JPH07239986A - 火災報知設備の中継器 - Google Patents
火災報知設備の中継器Info
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- JPH07239986A JPH07239986A JP2970294A JP2970294A JPH07239986A JP H07239986 A JPH07239986 A JP H07239986A JP 2970294 A JP2970294 A JP 2970294A JP 2970294 A JP2970294 A JP 2970294A JP H07239986 A JPH07239986 A JP H07239986A
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Abstract
電線の接続が容易でコストを低減することができ、その
上誤配線のおそれのない火災報知設備の中継器を得るこ
と。 【構成】 一方の側に嵌合部18a,18bが、他方の
側に係止部16a,16bが設けられ、プリント基板3
0が装着されるケース本体10と、一方の側に嵌合片5
3a,53bが、他方の側に係止片57a,57bが設
けられケース本体10の上部を覆うカバー50とを備
え、ケース本体10の嵌合部18a,18bにカバー5
0の嵌合片53a,53bを嵌合すると共に、係止部1
6a,16bに係止片57a,57bを係止させてケー
ス本体10とカバー50とを一体に結合する。
Description
れる中継器に関するものである。
られ火災の発生を監視する火災感知器、火災が発生した
際に火災感知器からの火災信号を受信して火災の発生を
報知する火災受信機、地区ごとに設けられ鳴動すること
により火災の発生を知らせる地区音響装置、及び煙を外
部に排出する排煙機器などから構成されている。
さらに中継器が設けられており、この中継器は、火災受
信機からの信号線や電源線(以下、電線という)が接続
される一次端子群と、火災感知器や排煙機器などからの
電線が接続される二次端子群と、これらからの信号を処
理する信号処理部とを備えており、火災受信機と火災感
知器、地区音響装置、排煙機器などとの間に設置されて
相互間の信号のやりとりを中継するもので、必要に応じ
てディップスイッチなどによりアドレスを設定できるよ
うになっている。
299号公報に開示された考案がある。この公報に記載
された防災用中継器は、一対の二次端子を有する二次端
子台、二次端子台の各二次端子の接続ピンを接続したプ
リント基板、このプリント基板に取付けられた一次コネ
クタ、二次コネクタ、及び接続コネクタ等をカバーで覆
い、このカバーを回路ユニットを下方から押える押え板
及び二次端子台にねじで固定するようにしたものであ
る。
中継器は、カバーを取付ける際に、カバーを押え板と二
次端子台にねじで固定しているため、多くのねじが必要
なのでコストが上昇し、また、カバーの着脱が面倒で多
くの時間を要する。また、二次端子台にはねじにより電
線を接続するようにしているので、接続に時間がかかる
ばかりでなく、誤配線のおそれがある。
盤等に取付けるようになっているので、多数の中継器を
着脱する場合はきわめて面倒である。また、一次端子台
と二次端子台は近接して設けられているので、誤配線を
生じ易く、その上結線時に電線がからまったりして結線
しにくいなど、種々問題がある。
もので、製造、中継器盤等への取付け及び端子群への電
線の接続が容易でコストを低減することができ、その上
誤配線のおそれのない火災報知設備の中継器を得ること
を目的としたものである。
らの電線が接続される一次端子群と、端末機器からの電
線が接続される二次端子群と、火災受信機及び端末機器
からの信号を処理する電気回路が設けられたプリント基
板とを有する火災報知設備の中継器において、次の通り
構成したものである。
止部が設けられてプリント基板が装着されるケース本体
と、一方の側に嵌合片が、他方の側に係止片が設けられ
ケース本体の上部を覆うカバーとを備え、ケース本体の
嵌合部にカバーの嵌合片を嵌合すると共に、係止部に係
止片を係止させてケース本体とカバーとを一体に結合し
たものである。
側に、二次端子群をこのプリント基板の他方の側に離し
て設けたものである。 (3)一次端子群と二次端子群の少なくとも一方を差込
式端子台で構成したものである。
て、ケース本体の一方の側にプリント基板挿入部を設
け、プリント基板の一端をこのプリント基板挿入部に挿
入し、他方の側をケース本体にねじ止めして固定したも
のである。 (5)上記(1)〜(4)の中継器において、一次端子
群をコネクタで構成したものである。 (6)上記(1)〜(5)の中継器において、ケース本
