JP3228561B2 - 洗浄可能な組立式床構造 - Google Patents

洗浄可能な組立式床構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレ等の水洗浄が可
能な組立式の床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗浄ができるトイレ等の組立式の
床は、全床パネルの端部に排水用の溝が設けられ、この
溝から外部の排水管と連通する排水口が備えられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の床では、床面の端部に排水口を有する溝を設
けなければならないため、連続した床面を形成すること
ができなかった。そして、床構造を、複数の床パネルを
隣り合うように組立て、各床パネル間の下方に樋を設け
て、連続した床面を形成することが考えられるが、排水
効率と構造の簡略化について、改善すべき点が見受けら
れる。本発明は前記事項に鑑みなされたものであり、組
立式で洗浄可能な床構造を、簡易な構成で、排水効率の
良好な床構造として提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のパネル
シート1をスリット2を隔てて平面マトリックス状に敷
設した床面部11と、前記床面部11の下方に配置さ
れ、前記スリット2からの落下液滴を受ける樋3と、こ
の樋3内の排水を収容し外部に流出させる排水横枝管1
5とを有する床下部と、からなる洗浄可能な床構造であ
る。
【0005】そして、前記床面部11は、基盤部6より
立設された排水立て管兼束4の上部外周に設けられたフ
ランジ16に支持され、排水立て管兼束4の上端には前
記パネルシート1と面一な排水口5が形成され、排水立
て管兼束4の下部には前記排水横枝管15への流出管1
2を接続する。
【0006】また、前記排水立て管兼束4の下部は上下
位置を調整可能なボルト7を有するフランジにより基盤
部6に載置してもよい。さらに、前記樋3を前記パネル
シート1の荷重を支承する梁材としての機能を有する構
造としてもよい。
【0007】
【作用】洗浄水により床面部11の洗浄をすると、洗浄
水は排水口5あるいは各パネルシート1間のスリット2
から落下する。前記スリット2から落下した洗浄水は、
樋3で受けられ、排水立て管兼束4において前記排水口
5から落下した洗浄水と合流して、流出管12を通り排
水横枝管15から外部に排出される。
【0008】また、排水立て管兼束4をボルト7により
上下位置の調整をすることにより、樋3に傾斜をもたせ
て洗浄水を流れ易くすることもできる。
【0009】
【実施例】図1〜図5に基づいて、本発明の一実施例を
説明する。図1は本実施例の床構造のパネルシートを二
枚敷設した状態を示す上面図である。図2はパネルシー
トを除去した状態の上面図であり、図3は実施例の側断
面図である。図4は図5のA−A線における断面図であ
り、図5は排水立て管兼束部の拡大断面図である。
【0010】図1に示すようにパネルシート1は長方形
状をしており、パネルシート1aとパネルシート1bと
の間のように、隣接する各パネルシート1間には数ミリ
程度のスリット2が形成されている。また、パネルシー
ト1の各角部には、それぞれ扇状の切欠部25が形成さ
れている。さらにこの切欠部25付近には、段部26が
形成され、段部26の上面からパネルシート1の底面に
かけてボルト挿入用の孔部27が設けられている。
【0011】そして、パネルシート1を載置した際、パ
ネルシート1の各角部に排水用の排水口5が位置するよ
うになっている。このようなパネルシート1が複数敷設
されて、床面部11を構成している。
【0012】床下部18であるパネルシート1の下方に
は、図2及び図3に示すようにスリット2からの液滴を
受ける樋3と、樋3からの水滴を集める排水横枝管15
が複数本配置されている。樋3は前記スリット2に対応
するように各パネルシート1の境界の下方を縦横に配置
されている。そして、樋3は、前記排水口5を上端部に
開口する排水立て管兼束4内に排水を流し込むようにな
っている。前記排水横枝管15は排水立て管兼束4の近
傍を通るように配管されており、排水横枝管15と排水
立て管兼束4は流出管12によって連通されている。
【0013】前記排水立て管兼束4は、床スラブ10上
に防水シートSを介して載置される基盤部6の上方にボ
ルト7によって支承されている。排水立て管兼束4の上
部外周には図5に示すようにパネルシート1を支持する
ためのフランジ16が設けられている。そして、パネル
シート1は、パネルシート1の四隅の下部を四箇所のフ
ランジ16に支持されて載置されることとなる。すなわ
ち、前記排水立て管兼束4は排水管としての機能ととも
に、パネルシート1を支える支柱としての機能も有して
いる。
【0014】パネルシート1を床面部11として平面マ
トリックス状に敷設した場合、隣接する4枚のパネルシ
ート1の4箇所の切欠部25が排水立て管兼束4の上部
(排水口5部分)を囲繞する状態となる。そして、パネ
ルシート1の孔部27からボルト28を挿入してフラン
ジ16に締め固めすることにより、パネルシート1を固
定している。
【0015】前記隣接するパネルシート1の切欠部25
によって形成される開口5部分(切欠部25の周端部)
に、図5に示すように腕型のトラップ8が備えられ、排
