JPH07239809A - 電気機器のデータ入出力装置 - Google Patents

電気機器のデータ入出力装置

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JPH07239809A
JPH07239809A JP6030574A JP3057494A JPH07239809A JP H07239809 A JPH07239809 A JP H07239809A JP 6030574 A JP6030574 A JP 6030574A JP 3057494 A JP3057494 A JP 3057494A JP H07239809 A JPH07239809 A JP H07239809A
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data
signal
control circuit
connector
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JP6030574A
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Koji Takagi
康志 高木
Toshiyuki Shibuya
敏幸 渋谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Memory System (AREA)
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫の動作状態データを記憶するEEPR
OMに対して外部からデータ読取装置により読取動作を
行う場合に、制御回路によるアクセスと競合しないよう
にする。 【構成】 冷蔵庫本体側にはコネクタ9が設けられ、デ
ータ読取装置6にはコネクタ8が設けられる。コネクタ
8をコネクタ9に接続すると、制御回路1にロウレベル
の読取要求信号が入力される。制御回路1は、読取要求
信号が入力されると、EEPROM2に対する新たなデ
ータの書込み動作を中止するが、書込み動作中の場合に
は使用中信号を出力してそのデータの書込み処理が終了
した後に中止をする。データ読取装置6は、使用中信号
が停止されるとEEPROM2に対する読取動作を開始
するようになり、制御回路1との競合がなくなり、正確
にデータの読取ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御手段によりデータ
の書込動作が行われる記憶手段に対して外部から記憶デ
ータの読出しを行うためのデータ読取手段を接続可能な
電気機器のデータ入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷蔵庫においては、冷却動作の
制御や種々の制御をマイクロコンピュータなどの制御回
路により実施する構成のものがあるが、最近では、その
制御中に発生する故障や、各部の部品の動作状態などに
関するデータを制御回路により生成してEEPROMな
どのメモリに書き込んで記憶する構成として、動作チェ
ック時や修理時などにおいて、外部からメモリ内に記憶
されているデータを読出して解析することにより、故障
に至る原因を正確に判定したり、その原因に対応して迅
速に修理を行うようなシステムが考えられている。
【0003】この場合、メモリに記憶されているデータ
を読み取るのに、冷蔵庫本体に装着されているメモリを
取り外したり、あるいはメモリが配設されているプリン
ト基板を取り外すのでは、その都度面倒な取扱いが必要
となるので、実際に冷蔵庫が設置された場所で故障解析
等を実施するのに面倒になる不具合がある。
【0004】そこで、従来では、メモリを冷蔵庫本体に
装着した状態でそのメモリ内に記憶されているデータを
外部から読出し可能にすることができるように、冷蔵庫
本体側にメモリにアクセス可能な接続端子を設け、デー
タ読み取り時に、データ読取装置をその接続端子に接続
することにより簡単かつ迅速に読み取り可能な構成とす
るものが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成の場合に、メモリは冷蔵庫本体側に装着され
た状態のままデータ読取装置によりデータを読み取るの
で、例えば、冷蔵庫本体側の制御回路によるメモリへの
データ書き込み動作とデータ読取装置によるメモリ内の
データ読取動作とが競合すると、読み取ったデータが異
常であったり、データ読み取り後に新たなデータが保存
できなくなるという不具合が発生する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、データ読取装置を接続して記憶手段に
記憶されているデータを読み取るときに、本体側の制御
手段との同時アクセスが発生するのを防止して記憶デー
