JPH08219624A - 電気制御装置の種類表示機能を具備した電気機器又は冷蔵庫 - Google Patents

電気制御装置の種類表示機能を具備した電気機器又は冷蔵庫

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JPH08219624A
JPH08219624A JP2296695A JP2296695A JPH08219624A JP H08219624 A JPH08219624 A JP H08219624A JP 2296695 A JP2296695 A JP 2296695A JP 2296695 A JP2296695 A JP 2296695A JP H08219624 A JPH08219624 A JP H08219624A
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫などの各種電気機器において、誤った
電気制御装置が組み付けられているか否かを、出荷時に
簡単に検査できるようにする。 【構成】 EEPROM22内に電気制御装置20Aの
種類を表すデータを記憶しておき、CPU21が、操作
スイッチ35を操作した状態で電源スイッチ42が投入
されたとき前記記憶データに基づいて同電気制御装置2
0Aの種類を表示器36にて所定時間(30秒間)だけ
表示させる。また、操作スイッチ35を操作しないで電
源スイッチ42が投入されたとき、前記所定時間に渡る
電気制御装置20Aの種類表示を行わないで、表示器3
6にて庫内温度センサ31により検出された庫内温度を
表示する。また、操作スイッチ35の再操作により前記
電気制御装置20Aの種類の表示を解除できるし、電源
スイッチ42の投入直後の短時間(0.5秒間)は同種
類が必ず表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の各種電気機
器に組み込んだ電気制御装置の種類を表示するようにし
た電気制御装置の種類表示機能を具備した電気機器又は
冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば冷蔵庫のような各種電
気機器においては、その運転を制御するための電気制御
装置が組み込まれており、この電気制御装置はプリント
基板及び同基板上に組み付けた電気部品からなってい
る。そして、各種電気機器のモデル、タイプの相違によ
り組み付ける電気部品を若干異ならせたり、特に電気部
品としてコンピュータ装置を使用する場合には、コンピ
ュータ装置を構成するEEPROM(又はEPROM,
PROM,ROM)にモデル、タイプ毎に異なるプログ
ラム、データを書き込んでおく場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の電気部品を組み付けたプリント基板においては、
外見上見分けがつきにくいものもあり、組立時に誤って
異なるモデル、タイプのための電気制御装置を電気機器
(例えば冷蔵庫)に組み付け、かつ出荷してしまうとい
う問題がある。
【0004】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は、誤った電気制御装置が組み付け
られているか否かを、出荷時に簡単に検査できるように
した電気制御装置の種類表示機能を具備した電気機器又
は冷蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の構成上の特徴は、電源の投入に応答
して電気機器の運転を制御する運転制御機能を有する電
気制御装置を組み込んでなる電気機器に適用され、操作
スイッチ及び表示器を設けるとともに、電気制御装置内
に同電気制御装置の種類を表すデータを記憶させてお
き、かつ電気制御装置に、操作スイッチを操作した状態
で電源が投入されたとき前記記憶データに基づいて同電
気制御装置の種類を表示器にて所定時間だけ表示させ、
また同操作スイッチを操作しないで電源が投入されたと
き前記所定時間に渡る電気制御装置の種類表示を行わな
いようにする機能をもたせたことにある。
