JPH07206170A - シート部材供給カセット - Google Patents

シート部材供給カセット

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JPH07206170A
JPH07206170A JP6002358A JP235894A JPH07206170A JP H07206170 A JPH07206170 A JP H07206170A JP 6002358 A JP6002358 A JP 6002358A JP 235894 A JP235894 A JP 235894A JP H07206170 A JPH07206170 A JP H07206170A
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JP
Japan
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locking
locking member
support shaft
sheet member
supply cassette
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JP6002358A
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Toshiyuki Nakamura
敏之 中村
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動自在な規制手段(22)を備えたシート
部材供給カセット(2)において、安価に製作し容易に
装着することができる係止部材(92)を主たる構成要
素とするにもかかわらず、比較的大きな衝撃にたいして
も充分なロック作用を奏するロック機構(90)を配設
する。 【構成】 幅規制手段(22)の直立規制壁(28)の
外側面には支持軸(96)を配設されている。上記係止
部材(92)は主壁部(104)と突出壁部(106)
とを有し、突出壁部(106)には上記支持軸(96)
に係合せしめられる装着切欠(114)が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機及び静電印
刷機の如き画像生成機において普通紙の如きシート部材
を供給するために使用されるシート部材供給カセット、
更に詳しくは収容されるシート部材を規制するための位
置調整自在な規制手段が少なくとも1個配設されている
形態のシート部材供給カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機及び静電印刷機の如き画像生
成機において、画像を形成すべき普通紙の如きシート部
材を供給するために、一般に「ユニバーサル型」と称さ
れる種々の寸法のシート部材に適用され得るシート部材
供給カセットが好都合に使用されている。かかるカセッ
トは底壁を有する容器本体を具備し、かかる容器本体に
は、収容されるシート部材の幅方向位置を規制するため
の1個或いは1対の幅規制手段が幅方向に移動自在に装
着されている。また、容器本体には、通常、収容される
シート部材の後端位置を規制するための後端規制手段も
シート供給方向に移動自在に配設される。
【0003】上述したユニバーサル型シート部材供給カ
セットにおいて、規制手段、特に幅規制手段は一旦所定
位置に設定されると、かかる所定位置に充分確実に保持
されることが重要である。通常、幅規制手段には積層状
態で収容されているシート部材の最上位のシート部材の
前端角部に係止せしめられる爪部材が配設されている
が、幅規制手段が衝撃等によって幅方向に移動乃至振動
せしめられると、最上位のシート部材或いは最上位から
数枚のシート部材が上記爪部材から離脱せしめられて爪
部材の上方に位置してしまう事態が発生する。そして、
かかる事態が発生すると、一度に2枚以上のシート部材
が送出されてしまう、送出されるシート部材が大幅に傾
斜せしめられる、或いはシート部材の送出に失敗してし
まう、等の問題が誘発される。
【0004】近時においては、画像生成機のハウジング
に、ハウジング内の作用位置とかかる作用位置から前方
に引き出された引き出し位置との間を前後方向に移動自
在に装着された、所謂「フロントローディング型」のシ
ート部材供給カセットが広く実用に供されている。かよ
うなフロントローディング型シート部材供給カセットの
場合、シート部材供給カセットは収容されているシート
部材の幅方向に移動せしめられ、上記引き出し位置から
上記作用位置への移動の最終段階においてシート部材供
給カセットの移動が急激に停止せしめられる傾向がある
ので、シート部材から幅規制手段に相当な衝撃が加えら
れることが少なくない。従って、かかる衝撃が加えられ
た時にも、幅規制手段を設定された所定位置に確実に保
持することができるようにせしめることが重要である。
【0005】上述した事実に鑑み、従来のシート部材供
給カセットにおいても、規制手段を設定された所定位置
に保持するための種々の形態のロック機構を配設してい
る。従来のロック機構の典型例は、幅規制手段に旋回自
在に装着された係止部材と、容器本体の底壁に配設され
