JPH07239796A - バスエラー検出回路 - Google Patents
バスエラー検出回路Info
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- JPH07239796A JPH07239796A JP6029836A JP2983694A JPH07239796A JP H07239796 A JPH07239796 A JP H07239796A JP 6029836 A JP6029836 A JP 6029836A JP 2983694 A JP2983694 A JP 2983694A JP H07239796 A JPH07239796 A JP H07239796A
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バスを伝搬する信号の外乱によるエラーを検
出する。 【構成】 バス42上の信号を監視する監視回路2と、
バス上の信号の確定期間に限って監視回路を有効にする
制御回路3とを含んで構成した。また、制御回路は、マ
イクロプロセッサ40からのバス確定信号に基づいて監
視回路を制御するものとした。更に、監視回路は、バス
を構成する信号線の信号をクロック入力とすると共に論
理「1」をデータ入力と成し且つ制御回路の出力する制
御信号をリセット入力とするバスを構成する信号線の数
の第1のDフリップフロップと、バスを構成する信号線
の反転信号をクロック入力とすると共に論理「1」をデ
ータ入力と成し且つ制御回路の出力する制御信号をリセ
ット入力とするバスを構成する信号線の数の第2のDフ
リップフロップと、Dフリップフロップのそれぞれの出
力を入力とする論理和回路とを設けたものとした。
出する。 【構成】 バス42上の信号を監視する監視回路2と、
バス上の信号の確定期間に限って監視回路を有効にする
制御回路3とを含んで構成した。また、制御回路は、マ
イクロプロセッサ40からのバス確定信号に基づいて監
視回路を制御するものとした。更に、監視回路は、バス
を構成する信号線の信号をクロック入力とすると共に論
理「1」をデータ入力と成し且つ制御回路の出力する制
御信号をリセット入力とするバスを構成する信号線の数
の第1のDフリップフロップと、バスを構成する信号線
の反転信号をクロック入力とすると共に論理「1」をデ
ータ入力と成し且つ制御回路の出力する制御信号をリセ
ット入力とするバスを構成する信号線の数の第2のDフ
リップフロップと、Dフリップフロップのそれぞれの出
力を入力とする論理和回路とを設けたものとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスを伝搬する信号の
エラーを検出するためのバスエラー検出回路に関する。
エラーを検出するためのバスエラー検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサとその周辺回路とを
接続するバスの伝搬信号のエラーを検出する手段とし
て、パリティ信号を利用する方法や比較回路を利用する
方法などが考案され且つ使用されている。
接続するバスの伝搬信号のエラーを検出する手段とし
て、パリティ信号を利用する方法や比較回路を利用する
方法などが考案され且つ使用されている。
【0003】パリティ信号を利用する方法にあっては、
送信側はバスに信号を送出する際にその信号のパリティ
信号を生成し、別途設けたパリティ用信号線を介して該
パリティ信号を受信側に送出する。受信側では、バスを
介して受信した信号に基づいて生成したパリティ信号
と、パリティ用信号線を介して受信したパリティ信号と
を比較して、バスを介して受信した信号の正否を検出し
ている。
送信側はバスに信号を送出する際にその信号のパリティ
信号を生成し、別途設けたパリティ用信号線を介して該
パリティ信号を受信側に送出する。受信側では、バスを
介して受信した信号に基づいて生成したパリティ信号
と、パリティ用信号線を介して受信したパリティ信号と
を比較して、バスを介して受信した信号の正否を検出し
ている。
【0004】また、比較回路を利用する方法にあって
は、特開平3−40036号公報に示されるような、マ
イクロプロセッサを二つ使用して信号を比較しながら正
否を検出する例などがある。
は、特開平3−40036号公報に示されるような、マ
イクロプロセッサを二つ使用して信号を比較しながら正
