JP2001197755A - スイッチ制御回路 - Google Patents

スイッチ制御回路

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JP2001197755A JP2000002438A JP2000002438A JP2001197755A JP 2001197755 A JP2001197755 A JP 2001197755A JP 2000002438 A JP2000002438 A JP 2000002438A JP 2000002438 A JP2000002438 A JP 2000002438A JP 2001197755 A JP2001197755 A JP 2001197755A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デッドタイムを生成するための専用回路を設
けることなく、安定したデッドタイムを得ることができ
るスイッチ制御回路を提供する。 【解決手段】 発振回路21は、矩形波およびその矩形
波に同期する三角波を生成する。フリップフロップ22
により保持される状態は、矩形波に従って変化する。コ
ンパレータ23は、参照信号と三角波とを比較すること
によりデューティ信号を生成する。AND回路24、2
5は、フリップフロップ22の状態に従ってデューティ
信号を通過させる。AND回路31、32は、それぞれ
AND回路24、25の出力信号の論理を反転させた信
号を通過させる。AND回路31、32は、矩形波に従
って開閉が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチを制御す
る回路に係わり、特にPWM方式でスイッチを制御する
回路に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、直列に接続された1組のスイ
ッチ(例えば、トランジスタ)を含む回路は数多く知ら
れている。例えば、図10(a) に示すプッシュ・プル回
路や、図10(b) に示すHブリッジ回路は代表的なもの
である。Hブリッジ回路は、2つのプッシュ・プル回路
を互いに並列に接続することにより構成される。これら
の回路では、通常、1組のスイッチを交互に駆動するこ
とにより、所定の動作を得ている。
【0003】図10(a) に示すプッシュ・プル回路にお
いて、トランジスタ1Aをオン状態に制御すると共にト
ランジスタ1Bをオフ状態に制御すると、矢印Aにより
表される方向に電流が流れる。反対に、トランジスタ1
Aをオフ状態に制御すると共にトランジスタ1Bをオン
状態に制御すると、矢印Bにより表される方向に電流が
流れる。
【0004】また、図10(b) に示すHブリッジ回路に
おいて、トランジスタ11Aおよび11Dをオン状態に
制御すると共にトランジスタ11Bおよび11Cをオフ
状態に制御すると、矢印Aにより表される方向に電流が
流れる。反対に、トランジスタ11Aおよび11Dをオ
フ状態に制御すると共にトランジスタ11Bおよび11
Cをオン状態に制御すると、矢印Bにより表される方向
に電流が流れる。
【0005】上述の回路は、一般に、各トランジスタに
与えられるパルス信号により制御される。したがって、
プッシュ・プル回路またはHブリッジ回路の動作は、こ
のパルス信号のHレベルの時間(Ton)とLレベルの時
間(Toff )との比率(デューティD)に基づいて決定
されることになる。デューティDの定義を図11に示
す。
【0006】互いに直列に接続された1組のスイッチ
(トランジスタ)を交互に駆動する場合、基本的には、
生成したパルス信号を一方のスイッチに与え、そのパル
ス信号の論理を反転させた信号を他方のスイッチには与
える。ところが、もし、回路遅延などにより、これら1
組のスイッチが同時にオン状態に制御されてしまうと、
電源短絡が発生してしまう。たとえば、図10(b) に示
すHブリッジ回路において、トランジスタ11Aおよび
11Bが同時にオン状態になったとすると、点Xと点Y
とが実質的に短絡状態となり、これらのトランジスタが
破壊されてしまうおそれがある。
【0007】このため、従来より、上記1組のスイッチ
が同時にオン状態となることを回避するために、「デッ
ドタイム」が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、スイッチ制御
回路にデッドタイムを生成する機能を設けようとした場
合、そのための専用回路を追加する必要があった。この
ため、製造コストが高くなるという問題があった。ま
た、デッドタイム生成回路は、アナログ回路で構成する
ことができるが、この場合、構成部品の温度特性によ
り、デッドタイムの長さが変化してしまうという問題が
あった。
【0009】本発明の課題は、デッドタイムを生成する
ための専用回路を設けることなく、安定したデッドタイ
ムを得ることができるスイッチ制御回路を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の制御回路は、互
