JP2570117B2 - パルス発生装置 - Google Patents

パルス発生装置

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JP2570117B2
JP2570117B2 JP5183173A JP18317393A JP2570117B2 JP 2570117 B2 JP2570117 B2 JP 2570117B2 JP 5183173 A JP5183173 A JP 5183173A JP 18317393 A JP18317393 A JP 18317393A JP 2570117 B2 JP2570117 B2 JP 2570117B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーダ装置等に用いられ
るラインタイプパルス変調器に関し、特に送信管等の負
荷を動作させるための変調パルスのパルス幅を任意に設
定することが可能なパルス発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインタイプ変調器は、マグネト
ロン,クライストロン、及び進行波管等のパルス変調型
送信管を駆動するパルス発生装置として広く用いられて
いる。図3はその一例の回路図であり、特開昭63−1
93605号公報に記載されているものである。高圧直
流電源1の正極端子にはチャージングチョーク2、ホー
ルドオフダイオード3、パルス成形回路5が接続され、
パルストランス6の一次側の一端に接続される。また、
負極端子はパルストランス6の一次側の他端に接続され
る。そして、このパルストランス6の一次側とパルス成
形回路5とで閉回路を構成するスイッチング素子として
サイリスタ10が接続され、送信トリガによってオンさ
れるように構成される。なお、前記パルス成形回路5に
は、2組のコンデンサとコイルからなるLC対L1・C
1,L2・C2が設けられており、切替器9によって各
LC対を共にパルストランス6の一次側に接続し、或い
は一方のみを接続し得るように構成される。また、前記
パルストランス6の二次側に負荷としてのパルス変調型
送信管7が接続される。
【0003】このようなラインタイプ変調器では、サイ
リスタ10がオフのときには、高圧直流電源1、チャー
ジングチョーク2、ホールドオフダイオード3、パルス
成形回路5、パルストランス6で閉回路が構成され、高
圧直流電源1によってパルス成形回路5のLC対の一方
または双方が充電される。そして、送信トリガによって
サイリスタ10がオンすると、パルス成形回路5、サイ
リスタ10、パルストランス6で閉回路が構成され、パ
ルス成形回路5からの放電電流がパルストランス6の一
次側を流れ、その二次側に高電圧パルスが発生し、これ
が変調パルスとしてパルス変調型送信管7に加えられ
る。パルス変調型送信管7はこの変調パルスに基づいて
送信パルスを送出する。
【0004】ところで、この発生される変調パルスのパ
ルス波形、特にパルス幅はパルス成形回路5におけるL
C対の定数によって決定されるため、パルス幅を任意に
設定するためにはLC対の定数を変化させればよい。こ
のため、前記した変調器では、切替器9でLC対L1・
C1とL2・C2を選択的に並列接続できるようにして
おり、両者を共にパルストランス6の一次側に接続した
ときにはパルス成形回路5の容量を大きくし、一方をパ
ルストランス6の一次側から遮断したときには容量を小
さくし、その結果パルス幅を大小に切り替えている。こ
の例では各LC対の定数を等しくしているため、切替器
9で一方のみを接続した場合にはτのパルス幅の変調パ
ルスPm1及び送信パルスPs1が得られ、両方を接続
した場合には2τのパルス幅の変調パルスPm2及び送
信パルスPs2が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のパルス変調器では、切替器9の時間的遅延が
存在するために変調パルス幅を高速で切り替える用途に
は適用できないという問題がある。また、パルス成形回
路5に予め設計されているパルス幅しか対応できず、任
意にパルス幅を選択することができないという問題があ
る。この後者の問題に対しては、パルス成形回路5に多
数のLC対を設けてこれらを多極スイッチにより順次接
続する構成が考えられるが、スイッチ構造が複雑になる
上に、予め設計された数のパルス幅しか対応できないこ
とには代わりはない。本発明の目的は、任意のパルス幅
の変調パルスを発生することを可能にしたパルス発生装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス発生装置
は、ラインタイプパルス変調器に設けられて、パルス成
形回路とパルストランスとで閉回路を構成し、そのオン
動作によって変調パルスを得るための単一のスイッチン
グ素子は入力される駆動パルスのパルス幅の期間だけオ
ンされるように構成され、かつ外部から入力されるパル
ス幅制御信号に応じて前記駆動パルスのパルス幅を任意
に設定する駆動パルス発生手段を設け、トリガ信号によ
りこの駆動パルス発生手段を動作させて任意のパルス幅
の駆動パルスを前記スイッチング素子に入力させるよう
に構成する。パルス成形回路は、最大パルス幅を得るに
十分な充電容量とされ、駆動パルス発生手段は最大パル
