JPH07206171A - シート部材供給カセットを具備する画像生成機 - Google Patents

シート部材供給カセットを具備する画像生成機

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JPH07206171A
JPH07206171A JP6002359A JP235994A JPH07206171A JP H07206171 A JPH07206171 A JP H07206171A JP 6002359 A JP6002359 A JP 6002359A JP 235994 A JP235994 A JP 235994A JP H07206171 A JPH07206171 A JP H07206171A
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Toshiyuki Nakamura
敏之 中村
Toshio Hori
敏雄 堀
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/26Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with auxiliary supports to facilitate introduction or renewal of the pile
    • B65H1/266Support fully or partially removable from the handling machine, e.g. cassette, drawer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジング(10)内の作用位置とこの作用
位置から前方に引き出した引き出し位置との間を移動自
在なシート部材供給カセット(2)を具備する画像生成
機において、シート部材供給カセット(2)の前側幅規
制手段(22)及び後側幅規制手段(24)を所要設定
位置に確実にロックするロック機構(122)を配設す
る。 【構成】 ロック部材(124)が配設されており、シ
ート部材供給手段(2)が引き出し位置にある時には弾
性偏倚手段(162)がロック部材81249を解除位
置に偏倚し、シート部材供給カセット82)が作用位置
に向けて移動せしめられると、強制手段(1689がロ
ック部材8124)をロック位置に強制し、前側幅規制
手段(22)及び後側幅規制手段(24)をロックす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像生成機、更に詳し
くは、ハウジングと、このハウジング内の作用位置とこ
の作用位置から前方に引き出された引き出し位置との間
を前後方向に移動自在にハウジングに装着されたシート
部材供給カセットと、を具備する画像生成機に関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機及び静電印刷機の如き画像生
成機においては、画像を形成すべき普通紙の如きシート
部材を供給するためにシート部材供給カセットが利用さ
れている。そして、かかるシート部材供給カセットとし
ては、近時においては、所謂「フロントローディング
型」と称される形態、即ち画像生成機のハウジング内の
所定作用位置とこの作用位置から前方に引き出された引
き出し位置との間を前後方向に移動自在に装着された形
態であると共に、所謂「ユニバーサル型」と称される形
態、即ち種々の寸法のシート部材に適用され得る形態で
あるシート部材供給カセットが広く実用に供されてい
る。ユニバーサル型のシート部材供給カセットは、容器
本体とこの容器本体に前後方向に移動自在に配設された
前側幅規制手段及び後側幅規制手段とを含んでいる。前
側幅記載手段は後方に延出する延出部を有する底壁とこ
の底壁から上方に延びる直立規制壁とを有し、後側幅規
制手段は前方に延出する延出部を有する底壁とこの底壁
から上方に延びる直立規制壁とを有する。容器本体には
相互に平行に延びる前側幅規制手段の上記延出部と後側
幅規制手段の上記延出部との間に位置する回転自在なピ
ニオン歯車が配設されており、前側幅規制手段の上記延
出部と後側幅規制手段の上記延出部とには上記ピニオン
歯車に係合せしめられるラックが刻設されている。従っ
て、前側幅規制手段を後方又は前方に所要距離移動せし
めると、これに連動して後側幅規制手段が前方又は後方
に同一距離移動せしめられる。前側幅規制手段及び後側
幅規制手段の各々には、通常、積層状態で収容されるシ
ート部材の最上位のシート部材の先端角部に係止せしめ
られる爪部材も配設されている。容器本体には、更に、
左右方向に移動自在な後端規制手段も配設されている。
【0003】上述したとおりのシート部材供給カセット
を具備した画像生成機においては、シート部材供給カセ
ットを上記引き出し位置に引き出して、容器本体内に積
層状態の複数枚のシート部材を収容する。前側幅規制手
段と後側幅規制手段とは夫々の直立規制壁間の間隔が収
容すべきシート部材の幅に対応するように位置せしめら
れ、また後端規制手段は容器本体の先端壁からの距離が
シート部材の送出方向長さに対応するように位置せしめ
られる。シート部材を収容したシート部材供給カセット
がハウジング内の作用位置に移動せしめられると、ハウ
ジング内に装備されている送出手段がシート部材に作用
し、上記爪部材と協働して容器本体からシート部材を1
枚毎に分離して右方又は左方に送出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した形態のシート
