JP3144238B2 - 給紙カセット装置 - Google Patents

給紙カセット装置

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JP3144238B2
JP3144238B2 JP24120494A JP24120494A JP3144238B2 JP 3144238 B2 JP3144238 B2 JP 3144238B2 JP 24120494 A JP24120494 A JP 24120494A JP 24120494 A JP24120494 A JP 24120494A JP 3144238 B2 JP3144238 B2 JP 3144238B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザプリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置における給紙カセッ
ト装置に係り、より詳しくは、カセット体に収納した用
紙のサイズをカセット体装着部の検出手段にて自動的に
検出できるようにした給紙カセット装置の構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置における給紙
カセット装置において、例えば、特開昭63−3154
25号公報等に開示されているように、上向き開放状
で、且つ後面開放状のカセット体に対して、用紙の後縁
に当接して規制する後案内体を前後移動可能に装着し、
この後案内体の底板下面とカセット体の底板下面とに
は、磁石等の被検出部材を設け、この複数の被検出部材
の配置パターンを、収納される用紙のサイズごとに異な
るように構成して、この配置パターンをカセット体装着
部側に配置した磁気検出器等の検出部材にて検出できる
ように構成することを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前記の構成では、後案内体下面に設けた被検出部材は、
当該後案内体の前後移動と共に移動するだけであるか
ら、多数種類の用紙サイズを検出するための複数の被検
出部材の配置パターンを設定するには、多数の被検出部
材を設けなければならないし、その被検出部材とこれを
検出するための検出部材との配置のために広い面積を必
要とするという問題があった。
【0004】また、用紙の縦方向の寸法の差異のみによ
る用紙サイズの区別しかできないとう欠点もあった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであり、多数種類の用紙のサイズを識別できる
ようにした給紙カセット装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、カセット体に設けた被検
出手段と、該被検出手段と対向するようにカセット体装
着部に配置された検出手段とにより、前記カセット体に
収納された用紙のサイズを検出するように構成した給紙
カセット装置において、前記カセット体に移動可能に装
着され、前記積層した用紙の後縁を案内する第一案内枠
体と、前記カセット体に形成された第一係止孔と、前記
第一案内枠体に設けられ、前記第一係止孔に対して第一
案内枠体を用紙の縦サイズごとの位置に係止する第一係
合突起と、前記第一案内枠体に移動可能に装着され、前
記積層した用紙の一方の側縁を案内する第二案内枠体
と、前記第一案内枠体に形成された第二係止孔と、前記
第二案内枠体に設けられ、前記第二係止孔に対して第二
案内枠体を用紙の横サイズごとの位置に係止する第二係
合突起と、前記第二案内枠体に連結されて、前記第一案
内枠体及び第二案内枠体の移動に応じて連動し、前記被
検出手段における被検出部を検出手段に対して遠近動さ
せるための連動機構と、を備えたものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の給紙カセット装置において、前記被検出手段を、前記
連動機構にてカム面が回動するカム群にて構成し、この
カム群における被検出部としてのカム面の組合せ配列パ
ターンを前記検出手段にて検出するように構成したもの
である。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の給紙カセット装置において、前記カセット体に収納さ
れた用紙は、他方の側縁がカセット体に固定された固定
側縁案内枠体に案内されるように構成したものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1はプリンタ1の側面図、図2は上面開放状
のカセット体2の概略斜視図、図3はカセット体2の平
面図を各々示す。
【0010】プリンタ1の本体1a内の下部には、前向
