JP6759603B2 - 搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、複合機10は、薄型の直方体に概ね形成されており、下部にプリンタ部11(画像記録装置の一例)が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。複合機10は、プリント機能として、インクジェット方式で用紙12(シートの一例、図2参照)の片面に画像を記録する機能を有している。なお、複合機10は、インクジェット方式以外、例えば電子写真方式で画像を記録するものであってもよい。また、複合機10は、用紙12の片面及び両面に画像を記録する機能を有していてもよい。
図1に示されるように、プリンタ部11は、前面75に開口13が形成された筐体14(本体の一例)を備えている。給送トレイ20(トレイの一例)が、後方へ移動することによって、開口13を通じて筐体14へ挿入されて装着される。給送トレイ20が筐体14へ装着されているときの位置が装着位置であり、図7に示された給送トレイ20の位置である。また、筐体14内の給送トレイ20は、前方へ移動することによって、開口13を通じて筐体14から脱抜される。給送トレイ20が筐体14から脱抜されているときの位置は、装着位置とは異なり位置であり、非装着位置である。以上より、給送トレイ20は、前後方向8(第1方向の一例)に沿って、装着位置及び非装着位置へ移動可能である。
図2及び図13に示されるように、給送部16は、プリンタ部11に装着された状態の給送トレイ20の底板22よりも上方に設けられている。給送部16は、給送ローラ25、給送アーム26、駆動伝達機構27、延出部30を備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端部26A(一端部の一例)において回転可能に支持されている。給送アーム26は、基端部26B(他端部の一例)に設けられた支軸28(回動軸の一例)を中心として、矢印29A、29Bの方向に回動する。給送アーム26は、不図示の付勢部材によって矢印29Aの向き(先端部26Aが下方となる向き)に付勢されている。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20または給送トレイ20に支持された用紙12に対して接離可能である。なお、給送アーム26は、自重によって先端部26Aが下方となる向きに付勢されていてもよい。
図2に示されるように、プリンタ部11に装着された状態の給送トレイ20の後端部から搬送路65が延出されている。搬送路65は、湾曲部33と直線部34とを備える。湾曲部33は、湾曲しつつ延びている。直線部34は、前後方向8に延びている。
図2に示されるように、記録部24は、直線部34の上方に設けられており、キャリッジ40と記録ヘッド38とを備えている。記録部24の下方且つ記録部24と対向する位置には、プラテン42が設けられている。プラテン42は、直線部34を搬送される用紙12を支持する部材である。
プラテン42の下方に、図4に示される支持フレーム51が配置されている。支持フレーム51は、金属製であり、且つ前後方向8及び左右方向9に拡がった板状の部材である。なお、図4では、プラテン42の図示が省略されている。
図2に示されるように、直線部34における記録ヘッド38よりも搬送向き15の上流に、搬送ローラ対59が配置されている。直線部34における記録ヘッド38よりも搬送向き15の下流には、排出ローラ対44が配置されている。
各ピンチローラ61は、図4及び図5に示されるローラホルダ85によって回転可能に支持されている。ローラホルダ85は、後述するように支持フレーム51によって支持されている。
図5に示されるように、移動部材53は、支持フレーム51の下方に設けられている。移動部材53は、不図示のフレームによって、前後方向8に沿って、つまりローラホルダ85の移動方向(上下方向7)と交差する方向に沿って移動可能に支持されている。移動部材53は、下方から支持フレーム51の下面と当接した状態で不図示のフレームによって支持されている。移動部材53は、移動時において支持フレーム51の下面と当接した状態を維持する。
図4〜図6に示されるように、移動部材53の一対の側壁72よりも右方及び左方に、レバー部材54が設けられている。レバー部材54は、前後方向8において突起76、77の間に配置されている。レバー部材54は、上下方向7に延設されている。レバー部材54の上端部は、突起76、77よりも上方に位置している。レバー部材54の下端部は、突起76、77よりも下方に位置している。
図7に示されるように、装着位置の給送トレイ20の後端部の上方に、ロック部78が設けられている。詳細には、ロック部78は、装着位置の給送トレイ20の一対の側板91の上面91Aの後端部の上方において上面91Aと対向して設けられている。つまり、本実施形態において、ロック部78は、左右方向9に間隔を空けて一対に設けられている。本実施形態において、一対のロック部78の各々は、円柱部材97と、コイルバネ98とを備えている。
以下、移動部材53、レバー部材54、及びローラホルダ85の移動について説明する。給送トレイ20が筐体14に装着されている状態、つまり給送トレイ20が装着位置に位置する状態において、円柱部材97と係合部95とは係合されている。つまり、装着位置の給送トレイ20は、ロック部78によってロックされている。また、給送トレイ20が装着位置に位置する状態において、移動部材53は、図5(A)に示されるように第1位置に位置している。
