JPH0723157U - 立体駐車場用床板 - Google Patents

立体駐車場用床板

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JPH0723157U
JPH0723157U JP5969793U JP5969793U JPH0723157U JP H0723157 U JPH0723157 U JP H0723157U JP 5969793 U JP5969793 U JP 5969793U JP 5969793 U JP5969793 U JP 5969793U JP H0723157 U JPH0723157 U JP H0723157U
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JP
Japan
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plate
floor
water
gutter
plates
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Pending
Application number
JP5969793U
Other languages
English (en)
Inventor
金一 軸丸
Original Assignee
株式会社トーア
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Publication date
Application filed by 株式会社トーア filed Critical 株式会社トーア
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Publication of JPH0723157U publication Critical patent/JPH0723157U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床板の設置が簡単で、排水の良好な立体駐車
場の床板を得る。 【構成】 中央部から両側に向かって緩斜面とした鋼板
製床板体1の一側端に、上面を開口すると共に前後端部
の下面に案内板21を垂下した水受樋2を連設し、その
他端に水受樋2の上面開口部を少しの間隔をおいて塞ぐ
覆板3を突設し、床板体1の裏面に、上面を開口した箱
型補強材4を前後両側から突出しないよう4列間隔をお
いて溶接し、ボルト孔51を透設した取付板5を該補強
材4の下面の前後に溶接し、床板体1の裏面の前後端部
に水切板6を垂下して溶接し、前後の取付板5の一側端
部と水受樋2の下面とに吊下板7を溶接して成る。床板
の取付板5を両側方向の梁81上でボルト孔85とボル
ト孔51とでボルト86で螺着して前後方向に床板を連
続し、隣接する床板の覆板3を10mm位の間隔をおいて
収容した状態でボルト86止めして床板を左右方向に連
続させ床部が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、立体駐車場における床板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の床板は裏面にリブを設けた構成であり、これを梁に固着し間隙のないよ うに敷き詰めて床を形成していた。そして、外周に配置した水受樋から排水して いたのである。しかしながら、これでは床に雨水が溜り、且つ床板を間隙のない ように敷き詰めることが面倒で作業性が劣る問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、雨水を案内できて床に溜ることを防止できると共に、その設 置が簡単にできる床板を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、両側に向かってわずかに下に傾斜させた鋼板製床板体の一 側端に上面を開口した水受樋を連設すると共に、他端に該水受樋の上面開口部を 少しの間隔をおいて塞ぐ覆板を突設し、床板体の裏面に補強材を前後両側から突 出しないよう固着し、補強材の下面に取付板を固着した構成である。なお、補強 材を箱型として水受樋と並行に複数列並設し、夫々の箱型補強材の前後両端の下 面に取付板を固着してもよく、床板体の前後端部に水切板を垂下して取り付ける と共に、水受樋の前後端部の下面に案内板を垂下して取り付けてもよい。
【0005】
【作用】
床板体の裏面に固着された補強材の下面の取付板を溶接或いはボルト止着して 前後をH型鋼等の梁に設置し、隣接する床板の水受樋に、少しの間隔をおいて覆 板を被覆して多数連続配置することで床が形成され、夫々の床板が両側に向かっ てわずかに下に傾斜しているため床板の両側に配置した水受樋に水が案内されて 落下するため床板上に水が溜ることを防止できるのであり、水受樋からの水を雨 樋で受けて排水するのである。
【0006】 また、H型鋼等の梁に設置することで前後の床板の間に間隙が生ずるが、その 下に雨樋を配置することで排水を良好にできるものであり、前後端部に水切板を 垂下して取り付ければ水の落下を案内でき、また水受樋からの水を案内板によっ て雨樋に落下案内できて水受樋の下面への水の回り込みを防止できるのである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図示実施例について説明する。図1及び図2に示す本例 において、1は鋼板製床板体であって上面にスリップ止めの凹凸を施してあり、 中央部から両側に向かってわずかに下に傾斜させている。また、その一側端に上 面を開口した水受樋2を連設すると共に、その他端に該水受樋2の上面開口部を 少しの間隔をおいて塞ぐ覆板3を突設している。なお、覆板3は端部を下に折曲 し、さらにその下端部から内向きに折曲して補強構造としている。また、水受樋 2の前後端部の下面に案内板21を溶接して垂下している。
【0008】 さらに、床板体1の裏面に、上面を開口した箱型補強材4を前後両側から突出 しないよう4列間隔をおいて溶接し、ボルト孔51を透設した取付板5を該補強 材4の夫々の平坦な下面の前後に溶接し、また、床板体1の裏面の前後端部に水 切板6を垂下して溶接している。なお、前後の取付板5の一側端部と水受樋2の 下面とに吊下板7を溶接している。
【0009】 本例では、床板体1の長さを250cm、巾を100cm、水受樋2の巾を45mm 、覆板3の巾を60mm、箱型補強材4の高さを14cmとしているが、床板体1の 長さ及び巾は駐車場の広さに応じて任意に数種類製作するのである。したがって 、夫々の大きさに応じて箱型補強材4の巾や長さ及び数も適宜となるのである。
【0010】 次に本例の取り付け設置を説明すると、図3のように、本例の床板を前後部で 設置できるように床板の大きさに合わせてH型鋼の梁81,82を組み、夫々の 両側方向の梁81上に高さの異なる短い角パイプ91を溶接してステンレス製雨 樋9を一側部に傾斜させて溶接する。なお、雨樋9の一側端はその底部に固着し たパイプ92をH型鋼の前後方向の梁82の取付孔83に挿通して梁81,82 に保持した排水パイプ84に接続する。
