JPH08293773A - トランジスタ駆動回路 - Google Patents

トランジスタ駆動回路

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JPH08293773A
JPH08293773A JP7096581A JP9658195A JPH08293773A JP H08293773 A JPH08293773 A JP H08293773A JP 7096581 A JP7096581 A JP 7096581A JP 9658195 A JP9658195 A JP 9658195A JP H08293773 A JPH08293773 A JP H08293773A
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transistor
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push
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JP7096581A
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Inventor
Takashi Aoyama
孝志 青山
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない消費電流でプッシュ・プル型回路の出
力トランジスタの誤点弧を防ぐトランジスタ駆動回路を
提供する。 【構成】 出力トランジスタM1を駆動するための駆動
回路1内の出力バッファ部3に対して、トランジスタS
1、抵抗R1、R3、コンデンサーC1を有する電流供
給回路6を設ける。スイッチング信号源5が出力するス
イッチング信号がLOWレベルからHIGHレベルに変
化すると、その信号はコンデンサーC1を介して正パル
スとしてトランジスタS1のベースに印加され、トラン
ジスタS1は、その瞬間のみON状態となる。そのとき
トランジスタS1を介して流れる電流は、トランジスタ
Q11のベース電流となる。その後、トランジスタS1
はOFF状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタ駆動回路
に係り、特にプッシュ・プル型回路のトランジスタを駆
動する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】プッシュ・プル型回路は、一般に多くの
電子回路の一部として広く使用されている。例えば、同
期整流方式のDC−DCコンバータの一部として用いら
れ、ICとしてパソコン等に組み込まれることも多い。
【0003】プッシュ・プル型回路は、例えば2つのト
ランジスタを直列に接続し、両端に所定の電圧を印加し
て、2つのトランジスタのON状態とOFF状態とをそ
れぞれ交互に切替え、2つのトランジスタが接続されて
いる点から出力を取り出す構成を有している。
【0004】また、プッシュ・プル型回路は、各トラン
ジスタ駆動用の駆動回路を有している。この駆動回路
は、これら2つのトランジスタが交互にON状態に切り
替わるように制御するものであり、電子回路内に設けら
れているスイッチング信号源からの信号に基づいてこの
動作を行うものである。
【0005】図5は、従来のプッシュ・プル型回路の一
例を示した図である。図5においては、直列接続されて
いる出力トランジスタM1及びM2の接続点N1から出
力端子T1が取り出されており、この出力端子T1より
プッシュ・プル回路としての出力を得る。なお、同図の
回路においては、出力トランジスタM1はp−MOSF
ET、出力トランジスタM2はn−MOSFET、トラ
ンジスタQ21、Q22は共にnpn型バイポーラトラ
ンジスタである。
【0006】スイッチング信号源5は、出力トランジス
タM1及びM2を制御するためのスイッチング信号を駆
動回路51及び52に対して出力する。そして、駆動回
路51及び52は、それぞれ受信したスイッチング信号
に基づいて各出力トランジスタM1、M2を駆動する。
駆動回路52は、トランジスタQ21、Q22、インバ
ータINV2を有する構成であり、駆動回路51は、駆
動回路52と同じ構成である。
【0007】以下に、このような構成のプッシュ・プル
型回路の動作を述べる。スイッチング信号源5がHIG
Hレベル信号を出力すると、駆動回路52において、ト
ランジスタQ21のベースにHIGHレベル信号が入力
され、トランジスタQ22のベースにLOWレベル信号
が入力される。したがって、トランジスタQ21がON
状態、トランジスタQ22がOFF状態となり、出力ト