以下、給送トレイ20が装着位置及び非装着位置の間を移動する過程において、ロック部78、移動部材53、及び給送アーム26から給送トレイ20にかかる荷重について、図15(A)が参照されつつ説明される。
本実施形態によれば、給送トレイ20の移動過程において、ロック部78から給送トレイ20にかかる最大荷重、移動部材53から給送トレイ20にかかる最大荷重、及び給送アーム26から給送トレイ20にかかる最大荷重を分散させることができる。そのため、給送トレイ20の移動過程において給送トレイ20に過大な荷重がかかることを防止できる。
上記実施形態では、レバー部材54の回動による状態変化に連動して、移動部材53を第1位置と第2位置とに移動させた。しかし、移動部材53を移動させる手段は、レバー部材54によるものに限らない。例えば、図12に示されるように、摺動部材67の前後方向8への移動に連動して、移動部材53を第1位置と第2位置とに移動させてもよい。
また、上記実施形態では、図15(A)に示されるように、ロック部78から給送トレイ20へ荷重がかかるときの給送トレイ20の位置と、移動部材53から給送トレイ20へ荷重がかかるときの給送トレイ20の位置とは、前後方向8においてPC〜PDの区間で一部重複していた。また、移動部材53から給送トレイ20へ荷重がかかるときの給送トレイ20の位置と、給送アーム26から給送トレイ20へ荷重がかかるときの給送トレイ20の位置とは、前後方向8においてPG〜PHの区間で一部重複していた。しかし、ロック部78、移動部材53、及び給送アーム26のそれぞれから給送トレイ20へ荷重がかかるときの給送トレイ20の各位置は、例えば図15(B)に示されるように、前後方向8において重複していなくてもよい。
11・・・プリンタ部(画像記録装置)
12・・・用紙(シート)
14・・・筐体14(本体)
20・・・給送トレイ(トレイ)
53・・・移動部材
60・・・搬送ローラ(第1ローラ)
61・・・ピンチローラ(第2ローラ)
78・・・ロック部
Claims (8)
- 本体と、
上記本体に設けられた第1ローラと、
上記本体に設けられており、上記第1ローラに対向して配置されて上記第1ローラとの間でシートを挟持可能な第2ローラと、
シートを支持可能であり、上下方向と交差する第1方向に沿って上記本体に装着された装着位置及び当該装着位置とは異なる非装着位置へ移動可能であり、上面に係合部及び当接部を有するトレイと、
上記本体に設けられており、上記係合部と係合することによって、上記トレイを上記装着位置にロックするロック部と、
上記本体に設けられており、上記トレイが上記装着位置から上記非装着位置へ移動する過程、及び上記トレイが上記非装着位置から上記装着位置へ移動する過程それぞれにおいて、上記当接部と当接して移動することによって、上記第2ローラを上記第1ローラに対して接離する方向へ移動させる移動部材と、を備え、
上記トレイが上記装着位置から上記非装着位置へ移動する過程、及び上記トレイが上記非装着位置から上記装着位置へ移動する過程それぞれにおいて、上記ロック部から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置は、上記移動部材から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置と異なる搬送装置。 - 上記第1ローラ及び上記第2ローラは、それぞれ上記第1方向と交差する方向に沿った軸線周りに回転するものであり、
上記移動部材は、上記第1方向に移動するものである請求項1に記載の搬送装置。 - 上記トレイが上記装着位置から上記非装着位置へ移動する過程において、上記移動部材から上記トレイにかかる荷重が最大となる上記トレイの上記第1方向の位置の範囲と、上記トレイが上記非装着位置から上記装着位置へ移動する過程において、上記移動部材から上記トレイにかかる荷重が最大となる上記トレイの上記第1方向の位置の範囲と、は完全には重複しない請求項1又は2に記載の搬送装置。
- 上記トレイは、
シートを支持する底壁と、
上記第1方向と直交し且つ上記底壁のシート支持面に沿った第2方向において、上記底壁の端部から立設された側壁と、を備え、
上記係合部及び上記当接部は、上記側壁の上面に設けられている請求項1から3のいずれかに記載の搬送装置。 - 上記ロック部から上記トレイに荷重がかかった状態における上記トレイの上記第1方向の位置は、上記移動部材から上記トレイに荷重がかかった状態における上記トレイの上記第1方向の位置と異なる請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
- 本体と、
上記本体に設けられた第1ローラと、
上記本体に設けられており、上記第1ローラに対向して配置されて上記第1ローラとの間でシートを挟持可能な第2ローラと、
シートを支持可能であり、上下方向と交差する第1方向に沿って上記本体に装着された装着位置及び当該装着位置とは異なる非装着位置へ移動可能であり、上面に係合部及び当接部を有するトレイと、
上記本体に設けられており、上記係合部と係合することによって、上記トレイを上記装着位置にロックするロック部と、
上記本体に設けられており、上記トレイの上記装着位置及び上記非装着位置の間の移動過程において上記当接部と当接して移動することによって、上記第2ローラを上記第1ローラに対して接離する方向へ移動させる移動部材と、
上記本体に設けられており、シート支持面に支持されたシートを上記本体内へ給送する給送ローラと、
