JP2012204021A - 発光モジュールユニット及び照明器具 - Google Patents

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崇文 大石
Keiichi Shimizu
恵一 清水
Hiroaki Watanabe
博明 渡邉
Kenji Sugiyama
謙二 杉山
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Abstract

【課題】位置決めが容易であり、取付け作業性の効率化が可能な発光モジュールユニット及びこの発光モジュールユニットが配設された照明器具を提供する。
【解決手段】本発明は、略四角形状に形成された基板2と、この基板2に実装された発光素子3とを備えた発光モジュール1と、この発光モジュール1の一辺側に外側方向へ突出して設けられ、挿入されて係止される係止片51と、前記一辺側と対向する他辺側に外側方向へ突出して設けられ、固定手段52bによって固定される固定片52とを備える発光モジュールユニット4である。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、光源としてLED等の発光素子を用いた発光モジュールユニット及びこの発光モジュールユニットが配設された照明器具に関する。
近時、LEDの高出力化、高効率化及び普及化に伴い、光源としてLEDを用いた屋内又は屋外で使用される照明器具が開発されている。この照明器具は、LEDを基板に複数実装してLEDモジュールを構成し、このLEDモジュールを照明器具に配設してLEDモジュールから出射される光によって所定の光量を得るようにしたもので、例えば、オフィスの天井面等に取付けられてオフィス内の全般照明として使用されるベースライトとして用いられている。
このような照明器具におけるLEDモジュールは、照明器具に配設するに際し、複数個所をねじ止めすることによって取付けられるようになっている。
東芝ライテック株式会社|プレスリリース|2010年10月20日[平成23年3月3日検索]インターネット(http://www.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p101020/p101020.htm) 総合効率100lm/W以上の「LEDベースライト」新発売|ニュースリリース2010年|パナソニック電工株式会社|panasonic[平成23年3月3日検索]インターネット(http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/1007/1007-5.htm)
しかしながら、複数個所をねじ止めすることによって取付ける場合、LEDモジュールの位置決めが容易ではなく、取付け作業の効率が低下するという課題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、位置決めが容易であり、取付け作業性の効率化が可能な発光モジュールユニット及びこの発光モジュールユニットが配設された照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による発光モジュールユニットは、略四角形状に形成された基板と、この基板に実装された発光素子とを備えた発光モジュールとを備えている。
また、発光モジュールの一辺側に外側方向へ突出して設けられ、挿入されて係止される係止片と、前記一辺側と対向する他辺側に外側方向へ突出して設けられ、固定手段によって固定される固定片とを備えている。
本発明の実施形態によれば、位置決めが容易であり、取付け作業性の効率化が可能な発光モジュールユニット及びこの発光モジュールユニットが配設された照明器具を提供することできる。
本発明の第1の実施形態に係るLEDモジュール示す平面図である。 複数のLEDモジュールを横長長方形に対応して配設した状態を示す平面図である。 複数のLEDモジュールを正方形角形に対応して配設した状態を示す平面図である。 LEDモジュールが配設された照明器具を示す斜視図である。 同照明器具を分解して示す斜視図である。 同照明器具において、カバー部材を取外して前面側から見た平面図である。 LEDモジュールを示す斜視図である。 LEDモジュールの取付構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るLEDモジュールの取付構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るLEDモジュールの取付構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るLEDモジュールの取付構成を示す斜視図である。 