JPH069064A - シートサイズ検知装置及び画像形成装置 - Google Patents

シートサイズ検知装置及び画像形成装置

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JPH069064A
JPH069064A JP18997292A JP18997292A JPH069064A JP H069064 A JPH069064 A JP H069064A JP 18997292 A JP18997292 A JP 18997292A JP 18997292 A JP18997292 A JP 18997292A JP H069064 A JPH069064 A JP H069064A
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裕一 高城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安価で小型化を可能にした給紙装置を実現す
る。 【構成】給紙トレイ2上のシートSの幅方向の規制を行
うシート規制部材15の移動量を検知してシートのサイ
ズを検知する検知部において、シート規制部材15を移
動させると可撓性ベルトを介してシートサイズ検知手段
20の腕部23が移動され、これによりシートサイズが
検知される。上記シートサイズ検知手段20としてライ
ドボリュームを用いることにより連続的に検知可能なシ
ートサイズの検知部を小型でかつ安価に提供することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置等の画像形
成装置のシートサイズの検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
〈従来の技術1〉従来、画像形成装置のシート搬送装置
の手差し給紙部において、複数枚のシートを載置可能な
給紙トレイを給紙口近傍に備えたものがある。そして、
給紙部はトレイ上に載置されたシートを1枚ずつ順次送
り出す給紙手段を有している。このトレイ上に載置され
たシートの送り方向に対して直角方向のサイズを検知す
る手段として図6に示すように、シートの位置を決める
ために設けられた1対のガイド規制板15の位置を検知
する検知手段を有するものがある。
【0003】その検知方法としてサイド規制板15の位
置を電気的に読み取る方式が実用化されている。具体的
にはサイド規制板15の1部にスライドボリューム30
のスライドレバーが連結されており、サイド規制板の位
置に応じた電圧の変化を読み取って位置を検知するもの
である。 〈従来の技術2〉従来、図10に示すように、複写機等
の画像形成装置60に装備する給紙装置10として、給
紙カセット61や手差し給紙62が知られている。これ
らの給紙装置上に、積載されたシート材Sが分離搬送さ
れる際、斜行防止のためにシート材の側面を規制するサ
イド規制板が必要である。
【0004】図15に給紙装置の従来例を示す。該給紙
装置には、異なったサイズのシート材が積載されるた
め、斜行防止のために紙端を突き当てるサイド規制板4
1は、スライド可能となっている。更に該サイド規制板
41と一体となっているラック43がギヤ44に噛み合
うことにより、該サイド規制板41の変位をギヤ44を
介してゴムベルト45の変位におきかえることができ
る。該ゴムベルト45にはコマ46が固定されており、
ゴムベルト45と一体で変位することにより、サイド規
制板41の位置をスライドボリューム47で検知するこ
とにより、積載されているシート材のサイズを画像形成
装置本体で検知している。 〈従来の技術3〉従来の感光ドラム表面に可転写トナー
を形成し、これを紙などの転写材に転写する画像形成装
置においては、感光ドラムの非通紙部に相当する領域に
余分な可転写トナーが付着していた。特に名刺サイズ等
の小サイズの転写材を使用した場合には、前記感光ドラ
ムの非通紙部に相当する領域が更に増大し、必要のない
可転写トナーが大量に消費されていた。また、前記余分
なトナーは転写材に転写されないために飛散し装置の内
部を汚し、画像劣化や種々のトラブルの原因となってい
た。このような問題を解決するためにあらかじめ転写紙
のサイズを検出して前記感光ドラム上の非通紙領域に相
当する位置の潜像をLED等によって消去するという発