た静止被係止手段と、係止部材を所定方向に弾性的に偏
倚せしめてその係止部を被係止手段の被係止部に係止せ
しめる弾性偏倚手段とから構成されている。係止部材に
は貫通孔が形成されており、かかる貫通孔を挿通せしめ
て止めねじを規制手段の所要位置に螺着せしめることに
よって、係止部材が規制手段に旋回自在に装着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】而して、シート部材供
給カセットにおける上述した従来のロック機構には、次
のとおりの解決すべき問題がある。第一に、係止部材は
通常適宜の合成樹脂から射出成形或いは圧縮成形によっ
て成形されるが、係止部材に形成すべき貫通孔に起因す
る所謂アンダーカットの存在により、成形型がスライド
コア或いはスライドピンを含む比較的複雑且つ高価なも
のになり、それ故に製作コストを充分に低減せしめるこ
とができない。第二に、規制手段に係止部材を装着する
際には、係止部材の貫通孔に止めねじを挿通せしめ、か
かる止めねじを規制手段の所要位置に螺着することが必
要であり、それ故に係止部材の装着操作を充分容易且つ
迅速に遂行することができない。
【0007】従来のシート部材供給カセットにおけるロ
ック機構における上述した問題を解決するために、本発
明者等は、係止部材を規制手段の主部と一体に合成樹脂
から成形することを試みた。しかしながら、かように規
制手段の主部と一体に係止部材を成形した場合、規制手
段の主部と係止部材との接続部の弾性変形等に起因し
て、特に規制手段に比較的大きな衝撃が加えられた場合
に、規制手段の主部と係止部材との間に相当大幅な相対
的移動が生成され、これに起因して上述したシート部材
と爪部材との分離が発生してしまう傾向がある。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、シート部材供給カセッ
トにおける規制手段のロック機構を改良して、係止部材
を充分安価に製作することができると共に充分容易且つ
迅速に規制手段に装着することができるにもかかわら
ず、規制手段に比較的大きな衝撃が加えられた場合にも
規制手段の移動乃至振動を充分確実に阻止することがで
きるようにせしめることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術的課題を
解決するために、本発明によれば、規制手段の直立規制
壁の外側面に支持軸を形成し、主壁部とこの主壁部の両
側縁から片面側に突出する両側壁部とを有し且つかかる
両側壁には装着切欠が形成されている形態の係止部材を
使用し、装着切欠を支持軸に係合せしめることによって
係止部材を支持軸に旋回自在に装着する。
【0010】即ち、本発明によれば、上記主たる技術的
課題を達成するシート部材供給カセットとして、底壁を
有する容器本体と、所定方向に移動自在に該容器本体に
配設され且つ該容器本体内に収容されるシート部材を規
制するための直立規制壁を有する少なくとも1個の規制
手段と、該規制手段の移動を解除自在にロックするロッ
ク機構とを具備し、該ロック機構は、該所定方向に配列
された複数個の被係止部を有する静止被係止手段と、該
規制手段に旋回自在に装着され且つ係止部を有する係止
部材と、該係止部材を所定方向に偏倚せしめて該係止部
を該静止係止手段の該被係止部に係止せしめる弾性偏倚
手段とから構成されており、該規制手段の該直立規制壁
の外側面には支持軸が形成されており、該係止部材は主
壁部と該主壁部の片面に形成された突出壁部とを有し、
該突出壁部には装着切欠が形成されていて、該装着切欠
を該支持軸に係合せしめることによって該係止部材が該
支持軸に旋回自在に装着される、ことを特徴とするシー
ト部材供給カセットが提供される。
【0011】該係止部材の該主壁部における他面の上端
部に指当接面が形成されており、該係止部材の該主壁部
における該片面の下端部に該係止部が形成されており、
該静止被係止手段は該容器本体の該底壁上に配設されて
いるのが好適である。該係止部材において該主壁部の両
側縁から突出する1対の突出壁部を形成することができ
る。該規制手段の該直立規制壁の該外側面には、該支持
軸から所定間隔をおいて拘束片が形成されており、該拘
束片が該係止部材の該主壁部の該他面に当接せしめられ
て、該係止部材が該支持軸を中心として旋回することは
許容するが該支持軸に対して垂直な方向に該係止部材が
移動して該支持軸から離脱するのを阻止するのが好まし
い。また、該拘束片には挿入切欠が形成されており、該
係止部材の該他面には所定角度に渡って延在する被拘束
突起が形成されており、該係止部材の該係止部が該静止
被係止手段に係止した状態において該被拘束突起が該挿
入切欠に挿入されていて、該係止部材が該支持軸の軸線
方向に移動して該支持軸から離脱することが阻止される
のが好都合である。更に、該規制手段の該直立規制壁の
該外側面には受片が形成されており、該支持軸は該拘束
片と該受片との間に位置せしめられており、該弾性偏倚
手段は該受片と該係止部材の該主壁部との間に介在せし
められた圧縮ばねから構成されているのが好適である。
【0012】
【作用】本発明に従って改良されたシート部材供給カセ
