JPH07240302A - チップ状電子部品とその製造方法 - Google Patents

チップ状電子部品とその製造方法

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JPH07240302A
JPH07240302A JP6053250A JP5325094A JPH07240302A JP H07240302 A JPH07240302 A JP H07240302A JP 6053250 A JP6053250 A JP 6053250A JP 5325094 A JP5325094 A JP 5325094A JP H07240302 A JPH07240302 A JP H07240302A
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JP
Japan
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thin film
chip
electrodes
resistor
electronic component
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JP6053250A
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English (en)
Inventor
Koji Azuma
絋二 東
Yozo Obara
陽三 小原
Norio Nunomura
紀男 布村
Osamu Osawa
道 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化が容易であり、ハンダ付け作業を削減
することが可能であり、均一な品質で、製造も容易なも
のにする。 【構成】 絶縁性樹脂薄膜12上にセラミックス薄膜1
4が形成され、このセラミックス薄膜14の両端部に銅
箔等の金属箔15による電極16が形成されている。電
極16間に、この金属箔15による導体部や、カーボン
レジン等の抵抗体ペーストを印刷された抵抗体18が形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁基板上に抵抗体
やその他の電子素子を設けて電子部品を形成したチップ
状電子部品とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表面実装型の電子部品は、例えば
特公平5−53281号公報に開示されているチップ抵
抗器のように、薄い平板状のセラミックス製基板の表面
に、多数の電極を印刷形成し、これらの電極間に複数の
抵抗体を印刷形成していた。そして、これを各抵抗体毎
のチップ抵抗器に分割し、さらに、この分割されたチッ
プ抵抗体の電極表面にNiやハンダがメッキされてい
た。
【0003】この従来のチップ状電子部品は、回路基板
表面に、フローハンダ付け又はリフローハンダ付け法に
よりハンダ付けされるものであり、チップ抵抗器の基板
は、これらハンダ付け時の熱に耐え得るものである必要
があった。
【0004】また、特開昭62−9601号公報に開示
されているように、ポリイミド樹脂等のフィルム上に、
銅箔または導電性塗料により電極を形成し、抵抗体ペー
ストをこの電極間に印刷して、チップ抵抗器を形成した
ものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
場合、回路基板に取り付けられるチップ抵抗器は、ハン
ダにより電気的及び機械的に固定されるので、ハンダに
含まれる鉛が環境上問題となっていた。又、ハンダ付け
作業は、回路基板や他の電子部品にも熱による悪影響を
与えるものであった。さらに、セラミックスの基板を用
いた場合、分割や実装時の強度等の問題からある程度の
厚さが必要であり、チップ状電子部品の薄型化ができ
ず、回路基板や混成集積回路の小型化の妨げになってい
た。さらに、セラミックス基板を使用する場合、分割用
のスリットが予め入れられているので、定寸法となり制
約が大きいものであった。
【0006】また、上記従来の技術の後者の場合、薄い
フィルム上に導電性塗料や抵抗体ペーストを印刷して乾
燥させるので、乾燥により、印刷された抵抗体等が収縮
し、抵抗体側が凹になるように大きく湾曲し、さらに不
均一な反り等の歪を生じさせ、回路基板上に安定して載
置し、ハンダ付けすることができないという問題があっ
た。
【0007】この発明は、上記従来の技術に鑑みて成さ
れたもので、薄型化が容易であり、ハンダ付け作業を削
減することが可能であり、均一な品質で、製造も容易な
チップ状電子部品とその製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、絶縁性樹脂
薄膜上にセラミックス薄膜が形成され、このセラミック
ス薄膜の両端部に銅箔等の金属箔による電極が形成さ
れ、この電極間に、導体として、上記金属箔による導体
部や、カーボンレジン等の抵抗体ペーストを印刷された
抵抗体又は金属皮膜抵抗体が設けられたチップ状電子部
品である。