明がなされている。
【0005】従来のサイズ検出手段を図8を用いて説明
する。
【0006】図において、111は給紙トレイであり、
この給紙トレイ上にコピー用紙を積載して貯えておくよ
うになっている。また、給紙トレイ111上の用紙はそ
の幅方向の両側をガイド部材112a,112bにより
規制されている。このガイド部材は図示しないガイドに
より幅方向に移動可能に設けられており、ラック113
a,113bとそれぞれに連結していてピニオン14を
介して幅方向に同じ両だけ動かすことができるように構
成されている。従って、最大幅以内の用紙であればどん
なサイズであっても、常に用紙を給送方向に対して給紙
トレイ111の中心に置くことができ、かつ用紙送り時
の斜行を防止している。
【0007】また、ガイド部材112aにはスライドボ
リューム115が取付けられており、ガイド部材112
aの移動量に応じて抵抗値が可変となるよう構成されて
おり、該移動量を抵抗値に換算することにより、給紙ト
レイ111上の用紙の幅方向のサイズが検出できるよう
構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
〈第1の発明の課題〉しかしながら、前記従来例におい
ては、サイド規制板15のストロークよりも更に長いス
トロークを有するスライドボリュームが必要となる。そ
のため、トレイの小型化が困難であり、特に折りたたみ
可能なトレイにおいて、トレイを使用しない時に本体に
収納可能な装置の場合は、装置全体の小型化が非常に困
難であった。第1の発明の目的は、安価で小型化を可能
にした給紙装置を提供することを目的とするものであ
る。 〈第2の発明の課題〉しかしながら、従来はサイド規制
板41を移動させ、それをゴムベルト45の回転に変換
し、その変位量を検知する際、図16(b) に示したよう
に弾性体であるゴムベルト45が変形し、コマ46が傾
いてからスライドボリューム47が動き出すので(c) 、
サイド規制板1を動かす方向によりコマ46が傾く分の
誤差が生じてしまい、また、ゴムベルト45が(b) 図と
逆方向に移動する場合は、(d)図に示すようにコマ46
が反対側に傾斜して同様の誤差を生じてしまい、正確な
サイド規制板41の位置の検知ができないといった問題
があった。
【0009】そこで、本発明は以上の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、サイド規制板
1の移動に際して、ゴムベルト45の変形をなくし、サ
イド規制板41の位置を正確に検知することにある。 〈第3の発明の課題〉さて、上述した給紙トレイ111
は、本体Xに対して、折りたたみ可能に構成されてお
り、省スペースという観点から使用時以外は折りたたむ
ことができるようになっており、そのため、前記スライ
ドボリューム115から本体へ接線される信号線の処理
が非常に困難であった。
【0010】また、給紙トレイ111部に何らかの外力
が加わり、給紙トレイ111が本体から外れてしまった
場合には、前記信号線が断線してしまうという不具合が
あった。更に、給紙トレイ111の着脱時には、前記信
号線を外してからでないと給紙トレイ111が取れない
ので着脱が非常に困難であった。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、前記スライドボリューム(移動量検出手段)を
画像形成装置本体に配設することによって上記問題点を
解消することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するめの手段】
〈第1の発明の手段〉第1の発明は、複数枚のシート
(S)を積載可能な給紙トレイ(2)と、給紙トレイ
(2)上のシート(S)を1枚ずつ順次給送可能な給紙
手段(3)と、給紙トレイ(2)上のシート(S)の給
送方向に対して直交する方向のシートサイズを検知する
シートサイズ検知手段(20)と、を有するシートサイ
ズ検知装置において、前記給紙トレイ(2)上のシート
(S)の給送方向に対して直交する方向の位置を規制す
る1対のシート規制部材(15)と、各々のシート規制
部材(15)の移動を同期させるためにシート規制部材
に固定されたラックに噛み合(同期ギヤと、該同期ギヤ
に一体に設けられたプーリと(17B)、該プーリ(1
7B)に巻回されていると共に前記シートサイズ検知手