体の一方の側に1つ又は2つの取付腕を設け、他方の側
にだるま穴を有する1つの取付腕を設けたものである。
カバーの他方の側を圧下すると、カバーに設けた係止片
がケース本体の係止部に係止し、ねじを1本も使用する
ことなく、カバーをワンタッチでケース本体に結合する
ことができる。
リント基板の両側に離して設け、火災受信機と端末機器
の電線をそれぞれ一次端子群と二次端子群に接続する。
これにより、誤配線のおそれがなく確実に接続すること
ができ、電線がからまることもない。
も一方を差込式端子台で構成し、例えば、端末機器の電
線を電線挿入口に挿入して自動的に接続するようにした
ので、従来のようなねじ止め作業が不要になり、電線の
接続作業工数を大幅に短縮することができる。
るには、その先端部をケース本体のプリント基板挿入部
に挿入し、他方の側をケース本体にねじ止めするように
したので、ねじの数を減らすと共に、着脱作業を簡易化
することができる。
とにより、接続作業が簡単になるばかりでなく、誤配線
を確実に防止できる。 (6)中継器を中継器盤等に取付けるにあたっては、中
継器盤等に所定の間隔で切欠き部が設けられたレールを
固定すると共に、レールから所定の長さ離れた位置に固
定ねじを設ける。そして、中継器の一方の取付腕をレー
ルの切欠き部近傍に位置させ、他方の取付腕に設けただ
るま穴の大径部に固定ねじを挿入する。この状態で中継
器をレール側に摺動させると、一方の取付腕はレールの
切欠き部内に挿入され、固定ねじは他方の取付腕の小径
部内に位置する。そこで、固定ねじを締付ければ、中継
器は1本の固定ねじで中継器盤等に取付けられるので、
従来に比べて固定ねじを減らせると共に、着脱作業がき
わめて簡単になる。
組立状態を示す平面図、正面図及び側面図である。図に
おいて、10はケース本体、30はプリント基板、50
はカバーである。以下これらについて詳細に説明する。
その長手方向の両側には側壁12a,12bが立設され
ており、図の左側(以下前面側という)には、中央に凹
部14を有する前壁13が設けられ、図の右側(以下後
面側という)は開放されている。そして、側壁12a,
12bの後面側には突起部15a,15bが突設され、
その下部には凹状(又は貫通穴)の係止部16a,16
b(但し、16bは図示せず)が設けられている。17
a,17bは突起部15a,15bの前面側に設けた切
欠き部である。
に形成された嵌合部、19a,19bは前壁13の下端
部に設けられ、一端が開口されたねじ挿入穴20a,2
0bを有する一対の取付腕である。21は後面側中央の
下端部に設けられた取付腕で、だるま穴22が設けられ
ている。23は底板11の上方において四周に設けら
れ、後述のプリント基板を載置する載置台で、後面側に
は一対のねじ穴24a,24b(但し、24bは図示し
てない)が設けられており、前面側の両隅部には、図2
(a),(c)に示すように、載置台23の上方に突設
した突片25a,25bにより、載置台23との間に一
対のプリント基板挿入部26a,26bが形成されてい
る(但し、25b,26bは図示していない)。
信機や端末機器からの信号を処理する電気回路(図示せ
ず)が設けられたプリント基板で、長手方向の一方の端
部(前面側)には火災受信機からの電線が接続されるコ
ネクタ31a,31b(一次端子群)が取付けられてお
り、他方の端部(後面側)には、排煙機器、地区音響装
置などの端末機器からの電線が接続される端子台32
(二次端子群)が取付けられている。
の単位端子33,33a,33b,…33nを結合して
所望の大きさに形成したものである。なお、34は端部
の閉鎖素子である。各単位端子33〜33nの一方の側
は、図4(a)に示すように、可動接片35、段部37
を有する固定接点36、接続端子38a,38b等から
なる導電部材39を、絶縁材からなるケース40の凹部
41内に配設したものである。
れた複数のピン、43はケース40の側壁に設けた電線
挿入口で、ここから挿入された電線46は可動接片35
の先端部と固定接点36との間に挟持され、可動接片3
5の弾性によりロックされて導電部材39と電気的に接
続される。44は電線挿入口43に近接して摺動可能に
設けられた解除ボタンで、この解除ボタン44を押す
と、可動接片35が押圧されてその先端部が電線46か
ら離れてロックを解除し、電線46を引抜くことができ
る。この単位端子33〜33nの他方の側(背面)は図
4(b)に示すように平坦で、ピン42の背面にはそれ
ぞれピン嵌入穴45が設けられている。
段の単位端子33のピン嵌入穴45に後段の単位端子3
3aのピン42を嵌合して一体的に結合し、以下順次後
