JP2002124350A - 情報コンセントおよびブランクアダプタ - Google Patents

情報コンセントおよびブランクアダプタ

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JP2002124350A
JP2002124350A JP2000312018A JP2000312018A JP2002124350A JP 2002124350 A JP2002124350 A JP 2002124350A JP 2000312018 A JP2000312018 A JP 2000312018A JP 2000312018 A JP2000312018 A JP 2000312018A JP 2002124350 A JP2002124350 A JP 2002124350A
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報コンセントを使用した配線作業の負担を
軽減する。 【解決手段】 本実施形態の情報コンセントのアダプタ
50およびブランクアダプタ110には、隣接するアダ
プタの可変位壁の弾性変形を妨げないための切欠部6
8,118が設けられているため、その隣接するアダプ
タへのモジュラジャック10の着脱を容易に行うことが
できる。そして、情報コンセントを取付枠90に配設す
る際には、アダプタ50を取付枠90に取り付けた後に
モジュラジャック10をアダプタ50に装着するという
手順をとることもできるし、或いは、アダプタ50にモ
ジュラジャック10を装着した後にアダプタ50を取付
枠90に取付けるという手順をとることもできるため、
作業の自由度が向上し、延いては、作業負担が軽減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物内に配線さ
れる通信線を中継するために建物の壁内などに配設され
る情報コンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク技術の発展により、
建物内には、LAN(ローカルエリアネットワーク)や
ISDN(総合デジタル通信網)などの様々な通信回線
用のケーブルが配線されることが多くなっている。その
ため、これら各種の通信線を壁内から部屋に引き出すた
めに、モジュラジャックを備えた情報コンセント(即
ち、通信線を中継するために建物の壁内などに配設され
る埋込型の情報コンセント)の設置数も増加している。
【0003】この種の情報コンセントとしては、モジュ
ラプラグに接続可能なモジュラジャックと、壁面に固定
される取付枠に対してモジュラジャックを保持した状態
で取り付けるためのアダプタとを備えたものが知られて
いる。このアダプタは、モジュラジャックを挿入可能な
中空部と、この中空部を形成する側壁の一部分である弾
性変形可能な可変位壁と、この可変位壁からモジュラジ
ャックを収容する空間に向けて突出してモジュラジャッ
クの脱落を防止する係合突起を備えており、可変位壁が
変形することにより、挿抜自在に中空部内にモジュラジ
ャックを保持できるよう構成されている。また、アダプ
タは、共通の取付枠に複数個隣接して取り付けできるよ
うになっており、これによって、複数の情報コンセント
を一カ所にまとめることが可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、取付枠
の枠内に取り付けられたアダプタ同士の間には隙間があ
まり設けられておらず、あるアダプタの可変位壁が、隣
接する他のアダプタに近接することがあった。その場
合、取付枠に複数のアダプタが取り付けられた状態で
は、可変位壁の変位範囲が制限され、モジュラジャック
をアダプタに着脱することが容易でなく、配線作業に手
間がかかっていた。
【0005】また、取付枠の内の不使用部分を塞ぐため
のブランクアダプタによって、アダプタの可変位壁の変
位範囲が制限されることもあり、その場合にも、モジュ
ラジャックのアダプタへの着脱に手間がかかることがあ
った。本発明は、こうしたことを背景としてなされたも
のであり、情報コンセントを使用した通信線の配線作業
を簡単にできるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
に鑑み、本発明(請求項1)においては、モジュラジャ
ックを着脱するための可変位壁を有すると共に共通の取
付枠に他のアダプタと隣接して取付可能に形成されるア
ダプタには、他のアダプタの可変位壁の変位範囲に含ま
れることになる部位に、その他のアダプタの可変位壁の
弾性変形を阻害しないための切欠部を設けている。
【0007】そのため、可変位壁の弾性変形の自由度が
上がり、隣接するアダプタへのモジュラジャックの着脱
を容易に行うことができる。そして、情報コンセントを
取付枠に配設する際には、アダプタを取付枠に取り付け