同結線図である。 本発明の第5の実施形態に係るLEDモジュールの取付構成を示す斜視図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図8を参照して説明する。図1乃至図3は、発光モジュールとしてLEDモジュールを示し、図4乃至図8は、LEDモジュールが配設された照明器具を示している。なお、各図において同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、LEDモジュール1の表面側を示している。LEDモジュール1は、基板2と、この基板2に実装された複数の発光素子としてLED3とを備えている。このLEDモジュール1は、略正方形に形成され、一辺の長さ寸法を200mm+0%〜−20%、すなわち、単位寸法Lを160〜200mmとしている。
具体的には、基板2は、一辺の長さ寸法を160〜200mmとする略正方形状に形成されており、絶縁材であるガラスエポキシ樹脂の平板からなり、表面側には銅箔で形成された配線パターンが施されている。また、適宜白色のレジスト層が施されるようになっている。
なお、基板2の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合には、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用できる。
LED3は、表面実装型のLEDパッケージである。概略的にはセラミックスや合成樹脂で形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。
LEDチップは、青色光を発光する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。
なお、LEDは、LEDチップを直接基板2に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
このように構成されたLEDモジュール1は、光出力が770〜1300lmであって、定格消費電力が16W以下に設計されている。換言すれば、単位寸法L(160〜200mm)を一辺の長さ寸法とする正方形あたりの光出力が770〜1300lmであるとともに、単位寸法Lを一辺の長さ寸法とする正方形あたりの定格消費電力が16W以下に設計されている。したがって、このLEDモジュール1は、後述するように、サイズ及び性能面において共通化しやすい構成となっている。
次に、上記LEDモジュール1を設計するにあたっての技術的根拠について説明する。基本的には、既存の蛍光ランプと性能的に互換性を満たすような設計思想に立脚している。
[LEDモジュールのサイズ]
現状のオフィス照明において最も普及している光源として蛍光ランプを用いた照明器具のサイズ、形状は、4フィート(約1200mm)サイズを基準とする横長長方形状のベースライト及び600mmサイズを基準とする正方形角形のベースライトである。
これら双方のサイズの照明器具に対応させるためには、横長長方形状のベースライトにおいては、図2に示すように、LEDモジュールを長手方向に6個並べ、正方形角形のベースライトにおいては、図3に示すように、四角形状に8個並べ、この場合、一辺の長さ寸法を200mmとする正方形のLEDモジュールを用いるのがサイズ上、好適となる。
しかしながら、実際には、例えば、複数並べられたLEDモジュールにおいて、隣接するLEDモジュール間の相互に対向する辺の間には、連結構造による隙間や照明器具の細部構造に起因する隙間等の離間寸法αが生じる可能性があるため、一辺の長さ寸法は、200mm−αとする。また、この離間寸法αの生じる割合は、構造的に最大20%程度と考えられるため、一辺の長さ寸法は、200mm+0%〜−20%となり、結論的には、単位寸法Lは、160〜200mmとなる。
[LEDモジュールの光出力(光束)]
前記照明器具に用いられる蛍光ランプの光束として、FLR形(ラピッドスタート形)定格ランプ電力40Wの3000lmからHf形(高周波専用点灯形)定格ランプ電力32Wの4950lm(高出力点灯時45W)までの範囲に対応させることを前提とする。
日本電球工業会規格JEL801「L形ピン口金GX16t−5付直管形LEDランプシステム」には、FLR形40W(光束3000lm)と同程度の照度を確保するためには、直管形LEDランプでは、光束が2300lm必要との旨が示されている。
このJEL801に従えば、蛍光ランプ2灯用の照明器具相当に対応させて構成するには、FLR形40W(光束3000lm)×2灯の光束は、LEDランプでは、4600lmとなる。