段の単位端子33b〜33nのピン42を前後の単位端
子33a〜33n-1 のピン嵌入穴45に嵌合して、所望
数の単位端子33〜33nを有する端子台32を構成す
る。
するロータリーディップスイッチ、48a,48bはケ
ース本体10のねじ穴24a,24bに対応して設けら
れたねじ挿通穴で、ねじ49a,49bが挿通される。
30に設けたコネクタ31a,31bが位置するコ字状
の切欠き部51が設けられており、後面側には端子台3
2が位置するコ字状の切欠き部54が設けられていて、
両切欠き部51,54の下部には、外方を開放して側壁
52,55が垂下している。53a,53bは切欠き部
51の両側下方に設けられ、ケース本体10の嵌合部1
8a,18bに嵌合する嵌合片である(図2(c)参
照)。
縁に設けられ、ケース本体10の突起部15a,15b
が嵌合する嵌合部、57a,57b(但し図には57a
は示してない)は嵌合部56a,56bの内縁に沿って
垂下した係止片で、ケース本体10の係止部16a,1
6bに係止する係止爪58a,58bが設けられている
(図2(b),(c)参照)。59はプリント基板30
に設けたロータリーディップスイッチ47の表示窓であ
る。
例を説明する。なお、プリント基板30には信号処理用
の電気回路が形成され、コネクタ31a,31b、端子
台32等が取付けられているものとする。 (1)ケース本体10の後面側の開口部からケース本体
10内にプリント基板30を挿入し、その先端部の両隅
部をケース本体10の前面側両隅部に設けたプリント基
板挿入部26a,26bに挿入し、プリント基板30を
載置台23上に載置する。 (2)ついで、プリント基板30のねじ挿通穴48a,
48bをケース本体10のねじ穴24a,24bに整合
させ、ねじ49a,49bを挿入して螺入し、プリント
基板30をケース本体10に固定する。
53bをケース本体10の嵌合部18a,18bに嵌入
し、その後面側を圧下する。これにより、カバー50に
設けた係止片57a,57bが下降し、その係止爪58
a,58bがケース本体10の係止部16a,16bに
係止すると共に、その嵌合部56a,56bがケース本
体10の突起部15a,15bに嵌合し、カバー50は
ケース本体10に一体的に結合される。このとき、コネ
クタ31a,31bはカバー50の切欠き部51内に、
また、端子台32は切欠き部54内に位置し、さらに、
ロータリーディップスイッチ47は表示窓59内に位置
する。
は、先ず、ケース本体10に形成された切欠き部17
a,17bにマイナスドライバ等を差込んで回転する。
これにより、カバー50の後面側が上昇して係止爪58
a,58bが係止部16a,16bから外れるので、カ
バー50の後面側を持ち上げながら後方に引けば、カバ
ー50を容易にケース本体10から取外すことができ
る。以後組立時の反対の順序で取外せば、図1の状態に
分解される。
は、ケース本体10へのプリント基板30の取付けは、
プリント基板30の一端をケース本体10の隅部に設け
たプリント基板挿入部26a,26bに挿入し、他方の
側をねじ49a,49bで固定するだけなので、ねじの
数を減らすことができ、その上取付けが容易で取付時間
を短縮することができる。また、カバー50も一端に設
けた嵌合片53a,53bをケース本体10に設けた嵌
合部18a,18bに嵌入し、他端を圧下して係止爪5
8a,58bをケース本体1の係合部16a,16bに
係止させてワンタッチで結合するようにしたので、ねじ
が全く不要になり、操作も簡単でその上確実に固定する
ことができる。
器の多数の電線が接続されるが、これらの電線が接続さ
れる端子部は、前面側(一次端子群)と後面側(二次端
子群)とに離れて設けられ、例えば、2本の取付腕19
a,19bが設けられた側の端子(一次端子群)に火災
受信機の電線を接続し、1本の取付腕21が設けられた
側の端子(二次端子群)に端末機器の電線を接続するこ
とにより、誤配線のおそれがなく、確実に電線を接続す
ることができ、電線がからまったりすることもない。ま
た、差込式端子台を用いたので、電線の着脱がきわめて
容易で、着脱時間を大幅に短縮することができる。
は、接続される端末機器の数や種類によって異なるの
で、上述のような容易に所望数の変更が可能な端子台3
2が使用される。これに対して、一次端子群に接続され
る火災受信機の電線の数は、基本的に定まっている(実
施例では4本)。また、この中継器は通常複数台まとめ
て設置され、火災受信機からの電線はそれぞれ送り配線
になるように接続される。このため、一次端子群にコネ
クタ式の端子台31a,31bを利用すると、結線作業
を容易に行うことができる。
お、第1の実施例と同じ部分にはこれと同じ符号を付