否を検出する例などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バスエラー検出回路にあっては、ソフトウェアの障害
(バグ)やバスの故障などにともなう比較的長期間の障
害を検出することを主眼としており、ノイズなどによる
突発的で且つ極めて短期間のバスの障害にあっては検出
することは困難であると言う問題点があった。
バスエラー検出回路にあっては、ソフトウェアの障害
(バグ)やバスの故障などにともなう比較的長期間の障
害を検出することを主眼としており、ノイズなどによる
突発的で且つ極めて短期間のバスの障害にあっては検出
することは困難であると言う問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、マイクロプ
ロセッサとその周辺回路とを接続するバスが、ノイズな
どの外乱によって障害を受けたことを検出することので
きるバスエラー検出回路を提供することにある。
成されたもので、その目的とするところは、マイクロプ
ロセッサとその周辺回路とを接続するバスが、ノイズな
どの外乱によって障害を受けたことを検出することので
きるバスエラー検出回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、請求項1記載の発明にあっては、バス
上の信号を監視する監視回路と、前記バス上の信号の確
定期間に限って前記監視回路を有効にする制御回路とを
設けたことを特徴とする。
解決するために、請求項1記載の発明にあっては、バス
上の信号を監視する監視回路と、前記バス上の信号の確
定期間に限って前記監視回路を有効にする制御回路とを
設けたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記制御回路は、マイクロプロセッサからのバス確定信号
に基づいて前記監視回路を制御するものであることを特
徴とする。
記制御回路は、マイクロプロセッサからのバス確定信号
に基づいて前記監視回路を制御するものであることを特
徴とする。
【0009】更に、請求項3記載の発明にあっては、前
記監視回路は、前記バスを構成する信号線の信号をクロ
ック入力とすると共に論理「1」をデータ入力と成し且
つ前記制御回路の出力する制御信号をリセット入力とす
る前記バスを構成する信号線の数の第1のDフリップフ
ロップと、前記バスを構成する信号線の反転信号をクロ
ック入力とすると共に論理「1」をデータ入力と成し且
つ前記制御回路の出力する制御信号をリセット入力とす
る前記バスを構成する信号線の数の第2のDフリップフ
ロップと、前記Dフリップフロップのそれぞれの出力を
入力とする論理和回路とを設けたものであることを特徴
とする。
記監視回路は、前記バスを構成する信号線の信号をクロ
ック入力とすると共に論理「1」をデータ入力と成し且
つ前記制御回路の出力する制御信号をリセット入力とす
る前記バスを構成する信号線の数の第1のDフリップフ
ロップと、前記バスを構成する信号線の反転信号をクロ
ック入力とすると共に論理「1」をデータ入力と成し且
つ前記制御回路の出力する制御信号をリセット入力とす
る前記バスを構成する信号線の数の第2のDフリップフ
ロップと、前記Dフリップフロップのそれぞれの出力を
入力とする論理和回路とを設けたものであることを特徴
とする。
【0010】
【作用】以上のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、監視回路は、バス上の信号の確定
期間の間のみ制御回路によって有効にされてバス上の信
号の変化を監視する。従って、本来ならばバス上の信号
の変化のあってはならないバス上の信号の確定期間にバ
ス上の信号の変化があって、信号授受にエラーを生じた
恐れのあることを検出できる。
載の発明にあっては、監視回路は、バス上の信号の確定
期間の間のみ制御回路によって有効にされてバス上の信
号の変化を監視する。従って、本来ならばバス上の信号
の変化のあってはならないバス上の信号の確定期間にバ
ス上の信号の変化があって、信号授受にエラーを生じた
恐れのあることを検出できる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、制
御回路は、マイクロプロセッサからのバス確定信号に基
づいて、監視回路を有効にする期間を制御している。従
って、簡単な構成で且つ正確にバス上の信号の確定期間
