JP4560593B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
バキを使用した給紙方法である紙サバキ方式の給紙装置に関する。
らの回転駆動伝達を給紙軸に軸着した給紙ロールで給紙をおこなう。また給紙ロールは弾
性材のため給紙により外周面が摩耗することで交換が必要になり、給紙ロールを軸着させる給紙軸の軸支構成をそれぞれに工夫されている。
筐体と他端を本体筐体の内側側面に給紙軸の着脱機構であるジョイント機構(以下ジョイ
ント部)を配し、本体筐体間を給紙ロールを軸着させた1本の給紙軸で軸支させ、ジョイ
ント部で給紙軸の着脱機能を持たせ、給紙軸に軸着した給紙ロールを解除し交換を可能に
している。この軸支の構成は、例えば特開平11−43229号公報の図12で開示されている。
ールを交換する方式が有る。この軸支の構成は、例えば特開2001−97609号公報
の図3で開示されている。
周知され実用化されている給紙ロールの一例を開示している。そして図9では紙サバキを
構成する摩擦材を、紙サバキ板部として形状の例を断面形状として示している。また押圧
手段の構成に関しては、例えば特開平11−49393号の公報や、例えば登録実用新案第3066185号の公報でそれぞれ開示されている。
関しては、給紙軸での給紙ロールを軸着している配置位置を固定することで、給紙ロール
に対向する摩擦材の位置を定める構造として、それら給紙装置を構成している。
体と他端を本体筐体の内側側面に給紙軸の着脱機構であるジョイント部を配して、その間
を1本の給紙軸で軸支させる構成であり、このジョイント部で給紙軸の着脱機能を持たせている。この構成のとき、給紙ロールを配した給紙軸の着脱操作は、給紙軸を本体筐体に軸支されたジョイント部での、用紙の給紙方向に対し左右の横移動と、その後に用紙の給紙方向の反方向への引き出す操作が必要になり、着脱操作が煩雑になる問題点がある。
1個、または複数個のモーターをそれぞれもたせてユニット構成としている。この構成では、それぞれの給紙ユニットに1個または複数個のモーターを持ち駆動制御をおこなうため、給紙装置として給紙ユニットを構成する部材が多岐にわたることで給紙装置ユニットの質量が高まると共に、製造費用が高まる問題点がある。
対する本体筐体に水平に配して着脱可能な機能を持たせた構成としたときは、着脱時に給紙ユニットの構成部材である傾斜形成した用紙を積載する給紙補助板と、給紙ロールとの
接触を起こす。脱着操作を容易にするためには、この接触を防止する問題点がある。
とき、装置本体の上流部分での給紙ユニットの着脱操作は、質量と、給紙ユニットと本体
筐体との支持機構により、操作者が両手を使用した操作が要求されるため、操作者への操作上の負担増加、及び、給紙ユニットの落下等危険性の問題点がある。
紙をおこない、給紙ロールに対して所定の間隔が離れた上面を有する上面部材により覆わ
れており、上面は、側方であって、用紙の給紙方向から挿入を受ける嵌合溝、または突起
が形成され、給紙軸支柱には挿入する突起、または嵌合溝が形成され、給紙軸支柱は、上
面部材に対して着脱自在にされており、給紙ロールは、給紙軸支柱に対して回転自在にされた給紙軸に固定されており、給紙軸は、副給紙軸に連動して回転するようにされており、
給紙ロールは、給紙軸支柱から着脱自在にされている給紙装置において、上面の嵌合溝と、
給紙軸支柱の突起、または上面の突起と、給紙軸支柱の嵌合溝は、用紙の給紙方向に傾斜
形成とされていることを特徴とする給紙装置を提供する。