ットにおいては、ロック機構における係止部材は主壁部
とこの主壁部の両側縁から片面側に突出する両側壁部が
有し、両側壁部の貫通孔ではなくて装着切欠が形成され
ている。かような係止部材は所謂アンダーカットの存在
を回避することが可能であり、従って単純な成形型を使
用して充分に安価に作成することができる。規制手段に
対する係止部材の装着は、規制手段の直立規制壁に形成
された支持軸に係止部材の装着切欠を係合せしめること
によって充分容易に且つ迅速に遂行することができる。
【0013】規制手段の直立規制壁に形成された支持軸
に装着された係止部材が支持軸に垂直な方向に移動する
ことは、拘束壁が係止部材の主壁部に当接せしめられる
ことによって確実に阻止される。また、支持軸に装着さ
れた係止部材が支持軸の軸線方向に移動することは、拘
束片の挿入切欠に係止部材の被拘束突起が挿入されるこ
とによって確実に阻止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に従って改良されたシート部材
供給カセットの好適実施例について、添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0015】図1及び図2を参照して説明すると、全体
を番号2で示すシート部材供給カセットは、適宜の合成
樹脂から成形することができる容器本体4を具備してい
る。この容器本体4は上面が開放された箱状主部6を有
する。主部6の前縁には前縁枠部8が形成されている。
かかる前縁枠部8は、後述するとおりにして静電複写機
及び静電印刷機の如き画像生成機のハウジング10内に
装着されるシート部材供給カセット2を前後方向(図2
において上下方向)に移動せしめる際に操作者が把持す
ることができる把持部を構成すると共に、ハウジング1
0内の所要作用位置に位置せしめられた時にハウジング
10の前面の化粧外枠の一部を構成する。容器本体4の
両側縁(左右側縁)には、上記主部6を越えて後方に延
出せしめられている被案内レール12及び14が形成さ
れている。図3に明確に図示する如く、被案内レール1
2及び14は下面が開放された逆チャンネル形状でよ
い。図3に2点鎖線で示す如く、シート部材供給カセッ
ト2が適用されるハウジング10には、開放された前面
から後方に実質上水平に延びる1対の静止案内レール1
6及び18が配設されており、かかる案内レール16及
び18に上記被案内レール12及び14を係合せしめる
ことによって、シート部材供給カセット2がハウジング
10内の所要作用位置とかかる作用位置から前方に引き
出された引き出し位置との間を前後方向に移動自在に装
着される。
【0016】図1及び図2を参照して説明を続けると、
容器本体4の底面には、別個に成形された底壁部材20
が固定されている。所望ならば、容器本体4の底壁を規
定している底壁部材20を容器本体4と一体に形成する
こともできる。底壁部材20の右半部上には1対の幅規
制手段、即ち前側幅規制手段22及び後側幅規制手段2
4が前後方向(図2において上下方向)に移動自在に装
着されている。前側幅規制手段22は底壁26とこの底
壁26の前縁から実質上鉛直に上方に延びる直立規制壁
28とを有する。後側幅規制手段24は底壁30とこの
底壁30の後縁から実質上鉛直に上方に延びる直立規制
壁32とを有する。前側幅規制手段22の底壁26には
後方に延出する延出部34が形成されている。この延出
部34の右側面にはラック36が刻設されている。ま
た、延出部34の下面には前後方向に延びる被案内溝3
8が形成されている。延出部34の下面は底壁26の主
部の下面よりも下方に突出せしめられており、延出部3
4に形成されている上記被案内溝38の底面が底壁26
の主部の下面と同一平面をなす。同様に、後側幅規制手
段24の底壁30には前方に延出する延出部40が形成
されている。この延出部40の左側面にはラック42が
刻設されている。また、延出部40の下面には前後方向
に延びる被案内溝44が形成されている。延出部44の
下面は底壁30の主部の下面よりも下方に突出せしめら
れており、延出部44に形成されている上記被案内溝4
4の底面が底壁30の主部の下面と同一平面をなす。一
方、上記底壁部材20の上面の前後方向中央部には、実
質上鉛直に延びる中心軸線を中心として回転自在にピニ
オン歯車46が装着されている。また、このピニオン歯
車46の左右両側には、前後方向に延びる案内突条48
及び50が形成されている。前側幅規制手段22は、そ
の延出部34の下面に形成されている被案内溝38を案
内突条48に係合せしめると共に、その延出部34の右
側面に形成されているラック36をピニオン歯車46に
係合せしめて、底壁部材20上に装着される。後側幅規
制手段24は、その延出部40の下面に形成されている
被案内溝44を案内突条50に係合せしめると共に、そ
の延出部40の右側面に形成されているラック42をピ
ニオン歯車46に係合せしめて、底壁部材20上に装着
される。かくして、前側幅規制手段22及び後側幅規制
手段24の双方が底壁部材20上に前後方向に移動自在
に装着されると共に、前側幅規制手段22と後側幅規制
手段24との前後方向移動がラック36及び42並びに