【0006】また、第2の構成上の特徴は、庫内温度を
検出する庫内温度センサと、庫内温度を設定する庫内温
度設定器と、コンプレッサ、凝縮器及びエバポレータか
らなる冷凍装置と、庫内温度センサにより検出された庫
内温度又は庫内温度設定器により設定された庫内温度の
表示を選択的に指示する操作スイッチと、庫内温度セン
サにより検出された庫内温度又は庫内温度設定器により
設定された庫内温度を表示するための表示器と、電源の
投入に応答して動作を開始し、庫内温度センサにより検
出された庫内温度が庫内温度設定器により設定された庫
内温度近辺に維持されるように冷凍装置を制御するとと
もに、操作スイッチの指示に応じて庫内温度センサによ
り検出された庫内温度又は庫内温度設定器により設定さ
れた庫内温度を表示器に表示させる電気制御装置とを備
えた冷蔵庫に適用され、電気制御装置内に同電気制御装
置の種類を表すデータを記憶させておき、かつ電気制御
装置に、操作スイッチを操作した状態で電源が投入され
たとき前記記憶データに基づいて同電気制御装置の種類
を表示器にて所定時間だけ表示させ、また同操作スイッ
チを操作しないで電源が投入されたとき電気制御装置の
種類の所定時間に渡る表示を行わないようにする機能を
もたせたことにある。
【0007】また、本発明の第3の構成上の特徴は、前
記第2の構成上の特徴における電気制御装置に、さら
に、前記電気制御装置の種類表示中における操作スイッ
チの再操作に応答して前記所定時間に渡る電気制御装置
の種類表示を解除する解除機能をもたせたことにある。
【0008】また、本発明の第4の構成上の特徴は、前
記第2の構成上の特徴における電気制御装置に、さら
に、電源の投入時における操作スイッチの操作の有無と
は無関係に同電源投入の直後に前記記憶データに基づい
て同電気制御装置の種類を表示器にて短時間だけ表示さ
せる機能をもたせたことにある。
【0009】
【発明の作用及び効果】上記第1の構成上の特徴によれ
ば、電気機器の出荷時における作動チェック時に、操作
スイッチを操作した状態で電源を投入して電気機器の運
転を開始させるようにすれば、電気制御装置は、同電気
制御装置内に記憶されて同装置を表すデータに基づいて
同電気制御装置の種類を表示器にて所定時間だけ表示さ
せる。したがって、出荷時における検査員は、表示器に
て表示される電気制御装置の種類を見るだけで電気制御
装置の組み付け違いを発見することができ、誤って異な
る電気制御装置を組み込んだ電気機器を出荷することを
なくすことができる。また、操作スイッチを操作しない
で電源が投入されたときには、表示器には電気制御装置
の種類が表示されることはないので、電気機器の通常の
使用に際してはなんら支障を来すことはない。
【0010】また、上記第2の構成上の特徴によれば、
冷蔵庫の出荷時における作動チェック時に、操作スイッ
チを操作した状態で電源を投入して冷蔵庫の運転を開始
させるようにすれば、電気制御装置は、同電気制御装置
内に記憶されて同装置の種類を表すデータに基づいて同
電気制御装置の種類を表示器にて所定時間だけ表示させ
る。したがって、この場合、出荷時における検査員は、
表示器にて表示される電気制御装置の種類を見るだけで
電気制御装置の組み付け違いを発見することができ、誤
って異なる電気制御装置を組み込んだ冷蔵庫を出荷する
ことをなくすことができる。しかも、この電気制御装置
の組み付け違いの検査においては、庫内温度又は設定庫
内温度を表示するための表示器及び操作スイッチが電気
制御装置の種類表示のための装置と共用されているの
で、同検査のために格別の部品を用いる必要もなく、製
造コストの増加を極力小さく抑えることができる。ま
た、この場合も、操作スイッチを操作しないで電源が投
入されたときには、表示器には電気制御装置の種類が表
示されることはないので、冷蔵庫の通常の使用に際して
はなんら支障を来すことはない。
【0011】また、上記第3の構成上の特徴によれば、
出荷検査員が、電気制御装置の組み付け違いの検査終了
後であって電気制御装置の種類表示中に、操作スイッチ
を再操作すれば、電気制御装置は前記所定時間に渡る電