は嵌合溝の挿入量を調整するための係止位置調整部が形成されており、この係止位置調整部により、突起、または嵌合溝の挿入量を調整することで、摩擦材と給紙ロールとの対向位置を変更することができるようしたことを特徴とする給紙装置を提供する。
た上面の上面部材に配した嵌合溝と、給紙軸支柱突起での嵌合構成。または上面を覆った
上面部材の側方に配した突起と、給紙軸支柱の嵌合溝での嵌合構成として、この給紙軸支柱の抜き挿し動作で給紙軸支柱の着脱手段を備えるように構成し、上面部材の嵌合溝と給紙軸支柱の突起、または上面部材の突起と給紙軸支柱の嵌合溝は、用紙の給紙方向に傾斜形成としたことで、給紙軸支柱の着脱時に給紙装置の構成部材である傾斜形成した用紙を積載する給紙補助板と、給紙ロールとの接触を防止することができる。
れることで、給紙補助板を外すこともなく、また用紙の給紙時の分離不備に伴う給紙ミス
の異常状態発生時の用紙の除去や、修復操作も工具を使用することなく容易にできる構成
を実現することができる。
用紙を給紙方向に傾斜形成とすることで、給紙時においての嵌合構成を安定させることを
可能とし、給紙での給紙ロールの回転駆動に対しても、給紙軸支柱の嵌合保持の確実性を
高め給紙を安定することができる。
軸支柱を用紙の給紙方向で前後の位置を変更ができ、給紙ロールと摩擦材との対向位置を
変更することが可能になり、給紙時における用紙が摩擦材との摩擦接触する対向位置を変
更することで、給紙の対象になる用紙の紙質や用紙の形状(薄紙、2つ折り、4つ折り等、
折られた用紙)の給紙での紙サバキの調整範囲を広げることを可能にした。
とが可能になり、調整操作により容易に対向位置を変更することで新たな摩擦を確保ができる。このことで摩擦材の交換期間を延ばすことが可能になることで省資源になり、且つ、
保守の実施回数を低減させることができる。
置の要部を上部から見た平面概略説明図であり、図2は、給紙装置の内部構造を示す横断
面概略説明図である。
伝達(図示せず)で副給紙軸駆動部3dを回転制御し、本体右側筐体1aと本体左側筐体
1bとに支持され、給紙装置の上面を覆い配された上面部材(以下上面筐体1とする。図
2参照)の側方(以下側面とする)に固定で配された副給紙軸支柱3cと本体右側筐体1
aで支軸された副給紙軸5aを回転駆動させ、副給紙軸5aに軸着された副給紙軸駆動伝達部5cを回転駆動する。この副給紙軸駆動伝達部5cと、給紙軸支柱3に軸支された給紙軸5に軸着した給紙軸駆動伝達部5eの回転駆動伝達で、同じく給紙軸5に軸着した給紙ロール6を回転自在とした。
駆動伝達手段を、給紙軸5と、副給紙軸5aとの2本に分割構成としている。また、給紙
ロール6の回転と、給紙ロール6の下流に対向に配された摩擦材8b(図2参照)の押圧
による摩擦を利用した紙サバキにより、給紙板7、及び給紙補助板7aに積載された用紙
10(図示せず)を、給紙左ガイド7dと給紙右ガイド7eで用紙の給紙方向で左右の位
置を規制され、最上面より一枚ずつ分離して給紙される。
体1の側面に固定に配した副給紙軸支柱3cと、副給紙軸支柱3cに軸支された副給紙軸5aと、副給紙軸5aに軸着した副給紙軸駆動伝達部5cと、上面筐体1の上面筐体嵌合溝2cと給紙軸支柱突起3aで嵌合により支持された給紙軸支柱3と、この給紙軸支柱3に回転自在に設けた給紙軸5と、給紙軸5に軸着された給紙軸駆動伝達部5eとワンウェークラッチ(図示せず)を持った給紙ロール6で構成されていることを示している。
1参照)とに支持された下面筐体11が有り、下面筐体11の上面には給紙板7が配され
ており、下面筐体11の内部には紙サバキ台支持部8dに支持され、紙サバキ台支点部8
