JPS6260729A

JPS6260729A - 給紙カセツト

Info

Publication number: JPS6260729A
Application number: JP20013385A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Munenaka; 克己宗仲
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-09-10
Filing date: 1985-09-10
Publication date: 1987-03-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、レーザービームプリンタ、記録装置
等の画像形成装置における給紙カセットに係り、詳しく
は、多数のシートを積載し得ろシート載置板を有し、上
位のシートから順次送り出す給紙カセットに関する。

（ロ）従来の技術従来、複写機等の給紙カセットは、多数のシートを積載
・収納して、複写機等の給紙部に着脱自在に装着されて
いる。そして、該給紙部には、第６図及び第７図に示す
ように、給紙ローラ２が設けられて、給紙カセット１に
積載・収納されたシートを上位から順次給送するように
なっており、また、該給紙ローラ２の下方には加圧レバ
ー３等の加圧手段が設けられていて、給紙カセット１に
積載されたシートを給紙ローラ２に向けて付勢するよう
になっている。一方、上記給紙カセット１は、モールド
成型環一体成型された箱体からなるカセット本体５を有
しており、該カセット本体５の底部には床板６が形成さ
れている。そして、該床板６には切欠き部６ａが形成さ
れ、加圧レバー３がシートを上方に付勢する際に、通り
抜けろようになっている。また、カセット本体５の中に
はシート積載板７が配設されて、該シート積載板７に多
数のシートが積載されろようになっており、更に、該シ
ート積載板７の後端の上方及び下方にはそれぞれ舌状の
屈曲部７ｍ、７ａが形成されている。そして、これら屈
曲部７ａ、？ａに対応する床板６にスリット状の孔６ｂ
、６ｂが設けられ、これら孔６ｂ、６ｂに舌状の屈曲部
７ａ、７ａが組み込まれて、シート積載板７の後端に、
該板７と床板６とを揺動自在に連結する回転ヒンジ９が
構成されている。そして、該回転ヒンジ９を支点として
、シート積載板７は、その先端部を上記加圧レバー３に
押上げられて、積載するシートを給紙ローラ２に向けて
付勢するようになっている。

←→　発明が解決しようとする問題点ところで、上記スリット状孔６ｂ、６ｂに舌状の屈曲部
７ａ、７ｍを組み込む際には、これらの間に寸法上のガ
タが必要である。そして、このガタが大きすぎると、シ
ート積載板７が加圧ローラ３によって上方に押上げられ
る際に、回転ヒンジ９にガタが生じて、給紙ローラ２の
軸線に対するシート積載板７の平行度が保持されにくく
なり、このため、該積載板７に積載されたシートは、送
り方向左右で給紙ローラ２に均一な圧力で当接すること
が困難になり、斜行等の給送不良が生じる原因になって
いる。

に）問題を解決するための手段本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であって、シー）・積載板の後端部に、同一形状の略半
円筒形状からなる係合部を少くとも２個１組として設け
ると共に、上記給紙カセット本体に、所定の係合部に対
応して該係合部の内周円筒面に嵌合・摺動する凸状円筒
面を備えた嵌合部と、他の係合部に対応して該係合部の
外周円筒面に係合・摺接する摺接部とを設けて対となし
、これら係合部をそれぞれ対応する嵌合部又は摺接部に
係合して、シート積載板の後端部に極めてガタの少ない
回転ヒンジ部を構成するようにしたことを特徴とするも
のである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、シート積載板はカセット本体に、係
合部の内側円筒面がカセッＩ・本体の嵌合部の凸状円筒
面に沿うようにして組み込まれる。

この際、該内側円筒面と凸状円筒面との間に僅かな隙間
があるので、シー）ＷＷｌｌｔ板は容易にカセット本体
に組み込まれる。そして、シート積載板が先端部を加圧
手段で押上げられろと、所定の係合部の内周円筒面が嵌
合部の凸状円筒面に嵌合・摺動して、その円筒面外方へ
の移動が規制される。