ランジスタM2のゲートにHIGHレベル信号が印加さ
れるので、出力トランジスタM2はON状態になる。同
様に、出力トランジスタM1のゲートにもHIGHレベ
ル信号が印加されるが、出力トランジスタM1はp−M
OSなので、OFF状態となる。
【0008】このように、出力トランジスタM1がOF
F状態、M2がON状態となると、出力端子T1は低電
位状態となる。この状態をプル状態と呼ぶ。一方、スイ
ッチング信号源5がLOWレベル信号を出力すると、上
記状態とは逆に、出力トランジスタM1がON状態、M
2がOFF状態となり、出力端子T1は高電位状態とな
る。この状態をプッシュ状態と呼ぶ。
【0009】このように、プッシュ・プル型回路は、ス
イッチング信号源5が出力するスイッチング信号に従っ
て、出力端子T1の状態を制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、出力トラン
ジスタM2がON状態からOFF状態に変化すると、同
時に、出力トランジスタM1がOFF状態からON状態
になるので、出力端子T1あるいは出力トランジスタM
1とM2の接続点N1における電位は低電位(接地電
位)から高電位(電圧VCC)にまで上昇する。
【0011】この切替えの瞬間において、接続点N1の
電位が急激に上昇すると、出力トランジスタM2のドレ
インとゲート間の寄生容量の影響により、本来低電位で
なければならない出力トランジスタM2のゲートの電位
も、接続点N1の電位に引きずられて高くなってしま
う。このように、出力トランジスタM2のターンオフ時
にそのゲート電位が上昇すると、誤点弧が発生して出力
トランジスタM2をON状態にしてしまう恐れがある。
この場合、出力トランジスタM1、M2は共にON状態
となり、出力トランジスタM1、M2に貫通電流が流れ
てしまう。
【0012】上述のような出力トランジスタM2の誤点
弧を防ぐために、駆動回路52は、トランジスタQ22
に大きなベース電流を流し、トランジスタQ22を介し
て大きな電流を引き抜くことによって出力トランジスタ
M2のゲート電位を低電位に維持する方法が実施されて
いる。ところが、出力トランジスタM2がいったんOF
F状態になってしまえば、寄生容量の影響はなくなるの
で、そのOFF状態を維持するために必要なトランジス
タQ22のベース電流は小さくてよい。しかしながら、
図5に示す従来の駆動回路では、トランジスタQ22の
ベース電流は、出力トランジスタM2をOFF状態とす
る期間は、常に大きな値に固定されていた。このため、
必要以上の電流を消費していた。
【0013】上記問題点は、プル側の出力トランジスタ
M2に限らず、同様にプッシュ側の出力トランジスタM
1のゲートとドレイン間にも生じ得る。本発明は上記の
ような誤点弧を生じることなく、また、電流消費も必要
以上に多くすることもなく、より小さなICとして構成
することができるように単純な構成を有するトランジス
タの駆動回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のトランジスタ駆
動回路は、プッシュ・プル型回路における出力トランジ
スタがON状態からOFF状態に転ずる瞬間を含む所定
の時間の間、出力トランジスタを誤点弧させないように
所定の電圧で駆動するように構成する。
【0015】特に、本発明の第1のトランジスタ駆動回
路は、プッシュ側出力トランジスタのON状態とOFF
状態を駆動制御するプッシュ側トランジスタ駆動手段
と、プル側出力トランジスタのON状態とOFF状態を
駆動制御するプル側トランジスタ駆動手段と、プッシュ
側出力トランジスタがOFF状態からON状態へ、プル
側出力トランジスタがON状態からOFF状態へ転じる
瞬間を含む所定の時間の間、プル側トランジスタ駆動手
段に電流を加える電流供給手段とを有し、電流供給手段
が電流を加えた場合には、プル側トランジスタ駆動手段
が、電流供給手段が電流を加えないときよりも高い電圧
に基づいてプル側出力トランジスタを駆動する。
【0016】本発明の第2のトランジスタ駆動回路は、
プッシュ側トランジスタ駆動手段とプル側トランジスタ
駆動手段とを備えると共に、プル側出力トランジスタが
OFF状態からON状態へ、プッシュ側出力トランジス
タがON状態からOFF状態へ転じる瞬間を含む所定の
時間の間、プッシュ側トランジスタ駆動手段に電流を加
える電流供給手段とを有し、電流供給手段が電流を加え
た場合には、プッシュ側トランジスタ駆動手段が、電流
供給手段が電流を加えないときよりも高い電圧に基づい
てプッシュ側出力トランジスタを駆動する。
【0017】
【作用】プッシュ・プル型回路の出力トランジスタが誤
点弧を起こしやすいON状態からOFF状態に転ずる瞬