いに直列に接続された第1および第2のスイッチ、およ
び互いに直列に接続された第3および第4のスイッチを
含むHブリッジ回路を制御するものであり、三角波に基
づいてパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、上
記三角波に同期する同期信号に基づいて第1の状態また
は第2の状態を保持する保持回路と、上記保持回路によ
り第1の状態が保持されているときに上記パルス信号を
通過させる第1のゲート回路と、上記保持回路により第
2の状態が保持されているときに上記パルス信号を通過
させる第2のゲート回路と、上記同期信号に従って上記
第1のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過
させる第3のゲート回路と、上記同期信号に従って上記
第2のゲート回路の出力の論理を反転させた信号を通過
させる第4のゲート回路を有し、上記第1および第3の
ゲート回路の出力を用いて上記第1および第2のスイッ
チを制御すると共に上記第2および第4のゲート回路の
出力を用いて上記第3および第4のスイッチを制御す
る。
【0011】上記構成において、第1のスイッチがオフ
状態からオン状態に変化するのは、第1のゲート回路の
出力が変化したときである。この第1のゲート回路の出
力が変化するのは、上記パルス信号のレベルが変化した
ときである。そして、このパルス信号が変化するのは、
三角波のレベルが上昇している期間内(または、下降し
ている期間内)のいずれか一方である。従って、第1の
スイッチがオフ状態からオン状態に変化するのは、三角
波のレベルが下降している期間内(または、上昇してい
る期間内)である。
【0012】一方、第2のスイッチは、第3のゲート回
路の出力により制御される。この第3のゲート回路の出
力は、上記三角波に同期する同期信号に従って制御され
る。そして、その同期信号を用いて、三角波のレベルが
上昇している期間(または、下降している期間)に第3
のゲート回路の出力を一定の状態に制御することによ
り、三角波のレベルが上昇している期間(または、下降
している期間)、常に、第2のスイッチをオフ状態にす
る。これにより、第1のスイッチがオフ状態からオン状
態に変化するときには、第2のスイッチは常にオフ状態
に制御されていることになる。
【0013】ここで、一般的に、三角波は、ある信号
(通常、矩形波)に同期して生成される。すなわち、三
角波が生成される際、その三角波に同期する信号(本発
明の同期信号)は、必然的に生成される。そして、本発
明の制御回路は、この同期信号を用いて上記第1〜第4
のスイッチに与えるべき制御信号を生成する。したがっ
て、本発明の制御回路は、特別な回路を追加することな
く、デッドタイムを生成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。始めに、本発明の実施形
態のスイッチ制御回路について説明する前に、デッドタ
イムを生成する機能が設けられていない基本的なスイッ
チ制御回路を図1を参照しながら説明する。なお、この
制御回路は、図10(b) に示したHブリッジ回路の各ス
イッチを制御するための信号を生成する。すなわち、こ
の制御回路により生成される制御信号A、b、C、d
は、それぞれ図10(b) に示すHブリッジ回路のトラン
ジスタ11A〜11Dに与えられる。
【0015】発振回路21は、一定周期の三角波および
その三角波に同期した矩形波を生成する。フリップフロ
ップ22は、発振回路21により生成される矩形波の反
転信号が入力され、その入力信号の立上りエッジにより
H状態またはL状態を保持する。そして、フリップフロ
ップ22は、H状態を保持しているときは、Q端子から
Hレベルを出力すると共に、/Q端子からLレベルを出
力する。また、L状態を保持しているときは、Q端子か
らLレベルを出力すると共に、/Q端子からHレベルを
出力する。
【0016】コンパレータ23は、発振回路21により
生成された三角波と参照信号とを比較し、三角波の方が
大きかったときにLレベルを出力し、参照信号の方が大
きかったときにはHレベルを出力する。以下では、この
コンパレータ23の出力信号を「デューティ信号」と呼
ぶことにする。
【0017】AND回路24は、フリップフロップ22
のQ端子からHレベルが出力されているときは、制御信
号Aとしてコンパレータ23により生成されたデューテ
ィ信号をそのまま出力し、Lレベルが出力されていると
きは、制御信号AとしてLレベル出力する。一方、AN
D回路25は、フリップフロップ22の/Q端子からH
レベルが出力されているときは、制御信号Cとしてコン
パレータ23により生成されたデューティ信号をそのま
ま出力し、Lレベルが出力されているときは、制御信号
CとしてLレベル出力する。さらに、制御信号b、d
は、それぞれ、反転回路26、27を用いて制御信号
A、Cの論理を反転することにより生成される。なお、
図10(b) に示すトランジスタ11A〜11Dは、制御
信号としてHレベルが与えられたときにオン状態に駆動
