なのは、マスタ
ー・テープを交換するために複製処理を停止し、スレー
ブ・テープを交換および(または)正しい開始点に再び
頭出しし、複製処理を再開することで失われる時間であ
る。
マスター・テープから複数のスレーブ・テープ上に情報
を転送する他の初期のテープ複製装置は、オープン・リ
ール式のマスター・テープ搬送を採用し、最後まで通し
て再生した場合、情報が各スレーブ・テープ上に録音さ
れた。その後、マスターを巻き戻し、再びマスター情報
をスレーブ・テープに転送するために再生しなければな
らない等、録音済みプログラムの大量生産にとって処理
が遅いことは明らかに受け入れることができないもので
あった。
Newdoll他に対する米国特許番号第4,410,917号に述べら
れるテープ複製装置は、このような初期のシステムのテ
ープの疲労および欠点の問題を提起し、複製速度の向上
を探求した。このシステムでは、アナログまたはデジタ
ルのいづれの形式でも構わないが、マスター・テープに
録音された情報は、録音したときと同じ速度でマスター
媒体から再生され、通常は実時間または実時間のわずか
な倍数(例えば、2または4)である。再生された情報
は(アナログの場合、デジタル情報に変換した後)再生
したときと同じ速度でデジタル記憶装置に記憶される。
このデジタル情報は、次にこのデジタル記憶装置からデ
ジタル録音速度の倍数の速度で取り出され、アナログ情
報に変換され、スレーブ媒体上に録音するために録音装
置に加えられる。デジタル記憶装置から取り出され、ス
レーブ・テープに加えられる速度は、より高速度である
という以外は特定されていないが、提起された機器で
は、これは実時間の約6倍でしかないことが示唆されて
いる。更に、この速度を実現するのに使用しているビッ
ト速度減少法では、複製される製品の音質に疑問があ
る。
Newdoll他による方法は、マスター・テープの疲労、マ
スター再生装置の再生ヘッドの疲労と裂き傷を実質的に
除去し、従来の技術に対して複製速度の幾らかの向上を
実現したが、このシステムは製造環境下では効率的では
なく実行不可能である。例えば、デジタル記憶装置から
のデジタル情報がアナログに変換され、15台の複製装置
に並列に加えられる一般的な生産ラインを想定すると、
これらの複製装置のパンケーキが満杯になると、作業者
はこれらを停止させ、これら満杯迄録音されたパンケー
キを取り外し、装置に新しいパンケーキを装着する。15
個のパンケーキを交換し装置を清掃しレーシング・アッ
プするのに約2分を要するが、もし製造計画がこのプロ
グラムを更に複製してデジタル記憶装置に記憶すること
を必要とするなら、これは大きな時間の損失ではない
が、しかし、他の音源を選択して複製する必要があるな
らば、マスター・テープもまた交換しなければならず、
しかもプログラム情報は録音されていても、これをデジ
タル記憶装置に実時間でロードしなければならない。一
般的な1時間のプログラムでは、すなわちカセット・テ
ープの片面に対して最大30分のプログラムでは、1時間
を必要とし、少なくとも製造上、15時間の機械動作時間
の損失を生じる。1日当たり2回または時には3回8時
間の生産のシフトを行う間に一般的に選択音源の交換を
70回行う可能性がある大型複製設備では、この数字は極
めて重大になる。
マスター・テープに録音されたアナログ信号がデジタル
形式に変換され、デジタル記憶装置に記憶され、次にア
ナログ形式に変換した後、スレーブ・テープに移される
他のテープ複製システムが、米国特許番号第4,355,338
号で開示されている。このデジタ記憶装置は、それぞれ
複数の磁気ヘッド群を有する複数の磁気ディスクを採用
し、このディスク上に時間軸圧縮を基礎としてデジタル
信号が録音され、信号転送速度を向上を実現するために
並列で駆動される。上述の特許は、通常のテープ転換速
度の1/32で容易にスレーブ・テープが得られることを示
唆している。このシステムには、Newdoll他によるシス
テムと同様の問題点がある、即ち、選択音源の交換をす
る毎に、新しいプログラム情報をロードするのに必要な
時間スレーブ装置を待機させなければならず、この時間
は、一般的に両面に録音したカセット・テープでは1時
間である。
本発明の主要な目的は、マスター媒体から再生された情
報をスレーブ・テープ媒体に録音する装置を提供するこ
とであり、この装置によって、スレーブ・テープ装置の
使用が著しく改善される。
本発明の他の目的は、マスター媒体から再生された情報
を録音する装置を提供することであり、この装置によっ
て、この情報がマスター媒体から再生されるのと同時に
スレーブ媒体に情報を記録することが可能になる。
本発明の他の目的は、マスター媒体上に記憶された情報
を複製する装置を提供することであり、この装置では、
マスター・テープの疲労とテープの裂き傷が基本的に除
去される。
本発明の更に他の目的は、マスター媒体から再生された
情報を実時間の大きな倍数の信号転送速度でスレーブ・
テープ媒体に録音する方法と装置を提供することであ
る。
本発明の更に他の目的は、多数の複製機のグループを有
する大規模な複製システムを提供することであり、これ
らのグループの各々は異なった選択音源からの情報を再
生することが可能であり、これらのグループの内の全て
または希望する数のグループは単一の選択音源からの情
報を再生することもできる。
発明の開示 簡単に説明すれば、これらの目的および他の目的は、ア
ナログまたはデジタルいずれかの形式でスタジオ・マス
ター・テープ上に録音された情報を、これが録音された
ときと同じ速度、通常は実時間で再生し、(もし必要な
らば)デジタル情報に変換し、第1記憶装置に録音する
方法と装置によって実現され、この第1記憶装置は、便
宜上、マスターまたは中間記憶装置と呼ぶ。この記憶装
置は、2つ以上の音声選択肢(プログラム)を表すデジ
タル情報を記憶する容量を有するのが好ましく、このデ
ジタル情報は、1回にカセット製品の片面に録音される
か、または同時にA面とB面を録音されるかのいづれか
がプログラムされ、更にこの記憶した情報を書き込んだ
速度よりも速い速度で読み取る能力を有することが好ま
しい。このデジタル情報は、必要ならば、中間記憶装置
から、好ましくは双方向スイッチ・マトリックスを介し
て、一般的に実時間の約90倍という大きな倍数の第2速
度で第2デジタル記憶装置に転送され、この第2デジタ
ル記憶装置はヘッド・エンド記憶装置と呼ぶ。従って、
A面およびB面の一般的な選択音源のデジタル情報を中
間記憶装置からヘッド・エンド記憶装置に同時にまたは
連続的に転送するのに、約30秒弱しか必要としない。こ
のヘッド・エンド記憶装置は、同時に幾つかの選択音源
を記憶する容量を有し、この記憶した情報を実時間の90
倍のオーダの高速で読みだし、複製装置のラインに転送
する能力を有するという点で、中間記憶装置と同じ種類
の装置である。
使用する場合、1つの製造のシフトの間に複製を予定さ
れた幾つかの選択音源が中間記憶装置に予めロードさ
れ、異なった選択音源の複製を開始する予定時刻になる
と、その選択音源のデジタル情報、およびもし入手可能
ならば次の選択音源も、中間記憶装置からヘッド・エン
ド記憶装置の選択した記憶アドレスにそれぞれ約30秒で
転送され、このヘッド・エンド記憶装置から一般的に実
時間の90倍のオーダの高速度で情報が取り出されてスレ
ーブ媒体に録音されるが、このスレーブ媒体は、例え
ば、15台の複製装置であり、これらの複製装置の録音ヘ
ッドに取り出した信号が同時に加えられる。
ヘッド・エンド記憶装置から取り出される情報は、デジ
タルの形式でスレーブ・テープに録音することが可能で
あり、もし希望するならば、この取り出した情報を最初
にアナログ形式に変換し、スレーブ媒体に録音すること
も可能である。
本発明の重要な特徴は、中間記憶装置に記憶された情報
は製造には直接使用されないので、中間記憶装置からヘ
ッド・エンド記憶装置に転送されるのに先立ち、情報が
マスター・テープから再生され中間記憶装置に実時間で