上記本体に設けられており、一端部において上記給送ローラを回転可能に支持し、他端部において上記第1方向と直交し且つ上記シート支持面に沿った第2方向に沿って延びる回動軸周りに回動可能である給送アームと、を備え、
上記トレイは、上記第2方向に移動可能に上記シート支持面によって支持されており、上記シート支持面に支持されたシートの上記第2方向の端部と当接可能なサイドガイドを備え、
上記サイドガイドの上面の一部は、上記第1方向に対して傾斜した傾斜面であり、
上記給送アームは、上記トレイの移動過程において上記傾斜面に沿って案内されることによって回動するものであり、
上記ロック部から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置は、上記移動部材から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置と異なり、
上記給送アームから上記サイドガイドにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置は、上記ロック部から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置、及び上記移動部材から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置の双方と異なる搬送装置。 - 本体と、
上記本体に設けられた第1ローラと、
上記本体に設けられており、上記第1ローラに対向して配置されて上記第1ローラとの間でシートを挟持可能な第2ローラと、
シートを支持可能であり、上下方向と交差する第1方向に沿って上記本体に装着された装着位置及び当該装着位置とは異なる非装着位置へ移動可能であり、上面に係合部及び当接部を有するトレイと、
上記本体に設けられており、上記係合部と係合することによって、上記トレイを上記装着位置にロックするロック部と、
上記本体に設けられており、上記トレイの上記装着位置及び上記非装着位置の間の移動過程において上記当接部と当接して移動することによって、上記第2ローラを上記第1ローラに対して接離する方向へ移動させる移動部材と、
上記第2ローラを回転可能に支持しており、上記第2ローラが上記第1ローラに対して接離する方向に沿って移動可能なローラホルダと、
上記ローラホルダを上記第1ローラへ向けて付勢する付勢部材と、を備え、
上記移動部材は、上記ローラホルダの移動方向と交差する方向に沿って移動可能であり、移動過程において上記ローラホルダと当接して上記ローラホルダを案内する案内面を備え、
上記トレイの上記装着位置から上記非装着位置への移動過程において、上記案内面は、上記ローラホルダを上記付勢部材の付勢力に抗する向きへ案内し、
上記トレイの上記非装着位置から上記装着位置への移動過程において、上記案内面は、上記ローラホルダを上記付勢部材の付勢力に従う向きへ案内し、
上記ロック部から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置は、上記移動部材から上記トレイにかかる荷重が最大となった状態における上記トレイの上記第1方向の位置と異なる搬送装置。 - 請求項1から7のいずれかに記載の搬送装置と、
シートに画像を記録する記録部と、を備える画像記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2016016146A JP6759603B2 (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | 搬送装置及び画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016016146A JP6759603B2 (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | 搬送装置及び画像記録装置 |
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---|---|
JP2017132622A JP2017132622A (ja) | 2017-08-03 |
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Family
ID=59502156
Family Applications (1)
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JP2016016146A Active JP6759603B2 (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | 搬送装置及び画像記録装置 |
Country Status (1)
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CN108345193A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-07-31 | 张叶莎 | 一种激光复印机纸盒组 |
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2016
- 2016-01-29 JP JP2016016146A patent/JP6759603B2/ja active Active
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