タを確実に読み取り可能にした電気機器のデータ入出力
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気機器のデー
タ入出力装置は、電気機器の動作状態のデータが読み書
き可能な記憶手段と、前記電気機器の制御を行うと共に
その動作状態のデータを生成して前記記憶手段に書込み
動作を行う制御手段と、前記記憶手段に記憶されている
データを外部から読取るためのデータ読取手段と、前記
記憶手段に対して前記データ読取手段がデータの読取動
作が可能に接続された状態で、読取要求信号を発生して
前記制御手段に与える信号発生手段とを設け、前記制御
手段を、前記記憶手段に対する前記書込み動作を行う場
合に前記信号発生手段から前記読取要求信号が与えられ
ているときにはその書込み動作を中止するように構成し
たところに特徴を有する。
【0008】上記構成において、前記制御手段を、前記
記憶手段に対する前記書込み動作中には、前記信号発生
手段からの読取要求信号に対して、その書込み動作が終
了するまでの間前記データ読取手段に使用中信号を与え
るように構成し、前記データ読取手段を、前記読取動作
の実行を前記使用中信号が消失した時点から開始するよ
うに構成することもできる。
【0009】また、前記制御手段を、前記信号発生手段
から与えられている前記読取要求信号が消失したとき
に、前記記憶手段への書込み動作の中止状態を解除する
ように構成しても良い。
【0010】さらに、前記制御手段からの報知信号に応
じて報知動作を行う報知手段を設け、前記制御手段を、
前記信号発生手段から前記読取要求信号が与えられてい
る状態では前記報知手段に報知信号を出力するように構
成することが好ましい。
【0011】
【作用】請求項1記載の電気機器のデータ入出力装置に
よれば、制御手段は、電気機器の動作制御を行うと共に
その動作状態に対応するデータを生成して必要に応じて
記憶手段に書込んで記憶させるようになっていると共
に、この記憶手段に記憶されたデータをデータ読取手段
により外部から読取ることが可能となっている。この場
合、データ読取手段を記憶手段に接続して読取動作を行
えばデータの読取動作を行うことができる。
【0012】このとき、データ読取手段が記憶手段に接
続されると、信号発生手段は制御手段に読取要求信号を
与えるようになる。そして、制御手段は、この読取要求
信号を受けている期間中は記憶手段に対する書込み動作
を中止するようになり、記憶手段は、この期間中にデー
タ読取装置のみからデータの読取り動作が行われるよう
になる。これにより、制御手段からの書込み動作とデー
タ読取装置からの読取り動作との競合がなくなり、記憶
手段に記憶されているデータが破壊されたり、あるいは
制御手段の書込み動作を行う際の書込みデータが破壊さ
れたりすることがなくなり、データ読取手段においても
記憶手段に記憶されているデータを確実に読取ることが
できるようになる。
【0013】請求項2記載の電気機器のデータ入出力装
置によれば、制御手段は、記憶手段に対する書込み動作
中に読取要求信号が与えられたときにはデータ読取手段
に対して使用中信号を出力してデータ読取手段の読取動
作を待機させ、書込み動作が終了した時点で使用中信号
の出力を停止し、以後、読取要求信号が入力されている
間は記憶手段に対する書込み動作を中止するようにな
る。そして、データ読取手段は、制御手段から使用中信
号が与えられている期間中は読取動作の開始を待機し、
使用中信号が消失した時点から記憶手段のデータの読取
動作を開始するようになる。これにより、記憶手段にお
いては、制御手段あるいはデータ読取手段のいずれか一
方からのみ書込み動作あるいは読取り動作が行われるよ
うになり、データ授受の競合が発生することがなくな
り、データが破壊されることがなくなる。
【0014】請求項3記載の電気機器のデータ入出力装
置によれば、制御手段は、読取要求信号が与えられてい
る間は、記憶手段に対する書込みデータが発生した場合
でも、書込み動作を中止しているが、データ読取手段が
取り外されるなどして読取要求信号が消失すると、記憶
手段への書込み動作を再開するようになり、データ読取
手段との競合をなくしながら、迅速に書込み動作を実行
することができるようになる。
【0015】請求項4記載の電気機器のデータ入出力装
置によれば、制御手段は、読取要求信号が与えられてい
る状態では報知手段に報知信号を与えてデータ読取手段
による記憶手段のデータの読取動作が行われていること
を表示あるいは音により報知するので、使用者にデータ
読取手段による読取動作中であることを確実に認識する
ことができるようになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫に適用した場合の第1
の実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