ピニオン歯車46によって連動せしめられる。前側幅規
制部材22が後方に所定距離移動せしめられると、これ
に連動せしめられて後側幅規制部材24が前方に同一距
離移動せしめられ、前側幅規制部材22が前方に所定距
離移動せしめられると、これに連動せしめられて後側幅
規制部材24が後方に同一距離移動せしめられる。
【0017】前側幅規制手段22及び後側幅規制手段2
4の各々には、周知の形態でよい爪部材52及び54が
装着されている。適宜の金属板から形成されているのが
好都合である爪部材52及び54の各々は、実質上水平
に延びる中心軸線を中心として若干の角度範囲に渡って
旋回自在に、前側幅規制手段22及び後側幅規制手段2
4の各々の直立規制壁28及び32に装着されている。
爪部材52及び54の各々はその先端(右端)上面部に
位置する分離爪56及び58を有する。
【0018】図1及び図2を参照して説明を続けると、
上記底壁部材20の左半部には、前後方向(図2におい
て上下方向)に移動自在に後端規制手段60が装着され
ている。底壁部材20の左半部には左右方向に延びる細
長いスロット62が形成されている。更に、このスロッ
ト62の前側及び後側において、底壁部材20の上面上
には、交互に形成された多数の凹凸から構成された静止
係止手段64及び66が配設されている。適宜の合成樹
脂から形成することができる後端規制手段60は、底壁
67とこの底壁67から実質上鉛直に上方に延びる直立
規制壁68とを有する。底壁67の下面には装着アーム
(図示していない)が形成されており、かかる装着アー
ムを弾性変形せしめて上記スリット62を通して底壁部
材20の下面に係止せしめることによって、後端規制手
段60がスリット62に沿って左右方向に移動自在に底
壁部材20に装着される。後端規制手段60には、更
に、その底壁67の後端から上方に突出する操作片70
も形成されていると共に、その底壁67の下面後端から
下方に突出する係止突起(図示していない)が形成され
ている。かかる係止突起はスロット62の両側において
上記静止係止手段64及び66の凹凸に係止せしめら
れ、かくして後端規制手段60が設定位置にロックされ
る。後端規制手段60の設定位置を変更せしめる際に
は、直立規制壁68と操作片70とに指を掛けて、操作
片70をその上端が直立規制壁68に接近乃至接触する
方向に弾性的に変形せしめ、これによって底壁67の後
端部を上方に若干弾性変形せしめ、かくして底壁67の
下面後端に形成されている係止突起を静止係止手段64
及び66から離脱せしめる。そして、かかる状態を維持
しながらスロット62に沿って後端規制手段60を所要
位置まで移動せしめ、しかる後に操作片70を開放して
弾性的に元の状態に復元せしめ、底壁67の下面後端に
形成されている係止突起を再び静止係止手段64及び6
6に係止せしめる。
【0019】図1及び図2と共に図3を参照して説明す
ると、容器本体4の主部6には、更に、乗載板72が装
着される。上記底壁部材20には、左右方向略中央にお
いて前縁及び後縁の各々から実質上鉛直に上方に突出す
る装着片74が形成されている。そして、かかる装着片
74には、夫々、後方及び前方に突出する短軸76が形
成されている。他方、適宜の金属板から形成することが
できる乗載板72は、その左端部両側縁から上方に突出
する突出片80が形成されている。乗載板72のかかる
突出片80は、上記装着片74に形成された短軸76に
旋回自在に装着せしめられる。容器本体4の右端部にお
いて、底壁部材20と乗載板72との間には弾性偏倚手
段84が配設されている。1対の圧縮コイルばねから構
成されている弾性偏倚手段84は、乗載板72の右端部
を上方に弾性的に偏倚する。かくして、乗載板72或い
はその上に載置されたシート部材の右端両角部が上記分
離爪56及び58に押圧される。乗載板72には、その
左右方向中央部の前側及び後側に比較的大きな切欠86
及び88が形成されている。上述した前側幅規制手段2
2の直立規制壁28及び後側幅規制手段24の直立規制
壁32は乗載板72の切欠86及び88を通って上方に
突出する。乗載板72の左端部にも比較的大きな切欠8
9が形成されており、上記後端規制手段60をかかる切
欠89内に移動せしめることができる。
【0020】上述したとおりのシート部材供給カセット
2においては、前側幅規制手段22及び後側幅規制手段
24はそれらの直立規制壁28及び32間の間隔が収容
すべきシート部材の幅に対応する位置に位置付けられ、
後端規制手段60はその直立規制壁68から底壁部材2
0の右端までの距離が収容すべきシート部材の送出方向
長さに対応する位置に位置付けられる。そして、多数枚
のシート状部材が積層状態で、その送出方向先半部を乗
載板72上に載置せしめて、容器本体4内に収容され
る。そして、弾性偏倚手段84の偏倚作用によって最上
位のシート部材の先端両角部が分離爪56及び58に押
圧せしめられる。ハウジング10内の所要作用位置にシ
ート部材供給カセット2が挿入されると、ローラ或いは
無端ベルトの如き送出手段(図示していない)が最上位
のシート部材に選択的に作用して、かかるシート部材を
図2及び図3において右方向に送出せしめる。
【0021】而して、図示のシート部材供給カセット2