た後にモジュラジャックをアダプタに装着するという手
順をとることもできるし、或いは、アダプタにモジュラ
ジャックを装着した後にアダプタを取付枠に取付るとい
う手順をとることもできるため、作業の自由度が向上
し、延いては、作業負担が軽減される。
【0008】この発明は、可変位壁の変位範囲(モジュ
ラジャックの着脱の際に動く範囲)が大きい程、その適
用の効果が顕著に現れるので、好適である。例えば、請
求項2に記載の様に、可変位壁が、中空部を形成する側
壁に形成された対の切れ込みにより、板ばね状に形成さ
れている場合には、可変位壁は弾性変形しやすく、アダ
プタへのモジュラジャックの着脱はより行いやすくなる
が、可変位壁の変位範囲が大きくなると考えられる。従
って、隣接するアダプタなどにその動きが阻害される可
能性も高い。そこで、請求項1記載の発明を適用すると
好ましく、上記効果を顕著に得ることができる。
【0009】上記発明によれば、配線の作業負担が軽減
されるが、更には、請求項3に記載の如く、導線とコン
タクトとの電気的接続を図るための接続端子にスリット
を設け、そのスリットに被覆線が挿入されると、スリッ
トの縁部が絶縁被覆を切りながら芯線を挟み込むよう構
成するとよい。そうすれば、被覆線をモジュラジャック
に接続する際には、絶縁被覆を剥がすことなく、芯線を
接続端子に電気的に接触させることができるので、その
分、配線作業が軽減される。
【0010】ところで、互いに異なる通信回線におい
て、同種のケーブルが使用されることがある。例えば、
LANとISDN回線では、同種のケーブルとして4対
のツイストペアからなるケーブルが使用されることがあ
る。この場合、ケーブルが同種であることから、モジュ
ラジャックも同様の構成となるため、錯誤により、モジ
ュラジャックの選択を間違える可能性がある。
【0011】そこで、請求項4に記載の様に、モジュラ
ジャックには、当該情報コンセントが適用されるべき通
信回線の種別に対応した色彩を施しておくと良く、そう
すれば、上記のような間違いを防ぐことができる。例え
ば、ケーブルに通信回線種別毎の色が付されている場合
には、それと同色をモジュラジャックに付すとよい。
【0012】また、異なる通信回線に対して同様な構成
のモジュラジャックが使用される場合には、モジュラジ
ャック(情報コンセント)を壁面などに取付けた後、そ
の情報コンセントにどの種の通信回線が割り当てられた
かが分かり難くなってしまうことが考えられる。
【0013】そこで請求項5に記載の様に、モジュラジ
ャックの内、モジュラプラグが挿入される側から視認可
能な部位に、通信回線に対応した色彩を施すようにする
と良い。そうすれば、情報コンセントを取付枠に取り付
けた状態であっても、モジュラプラグが挿入される方向
から色を識別することにより通信回線の種別を容易に知
ることができる。そのため、通信回線の配線作業を、容
易かつ間違えなく行うことができる。
【0014】なお、取付枠の内の不要部分には、そこを
塞ぐためのブランクアダプタが設けられることがある
が、このブランクアダプタが、上記アダプタの可変位壁
の弾性変形を妨げることも考えられる。そこで請求項6
に記載の様に、ブランクアダプタにおいて、取付枠への
取付けによりアダプタの可変位壁の変位範囲に含まれる
ことになる部位には、その可変位壁の弾性変形を阻害し
ないための切欠部を設けると良い。そうすれば、上記発
明と同様の効果を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に説明する。本実施形態の情報コンセントは、図1に
示すように、モジュラプラグが接続されるモジュラジャ
ック10と、壁面などに固定される取付枠90にモジュ
ラジャック10を取り付けるためのアダプタ50とを備
えている。
【0016】まずモジュラジャック10は、図1〜図3
に示す様に、ケーシング12、コンタクト14、プリン
ト基板16、ケーブル保持部18、接続端子20、端子
支持部22、扉部24を備えている。ケーシング12
は、略長方形の板状部12aと、この板状部12aの長
手方向の一端にモジュラプラグを挿入可能に形成された
プラグ収容部12bとから構成されている。コンタクト
14は、モジュラプラグの接触子に弾性的にしかも電気
的に接触するためのものであり、プラグ収容部12bの
内部に突出するよう設けられている。
【0017】ケーブル保持部18は、板状部12aの長
手方向の他端に設けられており、通信回線を構成するケ
ーブル42(後述する)を保持する。より詳しくは、ケ
ーブル保持部18には、一対の突出部18aが設けられ
ており、その突出部18aの間にケーブル42を狭持す
るよう構成されている。
【0018】このケーブル保持部18とプラグ収容部1
2bとの間には、ケーブル42を構成する導線40との
電気的接続を図るための接続端子20が突設されてい