部材供給カセットにおける前側幅規制手段及び後側幅規
制手段は、引き出し位置に引き出された状態においては
収容すべきシート部材の幅に応じて充分容易に前後方向
に移動せしめられることが必要であるが、一旦所定位置
に設定された後においてはかかる所定位置に充分確実に
保持されることが重要である。然るに、フロントローデ
ィング型のシート部材供給カセットの場合、引き出し位
置から作用位置に移動せしめられる最終段階においてシ
ート部材供給カセットの移動が急激に停止せしめられる
傾向があり、これに起因してシート部材から前側幅規制
手段及び後側幅規制手段、特に後側幅規制手段に相当な
衝撃が加えられることが少なくない。そして、従来の画
像生成機においては、上記衝撃によって前側幅規制手段
及び後側幅規制手段が前後方向に移動乃至振動せしめら
れるという問題が発生している。前側幅規制手段及び後
側幅規制手段が前後方向に移動乃至振動せしめられる
と、容器本体に収容されている複数枚のシート部材のう
ちの最上位のシート部材或いは最上位から数枚のシート
部材が上記爪部材から離脱せしめられて爪部材の上方に
位置するようになり、一度に2枚以上のシート部材が送
出されてしまう、送出されるシート部材が大幅に傾斜せ
しめられる、或いはシート部材の送出に失敗してしま
う、等の事態が誘発される。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、シート部材供給カセッ
トが引き出し位置に位置せしめられている時には、必要
に応じて充分容易に前側幅規制手段及び後側幅規制手段
を前後方向に移動せしめるとができるが、シート部材供
給カセットが引き出し位置から作用位置に移動せしめら
れる最終段階において前側幅規制手段及び後側幅規制手
段、特に後側幅規制手段に相当大きな衝撃が加えられて
も、前側幅規制手段及び後側幅規制手段が前後方向に移
動乃至振動せしめられることが確実に防止される、改良
された画像生成機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術的課題を
解決するために、本発明によれば、シート部材供給カセ
ットの容器本体に配設されたロック部材及び弾性偏倚手
段並びにハウジングに配設された強制手段から構成さ
れ、該ロック部材は前側幅規制手段の延出部と後側幅規
制手段の延出部とのいずれか一方に係止せしめられるロ
ック位置と前側幅規制手段の延出部と後側幅規制手段の
延出部との該一方から離隔する解除位置との間を移動自
在に配設されており、該弾性偏倚手段は該ロック部材を
該解除位置に弾性的に偏倚せしめ、該強制手段はシート
部材供給カセットが引き出し位置から作用位置に向けて
所定位置を越えて後方に移動せしめられると、該ロック
部材に作用して該弾性偏倚手段に抗して該ロック部材を
該ロック位置に強制するロック機構を配設する。
【0007】即ち、本発明によれば、上記主たる技術的
課題を達成する画像生成機として、ハウジングと、該ハ
ウジング内の作用位置と該作用位置から前方に引き出さ
れた引き出し位置との間を前後方向に移動自在に該ハウ
ジングに装着されたシート部材供給カセットとを具備
し、該シート部材供給カセットは容器本体と該容器本体
に前後方向に移動自在に配設された前側幅規制手段及び
後側幅規制手段とを含み、該前側幅規制手段は後方に延
出する延出部を有する底壁と該底壁から上方に延びる直
立規制壁とを有し、該後側幅規制手段は前方に延出する
延出部を有する底壁と該底壁から上方に延びる直立規制
壁とを有し、該容器本体には相互に平行に延びる該前側
幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延出部と
の間に位置する回転自在なピニオン歯車が配設されてお
り、該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の
該延出部とには該ピニオン歯車に係合せしめられるラッ
クが刻設されている、画像生成機において、更に、該シ
ート部材供給カセットの該容器本体に配設されたロック
部材及び弾性偏倚手段並びに該ハウジングに配設された
強制手段から成るロック機構を具備し、該ロック部材は
該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延
出部とのいずれか一方に係止せしめられるロック位置と
該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延
出部との該一方から離隔する解除位置との間を移動自在
に配設されており、該弾性偏倚手段は該ロック部材を該
解除位置に弾性的に偏倚せしめ、該強制手段は該シート
部材供給カセットが該引き出し位置から該作用位置に向
けて所定位置を越えて後方に移動せしめられると、該ロ
ック部材に作用して該弾性偏倚手段に抗して該ロック部
材を該ロック位置に強制する、ことを特徴とする画像生
成機が提供される。
【0008】該後側幅規制手段の該延出部に被係止部が
形成されており、該ロック部材には該被係止部に係止せ
しめられる係止部が形成されているのが好適である。該
ロック部材は合成樹脂から形成されており、該強制手段
が該ロック部材に作用して該ロック部材を該ロック位置
に強制すると、該ロック部材自体の弾性変形に起因して
該ロック部材が該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅
規制手段の該延出部との該一方に弾性的に係止せしめら