気制御装置の種類表示を解除して、表示器にて検出庫内
温度庫及び設定庫内温度を表示させる冷蔵庫の通常表示
動作に戻すことができる。したがって、この解除機能を
用いれば、出荷検査を速く済ませることもでき、同検査
に便利になる。
【0012】また、上記第4の構成上の特徴によれば、
電気制御装置は、さらに電源の投入時における操作スイ
ッチの操作の有無とは無関係に、同電源投入の直後に電
気制御装置の種類を表示器にて短時間だけ表示させる。
これにより、電源の投入直後において、庫内温度センサ
自体が不安定であったり、庫内温度センサによる検出庫
内温度及び庫内温度設定器による設定庫内温度の読み取
りが不安定であることに起因して、表示器にて異常な庫
内温度又は設定庫内温度が表示されることを未然に防止
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を電気機器として冷
蔵庫を採用した場合について説明すると、図1は本発明
に係る冷蔵庫を断面図により示している。
【0014】この冷蔵庫は、ハウジング10内の上部に
仕切り板11により仕切られた冷却室12を備え、冷却
室12の下方を食品を収納するための収納庫としてい
る。仕切り板11上には蒸発器13が組み付けられて、
同蒸発器13は、ハウジング10の上方に設けたコンプ
レッサ14にて圧送され、かつ凝縮器15にて凝縮され
た冷媒を蒸発させて冷却室12内の温度を下げるもの
で、前記蒸発された冷媒はコンプレッサ14に戻される
ようになっている。これらの蒸発器13、コンプレッサ
14及び凝縮器15が本願発明の冷凍装置を構成してい
る。また、蒸発器13には、付着した霜を融かすための
デフロストヒータ16が組み付けられている。冷却室1
2内には庫内冷却ファン17が組み付けられ、同ファン
17はハウジング10内の下方の空気を仕切り板11に
設けた隙間から冷却室12内に吸引して、同冷却室12
内の冷気をハウジング10内に循環させる。凝縮機15
には、空冷用の凝縮機ファン18が付設されている。
【0015】また、この冷蔵庫には制御ボックス20が
設けられ、同ボックス 20内には、コンピュータ装置
を構成する電気制御装置20Aを組み付けたプリント基
板が収容されている。電気制御装置20Aは、図2に示
すように、CPU21、EEPROM22、RAM2
3、タイマ24、入力インターフェース25及び出力イ
ンターフェース26からなる。EEPROM22には、
電気制御装置20Aの種類を表すデータ及び図3のフロ
ーチャートに対応したプログラムが記憶されている。前
記電気制御装置20Aの種類を表すデータとして、例え
ば冷蔵のみ行う第1タイプの冷蔵庫では「A1」、冷蔵
のみ行う第2タイプの冷蔵庫では「A2」、冷凍及び冷
蔵を行う第1タイプの冷蔵庫では「B1」、冷蔵及び冷
凍を行う第2タイプの冷蔵庫では「B2」、冷凍のみ行
う第1タイプの冷蔵庫では「C1」、冷凍のみ行う第2
タイプの冷蔵庫では「C2」などが割り当てられてい
る。なお、EEPROM22に代えて、EPROM,P
ROM,ROMを用いたり、EEPROM22,EPR
OM,PROM,ROMを組み合わせて用いてもよい。
【0016】入力インターフェース25には、庫内温度
センサ31、デフロストセンサ32、目詰まりセンサ3
3、庫内温度設定器34及び操作スイッチ35が接続さ
れている。庫内温度センサ31は、冷却室12内に設け
られて、冷却室12を含むハウジング10内の温度を検
出して検出庫内温度T1 を表す検出信号を出力する。デ
フロストセンサ32は、蒸発器21に組み付けられた温
度センサで構成され、蒸発器21の温度を検出してデフ
ロスト温度T2 を表す検出信号を出力する。目詰まりセ
ンサ33は、凝縮器23の出力側のパイプに組み付けら
れた温度センサで構成され、蒸発器21の出力側の冷媒
温度を検出して冷媒温度T3 を表す検出信号を出力す
る。庫内温度設定器34及び操作スイッチ35は、図示
しない操作パネル上に配設されており、使用者により操
作されるものである。庫内温度設定器34は、庫内温度
を任意に設定可能なポテンショメータで構成されてい
