JP3337277B2 - 用紙サイズ検知装置 - Google Patents
用紙サイズ検知装置Info
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- JP3337277B2 JP3337277B2 JP23839293A JP23839293A JP3337277B2 JP 3337277 B2 JP3337277 B2 JP 3337277B2 JP 23839293 A JP23839293 A JP 23839293A JP 23839293 A JP23839293 A JP 23839293A JP 3337277 B2 JP3337277 B2 JP 3337277B2
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- Japan
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- size
- paper
- size detecting
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザープリンタ、複
写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる、給
紙装置に備えられた用紙サイズを検知するための装置に
関するものである。
写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる、給
紙装置に備えられた用紙サイズを検知するための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては、必要に応じて
各種サイズの用紙に複写を行うのが一般的であるので、
用紙を収容するための給紙装置も各種サイズに適合する
ものが複数個備えられている。しかしながら、ポータブ
ルタイプのものや、近年の装置の小型化に伴い、1個の
給紙装置に対して各種サイズの用紙を交互に入れ換えて
対応させることが行われている。また複数個の給紙装置
を準備する場合においても、外寸を同じにして、用紙端
部を規制するガイド部材を摺動させることで用紙の各種
サイズに対応させることが、多く行われている。
各種サイズの用紙に複写を行うのが一般的であるので、
用紙を収容するための給紙装置も各種サイズに適合する
ものが複数個備えられている。しかしながら、ポータブ
ルタイプのものや、近年の装置の小型化に伴い、1個の
給紙装置に対して各種サイズの用紙を交互に入れ換えて
対応させることが行われている。また複数個の給紙装置
を準備する場合においても、外寸を同じにして、用紙端
部を規制するガイド部材を摺動させることで用紙の各種
サイズに対応させることが、多く行われている。
【0003】このような場合、給紙装置を画像形成装置
に装着した後には、収容する用紙のサイズを外部から認
識できないことがある。そこで、従来、給紙装置に備え
られた用紙のサイズを検知するための装置が各種提案さ
れている。
に装着した後には、収容する用紙のサイズを外部から認
識できないことがある。そこで、従来、給紙装置に備え
られた用紙のサイズを検知するための装置が各種提案さ
れている。
【0004】例えば、特開昭61−203033号公報
では、各種サイズの用紙に対応し得るように、当該用紙
を縦巾方向及び横巾方向のそれぞれから規制して位置決
めする給紙カセット構造において、大きさの異なる複数
の検出用貫通孔を有する縦摺動片を備えた縦ガイドと、
当該検出用貫通孔のいずれも包含し得る大きさの少なく
とも1つの検出用貫通を設けた横摺動片を備えた横ガイ
ドとを用い、縦摺動片と横摺動片の相対的移動によって
変化する各々の検出用貫通孔同士の重なる大きさを検出
して用紙サイズを検出する構成が開示されている。
では、各種サイズの用紙に対応し得るように、当該用紙
を縦巾方向及び横巾方向のそれぞれから規制して位置決
めする給紙カセット構造において、大きさの異なる複数
の検出用貫通孔を有する縦摺動片を備えた縦ガイドと、
当該検出用貫通孔のいずれも包含し得る大きさの少なく
とも1つの検出用貫通を設けた横摺動片を備えた横ガイ
ドとを用い、縦摺動片と横摺動片の相対的移動によって
変化する各々の検出用貫通孔同士の重なる大きさを検出
して用紙サイズを検出する構成が開示されている。
【0005】また例えば、特開平5−105266号公
報においては、幅方向ガイド部材に連動するアーム表面
及び給紙方向ガイド部材に連動するアーム裏面にそれぞ