きに開口した第1カセット体装着部4aと第2カセット
体装着部4bとが上下に形成されており、各カセット体
装着部4a,4bにカセット体2,2をそれぞれ着脱自
在に装着している。同じ形状に形成された各カセット体
2内には、後に詳述するように、用紙Pを積層して載置
するための受け板5の基端(後端部)がカセット体2の
底部近傍にて回動自在に載置され、前記受け板5の下面
に自由端側を支持し、基端をカセット体2に上下回動可
能に枢支した荷重支持用の梃レバー6と、付勢バネ7と
からなり、カセット体2に一端を支持した付勢バネ7の
他端が取付く取付け体8を、前記梃レバー6の基端寄り
部位と自由端寄り部位との複数の位置に対して選択的に
位置変更可能に装着するように構成した付勢力調節手段
を備えるものである。
【0011】前記下段の第2カセット体装着部4bに備
えた略D字状の給紙ローラ3によって引き出された下段
のカセット体2内の用紙Pは、上段のカセット体2の前
部に上下貫通するように形成された用紙通路溝9を通過
してガイド通路10に導かれ、上段の第1カセット体装
着部4aに備えた給紙ローラ3によって引き出された上
段のカセット体2内の用紙Pはそのままガイド通路10
に導かれる。図示しないトナーカートリッジ、帯電装置
等を備えた画像形成ユニット11に到達した用紙Pは、
画像形成ユニット11における感光体ドラム12とその
円周面に押圧する転写ローラ13との間に送られて、ト
ナー画像が転写された後、加熱ローラ14と押圧ローラ
15とからなる定着ユニット16の箇所でトナー画像が
定着された用紙Pは、排出通路17を介して排紙トレイ
部18に搬送されるものである。
【0012】なお、側面視略D字状の給紙ローラ3は前
記各カセット体2内に積層された用紙Pの表面に当接す
る円周面状の接触部と、用紙に当接しない非接触部とを
有し、少なくとも接触部は摩擦係数の大きいゴム等にて
構成されている。
【0013】給紙の待機中では、前記給紙ローラ3は非
接触部が用紙Pの表面と対峙する移送で停止し、給紙命
令に従って、給紙ローラ3が一回転してから停止するも
のである。
【0014】図2及び図3に示すように、合成樹脂製の
カセット体2は、平面視略矩形状の底板2aと、その前
部に設けた前記用紙通路溝9を備えた前部枠2bと、左
右両側板2c,2cとからなり、この左右両側板2c,
2cの後部寄り部位には、図2に示すように、金属板製
の受け板5の左右両側後部から外向き(横向き)に突出
する支持用基部片5a,5aを嵌挿して上下回動可能に
支持するための装着孔21,21が穿設されている。
【0015】そして、前記各装着孔21の下面縁には、
略半円弧状または略半楕円状等の上向き凸湾曲状の支持
部を一体的に形成して、前記支持用基部片5aを回動自
在に支持するものである。
【0016】次に、図2〜図9を参照しながら、カセッ
ト体2に収納した用紙Pのサイズを検出するための機構
について説明する。
【0017】その一実施例として、用紙Pのサイズに応
じて当該用紙Pの後端縁に当接する第一案内枠体22は
カセット体2の底板2aに穿設された前後長手の縦ガイ
ド孔23に沿って前後移動可能に装着されており、この
第一案内枠体22の底板22aに左右方向長手に穿設さ
れた横ガイド孔24に対して用紙Pの一側縁に当接する
第二案内枠体25が移動自在に装着されている。なお、
用紙Pの他の一側縁はカセット体2の一方の側板2c内
面に当接させて積層するものとする。
【0018】図3のカセット体2の長手方向に沿った用
紙Pの縦方向の寸法(A6,B6,MO,A5,DL,
COM−10,B5,EX,LT,A4)に応じてカセ
ット体2の底板2aに第一係止孔51を穿設し、第一案
内枠体22の底板22aの下面突設させた第一係合突起
52を嵌合させる(図3及び図5参照)。なお、縦サイ
ズLGの場合には、第一案内枠体22における第一係合
突起52が底板2aの後端縁より外にはみだした位置と
なる。同様に、カセット体2の幅方向に沿った用紙Pの
横方向の寸法(MO,A6(COM−10),DL,B
6,A5,B5,EX,A4,LT(LG))に応じて
第一案内枠体22の底板22aに第二係止孔53を穿設
し、第二案内枠体25の底板25aの下面突設させた
係合突起54を嵌合させる(図3及び図6参照)。
【0019】そして、第二案内枠体25における底板2
5aにピン26にて枢着されたリンク機構27と伝動歯
車群28(大部分の歯車は底板2aの下面側に配置され
ている)とからなる連動機構を介して被検出手段である
用紙サイズ検出用のカム群29を回動させるものであ
る。このカム群29は、図7に示すように、前記伝動歯
車群28に噛み合うギヤ55の枢軸60に固着した4枚
のカム56、57、58、59からなり、該各カムの周
面は図8の(a)、(b)、(c)、(d)に示すよう