れ、そしてまた該ロック部材は該前側幅規制手段の該延
出部と該後側幅規制手段の該延出部との該一方を介在せ
しめて該ピニオン歯車に対向して配設せしめられてお
り、該ロック部材が該ロック位置に強制せしめられると
該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延
出部との該一方の該ラックが該ピニオン歯車に押圧せし
められるのが好ましい。該シート部材供給カセットは、
更に、該容器本体内に旋回自在に装着された乗載板と、
該乗載板の先端部を上方に弾性的に偏倚する弾性偏倚手
段とを含み、該ロック部材には乗載板拘束片が形成され
ており、該乗載板には被拘束片が形成されており、該ロ
ック部材が該解除位置に位置せしめられている時に該弾
性偏倚手段の偏倚作用に抗して該乗載板の先端部を下降
せしめると、該乗載板の該被拘束片が該乗載板拘束片に
係止せしめられて該乗載板の先端部が下降位置に拘束さ
れ、該ロック部材が該ロック位置に強制されると該乗載
板の該被拘束片が該乗載板拘束片から開放されるのが好
都合である。
【0009】
【作用】本発明に従って改良された画像生成機において
は、シート部材供給カセットが引き出し位置に引き出さ
れている時には、弾性偏倚手段の偏倚作用によってロッ
ク部材は解除位置に位置せしめられており、従って必要
に応じて充分容易に前側幅規制手段及び後側幅規制手段
を前後方向に移動せしめることができる。シート部材供
給カセットを引き出し位置から作用位置に向けて所定位
置を越えて後方に移動せしめると、強制手段がロック部
材に作用し弾性偏倚手段の偏倚作用に抗してロック部材
を作用位置に強制せしめる。そして、作用位置に強制さ
れたロック部材は前側幅規制手段の延出部と後側幅規制
手段の延出部とのいずれか一方に係止せしめられ、かく
して前側幅規制手段又は後側幅規制手段の前後方向の移
動をロックし、そしてまた前側幅規制手段又は後側幅規
制手段の延出部に形成されているラック、ピニオン歯
車、及び後側幅規制手段又は前側幅規制手段の延出部に
形成されているラックを介して、後側幅規制部材又は前
側幅規制手段の前後方向移動をロックする。
【0010】
【実施例】以下、本発明に従って改良された画像生成機
の好適実施例について、添付図面を参照して詳細に説明
する。
【0011】図1及び図2を参照して説明すると、静電
複写機及び静電印刷機の如き画像生成機はハウジング1
0とシート部材供給カセット2とを具備している。シー
ト部材供給カセット2は適宜の合成樹脂から成形するこ
とができる容器本体4を含んでいる。容器本体4は上面
が開放された箱状主部6を有する。主部6の前縁には前
縁枠部8が形成されている。かかる前縁枠部8は、後述
するとおりにしてハウジング10内に装着されるシート
部材供給カセット2を前後方向(図2において上下方
向)に移動せしめる際に操作者が把持することができる
把持部を構成すると共に、ハウジング10内の所要作用
位置に位置せしめられた時にハウジング10の前面の化
粧外枠の一部を構成する。容器本体4の両側縁(左右側
縁)には、上記主部6を越えて後方に延出せしめられて
いる被案内レール12及び14が形成されている。図3
に明確に図示する如く、被案内レール12及び14は下
面が開放された逆チャンネル形状でよい。図3に2点鎖
線で示す如く、シート部材供給カセット2が適用される
ハウジング10には、開放された前面から後方に実質上
水平に延びる1対の静止案内レール16及び18が配設
されており、かかる案内レール16及び18に上記被案
内レール12及び14を係合せしめることによって、シ
ート部材供給カセット2がハウジング10内の所要作用
位置とかかる作用位置から前方に引き出された引き出し
位置との間を前後方向に移動自在に装着される。
【0012】図1及び図2を参照して説明を続けると、
容器本体4の底面には、別個に成形された底壁部材20
が固定されている。所望ならば、容器本体4の底壁を規
定している底壁部材20を容器本体4と一体に形成する
こともできる。底壁部材20の右半部上には1対の幅規
制手段、即ち前側幅規制手段22及び後側幅規制手段2
4が前後方向(図2において上下方向)に移動自在に装
着されている。前側幅規制手段22は底壁26とこの底
壁26の前縁から実質上鉛直に上方に延びる直立規制壁
28とを有する。後側幅規制手段24は底壁30とこの
底壁30の後縁から実質上鉛直に上方に延びる直立規制
壁32とを有する。前側幅規制手段22の底壁26には
後方に延出する延出部34が形成されている。この延出
部34の右側面にはラック36が刻設されている。ま
た、延出部34の下面には前後方向に延びる被案内溝3
8が形成されている。延出部34の下面は底壁26の主
部の下面よりも下方に突出せしめられており、延出部3
4に形成されている上記被案内溝38の底面が底壁26
の主部の下面と同一平面をなす。同様に、後側幅規制手
段24の底壁30には前方に延出する延出部40が形成
されている。この延出部40の左側面にはラック42が
刻設されている。また、延出部40の下面には前後方向
に延びる被案内溝44が形成されている。延出部44の
下面は底壁30の主部の下面よりも下方に突出せしめら
れており、延出部44に形成されている上記被案内溝4
4の底面が底壁30の主部の下面と同一平面をなす。一
方、上記底壁部材20の上面の前後方向中央部には、実
質上鉛直に延びる中心軸線を中心として回転自在にピニ
オン歯車46が装着されている。また、このピニオン歯
車46の左右両側には、前後方向に延びる案内突条48