における上述した構成は、本発明に従って改良された新
規構成に関するものではなく、本発明が適用されるシー
ト部材供給カセットの典型的構成を示すにすぎない。従
って、上述した構成についての詳細な説明は本明細書に
おいては省略する。
【0022】図1及び図2と共に図4及び図5を参照し
て説明すると、本発明に従って改良された図示のシート
部材供給カセット2においては、上述した前側幅規制手
段22を設定位置にロックするためのロック機構90が
配設されている。このロック機構90は、前側幅規制手
段22の直立規制壁28の外側面即ち前側面(図1にお
いて下側面)に装着された係止部材92と、上記底壁部
材20上に形成された静止被係止手段94とから構成さ
れている。図5に明確に図示されている如く、前側幅規
制手段22の直立規制壁28の前側面には実質上水平に
前方に突出する支持軸96が一体に形成されている。直
立規制壁28の前側面には、更に、支持軸96の左側に
配置された拘束片98と支持軸96の右側に配置された
受片100とが一体に形成されている。拘束片98は直
立規制壁28の前側面から実質上水平に延在せしめられ
ており、受片100は直立規制壁28の前側面から実質
上鉛直に延在せしめられている。拘束片98には直立規
制壁28の前側面に隣接して、支持軸96に面する側縁
から直立規制壁28に沿って左方に延びる挿入切欠10
2が形成されている。適宜の合成樹脂から形成すること
ができる係止部材92は、上下方向に延びる主壁部10
4とこの主壁部104の右側面前縁及び後縁から右方に
突出する1対の突出壁部106を有する。主壁部104
の上下方向中間部は円弧形状にせしめられている。主壁
部104の上端部左側面は操作者の指が当接せしめられ
る指当接面108を構成している。主壁部104の下端
部右側面には前後方向に交互に位置する溝及び突起から
構成された係止部110が形成されている。主壁部10
4には、更に、その上下方向中間位置にてその後端縁か
ら左方に突出する被拘束突起112が形成されている。
この被拘束突起112は、係止部材92が旋回自在に装
着される支持軸96を中心として見て45度程度でよい
角度範囲に渡って略扇状に延在せしめられている。係止
部材92の1対の突出壁部106の各々には右端縁に開
口せしめられている細長い装着切欠114が形成されて
いる。装着切欠114の左端は半円形状にせしめられて
いる。一方、上記底壁部材20の上面には前後方向に延
びる溝116が形成されており、かかる溝116の右側
面に上記静止被係止手段94が配設されている。この静
止被係止手段94は、前後方向に交互に配列された多数
の溝及び突起から構成された多数の被係止部118を有
する。
【0023】図4及び図5を参照して説明を続けると、
係止部材92の被拘束突起112が直立規制壁28に形
成されている拘束片98に干渉されない角度位置に保持
し、係止部材92の主壁部104を直立規制壁28に形
成されている拘束片98に隣接せしめてその右側に位置
せしめ、そしてまた係止部材92の突出壁部106に形
成されている装着切欠114を直立規制壁28に形成さ
れている支持軸96に整合せしめて、係止部材92を後
方に移動せしめる。かくして、係止部材92の装着切欠
114に支持軸96を挿通せしめて、支持軸96に係止
部材92が旋回自在に装着される。次いで、直立規制壁
28に形成されている受片100と係止部材92の主壁
部104の右側面との間に、圧縮コイルばねでよい弾性
偏倚手段120を介在せしめる。図4に明確に図示する
如く、弾性偏倚手段120は、係止部材92を前側から
見て反時計方向に弾性的に偏倚せしめて、係止部材92
の主壁部104の下端部に形成されている係止部100
を静止被係止手段94の被係止部118に係止せしめ
る。係止部材92の係止部110が静止被係止手段94
の被係止部118に係止せしめられることによって、係
止部材92が前後方向に移動することが確実に阻止さ
れ、従って前側幅規制手段22が前後方向に移動するこ
とが確実に阻止される。図4から理解されるとおり、係
止部材92が支持軸96に対して実質上垂直に左方に移
動することは、拘束片98が係止部材92の主壁部10
4を拘束することによって確実に防止され、従って係止
部材92が支持軸96に対して実質上垂直な方向に移動
して支持軸96から離脱することが確実に防止される。
また、係止部材92の係止部110が静止被係止手段9
4の被係止部位118に係止せしめられている状態にお
いて、係止部材92の被拘束突起112は直立規制壁2
8に形成されている拘束壁98の挿入切欠102内に位
置せしめられており、従って係止部材92が前方に移動
して支持軸96から離脱することも確実に防止される。
前側幅規制手段22の前後方向位置を変化せしめること
が望まれる場合には、係止部材92の指当接面108に
指を当接せしめて、前側から見て時計方向に係止部材9
2を、弾性偏倚手段120の弾性偏倚作用に抗して幾分
旋回せしめ、かくして係止部材92の係止部110を静
止被係止手段94の被係止部118から離脱せしめてロ
ック機構90の作用を解除し、かかる状態を維持しなが
ら前側幅規制手段22を前後方向に移動せしめることが
できる。