段(20)のレバー部(21)が固定されているベルト
(23)と、を有することを特徴とする。
【0013】また、前記シートサイズ検知装置がスライ
ドボリュームであることを特徴とする。 〈第2の発明の手段〉第2の発明は、給紙トレイ(6
2)とこの給紙トレイ(62)に上のシート(S)に対
するサイド規制部材(41)とを有し、このサイド規制
部材(41)の位置を移動量検知手段(47)により検
知することにより、給紙トレイ(62)上に積載された
シート(S)のサイズを判定するシートサイズ検知装置
において、前記サイド規制部材(41)の動きにより送
られるベルト(45)と、移動量検知手段(47)と前
記ベルト(45)に保持され、一端が前記移動量検知手
段と連係する結合コマからなり、該結合コマは少なくと
もベルト片面で離れた2点以上の点でベルト(45)に
保持されていることを特徴とする。 〈第3の発明の手段〉第3の発明は、手差しされたシー
ト(S)の幅方向の位置を規制する1対の規制部材(8
2a,82b)のうち少なくとも一方を移動自在に設け
ると共に、該規制部材間(82a,82b)に手差しさ
れたシート(S)を積載収納する手差しシート積載部材
(81)と前記規制部材(82a,82b)の移動量を
検出する検出手段(87)を備えてなる画像形成装置に
おいて、前記1対の規制部材(82a,82b)は該手
差しシート積載部材(81)に設け、前記検出手段(8
7)は画像形成装置本体(x)に設けたことを特徴とす
る。
【0014】
【作用】
〈第1の発明の作用〉給紙トレイ(2)上のシート
(S)の幅方向の規制を行うシート規制部材(15)の
移動量を検知してシートのサイズを検知する検知部にお
いて、(15)を移動させると可撓性ベルトを介してシ
ートサイズ検知手段(20)の腕部(23)が移動さ
れ、これによりシートサイズが検知される。上記シート
サイズ検知手段(20)としてライドボリュームを用い
ることにより連続的に検知可能なシートサイズの検知部
を小型でかつ安価に提供することが可能となる。 〈第2の発明の作用〉サイド規制部材(41)が移動す
ると、ゴムベルト(45)を介して結合コマ(46)が
移動してスライドボリューム(47)を移動させること
により、サイド規制部材(41)の移動量が検知され
る。上記ゴムベルト(45)に付属している結合コマ
(46)を傾けないようにベルト(45)との接触のス
パンを長くとることにより、ベルトの張力を利用して結
合コマ(46)の傾きを抑えることできる。これによ
り、シートサイズの検知が正確に行われる。 〈第3の発明の作用〉手差しトレイ(81)上にシート
材(S)を積載して規制部材材(82a,82b)を移
動させると、これに連動して移動量検知手段(87)が
変位することによりシート(S)の移動量が検知され
る。上記移動量検知手段(87)は、装置本体(x)側
に設けたことにより、手差しトレイ(81)の着脱及び
折りたたみが容易になると共に、上記操作における移動
量検知手段の信号線の断線という不具合が解消される。
【0015】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0016】
【実施例】
〈第1の発明の実施例〉以下、第1の発明の実施例を図
面に基づいて説明する。
【0017】本手差し給紙部1は、図3に示すように手
差しトレイ2と、手差しトレイ2の前方に配置された給
紙ローラ3と、この給紙ローラ3に対して接離可能に回
転する給紙板5と、この給紙板5を加圧するバネ6と、
この給紙板5の下流側において、給紙ローラ3に対し、
常に所定圧で接触する分離パッド7とパッド7を加圧す
るパッドバネ9を備えている。
【0018】そして、この手差し2は同じく図3に示す
ように、本体装置10に対して回転自在に支持軸11で
支持されており、手差し給紙部1を使用しない場合に
は、手差しトレイを折りたたむことが可能であり、折り
たたんだ状態で本体装置10に収納される。
【0019】また、手差しトレイ2の構成を図2を用い
て説明する。
【0020】図2は図3中C矢印の方向から見た図であ
る。図2において、12はトレイ台、13はトレイカバ
ーである。図1は図3中E方向から見た図である。サイ
ド規制板15はトレイ台13の上面を前奥方向にスライ
ド可能に固定されている。サイド規制板15にはラック