を特定することが可能で、信号授受のエラーを高い確率
で検出することができる。
御回路は、マイクロプロセッサからのバス確定信号に基
づいて、監視回路を有効にする期間を制御している。従
って、簡単な構成で且つ正確にバス上の信号の確定期間
を特定することが可能で、信号授受のエラーを高い確率
で検出することができる。
【0012】更に、請求項3記載の発明にあっては、監
視回路として、バスを構成する信号線の信号をクロック
入力とする一対のDフリップフロップを設けると共に、
一方のクロック入力は他方のクロック入力とは論理の反
転したクロック入力と成し、且つ、それぞれのDフリッ
プフロップの出力を論理和回路の入力と成し、該論理和
回路の出力をエラー検出信号とするので、バス上の信号
の論理「1」→論理「0」の変化と論理「0」→論理
「1」の変化とのいずれのエラーをも検出できる。
視回路として、バスを構成する信号線の信号をクロック
入力とする一対のDフリップフロップを設けると共に、
一方のクロック入力は他方のクロック入力とは論理の反
転したクロック入力と成し、且つ、それぞれのDフリッ
プフロップの出力を論理和回路の入力と成し、該論理和
回路の出力をエラー検出信号とするので、バス上の信号
の論理「1」→論理「0」の変化と論理「0」→論理
「1」の変化とのいずれのエラーをも検出できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るバスエラー検出回路の概
念を図1に基づいて、本発明に係るバスエラー検出回路
の一実施例を図2〜図5に基づいて、それぞれ詳細に説
明する。
念を図1に基づいて、本発明に係るバスエラー検出回路
の一実施例を図2〜図5に基づいて、それぞれ詳細に説
明する。
【0014】図1はバスエラー検出回路の原理を示す概
念図、図2はバスエラー検出回路を示すブロック図、図
3はバスエラー検出回路の監視回路を示す回路図であ
る。図4はバスエラー検出回路の動作を説明するタイミ
ングチャートであり、図4(a)〜図4(d)はバスを
構成する第1〜第4の信号線の信号状態をそれぞれ示
し、図4(e)は制御回路の出力を示し、図4(f)は
バスを構成する第2の信号線の信号をクロック入力とす
る第1のDフリップフロップの出力を示し、図4(g)
はバスを構成する第2の信号線の信号をクロック入力と
する第2のDフリップフロップの出力を示し、図4
(h)はバスを構成する第3の信号線の信号をクロック
入力とする第1のDフリップフロップの出力を示し、図
4(i)はバスを構成する第3の信号線の信号をクロッ
ク入力とする第2のDフリップフロップの出力を示し、
図4(j)は、バスを構成する第1の信号線の信号をク
ロック入力とする第1および第2のDフリップフロップ
の出力と、バスを構成する第4の信号線の信号をクロッ
ク入力とする第1および第2のDフリップフロップの出
力とを示し、図4(k)はバスエラー検出回路の検出出
力を示している。図5は真理値表であり、図5(a)は
第1のDフリップフロップの真理値表を示し、図5
(b)は第2のDフリップフロップの真理値表を示して
いる。
念図、図2はバスエラー検出回路を示すブロック図、図
3はバスエラー検出回路の監視回路を示す回路図であ
る。図4はバスエラー検出回路の動作を説明するタイミ
ングチャートであり、図4(a)〜図4(d)はバスを
構成する第1〜第4の信号線の信号状態をそれぞれ示
し、図4(e)は制御回路の出力を示し、図4(f)は
バスを構成する第2の信号線の信号をクロック入力とす
る第1のDフリップフロップの出力を示し、図4(g)
はバスを構成する第2の信号線の信号をクロック入力と
する第2のDフリップフロップの出力を示し、図4
(h)はバスを構成する第3の信号線の信号をクロック
入力とする第1のDフリップフロップの出力を示し、図
4(i)はバスを構成する第3の信号線の信号をクロッ
ク入力とする第2のDフリップフロップの出力を示し、
図4(j)は、バスを構成する第1の信号線の信号をク
ロック入力とする第1および第2のDフリップフロップ
の出力と、バスを構成する第4の信号線の信号をクロッ
ク入力とする第1および第2のDフリップフロップの出
力とを示し、図4(k)はバスエラー検出回路の検出出
力を示している。図5は真理値表であり、図5(a)は
第1のDフリップフロップの真理値表を示し、図5
(b)は第2のDフリップフロップの真理値表を示して
いる。