て、設定庫内温度Tsを表す信号を出力する。操作スイ
ッチ35は、検出庫内温度T1及び設定庫内温度Tsの選
択的な表示を指示するもので、非操作時に電圧+Vを出
力するとともに操作時に接地電位を出力する。なお、こ
れらの各種センサ31〜33及び庫内温度設定器34か
らの信号は入力インターフェース25にてディジタル信
号に変換される。
【0017】出力インターフェース26には、前述した
コンプレッサ14、凝縮器ファン18、デフロストヒー
タ16及び庫内冷却ファン17が接続されているととも
に、表示器36が接続されている。表示器36は前記操
作パネルに設けた複数桁の7セグメント表示器にて構成
され、検出庫内温度T1、設定庫内温度Tsなどを表示す
る。また、冷蔵庫には電源回路40が設けられていて、
同電源回路40は、コネクタ41からの電力を受け、操
作パネルに設けられた電源スイッチ42の投入に応答し
て各回路及び各装置に作動のための電源電圧+Vを供給
する。
【0018】次に、上記のように構成した冷蔵庫の動作
について説明する。コネクタ41を介して電力供給を受
けた状態で電源スイッチ42を投入すると、電源回路4
0は電源電圧+Vを各回路及び各装置に供給する。これ
により、CPU21は図3のステップ100にてプログ
ラムの実行を開始して、ステップ102にて前記電気制
御装置20Aの種類を表すデータをEEPROM22か
ら読み出して、出力インターフェース26を介して同デ
ータを表示器36に出力する。表示器36は、前記デー
タにより表された電気制御装置の種類(例えば、A1,
A2,B1,B2,C1,C2)が表示する。前記ステ
ップ102の処理後、CPU21は、ステップ104に
てタイマ24をスタートさせるとともに、ステップ10
6にてフラグFLGを”1”に設定して、プログラムを
ステップ108〜114からなる循環処理に進める。
【0019】ステップ108〜114からなる循環処理
は、前記タイマ24のスタートから所定の短時間(例え
ば、0.5秒)が経過されるまでステップ114にて
「NO」と判定されるので、前記所定の短時間だけ繰り
返し行われる。そして、この循環処理中に操作スイッチ
35のオン操作が一度でも解除されたり、電源投入時か
ら操作スイッチ35がオン操作されていなければ、ステ
ップ108〜112の処理により、フラグFLGは”
0”に変更される。電源投入時から前記所定の短時間が
経過するまで操作スイッチ35がオン操作され続けてい
れば、フラグFLGは”1”に保たれる。また、この循
環処理中には、表示器36における電気制御装置20A
の種類の表示が変更されることはないので、表示器36
は、前記所定時間中、電気制御装置20Aの種類を必ず
表示し続ける。
【0020】そして、前記タイマ24のスタートから前
記所定の短時間が経過すると、ステップ114にて「Y
ES」と判定して、ステップ116にてタイマ24を再
スタートさせ、プログラムをステップ118,120を
介してステップ122〜126に進める。ステップ12
2においては、庫内温度センサ31からの検出庫内温度
T1、デフロストセンサ32からのデフロスト温度T2及
び目詰まりセンサ33からの冷媒温度T3 を入力する。
ステップ124においては、庫内温度設定器34にて設
定されている設定庫内温度Ts を入力する。次に、ステ
ップ126にて、これらの検出温度T1〜T3及び設定庫
内温度Ts に基づいて冷凍装置を制御する運転制御ルー
チンを実行する。
【0021】この運転制御ルーチンにおいては、検出庫
内温度T1が設定庫内温度Tsに所定の小さな温度を加算
した上限温度よりも高くなると、コンプレッサ14及び
凝縮器ファ18を作動させて、冷蔵庫内の温度を下げ
る。また、検出庫内温度T1が設定庫内温度Tsから所定
の小さな温度を減算した下限温度よりも低くなると、コ
ンプレッサ14及び凝縮器ファン18の作動を停止させ
るので、冷蔵庫内の温度は上昇する。このようなコンプ
レッサ14及び凝縮器ファン18の作動及び停止を繰り
返しながら、冷蔵庫内の温度は設定庫内温度T2 を中心
に下限温度及び上限温度の間、すなわち設定庫内温度T