ロードされるのと同時に複製ラインが1つ以上の選択音
源を製造することができることである。オペレータがパ
ンケーキを交換し複製装置の録音ヘッドを清掃するのに
必要な時間、即ち通常15台の装置に対して約1分の間だ
け、選択音源の間に、スレーブ装置を停止させなければ
ならないという点で、このことは、上述の従来技術のシ
ステムで起こり得るような問題に対して、複製装置の使
用を大幅に増加することができる。従って、マスター・
テープ情報を実時間でロードすることによって複製装置
は待機する必要がなくなり、このことは、1回のシフト
で多数の選択音源の変更をしなければならないテープ複
製設備に於ける非常に経済的に重要な点である。
本発明の他の目的、特徴および利点とその構成および動
作は、添付の図面を参照する場合、以下の詳細な説明か
ら明らかになる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従って構成された、マスター媒体か
ら再生された情報をスレーブ媒体に録音する装置のブロ
ック図である。
第2図は、図1に示すシステムで使用される磁気ディス
クの読み取り/書き込みヘッドの斜視図である。
第3図は、磁気記憶装置を制御するシステムの機能を表
すブロック図である。
第4図は、記憶装置の磁気ディスクにデータをどのよう
にフォーマットするかを示す概略図である。
第5図は、本システムを動作させるメニューの例を示す
コンピュータ端末の画面を表す図である。
第6図は、第1図に示す種類の幾つかにシステムによっ
て構成される装置を示す図である。
第7図は、第6図に示す装置の動作状態を示すコンピュ
ータ端末の画面を表す図である。
第8図は、第6図に概略を示す装置をコンピュータ制御
するシステムのシリアル・ポート接続を示す概略図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 第1図は本発明を具現化する装置のブロック図であり、
この装置は、ステレオ・カセト製品のA面とB面をそれ
ぞれ表す各テープ再生装置によってマスター媒体12Aと1
2Bから再生された情報をスレーブ媒体10に録音する。ソ
ース・テープは、一般的にデジタル・スタジオ・マスタ
ー・テープであり、これによって、ドルビー「B」で符
号化したカセットを生産する現在の業界の慣例にカッセ
ット製品が適合するように、再生した情報信号をデジタ
ル形式からアナログ形式に変換し、これらの情報信号を
ドルビー「B」エンコーダのアナログ形式でドルビー
「B」に符号化されることを可能にすることが必要にな
る。この目的のため、再生されたデジタル信号はそれぞ
れのデジタル・アナログ変換器14と16によってアナログ
形式に変換され、共用クロク発振器18によって発生され
るクロック信号によって相互に同期され、その結果生じ
たアナログ信号は、それぞれ既知の構成のアナログ式ド
ルビー「B」エンコーダ20と22に加えられる。デジタル
式ドルビー「B」エンコーダが開発された時点では、勿
論レベルを適切に調整した後、マスター・ソースから直
接デジタル信号を受けることができ、D/A変換器14と16
を必要としなくなる。
ドルビー「B」のエンコードに続いて、A面とB面を表
すアナログ信号は、後続の処理のためそれぞれ既知の構
成のA/D変換器24と26によって変換されデジタル形式に
戻される。A面とB面を表すデジタル信号はそれぞれの
マルチプレクサおよびエンコーダ28と30に加えられ、こ
れらは、各面の左チャンネルと右チャンネルのデジタル
信号を、それぞれデジタル記憶装置32と34に記憶させる
のに適する形式にフォーマット化する。A面の場合、こ
の記憶装置32は通常の順方向でロードされ、マルチプレ
クサ28はこのデジタル情報をこの方向でロードするのに
適したフォーマットにパケット化する。A面の情報が以
下で時として「マスター記憶装置」または「中間記憶装
置」と呼ばれる記憶装置32に完全にロードされた場合、
順方向のマルチプレクサ28はオフに切り替えられ、もう
一方のマルチプレクサ30がオンに切り替えられ「B」面
の記憶装置34にロードする準備として「B」面の情報を
多重化し符号化する。「A」面と「B」面のマスター・
テープ12Aと12Bは、デジタル情報を発生させるためにこ
れらが発生されるのと同じ方向に走行し、一方、テープ
・カセットを再生する間「B」面は「A」面とは反対の
方向に走行するので、スレーブ・テープ10の録音中は一
方の面のプログラムを表すデータはデジタル記憶装置か
ら逆方向に再生しなければならず、この目的のため、マ
ルチプレクサとエンコーダ30は「B」面のデジタル情報
をパケット化し、これを逆方向に、即ちファイルの後端
から前端に向かって順方向で記憶装置34に加える。記憶
装置32と34をロードする上述の処理はロード・コンピュ
ータ36によって制御され、このコンピュータは情報が記
憶されるファイルの大きさおよびロケーションを判定
し、適切なタミングでマルチプレクサ28と30をオンまた
はオフに切り替え、適切なタミングでマスター・テープ
再生装置を運転または停止させ、一般的にプログラム情
報のマスター記憶装置へのロードを達成するのに必要な
全ての機能を実行するようにプログラムされる。「DHSM
LOAD PROGRAM」と名付けられ、磁気ディスク駆動記
憶装置(後で説明する)を制御するために設計されたプ
ログラム、および「Shell Program To Run Loading
Programs(制御プログラムを実行するための殻のプロ
グラム)」と名付けられた付属するプログラムの印刷し
たマイクロフィシェ・コピーをここに添付し、これら
は、それぞれ「付録I」と「付録II」と表示する。
デジタル情報は、比較的低速の第1速度でマスター記憶
装置にロードされるが、この速度は、一般的にこのプロ
グラム情報がスタジオ・マスター・テープに最初に録音
された速度、通常は実時間である。
記憶装置32と34に記憶させた「A」面と「B」面の情報
を複製しようと希望する場合、データは転送スイッチ48
によって44と46で概略を示すスイッチを閉じることによ
って第1速度よりはるかに高速度の第2速度で「A」面
と「B」面のヘッド・エンド記憶装置40と42に転送さ
れ、次にこのスイッチ48は再生コンピュータ50とリンク
され、中間記憶装置32と34からヘッド・エンド記憶装置
40と42に情報を高速度で適切な順序で転送するようにプ
ログラムされたロード・コンピュータ36によって制御さ
れる。この転送処理は以下でより詳細に説明する。
このデータの転送が完了しスイッチ44と46が再び開放さ
れた時点で、2種類の状況が起こり得る。1つは、コン
ピュータ50の制御下でヘッド・エンド記憶装置に記憶さ
れたプログラム情報を、転送速度とは異なった高速度で
あるが、複製装置10の複製速度の正確な倍数の速度、一
般的には実時間の64倍またはそれ以上の速度で、読み出
すことができることであり、もう1つは、スイッチ44と
46が開放状態であり、もはや再生コンピュータ50がロー
ド・コンピュータ36と通信を行う必要がないので、この
ロード・コンピュータは、中間記憶装置32と34に新しい
プログラムのロードを開始することができることであ
る。「Playback Program for DHSM Project(DHSM
プロジェクト用再生プログラム)」と名付けられ、磁気
ディスク駆動記憶装置で使用するために設計された再生
プログラム、および「Shell Program To Run Playb
ack Programs(再生プログラムを実行するための殻の
プログラム)」と名付けられた再生プログラムを管理す
る付帯プログラムの印刷したマイクロフィシェ・コピー
が添付され、それぞれ「付録III」と「付録IV」と表示
する。
希望する数の複製を作るのに必要な回数だけ何回も繰り
返される記憶装置40と42に記憶した情報を高速度で再生
する間、情報は既知の構成のそれぞれのバファ記憶装置
54と56に加えられ、これらのバファ記憶装置によって、
記憶装置40と42からの間欠的なデータの流れが以下で十