【0015】図1に基づいてバスエラー検出回路の概念
を説明する。図1に示すように、バスエラー検出回路1
は、監視回路2と制御回路3とを含んで構成される。監
視回路2は、信号入力部2aと、エラー検出出力部2b
と、制御信号入力部2cとを備えている。制御回路3は
制御信号出力部3aを備えている。
を説明する。図1に示すように、バスエラー検出回路1
は、監視回路2と制御回路3とを含んで構成される。監
視回路2は、信号入力部2aと、エラー検出出力部2b
と、制御信号入力部2cとを備えている。制御回路3は
制御信号出力部3aを備えている。
【0016】監視回路2の信号入力部2aは、マイクロ
プロセッサ40と周辺回路41とを結ぶバス42に接続
している。監視回路2のエラー検出出力部2bは、例え
ばエラー報知処理などのために、マイクロプロセッサ4
0のNMI(マスク不可能割り込み)入力端子(図示せ
ず)などに接続する。監視回路2の制御信号入力部2c
は、制御回路3の制御信号出力部3aに接続する。
プロセッサ40と周辺回路41とを結ぶバス42に接続
している。監視回路2のエラー検出出力部2bは、例え
ばエラー報知処理などのために、マイクロプロセッサ4
0のNMI(マスク不可能割り込み)入力端子(図示せ
ず)などに接続する。監視回路2の制御信号入力部2c
は、制御回路3の制御信号出力部3aに接続する。
【0017】上述のように構成されるバスエラー検出回
路1は次のように動作する。すなわち、マイクロプロセ
ッサ40はバス42を介して周辺回路41と信号の授受
を行っている。制御回路3は、何らかの方法にてバス4
2上の信号の確定期間に同期して監視回路2を有効にす
るための制御信号を制御信号出力部3aに出力してい
る。
路1は次のように動作する。すなわち、マイクロプロセ
ッサ40はバス42を介して周辺回路41と信号の授受
を行っている。制御回路3は、何らかの方法にてバス4
2上の信号の確定期間に同期して監視回路2を有効にす
るための制御信号を制御信号出力部3aに出力してい
る。
【0018】従って、監視回路は、制御回路からの制御
信号に基づいて、バス上の信号の確定期間中のみバス上
の信号の変化を有効に監視し、本来ならばバス上の信号
の変化のあってはならないバス上の信号の確定期間にバ
ス上の信号の1つでも変化があると、信号授受にエラー
を生じた恐れがあるとしてバスエラー検出信号をエラー
検出出力部2bから出力できる。
信号に基づいて、バス上の信号の確定期間中のみバス上
の信号の変化を有効に監視し、本来ならばバス上の信号
の変化のあってはならないバス上の信号の確定期間にバ
ス上の信号の1つでも変化があると、信号授受にエラー
を生じた恐れがあるとしてバスエラー検出信号をエラー
検出出力部2bから出力できる。
【0019】次に、バスエラー検出回路の一実施例を図
2〜図5に基づいて説明する。図2に示すバスエラー検
出回路1は、監視回路2と制御回路3とを含んで構成さ
れる。監視回路2は、信号入力部2aと、エラー検出出
力部2bと、制御信号入力部2cとを備えている。制御
回路3は、制御信号出力部3aと、バス確定信号入力部
3bとを備えている。
2〜図5に基づいて説明する。図2に示すバスエラー検
出回路1は、監視回路2と制御回路3とを含んで構成さ
れる。監視回路2は、信号入力部2aと、エラー検出出
力部2bと、制御信号入力部2cとを備えている。制御
回路3は、制御信号出力部3aと、バス確定信号入力部
3bとを備えている。
【0020】監視回路2の信号入力部2aは、マイクロ
プロセッサ40と周辺回路41とを結ぶバス42に接続
している。監視回路2のエラー検出出力部2bは、マイ
クロプロセッサ40のNMI(マスク不可能割り込み)
入力端子に接続する。監視回路2の制御信号入力部2c
は、制御回路3の制御信号出力部3aに接続する。制御
回路3のバス確定信号入力部3bは、マイクロプロセッ
サ40のメモリーリクエスト信号(例えば米インテル社
の8086マイクロプロセッサの/MREQ 信号)のような信号
出力部に接続する。
プロセッサ40と周辺回路41とを結ぶバス42に接続
している。監視回路2のエラー検出出力部2bは、マイ
クロプロセッサ40のNMI(マスク不可能割り込み)
入力端子に接続する。監視回路2の制御信号入力部2c
は、制御回路3の制御信号出力部3aに接続する。制御
回路3のバス確定信号入力部3bは、マイクロプロセッ
サ40のメモリーリクエスト信号(例えば米インテル社