aを支点とした紙サバキ台8が配され、紙サバキ台8の上面には、摩擦材8bが配され、
摩擦材8bと給紙ロール6が対向に配された構成となっている。
押圧調整部8cでの押圧調整(紙サバキ圧)がされている。この摩擦材8bと給紙ロール
6の外周面での押圧量を変更している点に関しては、周知され実用化されたものと均等である。
った上面筐体1の側面に配した上面筐体嵌合溝2cを示している。尚、上面筐体嵌合溝2cの長さ方向は用紙の給紙方向での溝形成で構成している。
合溝の開放部を下流に向けた嵌合溝を形成している。そして、この嵌合溝の両先端には左
右振れを防止する左右振れ防止部2fを配し、給紙軸支柱3の側面と上面筐体嵌合溝2c
の左右振れ防止部2fとの接合で、給紙時の用紙の給紙方向に対して給紙軸支柱3の左右の振れを防止させる構成としている。
紙軸支柱突起3aと、給紙軸支柱係止部3bを持った給紙軸支柱3と、給紙軸支柱3に回転自在に持たされた給紙軸5と、この給紙軸5に軸着した給紙ロール6を表している。また、給紙軸支柱突起3aは水平に形成されている。(尚、図示した給紙軸支柱3の裏側には、給紙軸5に軸着で駆動を受ける給紙軸駆動伝達部5eが有るが説明図の図4には記載していない。以下、図6、図8、図10も同様とする。)これら部材が1ユニットで構成されている。
軸支柱係止部3bを後端とし、その他端から用紙の給紙方向で上面筐体嵌合溝2cへ給紙
軸支柱突起3aを挿入動作により嵌合をおこなう。この嵌合構成により給紙軸支柱3は上
面筐体1の上面筐体嵌合溝2cに嵌合され、給紙軸支柱3は嵌合構成で保持される。
た突起の概略説明図である。上面筐体1の側面に配した上面筐体突起12aを表している。
尚、上面筐体突起12aを長さ方向で用紙の給紙方向で、水平の突起形成で構成している。
そして図6は、給紙軸支柱3に嵌合溝を配した概略説明図である。給紙軸支柱3に給紙軸
支柱嵌合溝2dを配したことを示している。
給紙方向で給紙軸支柱嵌合溝2dを、上面筐体突起12aへの挿入動作により嵌合をおこなう。この嵌合構成により、給紙軸支柱3は上面筐体1の上面筐体突起12aと、給紙軸
支柱嵌合溝2dとで嵌合され、給紙軸支柱3は嵌合構成で保持される。
4参照)の給紙軸支柱突起3aとの嵌合構成。そして図5の上面筐体1の側面に配した上
面筐体突起12aと、図6の給紙軸支柱嵌合溝2dの嵌合の嵌合構成を成すことも可能である。この嵌合構成により抜き挿し動作による給紙軸支柱3の着脱自在を可能にしている。
給紙補助板7aは、本体右側筐体1a(図1参照)と本体左側筐体1b(図1参照)の間で、一端を給紙補助板支柱7bで軸支され、他端を給紙補助板位置調整軸7cに架設されている。また、給紙補助板7aを給紙板7側の給紙補助板支柱7bで軸支し、他端の給紙補助板位置調整軸7cの位置とし用紙の給紙方向で傾斜形成としている。この給紙補助板7aの傾斜形成は、紙サバキ給紙方法の給紙を円滑におこなうための給紙板7と給紙補助板7aの構成であり、給紙装置として実用化され周知されている。
された上面筐体嵌合溝2c(図3参照)の溝と、同じく水平に形成した給紙軸支柱突起3
a(図4参照)との嵌合構成、または、上面筐体1の側面に配した水平に形成された上面
筐体突起12a(図5参照)と、同じく水平に形成した給紙軸支柱嵌合溝2d(図6参照)
で嵌合構成したとき、給紙軸支柱3の用紙の給紙方向とした抜き挿し操作で、給紙軸支柱3の下流の回転自在に軸支された給紙軸5に軸着された給紙ロール6が、傾斜形成の給紙
補助板7aの上面と接触するため、先に、給紙補助板7aをはずし、その後、上面筐体嵌
合溝2c(図3参照)から給紙軸支柱突起3a(図4参照)、または、上面筐体突起12