分説明する理由によって円滑にされ、一定の速度で出力
ビットの流れが発生される。これらのビットの流れは、
それぞれのデマルチプレクサ58と60に加えられ、これら
のデマルチプレクサは基本的にマルチプレクサ28と30と
反対の機能を実行する、すなわち、信号情報を実質的に
その元の左と右のチャンネルの形態に復元し、これは次
にそれぞれのD/A変換器62と64に加えられ、これらのD/A
変換器62と64はこれらと関連する従来の復元低域フィル
タ66と68をそれぞれ有し、製造しようとするカセット・
テープの「A」面と「B」面の両面に対する左と右のチ
ャンネルを表す4つのアナログ信号を発生し、これらの
アナログ信号を、例えば、15台の従来のスレーブ・テー
プ駆動装置によって構成されることのできる複製装置10
に加える。このフィルタの音声帯域は、複製テープの音
声帯域幅、一般的に15KHzに複製速度を乗じたものであ
り、実時間の80倍の複製速度の場合、約1.2MHzとなる。
ロードおよび再生コンピュータ36と50は、それぞれ端末
38と52を有し、これには上で要点を述べた機能を制御す
るキーボードが含まれる。本システムは、オペレータが
いずれの機能の実行を希望しているかを問い合わせるプ
ロンプトが端末の画面に現れるという点で、メニューに
よって駆動され、この問い合わせは、例えば、ロードし
ますか?、転送しますか?、高速度で複製しますか?等
である。また、プログラムのタイトル、その長さ、およ
びこのプログラムに関する他の情報は、これらの端末と
キーボードを介して入力される。
本システムは、また「A」面と「B」面のデジタル・テ
ープ70と72の形式で入手できるプログラム情報を高速度
で複製することができ、これらのテープはそれぞれ第1
図に破線で示され、これらはドルビー「B」で符号化し
てもよいししなくてもよいが、一般的にマルチプレクサ
28と30にそれぞれデジタル情報を直接加え、それぞれ中
間記憶装置32と34に記憶する準備としてデータをフォー
マット化することによって、幾らかのビット速度の減速
と事前のマスターの作成を行われている。この場合、マ
ルチプレクサに先行する部分は全てなしで済ますことが
でき、またもし複製がデジタル・テープならば、D/A変
換器62と64及びこれの関連する低域フィルタは必要では
ない。複製装置のテープに直接録音するのに適したフォ
ーマットで信号を準備することは、一般的にデマルチプ
レクサ58と60の機能であり、これは一般的に信号を複数
のチャンネルに分割し、これらの信号を一致した垂直軸
を有するスタック内に配列した複数のヘッドに加えるこ
とによって行われ、このことはアナログ録音機の代わり
にデジタル録音機によって行われる。
第1図のシステムの基本的な要件は、記憶装置32と34の
場合には高速度で読み取られることができ、記憶装置40
と42の場合には高速度でロードされ読み取られることの
できるデジタル記憶装置であることが上述の説明から明
らかである。比較的最近まで、入手可能な記憶装置はア
ナログ信号を完全に復元し同時に高速複製を実現するた
めに必要な毎秒数10メガバイトのオーダのビット速度を
取り扱うことができなかった。例えば、音声信号を実時
間の64倍速乃至128倍速で複製するためには、少なくと
も毎秒15乃至30メガバイトが必要である。今日利用でき
る可能性のある幾つかの装置の中で、現在好ましい装置
は、例えば、毎分3600回転する複数の対向するディスク
を有し、また同時に情報を書き込みまたは読み取ること
ができる多重ヘッドを有する磁気ディスク記憶装置であ
り、事実上これによって多重チャンネル・ディスク記憶
装置が提供され、これは十分高いビット速度を有する。
現在のところより高価ではあるが、他の潜在的に使用可
能性なデジタル記憶媒体は、RAMまたはEEPROM素子であ
り、これらは要求される速度の能力を有し、十分な数量
があれば必要な記憶容量が提供でき、機械的な記憶装置
よりも容易に読み出されることができる。しかし、記憶
装置のメガバイト当たりのコストは、現在磁気ディスク
記憶装置の5倍ないし20倍のオーダであるので、本シス
テムでは後者が使用される。
特に、各記憶装置32、34、40と42は、例えば、カリフォ
ルニア州ウエストレーク所在のIBISシステムズ社によっ
て製造販売される型式番号1012の磁気ディスク・ドライ
ブでよく、この発明を実行するためにこれをどのように
使用するかを理解するため、この装置を十分詳しく説明
する。第2図を参照して、この装置のヘッド/ディスク
・アセンブリは、水平軸に取り付けられた3枚の剛性の
ある磁気媒体ディスクによって構成され、この軸は、DC
サーボモータ(図示せず)によって毎分3600rpmで回転
駆動される。これらのディスクによって与えられる5つ
のデータ面は、2つの同心状の記憶帯域を有し、積み重
ねたディスクの両端部の最も外側に面したディスクの面
には、単一の帯域域のサーボ基準パターンが割り当てら
れる。データ・トラックは浮動ヘッドによって磁気的に
アクセスされ、これらのヘッドはヘッド位置決めシステ
ムによって保持され、このシステムは読取り/書き込み
アーム74を有し、このアームには4個のヘッド76、78、
80と82が各板ばねによって取り付けられ、例えば、一対
のヘッドはディスク84の1つの面をアクセスし、一方、
他の一対のヘッドは反対側のディスクの面をアクセスす
る。各ヘッドは各ディスク面のトラックの独立した記憶
帯域86をアクセスし、従って、各ディスク面は2つの同
心状のデータ・トラック帯域を有する。しかし、4個の
ヘッドの内1個だけが活性状態にある、すなわち、書き
込みまたは読取りのいずれかが可能であり、いずれの瞬
間でも、これ以外であれば、これは受動状態にある。積
み重ねたディスクの端部の外側に面したディスクの面
は、88で示され、サーボ位置の基準パターンとして割り
当てられ、他のディスクのデータ・トラックの2倍の密
度の単一の帯域のトラックだけを有し、各帯域は1つの
読取り専用ヘッドによってアクセスされる。
データは、磁気ディスクからまたはこの磁気ディスクに
対して16ビット語で転送され、これらの語は第3図に機
能を示す制御システムによってディスク上の位置(アド
レス)に正確に記憶される。いづれのアドレス欠陥も、
きずのマッピング処理によって効果的に使用から除外さ
れ、これは「DHSM−IBIS FORMAT PROGRAM」と名付け
られたプログラムによって達成され、このプログラムの
マイクロフィシェ・コピーは「付録Vとし添付する。こ
のシステムは4つの基この機能領域に分割され、これら
の領域は、インタフェース100、マイクロプロセッサ制
御装置102、ヘッド位置決めサーボシステム104、及び書
き込み/読み取りシステム106である。インタフェース1
00は、2つのポート、ポートAとポートBを有し、それ
ぞれのホスト処理装置108と110に接続することができ、
これらは各々駆動装置を選択することができるが、これ
らの内の1つだけが所定の時間に論理的に接続可能であ
る。しかし、選択されなかったI/O処理装置は命令を発
生することによって選択を要求することができ、もしこ
れに成功したなら、選択された処理装置を解放し、要求
している処理装置を論理的に接続される。2こののケー
ブル、バス・ケーブルと制御ケーブルによって、各ポー
トがその対応する処理装置に接続される。バス・ケーブ
ルは奇数−1のパリティを有する16ビットの双方向デー
タ・バスを有し、制御ケーブルは(ホスト処理装置から
の)奇数−1のパリティと駆動装置からこの処理装置へ
の状態線を有する5ビットの機能コード・バスを有す
る。
2つの入力ポートのいづれかから命令を受け取った場
合、この命令された機能を実行するために必要な一連の
事象は、2台のマイクロプロセッサによって制御され、
これらの内の一方はスーパーバイザ112であり、他方は6
8000(すなわち68K)のマイクロプロセッサ114である。
主制御装置112は1ビットの処理装置であり、これは、