s 近傍に維持される。なお、この温度制御運転中、庫内
冷却ファン17は作動し続ける。
【0022】前記ステップ126の処理後、ステップ1
28にてフラグFLGが”0”であるか否かを判定す
る。操作スイッチ35が電源スイッチ42の投入時にオ
ン操作されず、又は同スイッチ35が電源スイッチ42
の投入から前記所定の短時間中オン操作され続けていな
ければ、フラグFLGは前述のように”0”に変更され
ているので、ステップ128における「YES」との判
定の基にプログラムをステップ130〜134に進め
る。そして、操作スイッチ35がオン中でなければ、ス
テップ130における「NO」と判定の基に、ステップ
132にて表示器36を制御して、同表示器36にて表
示されている電気制御装置20Aの種類を庫内温度セン
サ31により検出された検出庫内温度T1 に変更する。
なお、ステップ130にて「YES」と判定される場合
については後述する。
【0023】一方、操作スイッチ35が電源スイッチ4
2の投入時にオン操作されており、かつ同スイッチ35
が電源スイッチ42の投入から前記所定の短時間中オン
操作され続けていれば、フラグFLGは前述のように”
1”に保たれているので、ステップ128における「N
O」との判定の基にプログラムをステップ136に進め
る。ステップ136においては、前記ステップ116の
タイマの再スタート処理から所定時間(例えば、30
秒)が経過したか否かを判定する。そして、前記所定時
間が経過していなければ、ステップ136における「N
O」との判定の基にプログラムをステップ118に戻
し、同所定時間が経過するまでステップ118〜136
の循環処理が実行され続ける。
【0024】また、このステップ118〜136の循環
処理中、フラグFLGが”1”に設定され続けていて
も、電源スイッチ42の投入時にオン操作されていた操
作スイッチ35が一旦オフされ、その後に再びオン操作
されると、ステップ118にて「YES」と判定して、
ステップ120にてフラグFLGを”0”に変更する。
そして、フラグFLGが”0”に変更された以降、ステ
ップ128にて「YES」と判定して、プログラムをス
テップ130〜134に進める。したがって、前述のス
テップ130の判定処理により、操作スイッチ35がオ
ン操作中であれば、ステップ134にて表示器36を制
御して、同表示器36にて表示されている電気制御装置
20Aの種類を庫内温度設定器34により設定されてい
る設定庫内温度Ts に変更する。その後、前記操作スイ
ッチ35のオン操作が解除されれば、ステップ130の
判定処理により、ステップ132にて表示器36を制御
して、同表示器36にて表示されている設定庫内温度T
s を庫内温度センサ31により検出された検出庫内温度
T1 に変更する。なお、この場合、フラグFLGは”
0”に変更されるので、ステップ130〜134の処理
が必ず実行されて電気制御装置20Aの種類が表示器3
6にて表示されることはない。
【0025】前記ステップ118〜136からなる循環
処理中、ステップ116の処理によるタイマ24の再ス
タートから前記所定時間が経過すると、ステップ136
にて「YES」と判定してプログラムをステップ138
に進める。ステップ138においてはフラグFLGを”
0”に設定して、プログラムをステップ122に進め
る。以降、CPU21はステップ122〜138からな
る循環処理を実行し続ける。このように、タイマ24の
再スタートから前記所定時間が経過すると、フラグFL
Gは必ず”0”に変更されるので、以降、表示器36は
電気制御装置20Aの種類を表示することはなく、前記
ステップ130の処理により検出庫内温度T1又は設定
庫内温度Tsを表示する。そして、冷蔵庫の庫内は、前
記ステップ122〜126の処理により、設定庫内温度
Ts 近傍に維持され続ける。
【0026】また、前記ステップ122〜138からな
る循環処理中、所定の長時間(例えば、6時間)毎に、
CPU21はステップ126の運転制御ルーチンにて、
コンプレッサ14、凝縮器ファン18及び庫内冷却ファ
ン17の作動を停止させるとともにデフロストヒータ1