れ互いに交差して接触する抵抗体を形成し、トータルの
抵抗値から用紙のサイズを識別することが開示されてい
る。
報においては、幅方向ガイド部材に連動するアーム表面
及び給紙方向ガイド部材に連動するアーム裏面にそれぞ
れ互いに交差して接触する抵抗体を形成し、トータルの
抵抗値から用紙のサイズを識別することが開示されてい
る。
【0006】特開平4−129927号公報において
は、用紙サイズに対応して移動する紙サイズ規制部材
と、この紙サイズ規制部材の移動方向及び移動方向に対
して垂直方向に形成された凹凸部からなり、かつ紙サイ
ズ規制部材と共に移動するパターン体と、このパターン
体の移動方向に対し垂直方向に設けられ、かつ前記凹凸
部によりオン・オフされる複数のスイッチとを備え、前
記紙サイズ規制部材の位置に対応するパターン体の位置
を前記スイッチのオン・オフによって検知するように構
成した紙サイズ検知装置が開示されている。
は、用紙サイズに対応して移動する紙サイズ規制部材
と、この紙サイズ規制部材の移動方向及び移動方向に対
して垂直方向に形成された凹凸部からなり、かつ紙サイ
ズ規制部材と共に移動するパターン体と、このパターン
体の移動方向に対し垂直方向に設けられ、かつ前記凹凸
部によりオン・オフされる複数のスイッチとを備え、前
記紙サイズ規制部材の位置に対応するパターン体の位置
を前記スイッチのオン・オフによって検知するように構
成した紙サイズ検知装置が開示されている。
【0007】更に図5に示されるように、給紙カセット
1の底板下方に配置されたアーム21は、底板に回転中
心を有し、その一端に設けられた長孔22を介して用紙
後端部用ガイド部材2と連結している。また他端に設け
られた長孔23を介してサイズ検知手段5とも連結して
いる。収容すべき用紙に合わせてガイド部材2をガイド
溝24に沿って摺動させると、アーム21はその回転中
心で回動し、サイズ検知手段5のサイズ検知板をずら
し、当該検知板に対向するスイッチ部との相対位置を動
かして、用紙サイズを伝達させる。
1の底板下方に配置されたアーム21は、底板に回転中
心を有し、その一端に設けられた長孔22を介して用紙
後端部用ガイド部材2と連結している。また他端に設け
られた長孔23を介してサイズ検知手段5とも連結して
いる。収容すべき用紙に合わせてガイド部材2をガイド
溝24に沿って摺動させると、アーム21はその回転中
心で回動し、サイズ検知手段5のサイズ検知板をずら
し、当該検知板に対向するスイッチ部との相対位置を動
かして、用紙サイズを伝達させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図示さ
れた機構や、或いはギヤ等の回転部材を用いてガイド部
材の位置を、したがって用紙サイズを正確にサイズ検知
手段に伝えるためには、リンク機構や特殊なギア等を用
いることが必要であり、サイズ検知装置がコスト的な問
題を抱えざるをえない。さらに上記のような機構では、
ガイド部材の動きを伝達できる位置や方向にも制約があ
る。
れた機構や、或いはギヤ等の回転部材を用いてガイド部
材の位置を、したがって用紙サイズを正確にサイズ検知
手段に伝えるためには、リンク機構や特殊なギア等を用
いることが必要であり、サイズ検知装置がコスト的な問
題を抱えざるをえない。さらに上記のような機構では、
ガイド部材の動きを伝達できる位置や方向にも制約があ
る。
【0009】また特開昭61−203033号公報に開
示された構造では、例えば縦置きの場合での「A4」、
「レターサイズ(81/2"×11")」及び「リーガル(8
1/2"×14")」の区別をつけることが、貫通孔の制約か
ら容易ではなく、また更に小さな用紙サイズに対応する
ことも困難となる。
示された構造では、例えば縦置きの場合での「A4」、
「レターサイズ(81/2"×11")」及び「リーガル(8
1/2"×14")」の区別をつけることが、貫通孔の制約か
ら容易ではなく、また更に小さな用紙サイズに対応する
ことも困難となる。
【0010】特開平5−105266号公報に開示され
た構成では、同じサイズの用紙を縦横を変えて載置した
場合に識別できなくなり、また抵抗値が連続的に変化す
るので、ガイド部材の多少のずれに起因する誤判断を生
じる恐れもある。
た構成では、同じサイズの用紙を縦横を変えて載置した
場合に識別できなくなり、また抵抗値が連続的に変化す
るので、ガイド部材の多少のずれに起因する誤判断を生
じる恐れもある。
【0011】そこで本発明は、簡単な構成で且つ誤動作
が少なく、正確に用紙サイズを検出可能で、サイズ検知