入力される機能コードを全て自動的に復号し、駆動装置
を介してデータを記憶媒体に伝達しまたはこの記憶媒体
からデータを伝達するのに必要な高速の切り替えを全て
制御し、更に68000のマイクロプロセッサに対するヘッ
ド位置決め命令の実行を延期する。この68000マイクロ
プロセッサ114は、これの支援メモリと共に、ヘッドの
位置決め、電源の逐次開閉機構、及び安全性の監視の全
てのマスター制御要素である。これらのシーケンスは、
スーパーバイザ112によって実行されるものより比較的
低速度である。68Kのマイクロプロセッサ114は、またシ
リアル・ポートRS232を介してこのプロセッサのRAM部分
にプログラムされた診断シーケンスをロードするように
構成され、従って、駆動装置が故障判定自己診断を実行
するのを可能にする。サーボ電子装置116は、第2図と
関連して上で説明したヘッド位置決めシステムによって
構成される。ディスクを基礎とするデータ記憶システム
では共通であが、第4図に示すように、データはセクタ
ー内にフォーマット化され、これはデータのアクセスが
可能な最小のブロックであり、これらは論理ディスクの
一端を起点として連続的に書き込まれこの論理ディスク
の他方の面に連続する。ファイルは連続的に書き込まれ
るので、ディスクは一端に向かって書き込まれていく。
2つの他のファイルの間に挟まれたファイルを消去する
ことによってデータの空白が生じ、次に書き込まれるフ
ァイルは消去されたファイルによって使用可能になった
セクターを使用する。もしこの新しいファイルのサイズ
が消去されたファイルよりも大きければ、消去されたフ
ァイルによって以前に占有されていた領域にこのデータ
の一部が記憶され、残りのデータは最寄りの使用可能な
空間に記憶される。もしこのディスクに多くのファイル
が既に記憶されていたなら、このファイルの他の部分か
ら物理的及び論理的にかなりの距離の離れた一箇所以上
のロケーションに残りのデータを記憶することが必要で
ある可能性がある。ファイルを分解しは配分するこの処
理は、分割として知られ、大部分のコンピュータ・シス
テムでは許容できるが、高速度データ処理には適さない
程度にデータの転送速度を低下させる。高速データ・フ
ァイルを通常の速度のデータ・ファイルと混在させるコ
ンピュータ・システムは、特別のアルゴリズムを使用
し、このアルゴリズムによって、高速データは連続する
データ領域に載置され、通常の速度のファイルだけが分
割される。
このシステムでは、ファイルは全て高速ファイルであ
り、これは間もなく明らかになる理由のために、全て連
続していなければならない。この発明の重要な特徴は、
音声またはデジタル信号の高速複製用に特に用いられる
磁気ディスク記憶装置内で、全てのファイルが連続する
ことを保証するアルゴリズムにある。音声信号の場合、
音楽の選択音源のデジタル表示であるデータのファイル
は、駆動装置の1つ以上の磁気ディスク上の1つ以上の
トラックに記憶される。これらの選択音源は、1面当た
りの演奏時間が5分から45分の範囲にあり、通常の選択
音源の平均演奏時間は約25分であり、「シングル・カセ
ット」の平均は約5分である。比較的数は少ないが、幾
つかの選択音源では、これらの平均よりも長い場合と短
い場合がある。直面するこれらの統計的なファイルのサ
イズに基づいて、上述の「DHSM LOAD PROGRAM」及び
他のプログラムで実施されるこのアルゴリズムでは、駆
動装置を複数のファイルの複数の区画に分割し、各区画
は平均のプログラム時間よりも僅かに長い演奏時間を有
する。プログラムの大部分は、これらの区画の演奏時間
よりも短いかまたはこれと等しく、従って、これらのプ
ログラムはいづれの分割を生じることなく、録音または
消去することができる。割り当てられた区画の長さより
も選択音源が長い場合、このアルゴリズムは自動的にこ
の選択音源(プログラム)を隣接する区画に重ね合わせ
ることを可能にし、例え1区画の長さを超えるプログラ
ムの部分を記憶するために隣接する区画の一部だけを使
用しても、これによって、1つの長いファイルを作り出
す。このファイルが消去された場合、両方の区画はいづ
れの分割を生じることもなく、更に使用するために解放
される。これらの理由によって、マスター記憶装置とヘ
ッド・エンド記憶装置は、全て同じ方法で組織される。
このようにして、全てのファイルは連続し、テープ複製
システムの動作に不可欠の高速で読み出すことができ
る。更に、分割されたファイルは、複製に使用するため
にヘッド・エンド記憶装置にロードして転送しなければ
ならない新しいプログラムの連続する流れのロードを取
り扱うことができる。このようなデータを組織するシス
テムがないと、ファイルの分割は直ちに混乱に連なが
り、このシステムを使用できなくする程度に迄データ転
送速度を低下させる。ここで説明した組織の場合、駆動
装置は一日当たり48の異なった選択音源を取り扱うこと
ができる。
少し第1図に戻って、「A」面を表すマルチプレクサ28
からのデジタル多重信号LとRは、「A」面の記憶装置
32に加えられ、また「B」面を表すマルチプレクサ30か
らのデジタル多重信号LとRは、第2磁気駆動記憶装置
34に加えられる。多重化された信号は、ディスク駆動装
置(第3図)のI/Oポートに16ビット語として転送さ
れ、そのディスク駆動装置の1つ以上の磁気ディスクの
所定のトラックに格納される。ヘッドは多数あるので、
同時にデータを記録及びインターリーブすることが可能
であり、これによって、読取りと書き込みの両方で非常
に高速のデータ速度を提供することができる。しかし、
この使用可能な高速はロード処理の期間中は使用され
ず、この処理は情報が最初にマスターに記録された速度
と等しい速度で行われるが、これは通常は実時間である
必要はない。従って、ロード期間中ディスクは毎分3600
回転の均一な速度で回転するので、このシステムは大半
の時間の非活性であるが、この理由は、マルチプレクサ
28と30からのデータがそれぞれ4,096バイトの幾つかの
パケットのブロックに集合され、適当な点で速やかに記
憶ディスクにダンプされ、各面のLとRのチャンネルを
各パケット中にインターリーブされるからである。ロー
ド・コンピュータ36のプログラムは、データを組織して
記憶装置32と34に転送し、このデータは端末38でオペレ
ータによって制御され、この端末はマスター・テープ再
生装置12Aと12Bに物理的に近接して位置することが好ま
しい。前に述べたように、このロード・コンピュータ
は、スーパーバイザ処理装置112(第3図)を命令して
「トラック番号XXXからデータ領域YYYにデータの格納を
開始させ」、かつ他の通常必要な制御機能を実行させる
ようにプログラムされる。
磁気記憶装置は高速度であるが、ロード処理の期間の短
い時間の間だけしか使用する必要がないので、これはシ
ステムの他の有用な機能を実行することができる、すな
わち、反対方向にカセット製品の「A」面と「B」面を
ロードすることができる。記憶装置に加えるデジタル情
報を発生するために「A」面と「B」面のマスター・テ
ープ再生する場合、これらのマスター・テープは同じ方
向に走行し、一方最終的なカセット製品の再生中、
「A」面は「B」面と反対方向に走行することを考慮す
れば、これは簡単な仕事ではない。このため、スレーブ
・テープに録音が行われている場合、その一方の側のプ
ログラムを表すデータは他方の面のプログラムを表すデ
ータとは逆に再生されなければならない。このことは電
子式RAMまたは同様のメモリによって全く容易に行うこ
とが可能であり、この場合、単純にメモリを逆の順番で
アドレスしすることによって、データは一方向に記憶さ
れ、また逆に再生することができる。しかし、ここで使
用するディスク駆動装置では、データはセクター内にパ
ケット化され、これらのデータはディスクの回転方向に
支配されて一方向のみに記憶し読み取ることができるだ
けである。データが格納された方向と逆の方向でセクタ
ーからデータを読み取る実際的な方法はないが、外部ハ