板16が各々固定されている。また、前奥方向の略中央
部にはプーリギヤ17が回転自在に固定されており、そ
のギヤ部17Aが各々のラック板16に噛み合ってい
る。そして、片側のサイド規制板15のスライド動作に
係合して、もう一方のサイド規制板15が連動するよう
になっている。
【0021】ここで、同一のギヤにそれぞれのラックが
噛み合っているため、各々のサイド規制板15は互に等
距離だけ移動することになり、更にサイド規制板15が
どの位置にあってもサイド規制板15同志の中点は移動
しないこととなる。プーリギヤ17のプーリ部17Bに
は可撓性ベルト19が取付けられていて、このベルトの
もう一方の端部にはアイドラプーリ23が回転自在にト
レイ台12に固定されている。そして、ベルトの平行部
分に平行にスライドボリューム20が固定されている。
スライドボリュームのレバー部21にはロック部材22
が固定されておりロック部材の片端はベルト19に固定
されている。
【0022】次に動作について説明する。先ず、サイド
規制板の間隔を最も拡げた時、即ち、載置可能なシート
サイズの最大のものの場合、サイド規制板15は図2中
Aで示される位置にある。また、この時、スライドボリ
ューム20のレバーはA′の位置にあり、シートサイズ
が最小の場合、サイド規制板15はBの位置に移動され
る。この移動に伴い、サイド規制板15に固定されたラ
ック16に噛み合っているプーリギヤ17が回転し、更
にプーリギヤ17により減速され、ベルト19が回転す
る。そして、ロック部材22が移動し、スライドボリュ
ーム20のレバー部21を移動させる。そして、不図示
の制御部によりそのボリューム20の出力の変化を検知
する。
【0023】ここで、ラック板16の移動量とボリュー
ム20のレバー部21の移動量の比はプーリギヤ17の
ギヤ部17Aとプーリ部17Bの噛み合いピッチ円径の
比によって決まることは自明である。また、ここで、検
知手段としてスライドボリューム20を使用することに
より、最大サイズと最小サイズの間であれば、どの位置
でも連続的に位置を検知することが可能である。
【0024】また、本実施例として、図5に示すよう
に、可撓性ベルト19に孔を設け、スライドボリューム
20のレバー部21を貫通させて固定してロック部材2
2を省略した形においても同様の効果が得られる。 〈第2の発明の実施例〉次に第2の発明の一実施例を添
付図面に基づいて説明する。
【0025】図7はゴムベルトと結合コマの結合部の拡
大図、図8は本発明に係る給紙装置のサイド規制部材の
上視図、図9は図8の下視図である。
【0026】図8において、41はサイド規制部材であ
り、積載されたシート材Sの側面をガイドするものであ
る。該サイド規制部材41は異なったサイズのシート材
Sに対応できるように、溝42に嵌合してスライド可能
となっている。
【0027】図9において、サイド規制部材41と一体
となったラック43はギヤ44と噛み合っており、この
ギア44と一体のプーリ48とプーリ49とにはゴムベ
ルト45が巻回されている。サイド規制部材41の変位
量を上記ゴムベルト45の変位量に置き換えて検知する
ことにより、サイド規制部材41の変位量を検知するこ
とができる。
【0028】図7において、プーリ48,49に巻回さ
れたゴムベルト45に固定されている結合コマ46は、
その中央部でゴムベルト45を挟持すると共に、進行方
向の2個所の位置でゴムベルト45の裏面側を押圧して
いる。上記結合コマ46の腕部は、スライドアーム50
によりスライドボリューム47に接続されている。
【0029】図7に示したように、結合コマ46はゴム
ベルト5に片面で離れた2点で結合されているため、移
動する際、結合コマ46が傾こうとしても、ゴムベルト
45の引張力により、その傾きが防止される。
【0030】また、結合コマ46のスパンはサイド規制
部材41のスライド量に対してプーリ48に干渉しない
ように設定されている。 〈第2の発明の他の実施例〉結合コマの傾きを防止する
ための他の実施例として、結合コマ自体にガイド部を設
けることも有効である。
【0031】図11は、結合コマ46の基部をガイド部
材51に係合させて結合コマ46の傾斜を防止したもの
である。図12は、結合コマ46の腕部の自由端に形成
したボス部をスライドボリューム47に嵌合させると共
にスライドアーム50により係止して結合コマ46の傾