間を含む所定の時間の間、誤点弧を生じない電圧に基づ
いて出力トランジスタを駆動するので誤点弧が生じない
上に、この電圧での駆動は所定の時間の間なので、出力
トランジスタがON状態からOFF状態に転じた後にO
FF状態で安定して動作している場合には出力トランジ
スタの安定動作に適した電圧で駆動することが出来る。
【0018】すなわち、プル側出力トランジスタがON
状態からOFF状態に転ずるとき、プッシュ側出力トラ
ンジスタはOFF状態からON状態に転じるので、ON
状態になったプッシュ側出力トランジスタに引きずられ
るようにプル側出力トランジスタが自身の寄生容量の影
響によりOFF状態であるべきときにON状態になって
しまうという誤点弧が生じやすい。そこで、このような
誤点弧が生じるときに、トランジスタ駆動手段がOFF
状態であるべきプル側出力トランジスタを高い電圧に基
づいて駆動することにより誤点弧を防ぐことができる。
【0019】逆に、プッシュ側出力トランジスタがON
状態からOFF状態に転ずるとき、プル側出力トランジ
スタはOFF状態からON状態に転じる場合に、プッシ
ュ側出力トランジスタの誤点弧を防止することが出来
る。
【0020】更に、高い電圧に基づいてプル側あるいは
プッシュ側のトランジスタを駆動するのは、誤点弧の生
じるトランジスタのON状態からOFF状態への切替え
のときであるので、トランジスタ駆動手段は、トランジ
スタがOFF状態に安定して動作している場合には、よ
り小さな電圧すなわち安定動作に適した電圧に基づいて
トランジスタを駆動し、誤点弧を防止するためだけに必
要以上の電圧に基づいて出力トランジスタを駆動する必
要がない。
【0021】
【実施例】図1は、本発明のトランジスタ駆動回路の第
1の実施例を示す回路図であり、プッシュ側とプル側の
両方に本発明を適用した構成図である。ここで、同図に
おいては、図5と同じ構成要素には同じ参照符号を付し
てある。
【0022】図1において、出力トランジスタM1及び
出力トランジスタM2のそれぞれのゲートに、出力トラ
ンジスタM1駆動用の駆動回路1と出力トランジスタM
2駆動用の駆動回路2が接続されている。スイッチング
信号源5の出力端子I1、I2からは同じスイッチング
信号が出力され、それぞれ駆動回路1、2に入力される
ようになっている。
【0023】第1の実施例の駆動回路1、2は、それぞ
れ出力バッファ部3、4、および電流供給回路6、7か
ら構成されている。電流供給回路6、7は、それぞれト
ランジスタS1、S2、抵抗R1、R2、コンデンサC
1、C2、抵抗R3、R4、AND回路AND1、AN
D2とを含み、駆動回路2の電流供給回路7には更にイ
ンバータINV3が含まれている。トランジスタS1お
よびS2は、それぞれ抵抗R1、R2を介して電圧VCC
に接続され、ON状態になったときにはトランジスタQ
11、Q22にベース電流を供給する構成となってい
る。すなわち、電圧VCCから供給される電圧がそれぞれ
抵抗R1、R2を介してトランジスタQ11、Q22の
ベースに印加される。なお、ここではトランジスタS
1、S2は共にnpn型バイポーラトランジスタであ
る。
【0024】トランジスタS1とS2のベースは、それ
ぞれコンデンサC1、C2を介してAND回路AND
1、AND2に接続される。ただし、AND2とC2と
の間にはインバータINV3が設けられている。これら
AND回路はスイッチング信号源5から駆動回路1、2
への入力の論理和をとり、スイッチング信号をコンデン
サを介してトランジスタS1、S2に供給する。
【0025】ここで、コンデンサC1と抵抗R3、コン
デンサC2と抵抗R4はそれぞれトランジスタS1、S
2のベースにパルス状の信号を入力するように設けられ
ている。
【0026】出力バッファ部3は出力トランジスタM1
を駆動する構成として、トランジスタQ11、Q12か
らなるプッシュ・プル型の構成を有している。トランジ
スタQ11、Q12のベース側には、出力段への十分な
駆動力を得るためにバッファ回路BUF1、BUF2が
設けられている。
【0027】トランジスタQ12のベース側にはインバ
ータINV1が設けられていて、トランジスタQ11と
トランジスタQ12を交互にON状態にするよう構成さ
れており、トランジスタQ11のベースにはトランジス
タS1のエミッタが接続されて電流供給回路6からのベ
ース電流の供給を受けるよう構成されている。
【0028】出力バッファ部4は出力バッファ部3と基
本的に同じ構成となっている。すなわち、トランジスタ
Q21、Q22は出力トランジスタM2を駆動する構成
としてプッシュ・プル型回路構成を有しており、トラン
ジスタQ21のベースにはバッファ回路BUF3が、ト