部材の移動量を小さく設定でき、構成部材の制約も少な
く、安価且つ信頼性の向上した用紙サイズ検知装置を提
供することを課題としている。
が少なく、正確に用紙サイズを検出可能で、サイズ検知
部材の移動量を小さく設定でき、構成部材の制約も少な
く、安価且つ信頼性の向上した用紙サイズ検知装置を提
供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明にし
たがい、カセットに収容された用紙のサイズを検知する
用紙サイズ検知装置にして、用紙の端部位置を規制する
ガイド部材と連動する紐状部材によって、検知されたガ
イド部材の位置を用紙サイズ検知手段に伝達するように
なった用紙サイズ検知装置において、上記紐状部材の一
端がカセット底板に固定され、他端が用紙サイズ検知手
段に固定されて、上記ガイド部材に備えられた2個の凸
部の間を上記紐状部材が通過する状態となり、基準位置
からガイド部材が移動するのに伴ってガイド部材に備え
られた2個の凸部のいずれかに上記紐状部材が引っ掛か
り、その引っ張りに応じて用紙サイズ検知手段の可動部
材を移動させることで用紙サイズを検出することで、解
決される。
たがい、カセットに収容された用紙のサイズを検知する
用紙サイズ検知装置にして、用紙の端部位置を規制する
ガイド部材と連動する紐状部材によって、検知されたガ
イド部材の位置を用紙サイズ検知手段に伝達するように
なった用紙サイズ検知装置において、上記紐状部材の一
端がカセット底板に固定され、他端が用紙サイズ検知手
段に固定されて、上記ガイド部材に備えられた2個の凸
部の間を上記紐状部材が通過する状態となり、基準位置
からガイド部材が移動するのに伴ってガイド部材に備え
られた2個の凸部のいずれかに上記紐状部材が引っ掛か
り、その引っ張りに応じて用紙サイズ検知手段の可動部
材を移動させることで用紙サイズを検出することで、解
決される。
【0013】用紙サイズ検知手段が2個の部材の接触点
の移動によって識別信号を生じるものであり、用紙サイ
ズ検知手段の2個の部材の相対移動の方向が、カセット
の脱着方向と直交するようになっているのが好適であ
る。更に用紙サイズ検知手段のカセット装着方向側に紐
状部材が取り付けられているのが良い。
の移動によって識別信号を生じるものであり、用紙サイ
ズ検知手段の2個の部材の相対移動の方向が、カセット
の脱着方向と直交するようになっているのが好適であ
る。更に用紙サイズ検知手段のカセット装着方向側に紐
状部材が取り付けられているのが良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、図面に基づく
実施の形態にしたがい、詳細に説明する。図1におい
て、給紙カセット1には、その底板上に、収容すべき用
紙の位置を規制するためのガイド部材が配設されてい
る。当該ガイド部材には、用紙後端部を規制する後端ガ
イド部材2と、給紙方向に沿った用紙側端を規制するサ
イドガイド部材3とがある。これらガイド部材はそれぞ
れ、カセットの底板に設けられたガイド溝に沿って摺動
可能であり、図示の例では、対のサイドガイド部材3は
ラック・ピニオン機構によって相互に接離可能になって
いる。カセット1の側面部にはサイズ検知手段5が配置
されている。サイズ検知手段5は、カセット1側面に沿
って移動可能で所定の凹凸形状を備えるサイズ検知板6
と、この板に対向して本体装置側に位置固定されたプッ
シュスイッチ7とからなっている。細紐部材4の一端は
サイズ検知手段のサイズ検知板6に取り付けられ、他端
はカセット1の底板に固定されて、細紐部材4は後端ガ
イド部材2の下端に設けられた2個の凸部8の間を通過
する状態となり、後端ガイド部材2の前後摺動によって
いずれかの凸部8に引っ掛かるようになっている。細紐
部材4が取り付けられた側と反対側で、サイズ検知手段
5のサイズ検知板6は、カセット1に固定されたスプリ
ング9と連結していて、スプリング側へ引っ張られ、そ
の結果、細紐部材4には張力が与えられることとなる。
実施の形態にしたがい、詳細に説明する。図1におい
て、給紙カセット1には、その底板上に、収容すべき用
紙の位置を規制するためのガイド部材が配設されてい
る。当該ガイド部材には、用紙後端部を規制する後端ガ
イド部材2と、給紙方向に沿った用紙側端を規制するサ
イドガイド部材3とがある。これらガイド部材はそれぞ
れ、カセットの底板に設けられたガイド溝に沿って摺動
可能であり、図示の例では、対のサイドガイド部材3は
ラック・ピニオン機構によって相互に接離可能になって
いる。カセット1の側面部にはサイズ検知手段5が配置