斜を防止している。図13は、結合コマ46に設けた溝
部をリブ42に嵌合させて結合コマ46の傾斜を防止し
ている。図14は、結合コマ46に設けた突出部を2つ
のリブ52a,53b間に嵌合させて結合コマ46の傾
斜を防止している。 〈第3の発明の実施例1〉第3の発明の一実施例を小型
複写機で説明する。
【0032】図1は、小型の複写機であり、電子写真方
式により画像形成される。即ち、光源71より発せられ
た光が原稿台72上の原稿に反射して、光学ユニット7
3を通過後プロセスユニット74に入射する。こうし
て、プロセスユニット74内の感光ドラム75に潜像が
形成される。
【0033】また、後で詳細に説明する紙サイズ検知手
段によって、あらかじめ手差しトレイ81上に積載され
たシートの幅方向のサイズが検知されており、上記潜像
のうち、シートの非通紙部に相当する領域の潜像はLE
D79によって消去され、その後現像される。
【0034】一方、手差しトレイ81に積載されたシー
トは、公知の分離手段により分離され、プロセスユニッ
ト74に導かれて先の像が転写され、その後定着装置7
7で定着され、排紙トレイ78に排出される。
【0035】図18は、第1の実施例の画像形成装置の
平面図である。手差しトレイ81上に用紙が積載されて
いて、幅方向の両側をガイド部材82a,82bにより
規制されている。このガイド部材82a,83bは、図
示しないガイドにより幅方向に移動可能に設けられてお
り、ラック83a,83bとそれぞれ連結していて、ピ
ニオン84を介して幅方向に同じ量だけ動かすことがで
きるように構成されている。従って最大幅以内の用紙で
あれば、どんなサイズであっても、常に用紙を給送方向
に対して手差しトレイ81の中心に置くことができ、か
つ、斜行を防止している。
【0036】また、複写機本体X側には、回転式ボリュ
ーム87が配設されており、その回転軸87aにはレバ
ー86が回転自在に軸支されており、該レバー86の回
転量に応じて前記ボリューム87の抵抗値が変わるよう
構成されている。またレバー86には、その一端が筐体
等に固定されたバネ88により、図中反時計方向のモー
メントが与えられている。そして、該レバー86は、ガ
イド部材82から延出した突き当て部15に突き当り、
その回転が規制されている。
【0037】さて、手差しトレイ81上に積載したシー
トサイズが小さい場合には、図中破線で示す位置へガイ
ド部材82a,82bを移動される。これにより、前記
突き当て部85の位置も変わるので前記レバー86はθ
だけ回転する。この回転量に応じて該ボリューム87の
抵抗値が変わる。このようにして、手差しトレイ11に
設けられたガイド部材82a,82bの移動量を本体X
に設けられたボリューム87の抵抗値に換算することに
より、積載されたシートのサイズを検出することができ
る。 〈第3の発明の実施例2〉図19を用いて、第2の実施
例を示す。図19は、手差しトレイ部の平面図である。
本体X側にはスライド式ボリューム90が固設されてい
る。該ボリューム90のレバー90aは図示しない付勢
部材により図中右方向へと付勢されている。また、ガイ
ド82aからは突き当て部89が延出しており、図示す
る如く、該ボリューム90のレバー90aが突き当て部
89の斜面に当接しその移動量が規制されている。
【0038】手差しトレイ81上に小さいサイズの用紙
が積載された場合は、図中破線で示すように、ガイド部
材82a,82bは移動する。これに伴い、該ボリュー
ム90のレバー90aは図示しない付勢部材に抗して、
図中左方向へ押圧される。このようにして、手差しトレ
イ81に設けられたガイド82a,82bの移動量を本
体に設けられたボリューム90の抵抗値に換算すること
により、積載された用紙のサイズを検出することができ
る。 〈第3の発明の実施例3〉図20を用いて、実施例3の
説明をする。図20は手差しトレイ部の平面図である。
ガイド部材82a,82bは、手差しトレイ81に設け
られたガイド81aに沿って移動可能となっている。ま
た、ガイド部材82a,82bはそれぞれ82c,82
d部においてワイヤ91(又はベルトでも可)に固着さ
れている。また該ワイヤ91は図示する如くプーリ92
a,92b,92c,92dにかけられている。
【0039】このため、ガイド部材82a,82bは幅
方向に同じ量だけ動かすことができるようになってい