る。この接続端子20および前述のコンタクト14は、
共に板状部12a状に載置されたプリント基板16に半
田付けされ、このプリント基板16を介して互いに電気
的に接続されている。なお、端子支持部22はプリント
基板16の上において、接続端子20を支持するための
ものであり、接続端子20に沿って突出し接続端子20
を支持する支持突起22aを有している。
【0019】図4は、図3におけるA−A断面を示す図
であり、接続端子20付近の構成を詳細に示している。
図4に示すように、接続端子20には、導線を狭持可能
なスリット20aが形成されている。スリット20a
は、導線40として被覆線が挿入されると、その縁部で
絶縁被覆40aを切りながら芯線40bを挟み込むよう
に形成されている。なお、本実施形態のモジュラジャッ
ク10には、4対のツイストペアからなるケーブル42
の8本の導線40を夫々接続できるように、これら導線
40と同数の接続端子20が設けられている。また、各
接続端子20のスリット20aは、複数の導線40をま
とめて狭持できる程度の長さ(深さ)を有している。
【0020】扉部24は、プラグ収容部12bのモジュ
ラプラグを挿入するための開口を開閉するためのもので
あり、軸24aを中心に回転させることで、プラグ収容
部12bの開口を開閉できるように形成されている。プ
ラグ収容部12bの上部には、扉部24を収容可能な扉
収容部12cが形成されており、そして扉収容部12c
の内部には、扉部24の軸24aを摺動させるための溝
12dが形成されており、開けられた扉部24は、溝1
2dに沿って軸24aを滑らせることによって、扉収容
部12c内に収容できる。
【0021】なお、プラグ収容部12bや扉部24の前
面(即ち、モジュラプラグが挿入される側から視認可能
な部位)には、当該情報コンセントが適用される通信回
線の種別に対応した色彩(具体的には、その通信回線の
ケーブルと同じ色)が施される。また、ケーブル保持部
18にも同様の色彩が施される。
【0022】次に、アダプタ50は、図1、図2、図5
などに示すように、中空部52を有する略箱状体に形成
されており、その両側には段部54が形成され、それら
両段部54の側縁には、側方に突出する一対の係止爪5
6が突設されている。なお、図5は、取付枠にアダプタ
50およびブランクアダプタ110を取り付けた様子を
示す説明図であり、図5(b)は、その様子を後方から
示す図であり、図5(a)は、図5(b)におけるB−
B断面図である。
【0023】中空部52は、アダプタ50の背面におい
てモジュラジャック10を挿入するための挿入口58を
有し、一方アダプタ50の前面において、モジュラジャ
ック10のプラグ収容部12bを前方に露出させて、モ
ジュラプラグと接続できるようにするための前面開口6
0を有している。
【0024】この中空部52の上部を形成する側壁に
は、挿入口58から中空部52の内部方向に向けて一対
の切れ込み62が形成されている。この切れ込み62に
挟まれた部分が舌片状(換言すれば板ばね状)になり、
容易に弾性変形できる可変位壁64となる。可変位壁6
4には、モジュラジャック10が配置される空間(本実
施形態では中空部52)に向けて突出する係合突起66
が設けられている。
【0025】中空部52にプラグ収容部12bの前部が
挿入されると、可変位壁64が弾性変形して中空部52
の挿入口を広げ、その後、プラグ収容部12bが完全に
中空部52に挿入されると、可変位壁64の弾性変形が
解除され、そして係合突起66がプラグ収容部12bの
後部に係合して、モジュラジャック10の脱落を防止す
る。モジュラジャック10をアダプタ50から取り外す
には、可変位壁64をモジュラジャック10から離れる
ように弾性変形させ、その状態でモジュラジャック10
を中空部52から抜き取ればよい。この様に、アダプタ
50には、モジュラジャック10が容易に着脱できるよ
うに保持される。
【0026】一方、中空部52の下部を形成する側壁に
は、切欠部68が形成されている。この切欠部68は、
当該アダプタ50の下方に隣接して他のアダプタが配置
された場合でも、その隣接した他のアダプタの可変位壁
の弾性変形を妨げないために設けられている。
【0027】以上の様に構成されたアダプタ50は、規
格化されたモジュール寸法の配線器具を壁面などに取り
付けるための取付枠90に固定される(図1、図5参
照)。取付枠90には、一個モジュール寸法の配線器具
(例えば、本発明に係る情報コンセントやブランクアダ
プタなど)を3個並べて取り付けできる大きさの取付窓
92が形成されている。取付窓92を囲む両側辺部92
a,92bには、アダプタ50の両側縁に突設された係
止爪56と係合する係合孔93を有し、このうち第1の
側辺部92aには第2の側辺部92bとの間の距離を変
えるように撓むことのできる撓み片94が形成されてい
る。
【0028】取付枠90にアダプタ50を取り付ける際