図1は本発明の要部の電気的構成を示すもので、制御手
段としての制御回路1は、マイクロコンピュータ,RO
M,RAMなどを含んで構成されるもので、図示しない
電気機器としての冷蔵庫本体の冷却制御を行って各部に
配設された駆動装置を駆動制御する制御プログラムが記
憶されていると共に、それらの動作状態を認識して後述
するように書き込み処理を実施するようになっている。
【0017】記憶手段としてのEEPROM2は、電気
的に書き込みおよび消去が可能で且つ給電が停止された
状態でも記憶内容を保持する不揮発性のメモリであり、
その入出力端子は制御回路1の入出力端子Aに接続され
ている。急速冷凍表示用の表示回路3は、庫内を急速冷
凍運転制御するときに表示するためのもので、これは報
知手段としての機能も兼ね備えている。そして、表示回
路3は、LED4および抵抗5の直列回路から構成さ
れ、制御回路1の出力端子Bは、この表示回路3を介し
て直流電源端子VDに接続されており、制御回路1から
報知信号としての表示信号(ロウレベル信号)が出力さ
れるとLED4が点灯するようになっている。
【0018】EEPROM2のデータを外部から読取る
ためのデータ読取手段としてのデータ読取装置6は、内
部にマイクロコンピュータなどを備え、読み出したデー
タに基づいて故障解析を行うためのものである。このデ
ータ読取装置6の入出力端子には2本のケーブル7a,
7bを介してコネクタ8が接続されている。このコネク
タ8には4つの端子a,b,c,dが設けられており、
端子a,bはそれぞれケーブル7a,7bに接続され、
端子cと端子dとの間は短絡されている。
【0019】冷蔵庫本体側には、コネクタ8が接続可能
なコネクタ9が設けられており、このコネクタ9には4
つの端子a,b,d,cが設けられている。コネクタ9
の端子aはEEPROM2の入出力端子に接続され、端
子bは制御回路1の出力端子Cに接続され、端子cは制
御回路1の入力端子Dに接続されると共に抵抗10を介
して直流電源端子VDに接続され、端子dはアースされ
ている。この場合、制御回路1は、出力端子Cから後述
するように必要に応じてハイレベルの使用中信号を出力
するようになっている。また、入力端子Dにはコネクタ
9にコネクタ8が接続されることにより端子d,e間が
接続されてアースされ、ロウレベルの読取要求信号が入
力されるようになっている。そして、これらコネクタ8
およびコネクタ9により信号発生手段としての接続部1
1が構成されている。
【0020】次に、本実施例の作用について、図2ない
し図4のフローチャートをも参照して説明する。なお、
制御回路1は、図示しない制御プログラムを実行して冷
蔵庫本体の各部の駆動制御を行うようになっているが、
ここでは、これらの制御動作については省略し、EEP
ROM2との間のデータの入出力動作を中心として述べ
る。
【0021】制御回路1は、上述のように冷蔵庫の各部
の駆動制御を行って、その動作状態を示すデータを例え
ば所定時間毎にEEPROM2に書込み処理を行うよう
になっており、この書込み処理データが発生すると、図
2に示す書込みプログラムのフローチャートにしたがっ
て次のように動作する。
【0022】(1) まず、初めに、コネクタ9にデー
タ読取装置6のコネクタ8が接続されていない場合につ
いて説明する。すなわち、制御回路1は、書込みプログ
ラムをスタートすると、書込み禁止フラグFが「1」で
あるか否かを判断し(ステップS1)、ここではフラグ
Fの値がまだ「0」の状態であることから、「NO」と
判断してステップS2に進み、書込み処理のステップを
実行するようになる。このとき、制御回路1は、出力端
子Aから書込み信号を出力してEEPROM2にデータ
を記憶させるようになる。そして、書込み処理が終了す
ると、制御回路1は、後述する使用中信号の出力状態で
あるか否かを判断し、ここでは「NO」と判断して書込
みプログラムを終了してメインプログラムのリターンす
るようになる。これにより、EEPROM2内に、冷蔵
庫の動作状態の履歴を示す1回分のデータが書込みされ
た記憶が保持される状態となる。
【0023】(2) 次に、制御回路1が書込みプログ
ラムを実行していないときにコネクタ9にデータ読取装
置6のコネクタ8が接続された場合について説明する。
コネクタ9は、外部からコネクタ8が接続されると、端
子c,d間が短絡されることになり、これにより制御回
路1の入力端子Dは、それまで抵抗10を介して直流電
源端子VDからハイレベルの信号が与えられていたの
が、アースレベルとなってロウレベルの信号が読取要求
信号として与えられるようになる。
【0024】制御回路1は、入力端子Dに読取要求信号
が入力されると、図3に示すフローチャートにしたがっ
て割込みプログラムを実行するようになる。すなわち、
制御回路1は、まず、書込み禁止フラグFの値を「1」