る。また図示する如く、手差しトレイ81のガイド部8
1aが用紙の送り方向に対し斜めとなっているので、ガ
イド部材82a,82bを幅方向へ移動すると送り方向
へも移動するよう構成されている。また、本体Xには、
揺動板94がガイド溝94に沿って、図中左右方向へ移
動可能となっている。また、該揺動板94には、その一
端が筐体等に固定されたバネ96がかけられており、図
中、右方向へ付勢されているがその一部に設けられた壁
部24cがガイド部材82aから延出した突き当て部8
5と突き当ることにより、その移動が規制されている。
【0040】また、本体Xにはスライド式ボリューム9
3が固定されており、そのレバー部93aが該揺動板9
4のひっかけ部94aで固定されている。
【0041】このようにして、手差しトレイ81に設け
られたガイド部材82a,82bの移動量が本体に設け
られたボリューム83の抵抗値として換算され手差しト
レイ81上に積載されたシートのサイズを検出すること
ができる。
【0042】なお、本実施例においては、スライド式ボ
リュームを例にあげたが、実施例1のようにして回転式
ボリュームを使用してもよい。 〈第3の発明の実施例4〉図21を用いて、実施例4の
説明をする。図21は実施例4における手差しトレイ部
の平面図である。
【0043】図において、プーリ100はピニオン84
と一体となっており、ピニオン84の回転に応じてプー
リ100も回転するようになっている。また、プーリ1
00にはワイヤ97がかけられている。また、手差しト
レイ81にはスライド部材9
【0044】
【発明の効果】
〈第1の発明の効果〉本発明にによれば、手差し給紙口
に設けられた複数枚のシートを積載可能な給紙トレイに
おいて、シートの紙送り方向に直交したシートのサイズ
を検知するためのサイド規制板の位置検知手段として、
2つのサイド規制板の動作を同期させるためのギヤとそ
のギヤと一体となったプーリとそのプーリに取付けられ
た可撓性ベルトと、その可撓性ベルトの移動をスライド
ボリュームに伝達する手段を有する構成とすることによ
り、より安価で小型なシートサイズの検知手段を提供す
ることが可能となった。 〈第2の発明の効果〉以上説明したように、サイド規制
板を移動させ、それをゴムベルトの回転に変換し、その
変位量を検知する際、ベルトに付属している結合コマを
傾かせないようにすることで、サイド規制板の位置を正
確に検知することができた。 〈第3の発明の効果〉以上説明したように、シートの位
置を規制する規制部材の移動量を検出する検出手段を画
像形成装置本体に備えるようにしたので、給紙トレイの
着脱が非常に容易にできるようになった。また、給紙ト
レイに何らかの外力が加わって本体から外れてしまって
も、信号線が断線してしまうという不具合も解消され
た。
【0045】なお、本実施例においてはいわゆるセンタ
ー基準の画像形成装置として説明したが、これが片側基
準であっても同じ効果が得られるということは言うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係るシートサイズ検知装置の一実
施例を示す横断平面図(図3中D−D線断面図)。
【図2】同じく平面図(図3中C矢視図)。
【図3】同じく縦断側面図。
【図4】同じく図2のE−E線断面図。
【図5】同じくスライドボリューム部の他の実施例を示
す縦断側面図。
【図6】従来の技術1のシートサイズ検知装置の平面
図。
【図7】第2の発明に係るシートサイズ検知装置の結合
コマ部の平面図。
【図8】同じくサイド規制部材部の平面図。
【図9】同じくシートサイズ検知装置の平面図。
【図10】同じくシートサイズ検知装置が適用されてい
る画像形成装置の斜視図。
【図11】第2の発明の他の実施例1に係る結合コマの
平面図。
【図12】第2の発明の他の実施例2に係る結合コマの
平面図。
【図13】第2の発明の他の実施例3に係る結合コマの
平面図。
【図14】第2の発明の他の実施例4に係る結合コマの
平面図。
【図15】従来の技術2に係るシートサイズ検知装置の
平面図。
【図16】同じく結合コマ部の動作図。
【図17】第3の発明に係わる画像形成装置の縦断側面
図。
【図18】第3の発明の第1の実施例の画像形成装置の
給紙トレイ部の平面図。
【図19】同じく第2の実施例の給紙トレイ部の平面
図。
【図20】同じく第3の実施例の給紙トレイ部の平面