【0024】而して、本発明に従って改良されたシート
部材供給カセット2における上述したとおりのロック機
構90については、次の事実が注目されるべきである。
第一に、係止部材92を適宜の合成樹脂から射出成形或
いは圧縮成形によって形成する際に、係止部材92には
所謂アンダーカットが存在しない故に、スライドコア或
いはスライドピンを含む比較的複雑な成形型を必要とす
ることなく、単純な成形型を使用して成形を遂行するこ
とができ、従って充分安価に係止部材92を形成するこ
とができる。第二に、止めねじの螺着等の操作を必要と
することなく、上述した如くの簡単な操作によって、装
着工具を必要とすることなく容易且つ迅速に係止部材9
2を支持軸96に所要とおりに装着することができる。
【0025】図1乃至図3と共に図6及び図7を参照し
て説明を続けると、図示の実施例においては、更に、後
側幅規制手段24に関連せしめて、ロック機構122も
配設されている。このロック機構122はロック部材1
24を含んでいる。適宜の合成樹脂から形成することが
できるロック部材124は、図7に明確に図示する如
く、実質上水平に延びる基板部126とこの基板部12
6の右端から上方に延びる受け部128とを有する。受
け部128の肉厚は上方に向かって漸次増大せしめられ
ている。受け部128の上端部における後端部には、後
方に向かって漸次左方へ傾斜する傾斜面129が形成さ
れている。基板部126の上面には、左方に延出する突
出片130が形成されている。この突出片130の突出
端面には交互に位置する複数個の溝及び突起から構成さ
れた係止部132が形成されている。基板部126に
は、その前端部及び後端部から左方に突出する係止アー
ム134及び136も形成されている。係止アーム13
4の左端前面には係止面138を規定する係止突起が形
成されており、係止アーム136の左端後側面には係止
面140を規定する係止突起が形成されている。基板部
126の左端面には突起142も形成されている。基板
部126の左右方向中間部には乗載板拘束片144が形
成されている。この乗載板拘束片144は基板部126
の上面から上方に突出せしめられており、その右端面に
は下方に向かって右方に傾斜せしめられた傾斜導入面1
46とこの傾斜導入面146の下端から実質上水平に左
方に延びる係止面148が形成されている。一方、図6
に図示する如く、上記底壁部材20の上面右端部には、
装着及び案内部150が形成されている。この装着及び
案内部150は前後方向に延びる当接部分152とこの
部分152の前端及び後端から右方に延びる案内部15
4及び156を有する突条から構成されている。案内部
154及び156には右方を向いた係止肩面158及び
160が形成されている。
【0026】図6及び図7を参照して説明を続けると、
ロック部材124はその基板部126を装着及び案内部
150の案内部154及び156間に位置せしめて左右
方向に移動自在に装着される。ロック部材124の基板
部126と装着及び案内部150の当接部分152との
間には圧縮コイルばねであるのが好都合である弾性偏倚
手段162が介在せしめられている。弾性偏倚手段16
2の一端は装着及び案内部150の当接部分152に当
接せしめられ、他端は基板部126の左端面に形成され
ている突起142に係止せしめられている。弾性偏倚部
材162はロック部材124を図2及び図6に実線で図
示する解除位置に弾性的に偏倚せしめる。この解除位置
においては、ロック部材124の係止アーム134及び
136の係止面138及び140が装着及び案内部15
0の案内部154及び156に形成されている上記係止
肩面158及び160に当接せしめられ、かくしてロッ
ク部材124の右方への移動が制限される。容器本体4
の右側面には、ロック部材124の受け部128に対応
せしめて開口が形成されており、ロック部材124の受
け部128はかかる開口を通って右方に突出せしめられ
ている。
【0027】図6に明確に図示する如く、ロック部材1
24の突出片130は、上記後側幅規制手段24の延出
部40を間に介在せしめて、上記ピニオン歯車46に対
向して位置せしめられている。後側幅規制手段24の延
出部40の右側面には、交互に位置する多数の溝及び突
起から構成された被係止部164が形成されている。ロ
ック部材124が上述した解除位置に位置せしめられて
いる時には、ロック部材124の突出片130に形成さ
れている係止部132は後側幅規制手段24の延出部4
0に形成されている被係止部164から離隔せしめられ
ている。図8を参照して説明すると、上記乗載板72の
下面には、ロック部材124に形成されている上記乗載
板拘束片144に対応せしめてL字状の被拘束片166
が形成されている。乗載板72の右端部を上方に偏倚す
る弾性偏倚手段84の偏倚作用に抗して乗載板72の右
端部を下降せしめると、乗載板72の被拘束片166が
乗載板拘束片144の傾斜導入面146に作用してロッ
ク部材124を弾性偏倚手段162の偏倚作用に抗して
若干左方に移動せしめ、そして乗載板72の被拘束片1
66が傾斜導入面146を通過すると、ロック部材12
4は弾性偏倚手段162の偏倚作用によって元の解除位