は、取付枠90の後方から第2の側辺部92bの係合孔
93にアダプタ50の係止爪56を挿入し、アダプタ5
0を取付枠90側に押しつける。すると、撓み片94が
撓んで第1の側辺部92aの係合孔93に係止爪56が
係合し、その結果、アダプタ50が取付枠90に固定さ
れる。
【0029】アダプタ50を取付枠90から取り外すに
は、撓み片94をドライバなどの冶具で撓ませ、係合孔
93と係止爪56との係合状態を解除させればよいが、
取付枠90は、情報コンセントを始めとする複数の配線
器具を確実に固定できるよう堅牢に形成されており、ア
ダプタ50の取り外しは容易でない。また、取付枠90
は、化粧プレート(図示しない)に取り付けられて、建
物の壁面などに配設されるため、化粧プレートが邪魔を
してアダプタ50の取付枠90からの取り外しを困難に
することもある。
【0030】一方、本実施形態の情報コンセントでは、
導線40に接続されるモジュラジャック10をアダプタ
50とは別体に構成し、可変位壁64を弾性変形させる
ことによりアダプタ50から容易に分離できるように構
成しているため、通信回線の配線形態の変更を容易に行
うことができる。
【0031】そして、アダプタ50は、取付枠90に複
数隣接して取り付けできるよう形成されているが、他の
アダプタの可変位壁64の変位範囲に当たる部分には、
切欠部68を有しているので、他のアダプタに対するモ
ジュラジャックの着脱を阻害することがない。
【0032】なお、取付枠90の枠内(即ち、取付窓9
2)のうち、情報コンセントなどの配線器具を取り付け
ない不使用の領域(図1、図5では、中段の領域)に
は、ブランクアダプタ110が設けられる。このブラン
クアダプタ110は、アダプタ50と同様に、略箱状体
に形成されており、その両側には、段部114が形成さ
れている。両段部114の側縁には、側方に突出する一
対の係止爪116が突設されており、この係止爪116
が取付枠90の係合孔93に係合することで、ブランク
アダプタ110は取付枠90に固定可能となっている。
【0033】そして、ブランクアダプタ110は、アダ
プタ50と隣接して取付枠90に取付できるよう形成さ
れているため、図1,図5に示す様に、取付枠90への
取付けによりアダプタ50の可変位壁64の変位範囲に
含まれることがある部位には、切欠部118が形成され
ている。そのため、ブランクアダプタ110が可変位壁
64の弾性変形を阻害することがない。
【0034】以上の様に、本実施形態の情報コンセント
のアダプタ50およびブランクアダプタ110には、隣
接するアダプタの可変位壁の弾性変形を妨げないための
切欠部68,118が設けられているため、その隣接す
るアダプタへのモジュラジャック10の着脱を容易に行
うことができる。そして、情報コンセントを取付枠90
に配設する際には、アダプタ50を取付枠90に取り付
けた後にモジュラジャック10をアダプタ50に装着す
るという手順をとることもできるし、或いは、アダプタ
50にモジュラジャック10を装着した後にアダプタ5
0を取付枠90に取付けるという手順をとることもでき
るため、作業の自由度が向上し、延いては、作業負担が
軽減される。
【0035】また本実施形態の情報コンセントにおいて
は、接続端子20は、被覆線が挿入されると、その縁部
で絶縁被覆を切りながら芯線を挟み込むように形成され
たスリット20aを有しているため、簡単にモジュラジ
ャック10にケーブル42をの導線40を接続すること
ができ、より配線作業の負担が軽減される。
【0036】また、本実施形態の情報コンセントにおい
ては、プラグ収容部12bや扉部24の前面には、通信
回線の種別に対応した色彩が施されており、当該情報コ
ンセントを取付枠90に取り付けた状態であっても、モ
ジュラプラグが挿入される方向から色を識別することに
より通信回線の種別を容易に知ることができる。そのた
め、通信回線の配線作業を、より容易に、より確実に行
うことができる。
【0037】また、ケーブル保持部18にも、通信回線
の種別に応じた色が施されていることから、モジュラジ
ャック10に導線40を接続する作業も間違えなく行う
ことができる。特にISDN用のケーブルとLANケー
ブルとして同種のケーブルが使用されることがあり、ま
たモジュラジャックも同種のものが使用されることがあ
り、取り違えないように高い注意を払う必要があった
が、上記の様に通信回線に対応した色彩を施すこととし
たので、容易にそうした取り違えを防止できる。
【0038】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の
態様をとることができる。例えば上記実施例では、取付
枠90の中段にブランクアダプタ110を設ける態様に
つき説明したが、配設位置はこれに限られない。例え
ば、取付枠90の中段にアダプタ50を取り付けても良