に形成され、この各カム56、57、58、59の周面
がカセット体2の一側板2cに穿設された孔61から外
に突出するように配置され、プリンタ1の第1カセット
体装着部4a及び第2カセット体装着部4bにそれぞれ
配置された上下4段の接触式センサ62に、前記カム群
29における前記4枚のカム56、57、58、59の
突出する周面がそれぞれ当接する箇所ではON信号とな
り、接触式センサ62がカム56、57、58、59の
周面に当接しない箇所ではOFF信号となるので、その
組合せにより、各カセット体2内に収納した用紙Pのサ
イズが自動的に検出できるようになっている。
【0020】前記4つのカム56、57、58、59の
カム面の配列パターンと用紙サイズとの関係は図9に示
し、黒丸の箇所はON信号、白丸の箇所はOFF信号で
あることを示す。4つの回動するカムの突出面と凹み面
との組合せによれば、理論上15の配列パターンが得ら
れ、従って15の用紙のサイズを検出することができる
が、本実施例では12種類の用紙サイズが検出できるよ
うに、前記カム群29を設定したものである。
【0021】この構成により、第一案内枠体22と第二
案内枠体25とを、図3の実線で示す位置に配置すれ
ば、サイズがA4の用紙Pの左右両側縁がカセット体2
の一側板2cと前記第二案内枠体25の垂直板25bに
当接し、該用紙Pの後縁が第一案内枠体22の垂直板2
2bに当接してずれ動かないように規制する(揃える)
ことができ、その場合、図9のA4の位置が前記4つの
接触式センサ62と対向する位置となり、3つのカム5
6,58,59の突出状周面箇所でON信号を、一つの
カム57の凹み箇所でOFF信号という検出信号の配列
パターンを接触式センサ62にて検出するのである。
【0022】同様にして、A6サイズの用紙9を収納す
べく、第一案内枠体22と第二案内枠体25とを図3の
二点鎖線で示す位置に移動させると、リンク機構27と
伝動歯車機構28による連動機構により、前記4つのカ
ム56,57,58,59が所定角度だけ回動し、図9
に示すON信号とOFF信号との組合せ配列パターンを
検出できるのである。
【0023】なお、検出器手段としてのセンサはリミッ
トスイッチ等の接触式の他、近接センサ等の非接触式セ
ンサであっても良い。また、被検出手段は、前記回動す
るカム群29に代えて、検出手段であるセンサに向かっ
て出没する4つのピン部材を前記連動機構に関連させて
も良い。
【0024】なお、前記用紙Pを多数枚積層した受け板
5の下面先端側を上向きに付勢する押圧力調節手段は、
図3及び図4に示すように、受け板5の下面に自由端側
を支持し、基端をカセット体2に上下回動可能に枢支し
た荷重支持用の梃レバー6と、つる巻きばね状の付勢バ
ネ7と、梃レバー6に対する付勢バネ7の他端の取付け
体8とからなり、梃レバー6は、基端側の幅が狭く、自
由端側の幅が広いほぼ扇状であって合成樹脂製の射出成
形品である。梃レバー6の基端左右両側の枢支孔30,
30は前部枠2bの枢支ピン31に上下回動可能に枢支
され、梃レバー6の自由端はカセット体2の後方で上向
きに延び、その自由端の左右の一側または両側に取付け
ピン32が、受け板5に下向きに切り起こしたブラケッ
ト33の前後長手のガイド溝34に摺動自在に嵌合して
いる。
【0025】梃レバー6の前後方向中途部には、前記取
付け体8の左右一対のアーム35,35が嵌まって移動
可能な平面視略矩形状の一対の窓孔(図示せず)が穿設
されており、該左右の窓孔の側縁から立設するブラケッ
トから横向きに突出する枢支ピン42,42には、前記
取付け体8の左右一対のアーム35,35に穿設した枢
支孔を回動自在に嵌合する一方、この両窓孔36,36
の周囲の下面は、中心線が前記枢支ピン42の軸線とほ
ぼ一致する略半円弧面状等の下向き凸湾曲状の案内部3
7に形成されており、前記取付け体8の断面円弧状の支
持片部38の上面が前記案内部37に沿って、梃レバー
6の基端側部位から自由端側へと摺動自在に摺接し得る
ものである。
【0026】他方、合成樹脂製等の取付け体8における
断面円弧状の支持片部38の上面には、左右一対のつる
巻きばね状の付勢バネ7,7の下端を係止する係止部4
4,44が設けられている。さらに、支持片部38の下
面には摘み片47が一体的に突出されており、作業者が
指で摘み片47を摘んで取付け体8の移動操作をし易く
している。
【0027】そして、各付勢バネ7の上端は、カセット
体2における前部枠2bの係止部46に係止されてい
る。また、梃レバー6の自由端側が上向き回動する角
度、ひいては受け板5の先端が給紙ローラ3の下面に近
接する位置で停止する最上位置を規制するには、受け板
5のブラケット33に穿設したガイド溝34の端部に、
梃レバー6の上端側の取付けピン32が当接することに