されている。サイズ検知手段5は、カセット1側面に沿
って移動可能で所定の凹凸形状を備えるサイズ検知板6
と、この板に対向して本体装置側に位置固定されたプッ
シュスイッチ7とからなっている。細紐部材4の一端は
サイズ検知手段のサイズ検知板6に取り付けられ、他端
はカセット1の底板に固定されて、細紐部材4は後端ガ
イド部材2の下端に設けられた2個の凸部8の間を通過
する状態となり、後端ガイド部材2の前後摺動によって
いずれかの凸部8に引っ掛かるようになっている。細紐
部材4が取り付けられた側と反対側で、サイズ検知手段
5のサイズ検知板6は、カセット1に固定されたスプリ
ング9と連結していて、スプリング側へ引っ張られ、そ
の結果、細紐部材4には張力が与えられることとなる。
【0015】カセット1に収容した用紙に合わせて後端
ガイド部材2をガイド溝に沿って前後方向のいずれかへ
動かすと、後端ガイド部材2のいずれかの凸部8によっ
て細紐部材4はスプリング9の引っ張り力に抗してサイ
ズ検知板6を引き寄せ、サイズ検知板6とプッシュスイ
ッチ7の接触位置が変動して、その信号の違いによって
用紙サイズが識別される。ガイド部材2が基準位置から
前後方向のいずれに動いてもサイズ検知板6を引き寄せ
ることとなるので、収容用紙の最大サイズのものから最
小サイズのものに合わせてガイド部材2を移動させる間
でサイズ検知板6の移動量を小さくすることができ、サ
イズ検知手段を小型化できる。
ガイド部材2をガイド溝に沿って前後方向のいずれかへ
動かすと、後端ガイド部材2のいずれかの凸部8によっ
て細紐部材4はスプリング9の引っ張り力に抗してサイ
ズ検知板6を引き寄せ、サイズ検知板6とプッシュスイ
ッチ7の接触位置が変動して、その信号の違いによって
用紙サイズが識別される。ガイド部材2が基準位置から
前後方向のいずれに動いてもサイズ検知板6を引き寄せ
ることとなるので、収容用紙の最大サイズのものから最
小サイズのものに合わせてガイド部材2を移動させる間
でサイズ検知板6の移動量を小さくすることができ、サ
イズ検知手段を小型化できる。
【0016】サイズ検知板6とプッシュスイッチ7の接
触箇所は唯一点とすることもできるが、図2に示される
ように、凹凸形状の組み合わせ面を備えるサイズ検知板
6とこの板に接触可能な複数個のプッシュスイッチ7で
もって、接触状態の組み合わせでサイズ識別するように
すれば、より確実な検知が可能となる。
触箇所は唯一点とすることもできるが、図2に示される
ように、凹凸形状の組み合わせ面を備えるサイズ検知板
6とこの板に接触可能な複数個のプッシュスイッチ7で
もって、接触状態の組み合わせでサイズ識別するように
すれば、より確実な検知が可能となる。
【0017】また、後端ガイド部材に連動したサイズ検
知手段のほか、サイドガイド部材にも同様に連動したサ
イズ検知手段とを同時に備えるようにすることも当然可
能である。用紙の縦横サイズを同時に検知できるように
することで、例えばB5横とB4縦の区別が確実に行わ
れる。
知手段のほか、サイドガイド部材にも同様に連動したサ
イズ検知手段とを同時に備えるようにすることも当然可
能である。用紙の縦横サイズを同時に検知できるように
することで、例えばB5横とB4縦の区別が確実に行わ
れる。
【0018】以上の実施例においては、サイズ検知手段
のサイズ検知板はカセットの側面で給紙方向に沿って移
動するように構成されているが、カセットを画像形成装
置本体に装着する際に当該カセットを給紙方向からセッ
トするものについては、サイズ検知板は張力が及んでい
るとはいえ、装着の際にずれる危険がある。そこで図3
に示されるように、サイズ検知板のスライド方向がカセ
ットの脱着方向と直交するように構成する。即ち、カセ
ット1に固着される凸部の配置を変えることによって細
紐部材4のサイズ検知板6への取り付け箇所を変えれ
ば、サイズ検知板6のスライド方向が上下方向に変わ
る。
のサイズ検知板はカセットの側面で給紙方向に沿って移
動するように構成されているが、カセットを画像形成装
置本体に装着する際に当該カセットを給紙方向からセッ
トするものについては、サイズ検知板は張力が及んでい
るとはいえ、装着の際にずれる危険がある。そこで図3
に示されるように、サイズ検知板のスライド方向がカセ
ットの脱着方向と直交するように構成する。即ち、カセ
ット1に固着される凸部の配置を変えることによって細
紐部材4のサイズ検知板6への取り付け箇所を変えれ
ば、サイズ検知板6のスライド方向が上下方向に変わ
る。
【0019】またサイズ検知板6のスライド方向がカセ