a(図5参照)から給紙軸支柱嵌合溝2dを、給紙軸支柱3から抜き挿し操作で脱着する
必要が有り操作を複雑にさせている。
給紙軸支柱3の給紙軸支柱突起3a(図4参照)を同じく水平に形成して嵌合構成のとき、
または、上面筐体1の側面に配した上面筐体突起12a(図5参照)を水平に形成し、給
紙軸支柱3の給紙軸支柱嵌合溝2d(図6参照)を同じく水平に形成したそれぞれの嵌合
構成のとき、給紙による給紙ロール6の回転駆動により、この水平での嵌合構成では、嵌
合の位置がずれやすくなり、副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸駆動伝達部5eとの駆動伝
達が円滑にならないことを発生させる。
図7では、図3の上面筐体1の側面に配した上面筐体嵌合溝2c(図3参照)を、用紙1
0(図示せず)の給紙方向(図11参照)に傾斜形成した上面筐体A嵌合溝22cとして
表している。図8は、給紙軸支柱に傾斜形成の突起を配した概略説明図である。図8は、
図4の給紙軸支柱突起3aを、同じく用紙の給紙方向に傾斜形成とした給紙軸支柱A突起33aとして示している。
軸A支柱突起33a(図8参照)の構成で嵌合構成と成る。嵌合から給紙軸支柱3を抜き
挿し動作により、用紙の給紙方向に傾斜形成した上面筐体A嵌合溝22c(図7参照)と
給紙軸支柱A突起33a(図8参照)が、給紙補助板7a(図11参照)の傾斜形成と同等の傾斜形成としていることで、補助給紙板7a(図11参照)の上面と、給紙ロール6(図11参照)が接触せず、給紙補助板7a(図11参照)を外すことなく、容易に抜き挿し操作で着脱自在に形成されている。
5の上面筐体1の側面に配した上面筐体突起12a(図5参照)を、用紙10(図示せず)
の給紙方向(図2参照)に傾斜形成された上面筐体A突起13aを表している。図10は、
給紙軸支柱に傾斜形成の嵌合溝を配した概略説明図である。図6の給紙軸支柱嵌合溝2d
を、同じく用紙の給紙方向に傾斜形成した給紙軸支柱A嵌合溝23dとして示している。
と、給紙軸支柱A嵌合溝23d(図10参照)の嵌合構成においても、用紙の給紙方向に
傾斜形成した上面筐体A突起13a(図9参照)と給紙軸支柱A嵌合溝23d(図10参
照)が、給紙補助板7a(図11参照)の傾斜形成と同等の傾斜形成としていることで、
この嵌合構成でも、給紙軸支柱3(図10参照)の抜き挿し動作により、補助給紙板7a
(図11参照)の上面と、給紙ロール6(図10参照)が接触せず、給紙補助板7a(図
11参照)を外すことなく、給紙軸支柱3(図10参照)を、容易に抜き挿し操作で着脱
自在に形成されている。
は、一例として、上面筐体A嵌合溝22cを用紙10(図示せず)の給紙方向に傾斜形成
した給紙装置の内部構造の横断面概略を示している。上面筐体A嵌合溝22cを用紙10
(図示せず)の給紙方向に傾斜形成とすることで、給紙時において上面筐体A嵌合溝22
cと、給紙軸支柱A突起33aの嵌合構成を安定させることを可能とし、給紙での給紙ロ
ール6の回転駆動に対しても、給紙軸支柱3の嵌合保持の実性を高めていることを示して
いる。
6外周面の下流に対向に配された、紙サバキ台8の上面に配されている摩擦材8bの交換操作、清掃が容易にでき、また、紙サバキ台8の部分、及び横搬送上ローラー9と、横搬送下ローラー9a部分のおける用紙の紙詰まり等の修復操作も、工具を使用することなく容易にできる構成としている。
突起12a(図5参照)、上面筐体A嵌合溝22c(図7参照)、上面筐体A突起13a(図
9参照)と、給紙軸支柱3(図4参照)の給紙軸支柱突起3a(図4参照)、給紙軸支柱