ードウエアとソフトウエアの組み合わせを採用して、一
方の面、この発明ではカセット製品の「B」面に対する
データを反転させる。必要なソフトウエアは「DHSM LO
AD PROGRAMで実現される(付録I)「A」面と「B」
面のマスター・テープ中間記憶装置32と34からヘッド・
エンド記憶装置40と42にデータを高速で転送するのに必
要な高いデータ再生速度を実現するためには、これらの
セクターは一定増分法(spesific incremental manne
r)によって読み取らなければならず、これ以外の方法
では、ヘッドの下でディスクが回転するに従って、デー
タの流れに許容できないギャップを生じるが、その理由
は、次の正しいセクターが現れるまでに待機時間がある
からである。従って、例えばカセット製品の「B」面に
対して、データの流れを反転させることは、比較的低速
のロードの動作を行っている間に、最も効果的に行われ
る。
ファイル中のデータを反転させるには、2種類の反転を
行わなければならず、これは、(1)最後に書き込まれ
たセクターが最初に読み取られ、最初に書き込まれたセ
クターが最後に読み取られるように、セクターに書き込
む順序を反転させること、及び(2)セクター内の独立
したそれぞれの語(16ビットのデータ群)の順序が再生
時に反転するように各セクター内のデータを反転させる
ことである。これは、一連の8個のディスク・セクター
に相当するデータのブロックすなわちデータ群を電子メ
モリ内にある方向で書き込み、次に読取りアドレス発生
器の方向を反転させることによって、逆の順序でこれを
読み取ることで実現される。8個のセクターの群は、フ
ァイルの終点から始点に向けて進行しながら、1つのブ
ロックとしてディスク駆動装置に書き込まれる。しか
し、反転させたデータの各ブロックは、ディスク駆動装
置で順方向で書き込まれ、最初のブロックの最初のセク
ターはファイルの終点から8個目のセクターに書き込ま
れ、2番目のセクターはファイルの終点から7個目のセ
クターに書き込まれ、最初のブロックの8番目のセクタ
ーがファイルの最後の位置に書き込まれる迄、これはこ
の順序で継続される。次の8個目のセクターのブロック
を転送する番が来た場合、最初のセクターはファイルの
終点から16番目のセクターの位置に転送され、第2のセ
クターはファイルの終点から15個目のセクターの位置に
転送され第2ブロックの最後のセクターがファイルの終
点から9個のセクターに位置する迄、これはこの順序で
継続される。この処理によって、反転させた8個のセク
ター・ブロックは、それぞれ順方向に書き込むディスク
に書き込まれ、各ブロックは先行するブロックが開始さ
れる前に8個目のセクターで開始され、最後のブロック
がファイルの頭に位置する迄、これは継続される。この
システムは、またファイルの終点から開始して8区画の
ブロックを書き込むようにもプログラムされ、これによ
って、駆動装置に「B」面の真に反転したコピーをロー
ドする。再生時、ディスク上のデータは、ヘッド・エン
ド記憶装置に対するデータの流れの速度と妥協しないよ
うに、「A」面のデータを読み取るのと同じ方法で、順
方向に読み取られる。
もしカセット製品の「A」面と「B」面が、それぞれ平
均的な長さであり、マスター・テープ12Aと12Bは順に再
生されるなら、これらの2つの選択音源をそれぞれの中
間記憶装置32と34にロードするには、1時間以下しかか
からないことが明らかである。説明したIBIS駆動装置
は、マスター・テープ12Aと12Bから再生されたデータに
加えて、複数の選択音源を表す情報を記憶するのに十分
な容量を有し、事実、各駆動装置はそれぞれ約26分の長
さの5つの異なった選択音源を記憶する容量を有する。
1つ以上のプログラムを表すデータは、高速記憶装置32
と34に不定形(indefinitely)に記憶することができる
が、記憶されたデータは通常直ちにスイッチ44と46を介
して、ロード・コンピュータ36と再生コンピュータ50の
制御下で、それぞれ「A」面と「B」面のデータ用の同
じ種類の一対の第2高速記憶装置40と42に転送され、
「DHSMプロジェクト用転送プログラム」と「DSHMプロジ
ェクト用高速転送プログラム」と名付けられた2つの転
送プログラムがここに添付され、これらはそれぞれ「付
録VI付録VII」で示される。転送処理では、コンピュー
タ36がデータを高速で再生し、コンピュータ50がヘッド
・エンド記憶装置にデータをロードするという意味で、
ロード・コンピュータと再生コンピュータの役割が逆転
する。「A」面と「B」面記憶装置32と34に記憶された
情報は、実時間ではないがはるかに高速でそれぞれ記憶
装置40と42に転送され、説明した駆動装置の場合、実時
間の約90倍である。更に高速の転送速度を有する他の駆
動装置の場合、転送速度はこれに対応して速くなる。設
備によっては、データをこの速度で転送する必要がない
場合があり、例えば、実時間の32倍速程度の転送速度が
より便利である場合もある。重要なのは、中間記憶装置
32と34からヘッド・エンド記憶装置42と40に転送する時
間によって、複製装置がデータを利用できるようにな
り、複製装置が次のプログラムを受け取る用意を整える
前に転送を完了してしまうことによって生産を妨げない
ことである。ヘッド・エンド記憶装置40と42は、また複
数のプログラムを記憶する容量を有し、例えば、各記憶
装置は5つのファイルを有し、それぞれのファイルは26
分の選択音源を記憶する能力を有する。ヘッド・エンド
再生装置のファイルをマスター記憶装置のファイルと同
じ長さにすることは、特に複数のマスターと再生記憶装
置を有するシステムでは便利であるが、必須ではない。
このことは、記憶装置から記憶装置へのプログラムの交
換を簡略化する。再び、記憶装置40と42に転送される情
報は不定形に記憶させることができ、事実これは作業の
シフトとシフトにまたがって、週と週にまたがって複製
するように計画されたプログラムの選択音源を長期間記
憶することがしばしば望ましく、これによって、時間を
費やす実時間ロード処理を選択音源(複数)が受けるの
を防止する。
ヘッド・エンド記憶装置40と42に記憶されたプログラム
の生産を開始する計画時間が近づくに従って、オペレー
タはその生産ラインの複製装置の全てのパンケーキを取
換え、これは1つ以上一般的には15個あり、全ての準備
が満足されると、再生コンピュータ50の端末52に適切な
命令を入力する用意ができ、このコンピュータは複製装
置のラインと物理的に近い位置にあるのが好ましい。
オペレータは、第5図に示す再生用の主メニューに導か
れ、このメニューは呼び出されて端末52の画面上に表示
され、記憶装置40と42から再生を開始する準備をする。
5つの可能性のある項目、すなわち再生、ディレクト
リ、新しい駆動装置のリセット、状態の検査及びメニュ
ーの終了の内から1つの項目を選択するように、この表
示はオペレータに命令することが分かり、選択が行われ
ると、コンピュータが呼び出され、このメニューの選択
に適した補助プログラムすなわちメニューのプログラム
が画面上に現れ、これには「DHSM−DIR PROGRAM」が含
まれ、これのマイクロフィッシェ・コピーがここに添付
され、これは「付録VIII」で示す。このDIRプログラム
は、5個の中間記憶装置と10個のヘッド・エンド記憶装
置によって構成される設備(第6図と関連して説明す
る)で使用するように設計され、いずれの選択音源が特
定の駆動装置のいずれの区画に記憶されているかを画面
上に表し、ロード処理中にオペレータによって入力され
た、タイトル、選択音源の番号、分で表したこの選択音
源の長さ、及びこの選択音源をを記憶するのに必要なフ
ァイルの寸法等の情報を有する。中間記憶装置からヘッ
ド・エンド記憶装置へ選択音源を転送する期間中、この
ディレクトリの情報はプログラム・データと共にヘッド
・エンド駆動装置に転送され、このヘッド・エンド駆動
装置にはこの選択音源を表すデータが転送される。この