より達成しても良いし、前部枠2bに穿設した挿通孔5
0の上縁に梃レバー6の中途部上面が当接することによ
り達成させても良い。
【0028】このように構成すれば、カセット体2の左
右両側板2c,2cに穿設した装着孔21,21に対し
て、金属製の受け板5を若干湾曲させながら支持用基部
片5a,5aを嵌挿すれば良く、受け板5に積層した用
紙Pの荷重は、受け板5の前端側では前記梃レバー6と
付勢バネ7の引っ張り力で支持される一方、受け板5の
後端側は横向きの支持用基部片5a,5aが、前記両装
着孔21,21内の上向き凸湾曲状の支持部21a,2
1aに当接されて支持される。
【0029】そして、各支持部21aが凸湾曲状である
ので、受け板5に積層される用紙Pの量が多い状態で
は、受け板5がカセット体2の底板2aとほぼ平行状で
あるから、前記支持部21aの略最上点で支持用基部片
5aが支持される。
【0030】積層される用紙Pの量が少なくなるに従っ
て、受け板5の先端側が上向きとなる傾斜に姿勢変化す
るので、前記各支持用基部片5aの下面と支持部21a
との当接箇所が上向き凸湾曲状の後部側に移動すること
になる(図5参照)。
【0031】従って、カセット体2の長期間の使用中
に、受け板5における支持用基部片5aの下面と支持部
21aとの当接箇所が、前記上向き凸湾曲状の面の広い
範囲にわたってまんべんなく変動するから、支持部21
aの摩耗箇所が一箇所に集中せず、耐久性が向上するの
である。
【0032】そして、図4に示すように、カセット体2
の底板2aの前部に穿設した操作孔48から作業者が指
で取付け体8の摘み片47を押せば、取付け体8は前記
案内部37に沿って梃レバー6の基端側部位または自由
端側部位に選択的に摺動移動可能となる。
【0033】この場合、図4で示すように、枢支ピン3
1を回動支点とする片持ち梁(梃レバー6)の自由端で
受け板5からの下向き荷重Wを支持する一方、この梃レ
バー6を前記取付け体8を介して付勢バネ7にて上向き
付勢力Fを付与する。
【0034】従って、梃レバー6の基端側部位に移動さ
せた取付け体8を介して付勢バネ7により梃レバー6を
上向きに付勢したときの当該自由端での受け板5を上向
きに付勢する力(前記荷重Wと反対向きの力)は、梃レ
バー6の自由端側部位に移動させた取付け体8を介して
付勢バネ7により梃レバー6を上向きに付勢したときの
当該自由端での受け板5を上向きに付勢する力より小さ
くすることができる。
【0035】この原理を利用すれば、葉書サイズやB5
等のサイズの小さい用紙Pを受け板5に積層するときに
は、これらの用紙Pを積層したことによる下向き荷重W
が小さいから、前記取付け体8を梃レバー6の基端側部
位に移動させた状態に保持すれば、適性な上向きの付勢
力で用紙Pを給紙ローラ3に付与することができる。反
対に、A4サイズやLG(リーガル)サイズのように大
きいサイズの用紙Pを受け板5に積層するときには、こ
れらの用紙Pを積層したことによる下向き荷重Wが大き
くなるから、前記取付け体8を梃レバー6の自由端側部
位に移動させた状態に保持すれば、付勢バネ7による上
向き付勢力作用点から前記枢支ピン31までの距離が長
くなり、前記の荷重に抗して適性な上向きの付勢力で用
紙Pを給紙ローラ3に付与することができるというもの
である。
【0036】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明の給紙カセット装置は、カセット体に移動
可能に装着され、カセット体に収納された用紙の後縁を
案内する第一案内枠体は、第一係止孔と第一係合突起に
よって、用紙の縦サイズの位置に係止され、第一案内枠
体に移動可能に装着され、カセット体に収納された用紙
の一方の側縁を案内する第二案内枠体は、第二係止孔と
第二係合突起によって、用紙の横サイズの位置に係止さ
れます。そして、第二案内枠体に連結された連動機構
は、第一案内枠体及び第二案内枠体の移動の応じて連動
され、被検出部を検出手段に対して遠近動させます
【0037】従って、用紙の後縁を案内する第一案内枠
体または用紙の側縁を案内する第二案内枠体を移動させ
ると、連動機構を介して被検出手段の被検出部が検出手
段に対して遠近動することにより、用紙サイズを検出で
きるのであって、被検出手段と検出手段とを一箇所に集
中できるからコンパクトになると共に、用紙の縦方向寸
法と横方向寸法との組み合わせにより、検出可能な用紙
サイズの種類を多くすることができるという効果を奏す
る。
【0038】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の給紙カセット装置において、前記被検出手段
を、前記連動機構にてカム面が回動するカム群にて構成
し、このカム群における被検出部としてのカム面の組合