の8086マイクロプロセッサの/MREQ 信号)のような信号
出力部に接続する。
【0021】監視回路2を更に詳細に説明すると図3に
示すように構成されている。但し、説明を簡略化するた
めに、監視対象のバス42は第1の信号線乃至第4の信
号線の4本の信号線から構成されているものとして説明
する。すなわち、監視回路2は、第1のDフリップフロ
ップに相当する4個のDフリップフロップA1,A2,A 3,
A4 と、第2のDフリップフロップに相当する4個のD
フリップフロップB1,B2,B3,B4 と、論理和回路20
とを含んで構成されている。
示すように構成されている。但し、説明を簡略化するた
めに、監視対象のバス42は第1の信号線乃至第4の信
号線の4本の信号線から構成されているものとして説明
する。すなわち、監視回路2は、第1のDフリップフロ
ップに相当する4個のDフリップフロップA1,A2,A 3,
A4 と、第2のDフリップフロップに相当する4個のD
フリップフロップB1,B2,B3,B4 と、論理和回路20
とを含んで構成されている。
【0022】監視回路2の内部接続は次のようにされて
いる。すなわち、DフリップフロップA1,A2,A3,A4,
B1,B2,B3,B4 のそれぞれのデータ入力部Dは、論理
「1」に相当するHigh(なお、以降にあっては、論理
「1」をHighと表現し、論理「0」をLow と表現する)
の電源端子Vccに接続される。DフリップフロップA1,
A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4 のそれぞれのリセット入
力部Rは、それぞれ接続されて制御信号入力部2cを形
成する。DフリップフロップA1,A2,A3,A4,B 1,B2,
B3,B4 のそれぞれの出力部Qは、論理和回路20の入
力部に各々接続される。論理和回路20の出力部は、監
視回路2のエラー検出出力部2bを形成する。
いる。すなわち、DフリップフロップA1,A2,A3,A4,
B1,B2,B3,B4 のそれぞれのデータ入力部Dは、論理
「1」に相当するHigh(なお、以降にあっては、論理
「1」をHighと表現し、論理「0」をLow と表現する)
の電源端子Vccに接続される。DフリップフロップA1,
A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4 のそれぞれのリセット入
力部Rは、それぞれ接続されて制御信号入力部2cを形
成する。DフリップフロップA1,A2,A3,A4,B 1,B2,
B3,B4 のそれぞれの出力部Qは、論理和回路20の入
力部に各々接続される。論理和回路20の出力部は、監
視回路2のエラー検出出力部2bを形成する。
【0023】DフリップフロップA1 とDフリップフロ
ップB1 とのそれぞれのクロック入力部Tは、接続され
て信号入力部2a1 を形成する。DフリップフロップA
2 とDフリップフロップB2 とのそれぞれのクロック入
力部Tは、接続されて信号入力部2a2 を形成する。D
フリップフロップA3 とDフリップフロップB3 とのそ
れぞれのクロック入力部Tは、接続されて信号入力部2
a3 を形成する。DフリップフロップA4 とDフリップ
フロップB4 とのそれぞれのクロック入力部Tは、接続
されて信号入力部2a4 を形成する。
ップB1 とのそれぞれのクロック入力部Tは、接続され
て信号入力部2a1 を形成する。DフリップフロップA
2 とDフリップフロップB2 とのそれぞれのクロック入
力部Tは、接続されて信号入力部2a2 を形成する。D
フリップフロップA3 とDフリップフロップB3 とのそ
れぞれのクロック入力部Tは、接続されて信号入力部2
a3 を形成する。DフリップフロップA4 とDフリップ
フロップB4 とのそれぞれのクロック入力部Tは、接続
されて信号入力部2a4 を形成する。
【0024】なお、信号入力部2a1 はバス42の第1
の信号線に、信号入力部2a2 はバス42の第2の信号
線に、信号入力部2a3 はバス42の第3の信号線に、
信号入力部2a4 はバス42の第4の信号線に、それぞ
れ接続している。
の信号線に、信号入力部2a2 はバス42の第2の信号
線に、信号入力部2a3 はバス42の第3の信号線に、
信号入力部2a4 はバス42の第4の信号線に、それぞ
れ接続している。
【0025】上述のように構成されるバスエラー検出回