嵌合溝2d(図6参照)、給紙軸支柱A突起33a(図8参照)、給紙軸支柱A嵌合溝23
d(図10参照)の各図においては、横円柱体形で雌雄の関係で嵌合構成の関係を一例と
して示しているが、横円柱体形の形状でなく異なる形状でも、嵌合構成により給紙軸支柱
3(図4参照)が嵌合保持され、抜き挿し動作で給紙軸支柱3(図4参照)の着脱操作が
可能であれば構わない。
1の構成の一例である図11で示した、上面筐体1の側面に配する上面筐体A嵌合溝22cと、給紙軸支柱3に配した給紙軸支柱A突起33aとの嵌合構成として説明する。
図である。係止位置調整部2は、上面筐体1の側面に配され、係止位置移動基板2bと係
止位置段差板2aで構成されている。
を持ち左右横移動によりその段差位置が変更できる構成になっている。図12では、一例
として、係止位置段差板2aを3種類の係止位置段差調整が可能な構成としている。
を表しているが、この係止面を一面形成の傾斜角度形成で係止位置移動板2bを成したと
きは、給紙軸支柱係止部3b(図11参照)の接合係止面を、係止位置移動板2bと同じ
の傾斜角度で形成することで、給紙ロール6(図11参照)と対向する摩擦材8b(図1
1参照)との対向位置を微細に変更ができ給紙の調整範囲をより細かな設定が可能となる。
図である。係止位置調整部2の係止位置段差板2a(図12参照)は、上面筐体1の下側
面に配された上面筐体A嵌合溝22cと、嵌合する給紙軸支柱A突起33aの給紙軸支柱
係止部3bとの間に挟まれる形で配されており、係止位置段差板2a(図12参照)の係
止位置段差の厚み調整により、上面筐体A嵌合溝22cと、給紙軸支柱A突起33aの挿
入動作による給紙軸支柱A突起33aの給紙軸支柱係止部3bと、係止位置段差板2a(図
12参照)との接合係止を調整する構成で、上面筐体A嵌合溝22cへの給紙軸支柱A突
起33aの挿入量の調整が可能になる。
紙の給紙方向で前後の位置調整が成される。また給紙ロール6の下流に配されている摩擦
材8bとの対向位置が変更可能となる。
本に分割構成としていることで、図11で示した給紙軸支柱3に軸支された給紙軸5の配
置位置が変更されるため、副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸5に軸着した給紙軸駆動伝達部5eの係合が維持できなくなる。
間駆動伝達部5dを給紙軸支柱3に配している。この中間駆動伝達部5dは、給紙軸支柱A突起33aの挿入量で、副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸駆動伝達部5eの間隔の変更に対応し軸移動を可能とし、且つ、中間駆動伝達部5d軸を押圧する部材(図示せず)を持たせ、副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸駆動伝達部5eの間隔が変更されたときも駆動伝達が円滑におこなえる構成とした。
である。副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸駆動伝達部5eの間に、中間駆動伝達部5dを
給紙軸支柱3に配した。この中間駆動伝達部5dは、給紙軸支柱A突起33a(図13参
照)の挿入量で、副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸駆動伝達部5eの間隔の変更に対応し
軸移動を可能とし、且つ、中間駆動伝達部5dの軸を押圧する部材(図示せず)を持たせ、副給紙軸駆動伝達部5cと給紙軸駆動伝達部5eの間隔が変更されたときも駆動伝達が円滑におこなえる構成としたことを、実施例2の給紙装置を上面から見た平面概略説明図として示している。