したがって、この光束4600lmを本LEDモジュールでは、6個で分担することになるので、1個のLEDモジュールあたりの光束は、4600lm/6≒770lmとなる。
一方、Hf形32W(光束4950lm)×2灯の光束の場合は、同様にJEL801に従い、1個のLEDモジュールあたりの光束は、4950lm×2灯×(2300lm/3000lm)/6≒1265lmとなる。
よって、蛍光ランプ2灯用の照明器具相当に対応させるための1個のLEDモジュールあたりの光束の範囲は、700〜1300lm程度が適当であり、770〜1300lmが好適となる。
[LEDモジュールの効率]
効率の設定においては、蛍光ランプのFLR形40Wは、光束3000lm、定格ランプ電力40Wであるから効率は、3000lm/40W=75lm/Wとなる。これを基準としてLEDの場合に換算すると、75lm/W×(2300lm/3000lm)≒58lm/Wと導き出せる。
また、Hf形32Wは、光束3520lm、定格ランプ電力32Wであるから効率は、3520lm/32W=110lm/Wとなる。これを基準としてLEDの場合に換算すると、110lm/W×(2300lm/3000lm)≒84lm/Wと導き出せる。
LEDモジュールを用いる照明器具は、高効率のHf形蛍光ランプを用いる照明器具に置き換えていく使命があるため、Hf形蛍光ランプに対応する高効率値の84lm/Wを基準値として採用する。
[LEDモジュールの消費電力]
上記1個のLEDモジュールあたりの光束の範囲770〜1300lm及び効率の基準値84lm/Wから、光束770lmの場合は、770lm/(84lm/W)≒9.2W、光束1300lmの場合は、1300lm/(84lm/W)≒15.5Wとなる。
したがって、消費電力は、9〜16W程度となり、定格消費電力は、16W以下であることが好適となる。
[LEDモジュールの温度上昇]
LEDモジュールに通電されLEDが発光すると、温度が上昇し熱が発生する。LEDモジュールの放熱は、表面(LED実装面)からの放射が主体となり、表面上に僅かな対流が作用することとなる。このような条件下において、表面の熱伝達係数は、8W/mK程度は期待できる。
LEDモジュールの面積は、0.2m×0.2m=0.04mである。したがって、温度上昇1℃あたり8W/mK×0.04m=0.32W/mKの放熱が実現できる。
このため、15.5Wの電力を投入した場合の温度上昇は、15.5W/(0.32W/mK)=48.4℃と求められる。
周囲温度を30℃とし、温度上昇値48.4℃を加えると、LEDモジュールの表面温度は、78.4℃と想定される。この温度は、過度に高いものではなく、許容可能な値であると考えられる。
したがって、格別な放熱器を設ける必要がなく、設ける場合であっても簡素化された構成を採用することが可能となる。
[LEDモジュールの電気的接続]
LEDモジュールを最大8個直列に接続した場合に、回路電圧300V以下、又はLEDモジュールを最大4個直列に接続した場合に、回路電圧150V以下を基準として、1個のLEDモジュールの電圧を35Vと定め、標準電流を規定する。
具体的には、最大電力15.5W/35V≒450mAとなり、標準電流を450mAと規定することができる。
以上のような技術的根拠に基づいて本実施形態のLEDモジュール1は設計されたものである。したがって、サイズ的に取り扱いやすく、既存の蛍光ランプを光源とする照明器具のサイズに対応して配設が可能である。また、既存の蛍光ランプと性能的に互換性を有しているので、置き換えが可能であり、共通化しやすい効果を奏する。具体的には、蛍光ランプFLR形40Wの2灯用〜Hf形32Wの2灯用(高出力点灯)の照明器具における光源と同等の照明効果を実現することができる。
また、既存の蛍光ランプを光源とする照明器具と同様な照明設計を行うことが可能となり、設計の効率化を図ることができる。
さらに、LEDモジュール1は、過度な温度上昇が生じないため、格別な放熱器を設ける必要がなく、また、LED3の過度な温度上昇を回避することが可能となる。なお、放熱性の向上のため放熱構造を採ることを妨げるものではない。
次に、上記LEDモジュール1が配設された照明器具を図4乃至図8を参照して説明する。図4は、照明器具の斜視図を示しており、図5は、分解斜視図を示し、図6は、カバー部材を取外して前面側から見た平面図を示している。また、図7及び図8は、LEDモジュール1の取付構成を示している。
図4及び図5において、天井面へ設置される天井直付けタイプの照明器具が示されており、この照明器具は、4フィートサイズの横長の略直方体形状をなす器具本体10と、この器具本体10に配設されたLEDモジュール1とを備えている。また、このLEDモジュール1は、取付部材としての取付板11に取付けられるようになっている。