路1は、次のように動作する。すなわち、制御回路3
は、マイクロプロセッサ40からバス確定信号入力部3
bに入力する信号に基づいて、監視対象のバス42の信
号確定期間はLow でその外の期間はHighである制御信号
(図4(e)に示す)を、制御信号出力部3aから出力
する。
路1は、次のように動作する。すなわち、制御回路3
は、マイクロプロセッサ40からバス確定信号入力部3
bに入力する信号に基づいて、監視対象のバス42の信
号確定期間はLow でその外の期間はHighである制御信号
(図4(e)に示す)を、制御信号出力部3aから出力
する。
【0026】従って、図4(e)に示すような制御信号
が制御回路3の制御信号出力部3aから監視回路2の制
御信号入力部2cに入力され、しかも、第1の信号線か
らは信号入力部2a1 に図4(a)に示すようなノイズ
の影響の無いLow 信号が入力され、第2の信号線からは
信号入力部2a2 に図4(b)に示すようなノイズN 1
の影響を受けたHigh信号が入力され、第3の信号線から
は信号入力部2a3 に図4(c)に示すようなノイズN
2 の影響を受けたLow 信号が入力され、第4の信号線か
らは信号入力部2a4 に図4(d)に示すようなノイズ
の影響の無いLow 信号が入力されたとすると、Dフリッ
プフロップA1,A2,A3,A4,B1,B2,B 3,B4 のそれぞ
れは次のような出力をする。
が制御回路3の制御信号出力部3aから監視回路2の制
御信号入力部2cに入力され、しかも、第1の信号線か
らは信号入力部2a1 に図4(a)に示すようなノイズ
の影響の無いLow 信号が入力され、第2の信号線からは
信号入力部2a2 に図4(b)に示すようなノイズN 1
の影響を受けたHigh信号が入力され、第3の信号線から
は信号入力部2a3 に図4(c)に示すようなノイズN
2 の影響を受けたLow 信号が入力され、第4の信号線か
らは信号入力部2a4 に図4(d)に示すようなノイズ
の影響の無いLow 信号が入力されたとすると、Dフリッ
プフロップA1,A2,A3,A4,B1,B2,B 3,B4 のそれぞ
れは次のような出力をする。
【0027】すなわち、DフリップフロップA1,A2,A
3,A4 のそれぞれは図5(a)に示すような真理値表に
基づいて動作し、DフリップフロップB1,B2,B3,B4
のそれぞれは図5(b)に示すような真理値表に基づい
て動作するものである。従って、監視回路2は、図5に
示す真理値表から明らかのように、図4(e)に示す制
御信号のLow の期間(バス信号確定期間)にのみ、バス
(第1乃至第4の信号線)42の監視を実行する。
3,A4 のそれぞれは図5(a)に示すような真理値表に
基づいて動作し、DフリップフロップB1,B2,B3,B4
のそれぞれは図5(b)に示すような真理値表に基づい
て動作するものである。従って、監視回路2は、図5に
示す真理値表から明らかのように、図4(e)に示す制
御信号のLow の期間(バス信号確定期間)にのみ、バス
(第1乃至第4の信号線)42の監視を実行する。
【0028】監視を実行し始めた監視回路2のDフリッ
プフロップA1,A2,A3,A4,B1,B 2,B3,B4 のそれぞ
れは、出力部QからLow を出力する。そして、本来なら
ば、それぞれの信号入力部2a1,2a2,2a3,2a4 の
信号状態(Low ・Highの状態)は変化しない筈で、Dフ
リップフロップA1,A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4 のそ
れぞれの出力部QはLow の出力を継続する筈である。
プフロップA1,A2,A3,A4,B1,B 2,B3,B4 のそれぞ
れは、出力部QからLow を出力する。そして、本来なら
ば、それぞれの信号入力部2a1,2a2,2a3,2a4 の
信号状態(Low ・Highの状態)は変化しない筈で、Dフ
リップフロップA1,A2,A3,A4,B1,B2,B3,B4 のそ
れぞれの出力部QはLow の出力を継続する筈である。
【0029】ところが、制御信号のLow の期間(バス信
号確定期間)中に、図4(b)に示すようにノイズN1
の影響で信号入力部2a2 の信号状態が変化したとする
と、DフリップフロップB2 の出力部Qは該ノイズN1
の影響による立ち下がり(High→Low )時点でLow →Hi
ghに変化し、DフリップフロップA2 の出力部Qは該ノ