ランジスタQ22のベースにはバッファ回路BUF4と
インバータINV2とが接続されている。そして、電流
供給回路7からのベース電流の供給を受けるように、ト
ランジスタS2のエミッタがトランジスタQ22のベー
スに接続されている。
【0029】図2は、第1の実施例の回路における信号
およびトランジスタのスイッチング状態の変化の様子を
示すタイミングチャートである。同図において、はス
イッチング信号源5から出力されるスイッチング信号、
はトランジスタS1のベースに入力する信号、はト
ランジスタS2のベースに入力する信号である。ここ
で、トランジスタS1、S2は正の信号のときのみON
状態になる。、はトランジスタQ11およびQ22
の各ベース電流を示している。そして、、は出力ト
ランジスタM1、M2のON、OFF状態を示してい
る。
【0030】以下に、図1と図2を参照して、本発明の
第1の実施例の動作説明をする。まず、スイッチング信
号源5がLOWレベル信号を出力している間は、トラン
ジスタS1、S2はOFF状態となっている。
【0031】一方、上記LOWレベルのスイッチング信
号が出力バッファ部3、4に入力されると、このLOW
レベル信号はバッファ回路BUF1、BUF3を介して
トランジスタQ11、Q21のベースに入力され、これ
らトランジスタQ11、Q21をOFF状態にする。ま
た、トランジスタQ12、Q22には、それぞれインバ
ータINV1、INV2を介して上記スイッチング信号
が入力されるので、トランジスタQ12、Q22はON
状態になる。したがって、出力トランジスタM1および
M2のゲートは、それぞれトランジスタQ12およびQ
22によって低電位状態とされ、p−MOSFETであ
る出力トランジスタM1はON状態に、n−MOSFE
Tである出力トランジスタM2はOFF状態となる。こ
のとき、出力端子T1には高電位(電圧VCC)が出力さ
れる。
【0032】次に、スイッチング信号源5が出力端子I
1、I2から出力するスイッチング信号がLOWレベル
からHIGHレベルに変化したときの動作を説明する。
このスイッチング信号のレベル変化により、図2の、
に示されているように、コンデンサC1、C2の出力
側、すなわち、トランジスタS1、S2のベースに、そ
のレベル変化の直後にパルス状の信号が印加される。こ
こで、トランジスタS1には、そのベースに瞬間的に電
流を供給する信号(正パルスと呼ぶ)が印加され、トラ
ンジスタS2には、インバータINV3が設けられてい
るので、そのベースから瞬間的に電流を引き抜く信号
(負パルスと呼ぶ)が印加される。
【0033】したがって、スイッチング信号がLOWレ
ベルからHIGHレベルに変化すると、その直後の短い
期間だけトランジスタS1がON状態になる。ただし、
トランジスタS2はOFF状態のままである。これによ
り、出力バッファ部3においては、トランジスタS1を
介して流れる電流が、トランジスタQ11のベースに流
れ込む。
【0034】また、トランジスタQ11には、HIGH
レベルのスイッチング信号としてベース電流が供給され
る。従って、トランジスタQ11のベースには、スイッ
チング信号がLOWレベルからHIGHレベルに変化し
た直後において、トランジスタS1を介して流れる電流
およびバッファ回路BUF1を介したスイッチング信号
自身による電流が供給され、スイッチング信号がHIG
Hレベルに安定した状態では、バッファ回路BUF1を
介したスイッチング信号自身による電流のみが供給され
る。
【0035】一方、出力バッファ部4では、HIGHレ
ベルのスイッチング信号はインバータINV2で反転さ
れてトランジスタQ22のベースに印加され、またトラ
ンジスタS2もOFF状態なので、トランジスタQ22
はOFF状態を維持する。このとき、トランジスタQ2
1はHIGHレベル信号を受けてON状態となってお
り、出力トランジスタM2のゲートには電圧VCCが印加
される。
【0036】そして、図2の、に示されているよう
に、出力トランジスタM1はON状態からOFF状態に
切り替わる。また、出力トランジスタM2はOFF状態
からON状態に切り替わる。すると、接続点N1は高電
位から低電位に落ちるので、出力トランジスタM1のゲ
ートとドレイン間の寄生容量の効果により、出力トラン
ジスタM1のゲート電圧を上昇させようとする力が働
く。
【0037】ところで、図2のとに図示されている
ように、出力トランジスタM1がON状態からOFF状
態になるとき、トランジスタQ11のベースには、トラ
ンジスタS1を介して流れる電流およびバッファ回路B
UF1を介したスイッチング信号自身による電流が供給
される。これにより、その瞬間において、トランジスタ
Q11の出力インピーダンスがさらに低下し、トランジ