図。
【図21】同じく第4の実施例の給紙トレイ部の平面
図。
【図22】同じく第5の実施例の給紙トレイ部の平面
図。
【図23】同じく第6の実施例の給紙トレイ部の平面
図。
【図24】従来の画像形成装置の横断平面図((a)
図)、側面図((b) 図)。
【符号の説明】
S シート 2 給紙トレイ 3 給紙ローラ(給紙手段) 15 シート規制部材 16 ラック板 17 プーリギア 17A プーリギアのギア部(同期ギア) 17B プーリギアのプーリ部 21 レバー部 20 シートサイズ検知装置(シートサイズ検知手
段) 23 可撓性ベルト 41 サイド規制部材 45 ベルト(可撓性ベルト) 46 結合コマ 47 スライドボリューム(移動量検知手段) 61,62 給紙トレイ x 装置本体 81 手差しトレイ 82a,82b ガイド部材(規制部材) 87 回転ボリューム(移動量検出手段) 90,93, スライドボリューム(移動量検知手
段) 101〜105 マイクロスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシートを積載可能な給紙トレイ
    と、給紙トレイ上のシートを1枚ずつ順次給送可能な給
    紙手段と、給紙トレイ上のシートの給送方向に対して直
    交する方向のシートサイズを検知するシートサイズ検知
    手段と、を有するシートサイズ検知装置において、 前記給紙トレイ上のシートの給送方向に対して直交する
    方向の位置を規制する1対のシート規制部材と、 各々のシート規制部材の移動を同期させるためにシート
    規制部材に固定されたラックに噛み合う同期ギヤと、 該同期ギヤに一体に設けられたプーリと、 該プーリに巻回されていると共に前記シートサイズ検知
    手段のレバー部が固定されているベルトと、 を有することを特徴とするシートサイズ検知装置。
  2. 【請求項2】 前記シートサイズ検知手段がスライドボ
    リュームであることを特徴とする請求項1記載のシート
    サイズ検知装置。
  3. 【請求項3】 給紙トレイと該給紙トレイ上のシートに
    対するサイド規制部材とを有し、このサイド規制部材の
    位置を移動量検知手段により検知することにより、給紙
    トレイ上に積載されたシート材のサイズを判定するシー
    トサイズ検知装置において、 前記サイド規制部材の動きにより送られるベルトと、 前記移動量検知手段と前記ベルトに保持され、一端が前
    記移動量検知手段と連係する結合コマと、 からなり、該結合コマは少なくともベルト片面で離れた
    2点以上の点でベルトに保持されていることを特徴とす
    るシートサイズ検知装置。
  4. 【請求項4】 給紙トレイと該給紙トレイ上のシートに
    対するサイド規制部材とを有し、このサイド規制部材の
    位置を検知することにより、該給紙トレイ上に積載され
    たシート材のサイズを判定するシートサイズ検知装置に
    おいて、 前記サイド規制部材の動きにより送られるベルトと移動
    量変換検知手段と、該ベルト上に保持され、一端が該検
    知手段と連係する結合コマからなり、該結合コマは移動
    方向に離れた少なくとも2点でガイドされることを特徴
    とするシートサイズ検知装置。
  5. 【請求項5】 手差しされたシートの幅方向の位置を規
    制する1対の規制部材のうち少なくとも一方を移動自在
    に設けると共に、該規制部材間に手差しされたシートを
    積載収納する手差しシート積載部材と該規制部材の移動
    量を検出する検出手段を備えてなる画像形成装置におい
    て、 該1対の規制部材は該手差しシート積載部材に設け、該
    検出手段は画像形成装置本体に設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記手差しシート積載部材を画像形成装
    置に対して着脱自在にした請求項5記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記手差しシート積載部材を画像形成装
    置に対して回動自在にした請求項5記載の画像形成装
    置。
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