及び50が形成されている。前側幅規制手段22は、そ
の延出部34の下面に形成されている被案内溝38を案
内突条48に係合せしめると共に、その延出部34の右
側面に形成されているラック36をピニオン歯車46に
係合せしめて、底壁部材20上に装着される。後側幅規
制手段24は、その延出部40の下面に形成されている
被案内溝44を案内突条50に係合せしめると共に、そ
の延出部40の右側面に形成されているラック42をピ
ニオン歯車46に係合せしめて、底壁部材20上に装着
される。かくして、前側幅規制手段22及び後側幅規制
手段24の双方が底壁部材20上に前後方向に移動自在
に装着されると共に、前側幅規制手段22と後側幅規制
手段24との前後方向移動がラック36及び42並びに
ピニオン歯車46によって連動せしめられる。前側幅規
制部材22が後方に所定距離移動せしめられると、これ
に連動せしめられて後側幅規制部材24が前方に同一距
離移動せしめられ、前側幅規制部材22が前方に所定距
離移動せしめられると、これに連動せしめられて後側幅
規制部材24が後方に同一距離移動せしめられる。
【0013】前側幅規制手段22及び後側幅規制手段2
4の各々には、周知の形態でよい爪部材52及び54が
装着されている。適宜の金属板から形成されているのが
好都合である爪部材52及び54の各々は、実質上水平
に延びる中心軸線を中心として若干の角度範囲に渡って
旋回自在に、前側幅規制手段22及び後側幅規制手段2
4の各々の直立規制壁28及び32に装着されている。
爪部材52及び54の各々はその先端(右端)上面部に
位置する分離爪56及び58を有する。
【0014】図1及び図2を参照して説明を続けると、
上記底壁部材20の左半部には、前後方向(図2におい
て上下方向)に移動自在に後端規制手段60が装着され
ている。底壁部材20の左半部には左右方向に延びる細
長いスロット62が形成されている。更に、このスロッ
ト62の前側及び後側において、底壁部材20の上面上
には、交互に形成された多数の凹凸から構成された静止
係止手段64及び66が配設されている。適宜の合成樹
脂から形成することができる後端規制手段60は、底壁
67とこの底壁67から実質上鉛直に上方に延びる直立
規制壁68とを有する。底壁67の下面には装着アーム
(図示していない)が形成されており、かかる装着アー
ムを弾性変形せしめて上記スリット62を通して底壁部
材20の下面に係止せしめることによって、後端規制手
段60がスリット62に沿って左右方向に移動自在に底
壁部材20に装着される。後端規制手段60には、更
に、その底壁67の後端から上方に突出する操作片70
も形成されていると共に、その底壁67の下面後端から
下方に突出する係止突起(図示していない)が形成され
ている。かかる係止突起はスロット62の両側において
上記静止係止手段64及び66の凹凸に係止せしめら
れ、かくして後端規制手段60が設定位置にロックされ
る。後端規制手段60の設定位置を変更せしめる際に
は、直立規制壁68と操作片70とに指を掛けて、操作
片70をその上端が直立規制壁68に接近乃至接触する
方向に弾性的に変形せしめ、これによって底壁67の後
端部を上方に若干弾性変形せしめ、かくして底壁67の
下面後端に形成されている係止突起を静止係止手段64
及び66から離脱せしめる。そして、かかる状態を維持
しながらスロット62に沿って後端規制手段60を所要
位置まで移動せしめ、しかる後に操作片70を開放して
弾性的に元の状態に復元せしめ、底壁67の下面後端に
形成されている係止突起を再び静止係止手段64及び6
6に係止せしめる。
【0015】図1及び図2と共に図3を参照して説明す
ると、容器本体4の主部6には、更に、乗載板72が装
着される。上記底壁部材20には、左右方向略中央にお
いて前縁及び後縁の各々から実質上鉛直に上方に突出す
る装着片74が形成されている。そして、かかる装着片
74には、夫々、後方及び前方に突出する短軸76が形
成されている。他方、適宜の金属板から形成することが
できる乗載板72は、その左端部両側縁から上方に突出
する突出片80が形成されている。乗載板72のかかる
突出片80は、上記装着片74に形成された短軸76に
旋回自在に装着せしめられる。容器本体4の右端部にお
いて、底壁部材20と乗載板72との間には弾性偏倚手
段84が配設されている。1対の圧縮コイルばねから構
成されている弾性偏倚手段84は、乗載板72の右端部
を上方に弾性的に偏倚する。かくして、乗載板72或い
はその上に載置されたシート部材の右端両角部が上記分
離爪56及び58に押圧される。乗載板72には、その
左右方向中央部の前側及び後側に比較的大きな切欠86
及び88が形成されている。上述した前側幅規制手段2
2の直立規制壁28及び後側幅規制手段24の直立規制
壁32は乗載板72の切欠86及び88を通って上方に
突出する。乗載板72の左端部にも比較的大きな切欠8
9が形成されており、上記後端規制手段60をかかる切
欠89内に移動せしめることができる。
【0016】上述したとおりのシート部材供給カセット
2においては、前側幅規制手段22及び後側幅規制手段
24はそれらの直立規制壁28及び32間の間隔が収容
すべきシート部材の幅に対応する位置に位置付けられ、
後端規制手段60はその直立規制壁68から底壁部材2
0の右端までの距離が収容すべきシート部材の送出方向
長さに対応する位置に位置付けられる。そして、多数枚
のシート状部材が積層状態で、その送出方向先半部を乗
載板72上に載置せしめて、容器本体4内に収容され
る。そして、弾性偏倚手段84の偏倚作用によって最上