具体的には、器具本体10は、亜鉛めっき鋼板から形成され、略長方形状であって長手方向両側に側壁を有する樋状をなす天板部12と、この天板部12の長手方向に沿って両側に取付けられた枠部材13と、天板部12の両端部に取付けられた側板14とから構成されている。
取付板11は、アルミニウム材料等から略長方形状に形成されていて、器具本体10内に取付けられている。なお、取付板11は、合成樹脂材料によって形成されていてもよい。
LEDモジュール1は、長手方向に6個並べられて取付板11に並設して取付けられるようになっている。
図7及び図8に示すように、LEDモジュール1は、金属又は合成樹脂等によって形成された略四角形の浅い箱状の保持部材5に保持されている。したがって、本実施形態においては、このLEDモジュール1と保持部材5とによってLEDモジュールユニット4が構成されている。
保持部材5の一側における背面側には、係止片51が両側に一対形成されており、また、この一側と対向する他側の略中央部には、固定片52が形成されている。つまり、LEDモジュール1の一辺側に係止片51が設けられていて、この一辺側と対向する対向辺側である他辺側に固定片52が設けられている。
係止片51は、略四角形の爪状であり、外側方向に突出して形成されている。固定片52は、先端が弧状をなして、固定手段としての取付ねじ52bが貫通するねじ貫通孔52aを有し、外側方向に突出して形成されている。また、LEDモジュール1の他辺側には、受電側コネクタC1及び給電側(送り用)コネクタC2が設けられており、この受電側コネクタC1及び給電側(送り用)コネクタC2に対向して保持部材5の側面には、リード線等の導入孔53及び導出孔54が形成されている。
導入孔53には、電源側や隣接するLEDモジュールユニット4から導出されるリード線が導入されて受電側コネクタC1に接続され、導出孔54からは、給電側(送り用)コネクタC2に接続され先端部に接続コネクタC3を有するリード線が導出されて、隣接するLEDモジュールユニット4の受電側コネクタC1に接続される。このように順次隣接するLEDモジュールユニット4が電気的に接続されるようになる。
このように構成されたLEDモジュールユニット4は、図8に示すように、器具本体10側の取付板11に取付けられるようになっている。取付板11には、前面側へ向かって起立するような側壁が形成されており、この側壁に保持部材5の係止片51と対向して挿入部として係止孔11aが形成されている。この係止孔11aは、係止片51と略同等な大きさに形成された細長孔であり、係止片51が差し込まれて挿入されるようになっている。このような係止孔11aが、LEDモジュールユニット4が並設されてその係止片51が係止できるように、取付板11の一側に長手方向に沿って形成されている。
具体的な取付方法は、保持部材5の係止片51を取付板11の係止孔11aに差し込み挿入して係止する。その後、取付ねじ52bをねじ貫通孔52aに貫通させて、取付板11側の部位(ねじ穴)にねじ込む。これによりLEDモジュール1は、容易に位置決めされ、器具本体1側の取付板11に取付けることができ機械的に保持される。
なお、この機械的な保持とともに、電気的接続が行われるようにしてもよい。さらに、保持部材は、例えば、箱状に限らず、枠状に形成されていてもよく、また、係止片51及び固定片52がLEDモジュール1に直接的に設けられてLEDモジュールユニット4が構成されるようにしてもよい。要は、LEDモジュール1の一辺側に係止片51が配置されて設けられ、この一辺側と対向する他辺側に固定片52が配置されて設けられている構成であればよい。
図6に代表して示すように、LEDモジュール1、すなわち、LEDモジュールユニット4が取付部材としての取付板11に長手方向に並設されて配設された状態においては、この並設方向と直交する方向に前記係止片51及び固定片52が位置されるようになる。
つまり、隣接するLEDモジュールユニット4において、係止片51が設けられている一辺側及び固定片52が設けられている他辺側以外の辺が相互に対向して位置し境目を構成するようになる。
したがって、LEDモジュールユニット4の並設方向である光の連続する方向に係止片51及び固定片52が位置することなく、これらが位置することによる暗部の発生を回避することができる。
また、図5に示すように、点灯装置15が器具本体10の天板部12の内側に取付けられている。点灯装置15は、箱状のケース内に回路部品を収容して構成されており、商用交流電源ACに接続されていて、この交流電源ACを受けて直流出力を生成するものである。点灯装置15は、例えば、全波整流回路の出力端子間に平滑コンデンサを接続し、この平滑コンデンサに直流電圧変換回路及び電流検出手段を接続して構成されている。したがって、点灯装置15は、LEDモジュール1に接続されており、その直流出力をLED3に供給し、LED3を点灯制御するようになっている。