にセットし(ステップT1)、続いて、急速冷凍の表示
回路3に表示信号を出力してLED4を点灯させる(ス
テップT2)。次に、制御回路1は、割込みがかかった
時点で実行していた処理内容が書込み処理ステップS2
であるか否かを判断する(ステップT3)。ここでは、
書込みプログラムを実行していないときを想定している
ので、制御回路1は、ステップT3で「NO」と判断し
て割込み処理プログラムを終了する。
【0025】そして、データ読取装置6は、EEPRO
M2内のデータの読取処理を実行する際には、図4に示
すフローチャートの読取プログラムに従って行う。デー
タ読取装置6は、まず、制御回路1側から使用中信号が
与えられているか否かを判断し(ステップP1)、この
場合には、「NO」と判断してステップP2に進み、こ
こで読取処理を実行するようになる。これにより、デー
タ読取装置6は、ケーブル7a,7b,コネクタ8,9
を介してEEPROM2内から必要なデータを読み取る
ようになる。
【0026】なお、制御回路1は、このようにコネクタ
9にコネクタ8が接続された状態でEEPROM2への
書込みデータが発生した場合には、次のように動作す
る。すなわち、この場合には、図2に示す書込みプログ
ラムを実行したときに、ステップS1にて「YES」と
判断するようになり、続くステップS4においては、読
取要求信号が入力中であるか否かを判断し、ここでは
「YES」と判断してステップS5に移行するようにな
る。制御回路1は、ステップS5で、書込み処理の実行
を保留してEEPROM2に書込むべきデータをいった
ん内部のRAMなどに保存した状態としてプログラムを
終了する。
【0027】これにより、読取要求信号が入力されてい
る状態では、EEPROM2がデータ読取装置6により
アクセスされている状態であるとして、制御回路1によ
るEEPROM2へのアクセスを中止して両者が競合す
るのを防止し、そのときの書込みデータは制御回路1内
のRAMなどに一時的に退避させた状態としているので
ある。なお、このとき一時的に退避させた書込みデータ
は、読取要求信号の入力がなくなった状態時において、
制御回路1により随時書込みプログラムを実行してEE
PROM2内に書き込むか、あるいは、次回の書込みデ
ータ発生時に、一緒に書込み処理を実行するようになっ
ている。
【0028】(3) さて、次に、コネクタ9にデータ
読取装置6のコネクタ8が接続された時点で、制御回路
1がEEPROM2に対してアクセスしている状態つま
り書込みプログラムにおけるデータの書込み処理(ステ
ップS2)を実行している場合には、次のように動作す
る。すなわち、まず、制御回路1は、読取要求信号が入
力端子Dに与えられることにより、図3の割込みプログ
ラムを実行すると、ステップT1にて書込み禁止フラグ
Fの値を「1」にセットし、続くステップT2で表示回
路3のLED4を点灯させ、次のステップT3では書込
み処理を実行中であることから「YES」と判断してス
テップT4に進むようになる。制御回路1は、このステ
ップT4で使用中信号を出力端子Cから出力するように
なる。
【0029】さて、この場合には、制御回路1は、書込
みプログラムの書込み処理ステップS2を中止すること
なく書込みデータをEEPROM2に書込み処理を実行
し、これが終了すると、続くステップS3にて「YE
S」と判断してステップS6に移行するようになる。つ
まり、制御回路1は、割込みプログラムにおいて出力し
た使用中信号をこのステップS6で停止して書込みプロ
グラムを終了するようになる。
【0030】一方、データ読取装置6においては、コネ
クタ8をコネクタ9に接続した時点で、制御回路1から
前述の割込みプログラムのステップT4にて出力された
使用中信号が与えられるようになる。これにより、デー
タ読取装置6は、図4の読取プログラムを実行したとき
に、ステップP1にて、使用中信号が入力されているこ
とから、「YES」と判断してステップP3に移行する
ようになり、ここで制御回路1側から与えられる使用中
信号が消失するまで待機するようになる。そして、制御
回路1側の書込み処理が終了して使用中信号の出力が停
止されると、データ読取装置6は、ステップP3にて
「YES」と判断してステップP2に移行し、EEPR
OM2内にアクセスしてデータ読取処理を実行するよう
になる。
【0031】したがって、データ読取装置6は、EEP
ROM2に対して制御回路1がアクセスしているときに
同時にアクセスすることがなくなり、データの破壊など
の不具合が発生するのを防止することができるようにな
る。
【0032】なお、コネクタ9からコネクタ8が取り外
されると、制御回路1の入力端子Dには再びハイレベル
の信号が入力されるようになり、つまり読取要求信号の
入力がなくなる。そして、このような状態で、制御回路
1は、EEPROM2への書込みデータが発生して書込
みプログラムを実行すると、書込み禁止フラグFは