イズN1 の影響による立ち上がり(Low →High)時点で
Low →Highに変化する。また、図4(c)に示すように
ノイズN2 の影響で信号入力部2a3 の信号状態が変化
したとすると、DフリップフロップA3 の出力部Qは該
ノイズN2 の影響による立ち上がり時点でLow →Highに
変化し、DフリップフロップB3 の出力部Qは該ノイズ
N2 の影響による立ち下がり時点でLow →Highに変化す
る。その他のDフリップフロップA1,A4,B1,B4 の出
力部Qは、図4(j)に示すようにLow を継続する。
号確定期間)中に、図4(b)に示すようにノイズN1
の影響で信号入力部2a2 の信号状態が変化したとする
と、DフリップフロップB2 の出力部Qは該ノイズN1
の影響による立ち下がり(High→Low )時点でLow →Hi
ghに変化し、DフリップフロップA2 の出力部Qは該ノ
イズN1 の影響による立ち上がり(Low →High)時点で
Low →Highに変化する。また、図4(c)に示すように
ノイズN2 の影響で信号入力部2a3 の信号状態が変化
したとすると、DフリップフロップA3 の出力部Qは該
ノイズN2 の影響による立ち上がり時点でLow →Highに
変化し、DフリップフロップB3 の出力部Qは該ノイズ
N2 の影響による立ち下がり時点でLow →Highに変化す
る。その他のDフリップフロップA1,A4,B1,B4 の出
力部Qは、図4(j)に示すようにLow を継続する。
【0030】従って、論理和回路20の出力であるエラ
ー検出出力部2bからは、図4(k)に示すようなバス
エラー検出出力が成される。すなわち、エラー検出出力
部2bからは、ノイズN1 の影響による立ち下がり時点
から制御信号の立ち上がり時点迄の期間Highであるバス
エラー検出出力が成される。
ー検出出力部2bからは、図4(k)に示すようなバス
エラー検出出力が成される。すなわち、エラー検出出力
部2bからは、ノイズN1 の影響による立ち下がり時点
から制御信号の立ち上がり時点迄の期間Highであるバス
エラー検出出力が成される。
【0031】すなわち、上述のように構成されるバスエ
ラー検出回路1にあっては、バス42の信号を確定する
期間にノイズなどの何らかの影響でバス42上の信号が
変化すると、バスエラーを生じた恐れがある旨の信号を
出力できるのである。
ラー検出回路1にあっては、バス42の信号を確定する
期間にノイズなどの何らかの影響でバス42上の信号が
変化すると、バスエラーを生じた恐れがある旨の信号を
出力できるのである。
【0032】
【発明の効果】本発明のバスエラー検出回路は上述のよ
うに構成したものであるから、請求項1記載の発明にあ
っては、本来ならばバス上の信号の変化があってはなら
ないバス上の信号の確定期間にバス上の信号の変化があ
ると、信号の授受にエラーを生じた恐れがある旨の信号
を出力できるので、マイクロプロセッサなどを用いた装
置の信頼性の向上のための一助とすることができ、請求
項2記載の発明にあっては、マイクロプロセッサからの
バス確定信号に基づいて制御回路が監視回路を有効にす
る期間を制御するので、簡単な構成で且つ正確にバス上
の信号の確定期間を特定することが可能で、上記効果に
加えて、信号授受のエラーを高い確率で検出することが
でき、請求項3記載の発明にあっては、監視回路とし
て、バスを構成する信号線の信号をクロック入力とする
一対のDフリップフロップを設けると共に、一方のクロ
ック入力は他方のクロック入力とは論理の反転したクロ
ック入力と成し、且つ、それぞれのDフリップフロップ
の出力を論理和回路の入力と成し、該論理和回路の出力
をエラー検出出力としたので、上記効果に加えて、バス
上の信号の論理「1」→論理「0」の変化と論理「0」
→論理「1」の変化とのいずれのエラーをも簡単な構成
にて検出できる、優れたバスエラー検出回路を提供でき
ると言う効果を奏する。
うに構成したものであるから、請求項1記載の発明にあ
っては、本来ならばバス上の信号の変化があってはなら
ないバス上の信号の確定期間にバス上の信号の変化があ
ると、信号の授受にエラーを生じた恐れがある旨の信号
を出力できるので、マイクロプロセッサなどを用いた装
置の信頼性の向上のための一助とすることができ、請求
項2記載の発明にあっては、マイクロプロセッサからの
バス確定信号に基づいて制御回路が監視回路を有効にす