されるものとする。
【0018】図2は、図1に示すスイッチ制御回路の動
作を説明するためのタイミングチャートである。上述し
たように、発振回路21により生成される三角波および
矩形波は、互いに同期している。ここでは、矩形波がH
レベルのときに三角波のレベルが上昇してゆき、矩形波
がLレベルのときに三角波のレベルが下降している。ま
た、デューティ信号は、コンパレータ23による三角波
と参照信号との比較結果に従って生成されている。さら
に、フリップフロップ22により保持される状態は、矩
形波の立下りエッジを検出するごとに変化し、これによ
り、Q端子および/Q端子からの出力も交互に変化して
いる。
【0019】制御信号A、b、C、dは、フリップフロ
ップ22の状態(すなわち、Q端子および/Q端子から
の出力)、およびデューティ信号に従って生成される。
すなわち、制御信号Aは、フリップフロップ22のQ端
子からの出力がHレベルであり、且つ三角波が参照信号
よりも小さいときにのみHレベルとなり、他の期間はL
レベルとなる。一方、制御信号Cは、フリップフロップ
22の/Q端子からの出力がHレベルであり、且つ三角
波が参照信号よりも小さいときにのみHレベルとなり、
他の期間はLレベルとなる。さらに、制御信号bは、制
御信号Aの論理を反転することにより得られ、制御信号
dは、制御信号Cの論理を反転することにより得られて
いる。
【0020】ところが、このスイッチ制御回路は、デッ
ドタイムを生成する機能を備えていない。このため、た
とえば、時刻T1 においては、制御信号dがHレベルか
らLレベルに変化し、同時に、制御信号CがLレベルか
らHレベルに変化している。この場合、図10(b) に示
すHブリッジ回路においては、トランジスタ11Dのタ
ーンオフとトランジスタ11Cのターンオンとが論理上
は同時に発生することになる。したがって、回路の動作
遅延などを考慮すると、トランジスタ11Cおよび11
Dが同時にオン状態になってしまうことが起こり得る。
同様のことは、たとえば、時刻T2 において、トランジ
スタ11Aと11Bとの間でも起こり得る。
【0021】図3は、本発明の実施形態のスイッチ制御
回路の構成図である。このスイッチ制御回路は、図1を
参照しながら説明した制御回路と同様に、図10(b) に
示したHブリッジ回路の各スイッチを制御するための信
号を生成する。すなわち、この制御回路により生成され
る制御信号A〜Dは、それぞれ図10(b) に示すHブリ
ッジ回路のトランジスタ11A〜11Dに与えられる。
【0022】このスイッチ制御回路は、図1に示したス
イッチ制御回路にデッドタイムを生成する機能を付加す
るために、AND回路31、32を設け、さらに、発振
回路21により生成される矩形波を用いてそれらのAN
D回路の開閉を制御することにより実現される。具体的
には、AND回路31は、反転回路26の出力(図1に
示す制御信号b)と発振回路21により生成される矩形
波との論理積を出力する。また、AND回路32は、反
転回路27の出力(図1に示す制御信号d)と上記矩形
波との論理積を出力する。なお、AND回路31および
32の出力は、それぞれ制御信号BおよびDであり、図
10(b) に示すHブリッジ回路のトランジスタ11B、
11Dに与えられる。
【0023】図4は、図3に示す本実施形態のスイッチ
制御回路の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。図4において、参照信号、三角波、矩形波は、図
2に示した例と同じである。このため、フリップフロッ
プ22の状態(すなわち、Q端子および/Q端子からの
出力)、および制御信号AおよびCも、図2に示す例と
同じである。
【0024】制御信号Bは、発振回路21により生成さ
れる矩形波と制御信号Aの論理を反転させた信号との論
理積により得られる。したがって、矩形波がLレベルの
期間は、制御信号Bは常にLレベルとなる。図4に示す
例では、時刻T13〜時刻T14において矩形波がLレベル
となっているので、制御信号Bは、この期間は、常にL
レベルとなる。この結果、時刻T13において制御信号B
がHレベルからLレベルに変化してから、時刻T2 にお
いて制御信号AがLレベルからHレベルに変化するまで
の間、それらの制御信号は共にLレベルとなる。すなわ
ち、デッドタイムが得られる。
【0025】同様に、矩形波がLレベルの期間は、制御
信号Dも常にLレベルとなる。図4に示す例では、時刻
T11〜時刻T12において矩形波がLレベルとなってお
り、この期間、制御信号Dは常にLレベルとなる。この
結果、時刻T11において制御信号DがHレベルからLレ
ベルに変化してから、時刻T1 において制御信号CがL
レベルからHレベルに変化するまでの間、それらの制御
信号は共にLレベルとなる。すなわち、この場合におい
てもデッドタイムが得られる。
【0026】ところで、デッドタイムを生成する機能を
備えていない制御回路を使用した場合には、図2に示し
たように、デューティ信号の立上りエッジにおいて、1
組のトランジスタが同時にオン状態に駆動されてしまう