「1」のままであることから、ステップS1にて「YE
S」と判断してステップS4に移行するが、ここでは読
取要求信号が入力されていない状態となっていることか
ら「NO」と判断してステップS7に進み、書込み禁止
フラグFを「0」にリセットすると共に表示回路3のL
ED4を消灯してから(ステップS8)ステップS2に
移行するようになり、書込み処理が実行される。
【0033】このような本実施例によれば、データ読取
装置6側のコネクタ8に端子c,dを設けて、コネクタ
9に接続することにより制御回路1の入力端子Dに読取
要求信号を与えるようにすると共に、制御回路1を、読
取要求信号が与えられたときに書込み禁止フラグFを
「1」にセットして、この状態ではEEPROM2への
書込み処理を実施しないようにしたので、EEPROM
2に対して制御回路1とデータ読取装置6とが同時にア
クセスすることがなくなり、この結果、データが破壊さ
れるなどの不具合を解消できるようになる。
【0034】また、本実施例によれば、制御回路1がE
EPROM2に対して書込み処理を実行している状態で
データ読取装置6から読取要求信号が入力された場合に
は、使用中信号を出力してデータ読取装置6による読取
処理の実行を一時待機させるようにしたので、同時にア
クセスする不具合を解消できる。
【0035】さらに、本実施例によれば、データ読取装
置6のコネクタ8を取り外したときには、制御回路1に
データの書込み処理を実行再開可能としたので、使用者
がその都度スイッチを操作する必要がなく、使い勝手に
優れるものである。
【0036】そして、本実施例によれば、データ読取装
置6のコネクタ8が冷蔵庫本体側のコネクタ9に接続さ
れたときに、制御回路1により、表示回路3のLED4
を点灯させて読取動作が実行されることを表示するよう
にしたので、使用者が読取動作を行うことを確認するこ
とができ、操作ミスを防止することができる。
【0037】図5および図6は本発明の第2の実施例を
示すもので、以下、第1の実施例と異なるところは、デ
ータ読取装置6を外部から冷蔵庫本体に接続するための
コネクタ部分である。すなわち、図5において、冷蔵庫
本体側に設けられるコネクタ12は、コネクタ9に代わ
るもので、2つの端子a,bを有し、端子aはEEPR
OM2に接続され、端子bは制御回路1の出力端子Cに
接続されている。また、データ読取装置6側には、コネ
クタ8に代えて端子a,bを有するコネクタ13がケー
ブル7a,7bの先端に接続されている。
【0038】そして、冷蔵庫本体側のコネクタ11の部
分には、マイクロスイッチ14が設けられており、外部
からコネクタ13が接続されると、図6(a)の状態か
ら(b)の状態となって、コネクタ13の側面部が操作
子14aを押圧することにより、スイッチ14bをオフ
状態からオン状態に作用するようになっている。このマ
イクロスイッチ14は、信号発生手段としての機能を有
するもので、一方の端子がアースされ、他方の端子が制
御回路1の入力端子Dに接続されている。
【0039】このような構成によれば、コネクタ13を
冷蔵庫本体側のコネクタ12に接続すると、マイクロス
イッチ14がオンして、制御回路1の入力端子Dにはロ
ウレベルの信号つまり読取要求信号が入力されるように
なり、したがって、このような第2の実施例において
も、前記した第1の実施例と同様の作用効果を得ること
ができる。
【0040】図7は本発明の第3の実施例を示すもの
で、以下、第1の実施例と異なる部分について説明す
る。すなわち、第1の実施例においてデータ読取装置6
のコネクタ8をコネクタ9に接続したときに制御回路1
の入力端子Dに読取要求信号が入力される構成としてい
るのに対して、この実施例においては、制御回路1の入
力端子Dに接続されているケーブルがノイズなどにより
ゼロボルトになってしまう場合、つまり、データ読取装
置6のコネクタ8をコネクタ9に接続していない状態で
ありながら入力端子Dに読取要求信号が入力されてしま
うといった不具合を予想してこれを解決しようとしたも
のである。
【0041】図7において、冷凍室(図示せず)の温度
を検出するためのフリーザ温度検出回路15は、第2の
信号発生手段としての機能を有するもので、温度センサ
16の両端子はコネクタ17に接続され、そのコネクタ
17の一方の端子は直流電源端子VDに接続され、他方
の端子は抵抗18を介してアースされると共に制御回路
1の入力端子Eに接続されている。そして、フリーザ温
度検出回路15の温度センサ16がコネクタ17から外
されると、制御回路1の入力端子Eにロウレベルの信号
が入力されるようになっている。
【0042】上記構成において、制御回路1は、データ
読取装置6のコネクタ8が冷蔵庫本体側のコネクタ9に
接続されて入力端子Dにロウレベルの信号が入力される
と共に、フリーザ温度検出回路15のコネクタ17が外