ット脱着方向に平行な場合には、図4に示されるよう
に、サイズ検知板6のカセットをセットする方向前方側
に細紐部材4を取り付け、後方側にスプリング9を取り
付けるようにする。このように構成することによって、
カセット1を装置本体に装着する際に、サイズ検知板6
に働く抵抗力は細紐部材4の弛みをとるように働き、サ
イズ検知板6は本来の位置を維持できる。
ット脱着方向に平行な場合には、図4に示されるよう
に、サイズ検知板6のカセットをセットする方向前方側
に細紐部材4を取り付け、後方側にスプリング9を取り
付けるようにする。このように構成することによって、
カセット1を装置本体に装着する際に、サイズ検知板6
に働く抵抗力は細紐部材4の弛みをとるように働き、サ
イズ検知板6は本来の位置を維持できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、用紙の端部位置を規制
するガイド部材と連動する紐状部材の一端がカセット底
板に固定され、他端が用紙サイズ検知手段に固定され
て、上記ガイド部材に備えられた2個の凸部の間を上記
紐状部材が通過する状態となり、基準位置からガイド部
材が移動するのに伴いガイド部材に備えられた2個の凸
部のいずれかに上記紐状部材が引っ掛かり、その引っ張
りに応じて用紙サイズ検知手段の可動部材を移動させる
によって、ガイド部材の位置を、したがって用紙サイズ
を検出するので、当該紐状部材を狭い隙間に配置した
り、伝達方向を任意に変更するようなレイアウト上の自
由度を大きくでき、従来のようなアーム部材やギヤ等に
比較して安価である。それだけにとどまらず、紐状部材
とガイド部材及びカセット側凸部の配置関係を調整する
ことで、紐状部材に引っ張られる可動部材(サイズ検知
板)の移動量を、ガイド部材の移動量よりも小さくする
ことができ、サイズ検知手段の可動部材の移動量を小さ
く設定できて、コンパクトな範囲内で引っ張り量の設定
幅を多様化できる。
するガイド部材と連動する紐状部材の一端がカセット底
板に固定され、他端が用紙サイズ検知手段に固定され
て、上記ガイド部材に備えられた2個の凸部の間を上記
紐状部材が通過する状態となり、基準位置からガイド部
材が移動するのに伴いガイド部材に備えられた2個の凸
部のいずれかに上記紐状部材が引っ掛かり、その引っ張
りに応じて用紙サイズ検知手段の可動部材を移動させる
によって、ガイド部材の位置を、したがって用紙サイズ
を検出するので、当該紐状部材を狭い隙間に配置した
り、伝達方向を任意に変更するようなレイアウト上の自
由度を大きくでき、従来のようなアーム部材やギヤ等に
比較して安価である。それだけにとどまらず、紐状部材
とガイド部材及びカセット側凸部の配置関係を調整する
ことで、紐状部材に引っ張られる可動部材(サイズ検知
板)の移動量を、ガイド部材の移動量よりも小さくする
ことができ、サイズ検知手段の可動部材の移動量を小さ
く設定できて、コンパクトな範囲内で引っ張り量の設定
幅を多様化できる。
【0021】また、用紙サイズ検知手段の2個の部材の
相対移動の方向が、カセットの脱着方向と直交するよう
に構成することで、給紙カセットの脱着による抵抗がサ
イズ検知手段に不都合に作用することを回避できる。更
に用紙サイズ検知手段のカセット装着方向側に紐状部材
を取り付けることで、カセット装着時の抵抗は紐状部材
のたるみをとる方向に働くこととなり、サイズ検知手段
に不都合に作用しない。
相対移動の方向が、カセットの脱着方向と直交するよう
に構成することで、給紙カセットの脱着による抵抗がサ
イズ検知手段に不都合に作用することを回避できる。更
に用紙サイズ検知手段のカセット装着方向側に紐状部材
を取り付けることで、カセット装着時の抵抗は紐状部材
のたるみをとる方向に働くこととなり、サイズ検知手段
に不都合に作用しない。
【図1】本発明に係る用紙サイズ検知装置の概略平面図
である。
である。
【図2】サイズ検知手段の一実施形態を示す概略斜視図
である。
である。
【図3】サイズ検知板のスライド方向をカセット脱着方
向に直交させる構成を示す概略斜視図である。
向に直交させる構成を示す概略斜視図である。
【図4】サイズ検知板のスライド方向がカセット脱着方
向に平行である場合の一つの構成を示す概略図である。
向に平行である場合の一つの構成を示す概略図である。
【図5】従来のサイズ検知装置の概略平面図である。
1 給紙カセット 2 後端ガイド部材 3 サイドガイド部材 4 細紐部材 5 サイズ検知手段 6 サイズ検知板 7 プッシュスイッチ 8 凸部 9 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 501 B65H 1/04 320