置に戻されて乗載板72の被拘束片166が乗載板拘束
片144の係止面148に係止せしめられる。かくし
て、乗載板72は図8に図示する下降位置に拘束され
る。
【0028】図1を参照して説明を続けると、画像生成
機のハウジング10内には上記ロック部材124に作用
する強制手段168が配設されている。図示の実施例に
おける強制手段168は、ハウジング10に配設されて
いる上記静止案内レール16と一体に形成された押圧片
から構成されている。静止案内レール16の、前後方向
に見て中間部から後方に位置する押圧片は、後方に向か
って左方に傾斜して延びる傾斜前端部170とこれに続
いて傾斜することなく後方に延びる主部172とを有す
る。
【0029】シート部材供給カセット2がハウジング1
0内から前方に引き出された引き出し位置に位置せしめ
られている時には、ロック機構122のロック部材12
4は弾性偏倚手段162の偏倚作用によって図6及び図
8に実線で示す解除位置に位置せしめられている。シー
ト部材供給カセット2がハウジング10内の作用位置に
向けて後方に移動せしめられると、強制手段168の傾
斜前端部170がロック部材124の受け部128に干
渉し始め、これによってロック部材124は弾性偏倚手
段162の偏倚作用に抗して図8において左方に漸次移
動せしめられる。強制手段168とロック部材124の
受け部128との干渉は、夫々の傾斜前端部170と傾
斜面129との協働によって開始され、従って充分円滑
に開始される。シート部材供給カセット2が所要位置ま
で後方に移動せしめられると、強制手段168の主部1
72がロック部材124に干渉するようになり、ロック
部材124は図6及び図8に二点鎖線で示すロック位置
まで移動され、そしてシート部材供給カセット2がハウ
ジング10内の作用位置に位置せしめられている間はロ
ック部材124は上記ロック位置に維持される。ロック
部材124が上記ロック位置に位置せしめられると、強
制手段168の強制作用によってロック部材124自体
が幾分弾性的に変形せしめられて、その突出片130が
後側幅規制手段24の延出部40に弾性的に押圧せしめ
られる。かくして、突出片130の突出端面に形成され
ている係止部132が後側幅規制手段24の延出部40
に形成されている被係止部164に係止せしめられ、こ
れによって後側幅規制手段24が前後方向に移動するこ
とが防止される。また、ロック部材124の突出片13
0が後側幅規制手段24の延出部40に押圧せしめられ
ることによって、延出部130に形成されているラック
42がピニオン歯車46に押圧され、これによってラッ
ク42とピニオン歯車46との間に不可避的に存在する
所謂遊びに起因してラック42及びピニオン歯車46が
相対的に移動することが充分確実に阻止され、かくして
後側幅規制手段24の前後方向の移動が阻止されると共
に、前側幅規制手段22の前後方向移動も阻止される。
【0030】更に、ロック部材124が弾性偏倚手段1
58の作用に抗して解除位置からロック位置に移動せし
められると、図8と図3を比較参照することによって容
易に理解される如く、乗載板72の被拘束開口166が
ロック部材124に形成されている乗載板拘束片144
の係止面148から開放され、従って乗載板72及びそ
の上に載置されているシート部材の右端部は弾性偏倚手
段84の作用によって上方に弾性的に偏倚せしめられ
る。
【0031】シート部材供給カセット2が引き出し位置
に引き出されると、ロック部材124の受け部128が
強制手段168から離脱せしめられ、従って弾性偏倚手
段162の偏倚作用によってロック部材124が解除位
置に戻される。
【0032】而して、上述した実施例においては、前側
幅規制手段22に関連せしめて独特な形態の係止部材9
2を含むロック機構90を配設しているが、所望なら
ば、後側幅規制手段24に関連せしめて配設された異な
った形態のロック機構122に代えて、前側幅規制手段
22に関連せしめて配設されたロック機構90と実質上
同一の構成のロック機構を後側幅規制手段24に関連せ
しめて配設することもできる。更に、前側幅規制手段2
2に関連せしめて配設されたロック機構90と実質上同
一の構成のロック機構を後端規制手段60に関連せしめ
て配設することもできる。しかしながら、シート部材供
給カセット2がハウジング10内の作用位置とこれから
引き出された引き出し位置との間を前後方向に移動せし
められる所謂フロントロディング型のシート部材供給カ
セット2においては、後端規制手段60には比較的大き
な衝撃が加えられることがない故に、後端規制手段60
に関連するロック機構として、特に問題を発生せしめる
ことなく、図示の実施例の如く操作片70等が直立規制
壁68と一体に形成された、著しく安価に製作すること
ができるロック機構を採用することができる。また、図
示の実施例においては、位置調節自在な1対の幅規制手
段即ち前側幅規制手段22及び後側幅規制手段24が配
設されているが、前側幅規制手段と後側幅規制手段との
いずれか一方は位置調節不可能な静止部材から構成され
ており、前側幅規制手段と後側幅規制手段との他方のみ
が位置調節自在である形態にシート部材供給カセットに
おける単一の位置調節自在な幅規制手段に、独特な形態
