JP2005209387A - パッチパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】モジュラジャックの着脱作業を容易にしたパッチパネルを提供する。
【解決手段】モジュラプラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口3aが前面に開口する複数のモジュラジャック1と、背面側から差し込まれる複数(例えば6個)のモジュラジャック1を保持するとともに、各モジュラジャック1の前面を開口窓24から露出させるパネル21と、複数(例えば4個)のパネル21を保持してラックなどの被取付部位に取り付けられるフレーム22とを備え、各パネル21には6個のモジュラジャック1が3個ずつ上下2列に配置されており、モジュラジャック1の配列方向(左右方向)において上側の列のモジュラジャック1の位置と、下側の列のモジュラジャック1の位置とをずらしすことで、隣接する相互のモジュラジャック1の位置を互いにずらして配置してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報配線システムに用いるパッチパネルに関するものである。
従来、オフィスや工場等において、音声信号、LAN等のディジタル信号、画像信号といった様々な情報を伝達するために、ツイストペアケーブルを用いた情報配線システムが広く用いられている。このような情報配線システムでは、オフィスのレイアウト変更等の理由により情報配線の変更が必要となる場合に備えて、パッチパネルと称するネットワークの配線作業を支援するための中継端子盤が用いられている。
このようなパッチパネルは、図15(a)(b)に示すようにモジュラプラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口3aが前面に開口するモジュラジャック1と、背面側から差し込まれるモジュラジャック1を保持する保持手段および該保持手段に保持されたモジュラジャック1の前面を露出させる開口窓24を具備して被取付部位に取着されるパネル部材20とで構成されていた(例えば特許文献1参照)。
特許第3482907号公報
上述した従来のパッチパネルでは、パネル部材20に対して複数のモジュラジャック1が略一定のピッチで一列に並べて配列されており、前後方向におけるモジュラジャック1の取付位置も同じなので、隣接するモジュラジャック1の間に手の指が入り込む隙間が無く、モジュラジャック1を外す際に隣接するモジュラジャック1が邪魔になってモジュラジャック1を指で摘みにくく、モジュラジャック1を取り外す作業がやり難いという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、モジュラジャックの取り外し作業を容易にしたパッチパネルを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、プラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口が前面にそれぞれ開口する複数のコネクタと、背面側から差し込まれる複数のコネクタをそれぞれ保持する複数の保持手段および当該保持手段に保持されたコネクタの前面を露出させる開口窓を具備して被取付部位に取着されるパネル部材とを備え、複数のコネクタはパネル部材に複数列に並べて配置されるとともに、コネクタの配列方向において、隣接する相互のコネクタの位置を互いにずらした状態で配置したことを特徴とする。
請求項2の発明では、プラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口が前面にそれぞれ開口する複数のコネクタと、背面側から差し込まれる複数のコネクタをそれぞれ保持する複数の保持手段および当該保持手段に保持されたコネクタの前面を露出させる開口窓を具備して被取付部位に取着されるパネル部材とを備え、複数のコネクタはパネル部材に並べて配置されるとともに、コネクタの配列方向において隣接するコネクタの位置を前後方向にずらして配置したことを特徴とする。
請求項3の発明では、プラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口が前面にそれぞれ開口する複数のコネクタと、背面側から差し込まれる複数のコネクタをそれぞれ保持する複数の保持手段および当該保持手段に保持されたコネクタの前面を露出させる開口窓を具備して被取付部位に取着されるパネル部材とを備え、複数のコネクタはパネル部材に並べて配置されるとともに、コネクタの取り外し時にコネクタを引き出すための摘みをコネクタ本体に設けたことを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1乃至3の発明において、コネクタをパネル部材に取り付けた状態で保持手段の後縁から後方に突出するコネクタの部位に人の指が掛かる部位を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項1乃至4の発明において、複数のコネクタがパネル部材に複数列に並べて配置され、コネクタ本体の後部には、上記配列方向と直交する方向の片側部に圧接形の電線接続端子が設けられており、少なくとも電線接続端子に電線を圧接する位置の側方に隣接するコネクタが存在しないように、隣接する2列のコネクタは、一方の列のコネクタと他方の列のコネクタの一部を重ねて配置したことを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項5の発明において、上記一方の列のコネクタと、上記他方の列のコネクタとは、電線接続端子を設けた片側部が互いに反対側を向くように配置されたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明では、複数のコネクタをパネル部材に複数列に並べて配置するとともに、コネクタの配列方向において、隣接する相互のコネクタの位置を互いにずらした状態で配置しているので、隣接するコネクタとの間に指が入り込みやすくなり、コネクタの着脱作業の作業性が向上するという効果がある。
請求項2の発明では、複数のコネクタをパネル部材に並べて配置するとともに、コネクタの配列方向において隣接するコネクタの位置を前後方向においてずらして配置しているので、隣接するコネクタとの間に指が入り込みやすくなり、コネクタの着脱作業の作業性が向上するという効果がある。
請求項3の発明では、複数のコネクタをパネル部材に並べて配置するとともに、コネクタ本体にコネクタを引き出すための摘みを設けているので、摘みを持って引き出すことでコネクタの取り外しを容易に行えるという効果がある。
請求項4の発明では、コネクタをパネル部材に取り付けた状態で保持手段の後縁から後方に突出するコネクタの部位に人の指が掛かる部位を設けているので、この部位に指を掛けてコネクタを後方に引き出すことができ、コネクタの取り外し作業が容易に行えるという効果がある。
請求項5の発明では、少なくとも電線接続端子に電線を圧接する位置の側方に隣接するコネクタが存在しないように、一方の列のコネクタと他方の列のコネクタの一部を重ねて配置しているので、一方の列のコネクタと他方の列のコネクタとの位置ずれを小さくでき、パネル部材の小型化を図ることができる。
請求項6の発明では、一方の列のコネクタと、他方の列のコネクタとは、電線接続端子を設けた片側部が互いに反対側を向くように配置されているので、電線接続端子を設けた片側部を同じ方向に向けた場合に比べて一方の列のコネクタと他方の列のコネクタとの重なり部分を大きくとることができ、その結果両者の位置ずれをさらに小さくして、パネル部材をさらに小型化できるという効果がある。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図9に基づいて説明する。尚、以下の説明では特に断りが無いかぎり、図2(a)に示す方向において上下左右の方向を規定し、図2(a)における正面を前面と言う。したがって図2(b)における上端は後端となる。
本実施形態のパッチパネルは、複数のモジュラジャック1と、複数のモジュラジャック1を保持してラックなどの被取付部位に取り付けられるパネル部材20とで構成される。
モジュラジャック1は、図1及び図5に示すように、前面が矩形状に形成され前面の略中央にモジュラプラグ(図示せず)が着脱自在に接続されるプラグ接続口3aが開口するプラグ接続台3と、プラグ接続口3aの内部に配列されモジュラプラグの接触子に弾接する複数本(本実施形態では8本)の線状のコンタクト4と、各コンタクト4にそれぞれ電気的に接続されるとともに絶縁被覆電線である電線が接続される複数個(本実施形態では8個)の電線接続端子(図示せず)が下側部に配設されプラグ接続台3の後部に結合された端子台5とを有するジャック本体2を備え、端子台5のうち少なくとも電線接続端子が配設された下側部を覆う保護キャップ6が着脱自在に結合されている。
端子台5の左右両側部には下側に開放された電線挿入溝10が前後方向に沿って4つずつ形成されており、各々の電線挿入溝10の内部には電線接続端子が配設されている。各電線接続端子は、下縁に開放された圧接スリットを有する二股のフォーク状に形成されており、厚み方向が端子台5の左右方向に一致するように配列されている。ここで、圧接スリットの幅は接続する電線の芯線に圧接スリットの両側縁に圧接する程度に設定されており、絶縁被覆を有する電線を図中下側から圧接スリットに圧入すると、電線の絶縁被覆が圧接スリットの両側縁で切断され、圧接スリットの中で芯線が端子板に圧接接続されるのである。
一方、パネル部材20は、複数(例えば6個)のモジュラジャック1を左右方向に2列に並べて保持するパネル21と、複数(例えば4個の)のパネル21が左右方向に一列に並べて取り付けられ、ラック等の被取付部位に取り付けられるフレーム22と、フレーム22の左右両側部に取り付けられて両端に位置するモジュラジャック1の側面を保護する樹脂製の保護板23,23とで構成される。
パネル21はPBTなどの樹脂成型品からなり、前面が横長の略矩形状であってモジュラジャック1の前面を露出させる開口窓24が上下2列に3個ずつ左右方向に並べて形成されており、上側の列(以下1列目と言う)の開口窓24の位置と下側の列(以下2列目と言う)の開口窓24の位置とを左右方向にずらして、複数の開口窓24を千鳥状に配置することで、隣接する相互の開口窓24の位置を左右方向においてずらして配置してある。
パネル21の背面側には、ジャック本体2前端部の上下左右の側面をそれぞれ支持する当接片25が開口窓24の開口縁から後方に突設され、下側の当接片25の後端部からは、後方より挿入されるジャック本体2の下側面をガイドするガイド片26(ガイド部)が後方に向かって延出している。また、上側の当接片25の左右両側部からは一対のアーム27bが後方に向かって突出し、ジャック本体2の上面に対向配置されるロック片27(係止部)の前後方向の中間部が連結部27cを介してアーム27bに回動自在に連結されている。そしてロック片27の下面にはジャック本体2の上面に設けた係止突部7と係止離脱自在に係止する係止爪27aが突設されている。ここに当接片25とガイド片26とロック片27とでモジュラジャック1を保持する保持手段が構成されている。
またパネル21背面の上側部には、左右方向における両端部および中央部にフレーム22に設けた取付孔30の孔縁と係止する係止片28が突設されている(図7(a)及び図8参照)。またパネル21背面の下側部には、左右方向における両側部にU字状の弾性係止片29の上側片の前端部が連結されており、この弾性係止片29の下側片には取付孔30の孔縁と係止する一対の爪29aが突設され、さらに下側片の前端部にはパネル21の前面に露出する操作摘み29bが形成されている(図5参照)。
一方、フレーム22は板金に抜き加工および曲げ加工を施すことによって前面から見た形状が横長の四角枠状に形成され、パネル21がそれぞれ取り付けられる横長の取付孔30が左右方向に4つ並べて穿設されており、取付孔30の下側の孔縁には、パネル21のガイド片26および弾性係止片29をそれぞれ逃がす切欠33,34が形成されている。
またフレーム22の左右方向の両側片22a,22bには、ラックなどの被取付部位に取り付けるための取付ねじ(図示せず)を挿通する各2個のねじ孔31a,31bが上下に並べて穿設されている。
またフレーム22の下側縁からは後方に向かって矩形板状の底板22cが一体に延設され、底板22c後部の左右両側縁からはそれぞれ上方に向かって突出する取付片22dが一体に設けられており、各々の取付片22dに保護板23が接着などの方法で取り付けられている。なお底板22cは前後方向の中間部がクランク状に折り曲げられて、段差が形成されており、上側に突出した後部の電線保持片22eには、モジュラジャック1に結線されるケーブル(図示せず)を結束して底板22cに固定するための結束バンド(図示せず)を通す通し孔32が複数穿設されている。
ここで、本実施形態のパッチパネルを組み立てる手順について説明する。まずパネル21にモジュラジャック1を取り付ける手順を説明する。ジャック本体2の向きを合わせて、パネル21の背面側からガイド片26とロック片27との間にジャック本体2を挿入し、ジャック本体2の前面がパネル21の前面と略同一面となる位置まで差し込むと、ジャック本体2の前側部分が当接片25と当接して上下左右への移動が規制されるとともに、ジャック本体2の左右両側面の突起8,9が当接片25の後縁に当接してジャック本体2の前方への移動が規制され、さらにロック片27の係止爪27aがジャック本体2の係止突部7と係止することで、ジャック本体2の抜けが防止される。なお係止爪27aと係止突部7とが係止する際には、係止突部7および係止爪27aにそれぞれ設けたテーパ面と連結部27cの弾性とによって容易に係止できるようになっている。
次にモジュラジャック1を保持したパネル21をフレーム22に取り付ける手順を説明する。先ずパネル21の下側が斜め上方を向くようにパネル21を傾けた状態でパネル21をフレーム22の取付孔30に前面側から挿入し、パネル21の上側縁に設けた係止片28を取付孔30の上側の孔縁に引掛係止させた後、パネル21の下側を後方に押し込むと、パネル21の下側部に設けた弾性係止片29の爪29aが取付孔30の下側の孔縁に係止して、パネル21がフレーム22に取り付けられる。このときパネル21の右上部の背面に突設された位置決め突起35がフレーム22に設けた孔36と嵌合することによって、パネル21ががたつき無くフレーム22に取り付けられる。なお弾性係止片29の爪29aと取付孔30の孔縁とが係止する際には、爪29aに設けたテーパ面と弾性係止片29の弾性とで容易に係止できるようになっている。
一方、フレーム22からパネル21を取り外す際には、パネル21の前面側に露出する操作摘み29bを上側に押圧すると、弾性係止片29の下側片が上側に撓んで、爪29aと取付孔30の孔縁との係止が解除されるので、係止状態を解除した後にパネル21を前面側に引き出すことで、パネル21をフレーム22から容易に取り外すことができる。またパネル21からモジュラジャック1を取り外す際には、ロック片27の後部を図5中下側に押圧すると、ロック片27が連結部27cを中心に図中時計回りに回転し、係止爪27aと係止突部7との係止状態が解除されるので、係止状態を解除した後にジャック本体2を後側に引き出すことで、モジュラジャック1を容易に取り外すことができる。
本実施形態のパッチパネルは以上のような構成を有しており、図6に示すようにパネル21には6個のモジュラジャック1が3個ずつ上下2列に並べて配置されている。ここで、1列目の3個のモジュラジャック1の取付ピッチと、2列目の3個のモジュラジャック1の取付ピッチは略同じ取付ピッチであり、モジュラジャック1の配列方向(左右方向)において一方の列(1列目)のモジュラジャック1の位置と、他方の列(2列目)のモジュラジャック1の位置とを互いにずらすことで、6個のモジュラジャック1が千鳥状に配置されている。また6個のモジュラジャック1は取り付けの密度を高めるために、近接して配列されており、左右方向において隣接するモジュラジャック1の間の隙間は人の指を入れることができないような寸法に設定されている。
ここで、端子台5に配設した電線接続端子に結線される電線は、電線接続端子における電線の圧接位置(端子台5に設けた電線挿入溝10の上端付近)から左右両側に突出するので、図7(a)(b)に示すように上側(1列目)のジャック本体2の左右両側面から突出する電線が、隣接する下側(2列目)のジャック本体2と干渉しないように上側のジャック本体2と下側のジャック本体2の配置を決定する必要がある。そこで、下側のジャック本体2の上面が、上側のジャック本体2の電線圧接位置よりも下方に位置し、且つ、上下方向において上側のジャック本体2と下側のジャック本体2の少なくとも一部が重なり合うようにジャック本体2の配置を決定してある。したがって、1列目(上側)のモジュラジャック1では、ジャック本体2の左右両側面の上側部が隣接する2列目(下側)のモジュラジャック1の上方に位置し、2列目のモジュラジャック1では、ジャック本体2の左右両側面の下側部が隣接する1列目のモジュラジャック1の下方に位置するので、ジャック本体2の左右両側面の上側部又は下側部を指で摘みやすくなり、従来例のように複数個のモジュラジャック1を一列に並べて配置した場合に比べて、隣接するモジュラジャック1との間に指が入り込みやすくなって、モジュラジャック1の着脱作業の作業性が向上する。また上下方向において1列目のジャック本体2と2列目のジャック本体2の少なくとも一部が重なり合っているので、1列目と2列目のジャック本体2の位置ずれを小さくして、パネル21の小型化を図ることができる。
またパネル21からモジュラジャック1を取り外す際には、ロック片27の後部を図5中下側に押圧することで、ロック片27を連結部27cの周りに時計回りに回転させて、係止爪27aと係止突部7との係止状態を解除した後に、ジャック本体2を後方に引き出すのであるが、図8及び図9に示すようにジャック本体2の後端部と、ジャック本体2の下側に配置されるガイド片26の後縁との間の寸法D1を、人の指が掛かる程度の寸法に設定し、ガイド片26の後縁から後方に突出するジャック本体2の部位に人の指を掛ける部位を設けているので、例えば一方の手の人差し指でロック片27の後部を下側に押圧して係止状態を解除するとともに、同じ手の親指をジャック本体2の後端部とガイド片26の後縁との間の部位(すなわち保護キャップ6の下側面)に掛けて、保護キャップ6の下側面を後方に押圧することによって、ジャック本体2を後側に押し出すことができ、モジュラジャック1の取り外し作業を容易に行うことができる。
なお本実施形態ではパネル21に対して複数のモジュラジャック1を上下2列に並べて配置してあるが、複数のモジュラジャック1をパネル21に複数列に並べて配置するとともに、モジュラジャック1の配列方向において、各々の列のモジュラジャック1の配列方向における位置を互いにずらすことで、隣接する相互のモジュラジャック1の位置を互いにずらした状態で配置すれば良く、隣接するモジュラジャック1との間に指が入り込みやすくなって、モジュラジャック1の着脱作業をやりやすくできる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図9及び図10に基づいて説明する。上述の実施形態1では、1列目のモジュラジャック1と、2列目のモジュラジャック1とが、電線接続端子を設けた端子台5の下側部が共に下側を向くように配置されているのに対して、本実施形態では1列目のモジュラジャック1と、2列目のモジュラジャック1とを、電線接続端子を設けた片側部が上下方向において互いに反対側を向くように配置してある。なおモジュラジャック1の配置以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。また図11では図示を簡単にするためにモジュラジャック1を保持するためのガイド片26やロック片27を省略して図示してある。
本実施形態では、図11に示すように1列目のモジュラジャック1はジャック本体2の電線接続端子を配設した部位が上側を向き、2列目のモジュラジャック1はジャック本体2の電線接続端子を配設した部位が下側を向くようにそれぞれ配置されており、電線接続端子を配設した部位が互いに反対側を向いているので、ジャック本体2の左右両側面から側方に突出する電線が隣接するモジュラジャック1と干渉しないようにジャック本体2の配置を決める場合でも、電線接続端子を設けた片側部が同じ方向を向いた場合に比べて、1列目のモジュラジャック1と2列目のモジュラジャック1との重なり部分を大きくとることができる。したがって、1列目のモジュラジャック1と、2列目のモジュラジャック1との位置ずれD3をさらに小さくでき、パネル21をさらに小型化することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図12及び図13に基づいて説明する。上述の実施形態1では、ジャック本体2の前面がパネル21の前面と略面一になるようにモジュラジャック1が配置されているのに対して、本実施形態では、モジュラジャック1の配列方向(左右方向)において隣接するモジュラジャック1の位置を前後方向においてずらして配置してある。尚、モジュラジャック1の配置以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
本実施形態では、図12及び図13に示すように1列目のモジュラジャック1に対して、2列目のモジュラジャック1を後方に距離D2だけ突出させて配置してあり、1列目の3個のモジュラジャック1と、2列目の3個のモジュラジャック1とを前後方向において位置をずらして配置してあるので、隣接するジャック本体2の間に指が入り込みやすくなり、モジュラジャック1の着脱作業の作業性が向上する。
なお本実施形態では、実施形態1と同様にパネル21の前面に複数のモジュラジャック1を複数列に配置するとともに、隣接する相互のモジュラジャック1の位置を配列方向(左右方向)においてずらして配置しているが、複数のモジュラジャック1を1列に配列するとともに、隣接するモジュラジャック1を前後方向において位置をずらして配置しても良く、上述と同様に隣接するモジュラジャック1の間に指が入りやすくなって、モジュラジャック1の着脱作業の作業性を向上させることができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図14に基づいて説明する。本実施形態では、上述の実施形態1においてジャック本体2の後部に、ジャック本体2の取り外し時にジャック本体2を引き出すための摘み11を一体に突設してある。尚、モジュラジャック1の摘み11以外は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
上述のように本実施形態ではジャック本体2の後部から摘み11を後方に向かって突出させているので、モジュラジャック1が近接して配置されている場合でも摘み11を容易に摘むことができる。したがって、モジュラジャック1をパネル21から取り外す際には、ロック片27の後部を図5中下側に押圧して、ロック片27を連結部27cを中心にして図中時計回りに回転させることで、係止爪27aと係止突部7との係止状態を解除した後に、摘み11を指で摘んで後方に引っ張ることで、ジャック本体2を容易に取り外すことができ、取り外し作業の作業性を向上させることができる。
なお本実施形態では、実施形態1と同様にパネル21の前面に複数のモジュラジャック1を複数列に配置するとともに、隣接する相互のモジュラジャック1の位置を配列方向(左右方向)においてずらして配置しているが、複数のモジュラジャック1を1列に配列しても良いことは言うまでもない。
また上述の各実施形態ではモジュラジャック1からなるコネクタとモジュラジャック1を保持するパネル部材20とで構成されるパッチパネルを例に説明を行ったが、コネクタをモジュラジャック1に限定する趣旨のものではなく、光コネクタやTVコネクタなどのプラグが着脱自在に接続されるジャック(コネクタ)と、このジャックを保持するパネル部材20とで構成されるものでも良い。
実施形態1の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は上面図である。 同上の外観斜視図である。 同上の側面図である。 同上を示し、図2(a)のA−A断面図である。 同上を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態の正面図である。 同上を示し、(a)はパネルにモジュラジャックを保持させた状態を後側から見た斜視図、(b)はB部拡大図である。 同上を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態の側面図である。 同上を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態を下側から見た斜視図である。 実施形態2を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態の正面図である。 同上を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態を後方から見た斜視図である。 実施形態3を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態の斜視図である。 同上を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態の上面図である。 実施形態4を示し、パネルにモジュラジャックを保持させた状態の側面図である。 従来のパッチパネルを示し、(a)は正面図、(b)は上面図である。
符号の説明
1 モジュラジャック
3a プラグ接続口
21 パネル
22 フレーム
24 開口窓

Claims (6)

  1. プラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口が前面にそれぞれ開口する複数のコネクタと、背面側から差し込まれる複数のコネクタをそれぞれ保持する複数の保持手段および当該保持手段に保持されたコネクタの前面を露出させる開口窓を具備して被取付部位に取着されるパネル部材とを備え、複数のコネクタはパネル部材に複数列に並べて配置されるとともに、コネクタの配列方向において、隣接する相互のコネクタの位置を互いにずらした状態で配置したことを特徴とするパッチパネル。
  2. プラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口が前面にそれぞれ開口する複数のコネクタと、背面側から差し込まれる複数のコネクタをそれぞれ保持する複数の保持手段および当該保持手段に保持されたコネクタの前面を露出させる開口窓を具備して被取付部位に取着されるパネル部材とを備え、複数のコネクタはパネル部材に並べて配置されるとともに、コネクタの配列方向において隣接するコネクタの位置を前後方向にずらして配置したことを特徴とするパッチパネル。
  3. プラグが着脱自在に接続されるプラグ接続口が前面にそれぞれ開口する複数のコネクタと、背面側から差し込まれる複数のコネクタをそれぞれ保持する複数の保持手段および当該保持手段に保持されたコネクタの前面を露出させる開口窓を具備して被取付部位に取着されるパネル部材とを備え、複数のコネクタはパネル部材に並べて配置されるとともに、コネクタの取り外し時にコネクタを引き出すための摘みをコネクタ本体に設けたことを特とするパッチパネル。
  4. コネクタをパネル部材に取り付けた状態で保持手段の後縁から後方に突出するコネクタの部位に人の指が掛かる部位を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のパッチパネル。
  5. 複数のコネクタがパネル部材に複数列に並べて配置され、コネクタ本体の後部には、上記配列方向と直交する方向の片側部に圧接形の電線接続端子が設けられており、少なくとも電線接続端子に電線を圧接する位置の側方に隣接するコネクタが存在しないように、隣接する2列のコネクタは、一方の列のコネクタと他方の列のコネクタの一部を重ねて配置したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の記載のパッチパネル。
  6. 上記一方の列のコネクタと、上記他方の列のコネクタとは、電線接続端子を設けた片側部が互いに反対側を向くように配置されたことを特徴とする請求項5記載のパッチパネル。
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