位のシート部材の先端両角部が分離爪56及び58に押
圧せしめられる。ハウジング10内の所要作用位置にシ
ート部材供給カセット2が挿入されると、ローラ或いは
無端ベルトの如き送出手段(図示していない)が最上位
のシート部材に選択的に作用して、かかるシート部材を
図2及び図3において右方向に送出せしめる。
【0017】而して、図示のシート部材供給カセット2
における上述した構成は、本発明に従って改良された新
規構成に関するものではなく、本発明が適用される画像
生成機におけるシート部材供給カセットの典型的構成を
示すにすぎない。従って、上述した構成についての詳細
な説明は本明細書においては省略する。
【0018】図1及び図2と共に図4及び図5を参照し
て説明すると、図示のシート部材供給カセット2におい
ては、上述した前側幅規制手段22を設定位置にロック
するためのロック機構90が配設されている。このロッ
ク機構90は、前側幅規制手段22の直立規制壁28の
外側面即ち前側面(図1において下側面)に装着された
係止部材92と、上記底壁部材20上に形成された静止
被係止手段94とから構成されている。図5に明確に図
示されている如く、前側幅規制手段22の直立規制壁2
8の前側面には実質上水平に前方に突出する支持軸96
が一体に形成されている。直立規制壁28の前側面に
は、更に、支持軸96の左側に配置された拘束片98と
支持軸96の右側に配置された受片100とが一体に形
成されている。拘束片98は直立規制壁28の前側面か
ら実質上水平に延在せしめられており、受片100は直
立規制壁28の前側面から実質上鉛直に延在せしめられ
ている。拘束片98には直立規制壁28の前側面に隣接
して、支持軸96に面する側縁から直立規制壁28に沿
って左方に延びる挿入切欠102が形成されている。適
宜の合成樹脂から形成することができる係止部材92
は、上下方向に延びる主壁部104とこの主壁部104
の右側面前縁及び後縁から右方に突出する1対の突出壁
部106を有する。主壁部104の上下方向中間部は円
弧形状にせしめられている。主壁部104の上端部左側
面は操作者の指が当接せしめられる指当接面108を構
成している。主壁部104の下端部右側面には前後方向
に交互に位置する溝及び突起から構成された係止部11
0が形成されている。主壁部104には、更に、その上
下方向中間位置にてその後端縁から左方に突出する被拘
束突起112が形成されている。この被拘束突起112
は、係止部材92が旋回自在に装着される支持軸96を
中心として見て45度程度でよい角度範囲に渡って略扇
状に延在せしめられている。係止部材92の1対の突出
壁部106の各々には右端縁に開口せしめられている細
長い装着切欠114が形成されている。装着切欠114
の左端は半円形状にせしめられている。一方、上記底壁
部材20の上面には前後方向に延びる溝116が形成さ
れており、かかる溝116の右側面に上記静止被係止手
段94が配設されている。この静止被係止手段94は、
前後方向に交互に配列された多数の溝及び突起から構成
された多数の被係止部118を有する。
【0019】図4及び図5を参照して説明を続けると、
係止部材92の被拘束突起112が直立規制壁28に形
成されている拘束片98に干渉されない角度位置に保持
し、係止部材92の主壁部104を直立規制壁28に形
成されている拘束片98に隣接せしめてその右側に位置
せしめ、そしてまた係止部材92の突出壁部106に形
成されている装着切欠114を直立規制壁28に形成さ
れている支持軸96に整合せしめて、係止部材92を後
方に移動せしめる。かくして、係止部材92の装着切欠
114に支持軸96を挿通せしめて、支持軸96に係止
部材92が旋回自在に装着される。次いで、直立規制壁
28に形成されている受片100と係止部材92の主壁
部104の右側面との間に、圧縮コイルばねでよい弾性
偏倚手段120を介在せしめる。図4に明確に図示する
如く、弾性偏倚手段120は、係止部材92を前側から
見て反時計方向に弾性的に偏倚せしめて、係止部材92
の主壁部104の下端部に形成されている係止部100
を静止被係止手段94の被係止部118に係止せしめ
る。係止部材92の係止部110が静止被係止手段94
の被係止部118に係止せしめられることによって、係
止部材92が前後方向に移動することが確実に阻止さ
れ、従って前側幅規制手段22が前後方向に移動するこ
とが確実に阻止される。図4から理解されるとおり、係
止部材92が支持軸96に対して実質上垂直に左方に移
動することは、拘束片98が係止部材92の主壁部10
4を拘束することによって確実に防止され、従って係止
部材92が支持軸96に対して実質上垂直な方向に移動
して支持軸96から離脱することが確実に防止される。
また、係止部材92の係止部110が静止被係止手段9
4の被係止部位118に係止せしめられている状態にお
いて、係止部材92の被拘束突起112は直立規制壁2
8に形成されている拘束壁98の挿入切欠102内に位
置せしめられており、従って係止部材92が前方に移動
して支持軸96から離脱することも確実に防止される。
前側幅規制手段22の前後方向位置を変化せしめること
が望まれる場合には、係止部材92の指当接面108に
指を当接せしめて、前側から見て時計方向に係止部材9
2を、弾性偏倚手段120の弾性偏倚作用に抗して幾分
旋回せしめ、かくして係止部材92の係止部110を静
止被係止手段94の被係止部118から離脱せしめてロ
ック機構90の作用を解除し、かかる状態を維持しなが