6を作動させて、蒸発器16に付着した霜を取り除く。
そして、この除霜動作は、デフロストセンサ32により
検出されたデフロスト温度T2 が所定温度より高くなっ
たことを条件に停止され、再びコンプレッサ14、凝縮
器ファン18及び庫内冷却ファン17が作動制御され
る。また、目詰まりセンサ33により検出される冷媒温
度T3 が非常に高くなった場合には、前記ステップ12
6の処理により、凝縮器15の目詰まりとの判定の基に
警報を発生する。
【0027】以上の作動説明からも理解できるとおり、
上記実施例によれば、冷蔵庫の出荷時における作動チェ
ック時に、操作スイッチ35をオン操作した状態で電源
スイッチ42を投入して冷蔵庫の運転を開始させるよう
にすれば、CPU21は、ステップ102〜114,1
28,136の処理により、EEPROM22内に記憶
されていて電気制御装置20Aの種類を表すデータに基
づいて同電気制御装置20Aの種類を表示器36にて所
定時間(例えば、30秒)だけ表示させる。したがっ
て、この場合、出荷時における検査員は、表示器36に
て表示される電気制御装置20Aの種類を見るだけで電
気制御装置20Aの組み付け違いを発見することがで
き、誤って異なる電気制御装置を組み込んだ冷蔵庫を出
荷することをなくすことができる。しかも、この検査の
ための種類表示においては、検出庫内温度T1 又は設定
庫内温度Ts を表示するために設けられている表示器3
6及び操作スイッチ35を共用しているので、この検査
のために格別の部品を用いる必要もなく、製造コストの
増加を極力小さく抑えることができる。また、操作スイ
ッチ35を操作しないで電源スイッチ42を投入すれ
ば、ステップ110,112,128,132の処理に
より、表示器36には電気制御装置20Aの種類が前記
所定時間だけ表示されることはなく、検出庫内温度T1
が表示されるので、冷蔵庫の使用に際してはなんら支障
を来すことはない。
【0028】また、電気制御装置20Aの組み付け違い
の検査終了後であって電気制御装置20Aの種類の表示
中に、操作スイッチ35を再操作すれば、ステップ11
8,120の処理により、CPU21は前記所定時間に
渡る電気制御装置20Aの種類の表示を解除して、検出
庫内温度T1 又は設定庫内温度Ts を表示する冷蔵庫の
通常表示モードに戻すことができる。したがって、この
解除機能を用いれば、出荷検査を速く済ませることもで
き、同検査に便利になる。
【0029】また、CPU21は、ステップ102,1
04,114の処理により電源スイッチ42の投入時に
おける操作スイッチ35のオン操作の有無とは無関係
に、同電源スイッチ42の投入直後に電気制御装置20
Aの種類を表示器36にて短時間(例えば、0.5秒)
だけ表示させる。これにより、電源の投入直後におい
て、庫内温度センサ31自体が不安定であったり、入力
インターフェース25の庫内温度センサ31による検出
庫内温度T1及び庫内温度設定器34による設定庫内温
度Tsの読み取りが不安定であることに起因して、表示
器36にて異常な検出庫内温度T1 又は設定庫内温度T
s が表示されることを未然に防止できる。
【0030】なお、上記実施例は本発明を冷蔵庫に適用
した例を示したが、同発明は運転制御のためのコンピュ
ータ装置などを電気制御装置を組み込んだ各種電気機器
においても適用できるものである。また、電気制御装置
の種類を表示するための表示器については、電気制御装
置に対応した複数個のランプを設けておき、各ランプの
点灯、消灯により電気制御装置の種類を表示させるよう
にしてもよい。この場合、図3のフラグFLGが”1”
であるとき前記ランプの点灯及び消灯制御を行い、フラ
グFLGが”0”に変更された後には全ランプを消灯す
るようにすればよい。ただし、このようにした場合に
は、上記実施例のような温度を表示するための表示器と
の兼用の効果を期待できないが、他の機能の表示のため
のランプと兼用を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された冷蔵庫の概略断面図であ
る。