(図13参照)の用紙の給紙方向で前後の位置を変更ができることにより、給紙ロール6
(図13参照)と、摩擦材8b(図13参照)との対向位置を変更することが可能になり、
給紙時における用紙10(図示せず)と摩擦材8b(図13参照)との摩擦接触時間を変
更することで、給紙の対象になる用紙の紙質や用紙の形状(薄紙、2つ折り、4つ折り等、
折られた用紙)の、紙サバキ方式による給紙の調整範囲の範囲を広げることを可能にした。
2参照)を配したことで、摩擦材8b(図13参照)と給紙ロール6(図13参照)との
対向位置を変更することが可能になり、調整操作により摩擦材8b 図13参照) 容易
に対向位置を変更することで新たな摩擦を確保できる。このことで摩擦材8b(図13参
照)の交換期間を延ばすことが可能となることで省資源になり、且つ、保守の実施回数低
減させることを可能とした。
とする丁合機、印刷機、複写機等、他の装置への適用は同様の実施形態にて可能である。
11:下面筐体
12a:上面筐体突起
13a:上面筐体A突起
1a:本体右側筐体
1b:本体左側筐体
2:係止位置調整部
2a:係止位置段差板
2b:係止位置移動基板
2c:上面筐体嵌合溝
22c:上面筐体A嵌合溝
2d:給紙軸支柱嵌合溝
23d:給紙軸支柱A嵌合溝
2f:左右振れ防止部
3:給紙軸支柱
3a:給紙軸支柱突起
33a:給紙軸支柱A突起
3b:給紙軸支柱係止部
3c:副給紙軸支柱
3d:副給紙軸駆動部
5:給紙軸
5a:副給紙軸
5c:副給紙軸駆動伝達部
5d:中間駆動伝達部
5e:給紙軸駆動伝達部
6:給紙ロール
7:給紙板
7a:給紙補助板
7b:給紙補助板支柱
7c:給紙補助板位置調整軸
7d:給紙左ガイド
7e:給紙右ガイド
7f:給紙ガイド案内溝
8:紙サバキ台
8a:紙サバキ台支点部
8b:摩擦材
8c:摩擦材押圧調整部
8d:紙サバキ台支持部
8e:紙サバキ台押圧受部
9:横搬送上ローラー
9a:横搬送下ローラー
9c:搬送ガイド
10:用紙
Claims (2)
- 給紙板に積載された用紙を、給紙ロールと、前記給紙ロールの外周面に対向する位置に配
された摩擦材との間を通過させることにより、前記用紙を一枚ずつ給紙をおこない、前記
給紙ロールに対して所定の間隔が離れた上面を有する上面部材により覆われており、前記
上面は、側方であって、前記用紙の給紙方向から挿入を受ける嵌合溝、または突起が形成
され、給紙軸支柱には挿入する突起、または嵌合溝が形成され、前記給紙軸支柱は、前記
上面部材に対して着脱自在にされており、前記給紙ロールは、前記給紙軸支柱に対して回転自在にされた給紙軸に固定されており、前記給紙軸は、副給紙軸に連動して回転するよ
うにされており、前記給紙ロールは、前記給紙軸支柱から着脱自在にされている給紙装置
において、前記上面の前記嵌合溝と、前記給紙軸支柱の前記突起、または前記上面の前記
突起と、前記給紙軸支柱の前記嵌合溝は、前記用紙の給紙方向に傾斜形成とされているこ
とを特徴とする給紙装置。 - 前記上面には、前記突起、または前記嵌合溝の挿入量を調整するための係止位置調整部が
形成されており、前記係止位置調整部により、前記突起、または前記嵌合溝の挿入量を調
整することで、前記摩擦材と前記給紙ロールとの対向位置を変更することができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
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