ら前側幅規制手段22を前後方向に移動せしめることが
できる。
【0020】而して、シート部材供給カセット2におけ
る上述したとおりのロック機構90については、次の事
実が注目されるべきである。第一に、係止部材92を適
宜の合成樹脂から射出成形或いは圧縮成形によって形成
する際に、係止部材92には所謂アンダーカットが存在
しない故に、スライドコア或いはスライドピンを含む比
較的複雑な成形型を必要とすることなく、単純な成形型
を使用して成形を遂行することができ、従って充分安価
に係止部材92を形成することができる。第二に、止め
ねじの螺着等の操作を必要とすることなく、上述した如
くの簡単な操作によって、装着工具を必要とすることな
く容易且つ迅速に係止部材92を支持軸96に所要とお
りに装着することができる。
【0021】図1乃至図3と共に図6及び図7を参照し
て説明を続けると、本発明に従って改良された画像生成
機においては、後側幅規制手段24に関連せしめて、ロ
ック機構122が配設されていることが重要である。こ
のロック機構122はロック部材124を含んでいる。
適宜の合成樹脂から形成することができるロック部材1
24は、図7に明確に図示する如く、実質上水平に延び
る基板部126とこの基板部126の右端から上方に延
びる受け部128とを有する。受け部128の肉厚は上
方に向かって漸次増大せしめられている。受け部128
の上端部における後端部には、後方に向かって漸次左方
へ傾斜する傾斜面129が形成されている。基板部12
6の上面には、左方に延出する突出片130が形成され
ている。この突出片130の突出端面には交互に位置す
る複数個の溝及び突起から構成された係止部132が形
成されている。基板部126には、その前端部及び後端
部から左方に突出する係止アーム134及び136も形
成されている。係止アーム134の左端前面には係止面
138を規定する係止突起が形成されており、係止アー
ム136の左端後側面には係止面140を規定する係止
突起が形成されている。基板部126の左端面には突起
142も形成されている。基板部126の左右方向中間
部には乗載板拘束片144が形成されている。この乗載
板拘束片144は基板部126の上面から上方に突出せ
しめられており、その右端面には下方に向かって右方に
傾斜せしめられた傾斜導入面146とこの傾斜導入面1
46の下端から実質上水平に左方に延びる係止面148
が形成されている。一方、図6に図示する如く、上記底
壁部材20の上面右端部には、装着及び案内部150が
形成されている。この装着及び案内部150は前後方向
に延びる当接部分152とこの部分152の前端及び後
端から右方に延びる案内部154及び156を有する突
条から構成されている。案内部154及び156には右
方を向いた係止肩面158及び160が形成されてい
る。
【0022】図6及び図7を参照して説明を続けると、
ロック部材124はその基板部126を装着及び案内部
150の案内部154及び156間に位置せしめて左右
方向に移動自在に装着される。ロック部材124の基板
部126と装着及び案内部150の当接部分152との
間には圧縮コイルばねであるのが好都合である弾性偏倚
手段162が介在せしめられている。弾性偏倚手段16
2の一端は装着及び案内部150の当接部分152に当
接せしめられ、他端は基板部126の左端面に形成され
ている突起142に係止せしめられている。弾性偏倚部
材162はロック部材124を図2及び図6に実線で図
示する解除位置に弾性的に偏倚せしめる。この解除位置
においては、ロック部材124の係止アーム134及び
136の係止面138及び140が装着及び案内部15
0の案内部154及び156に形成されている上記係止
肩面158及び160に当接せしめられ、かくしてロッ
ク部材124の右方への移動が制限される。容器本体4
の右側面には、ロック部材124の受け部128に対応
せしめて開口が形成されており、ロック部材124の受
け部128はかかる開口を通って右方に突出せしめられ
ている。
【0023】図6に明確に図示する如く、ロック部材1
24の突出片130は、上記後側幅規制手段24の延出
部40を間に介在せしめて、上記ピニオン歯車46に対
向して位置せしめられている。後側幅規制手段24の延
出部40の右側面には、交互に位置する多数の溝及び突
起から構成された被係止部164が形成されている。ロ
ック部材124が上述した解除位置に位置せしめられて
いる時には、ロック部材124の突出片130に形成さ
れている係止部132は後側幅規制手段24の延出部4
0に形成されている被係止部164から離隔せしめられ
ている。図8を参照して説明すると、上記乗載板72の
下面には、ロック部材124に形成されている上記乗載
板拘束片144に対応せしめてL字状の被拘束片166
が形成されている。乗載板72の右端部を上方に偏倚す
る弾性偏倚手段84の偏倚作用に抗して乗載板72の右
端部を下降せしめると、乗載板72の被拘束片166が
乗載板拘束片144の傾斜導入面146に作用してロッ
ク部材124を弾性偏倚手段162の偏倚作用に抗して
若干左方に移動せしめ、そして乗載板72の被拘束片1
66が傾斜導入面146を通過すると、ロック部材12
4は弾性偏倚手段162の偏倚作用によって元の解除位
置に戻されて乗載板72の被拘束片166が乗載板拘束
片144の係止面148に係止せしめられる。かくし
て、乗載板72は図8に図示する下降位置に拘束され
る。
【0024】図1を参照して説明を続けると、画像生成
機のハウジング10内には上記ロック部材124に作用
する強制手段168が配設されている。図示の実施例に