更に、他の係合部の外周円筒面が摺接部に係合・摺接し
て、その円筒面外方への移動が規制されて、シート積載
板の後端部には、係合部の内方及び外方への移動を同時
に規制する極めてガタの少ないヒンジ部が構成されて、
シート積載板の先端部は左右平行状態にて上昇する。そ
して、該積載板にｍ＊されたり−トは、左右の平行を維
持しながら給紙ローラに向けて付勢される。

（へ）実施例以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。

給紙カセット１０は、第４図に示すように、筒型のカセ
ット本体１１を有すると共に、該カセット本体１１にシ
ート積載板１２を内蔵している。

そして、該シート積載板１２は略々平板状に構成される
と共に、後端部（図面右側）には係合片１３Ａ、１３Ｂ
、１３Ｇ、１３Ｄが形成されている。

そして、これら係合片１３は、第３図に示すように、そ
れぞれ同一の中心１５を共有する同一の略半円筒形状に
形成され、その内周円筒面１３ａが上方に、外周円筒面
１３ｂが下方に向けられて樋状に構成されている。また
、カセット本体１１にはその底部に床板１６が全面に亘
って備えられていると共に、該床板１６の前方には切欠
き部１６ａが形成されて、該切欠き部１６ａを通って、
複写機本体に設けられた図示しない加圧レバーが上記シ
ート積載板１２を図示しない給紙ローラに向けて付勢す
るようになっている。そして、該床板１６の右方には、
−股下がった床面１７が幅方向に亘って形成されており
、更に、該床面１７の両端における床板１６には嵌合片
１９Ａ、１９Ｄが穿設されている。そして、これら嵌合
片１９Ａ。

１９Ｄは、第２図に示すように、それぞれその先端に同
一形状の嵌合頭部２０を有しておし、また、該頭部２０
の下部には凸状の円筒面２０ａが形成されて、該凸状円
筒面２０ｇの外径が係合片１３の内周円筒面１３ａの内
径に嵌合・摺動するようになっている。更に、凸状円筒
面２０ａは内周円筒面１３ａに係合する際に所定量の隙
間ａが生じるように構成されており、該隙間ａはシート
積載板１２をカセット本体１１に組み込む際に必要とす
る最小限に規定されている。なお、嵌合片］９Ａ、１９
Ｄに対応する床面１７には孔２１，２１が設けられてい
るが、該孔２１，２１は凸状円筒面２０　ａ、　２０　
ａを成型する金型の型抜き孔である。また、床面１７は
、第１図に示すように、係合片１３Ｂ、１３Ｇの外周円
筒面１３ｂが摺接する摺接部になっていて、係合片１３
Ｂ、１３Ｃの円筒面外方への移動が規制され、更に、第
２図に示すように、係合片１３Ａ及び係合片１３Ｄは、
内周円筒面１３ａが嵌合片１９Ａ及び嵌合片１９Ｄの嵌
合頭部２０の凸状円筒面２０ａに摺接して円筒面内方へ
の移動を規制されると共に、嵌合頭部２０の凸状円筒面
２０ａに沿って摺動するように構成されている。即ち、
係合片１３Ａと係合片１３Ｂが対となり、また、係合片
１３Ｄと係合片１３Ｃが対となって、それぞれ円筒面内
方及び外方への移動が同時に規制されて、シート積載板
１２の後端部に、例えば、カセット本体に水平に設けら
れた仮想軸線１５に、該板の後端部が密接に支持されて
いるような極めてガタの少ない回転ヒンジ部Ｈが構成さ
れるようになっている。

本実施例の給紙カセット１０は上述構成よりなるので、
シート積載板１２はカセット本体１１に、第５図に示す
ように、係合片１３Ａ、１３Ｄの内周円筒面１３ｍが嵌
合頭部２０の凸状円筒面２０ａに沿うようにして組み込
まれる。その際、係合部１３Ａ、１３Ｄの先端部１３ｃ
と同一である係合片１３Ｂ及び係合片１３Ｇの先端部１
３ｃと床面１７どの間に、僅かな隙間ａがあって、シー
ト積載板１２は容易にカセット本体１１に組み込まれる
。そして、シート積載板１２は、後端部に極めてガタの
少ない回転ヒンジ部１１が構成されて、加圧レバーによ
って給紙ローラに向けて付勢されろ際に、給紙ローラの
軸線に対して平行度を維持することができ、該シート積
載板１２に積載されたシートは、送り方向左右で給紙ロ
ーラに均一な圧力で当接し、斜行を生じることなく給送
される。