し、説明を省略する。ケース本体10は側壁12a,1
2bの上縁の前面側から後面側に向ってほぼ3分の1の
位置に突起部15a,15bを設けると共に、その下部
に貫通穴又は凹部からなる係止部27a,27bを設
け、また、前面側の両隅部にプリント基板挿入部26
a,26を設ける代りに、前面側に設けた凹部14の底
部に突片28を設け、この突片28と載置台23との間
にプリント基板挿入部29を設けたものである。
を構成するコネクタ31a,31bに代えて、端子台3
2と同じ構造の差込式端子台32aを設けたものであ
る。さらに、カバー50は、前面側の切欠き部51の側
壁52を省略すると共に、ケース本体10の突起部15
a,15bに対応して嵌合部56a,56bを設けると
共に、嵌合部56a,56bの内縁に沿って垂下したの
ち上方に折り曲げられたほぼJ字状の係止片60a,6
0bが設けられており、その自由端は嵌合部56a,5
6b内からカバー50の上面に突出している。61a,
61bは係止片60a,60bの外壁に設けられた係止
爪である。
立順序の一例を説明する。先ず、ケース本体10の後面
側の開口部からケース本体10内にプリント基板30を
挿入し、その先端部をケース本体10に設けたプリント
基板挿入部29に嵌入し、プリント基板30を載置台2
3上に載置する。ついで、プリント基板30のねじ挿通
穴48a,48bにねじ49a,49bを挿通してケー
ス本体10のねじ穴24a,24bに螺入し、プリント
基板30をケース本体10に固定する。
をケース本体10の嵌合部18a,18bに嵌入し、そ
の後面側を圧下する。これにより、ケース本体10に設
けた突起部15a,15bがカバー50の嵌合部56
a,56bに嵌合して係止片60a,60bをロックす
ると共に、係止片60a,60bの係止爪61a,61
bがケース本体10の係止部27a,27bに係止し、
両者は一体的に結合される。
は、カバー10から突出している係止片60a,60b
を2本の指で内側に押圧しながら上方に引上げる。これ
により、係止爪61a,61bが係止部27a,27b
から外れるので、カバー50の後面側を持ち上げながら
後方に引けば、カバー50をケース本体10から容易に
取外すことができる。
盤等へ取付ける手順について説明する。図6は中継器盤
の要部を示す斜視図で、70は中継器盤、71はその底
板である。72はレールで、断面ほぼコ字状の本体73
と取付片74とからなり、取付片74はねじ、リベッ
ト、溶接あるいは一体成形等により底板71に固定され
ている。そして、本体73の取付片74の反対側には、
幅L3 の垂下片75と、幅L4 の切欠き部76とが長手
方向に交互に設けられている。
ケース本体10の取付腕19a,19bの内縁部間の間
隔L1 (図1参照)とほぼ等しく、L1 ≧L3 に形成さ
れており、また、切欠き部76の幅L4 は、取付腕19
a,19bの内縁部から、ケース本体10の幅方向の外
縁部までの幅L2 (図1参照)の2倍の長さとほぼ等し
く、2L2 ≦L4 に形成されている。但し、切欠き部7
6の幅L4 はこれに限定するものではなく、2L2 より
広ければよい。
中心部からレール72と直交し、かつ、垂下片75から
L6 隔てた位置において、底板71に設けたねじ穴(図
示せず)に螺入された固定ねじである。この距離L
6 は、ケース本体10の取付腕19a,19bの先端部
から、取付腕21のだるま穴22の大径部の中心までの
長さL5 (図1参照)とほぼ等しくL5 ≦L6 に形成さ
れている。
70に中継器を取付けるには、図7(a)に示すよう
に、取付腕19a,19bをレール72の垂下片75の
両側近傍に位置させると共に、取付腕21のだるま穴2
2の大径部を固定ねじ77に嵌入し、中継器1を底板7
1上に載置する。ついで、図7(b)に示すように、中
継器1を底板71に沿って矢印a方向に摺動させると、
取付腕19a,19bは垂下片75の両側、つまり切欠
き部76からレール72内に挿入され、固定ねじ77は
だるま穴21の小径部内に位置する。この状態では取付
腕19aが垂下片75に引掛っているので、手を離して
も下に落ちることはなく、固定ねじ77を締付ければ、
中継器1は所定の位置に確実に固定される。このように
して、複数の中継器1をレール72の垂下片75ごとに
取付けることができる。中継器1を中継器盤70から取
外すには、固定ねじ77を緩めて中継器1を矢印b方向
に摺動させ、固定ねじ77をだるま穴22の大径部内に
位置させて持上げればよい。
9bを有し、後面側に1つの取付腕21を有する中継器
について説明したが、本実施例は、図8に示すように、
中継器1の前面側と後面側にそれぞれ1つの取付腕1
9,21を設けたものである。本実施例に係る中継器1