おける強制手段168は、ハウジング10に配設されて
いる上記静止案内レール16と一体に形成された押圧片
から構成されている。静止案内レール16の、前後方向
に見て中間部から後方に位置する押圧片は、後方に向か
って左方に傾斜して延びる傾斜前端部170とこれに続
いて傾斜することなく後方に延びる主部172とを有す
る。
【0025】シート部材供給カセット2がハウジング1
0内から前方に引き出された引き出し位置に位置せしめ
られている時には、ロック機構122のロック部材12
4は弾性偏倚手段162の偏倚作用によって図6及び図
8に実線で示す解除位置に位置せしめられている。シー
ト部材供給カセット2がハウジング10内の作用位置に
向けて後方に移動せしめられると、強制手段168の傾
斜前端部170がロック部材124の受け部128に干
渉し始め、これによってロック部材124は弾性偏倚手
段162の偏倚作用に抗して図8において左方に漸次移
動せしめられる。強制手段168とロック部材124の
受け部128との干渉は、夫々の傾斜前端部170と傾
斜面129との協働によって開始され、従って充分円滑
に開始される。シート部材供給カセット2が所要位置ま
で後方に移動せしめられると、強制手段168の主部1
72がロック部材124に干渉するようになり、ロック
部材124は図6及び図8に二点鎖線で示すロック位置
まで移動され、そしてシート部材供給カセット2がハウ
ジング10内の作用位置に位置せしめられている間はロ
ック部材124は上記ロック位置に維持される。ロック
部材124が上記ロック位置に位置せしめられると、強
制手段168の強制作用によってロック部材124自体
が幾分弾性的に変形せしめられて、その突出片130が
後側幅規制手段24の延出部40に弾性的に押圧せしめ
られる。かくして、突出片130の突出端面に形成され
ている係止部132が後側幅規制手段24の延出部40
に形成されている被係止部164に係止せしめられ、こ
れによって後側幅規制手段24が前後方向に移動するこ
とが防止される。また、ロック部材124の突出片13
0が後側幅規制手段24の延出部40に押圧せしめられ
ることによって、延出部130に形成されているラック
42がピニオン歯車46に押圧され、これによってラッ
ク42とピニオン歯車46との間に不可避的に存在する
所謂遊びに起因してラック42及びピニオン歯車46が
相対的に移動することが充分確実に阻止され、かくして
後側幅規制手段24の前後方向の移動が阻止されると共
に、前側幅規制手段22の前後方向移動も阻止される。
【0026】更に、ロック部材124が弾性偏倚手段1
58の作用に抗して解除位置からロック位置に移動せし
められると、図8と図3を比較参照することによって容
易に理解される如く、乗載板72の被拘束開口166が
ロック部材124に形成されている乗載板拘束片144
の係止面148から開放され、従って乗載板72及びそ
の上に載置されているシート部材の右端部は弾性偏倚手
段84の作用によって上方に弾性的に偏倚せしめられ
る。
【0027】シート部材供給カセット2が引き出し位置
に引き出されると、ロック部材124の受け部128が
強制手段168から離脱せしめられ、従って弾性偏倚手
段162の偏倚作用によってロック部材124が解除位
置に戻される。
【0028】而して、上述した実施例においては、後側
幅規制手段24に関連せしめて独特な形態のロック機構
122を配設しているが、所望ならば、後側幅規制手段
24に関連せしめて独特な形態のロック機構122を配
設することに代えて或いはこれに加えて前側幅規制手段
22に独特な形態のロック機構122を配設することも
できる。更に、後端規制手段60に関連せしめてロック
機構122と実質上同一の構成のロック機構を配設する
こともできる。しかしながら、シート部材供給カセット
2がハウジング10内の作用位置とこれから引き出され
た引き出し位置との間を前後方向に移動せしめられる所
謂フロントロディング型のシート部材供給カセット2に
おいては、後端規制手段60には比較的大きな衝撃が加
えられることがない故に、後端規制手段60に関連する
ロック機構として、特に問題を発生せしめることなく、
図示の実施例の如く操作片70等が直立規制壁68と一
体に形成された、著しく安価に製作することができるロ
ック機構を採用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明に従って構成された画像生成機に
おいては、シート部材供給カセットが引き出し位置に位
置せしめられている時には、弾性偏倚手段の偏倚作用に
よってロック部材が解除位置に偏倚せしめられ、従って
ロック部材によるロック作用が解除され、必要に応じて
充分容易に前側幅規制手段及び後側幅規制手段を前後方
向に移動せしめることができる。一方、シート部材供給
カセットが引き出し位置から作用位置に向けて所定位置
を越えて移動せしめられると、強制手段の作用によって
ロック部材がロック位置に強制せしめられ、これによっ
て前側幅規制手段及び後側幅規制手段の前後方向移動が
充分確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたシート部材供給カセ
ットの好適実施例を、それが適用される画像生成機のハ
ウジングと共に示す斜面図。
【図2】図1に示すシート部材供給カセットの平面図。
【図3】図1に示すシート部材供給カセットの断面図。
【図4】図1に示すシート部材供給カセットにおける前
側幅規制手段に関連して配設されたロック機構を示す分