スタQ11を介して流れる電流が大きくなるので、出力
トランジスタM1のゲートのターンオフ時に、そのゲー
ト電位を高電位に保つための電流を供給することができ
る。すなわち、出力トランジスタM1のゲートとドレイ
ン間の寄生容量により出力トランジスタM1がON状態
になろうとする(誤点弧)のを防止することが出来る。
【0038】そして、トランジスタS1がOFF状態に
なった後は、トランジスタQ11のベース電流は、バッ
ファ回路BUF1を介したスイッチング信号自身のみと
なる。このとき、出力トランジスタM1はOFF状態に
なっているので、この状態におけるトランジスタQ11
の役割は、出力トランジスタM1のOFF状態を安定さ
せることである。そして、出力トランジスタM1のOF
F状態を安定させるためには、そのゲートに僅かな電流
を与えるだけでよいので、トランジスタQ11を介して
流れる電流は小さくてよく、そのベース電流も小さくて
よい。
【0039】このように、トランジスタM1のターンオ
フ時およびその近傍時には、トランジスタM1の誤点弧
を防止するためにトランジスタQ11のベースに大きな
電流を流し、トランジスタM1がOFF状態になった後
には、トランジスタQ11のベースにトランジスタM1
のOFF状態を安定させる程度の小さな電流を流す。す
なわち、トランジスタM1がOFF状態になった後に
は、トランジスタM1の誤点弧を防止する程度の大きな
電流を流すことはなく、駆動回路1において消費される
電流を小さくしながら、誤点弧を防ぐことができる。
【0040】以上の説明と同様に、スイッチング信号源
5からのスイッチング信号がHIGHレベルからLOW
レベルに落ち込むときは、トランジスタS2がON状態
となり出力トランジスタM2の誤点弧を防止する。
【0041】すなわち、このときには、図2のに図示
されているように、トランジスタS2のベースに正パル
スが入力される。そして、図2のに図示するように、
このタイミングでトランジスタQ22のベースにより大
きな電流が供給される。これにより、トランジスタQ2
2が出力トランジスタM2のゲートに生じる電荷を引き
抜く能力を向上させることができる。この場合も、トラ
ンジスタS2がOFF状態になったあとは、トランジス
タQ22のベース電流は、バッファ回路BUF4を介し
たスイッチング信号自身による小さな電流である。
【0042】よって、図2のに図示されているよう
に、出力トランジスタM2がON状態からOFF状態に
なるとき、出力トランジスタM2のゲートとドレイン間
の寄生容量によって誤点弧が発生するのを防止すること
ができる。また、出力トランジスタM2がOFF状態に
安定している場合には、トランジスタQ22のベースに
小さな電流を流すだけでよい。
【0043】ここで、出力トランジスタM1のゲートに
加えられる信号は、駆動回路1を出る時点で駆動回路1
が持つ遅延時間により、トランジスタQ11のベースに
信号が入力されるよりも僅かに遅れる。これは、出力ト
ランジスタM2のゲートに入力される信号にも言えるこ
とであって、この結果、図2の、に図示されている
ように、出力トランジスタM1、M2のON・OFFの
切替えは、他の〜までの信号よりも駆動回路1、2
の遅延時間分だけ遅れることになる。
【0044】以上説明したように、第1の実施例の方式
によれば、出力トランジスタM1またはM2がON状態
からOFF状態に転じるときにのみ多くのベース電流を
流すことにより誤点弧を防止し、その他の期間には、必
要最低限の電流を流すようにしたので、電流消費を最小
限に抑えることが出来る。
【0045】なお、第1の実施例は、電流供給回路の制
御信号(トランジスタS1、S2のベースに入力される
信号)として、出力バッファ部3、4に入力される信号
(スイッチング信号源5の出力端子I1、I2から出力
されるスイッチング信号)を利用する構成としたが、他
の実施例として、この制御信号を別途生成してトランジ
スタS1、S2のベースに直接入力する構成としても同
様の効果を得ることが出来る。
【0046】図3は本発明のトランジスタ駆動回路の第
2の実施例を示す回路図である。ここで、図1と同じ構
成要素には同じ参照符号を付してある。第2の実施例に
おいては、スイッチング信号源5に電流供給回路駆動信
号源8が設けられている。電流供給回路駆動信号源8
は、スイッチング信号源5が出力端子I1、I2から出
力する矩形波状のスイッチング信号の立ち上がり、及び
立ち下がりに同期したパルス状の信号を生成し、出力端
子I3、I4から出力する。
【0047】出力端子I3は抵抗R5を介してトランジ
スタS1のベースに接続されており、出力端子I4は抵
抗R6を介してトランジスタS2に接続されている。こ