ようにして、他の理由による電源の故障または運転の停
止の場合に失われないように、記憶装置内の全てのプロ
グラムの見出しが常に音声プログラム・データに付随し
ている。
「再生」を選択した場合、DHSM再生プログラム(付録II
I)が同時にスレーブ録音装置を全て始動させ、それと
同時に「A」面と「B」面の記憶装置40と42に記憶され
たプログラム情報の読取りを開始する。データは記憶装
置40と42から第3の速度で読み取られ、この第3の速度
は第1及び第2速度のいずれとも異なり、これは実時間
の64倍速、72倍速、80倍速またはそれ以上であり、それ
ぞれのデマルチプレクサ58と60で多重化を解除されてそ
れぞれの面のLとRチャンネル情報を取り出し、それぞ
れのD/A変換器62と64によってアナログ情報に変換さ
れ、次に製造ラインの複製装置の全てのヘッドに並列に
加えられる。
明らかに、複製速度が高くなる程所定の時間内に作るこ
とができるカセット・テープの数量は増加し、従って、
常に複製速度を向上させるように圧力がかけられるが、
しかし、これは、複製装置の機械的特性によって最終的
に制限される。例えば、実時間の80倍のデータ速度で
は、毎秒1−7/8インチのテース速度の民生用テープ再
生装置でスレーブ・テープを再生するには、このスレー
ブ・テープは毎秒150インチで走行しなければならな
い。この速度またはより高速度では、複製装置の送り出
しプーリーと巻取プーリーを非常に注意深く調整し、テ
ープが急に引っ張られて折れ曲がるのを防止しなければ
ならず、またこのような速度ではヘッドとテープとの接
触領域は空気力学の問題によって悪影響を及ぼす。記憶
装置40と42からデータを読み取る速度は、D/A変換器62
と64のクロック速度を、音声信号が最初にサンプリング
される速度であるA/D変換器24と26のクロック速度で分
割することによって決定され、これらの記憶装置40と42
が希望する出力速度よりも高速度でデータを供給するこ
とができなければならないという条件が付き、さもなけ
れば、選択音源が終了する以前にデータが急速に無くな
り、音声カセット製品に「隙間」または「飛び」を生じ
る。
再生プログラムは、記憶装置40と42に「A」面と「B」
面の両面に録音された情報を読み取り、正しい順序で取
り出させ、最長の選択音源の終点に到着した場合、
「A」面と「B」面のファイルの始点に飛び越して戻
り、オペレータによって命令された数の複製が作られる
まで、またはテープのパンケーキを補充するような他の
理由によって複製が中断される迄、この処理を何回も繰
り返す。従来通り、読取りプログラムが終了する度に、
コンピュータは自動的にテープに信号を挿入し、その結
果、録音済みのパンケーキをカセットに装填するために
巻き取り装置にかけた場合、低周波数の信号を検出して
テープを正しい位置で切断することを保証することがで
きる。
第1図は量が少ない設備に適した単体のテープ複製シス
テム一式を示すのに対して、第6図には、多数の選択音
源の交換があり、毎日録音済みカセットを大量に量産す
る必要がある大型の設備で使用するために選択すること
のできる多数のこのようなシステムを概略的に示す。図
示す構成は、5対の音源テープ再生装置120〜128を有
し、各対の再生装置は第1図に示す再生装置12Aと12Bに
対応し、これら対の再生装置はそれぞれ他と独立して操
作することができ、また他の再生装置の動作と同時に動
作させることもできる。各再生装置によって再生される
情報は、第1図と関連して説明したように説明され、低
速度、例えば、実時間で対応する対で構成され、132〜1
40で示すIBIS記憶装置にロードされ、それぞれ5個の記
憶ファイルを有し、それぞれ少なくとも26分の長さの選
択音源を記憶する能力を有する。記憶装置の出力は、全
て転送スイッチ142に加えられ、このスイッチは中間記
憶装置32と34をヘッド・エンド記憶装置40と42に接続す
るだけの第1図に示すスイッチ48とは異なり、いづれの
中間記憶装置132〜140のいづれかのファイルに記憶され
たデータも、各々上で説明した一対のIBIS駆動装置によ
って構成される10個のヘッド・エンド記憶装置144〜162
の内のいづれかの1つの5つの記憶ファイルの内の任意
の1つに切り替えることができる。従って、図に示す設
備は、合計30個の磁気ディスク記憶装置とそれぞれに必
要な信号処理回路によって構成される。
転送スイッチ142は、高速デジタル・クロスボイント型
の切り替えシステムであり、これは一対の記憶装置の
「A」面と「B」面の各々に対して毎秒10メガバイト、
合計毎秒20メガバイトのデータ速度を取り扱い、中間記
憶装置からヘッド・エンド記憶装置に実時間の90倍のデ
ータ速度で転送を行う能力を有する。このスイッチは、
複数の従来の3状態のバッファによって構成されるのが
好ましく、これらのバッファの入力と出力は対それぞれ
の25芯ケーブルを有する並列バスによって、各中間記憶
装置と各ヘッド・エンド記憶装置と接続され、その結
果、16ビットのデータ語の並列転送に必要な16本の経路
以外に、制御データ用の経路を有する。データ転送プロ
グラム(付録VIとVII)の制御下で、データがそこから
転送される中間記憶装置に接続された16ビット線と関連
する3状態バッファが起動され、出力側では10個のヘッ
ド・エンド再生装置の内の1つにデータを搬送するこの
バスと関連する他のセットもまた起動することができ
る。例えば、中間記憶装置136とヘッド・エンド記憶装
置154に関連するこの3状態バッファは、他の全てのス
イッチがオフまたは不能である場合に起動することがで
きる。これらのバスの制御リードによって、高速度デー
タ送信システムでは通常の慣例として、各記憶装置用の
制御装置間の初期接続手順が提供される。転送スイッチ
142は、中間記憶装置とヘッド・エンド記憶装置間でデ
ータを往復させて転送できるように、双方向型であるの
が好ましい。
ヘッド・エンド記憶装置144〜162の各々は、それぞれの
複製装置のラインと接続され、各複製装置は第1図の説
明で示すように、15台のスレーブ録音装置によって構成
することが可能である。
第6図は、マスター・テープ情報を中間記憶装置132〜1
40のいづれかにオフラインでロードし、中間記憶装置と
ヘッド・エンド記憶装置との間を往復してデータを転送
するために双方向スイッチ142を使用することによって
可能になる柔軟性と融通性を模式的に示す図である。複
製するように計画されていたプログラムは、一時的にテ
ープ・ライブラリ170から取り除かれ、5対のテープ再
生装置120〜128の内の1つ以上によって順にまたは同時
に再生され、実時間で高速記憶装置132〜140の記憶チャ
ンネルの選択したファイルにロードされる。同時に
「A」面と「B」面を再生した場合、テープ再生装置の
運転開始時刻と情報が中間記憶装置にロードされる時刻
との間の経過時間は、最も長い面の分で表した長さであ
り、このことは、もし5対のテープ再生装置の全てが同
時に動作し、最長の選択音源が26分であり、各一対の再
生装置によって再生される「A」面と「B」面がそれぞ
れの中間記憶装置に同時にロードされるなら、10面のデ
ータ(5つのプログラム全体)は中間記憶装置に26分で
ロードすることができる。明らかに、もし「A」面と
「B」面を順に再生するなら、5つのプログラム全体を
ロードするには52分必要である。機能的にロード・コン
ピュータ36と再生コンピュータ50(第1図)にそれぞれ
対応し、関連する端末で入力された命令に応答するよう
にプログラムされたコンピュータ172に制御されて、転
送スイッチ142は、5つの中間記憶装置のいずれかの所
定のファイルに記憶されたデータをヘッド・エンド記憶
装置144〜162の50個のファイルの内の選択した1つに供
給するが、この選択した1つのファイルは予め設定され
た生産計画による使用可能性によって決定される。
上で説明した柔軟性と高速のデータ転送を実現し、同時
にカセット製品の品質を高く保持するために、第6図に