を中継器盤等に取付けるには、図8に示すように、レー
ル72に取付腕19の幅とほぼ等しい幅の切欠き部78
を設け、この切欠き部78に取付腕19を挿入し、取付
腕21のだるま穴22に挿入した固定ねじ77を締付け
ればよい。
前面側の取付腕を中継器盤等に設けた切欠き部に挿入
し、後面側の取付腕をねじ止めして固定するようにした
ので、固定ねじは1本あればよく、このため中継器盤等
への取付がきわめて容易であり、短時間で着脱すること
ができる。なお、本発明に係る中継器1も、従来通り取
付腕19,19a,19bのねじ挿通部20,20a,
20bにねじを挿通し、また、取付腕21のだるま穴2
2にねじを挿通して、中継器盤等にねじ止めしてもよ
い。この場合も、ねじは2本又は3本でよいので従来よ
りもねじを減らすことができ、取付作業が簡単になる。
9b側(レース72に取付けられる側)に一次端子群を
設け、その反対側に二次端子群を設けた場合を示した
が、レール72に取付けられる側に二次端子群を設け、
その反対側に一次端子群を設けてもよい。また、二次端
子群(及び一次端子群)を構成する差込式端子台32
(32a)は図示のものに限定するものではなく、差込
方式のものであれば他の構造のものを用いてもよい。
2bの後面側に係止部16a,16b(又は27a,2
7b)を設け、カバー50の後面側にこれに係止する係
止片57a,57b(又は60a,60b)を設けた場
合を示したが、これら係止部及び係止片は、ケース本体
10の後壁(取付腕21の両側)及びカバー50の後壁
(切欠き部54の両側)に設けてもよい。
次のような効果を得ることができる。 (1)ケース本体に設けた嵌合部にカバーに設けた嵌合
片を嵌合してカバーの他方の側を圧下し、カバーに設け
た係止片をケース本体の係止部に係止させて両者を一体
的に結合するようにしたので、1本のねじも使用せずに
カバーをワンタッチでケース本体に取付けることができ
る。このため、カバーの着脱が容易になり、工数を大幅
に低減できるので、ねじの不使用と相俟ってコストを低
減することができる。
左右に離して設け、一次端子群に火災受信機の電線を接
続し、二次端子群に端末機器の電線を接続するようにし
たので、誤配線のおそれがなく電線を確実に接続するこ
とができ、その上電線がからまることもない。
少なくとも一方を差込式端子台で構成し、例えば、端末
機器の電線を差込式端子台の電線挿入口に挿入して自動
的に接続するようにして、従来のようなねじによる電線
の接続作業をなくしたので、作業能率を大幅に向上する
ことができ、このための工数を低減することができる。
にあたっては、プリント基板の先端部をケース本体のプ
リント基板挿入部に挿入し、他方の側をねじによりケー
ス本体に固定するようにしたので、従来に比べてねじの
数を減らすことができると共に、プリント基板の着脱作
業が簡単になり、そのための工数を減らすことができ
る。
災受信機の電線が接続されたコネクタをこれに接続する
ようにしたので、電線の接続作業が容易になるばかりで
なく、誤配線を確実に防止することができる。
の取付腕を設け、他方の側にだるま穴を有する1つの取
付腕を設け、この中継器を中継器盤等に取付けるにあた
っては、中継器盤等に設けたレールの切欠き部の近傍に
一方の取付腕を位置させ、他方の取付腕のだるま穴に中
継器盤等に設けた固定ねじを嵌入し、中継器を摺動させ
て取付腕をレールの切欠き部内に挿入し、固定ねじを螺
入して1本のねじにより取付けるようにしたので、固定
ねじを減らすことができると共に、着脱作業が容易にな
り、そのための作業工数を低減することができる。
は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
で、(a)は正面図、(b)は背面図である。
を示す斜視図である。
順の説明図である。
付けを説明するための斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 火災受信機が接続される一次端子群と、
端末機器が接続される二次端子群と、前記火災受信機及
び端末機器からの信号を処理する電気回路が設けられた
プリント基板とを有する中継器において、 一方の側に嵌合部が、他方の側に係止部が設けられて前
記プリント基板が装着されるケース本体と、一方の側に
嵌合片が、他方の側に係止片が設けられ前記ケース本体
の上部を覆うカバーとを備え、 前記ケース本体の嵌合部にカバーの嵌合片を嵌合すると
共に、前記係止部に係止片を係止させて前記ケース本体
とカバーとを一体に結合することを特徴とする火災報知
設備の中継器。 - 【請求項2】 火災受信機が接続される一次端子群と、
端末機器が接続される二次端子群と、前記火災受信機及
び端末機器からの信号を処理する電気回路が設けられた
プリント基板とを有する中継器において、 前記一次端子群をプリント基板の一方の側に、前記二次
端子群を該プリント基板の他方の側に設けたことを特徴
とする火災報知設備の中継器。 - 【請求項3】 火災受信機が接続される一次端子群と、
端末機器が接続される二次端子群と、前記火災受信機及
び端末機器からの信号を処理する電気回路が設けられた
プリント基板とを有する中継器において、 前記一次端子群と二次端子群の少なくとも一方を差込式
端子台で構成したことを特徴とする火災報知設備の中継
器。 - 【請求項4】 プリント基板が装着されるケース本体の
一方の側にプリント基板挿入部を設け、前記プリント基
板の一端を該プリント基板挿入部に挿入し、該プリント
基板の他方の側を前記ケース本体にねじ止めしたことを
特徴とする請求項1,2又は3記載の火災報知設備の中
継器。 - 【請求項5】 一次端子群をコネクタで構成したことを
特徴とする請求項1,2,3又は4記載の火災報知設備
の中継器。 - 【請求項6】 プリント基板が装着されるケース本体の
一方の側に1つ又は2つの取付腕を設け、他方の側にだ
るま穴を有する1つの取付腕を設けたことを特徴とする
請求項1,2,3,4又は5記載の火災報知設備の中継
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02970294A JP3324016B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 火災報知設備の中継器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02970294A JP3324016B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 火災報知設備の中継器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07239986A true JPH07239986A (ja) | 1995-09-12 |
JP3324016B2 JP3324016B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=12283449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02970294A Expired - Lifetime JP3324016B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 火災報知設備の中継器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324016B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11114158A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-27 | Toyo Kako Kk | パチンコ遊技機 |
JPH11154547A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Fujitsu Denso Ltd | ケーブル接続装置 |
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JP2001126160A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 検知器 |
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KR100939841B1 (ko) * | 2007-11-26 | 2010-02-02 | 올라이트라이프주식회사 | 자동화재탐지설비용 중계기 |
JP2012204021A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 発光モジュールユニット及び照明器具 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP02970294A patent/JP3324016B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3324016B2 (ja) | 2002-09-17 |
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