こで、出力端子I3から出力される信号は図2のに対
応し、出力端子I4から出力される信号は図2のに対
応する。
【0048】ただし、図2の、の信号はスイッチン
グ信号の立ち下がり、あるいは立ち上がりの時にそれぞ
れ負パルスを生じているが、電流供給回路駆動信号源8
が生成する信号は、このような負パルスを含む必要はな
く、立ち上がり時あるいは立ち下がり時に生じる正パル
スのみがあればよい。
【0049】出力端子I3から出力される信号は出力端
子I1、I2から出力されるスイッチング信号の立ち上
がりに同期してトランジスタS1をON状態にするの
で、トランジスタQ11のベースに入力される電流は図
2のと同様になる。また、同じように、出力端子I4
から出力される信号は出力端子I1、I2から出力され
るスイッチング信号の立ち下がりに同期してトランジス
タS2をON状態にするので、トランジスタQ22のベ
ースに入力される電流は図2のと同様になる。
【0050】このように、第2の実施例においては、ス
イッチング信号源5の生成するスイッチング信号に同期
させて、トランジスタS1、S2のベースに加えられる
信号を生成する電流供給回路駆動信号源8を設けること
により、第1の実施例と同様の作用を得ている。
【0051】これら上記実施例においては、プッシュ側
の出力トランジスタM1の駆動回路1とプル側の出力ト
ランジスタM2の駆動回路2との両方に誤点弧防止用の
電流供給回路を設けた構成を説明したが、本発明の駆動
回路が組み込まれる回路の特性によっては、プッシュ側
あるいはプル側の駆動回路どちらか一方のみに、本発明
の駆動回路を設ける構成としてもよい。
【0052】また、この電流供給回路6、7のトランジ
スタS1、S2は、必ずしもバイポーラトランジスタを
用いる必要はなく、所定の信号の入力によりスイッチの
機能を果たすものであればどのような回路素子を用いて
もよい。例えば、トランジスタS1、S2としてMOS
トランジスタを用いることが可能である。ただし、使用
する回路素子の性質に合わせて電流供給回路6、7を適
切に構成する必要があるが、そのような電流供給回路
6、7の構成は、当業者によれば容易に実現されるであ
ろう。
【0053】図4は、本発明のトランジスタの駆動回路
の応用例としての同期整流方式のDC−DCコンバータ
の概略構成図である。この構成においては、上記実施例
で説明したプッシュ・プル型回路が使用されている。
【0054】発振回路31は、三角波信号を出力する回
路であり、例えば発振回路31に設けられたコンデンサ
の容量値で決まる発振周波数の三角波信号をコンパレー
タ32の−入力(非反転入力)に出力する。コンパレー
タ32の+入力(反転入力)にはプリアンプ(エラーア
ンプ)37を介して、基準電圧が供給されている。この
基準電圧はDCーDCコンバータの出力電圧Vout を抵
抗Ra 、Rb で分割した電圧であり、DCーDCコンバ
ータの出力に従って変化する電圧である。したがって、
コンパレータ32で発振回路31から出力される三角波
信号を基準電圧と比較することにより、DCーDCコン
バータの出力変化に従ったパルス幅の信号を制御ロジッ
ク回路33に出力する。
【0055】制御ロジック回路33は、コンパレータ3
2が出力するパルス信号に加えて、出力電圧Vout のフ
ィードバック信号であるVfbおよび電流検出回路34に
よって検出されたコイル電流値を受信し、それら信号に
従ってp−MOSトランジスタ38およびn−MOSト
ランジスタ39を制御するための信号を出力する。
【0056】駆動回路35は、制御ロジック回路33か
ら入力される制御信号に基づいて、p−MOSトランジ
スタ38とn−MOSトランジスタ39とが交互にON
/OFF状態となるように駆動する。このとき出力され
る2つの駆動信号は、上記2つのMOSトランジスタが
同時にON状態とならないように、駆動回路35内に設
けられるデッドタイム回路36によって互いに所定の遅
延が与えられる。
【0057】p−MOSトランジスタ38及びn−MO
Sトランジスタ39は、上記駆動信号によって駆動さ
れ、そのON/OFF状態に従ってコイル電流が生成さ
れる。このコイル電流はランプ波形をしており、コンデ
ンサCによってリップルが抑えられて安定した電圧とし
て出力端子40から出力される。
【0058】図4においては、図1に示した駆動回路1
および2が、駆動回路35に対応しており、出力バッフ
ァ部3および4、電流供給回路6および7は、駆動回路
35内の出力バッファ部41、電流供給回路42に対応
する。また、出力トランジスタM1およびM2は、p−
MOSトランジスタ38及びn−MOSトランジスタ3
9に対応する。さらに、第1の実施例のスイッチング信
号源5、あるいは第2の実施例のスイッチング信号源5