おそれがあった。ここで、このデューティ信号の立上り
エッジは、三角波が参照信号よりも小さくなったタイミ
ングで発生する。すなわち、この立上りエッジは、常
に、三角波がレベルが下降している過程で発生する。ま
た、上述したように、三角波と矩形波とは同期してお
り、矩形波がLレベルのときに三角波のレベルが低下す
る。このため、このデューティ信号の立上りエッジは、
上記矩形波がLレベルの期間に発生するはずである。
【0027】本実施形態は、このことに着目してデッド
タイムを生成する機能を実現している。即ち、本実施形
態の制御回路では、制御信号A、Cは、デューティ信号
の立上りエッジのタイミングにおいてLレベルからHレ
ベルに変化する。そして、そのデューティ信号の立上り
エッジのタイミングでは、上述のように、上記矩形波が
常にLレベルとなっている。そして、制御信号B、Dを
出力するAND回路31、32の状態は、この矩形波に
従って制御される。このため、制御信号A、CがLレベ
ルからHレベルに変化するときは、常に、制御信号B、
DはLレベルになっている。即ち、制御信号AおよびB
が同時にHレベルになることはなく、同様に、制御信号
CおよびDが同時にHレベルになることもない。この結
果、トランジスタ11Aおよび11Bが同時にオン状態
に駆動されることはなく、また、トランジスタ11Cお
よび11Dが同時にオン状態に駆動されることもない。
【0028】上述のように、本実施形態では、デッドタ
イムは、発振回路21により生成される矩形波がLレベ
ルとなる期間を利用して生成される。このため、矩形波
がLレベルとなる期間は、必要なデッドタイム(あるい
は、必要最小限のデッドタイム)を得ることができる程
度の長さとする。
【0029】また、上記構成において、デッドタイムを
生成する機能は、生成する際に必然的に生成される矩形
波を利用するので、特別な回路を必要としない。図5
は、発振回路21の回路図である。この回路は、三角波
を生成するための一般的な回路なので、詳しい説明を省
略するが、各抵抗の抵抗値およびコンデンサの容量を調
整することにより、所望の発振周波数および矩形波がH
レベルである期間とLレベルである期間との比率を得る
ことができる。なお、発振回路は、通常、発振周波数等
が温度などによって変動しないように設計されているの
で、矩形波がHレベルまたはLレベルである期間の変動
は小さい。よって、この矩形波を利用して生成されるデ
ッドタイムは安定する。
【0030】なお、図3に示したスイッチ制御回路で
は、矩形波がLレベルである期間を利用してデッドタイ
ムを生成しているが、矩形波がHレベルである期間を利
用してデッドタイムを生成することも可能である。この
場合、図6に示すように、発振回路21により生成され
る矩形波は、その論理が反転されることなくそのままフ
リップフロップ22に与えられ、また、その矩形波は、
その論理が反転された後にAND回路31、32に与え
られる。このスイッチ制御回路の動作は、基本的に図3
に示したそれと同じであるが、参考までにタイミングチ
ャートを図7に示しておく。
【0031】また、上述の実施例では、図10(b) に示
すHブリッジ回路を制御するための制御回路を示した
が、本発明は、図10(a) に示したプッシュ・プル回路
を制御するためにも使用できる。この場合のスイッチ制
御回路を図8に示す。なお、プッシュ・プル回路は、例
えばDC/DCコンバータ等、様々な電気機器に利用さ
れている。
【0032】このスイッチ制御回路は、図3に示した制
御回路において使用されている発振回路21、フリップ
フロップ22、コンパレータ23、AND回路24およ
び25により実現できる。ただし、この制御回路では、
発振回路21により生成される矩形波は、AND回路2
4および25に与えられる。そして、AND回路24
は、フリップフロップ22のQ端子がHレベルであり、
且つ矩形波がHレベルであるときに、デューティ信号を
出力する。また、AND回路25は、フリップフロップ
22の/Q端子がHレベルであり、且つ矩形波がHレベ
ルであるときに、デューティ信号を出力する。
【0033】図9は、図8に示すスイッチ制御回路の動
作を説明するためのタイミングチャートである。このタ
イミングチャートにおいても、矩形波がLレベルの期間
内にデッドタイムが生成される。
【0034】なお、上記実施例においては、プッシュ・
プル回路またはHブリッジ回路が制御されているが、本
発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本
発明は、互いに直列に接続されたスイッチを制御するた
めのスイッチ制御回路に広く適用可能である。
【0035】
【発明の効果】互いに直列に接続されたスイッチを制御
するための制御回路において、特別な回路を設けること
なくデッドタイムを生成することが可能になった。ま
た、これにより生成されるデッドタイムは安定している
ので、上記スイッチを含む回路の動作も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】デッドタイムを生成する機能が設けられていな