Claims (3)
- 【請求項1】 カセットに収容された用紙のサイズを検
知する用紙サイズ検知装置にして、用紙の端部位置を規
制するガイド部材と連動する紐状部材によって、検知さ
れたガイド部材の位置を用紙サイズ検知手段に伝達する
ようになった用紙サイズ検知装置において、 前記紐状部材はその一端がカセット底板に固定され、他
端が用紙サイズ検知手段に固定されて、上記ガイド部材
に備えられた2個の凸部の間を上記紐状部材が通過する
状態となり、基準位置からガイド部材が移動するのに伴
ってガイド部材に備えられた2個の凸部のいずれかに前
記紐状部材が引っ掛かり、その引っ張りに応じて用紙サ
イズ検知手段の可動部材を移動させることで用紙サイズ
を検出することを特徴とする用紙サイズ検知装置。 - 【請求項2】 用紙サイズ検知手段が2個の部材の接触
点の移動によって識別信号を生じるものであり、用紙サ
イズ検知手段の2個の部材の相対移動の方向が、カセッ
トの脱着方向と直交することを特徴とする請求項1に記
載の用紙サイズ検知装置。 - 【請求項3】 用紙サイズ検知手段のカセット装着方向
側に紐状部材が取り付けられていることを特徴とする請
求項1に記載の用紙サイズ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23839293A JP3337277B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 用紙サイズ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23839293A JP3337277B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 用紙サイズ検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797069A JPH0797069A (ja) | 1995-04-11 |
JP3337277B2 true JP3337277B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=17029521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23839293A Expired - Fee Related JP3337277B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 用紙サイズ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3337277B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102087493B (zh) * | 2009-12-04 | 2013-01-23 | 致伸科技股份有限公司 | 纸张尺寸感测装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280105A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Murata Mach Ltd | 給紙カセット、及びこれを備えた画像形成装置 |
US7731183B2 (en) | 2007-09-10 | 2010-06-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Paper feeding apparatus with paper size detectors |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23839293A patent/JP3337277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102087493B (zh) * | 2009-12-04 | 2013-01-23 | 致伸科技股份有限公司 | 纸张尺寸感测装置 |
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---|---|
JPH0797069A (ja) | 1995-04-11 |
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