と電流供給回路駆動信号源8とを含んだ構成要素に対応
するのが制御ロジック回路33である。
【0059】このように、上記実施例の駆動回路および
プッシュ・プル回路をDC−DCコンバータに適用すれ
ば、駆動回路35内の電流供給回路41が設けられてお
り、必要最小限の電流消費で出力トランジスタ38、3
9の誤点弧を防止することができる。したがって、出力
トランジスタ38、39の誤点弧が生じなくなり、安定
した直流を供給することができると共に、不必要に電流
を消費することがないので、より変換効率のよいDC−
DCコンバータを構成することが出来る。
【0060】
【発明の効果】プッシュ・プル型回路の出力トランジス
タの誤点弧が発生する恐れのあるタイミングにのみ大き
な電流を流して誤点弧を防ぎ、それ以外の期間では、上
記出力トランジスタの状態を安定させるために必要最小
限の電流を流すので、低消費電流化が実現される。
【0061】DC−DCコンバータに本発明のトランジ
スタ駆動回路を組み込むことによって、安定した直流を
供給でき、しかも変換効率のよいDC−DCコンバータ
を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランジスタ駆動回路の第1の実施例
を示す回路図である。
【図2】第1の実施例の回路における信号及び出力トラ
ンジスタのスイッチング状態の変化の様子を示すタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明のトランジスタ駆動回路の第2の実施例
を示す回路図である。
【図4】本発明のトランジスタの駆動回路の応用例とし
て、DC−DCコンバータに適用した場合の概略構成図
を示す。
【図5】従来のプッシュ・プル型回路の一例を示した図
である。
【符号の説明】
1 駆動回路 2 駆動回路 3 出力バッファ部 4 出力バッファ部 5 スイッチング信号源 6 電流供給回路 7 電流供給回路 8 電流供給回路駆動信号源 31 発振回路 32 コンパレータ 33 制御ロジック回路 34 電流検出回路 35 駆動回路 36 デッドタイム回路 37 プリアンプ 38 p−MOSトランジスタ 39 n−MOSトランジスタ 40 出力端子 41 出力バッファ部 42 電流供給回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プッシュ・プル型回路の出力トランジス
    タを駆動するトランジスタ駆動回路において、 前記出力トランジスタがON状態からOFF状態に転ず
    る瞬間を含む所定の時間の間、前記出力トランジスタを
    誤点弧させないように所定の電圧に基づいて前記出力ト
    ランジスタを駆動することを特徴とするトランジスタ駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 前記所定の時間が過ぎた後、前記出力ト
    ランジスタがOFF状態からON状態に転ずるまでの
    間、前記出力トランジスタを前記所定の電圧よりも小さ
    い電圧に基づいて駆動することを特徴とする請求項1記
    載のトランジスタ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記出力トランジスタは2つのトランジ
    スタからなり、一方のトランジスタが前記所定の電圧に
    基づいて駆動される前記所定の時間の間に、他方のトラ
    ンジスタはOFF状態からON状態に転ずることを特徴
    とする請求項1または2記載のトランジスタ駆動回路。
  4. 【請求項4】 プッシュ側出力FETとプル側出力FE
    Tからなるプッシュ・プル型回路の前記プッシュ側出力
    FETと前記プル側出力FETのON状態とOFF状態
    とをそれぞれ駆動制御するトランジスタ駆動回路におい
    て、 前記プッシュ側出力FETのON状態とOFF状態とを
    駆動制御するプッシュ側トランジスタ駆動手段と、 前記プル側出力FETのON状態とOFF状態とを駆動
    制御するプル側トランジスタ駆動手段と、 前記プッシュ側出力FETがOFF状態からON状態
    へ、前記プル側出力FETがON状態からOFF状態へ
    転じる瞬間を含む所定の時間の間、前記プル側トランジ
    スタ駆動手段に電流を加える電流供給手段とを有し、 前記電流供給手段が電流を加えた場合には、前記プル側
    トランジスタ駆動手段が、前記電流供給手段が電流を加
    えないときよりも高い電圧に基づいて前記プル側出力F
    ETを駆動することを特徴とするトランジスタ駆動回
    路。
  5. 【請求項5】 プッシュ側出力FETとプル側出力FE