いスイッチ制御回路の構成図である。
【図2】図1に示すスイッチ制御回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施形態のスイッチ制御回路の構成図
である。
【図4】図3に示す本実施形態のスイッチ制御回路の動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】発振回路の回路図である。
【図6】本発明の他の実施形態のスイッチ制御回路の構
成図である。
【図7】図6に示すスイッチ制御回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図8】本発明のさらに他の実施形態のスイッチ制御回
路の構成図である。
【図9】図8に示すスイッチ制御回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図10】(a) は、既存のプッシュ・プル回路、(b)
は、既存のHブリッジ回路を示す図である。
【図11】デューティの定義を示す図である。
【符号の説明】
1A、1B トランジスタ 11A〜11D トランジスタ 21 発振回路 22 フリップフロップ 23 コンパレータ 24、25 AND回路 26、27 反転回路 31、32 AND回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直列に接続された第1および第2
    のスイッチ、および互いに直列に接続された第3および
    第4のスイッチを含むHブリッジ回路を制御する制御回
    路であって、 三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成
    回路と、 上記三角波に同期する同期信号に基づいて第1の状態ま
    たは第2の状態を保持する保持回路と、 上記保持回路により第1の状態が保持されているときに
    上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、 上記保持回路により第2の状態が保持されているときに
    上記パルス信号を通過させる第2のゲート回路と、 上記同期信号に従って上記第1のゲート回路の出力の論
    理を反転させた信号を通過させる第3のゲート回路と、 上記同期信号に従って上記第2のゲート回路の出力の論
    理を反転させた信号を通過させる第4のゲート回路を有
    し、 上記第1および第3のゲート回路の出力を用いて上記第
    1および第2のスイッチを制御し、上記第2および第4
    のゲート回路の出力を用いて上記第3および第4のスイ
    ッチを制御する制御回路。
  2. 【請求項2】 互いに直列に接続された第1および第2
    のスイッチを制御するスイッチ制御回路であって、 三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号生成
    回路と、 上記三角波に同期する同期信号に基づいて第1の状態ま
    たは第2の状態を保持する保持回路と、 上記保持回路により第1の状態が保持されているときに
    上記パルス信号を通過させる第1のゲート回路と、 上記同期信号に従って上記第1のゲート回路の出力の論
    理を反転させた信号を通過させる第2のゲート回路を有
    し、 上記第1のゲート回路の出力を用いて上記第1のスイッ
    チを制御すると共に、上記第2のゲート回路の出力を用
    いて上記第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路。
  3. 【請求項3】 互いに直列に接続された第1および第2
    のスイッチを制御するスイッチ制御回路であって、 第1および第2のレベルを含む矩形波とその矩形波に同
    期する三角波を生成する発振回路と、 上記三角波に基づいてパルス信号を生成するパルス信号
    生成回路と、 上記矩形波に基づいて第1の状態または第2の状態を保
    持する保持回路と、 上記保持回路により第1の状態が保持され且つ上記矩形
    波が第1のレベルであるときに上記パルス信号を通過さ
    せる第1のゲート回路と、 上記保持回路により第2の状態が保持され且つ上記矩形
    波が第1のレベルであるときに上記パルス信号を通過さ
    せる第2のゲート回路を有し、 上記第1のゲート回路の出力を用いて上記第1のスイッ
    チを制御すると共に、上記第2のゲート回路の出力を用
    いて上記第2のスイッチを制御するスイッチ制御回路。
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JP2007234608A (ja) * 2001-09-21 2007-09-13 Minebea Co Ltd 液晶表示ユニット
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