水管からの異臭や下水ガスが開口部5から床面部11上
に漏れないようにしてある。
【0016】また、前記腕型のトラップ8上には固形物
除去用の開口蓋30がパネルシート11の表面と面一と
なるように載置されている。開口蓋30の表面には図1
に示すように複数のスリットあるいは孔が形成されてい
る。
【0017】なお、前記腕型トラップ8は排水立て管兼
束4内で樋3よりも下方に位置するように備えてもよ
い。前記排水立て管兼束4を基盤部6上に支承するボル
ト7は、排水立て管兼束4の下部に当接するナット9の
位置をボルト7に対して上下に変更することにより、排
水立て管兼束4の高さ位置を調節できるようになってい
る。そして、各排水立て管兼束4の高さを調節すること
により、各パネルシート11が水平に載置されるように
する。また、各排水立て管兼束4の高さ位置を調節する
ことにより、樋3に若干の傾斜をもたせて、樋3で受け
た洗浄水を排水立て管兼束4に集め易いようにしてもよ
い。
【0018】ここで、床面部11を洗浄した水の排水経
路を説明すると、床面部11を洗浄した洗浄水は、二系
統の水路からまず排水立て管兼束4内に流入する。すな
わち、一方は排水口5から→排水立て管兼束4内に直接
流入する系統であり、他方はスリット2から→樋3を経
て→排水立て管兼束4内に流入する系統である。そし
て、排水立て管兼束4で合流した排水は、排水立て管兼
束4から→流出管12→排水横枝管15を介して外部に
排出される。
【0019】以上のように本実施例によれば、複数のパ
ネルシート間に通常の排水口とともに水滴落下用のスリ
ットを形成したので、床面を水等により洗浄可能であ
り、洗浄した後の床面の水はけが非常に良好となる。
【0020】また、各パネルシートは簡易に取り外しが
できるので、パネルシートに損傷や過度の汚れが生じた
場合、パネルシート単位での交換が可能であり、経済的
である。
【0021】そして、排水立て管兼束は、排水管ととも
に床面の支柱としての機能を兼用しているので、構造を
簡易にすることができる。さらに、支柱である排水立て
管兼束の高さ位置を調節可能としたので、樋に傾斜をも
たせて洗浄水の流れを良くすることができる。
【0022】さらに、樋3はスリット2から落下する水
滴を受ける機能の他、パネルシート1の荷重を支える梁
材としての機能も備えているので、床面であるパネルシ
ートを確実に安定した状態で保持することが可能であ
る。
【0023】また、本実施例で示した排水立て管兼束4
を床面部11における一列にのみ配置し、他の排水立て
管兼束は流出管と接続せず、排水口5から他の排水立て
管兼束に流入する洗浄水は樋3に流れ出すようにし、各
樋3からの液を前記一列にのみ配置する排水立て管兼束
4に集めて、排水立て管兼束4に接続する流出管12か
ら排水横枝管15へ排水するようにしてもよい。この場
合、排水横枝管15を複数設ける必要がなくなる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、組立式で洗浄可能な床
構造を、簡易な構成で、排水効率の良好な床構造として
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における床構造のパネルシー
トを二枚敷設して一部に開口蓋を取り付けた状態を示す
上面図である。
【図2】実施例におけるパネルシートを取り外した状態
の上面図である。
【図3】実施例の側断面図である。
【図4】図5のA−A線の断面図である。
【図5】実施例の排水立て管兼束部の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・パネルシート 2・・スリット 3・・樋 4・・排水立て管兼束 5・・排水口 6・・基盤部 7・・ボルト 8・・トラップ 10・・床スラブ 11・・床面部 12・・流出管 15・・排水横枝管 16・・フランジ 18・・床下部 20・・枠体 21・・段部 25・・切欠部 26・・段付部 27・・孔部 28・・ボルト 30・・開口蓋

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパネルシートをスリットを隔てて平
    面マトリックスに敷設した床面部と、 前記床面部の下方に配置され、前記スリットからの落下
    液滴を受ける樋と、この樋内の排水を収容し外部に流出
    させる排水横枝管とを有する床下部とからなる洗浄可
    能な床構造であって、 前記床面部は、基盤部より立設された排水立て管兼束の
    上部外周に設けられたフランジに支持され、排水立て管
    兼束の上方には前記パネルシートと面一な排水口が形成
    され、排水立て管兼束の下部には前記排水横枝管への流
    出管が接続されていることを特徴とする 洗浄可能な組立
    式床構造。
  2. 【請求項2】前記排水立て管兼束の下部は上下位置を調
    整可能なボルトを有するフランジにより基盤部に載置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の洗浄可能な組
    立式床構造。
  3. 【請求項3】前記樋は前記パネルシートの荷重を支承す
    る梁材としての機能を有することを特徴とする請求項1
    記載の洗浄可能な組立式床構造。
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