【図2】 同冷蔵庫に組み込まれた電気的部分のブロッ
ク図である。
【図3】 図2のCPUにて実行されるプログラムのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…ハウジング、13…蒸発器、14…コンプレッ
サ、15…凝縮器、20A…電気制御装置、21…CP
U、22…EEPROM、23…RAM、24…タイ
マ、31…庫内温度センサ、34…庫内温度設定器、3
5…操作スイッチ、36…表示器、40…電源回路、4
2…電源スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源の投入に応答して電気機器の運転を制
    御する運転制御機能を有する電気制御装置を組み込んで
    なる電気機器に適用され、 操作スイッチ及び表示器を設けるとともに、 前記電気制御装置内に同電気制御装置の種類を表すデー
    タを記憶させておき、かつ前記電気制御装置に、前記操
    作スイッチを操作した状態で電源が投入されたとき前記
    記憶データに基づいて同電気制御装置の種類を前記表示
    器にて所定時間だけ表示させ、また同操作スイッチを操
    作しないで電源が投入されたとき前記所定時間に渡る電
    気制御装置の種類表示を行わないようにする機能をもた
    せたことを特徴とする電気制御装置の種類表示機能を具
    備した電気機器。
  2. 【請求項2】庫内温度を検出する庫内温度センサと、 庫内温度を設定する庫内温度設定器と、 コンプレッサ、凝縮器及びエバポレータからなる冷凍装
    置と、 前記庫内温度センサにより検出された庫内温度又は前記
    庫内温度設定器により設定された庫内温度の表示を選択
    的に指示する操作スイッチと、 前記庫内温度センサにより検出された庫内温度又は前記
    庫内温度設定器により設定された庫内温度を表示するた
    めの表示器と、 電源の投入に応答して動作を開始し、前記庫内温度セン
    サにより検出された庫内温度が前記庫内温度設定器によ
    り設定された庫内温度近辺に維持されるように前記冷凍
    装置を制御するとともに、前記操作スイッチの指示に応
    じて前記庫内温度センサにより検出された庫内温度又は
    前記庫内温度設定器により設定された庫内温度を前記表
    示器に表示させる電気制御装置とを備えた冷蔵庫に適用
    され、 前記電気制御装置内に同電気制御装置の種類を表すデー
    タを記憶させておき、かつ前記電気制御装置に、前記操
    作スイッチを操作した状態で電源が投入されたとき前記
    記憶データに基づいて同電気制御装置の種類を前記表示
    器にて所定時間だけ表示させ、また同操作スイッチを操
    作しないで電源が投入されたとき前記所定時間に渡る電
    気制御装置の種類表示を行わないようにする機能をもた
    せたことを特徴とする電気制御装置の種類表示機能を具
    備した冷蔵庫。
  3. 【請求項3】前記請求項2に記載の電気制御装置の種類
    表示機能を具備した冷蔵庫において、さらに、電気制御
    装置に、 前記電気制御装置の種類表示中における前記操作スイッ
    チの再操作に応答して前記所定時間に渡る電気制御装置
    の種類表示を解除する解除機能をもたせたことを特徴と
    する電気制御装置の種類表示機能を具備した冷蔵庫。
  4. 【請求項4】前記請求項2に記載の電気制御装置の種類
    表示機能を具備した冷蔵庫において、さらに、電気制御
    装置に、 前記電源の投入時における操作スイッチの操作の有無と
    は無関係に同電源投入の直後に前記記憶データに基づい
    て同電気制御装置の種類を前記表示器にて短時間だけ表
    示させる機能をもたせたことを特徴とする電気制御装置
    の種類表示機能を具備した冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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