器具本体10の前面側には、LEDモジュールユニット4を覆うように透光性のカバー部材16が取付けられている。カバー部材16は、アクリル樹脂等から長方形状に形成されており、拡散処理が施されてLEDモジュール1から出射される光を拡散する機能を有するようになっている。
照明器具の設置状態において、点灯装置15に電力が供給されると、各LEDモジュール1に通電されLED3が点灯する。各LEDモジュール1は、消費電力16W以下において、光束770lm〜1300lmで光を出射する。出射された光は、透光性のカバー部材16を透過して下方に放射され所定範囲が照射される。
また、各LEDモジュール1から発生する熱は、各LEDモジュール1の表面上から放熱される。また、加えて、取付板11に伝導され放熱される。したがって、LEDモジュール1の温度上昇を効果的に抑制することができる。この場合、取付板11が熱伝導性の低い合成樹脂材料で形成されている場合であっても、LEDモジュール1の表面上から放熱され過度な温度上昇を回避することが可能となる。
このような構成の照明器具によれば、蛍光ランプFLR形40Wの2灯用〜Hf形32Wの2灯用(高出力点灯)の照明器具と同等の照明効果を得ることが可能となる。また、LEDモジュール1を器具本体10に取付ける場合、容易に位置決めされ取付けることができるので、組立作業の効率化を図ることができる。さらに、LEDモジュールユニット4が配設された状態においては、並設方向と直交する方向に係止片51及び固定片52が位置されるようになるので、並設方向である光の連続する方向に暗部が生じるのを回避することができる。
次に、本発明の第2の実施形態乃至第5の実施形態について図9乃至図13を参照して説明する。第2の実施形態乃至第5の実施形態は、LEDモジュール1における取付構成を示している。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
第2の実施形態は、図11に示すように、LEDモジュールユニット4は、第1の実施形態と同様な構成である。保持部材5の一側には、係止片51が両側に一対形成されており、また、この一側と対向する他側には、固定片52が形成されている。
一方、器具本体10側の取付板11には、挿入部として切込みによって前面側へ膨出変形させて形成した係止孔11aが形成されている。この係止孔11aは、保持部材5の係止片51と対向するようになっており、係止片51を係止孔11aに差し込み挿入して係止し、取付ねじ52bをねじ貫通孔52aに貫通させて、取付板11側のねじ穴にねじ込むことにより、LEDモジュール1は機械的に保持される。
したがって、LEDモジュール1は、容易に位置決めされて取付けることができるので、組立作業の効率化を図ることができる。
第3の実施形態は、図10に示すように、LEDモジュールユニット4は、第1の実施形態と同様な構成であるが、保持部材5の係止片51が一側の背面側方向へ僅かに延出して形成されている。一方、器具本体10側の取付板11の平面上には、挿入部として細長の係止孔11aが形成されている。
このような構成によれば、まず、係止片51を係止孔11aに対し、図示上、下側方向に挿入し、次いで水平方向に移動させることによって、係止させることができ、また、取付ねじ52bをねじ込むことによってLEDモジュール1を取付板11に機械的に保持できる。
したがって、LEDモジュール1は、容易に位置決めされて取付けることができるので、組立作業の効率化が可能となる。
次に、第4の実施形態につて図11及び図12を参照して説明する。図11及び図12に示すように、本実施形態では、係止片51を挿入部としての係止孔11aに係止することによってLEDモジュール1の機械的な保持と電気的な接続とを行う具体的な構成を示している。なお、図12は、電気的結線図を示している。
したがって、本実施形態では、係止片51は、導線性を有する導電端子として機能しており、この係止片51は、基板2に形成された配線パターンを介してLED3と電気的に接続されている。
器具本体10側の取付板11には、隣接する係止片51が挿入される、つまり、2つの係止片51が挿入される大きさの係止孔11aが形成されている。また、この係止孔11a内側には導電性の舌片11bが配設されている(図12参照)。
図12に示すように、LEDモジュール1が4個並設されて配置されている。各隣接するLEDモジュールユニット4の係止片51が係止孔11aに挿入され、この係止片51が導電性の舌片11bに接触し、隣接する係止片51が電気的に接続されるようになっている。したがって、4個のLEDモジュール1は、直列に接続されることとなる。