る期間を制御するので、簡単な構成で且つ正確にバス上
の信号の確定期間を特定することが可能で、上記効果に
加えて、信号授受のエラーを高い確率で検出することが
でき、請求項3記載の発明にあっては、監視回路とし
て、バスを構成する信号線の信号をクロック入力とする
一対のDフリップフロップを設けると共に、一方のクロ
ック入力は他方のクロック入力とは論理の反転したクロ
ック入力と成し、且つ、それぞれのDフリップフロップ
の出力を論理和回路の入力と成し、該論理和回路の出力
をエラー検出出力としたので、上記効果に加えて、バス
上の信号の論理「1」→論理「0」の変化と論理「0」
→論理「1」の変化とのいずれのエラーをも簡単な構成
にて検出できる、優れたバスエラー検出回路を提供でき
ると言う効果を奏する。
【図1】本発明に係るバスエラー検出回路の原理を示す
概念図である。
概念図である。
【図2】本発明に係るバスエラー検出回路の一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】上記実施例の監視回路を示す回路図である。
【図4】上記実施例の動作を説明するタイミングチャー
トである。
トである。
【図5】上記実施例のDフリップフロップの動作を示す
真理値表である。
真理値表である。
1 バスエラー検出回路 2 監視回路 20 論理和回路 3 制御回路 40 マイクロプロセッサ 42 バス An 第1のDフリップフロップ(但しnは1,…4
の整数) Bn 第2のDフリップフロップ(但しnは1,…4
の整数)
の整数) Bn 第2のDフリップフロップ(但しnは1,…4
の整数)
Claims (3)
- 【請求項1】 バス上の信号を監視する監視回路と、前
記バス上の信号の確定期間に限って前記監視回路を有効
にする制御回路とを設けたことを特徴とするバスエラー
検出回路。 - 【請求項2】 前記制御回路は、マイクロプロセッサか
らのバス確定信号に基づいて前記監視回路を制御するも
のであることを特徴とする請求項1記載のバスエラー検
出回路。 - 【請求項3】 前記監視回路は、前記バスを構成する信
号線の信号をクロック入力とすると共に論理「1」をデ
ータ入力と成し且つ前記制御回路の出力する制御信号を
リセット入力とする前記バスを構成する信号線の数の第
1のDフリップフロップと、前記バスを構成する信号線
の反転信号をクロック入力とすると共に論理「1」をデ
ータ入力と成し且つ前記制御回路の出力する制御信号を
リセット入力とする前記バスを構成する信号線の数の第
2のDフリップフロップと、前記Dフリップフロップの
それぞれの出力を入力とする論理和回路とを設けたもの
であることを特徴とする請求項1記載または請求項2記
載のバスエラー検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029836A JPH07239796A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | バスエラー検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029836A JPH07239796A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | バスエラー検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07239796A true JPH07239796A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12287106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6029836A Withdrawn JPH07239796A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | バスエラー検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07239796A (ja) |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029836A patent/JPH07239796A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |