JPH0722917A - パルス発生装置 - Google Patents
パルス発生装置Info
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- JPH0722917A JPH0722917A JP18317393A JP18317393A JPH0722917A JP H0722917 A JPH0722917 A JP H0722917A JP 18317393 A JP18317393 A JP 18317393A JP 18317393 A JP18317393 A JP 18317393A JP H0722917 A JPH0722917 A JP H0722917A
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Abstract
ス発生装置において、任意のパルス幅の変調パルスを発
生することを可能にする。 【構成】 ラインタイプパルス変調器に設けられて、パ
ルス成形回路5とパルストランス6とで閉回路を構成さ
せるスイッチング素子4をオンさせる駆動パルス発生手
段8を設ける。トリガ信号Tsにより駆動パルス発生手
段8を動作させ、パルス幅制御信号Spにより設定され
た時間だけスイッチング素子4をオンさせ、このオン時
間に対応したパルス幅の変調パルスPmを得る。
Description
るラインタイプパルス変調器に関し、特に送信管等の負
荷を動作させるための変調パルスのパルス幅を任意に設
定することが可能なパルス発生装置に関する。
ロン,クライストロン、及び進行波管等のパルス変調型
送信管を駆動するパルス発生装置として広く用いられて
いる。図3はその一例の回路図であり、特開昭63−1
93605号公報に記載されているものである。高圧直
流電源1の正極端子にはチャージングチョーク2、ホー
ルドオフダイオード3、パルス成形回路5が接続され、
パルストランス6の一次側の一端に接続される。また、
負極端子はパルストランス6の一次側の他端に接続され
る。そして、このパルストランス6の一次側とパルス成
形回路5とで閉回路を構成するスイッチング素子として
サイリスタ10が接続され、送信トリガによってオンさ
れるように構成される。なお、前記パルス成形回路5に
は、2組のコンデンサとコイルからなるLC対L1・C
1,L2・C2が設けられており、切替器9によって各
LC対を共にパルストランス6の一次側に接続し、或い
は一方のみを接続し得るように構成される。また、前記
パルストランス6の二次側に負荷としてのパルス変調型
送信管7が接続される。
リスタ10がオフのときには、高圧直流電源1、チャー
ジングチョーク2、ホールドオフダイオード3、パルス
成形回路5、パルストランス6で閉回路が構成され、高
圧直流電源1によってパルス成形回路5のLC対の一方
または双方が充電される。そして、送信トリガによって
サイリスタ10がオンすると、パルス成形回路5、サイ
リスタ10、パルストランス6で閉回路が構成され、パ
ルス成形回路5からの放電電流がパルストランス6の一
次側を流れ、その二次側に高電圧パルスが発生し、これ
が変調パルスとしてパルス変調型送信管7に加えられ
る。パルス変調型送信管7はこの変調パルスに基づいて
送信パルスを送出する。
ルス波形、特にパルス幅はパルス成形回路5におけるL
C対の定数によって決定されるため、パルス幅を任意に
設定するためにはLC対の定数を変化させればよい。こ
のため、前記した変調器では、切替器9でLC対L1・
C1とL2・C2を選択的に並列接続できるようにして
おり、両者を共にパルストランス6の一次側に接続した
ときにはパルス成形回路5の容量を大きくし、一方をパ
ルストランス6の一次側から遮断したときには容量を小
さくし、その結果パルス幅を大小に切り替えている。こ
の例では各LC対の定数を等しくしているため、切替器
9で一方のみを接続した場合にはτのパルス幅の変調パ
ルスPm1及び送信パルスPs1が得られ、両方を接続
した場合には2τのパルス幅の変調パルスPm2及び送
信パルスPs2が得られる。
うな構成のパルス変調器では、切替器9の時間的遅延が
存在するために変調パルス幅を高速で切り替える用途に
は適用できないという問題がある。また、パルス成形回
路5に予め設計されているパルス幅しか対応できず、任
意にパルス幅を選択することができないという問題があ
る。この後者の問題に対しては、パルス成形回路5に多
数のLC対を設けてこれらを多極スイッチにより順次接
続する構成が考えられるが、スイッチ構造が複雑になる
上に、予め設計された数のパルス幅しか対応できないこ
とには代わりはない。本発明の目的は、任意のパルス幅
の変調パルスを発生することを可能にしたパルス発生装
置を提供することにある。
は、ラインタイプパルス変調器に設けられて、パルス成
形回路とパルストランスとで閉回路を構成させるスイッ
チング素子を任意の時間だけオンさせる駆動パルス発生
手段を設け、トリガ信号によりこの駆動パルス発生手段
を動作させるように構成する。パルス成形回路は、最大
パルス幅を得るに十分な充電容量とされ、駆動パルス発
生手段は最大パルス幅の時間の範囲内でスイッチング素
子をオン動作させる構成とする。
る。図1は本発明の一実施例の回路図であり、図3に示
した従来構成と同一部分には同一符号を付してある。即
ち、高圧直流電源1の正極端子にはチャージングチョー
ク2、ホールドオフダイオード3、パルス成形回路5が
接続され、パルストランス6の一次側の一端に接続され
る。また、負極端子はパルストランス6の一次側の他端
に接続され、これにより、これらで閉回路を構成する。
また、パルストランス6の一次側とパルス成形回路5と
で閉回路を構成するスイッチング素子として、高速にオ
ン・オフ動作が可能なトランジスタ等のスイッチング素
子4が接続され、駆動パルスによってオン・オフ動作さ
れるように構成される。また、前記パルス成形回路5に
は、2組のコンデンサとコイルからなるLC対L1・C
1,L2・C2が設けられておりこれらは共にパルスト
ランス6の一次側に接続される。なお、後述するよう
に、これらLC対による充電量は生成しようとする最大
のパルス幅を満足させるに十分な充電容量となるように
その定数が設計されている。また、前記パルストランス
6の二次側にパルス変調型送信管等の負荷7が接続され
ることは言うまでもない。
フ動作させるための駆動パルス発生回路8では、得よう
とする変調パルスに対応したパルス幅の駆動パルスPt
を発生する。この駆動パルス発生回路8は、ここでは送
信トリガTsにより高速クロックCKのカウントを開始
するカウンタ81を設ける。このカウンタ81にはパル
ス幅制御信号Spが入力され、カウンタ81における高
速クロックCKのカウント数を任意に設定することがで
きる。この場合、最大のカウント数の設定値は、生成し
ようとする最大のパルス幅に対応する値である。
図2の波形図を参照して説明する。スイッチング素子4
がオフのときには、高圧直流電源1、チャージングチョ
ーク2、ホールドオフダイオード3、パルス成形回路
5、パルストランス6で閉回路が構成され、高圧直流電
源1によってパルス成形回路5の2つのLC対が共に充
電される。一方、駆動パルス発生回路8においては、パ
ルス幅制御信号Spがカウンタ81に入力され、発生し
ようとする変調パルスのパルス幅に対応するカウント数
をカウンタ81に設定する。そして、このカウンタ81
に送信トリガTsが入力されると、カウンタ81はカウ
ントを開始し、これと同時にハイレベルを出力する。そ
して、設定されたカウント数だけカウントを完了したと
きに出力を反転してロウレベルとする。これにより、パ
ルス幅制御信号Spにより設定されたパルス幅に相当す
る時間だけハイレベルとされる駆動パルスPtをスイッ
チング素子4に出力する。
子4がオンされると、パルス成形回路5、及びパルスト
ランス6とで閉回路が構成され、パルス成形回路5から
の放電電流がパルストランス6の一次側を流れる。この
とき、パルストランス6の一次側には、スイッチング素
子4がオンされている間のみ放電が流れるため、この間
のみその二次側に高電圧パルスが発生する。したがっ
て、スイッチング素子4のオン時間のパルス幅の高電圧
パルスが発生することになる。そして、これが変調パル
スPmとしてパルス変調型送信管7に加えられる。パル
ス変調型送信管7はこの変調パルスPmに基づいて送信
パルスPsを送出する。
間を制御することで、任意のパルス幅の変調パルスPm
を得ることが可能となる。この場合、最大のパルス幅は
パルス成形回路5におけるLC対の定数によって制限を
受け、最小のパルス幅はスイチング素子4のオン・オフ
速度により制限を受け、この範囲内であれば任意のパル
ス幅の変調パルスを得ることが可能になる。
を用いてもよい。また、駆動パルス発生回路も図示した
回路構成に限られない。特に、コンピュータ等を利用す
ることにより、パルス幅制御信号自体が発生しようとす
るパルス幅に対応するパルス幅の信号として得られるも
のであれば、駆動パルス発生回路は、送信トリガによっ
てパルス幅制御信号をオン・オフするゲート回路で構成
することも可能である。また、前記実施例ではパルス成
形回路5は、従来構成と比較する意味で2つのLC対を
設けた構成としているが、大容量のコンデンサを用いれ
ば1つのLC対で構成することができるのは言うまでも
ない。
イプパルス変調器に設けられて、パルスを発生させるス
イッチング素子を、トリガ信号により動作されて任意の
時間だけオンさせる駆動パルス発生手段を設けているの
で、スイッチング素子のオン時間を制御することで、任
意のパルス幅の変調パルスを簡単に発生することができ
る。また、スイッチング素子のオン・オフ動作がそのま
まパルス幅とされるため、高速動作が可能であり、高速
変調に適用することが可能となる。また、パルス成形回
路は最大パルス幅を得るに十分な充電容量とされ、かつ
駆動パルス発生手段によりその最大パルス幅の時間の範
囲内でスイッチング素子をオン動作させることにより、
最大パルス幅の範囲内で任意のパルス幅の変調パルスを
発生することができる。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 高圧電源によりパルス成形回路を充電
し、スイッチング素子により前記パルス成形回路とパル
ストランスとで閉回路を構成して変調パルスを得るライ
ンタイプパルス変調器として構成され、前記スイッチン
グ素子を任意の時間だけオンさせる駆動パルス発生手段
を設け、トリガ信号により前記駆動パルス発生手段を動
作させるように構成したことを特徴とするパルス発生装
置。 - 【請求項2】 パルス成形回路は、最大パルス幅を得る
に十分な充電容量とされ、駆動パルス発生手段は最大パ
ルス幅の時間の範囲内でスイッチング素子をオン動作さ
せる請求項1のパルス発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5183173A JP2570117B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | パルス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5183173A JP2570117B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | パルス発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722917A true JPH0722917A (ja) | 1995-01-24 |
JP2570117B2 JP2570117B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=16131063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5183173A Expired - Fee Related JP2570117B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | パルス発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570117B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008067503A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Toshiba Corp | パルス電源装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58141065A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-22 | Nec Corp | キ−電話機制御方式 |
JPH03237812A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | パルス発生回路 |
JPH05136660A (ja) * | 1991-11-11 | 1993-06-01 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 電気集塵装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5183173A patent/JP2570117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58141065A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-22 | Nec Corp | キ−電話機制御方式 |
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JPH05136660A (ja) * | 1991-11-11 | 1993-06-01 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 電気集塵装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2008067503A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Toshiba Corp | パルス電源装置 |
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JP2570117B2 (ja) | 1997-01-08 |
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