また、両端側に位置するLEDモジュールユニット4の端部側の係止片51には、点灯装置15の正極側端子、負極側端子が接続され、点灯装置15から直列に接続された各LEDモジュール1に電力が供給されるようになっている。なお、係止片51は、LEDモジュール1における基板2の端部に直接的に設けるようにしてもよい。
このような構成によれば、係止片51を係止孔11aに係止することによってLEDモジュール1の機械的な保持と電気的な接続との双方を同時に行うことが可能となる。
以上のように本実施例によれば、機械的な保持と電気的な接続との双方を兼ねる構成であり、一層組立作業性の効率を向上できるとともに、各LEDモジュール1の電気的接続に際し、コネクタ等による接続を不要とすることができ、コストを低減することが可能となる。
第5の実施形態は、図13に示すように、保持部材5の構成、つまり、係止片51及び固定片52の構成は、前記第4の実施形態と同様である。
LEDモジュール1の表面上の外周部には、点灯装置15としての機能を有する点灯回路部品Pが実装されている。したがって、この点灯装置15により直流出力がLED3に供給され、LED3が点灯制御されるようになっている。
このようなLEDモジュールユニット4の係止片51を係止孔11aに係止することによってLEDモジュール1の機械的な保持と電気的な接続との双方を同時に行うことが可能となる。この場合、LEDモジュール1には、点灯装置15が設けられているので、LEDモジュールユニットに商用電源を接続し供給することによってLED3を点灯制御することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、発光モジュールは、上記実施形態において説明した形態に限定されない。各種形態の発光モジュールに適用可能である。
また、発光素子は、LEDや有機EL等の固体発光素子が適用できる。発光素子を基板に実装する場合、発光素子を表面実装方式で実装する場合や発光素子を直接基板に実装する場合がある。発光素子の実装個数は、特段限定されるものではない。
また、取付部材には、照明器具の本体、ケース、反射板やシャーシ等と称されるものが含まれる。要は、発光モジュールユニットが取付けられる部材や部分を意味している。
1・・・発光モジュール(LEDモジュール)、2・・・基板、
3・・・発光素子(LED)、
4・・・発光モジュールユニット(LEDモジュールユニット)、
5・・・保持部材、10・・・器具本体、11・・・取付部材(取付板)、
11a・・・挿入部(係止孔)、51・・・係止片、52・・・固定片、
52b・・・固定手段(取付ねじ)

Claims (4)

  1. 略四角形状に形成された基板と、この基板に実装された発光素子とを備えた発光モジュールと;
    この発光モジュールの一辺側に外側方向へ突出して設けられ、挿入されて係止される係止片と;
    前記一辺側と対向する他辺側に外側方向へ突出して設けられ、固定手段によって固定される固定片と;
    を具備することを特徴とする発光モジュールユニット。
  2. 前記係止片は、機械的保持と電気的接続との双方の機能を有することを特徴とする請求項1に記載の発光モジュールユニット。
  3. 前記係止片が挿入される挿入部及び前記固定片が固定手段によって固定される部位を有する取付部材と;
    この取付部材に配設される請求項1又は請求項2に記載の発光モジュールユニットと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  4. 前記係止片が挿入される挿入部及び前記固定片が固定手段によって固定される部位を有する取付部材と;
    この取付部材に複数並設されるとともに、この並設方向と直交する方向に前記係止片及び固定片が位置されるように配設された請求項1又は請求項2に記載の発光モジュールユニットと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
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JPH07239986A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備の中継器
JP2004253364A (ja) * 2003-01-27 2004-09-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置

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