【0009】さらに、この発明は、フィルムや塗布によ
る薄膜である絶縁性樹脂薄膜に、一対の透孔が形成さ
れ、この透孔を挟んで上記樹脂の薄膜の表裏に金属箔や
導電性塗料による電極が形成され、上記透孔内にもこの
電極を形成する導電性塗料が塗布されてスルーホール部
が設けられ、上記樹脂薄膜の一方の面の電極間に、カー
ボンレジン等の抵抗体ペーストを印刷された抵抗体又は
金属皮膜抵抗体が設けられたチップ状電子部品である。
【0010】またこの発明は、銅箔等の金属箔表面に、
セラミックス薄膜を溶射により形成し、このセラミック
ス薄膜の裏面に樹脂薄膜を印刷し乾燥させ、上記金属薄
膜による電極を複数対形成し、この電極間に、抵抗体
や、上記金属薄膜による導電部等を形成し、この後、一
対の電極毎に分割するチップ状電子部品の製造方法であ
る。
【0011】所定個所に複数の透孔が形成されたフィル
ム状に形成された絶縁性樹脂薄膜に、前記透孔を挟んで
両側に導電性塗料による電極を複数対印刷形成し、この
電極形成時に上記透孔内にも導電性塗料を塗布してスル
ーホール部を設け、上記樹脂薄膜の一方の面の電極間に
印刷抵抗体や金属薄膜抵抗体等の導体を形成し、この後
一対の電極毎に分割するップ状電子部品の製造方法であ
る。
【0012】
【作用】この発明のチップ状電子部品は、絶縁性基板を
樹脂とセラミックス薄膜により形成したので、反りが少
なく、しかも、きわめて薄い形状にすることができるの
で、回路基板上に、ハンダ付けによらず導電製樹脂塗料
による電気的機械的取付が可能となるものである。しか
も、このチップ状電子部品の製造工程及び、このチップ
状電子部品の回路基板への取付工程の多くを、印刷技術
により行うことができ、大量生産を容易に可能にするも
のである。また絶縁性基板の両面に電極を形成したこと
により、回路基板への取り付けに際して、両端部の電極
が回路基板側に接続し、反りが生じていても安定に回路
基板への取り付けが可能となる。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1〜図4はこの発明の第一実施例を示す
もので、この実施例のチップ状電子部品であるチップ抵
抗器10は、厚さ50μm程度の絶縁性の樹脂薄膜基板
12の表面側に、25μm程度の厚さでセラミックス薄
膜14が形成され、セラミックス薄膜14の表面側に、
一対の電極16が設けられている。樹脂薄膜基板12
は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、BT樹脂、ポリイ
ミド樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹
脂、ポリブタジエン樹脂や、液晶ポリエステル樹脂、、
液晶ポリアミド樹脂等であり、セラミックス薄膜14
は、アルミナやムライト等のセラミックスである。電極
16は、20μm程度の厚さの銅箔やアルミ箔等の金属
箔により形成されている。一対の電極16間には、導体
であるカーボンレジンペーストや真空蒸着やスパッタリ
ングにより形成される金属薄膜等の抵抗体18が形成さ
れている。さらに、この抵抗体18の表面は、エポキシ
系樹脂等のオーバーコート19により覆われている。
【0014】次にこの実施例のチップ状電子部品の製造
方法について図2を基にして説明する。この実施例のチ
ップ状電子部品10は、先ず、図2(A),(B)に示
すように、銅箔15の裏面側に、セラミックスを溶射し
て、セラミックス薄膜14を形成する。この後、図2
(C)に示すように、溶剤に溶かしたポリイミド樹脂や
液晶ポリアミド等を、セラミックス薄膜14の裏面側
に、所定の厚さ例えば50μm程度の厚さで塗布し、樹
脂薄膜基板12を形成する。そして、図2(D)に示す
ように、銅箔15の中間部をエッチングにより除去し
て、電極16を形成する。そして、電極16間に抵抗体
18のカーボンレジンペーストを印刷し乾燥させる。最
後に、抵抗体18の表面にオーバーコート19を印刷す
る。
【0015】この実施例のチップ抵抗器は、樹脂薄膜基
板12と、抵抗体18が、乾燥固化時に収縮方向の力を
作用させるが、間にセラミックス薄膜14が形成され、
さらに、樹脂薄膜基板12と、抵抗体18が互いに引っ
張り合うので、図1に示すように、ほとんどそりが生じ
ないものである。しかし、図4に示すように、例えば抵
抗体18側が凸になるようにわずかに湾曲する場合もあ
る。しかし、セラミックス薄膜14が形成され、さら
に、抵抗体18の形成によっても抵抗体18が収縮し逆
方向に湾曲する力が働くので、従来技術のように大きな
湾曲ではない。また、この湾曲の方向や度合いは、抵抗
体18の厚さや樹脂薄膜12の厚さによても変わるもの
であるが、従来技術のものと比較してきわめてわずかな
ものである。
【0016】実装に際しては、回路基板20上にエポキ
シ樹脂やシリコン樹脂等の接着剤22により仮止めし、
回路基板20上の銅箔電極24と銀−レジン系等の導電
性樹脂塗料26により、電気的に接続するとともに機械
的に固定する。このチップ抵抗器10は、約100〜4
00μm程度の厚さに適宜設定されて製造され、100