更に、近年の複写機は、多種類のサイズのシートを一方
の側を基準にして送るものが主流であるため、給紙ロー
ラが最小サイズのシートのために、シート送り幅の中央
から片側にずれて配設されており、また、加圧レバーは
該給紙ローラの下に配置されるようになっている。この
場合、シート積載板は、重心からずれた位置で加圧レバ
ーから力を受けるため、給紙ローラ軸線に対して傾斜し
ようとする。しかし、本実施例のシート積載板１２は、
回転ヒンジ部Ｉ（のガタが極めて少ないので、該傾斜が
シート給送に影響を与えない程度に小さく制帥されろ。

なお、本実施例の給紙カセット１０では、複写機本体に
設けられた加圧レバーがカセット本体１１の切欠き部１
６ａを通ってシート積載板１２を押上げるようになって
いるが、本発明は、これに限らず、カセット本体に圧縮
バネ等の加圧手段を設け、カセット本体の給送方向先端
隅部に、シートを１枚づつ送るための分離爪を備えた給
紙カセット等、他の種類の給紙カセットにも適用できる
のは勿論である。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、シート積載板の後
端部に同一形状の略半円筒形状からなる係合部を少くと
も２個１組そして設けると共に、上記給紙カセット本体
に、所定の保合部に対応して該係合部の内周円筒円に嵌
合・摺動する凸状円筒面を備えた嵌合部と、他方の係合
部に対応して該係合部の外周円筒面に係合・摺接する摺
接部とを設けて対となし、これら係合部をそれぞれ対応
する嵌合部又は摺接部に係合して、シー）・積載板の後
端部に極めてガタの少ない回転ヒンジ部を構成するよう
にしたので、シート積載板の給紙ローラの軸線に対する
平行度が維持され、シート積載板に積載されたシートば
、給紙ローラに均一な圧力で接触し、斜行等の給送不良
を生じることなく給送される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第４図の回転ヒンジ部を示すＩ−１断面図、
第２図は、同ＩＩ−ＩＩ断面図、第３図は、本発明の実
施例のシート積載板を示す図で、（ａ）はその平面図、
（ｂ）は側面図、第４図は、本発明の実施例の給紙カセ
ットを示す平面図、第５図は、そのシート積載板の組み
込みを示す図、第６図は、従来の給紙カセットの平面図
で、第７図はその側断面図である。Ｈ・・・回転ヒンジ部　、　　１０・・・給紙カセット
　、１１・・・給紙カセット本体　、　　１２・・・シ
ート積載板　、　１３・・・係合部（保合片）、１３Ａ
、１３Ｄ・・・所定の係合部（所定の係合片）　、１３
Ｂ、１３Ｃ・・・他の係合部（他の係合片）　、１３ａ
・・内周円筒面　、　１３ｂ・外周円筒面、１７　・摺
接部（床面）　　、　１９Ａ、１９Ｄ　・嵌合部（嵌合
片）　　、　２０ａ・・凸状円筒面　。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数のシートを積載するシート積載板を有する給
紙カセットにおいて、上記シート積載板の後端部に略半円筒形状からなる係合
部を少くとも２個１組として設けると共に、上記給紙カ
セット本体に、所定の係合部に対応して該係合部の内周
円筒面に嵌合・摺動する凸状円筒面を備えた嵌合部と、
他の係合部に対応して該係合部の外周円筒面に係合・摺
接する摺接部とを設けて対となし、これら係合部をそれ
ぞれ対応する嵌合部又は摺接部に係合して、シート積載
板の後端部に回転ヒンジ部を構成するようにしたことを
特徴とする給紙カセット。
（２）前記係合部が前記後端部両側それぞれに２個設け
たものである特許請求の範囲第１項記載の給紙カセット
。