示す設備は、上述のようにプログラムされたコンピュー
タ・システムによって制御され、上で議論した機能を実
行する。このシステムを制御するのに必要な多数の高速
命令を実行するためには、68010VMEの単一基板のコンピ
ュータのような高速コンピュータが必要である。第8図
は、第6図に示すデジタル高速マスター(DHSM)システ
ムのRS232の接続図であり、これらはシリアル・データ
・リンクであり、これによってシステムの異なる部分が
互いに通信を行う。マスター・コンピュータ182(第1
図のロード・コンピュータに相当する)に接続された状
態端末180は、各ローダと各ヘッド・エンド再生装置の
現在の状態を含め、システム全体の現在の状態を第7図
に示すフォーマットで表示する、すなわち、これは、ロ
ード中か、再生中か、データの転送中か待機中か、選択
音源のタイトルと番号はいずれの区画に再生されている
か、特定の中間記憶装置の負荷を完了するのに残ってい
る記憶時間の分単位での残量、及び各ヘッド・エンド再
生装置によってすでに行なわれた複製の数を示す。この
状態端末は、オペレータが中間記憶装置からヘッド・エ
ンド再生装置への転送を何時開始できるかを知ることが
できるように、生産用のフロアーとは離れた、ローディ
ング室に位置させるのが好ましいが、これには、勿論ヘ
ッド・エンド再生装置と転送スイッチが両方とも待機中
であることが必要である。状態端末は管理者の事務所に
設置することも可能であり、これによってシステム全体
の動作を監視することができる。
マスター・ローダ端末184(第1図の端末38に相当す
る)のオペレータは、マスター・テープから再生された
情報のマスター記憶装置132〜140へのロードを開始し、
同時にこれらのマスター記憶装置とヘッド・エンド再生
装置144〜162間の転送も開始する。マスター・コンピュ
ータ182は、必要な情報を全て副マスター・コンピュー
タ188を介して供給し、この副マスター・コンピュータ
はヘッド・エンド再生装置との間を行き来する全ての情
報をコンパイルし、この情報をマスター・コンピュータ
182に供給する。
マスター・エラー・プリンタ186は、マスター・コンピ
ュータと接続され、一般的にロード室に設置され、この
システムが遭遇した全てのエラーの記録を記憶して印刷
し、これには、エラーの性質とこれがシステムの何処で
発生したかが含まれ、このエラー情報は品質管理とシス
テム保守に使用される。
転送スイッチ142は最初に説明したデジタル・スイッチ
・マトリックスであり、マスター・コンピュータ182の
プログラムされた制御下で、マスター記憶装置132〜140
とヘッド・エンド再生装置144〜162との間のデータの転
送に必要な接続を行う。各ヘッド・エンド再生装置は、
関連する端末とキーボード190を有し、これらは一般的
にテープ複製領域に置かれ、可能性のある記憶された5
つの選択音源(selection)のいずれを複製するかを製
造オペレータが選択するのを可能にする。各ヘッド・エ
ンド再生装置は、また専用のプリンタ192を有し、これ
は全てのエラーを印刷し、複製工程に何か不良が発生し
ているのをオペレータに示す。端末画面は、複製するべ
き選択音声を選択するばかりでなく、その関連するヘッ
ド・エンド再生装置と複製装置のラインの運転中の状態
を表示することにも使用される。
第1図に戻って、録音済みカセット・テープの質を保証
するために、このシステムが何等かの形態のデジタルエ
ラー検出と補正システムを有することが重要である。こ
のようなスキームが精度の程度を変えて多数オーディオ
業界で使用されるが、本システムのデータ速度は非常に
高速であるので、関連する符号化と復号化のための処理
時間により、非常に精密な符号化と復号化のアルゴリズ
ムを使用することは事実上不可能である。更に、記憶媒
体によって生じるエラーの統計的な性質に順応するよう
にエラー補正システムを設計することが、全てのエラー
補正システムの考え方である。磁気媒体ディスク駆動装
置または電子式RAM記憶装置の場合、比較的簡単な方法
が採用されていた。しかしながら、簡単なパリティ・ビ
ット保護方式は不適当であることが分かった。この目的
のため、順方向と逆方向マルチプレクサとエンコーダ28
及び30は、各々またエラー補正エンコーダを有し、この
エンコーダはA/D変換器から供給される48ビットの各ブ
ロックに、データによって多重化され各中間記憶装置32
または34に記憶されている8ビットのエラー・エンコー
ド・ビットを加える。ヘッド・エンド再生装置がこのデ
ータに応答すると、各デマルチプレクサ58または60内に
位置するデコーダは、このエラー8ビットを復号し、こ
れらのエラー・ビットを供給された関連するデータ・サ
ンプルと相関され、エラー補正ビット自身またはブロッ
ク全体に何らかのエラーが発生したかどうかを判定す
る。もし1ビットにエラーが存在するならば、デコーダ
はその存在を検出するだけでなく、エラーのあるビット
を識別して補正する。もし数ビットにエラーが存在れ
ば、デコーダは関連するデータ・サンプルの受け取りを
拒絶し、代わりに以前の有効なサンプルの間を直線補間
して新しいデータ・サンプルを発生させ、この拒絶した
データ・サンプルと置き換える。もし、直線補間を実行
しようと試みる場合に、デコーダがエラーのあるサンプ
ルの前後のサンプルもまたエラーであることを発見した
なら、このデコーダは、完全に有効なサンプルのブロッ
クが到着する迄、最後の有効なサンプルを保持してこれ
を反復する。これはデジタル・テープ・レコーダとCD再
生装置に使用されるミュート回路と概念的に同様である
が、無信号にミュートする代わりに先行する有効値が保
持される点が異なっている。これが行われた場合、実際
には音響的な欠陥はより少ないことが分かり、このよう
な意味で、ミリ秒の程度に渡って持続する欠陥が聴取者
にとっては殆ど聞き取ることができない。
D/A変換器62及び64に加えられる多重化を解除した信号
のデジタル・エラーによって生じる「ポップ・ノイズ」
と「プツプツ・ノイズ」を最終テープ製品から除去する
ため、エラーの補正は不可欠である。もし最上位ビット
がエラーなら、「ポップ・ノイズ」の振幅は非常に大き
くなり、一方最下位ビットによって生じる「ポップ・ノ
イズ」は聞き取れないかもしれず、もしこれが頻繁に発
生するなら、最終テープ製品で「ポップ・ノイズ」と
「プツプツ・ノイズ」が聞き取れる。実際には、それぞ
れ平均25分のプログラムを有するカセット・テープの各
面に対して、約24億ビットが処理され、1010分の1のエ
ラー率では、片面当たり聞き取り可能な「ノイズ」は1
つでしかなく、それ自体、無視できることが理解される
ことだけ記憶しておくべきである。
テープの複製のオストを低減しながら速度を増加させる
以外に、このシステムは、デジタル的に記憶させた情報
を希望する回数だけ再生しても、流れマスター法に比較
して最終製品が変化しないという重要な利点を有する。
時々偶発的に起こるエラーにも拘らず、記憶されたプロ
グラムを100万回再生した後でも、最初と同様に良好に
再生することができ、これに対して流れマスターは2000
回再生すれば廃棄される。また、流れマスターは最終製
品にかなりの量のノイズを付加するが、デジタルの場合
にはノイズがあるとしても僅かであり、事実最終製品の
信号対雑音比を限定するのはカセット・テープ自体の品
質である。
また、このシステムによって複製されたカセットは、
「流れマスター」法によって製作されたものよりも良好
なステレオ音場を作り出すが、その理由は、デジタルの
場合、左と右のチャンネルを表すデータが完全に同期す
る、すなわちチャンネル間に位相の遅延が存在しないか
らであり、これに対して「流れマスター」の場合、動的
にチャンネル間遅延が最終カセット製品に加えマスター
・テープの両方に存在し、これは合計30度ないし40度、
またはそれ以上の遅延になる可能性があり、正しいステ
レオ音場に不利に作用する。
「A」面と「B」面が順に再生され、それぞれの記憶装