【0011】 そして、吊下板7にロープを掛けて床板を吊り下げ、図4のように床板の前後 の取付板5を両側方向の梁81上に載置し、そのボルト孔51と梁81に透設し たボルト孔85とでハイテンションボルト86で螺着して前後方向に床板を連続 させる。この状態では、雨樋9に水受樋2の端部が対向して臨むのである。高い 角パイプ91の配置部では図5のように雨樋9が少し高く位置するのである。
【0012】 また、設置した床板の水受樋2に、図5のように、隣接する床板の覆板3を1 0mm位の少しの間隔をおいて収容配置した状態で同様にボルト86止めして左右 方向に連続させることで床部が形成されるのである。
【0013】 本例によると、床板体の裏面に固着された箱型補強材4によって床板が堅固と なり、補強材4の下面に溶接した取付板5をボルト86止着してH型鋼の梁81 に簡単に設置し、さらに横に隣接する床板間に、覆板3で少しの間隔をおいて覆 われた水受樋2を多数形成配置できるのである。
【0014】 そして、床に侵入し、或いは自動車からの雨水は、夫々の床板が両側に向かっ てわずかに下に傾斜しているため覆板3との間隙から床板の両側に配置した水受 樋2に水が案内落下し、夫々の水受樋2からの水を雨樋9で受け、パイプ92か ら排水パイプ84を通過して排水されるのである。これにより床板上に水が溜る ことを防止できるのである。この際、水受樋2からの水が案内板21によって雨 樋9に落下案内されるため水受樋2の下面への水の回り込みを防止できるのであ る。また前後の床板との間隙からは水が直接雨樋9に落下し、この際、水切板6 の垂下によって水の落下を案内でき、雨樋9外に落下するのを防止できるのであ る。
【0015】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、床板の大きさは問わず、わずかに傾斜させる角度も限定されない。また、床 板体の一側端に形成する水受樋の巾や高さも適宜であり、他端に突設する該水受 樋の上面開口部を少しの間隔をおいて塞ぐ覆板の巾や形状も任意である。
【0016】 さらに、補強材の形状も問わず、補強材の下面に固着する取付板の形状も適宜 である。なお、床板体の前後端部に水切板を垂下させる場合はその水切板の形状 も任意である。また、水受樋、補強材及び取付板或いは水切板は溶接の他、ボル ト止着等で固着してもよく、本考案の床板を梁に設置する場合に梁と取付板を溶 接してもよく、梁の構成や雨樋の取付構成等も限定されない。
【0017】
【考案の効果】
本考案によると、覆板で少しの間隔をおいて覆われた水受樋を床板間に介在形 成配置でき、床部の雨水を緩斜面から水受樋に落下して雨樋から排水できるため 床板上での水溜りを防止できるのである。請求項2では、箱型補強材により床板 が堅固となり、請求項3では、前後で隣接する床板間の間隙に落下する水を水切 板によって下の雨樋等に案内できると共に、水受樋からの水を案内板によって雨 樋に落下案内するため水受樋の下面への水の回り込みを防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠した斜視図で
ある。
【図2】その拡大縦断正面図である。
【図3】その施工例を示す斜視図である。
【図4】その梁に設置した状態の雨樋が低い部位での縦
断側面図である。
【図5】その梁に設置した状態の雨樋が高い部位での縦
断側面図である。
【図6】その横方向に連続させた要部の一部縦断正面図
である。
【符号の説明】
1 床板体 2 水受樋 21 案内板 3 覆板 4 箱型補強材 5 取付板 51 ボルト孔 6 水切板 7 吊下板 81,82 梁 84 排水パイプ 85 ボルト孔 86 ハイテンションボルト 9 雨樋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に向かってわずかに下に傾斜させた
    鋼板製床板体1の一側端に上面を開口した水受樋2を連
    設すると共に、他端に該水受樋2の上面開口部を少しの
    間隔をおいて塞ぐ覆板3を突設し、床板体1の裏面に補
    強材を前後両側から突出しないよう固着し、補強材の下
    面に取付板5を固着したことを特徴とする立体駐車場用
    床板。
  2. 【請求項2】 補強材を箱型として水受樋と並行に複数
    列並設し、夫々の箱型補強材4の前後両端の下面に取付
    板5を固着した請求項1の床板。
  3. 【請求項3】 床板体1の前後端部に水切板6を垂下し
    て取り付けると共に、水受樋2の前後端部の下面に案内
    板21を垂下して取り付けた請求項1又は請求項2の床
    板。
JP5969793U 1993-10-07 1993-10-07 立体駐車場用床板 Pending JPH0723157U (ja)

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JP5969793U JPH0723157U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 立体駐車場用床板

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JP5969793U JPH0723157U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 立体駐車場用床板

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ID=13120664

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JP5969793U Pending JPH0723157U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 立体駐車場用床板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100668419B1 (ko) * 2005-08-24 2007-01-12 전재윤 배수 및 소음 흡수 구조를 갖는 복층식 주차설비
WO2012020232A3 (en) * 2010-08-12 2014-06-26 Condek Holdings Limited A structure for supporting at least one vehicle

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0525953A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Kitagawa Iron Works Co Ltd パネルの構造とこのパネルを床板に用いた構造物

Patent Citations (1)

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