されて入力端子Eにロウレベルの信号が入力されたとき
に読取要求信号が入力されたと認識するようになってお
り、この状態では、第1の実施例と同様にして書込み禁
止フラグFに「1」をセットしてその後の書込み処理の
実行を保留し、書込み処理を実行しているときに読取要
求信号が入力された場合には、使用中信号を出力してそ
のときの書込みデータの書込み処理を終了してから使用
中信号の出力を停止してその後の書込み処理を保留する
ようになる。
【0043】また、制御回路1は、入力端子D,Eにい
ずれか一方にのみロウレベルの信号が入力されている状
態では、書込み禁止フラグFを「1」にセットすること
なく、書き込み処理を中止しないでそのまま実行する
が、このときには、書込み処理を実行する際に使用中信
号を出力した状態で行うようになっている。これによ
り、データ読取装置6のコネクタ8が冷蔵庫本体側のコ
ネクタ9に接続された状態でフリーザ温度検出回路15
のコネクタ17が外されていない場合に、誤ってデータ
読取装置6側から読取動作が行われてもEEPROM2
へのアクセスが競合するのを防止できる。そして、制御
回路1は、入力端子D,Eのいずれにもロウレベルの信
号が入力されていないときには、EEPROM2への書
き込みデータが発生すると前述同様にして書き込み処理
を実行する。
【0044】このような第3の実施例によれば、第1の
実施例と同様に、制御回路1およびデータ読取装置6の
それぞれがEEPROM2に対して同時にアクセスする
不具合が解消され、また、データ読取装置6によるデー
タ読取の際には、コネクタ8を接続するだけではなく、
温度センサ18を取り外すことを条件としているので、
データ読取装置6が接続されていない状態において、ノ
イズなどによって不用意に読取要求信号が制御回路1側
に入力されることがなくなって、信頼性の向上を図るこ
とができるようになる。
【0045】図8は本発明の第4の実施例を示すもの
で、第3の実施例と異なるところは、信号発生手段とし
てのフリーザ温度検出回路15に代えて、冷蔵庫本体に
備えられている温度設定回路19のスイッチ19aおよ
び急速冷凍設定回路20のスイッチ20aを利用してい
ることである。
【0046】すなわち、温度設定回路19は、スイッチ
19aと抵抗19bとの直列回路を直流電源端子VDと
アースとの間に接続して構成されており、その出力端子
は制御回路1の入力端子Fに接続され、また、急速冷凍
設定回路20は、スイッチ20aと抵抗20bとの直列
回路を直流電源端子VDとアースとの間に接続して構成
されており、その出力端子は制御回路の入力端子Gに接
続されている。
【0047】そして、制御回路1は、データ読取装置6
のコネクタ8が冷蔵庫本体側のコネクタ9に接続される
と共に、スイッチ19aおよびスイッチ20aが同時に
オン状態とされているときに限り、読取要求信号の入力
を認識するようになっており、したがって、このような
第4の実施例によっても、第3の実施例と同様の効果を
得ることができるようになる。
【0048】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。すなわ
ち、記憶手段はバックアップ電源を持つRAMによって
も構成できる。報知手段は、他の表示回路あるいはブザ
ーなどでも良い。コネクタ8,9により接続手段が構成
される。フリーザ温度センサ,温度調節スイッチ,急速
冷凍スイッチは接続検知手段に相当する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気機器
のデータ入出力装置によれば、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、請求項1記載の電気機器のデー
タ入出力装置によれば、信号発生手段を設けてデータ読
取手段が記憶手段に対するデータの読取動作が可能に接
続された状態では読取要求信号を制御手段に与えるよう
にし、制御手段により、記憶手段に対する書込み動作を
行う場合に信号発生手段から読取要求信号が与えられて
いるときにはその書込み動作を中止するように構成した
ので、記憶手段はこの期間中にデータ読取装置のみから
データの読取り動作が行われるようになり、したがっ
て、データ読取装置による読取動作と制御手段による書
込み動作との競合がなくなり、記憶手段に記憶されてい
るデータが破壊されたり、制御手段の書込み動作を行う
際の書込みデータが破壊されたりすることがなくなり、
データ読取手段においても記憶手段に記憶されているデ
ータを確実に読取ることができるようになるという優れ
た効果を奏する。
【0050】請求項2記載の電気機器のデータ入出力装
置によれば、制御手段により、記憶手段に対する書込み
動作中に信号発生手段から読取要求信号が与えられたと
きに、その書込み動作が終了するまでの間データ読取手
段に使用中信号を与えるように構成すると共に、データ