μm程度の薄いものの場合、銅箔電極24の厚さと大差
なく、導電性樹脂塗料26の印刷により確実に接続固定
が可能である。またこのわずかな湾曲を利用して、図4
に示すように、このチップ抵抗器の下に、絶縁樹脂28
で覆われた薄い印刷配線30を形成しておいても良いも
のである。
【0017】この実施例のチップ抵抗器10によれば、
そりや歪が少なく、きわめて薄いチップ抵抗器10を形
成することができ、しかも樹脂薄膜基板12によりハン
ダを用いなくとも導電性樹脂塗料26で、確実かつ強固
にチップ抵抗器10の電気的機械的接続が可能である。
さらに、印刷工程によりこのチップ抵抗器10の製造が
可能であり、回路基板20への取付も印刷により可能と
なり、製造工数及びコストの大幅な削減が可能となるも
のである。
【0018】次にこの発明の第二実施例のチップ状電子
部品について図5を基にして説明する。こので上述の実
施例と同様の部材は同一符号を付して説明を省略する。
この実施例のチップ状電子部品は、樹脂薄膜基板12及
びセラミックス薄膜14に透孔32が形成され、絶縁性
の樹脂薄膜基板12の透孔32の周縁部に、銀−レジン
系等の導電性樹脂塗料26による電極34が形成され、
透孔32内にもこの導電性樹脂塗料26が充填されて、
セラミックス薄膜14側の銅箔による電極16に接続し
ている。そして、電極16及び抵抗体18が形成された
側を回路基板20側に向けて接着剤22により固定し、
さらに、導電性樹脂塗料26により銅箔電極24と接続
し、電気的及び機械的接続を図ったものである。
【0019】この実施例のチップ状電子部品は、反りが
生じていても、電極16を下にして回路基板20上に固
定したので、電極16の両端部が回路基板20に当接し
て位置決めされ安定に載置されるものである。さらに、
導電性樹脂塗料26による電極34が表側に位置してい
るので、銅箔電極24と接続させる導電性樹脂塗料26
が強固にこの電極34に固着するものである。
【0020】次にこの発明の第三実施例のチップ状電子
部品について図6、図7、図8を基にして説明する。こ
の実施例のチップ状電子部品は、テープ状の台紙36上
に接着剤38を介して一列にチップ状電子部品であるチ
ップ抵抗器10が並べられたものである。台紙36の裏
面側には、樹脂フィルム40が貼り付けられ、チップ抵
抗器10の表面側にも剥離用の樹脂フィルム42が貼り
付けられている。この接着剤38は、エポキシ系やエポ
キシメラミン系、又はシリコン系の比較的低温で硬化す
るものである。又、このチップ抵抗器10の基板は、上
記各実施例の何れのものであっても良い。
【0021】この実施例のチップ状電子部品10は、台
紙36上に並べられて、巻き取られ、回路基板への取付
時に、組立装置の吸着ノズル44がこのチップ抵抗器1
0を1個づつ吸着保持して、台紙36から引き離し、回
路基板へ固定するものである。この時、接着剤38は、
チップ抵抗器10側に付いて台紙36から引き離され
る。そして、図8に示すように、回路基板20の所定の
位置に運ばれ、接着される。この後、導電性樹脂塗料2
6により、固定及び電気的接続が成されるものである。
【0022】次にこの発明の第四実施例のチップ状電子
部品について図9、図10を基にして説明する。こので
上述の実施例と同様の部材は同一符号を付して説明を省
略する。この実施例のチップ状電子部品は、ポリエチレ
ン樹脂、ポリイミド樹脂のフィルムや、エポキシ樹脂、
フェノール樹脂等のプリプレグの樹脂薄膜基板12に、
透孔32が形成され、樹脂薄膜基板12の透孔32の両
側の周縁部に、銀−レジン系等の導電性樹脂塗料26に
よる電極34が形成され、透孔32内にもこの導電性樹
脂塗料26が充填されて両側の電極34を接続してい
る。そして、一方の側の電極34間に抵抗体18が形成
され、他方の側を回路基板20側に向けて接着剤22に
より固定し、さらに、電極34と同一の又は他の種類の
導電性樹脂塗料26により銅箔電極24及び印刷電極4
6と各々接続し、電気的及び機械的接続を図っているも
のである。ここで、このチップ抵抗器10は、抵抗体側
18が凹になるように反りが生じているが、裏面側にも
電極34が形成されているので、比較的薄い印刷電極4
6の上に、裏面側の電極34を重ねて、導電性樹脂塗料
26により固定することにより、反りの影響なく安定に
回路基板20上に載置し固定することができるものであ
る。
【0023】この実施例の樹脂薄膜基板12は、図10
に示すように、液晶ポリマー樹脂やエポキシ樹脂、ガラ
スファイバー入り樹脂等のフィルムである薄膜50上
に、電極34及び抵抗体16を形成するものである。こ
の薄膜50は数十〜数百μm程度の厚さに形成され、所
定間隔で分割用のスリット52が形成されている。そし
て、これにより、分割を容易にしているとともに、分割
後のチップ状の樹脂薄膜基板12の電極側端面にも、電
極34を形成した導電性樹脂塗料が塗布されるようにし
ている。又、この薄膜50の電極形成位置には、後に透
孔32が形成されるものである。そして、この薄膜50
の分割方法は、レーザやダイヤモンドスクライバにより
行う。
【0024】尚、この発明のチップ状電子部品の抵抗体
