JP2001126160A - 検知器 - Google Patents

検知器

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JP2001126160A
JP2001126160A JP30321599A JP30321599A JP2001126160A JP 2001126160 A JP2001126160 A JP 2001126160A JP 30321599 A JP30321599 A JP 30321599A JP 30321599 A JP30321599 A JP 30321599A JP 2001126160 A JP2001126160 A JP 2001126160A
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JP
Japan
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terminal
inspection
detector
ceiling
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP30321599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Suzuki
智広 鈴木
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Shoichi Oka
昭一 岡
Masafumi Fukuda
雅史 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の検査が容易に行え、天井の貫通孔の挿
通が容易な速結端子を有する火災感知器を提供する。 【解決手段】 検知器を検知器本体1にリード線2を介
して速結端子3を接続し、該速結端子3には、その電極
4に電気的に接続された検査用端子5を突出させて構成
する。前記検査用端子5には、その基部にくびれ部6を
形成し、前記速結端子3のリード線2が延出する面には
面取り7を形成する。この検知器によると、検査用端子
5を速結端子3のケース8から突出させたので、製造時
検査などにおいては、その突出した検査用端子5をテス
ターに接続することで容易にこの検査を行うことができ
る。また、施工後天井の貫通孔を介して天井裏に押し込
んだ速結端子3を取り出す場合にも、天井の貫通孔に引
っ掛かりにくくなり、その取り出しを容易に行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の天井、壁面
等に取り付けられて火災発生、防犯異常などの検知を行
う検知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から天井に取り付けられ、建物の天
井、壁面等に取り付けられて火災発生、防犯異常などの
検知を行う検知器が用いられている。その検知器本体1
には通常、図5に示すようにリード線2を介して接続さ
れた速結端子3が設けられており、検知器には配線の芯
線先端を速結端子3に挿入することで、容易に結線を行
うことができる。
【0003】この速結端子3は、そのケース8がプラス
チック等で箱型に構成され、図6に示すように内部に電
極4と鎖錠バネ9とを備え、その一端からはその電極4
に接続されたリード線2が延出している。
【0004】この速結端子3には、天井裏に設けられた
配線が接続される。この配線は、天井に設けた貫通孔を
介して取り出され、速結端子3に挿入して結線した後、
この貫通孔を経由して速結端子3及びリード線2と共に
再び天井裏に押し込まれる。その後、検知器は、その貫
通孔に被せるように取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の検知器にお
いて、製造時に製品の検査を行うには、この速結端子3
を介してテスターを接続して行うこととなるが、導電性
のピンなどを速結端子3の差込孔10に差し込むと、取
り出すことが困難なため、その検査が容易でないという
問題があった。
【0006】また、この検知器を、メンテナンスや交換
の為に取り外す場合には、再びリード線2及び速結端子
3を、天井の貫通孔を介して取り出さなければならない
が、このとき、従来の速結端子3は、そのケース8が箱
型に形成されていたので、天井裏で引っ掛かり、取り出
しにくいという問題があった。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、製品の検査が容易に行
え、天井の貫通孔の挿通が容易な速結端子を有する検知
器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の検知器にあっては、検知器本体にリード線
を介して速結端子を接続し、速結端子には、その電極に
電気的に接続した検査用端子をそのケースから突出させ
る。
【0009】この発明によると、検査用端子を速結端子
のケースから突出させたので、製造時検査などにおいて
は、その突出した検査用端子をテスターに接続すること
で容易にこの検査を行うことができる。
【0010】また、前記検査用端子には、そのケース内
に位置する箇所にくびれ部を形成することも好ましい。
【0011】この場合には、くびれ部を活用して検査用
端子を容易に捩じ切ることができ、速結端子から突出し
た検査用端子が、施工時に引っかかったりすることを回
避することができる。
【0012】また、前記速結端子のリード線が延出する
面には、面取りを形成することも好ましい。
【0013】この場合には、施工後天井の貫通孔を介し
て天井裏に押し込んだ速結端子を、メンテナンスや交換
の為に取り出す場合にも、天井の貫通孔に引っ掛かりに
くくなり、その取り出しを容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明の請求項
1乃至3全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、
本発明の一実施の形態の検知器の速結端子を示す縦断面
図である。図2は、同検査用端子を示す拡大図である。
図3は、同検知器を示す説明図である。図4は、同検知
器を示す説明図である。
【0015】この実施の形態の検知器は、検知器本体1
にリード線2を介して速結端子3を接続し、該速結端子
3には、その電極4に電気的に接続された検査用端子5
を突出させてなるものである。また、前記検査用端子5
には、その基部にくびれ部6を形成している。さらに、
前記速結端子3のリード線2が延出する面には面取り7
を形成している。
【0016】この検知器は、建物の天井、壁面等に取り
付けられて火災発生、防犯異常などの検知を行うもので
あるが、ここではその検知器が、火災感知器である場合
について説明する。
【0017】検知器本体1は、概ね図3に示すような形
状でありプラスチックなどでボディ11が構成され、そ
の内部には、図示しないプリント基板、光学系基台、ラ
ビリンス体等を備え、プリント基板には煙を検知する発
光素子や、熱を検知するサーミスタ素子が配設されてい
る。
【0018】このプリント基板にはリード線2が電気的
に接続されており、このリード線2は検知器本体1に電
力を供給すると共に、その検知信号を送信するものであ
る。
【0019】リード線2の先端には、速結端子3が設け
られている。速結端子3は、外面を形成するケース8
と、その内面に沿って配設される電極4と、差し込まれ
る電線を係止する鎖錠バネ9と、電極4に電気的に接続
される検査用端子5とを備える。
【0020】ケース8は、絶縁性合成樹脂で構成され、
その形状は、略四角柱状であり、リード線2が延出する
端面には、面取り7が形成されている。この面取り7
は、四角形の端面の四隅及び外周を削ったような形状に
形成されている。
【0021】電極4は、銅などの導電性の高い金属板に
より形成され、断面コ字型に折り曲げられてケース8の
側面及び底面に沿うように配設されている。その対向片
の一方の内側面4aには、電線挿入口10から挿入され
た電線の芯線が接触する。その底面には、リード線2が
電気的に接続されている。
【0022】鎖錠バネ9は、ステンレスなどの硬くバネ
性に優れた金属板を、略S字状に屈曲させて構成された
ものであり、電極4の対向片間に配設される。鎖錠バネ
9の背面は、対向片の他方の内側面に当接されて位置決
めされる。
【0023】鎖錠バネ9の尖った端部9aは、配線の芯
線の側面に接触するようにされており、挿入される芯線
に対しては摺動案内するものの、抜け出そうとする配線
の芯線に対しては食い込んで抜け出しを阻止するもので
ある。
【0024】電極4には、検査用端子5が電気的に接続
されている。検査用端子5は、棒状であり、金属で形成
されている。この検査用端子5は、ケース8のリード線
2が延出した端面と対向する端面から突出するように配
設されており、その基部のケース8の内部に位置する箇
所には、直径が2/3程度に細くなったくびれ部6が形
成されている。
【0025】この検査用端子5は、必ずしも棒状である
必要は無く、例えば板状であっても良い。また、検査用
端子5は、必ずしもリード線2が延出する端面と対向す
る端面から突出させる必要は無く、例えば側面から突出
するようにしてもよい。
【0026】この検査用端子5を例えば図4に示すよう
な検査装置21に接続し、検知器の製品検査を実施する
ことができる。この検査装置21には、速結端子3に対
応する形状の挿入穴22が形成されており、その底面に
は検査用端子5が挿入され、内部に電極が配設された端
子穴23が形成されている。
【0027】このとき速結端子3を挿入穴22に挿入
し、同時に検査用端子5を接続穴23に挿入してその内
部の電極に電気的に接続することで、検査装置22と検
知器とが導通し、検査を行うことができる。
【0028】このように、検査用端子5が速結端子3の
ケース8から突出するようにしていることにより、これ
を検査装置22と容易に接続して検査を行うことができ
る。また、本実施の形態では、検査用端子5が、ケース
8のリード線2が延出した端面と反対側の端面から突出
しているので、検査装置21への接続の際リード線2が
邪魔にならない。
【0029】検査用端子5にはこのようにくびれ部6が
形成されているので、検知器の検査が終了し、検査用端
子5が不要になったときは、その先端部を捩ることでく
びれ部6を境に容易に捩じ切ることができる。このよう
に検査用端子5を捩じ切ることで、速結端子3の施工に