読取手段により、読取動作の実行を使用中信号が消失し
た時点から開始するように構成したので、制御手段によ
る書込み動作中に読取要求信号が発生した場合でも、そ
のときの書き込みデータを確実に記憶手段に記憶させた
状態としてその後の書込み動作を中止することができる
ようになるという優れた効果を奏する。
【0051】請求項3記載の電気機器のデータ入出力装
置によれば、制御手段により、信号発生手段から与えら
れている前記読取要求信号が消失したときに、記憶手段
への書込み動作の中止状態を解除する構成としたので、
データ読取手段が取り外されるなどして読取要求信号が
消失すると、記憶手段への書込み動作を再開するように
なり、データ読取手段との競合をなくしながら、迅速に
書込み動作を実行することができるようになるという優
れた効果を奏する。
【0052】請求項4記載の電気機器のデータ入出力装
置によれば、制御手段からの報知信号に応じて報知動作
を行う報知手段を設け、制御手段により、信号発生手段
から読取要求信号が与えられている状態では報知手段に
報知信号を出力する構成としたので、使用者にデータ読
取手段による読取動作中であることを確実に認識するこ
とができるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の電気的構成
【図2】制御回路のデータ書込みプログラム
【図3】読取要求信号発生時の割込みプログラム
【図4】データ読取装置のデータ読取プログラム
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】コネクタの接続状態および離脱状態を示す図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は制御回路(制御手段)、2はEEPROM(記憶手
段)、急速冷凍用の表示回路(報知手段)、4はLE
D、6はデータ読取装置(データ読取手段)、7a,7
bはケーブル、8,9はコネクタ、11は接続部(信号
発生手段)、12,13はコネクタ、14はマイクロス
イッチ(信号発生手段)、15はフリーザ温度検出回路
(信号発生手段)、16は温度センサ、17はコネク
タ、19は温度設定回路、20は急速冷凍設定回路であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器の動作状態のデータが読み書き
    可能な記憶手段と、 前記電気機器の制御を行うと共にその動作状態のデータ
    を生成して前記記憶手段に書込み動作を行う制御手段
    と、 前記記憶手段に記憶されているデータを外部から読取る
    ためのデータ読取手段と、 前記記憶手段に対して前記データ読取手段がデータの読
    取動作が可能に接続された状態で、読取要求信号を発生
    して前記制御手段に与える信号発生手段とを具備し、 前記制御手段は、前記記憶手段に対する前記書込み動作
    を行う場合に前記信号発生手段から前記読取要求信号が
    与えられているときにはその書込み動作を中止すること
    を特徴とする電気機器のデータ入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記憶手段に対する
    前記書込み動作中には、前記信号発生手段からの読取要
    求信号に対して、その書込み動作が終了するまでの間前
    記データ読取手段に使用中信号を与えるように構成さ
    れ、 前記データ読取手段は、前記読取動作の実行を前記使用
    中信号が消失した時点から開始することを特徴とする請
    求項1記載の電気機器のデータ入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記信号発生手段から
    与えられている前記読取要求信号が消失したときに、前
    記記憶手段への書込み動作の中止状態を解除するように
    構成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の電気機器のデータ入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段からの報知信号に応じて報
    知動作を行う報知手段を設け、 前記制御手段は、前記信号発生手段から前記読取要求信
    号が与えられている状態では前記報知手段に報知信号を
    出力することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の電気機器のデータ入出力装置。
JP6030574A 1994-02-28 1994-02-28 電気機器のデータ入出力装置 Pending JPH07239809A (ja)

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