せ配列パターンを前記検出手段にて検出するように構成
したものであるから、少ない空間でカム面の組合せ配列
パターンを多数種類得ることができ、用紙サイズを検出
する装置を一層コンパクトにできるという効果を奏す
る。
【0039】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の給紙カセット装置において、前記カセット体
に収納された用紙は、他方の側縁がカセット体に固定さ
れた固定側縁案内枠体に案内されるように構成したもの
であるから、用紙の一方の側縁のみの案内枠体を他方の
案内枠体に対して移動可能に装着させるだけで移動機構
及び連動機構が簡素化でき、用紙サイズを検出する装置
を一層コンパクトにできるという効果を奏する。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの概略側断面図である。
【図2】給紙カセット装置の斜視図である。
【図3】給紙カセット装置の平面図である。
【図4】押圧力調節手段の要部側断面図である。
【図5】カセット体に対する後案内枠体の係合箇所の側
断面図である。
【図6】後案内枠体に対する側案内枠体の係合箇所の側
断面図である。
【図7】カム群の一部切欠き側面図である。
【図8】(a)はカム56の平断面図、(b)はカム5
7の平断面図、(c)はカム58の平断面図、(d)は
カム59の平断面図を示す。
【図9】用紙サイズに応じたカム群による検出信号の配
列パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
2 カセット体 2a 底板 2b 前部枠 2c 側板 3 給紙ローラ 5 受け板 6 梃レバー 7 付勢バネ 8 取付け体 22 後案内枠体 25 側案内枠体 27 リンク機構 28 伝動歯車機構 29 カム群 56,57,58,59 カム 62 接触式センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−117864(JP,A) 特開 平6−127704(JP,A) 特開 昭63−66030(JP,A) 特開 平5−17031(JP,A) 特開 平4−292334(JP,A) 実開 平4−14232(JP,U) 実開 平2−31238(JP,U) 実開 昭64−32834(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 501 B41J 13/00 B41J 13/10,13/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット体に設けた被検出手段と、該被
    検出手段と対向するようにカセット体装着部に配置され
    た検出手段とにより、前記カセット体に収納された用紙
    のサイズを検出するように構成した給紙カセット装置に
    おいて、 前記カセット体に移動可能に装着され、前記積層した用
    紙の後縁を案内する第一案内枠体と、前記カセット体に形成された第一係止孔と、 前記第一案内枠体に設けられ、前記第一係止孔に対して
    第一案内枠体を用紙の縦サイズごとの位置に係止する第
    一係合突起と、 前記第一案内枠体に移動可能に装着され、前記積層した
    用紙の一方の側縁を案内する第二案内枠体と、前記第一案内枠体に形成された第二係止孔と、 前記第二案内枠体に設けられ、前記第二係止孔に対して
    第二案内枠体を用紙の横サイズごとの位置に係止する第
    二係合突起と、 前記第二案内枠体に連結されて、 前記第一案内枠体及び
    第二案内枠体の移動に応じて連動し、前記被検出手段に
    おける被検出部を検出手段に対して遠近動させるための
    連動機構と、 を備えたことを特徴とする給紙カセット装置。
  2. 【請求項2】 前記被検出手段を、前記連動機構にてカ
    ム面が回動するカム群にて構成し、このカム群における
    被検出部としてのカム面の組合せ配列パターンを前記検
    出手段にて検出するように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の給紙カセット装置。
  3. 【請求項3】 前記カセット体に収納された用紙は、
    方の側縁がカセット体に固定された固定側縁案内枠体に
    案内されることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセ
    ット装置。
JP24120494A 1994-10-05 1994-10-05 給紙カセット装置 Expired - Fee Related JP3144238B2 (ja)

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