い。取付枠90の中段にアダプタ50を取り付けても、
そのアダプタ50には切欠部68が設けられているの
で、下段のアダプタ50の可変位壁64の動きを阻害し
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の情報コンセントおよびブランクア
ダプタの構成を示す斜視図である。
【図2】 情報コンセントの構成を詳細に示すための説
明図である。
【図3】 モジュラジャックを上方から示す説明図であ
る。
【図4】 図3におけるA−A断面図である。
【図5】 取付枠にアダプタおよびブランクアダプタを
取り付けた様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10…モジュラジャック 12…ケーシング 12a…板状部 12b…プラグ収容部 14…コンタクト 20…接続端子 20a…スリット 24…扉部 40…導線 40a…絶縁被覆 40b…芯線 42…ケーブル 50…アダプタ 52…中空部 62…切れ込み 64…可変位壁 66…係合突起 68…切欠部 90…取付枠 92…取付窓 110…ブランクアダプタ 118…切欠部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグを挿入可能に形成され、
    該モジュラジャックの接触子に弾接するコンタクトを有
    するモジュラジャックと、 前記モジュラジャックを挿入可能な中空部、該中空部を
    形成する側壁の一部分を弾性変形可能に形成してなる可
    変位壁、および該可変位壁から該モジュラジャックが配
    置される空間に向けて突出し該中空部に挿入されたモジ
    ュラジャックの脱落を防止する係合突起を有し、該中空
    部内に該モジュラジャックを保持した状態で埋込型の配
    線器具用の取付枠に取付けるためのアダプタと、 を備えた情報コンセントにおいて、 前記アダプタは、共通の取付枠に他のアダプタと隣接し
    て取付可能に形成されており、該取付枠への取付けによ
    り他のアダプタの可変位壁の変位範囲に含まれることに
    なる部位に、該可変位壁の弾性変形を阻害しないための
    切欠部を有することを特徴とする情報コンセント。
  2. 【請求項2】 前記可変位壁は、前記中空部を形成する
    側壁に形成された対の切れ込みにより、板ばね状に形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の情報コンセン
    ト。
  3. 【請求項3】 前記モジュラジャックは、導線を狭持可
    能なスリットを有し該スリットで狭持した導線を前記コ
    ンタクトに電気的に接続するための接続端子を備え、 前記スリットは、導線として被覆線が挿入されると、そ
    の縁部で絶縁被覆を切りながら芯線を挟み込むように形
    成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の情報コ
    ンセント。
  4. 【請求項4】 前記モジュラジャックには、当該情報コ
    ンセントが適用されるべき通信回線の種別に対応した色
    彩が施されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに
    記載の情報コンセント。
  5. 【請求項5】 前記色彩は、前記モジュラジャックの
    内、モジュラプラグが挿入される側から視認可能な部位
    に施されたことを特徴とする請求項4記載の情報コンセ
    ント。
  6. 【請求項6】 埋込型の配線器具用の取付枠に請求項1
    〜5の何れか記載の情報コンセントのアダプタと隣接し
    て取付可能に形成され、該取付枠の枠内の不使用領域を
    塞ぐためのブランクアダプタにおいて、 前記取付枠への取付けにより前記アダプタの可変位壁の
    変位範囲に含まれることになる部位に、該可変位壁の弾
    性変形を阻害しないための切欠部を設けたことを特徴と
    するブランクアダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003094308A1 (en) * 2002-04-29 2003-11-13 Pil-Kyu Heo Modular jack and cable connection method using thereof
JP2018186042A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 三和電気工業株式会社 パッチパネル
JP2021061238A (ja) * 2019-10-04 2021-04-15 謝欣元 再構成可能な電気接続部材

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