    Tからなるプッシュ・プル型回路の前記プッシュ側出力
    FETと前記プル側出力FETのON状態とOFF状態
    とをそれぞれ駆動制御するトランジスタ駆動回路におい
    て、 前記プッシュ側出力FETのON状態とOFF状態を駆
    動制御するプッシュ側トランジスタ駆動手段と、 前記プル側出力FETのON状態とOFF状態を駆動制
    御するプル側トランジスタ駆動手段と、 前記プル側出力FETがOFF状態からON状態へ、前
    記プッシュ側出力FETがON状態からOFF状態へ転
    じる瞬間を含む所定の時間の間、前記プッシュ側トラン
    ジスタ駆動手段に電流を加える電流供給手段とを有し、 前記電流供給手段が電流を加えた場合には、前記プッシ
    ュ側トランジスタ駆動手段が、前記電流供給手段が電流
    を加えないときよりも高い電圧に基づいて前記プッシュ
    側出力FETを駆動することを特徴とするトランジスタ
    駆動回路。
  6. 【請求項6】 第1および第2のトランジスタを有する
    プッシュ・プル型回路を駆動するトランジスタ駆動回路
    において、 スイッチング信号に従って上記第1のトランジスタをタ
    ーンオンし、第2のトランジスタをターンオフする駆動
    制御手段と、 上記スイッチング信号に同期して上記駆動制御手段に対
    して所定時間だけ電流を供給する電流供給手段とを有
    し、 上記駆動制御手段は、上記電流供給手段から供給される
    電流を用いて上記第2のトランジスタをターンオフする
    ことを特徴とするトランジスタ駆動回路。
  7. 【請求項7】 上記駆動制御手段は、上記第2のトラン
    ジスタの状態を制御する制御トランジスタを有し、上記
    電流供給手段から供給される電流を該制御トランジスタ
    のベース電流とすることを特徴とする請求項6に記載の
    トランジスタ駆動回路。
  8. 【請求項8】 第1および第2のトランジスタを有する
    プッシュ・プル型回路を駆動するトランジスタ駆動回路
    において、 スイッチング信号に従って上記第1のトランジスタをタ
    ーンオンし、第2のトランジスタをターンオフする駆動
    制御手段と、 該スイッチング信号の立ち上がり、または立ち下がりに
    同期したパルス信号を生成する電流供給手段駆動信号源
    と、 該パルス信号に基づいて上記駆動制御手段に対して所定
    時間だけ電流を供給する電流供給手段とを有し、 上記駆動制御手段は、上記電流供給手段から供給される
    電流を用いて上記第2のトランジスタをターンオフする
    ことを特徴とするトランジスタ駆動回路。
  9. 【請求項9】 上記駆動制御手段は、上記第2のトラン
    ジスタの状態を制御する制御トランジスタを有し、上記
    電流供給手段から供給される電流を該制御トランジスタ
    のベース電流とすることを特徴とする請求項8に記載の
    トランジスタ駆動回路。
  10. 【請求項10】 プッシュ・プル型回路および該プッシ
    ュ・プル型回路の出力トランジスタを駆動するトランジ
    スタ駆動回路を有するDC−DCコンバータにおいて、 前記トランジスタ駆動回路は、 前記出力トランジスタがON状態からOFF状態に転ず
    る瞬間を含む所定の時間の間、前記出力トランジスタを
    誤点弧させないように所定の電圧に基づいて前記出力ト
    ランジスタを駆動することを特徴とするDC−DCコン
    バータ。
  11. 【請求項11】 前記トランジスタ駆動回路は、前記所
    定の時間が経過した後、前記出力トランジスタがOFF
    状態からON状態に転ずるまでの間、前記出力トランジ
    スタを前記所定の電圧よりも小さい電圧に基づいて駆動
    することを特徴とする請求項10記載のDC−DCコン
    バータ。
  12. 【請求項12】 前記出力トランジスタは、2つのトラ
    ンジスタからなり、一方のトランジスタが前記所定の電
    圧に基づいて駆動される前記所定の時間の間に、他方の
    トランジスタはOFF状態からON状態に転ずることを
    特徴とする請求項10または11記載のDC−DCコン
    バータ。
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CN117155078B (zh) * 2023-10-30 2024-01-30 江苏天合储能有限公司 功率模块的控制电路、控制方法及功率模块

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