おいて、突出した検査用端子5が引っかかって障害にな
るようなことを回避することができる。また、そのくび
れ部6は、ケース8の内部に位置する箇所に形成されて
いるので、くびれ部6を境にこれを捩じ切ると、検査用
端子5はその基部を含め全く突出しなくなる。
【0030】この速結端子3には、天井に設けた貫通孔
を介して取り出された天井裏の配線が接続される。この
ように接続された速結端子3及び配線は、再びこの貫通
孔を経由して速結端子3及びリード線2と共に再び天井
裏に押し込まれる。
【0031】その後のメンテナンスや、検知器の交換に
際しては、この速結端子3及び配線を、天井の貫通孔を
介して取り出す必要がある。本実施の形態では、リード
線2が延出する端面には、面取り7が形成されているの
で、リード線2を引っ張って、速結端子3及び配線を手
繰り寄せるようにして取り出す場合にも、天井の貫通孔
の入り口に速結端子3が引っかかりにくくなり、リード
線2が断線することを回避しながらその作業を容易に行
うことができる。
【0032】尚、この明細書において、ケースの面取り
は、速結端子3が天井の貫通孔に引っかかりにくくなる
ような形状のものであれば良く、必ずしもこの実施の形
態に示した、断面が直線で構成された台形のものに限ら
ず、断面曲線状のものでも良い。また、リード線2が延
出する箇所に向かって尖った尖塔状のものや、半円形の
ものも含むものとする。さらには、速結端子3のケース
8全体を流線型に形成しても良い。
【0033】この実施の形態では、検知器が火災感知器
の場合を示したが、それ以外にも、建物の天井、壁面等
に取り付けられて、人体の熱線を温度変化(遠赤外線エ
ネルギー)として検知し、防犯異常などの検知を行う熱
線式検知器等であってもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明の検知器は、以上の通りであり、
請求項1記載の発明によると、検査用端子を速結端子の
ケースから突出させたので、製造時検査などにおいて
は、その突出した検査用端子をテスターに接続すること
で容易にこの検査を行うことができる。
【0035】請求項2記載の発明によると、くびれ部を
活用して検査用端子を容易に捩じ切ることができ、速結
端子から突出した検査用端子が、施工時に引っかかった
りすることを回避することができる。
【0036】請求項3記載の発明によると、施工後天井
の貫通孔を介して天井裏に押し込んだ速結端子を、メン
テナンスや交換の為に取り出す場合にも、天井の貫通孔
に引っ掛かりにくくなり、その取り出しを容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の検知器の速結端子を示
す縦断面図である。
【図2】同速結端子の検査用端子を示す拡大図である。
【図3】同検知器を示す概略図である。
【図4】同検知器を示す説明図である。
【図5】従来の検知器を示す概略図である。
【図6】従来の検知器の速結端子を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 検知器本体 2 リード線 3 速結端子 4 電極 5 検査用端子 6 くびれ部 7 面取り
フロントページの続き (72)発明者 川野 泰幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岡 昭一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福田 雅史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C086 AA01 AA26 DA11 GA20 5G405 AA01 CA11 CA54 CA55 FA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の天井、壁面等に取り付けられて火
    災発生、防犯異常などの検知を行う検知器であって、検
    知器本体にリード線を介して速結端子を接続し、該速結
    端子には、その電極に電気的に接続された検査用端子
    を、そのケースから突出させたことを特徴とする検知
    器。
  2. 【請求項2】 前記検査用端子には、そのケース内に位
    置する箇所にくびれ部を形成したことを特徴とする請求
    項1記載の検知器。
  3. 【請求項3】 前記速結端子のリード線が延出する面に
    は面取りを形成したことを特徴とする請求項1または2
    記載の検知器。
JP30321599A 1999-10-26 1999-10-26 検知器 Pending JP2001126160A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251269A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Matsushita Electric Works Ltd 感知器ベース
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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