置にロードされることが第1図の説明に示されている
が、両面を同時に再生して記憶することが可能であり、
また好ましい。この目的のため、ロード・コンピュータ
36に「DHSM−LOAD PROGRAM(付録I)」をプログラム
する代わりに、「DHSM−SIMULTANEOUS LOADING PROGR
AM」と名付けられた同様のプログラムをプログラムし、
これのマイクロフィッシェ・コピーはここに添付され、
「付録IX」と記され、これは、また付録IIの「殻プログ
ラム」によって管理される。
ここに添付したのは、9個のフィシェNo.1〜No.9によっ
て構成される付録のマイクロフィシェであり、それぞれ
付録I〜付録IXとして識別され、以下に示すフレーム数
を有する。
付録 フレームの数 I 78 II 6 III 71 IV 11 V 34 VI 69 VII 81 VIII 58 IX 83
フロントページの続き (72)発明者 カーディン ジェフリー ビー アメリカ合衆国 コネチカット州 06432 フェアフィールド リーナ プレイス 87 (56)参考文献 特開 昭63−205851(JP,A) 特開 昭57−100638(JP,A) 特開 昭59−140632(JP,A) 特公 昭62−60729(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め記録した情報をスレーブ磁気媒体に複
    写する方法に於いて、 少なくとも第1プログラムを表すソース情報信号をマス
    ター媒体から取り出し、 複写のスケジュールが立てられる迄、上記の取り出した
    ソース信号をデジタル形式で第1デジタル記録媒体に第
    1ビット速度で加えて、これに記憶し、 複写のスケジュールが立てられると、スレーブ磁気媒体
    に複写するスケジュールが立てられる迄、上記の第1デ
    ジタル記憶媒体に記憶した上記のデジタル・ソース情報
    信号を上記の第1ビット速度よりもはるかに高速の第2
    ビット速度で第2デジタル記憶媒体に転送して、これに
    記憶し、そして 上記の第1ビット速度よりもはるかに高速の第3ビット
    速度で上記の第2デジタル記憶媒体に記憶した上記のデ
    ジタル情報信号を繰り返し検索することによって、上記
    の第2デジタル記憶媒体に記憶した上記のデジタル・ソ
    ース情報信号の複数の複写による記録を行い、そして上
    記の信号が上記の第2デジタル記憶媒体から検索される
    毎に、上記の検索した信号を上記の第3ビット速度と同
    じ速度で駆動されるスレーブ磁気媒体に加え、 これによって、上記の複写した記録は、実時間で再生さ
    れると、実時間で再生された場合のマスター媒体の情報
    信号に対応することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】予め記録した情報をスレーブ磁気媒体に複
    写する装置に於いて、 第1デジタル記憶手段と、 複写のスケジュールが立てられる迄、マスター媒体から
    取り出したプログラムを表す情報信号をデジタル形式
    で、かつ、第1ビット速度で上記の第1デジタル記憶手
    段に供給する手段と、 第2デジタル記憶手段と、 上記情報信号について複写のスケジュールが立てられる
    と、スレーブ磁気媒体に複写のスケジュールが立てられ
    る迄、上記の第1デジタル記憶手段に記憶した上記のプ
    ログラムを表すデジタル信号を、上記の第1ビット速度
    よりもはるかに高速の第2ビット速度で上記の第2デジ
    タル記憶手段に転送して、これに記憶する手段と、及び 上記の第2デジタル記憶手段に記憶した上記のプログラ
    ムを表すデジタル信号を第3ビット速度で繰り返し検索
    する手段を有する複写手段とを備え、上記の検索する手
    段は、上記の信号が検索される毎に、上記の検索した信
    号を上記の第3ビット速度と同じ速度で駆動されるスレ
    ーブ磁気媒体に加えて、複写による記録を行い、 これによって、上記の複写した記録は、実時間で再生さ
    れると、実時間で再生された場合のマスター媒体の情報
    信号に対応することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】第1と第2の音声プログラムを表す信号を
    複写する装置であって、上記の音声プログラムを表す信
    号は、各々が始点と終点を有し、そして第1面Aと第2
    面Bを含むスレーブ磁気テープの複数のマスター・ソー
    スに記録されており、その結果A面のプログラムを表す
    情報を再生するために上記のテープを後で一方の方向に
    移動させて再生した場合、再生された音声プログラムは
    始点から終点に進行し、B面のプログラムを表す情報を
    再生するために上記のテープを後で逆の方向に移動させ
    た場合、再生された音声プログラムは始点から終点に進
    行する装置に於いて、 各々が第1及び第2デジタル記憶素子を有する複数の第
    1デジタル記憶手段を備え、上記の第1及び第2デジタ
    ル記憶素子の各々は、音声プログラムを表すデジタル信
    号を記憶する容量をそれぞれが含む多数の別個の記憶フ
    ァイルを有し、 上記の複数の第1デジタル記憶手段と同数の複数の再生
    手段を有する手段を備え、上記の再生手段の各々は、A
    面とB面の音声プログラムをそれぞれ表す一対の第1及
    び第2情報信号であって、いずれも始点から終点に向か
    って進行する情報信号をそれぞれのマスター・ソースか
    ら再生し、 再生した各対のA面とB面の情報信号を、デジタル情報
    信号として第1ビット速度でそれぞれの第1と第2デジ
    タル記憶素子の別個の記憶ファイルに加える手段を備
    え、各A面の全てのプログラムを表す情報は一方の方向
    で始点から終点に向かって記憶され、各B面のプログラ
    ム用のプログラムを表す情報は終点から始点に向かって
    記憶され、 各々が第3及び第4デジタル記憶素子を有する複数の第
    2デジタル記憶手段を備え、上記の第3及び第4デジタ
    ル記憶素子の各々は、音声プログラムを表すデジタル信
    号を記憶する容量をそれぞれが含む多数の別個の記憶フ
    ァイルを有し、 デジタル・スイッチ手段を有する手段を備え、上記のデ
    ジタル・スイッチ手段は、上記の第1デジタル記憶素子
    の記憶ファイルに記憶されたデジタル情報信号であっ
    て、A面の音声プログラムを表すデジタル情報信号を、
    そして上記の第2デジタル記憶素子の記憶ファイルに記
    憶されたデジタル情報であって、B面の音声プログラム
    を表すデジタル情報を、上記の第1ビット速度よりもは
    るかに高速の第2ビット速度で第3と第4デジタル記憶
    素子の別個の記憶ファイルにそれぞれ転送し、 回路手段を有する複写手段を備え、上記の回路手段は、
    上記のデジタルのA面とB面のプログラムを表す信号を
    第3ビット速度で上記の第3及び第4デジタル記憶素子
    から繰り返し検索し、そして上記の信号が検索される毎
    に、上記の検索された信号を多数のスレーブ・レコーダ
    手段の一つのスレーブ磁気テー媒体に加え、上記のスレ
    ーブ・レコーダ手段の少なくとも1つは、第3及び第4
    デジタル記憶素子の各対に対するものであり、上記の第
    3速度と同じ速度で駆動されて、1つの経路で上記のテ
    ープのA面とB面にある上記のA面とB面のプログラム
    を表す信号の複写による記憶をそれぞれ行い、 これによって、上記の複写した信号は、実時間で再生さ
    れると、実時間で再生された場合のマスター媒体の情報
    信号に対応することを特徴とする装置。
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