解部分斜面図。
【図5】図1に示すシート部材供給カセットにおける前
側幅規制手段に関連して配設されたロック機構を示す部
分斜面図。
【図6】図1に示すシート部材供給カセットにおける後
側幅規制手段に関連して配設されたロック機構を示す部
分斜面図。
【図7】図6に示すロック機構におけるロック部材を示
す斜面図。
【図8】図1に示すシート部材供給カセットの部分断面
図。
【符号の説明】
2:シート部材供給カセット 4:容器本体 10:画像生成機のハウジング 22:前側幅規制手段 24:後側幅規制手段 26:前側幅規制手段の底壁 28:前側幅規制手段の直立規制壁 30:後側規制手段の底壁 32:後側幅規制手段の直立規制壁 34:前側幅規制手段における底壁の延出部 36:ラック 40:後側幅規制手段における底壁の延出部 42:ラック 46:ピニオン歯車 60:後端規制手段 90:ロック機構 92:係止部材 94:静止被係止手段 120:弾性偏倚手段 122:ロック機構 124:ロック部材 132:ロック部材の係止部 144:ロック部材の乗載板拘束片 162:弾性偏倚手段 166:乗載板の被拘束片 168:強制手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内の作用位
    置と該作用位置から前方に引き出された引き出し位置と
    の間を前後方向に移動自在に該ハウジングに装着された
    シート部材供給カセットとを具備し、 該シート部材供給カセットは容器本体と該容器本体に前
    後方向に移動自在に配設された前側幅規制手段及び後側
    幅規制手段とを含み、該前側幅規制手段は後方に延出す
    る延出部を有する底壁と該底壁から上方に延びる直立規
    制壁とを有し、該後側幅規制手段は前方に延出する延出
    部を有する底壁と該底壁から上方に延びる直立規制壁と
    を有し、該容器本体には相互に平行に延びる該前側幅規
    制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延出部との間
    に位置する回転自在なピニオン歯車が配設されており、
    該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延
    出部とには該ピニオン歯車に係合せしめられるラックが
    刻設されている、画像生成機において、 更に、該シート部材供給カセットの該容器本体に配設さ
    れたロック部材及び弾性偏倚手段並びに該ハウジングに
    配設された強制手段から成るロック機構を具備し、該ロ
    ック部材は該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制
    手段の該延出部とのいずれか一方に係止せしめられるロ
    ック位置と該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制
    手段の該延出部との該一方から離隔する解除位置との間
    を移動自在に配設されており、該弾性偏倚手段は該ロッ
    ク部材を該解除位置に弾性的に偏倚せしめ、該強制手段
    は該シート部材供給カセットが該引き出し位置から該作
    用位置に向けて所定位置を越えて後方に移動せしめられ
    ると、該ロック部材に作用して該弾性偏倚手段に抗して
    該ロック部材を該ロック位置に強制する、ことを特徴と
    する画像生成機。
  2. 【請求項2】 該後側幅規制手段の該延出部に被係止部
    が形成されており、該ロック部材には該被係止部に係止
    せしめられる係止部が形成されている、請求項2記載の
    画像生成機。
  3. 【請求項3】 該ロック部材は合成樹脂から形成されて
    おり、該強制手段が該ロック部材に作用して該ロック部
    材を該ロック位置に強制すると、該ロック部材自体の弾
    性変形に起因して該ロック部材が該前側幅規制手段の該
    延出部と該後側幅規制手段の該延出部との該一方に弾性
    的に係止せしめられる、請求項1又は2記載の画像生成
    機。
  4. 【請求項4】 該ロック部材は該前側幅規制手段の該延
    出部と該後側幅規制手段の該延出部との該一方を介在せ
    しめて該ピニオン歯車に対向して配設せしめられてお
    り、該ロック部材が該ロック位置に強制せしめられると
    該前側幅規制手段の該延出部と該後側幅規制手段の該延
    出部との該一方の該ラックが該ピニオン歯車に押圧せし
    められる、請求項1から3までのいずれかに記載の画像
    生成機。
  5. 【請求項5】 該シート部材供給カセットは、該容器本
    体内に旋回自在に装着された乗載板と、該乗載板の先端
    部を上方に弾性的に偏倚する弾性偏倚手段とを含み、該
    ロック部材には乗載板拘束片が形成されており、該乗載
    板には被拘束片が形成されており、該ロック部材が該解
    除位置に位置せしめられている時に該弾性偏倚手段の偏
    倚作用に抗して該乗載板の先端部を下降せしめると、該
    乗載板の該被拘束片が該乗載板拘束片に係止せしめられ
    て該乗載板の先端部が下降位置に拘束され、該ロック部
    材が該ロック位置に強制されると該乗載板の該被拘束片
    が該乗載板拘束片から開放される、請求項1から4まで
    のいずれかに記載の画像生成機。
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