は、ニッケルや、タンタル等の金属薄膜抵抗体でも良
く、その場合、無電解メッキにより、基板上に形成す
る。金属薄膜抵抗体は、高周波回路等に利用されるもの
である。また、電極や、接続固定部分の導電性塗料の組
成は適宜選択し得るものであり、銀以外の銅等の導電性
ペーストを使用することも可能であり、電極の位置も、
抵抗体の上に形成するものでも良い。又、電極間には、
抵抗体の他に、導体として、ジャンパー線として用いる
導電部を、金属箔や導電性塗料により形成しても良い。
また、基板として、銅箔を張り付けたプリプレグを用い
ても良い。
【0025】
【発明の効果】この発明のチップ状電子部品とその製造
方法は、小型で薄いチップ状の電子部品を安価に大量に
製造することができるとともに、製造工程からハンダ付
けを無くすことができ、ハンダ内の鉛による害を無くす
ことを可能にする。さらに、樹脂薄膜基板を用いている
が、抵抗体等の形成後の基板の反りや歪が小さく、しか
も、例えこの反り等があったも、回路基板上に安定に載
置することができるものであり、実装工程の歩留も向上
させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例のチップ状電子部品の縦
断面図である。
【図2】この発明の第一実施例のチップ状電子部品の製
造工程を示す正面図である。
【図3】この発明の第一実施例のチップ状電子部品の平
面図である。
【図4】この発明の第一実施例のチップ状電子部品の使
用状態を示す縦断面図である。
【図5】この発明の第二実施例のチップ状電子部品の使
用状態を示す縦断面図である。
【図6】この発明の第三実施例のチップ状電子部品の使
用状態を示す平面図である。
【図7】この発明の第三実施例のチップ状電子部品の使
用状態を示す平面図である。
【図8】この発明の第三実施例のチップ状電子部品の使
用状態を示す縦断面図である。
【図9】この発明の第四実施例のチップ状電子部品の使
用状態を示す縦断面図である。
【図10】この発明の第四実施例のチップ状電子部品の
基板に用いる樹脂薄膜の部分平面図である。
【符号の説明】
10 チップ抵抗器(チップ状電子部品) 12 樹脂薄膜基板 14 セラミックス薄膜 15 金属箔 16,34 電極 18 抵抗体 26 導電性塗料 32 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01C 17/06 A 17/10 (72)発明者 大沢 道 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性樹脂薄膜上にセラミックス薄膜が
    形成され、このセラミックス薄膜の両端部に金属箔によ
    る電極が形成され、この電極間に導体が形成されたチッ
    プ状電子部品。
  2. 【請求項2】 絶縁性樹脂薄膜に一対の透孔が形成さ
    れ、この透孔を挟んで上記樹脂薄膜の表裏に電極が形成
    され、上記透孔内に導電性塗料が塗布されてスルーホー
    ル部が設けられ、上記樹脂薄膜上の一方の側の電極間に
    抵抗体が設けられたチップ状電子部品。
  3. 【請求項3】 上記抵抗体が形成された樹脂薄膜が一方
    に湾曲し、この湾曲面の凹部を回路基板側に取り付ける
    ものである請求項1又は2記載のチップ状電子部品。
  4. 【請求項4】 上記導体は、上記電極を形成した導体が
    連続しているものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載のチップ状電子部品。
  5. 【請求項5】 上記導体は、抵抗体を印刷形成したもの
    であることを特徴とする請求項1又は2記載のチップ状
    電子部品。
  6. 【請求項6】 上記導体は金属皮膜抵抗体であることを
    特徴とする請求項1又は2記載のチップ状電子部品。
  7. 【請求項7】 金属箔表面に、セラミックス薄膜を溶射
    により形成し、このセラミックス薄膜の裏面側に樹脂薄
    膜を印刷し乾燥させ、上記金属箔による電極を複数対形
    成し、この電極間に導体を形成し、この後一対の電極毎
    に分割するチップ状電子部品の製造方法。
  8. 【請求項8】 所定個所に複数の透孔が形成された絶縁
    性樹脂薄膜に、前記透孔を挟んで両側に導電性塗料によ
    る電極を複数対印刷形成し、この電極形成時に上記透孔
    内にも導電性塗料を塗布し、上記樹脂薄膜の一方の面の
    電極間に導体を形成し、この後一対の電極毎に分割する
    ップ状電子部品の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記導体は、抵抗体となる導電性ペース
    トを印刷して形成することを特徴とする請求項8記載の
    チップ状電子部品の製造方法。
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Cited By (2)

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