の係止部材92を含むロック機構90を適用することも
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明に従って構成されたシート部材供
給カセットにおいては、移動自在な規制手段のロック機
構は、充分安価に製作し且つ充分容易に装着することが
できる係止部材を主たる構成要素として構成されている
にもかからわず、規制手段に比較的大きな衝撃が加えら
れた場合にも規制手段の移動乃至振動を充分確実に阻止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたシート部材供給カセ
ットの好適実施例を、それが適用される画像生成機のハ
ウジングと共に示す斜面図。
【図2】図1に示すシート部材供給カセットの平面図。
【図3】図1に示すシート部材供給カセットの断面図。
【図4】図1に示すシート部材供給カセットにおける前
側幅規制手段に関連して配設されたロック機構を示す分
解部分斜面図。
【図5】図1に示すシート部材供給カセットにおける前
側幅規制手段に関連して配設されたロック機構を示す部
分斜面図。
【図6】図1に示すシート部材供給カセットにおける後
側幅規制手段に関連して配設されたロック機構を示す部
分斜面図。
【図7】図6に示すロック機構におけるロック部材を示
す斜面図。
【図8】図1に示すシート部材供給カセットの部分断面
図。
【符号の説明】
2:シート部材供給カセット 4:容器本体 10:画像生成機のハウジング 22:前側幅規制手段 24:後側幅規制手段 28:前側幅規制手段の直立規制壁 32:後側幅規制手段の直立規制壁 60:後端規制手段 90:ロック機構 92:係止部材 94:静止被係止手段 96:支持軸 98:拘束片 100:受片 102:挿入切欠 104:係止部材の主壁部 106:係止部材の突出壁部 108:係止部材の指当接面 110:係止部材の係止部 112:係止部材の被拘束突起 114:係止部材の装着切欠 118:静止被係止手段の被係止部 120:弾性偏倚手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁を有する容器本体と、所定方向に移
    動自在に該容器本体に配設され且つ該容器本体内に収容
    されるシート部材を規制するための直立規制壁を有する
    少なくとも1個の規制手段と、該規制手段の移動を解除
    自在にロックするロック機構とを具備し、 該ロック機構は、該所定方向に配列された複数個の被係
    止部を有する静止被係止手段と、該規制手段に旋回自在
    に装着され且つ係止部を有する係止部材と、該係止部材
    を所定方向に偏倚せしめて該係止部を該静止係止手段の
    該被係止部に係止せしめる弾性偏倚手段とから構成され
    ており、 該規制手段の該直立規制壁の外側面には支持軸が形成さ
    れており、 該係止部材は主壁部と該主壁部の片面に形成された突出
    壁部とを有し、該突出壁部には装着切欠が形成されてい
    て、該装着切欠を該支持軸に係合せしめることによって
    該係止部材が該支持軸に旋回自在に装着される、ことを
    特徴とするシート部材供給カセット。
  2. 【請求項2】 該係止部材の該主壁部における他面の上
    端部に指当接面が形成されており、該係止部材の該主壁
    部における該片面の下端部に該係止部が形成されてお
    り、該静止被係止手段は該容器本体の該底壁上に配設さ
    れている、請求項1記載のシート部材供給カセット。
  3. 【請求項3】 該係止部材は該主壁部の両側縁から突出
    する1対の突出壁部を有する、請求項1又は2記載のシ
    ート部材供給カセット。
  4. 【請求項4】 該規制手段の該直立規制壁の該外側面に
    は、該支持軸から所定間隔をおいて拘束片が形成されて
    おり、該拘束片が該係止部材の該主壁部の該他面に当接
    せしめられて、該係止部材が該支持軸を中心として旋回
    することは許容するが該支持軸に対して垂直な方向に該
    係止部材が移動して該支持軸から離脱するのを阻止す
    る、請求項1から3までのいずれかに記載のシート部材
    供給カセット。
  5. 【請求項5】 該拘束片には挿入切欠が形成されてお
    り、該係止部材の該他面には所定角度に渡って延在する
    被拘束突起が形成されており、該係止部材の該係止部が
    該静止被係止手段に係止した状態において該被拘束突起
    が該挿入切欠に挿入されていて、該係止部材が該支持軸
    の軸線方向に移動して該支持軸から離脱することが阻止
    される、請求項4記載のシート部材供給カセット。
  6. 【請求項6】 該規制手段の該直立規制壁の該外側面に
    は受片が形成されており、該支持軸は該拘束片と該受片
    との間に位置せしめられており、該弾性偏倚手段は該受
    片と該係止部材の該主壁部との間に介在せしめられた圧
    縮ばねから構成されている、請求項4又は5記載のシー
    ト部材供給カセット。
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