ス幅の時間の範囲内でスイッチング素子をオン動作させ
る構成とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図であり、図3に示
した従来構成と同一部分には同一符号を付してある。即
ち、高圧直流電源1の正極端子にはチャージングチョー
ク2、ホールドオフダイオード3、パルス成形回路5が
接続され、パルストランス6の一次側の一端に接続され
る。また、負極端子はパルストランス6の一次側の他端
に接続され、これにより、これらで閉回路を構成する。
また、パルストランス6の一次側とパルス成形回路5と
で閉回路を構成するスイッチング素子として、高速にオ
ン・オフ動作が可能なトランジスタ等のスイッチング素
子4が接続され、駆動パルスによってオン・オフ動作さ
れるように構成される。また、前記パルス成形回路5に
は、2組のコンデンサとコイルからなるLC対L1・C
1,L2・C2が設けられておりこれらは共にパルスト
ランス6の一次側に接続される。なお、後述するよう
に、これらLC対による充電量は生成しようとする最大
のパルス幅を満足させるに十分な充電容量となるように
その定数が設計されている。また、前記パルストランス
6の二次側にパルス変調型送信管等の負荷7が接続され
ることは言うまでもない。
【0008】一方、前記スイッチング素子4をオン・オ
フ動作させるための駆動パルス発生回路8では、得よう
とする変調パルスに対応したパルス幅の駆動パルスPt
を発生する。この駆動パルス発生回路8は、ここでは送
信トリガTsにより高速クロックCKのカウントを開始
するカウンタ81を設ける。このカウンタ81にはパル
ス幅制御信号Spが入力され、カウンタ81における高
速クロックCKのカウント数を任意に設定することがで
きる。この場合、最大のカウント数の設定値は、生成し
ようとする最大のパルス幅に対応する値である。
【0009】このような構成のパルス発生装置の動作を
図2の波形図を参照して説明する。スイッチング素子4
がオフのときには、高圧直流電源1、チャージングチョ
ーク2、ホールドオフダイオード3、パルス成形回路
5、パルストランス6で閉回路が構成され、高圧直流電
源1によってパルス成形回路5の2つのLC対が共に充
電される。一方、駆動パルス発生回路8においては、パ
ルス幅制御信号Spがカウンタ81に入力され、発生し
ようとする変調パルスのパルス幅に対応するカウント数
をカウンタ81に設定する。そして、このカウンタ81
に送信トリガTsが入力されると、カウンタ81はカウ
ントを開始し、これと同時にハイレベルを出力する。そ
して、設定されたカウント数だけカウントを完了したと
きに出力を反転してロウレベルとする。これにより、パ
ルス幅制御信号Spにより設定されたパルス幅に相当す
る時間だけハイレベルとされる駆動パルスPtをスイッ
チング素子4に出力する。
【0010】この駆動パルスPtによりスイッチング素
子4がオンされると、パルス成形回路5、及びパルスト
ランス6とで閉回路が構成され、パルス成形回路5から
の放電電流がパルストランス6の一次側を流れる。この
とき、パルストランス6の一次側には、スイッチング素
子4がオンされている間のみ放電が流れるため、この間
のみその二次側に高電圧パルスが発生する。したがっ
て、スイッチング素子4のオン時間のパルス幅の高電圧
パルスが発生することになる。そして、これが変調パル
スPmとしてパルス変調型送信管7に加えられる。パル
ス変調型送信管7はこの変調パルスPmに基づいて送信
パルスPsを送出する。
【0011】したがって、スイッチング素子4のオン時
間を制御することで、任意のパルス幅の変調パルスPm
を得ることが可能となる。この場合、最大のパルス幅は
パルス成形回路5におけるLC対の定数によって制限を
受け、最小のパルス幅はスイチング素子4のオン・オフ
速度により制限を受け、この範囲内であれば任意のパル
ス幅の変調パルスを得ることが可能になる。
【0012】ここで、スイッチング素子としてはFET
を用いてもよい。また、駆動パルス発生回路も図示した
回路構成に限られない。特に、コンピュータ等を利用す
ることにより、パルス幅制御信号自体が発生しようとす
るパルス幅に対応するパルス幅の信号として得られるも
のであれば、駆動パルス発生回路は、送信トリガによっ
てパルス幅制御信号をオン・オフするゲート回路で構成
することも可能である。また、前記実施例ではパルス成
形回路5は、従来構成と比較する意味で2つのLC対を
設けた構成としているが、大容量のコンデンサを用いれ
ば1つのLC対で構成することができるのは言うまでも
ない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ラインタ
イプパルス変調器に設けられて、パルスを発生させる
一のスイッチング素子を、トリガ信号により動作されて
外部から入力されるパルス幅制御信号に応じてパルス幅
が制御される駆動パルス幅の期間だけオンさせるための
駆動パルス発生手段を設けているので、外部から駆動パ
ルスのパルス幅を制御してスイッチング素子のオン時間
を制御することで、任意のパルス幅の変調パルスを簡単
に発生することができる。また、スイッチング素子のオ
ン・オフ動作がそのままパルス幅とされるため、高速動
作が可能であり、高速変調に適用することが可能とな
る。また、パルス成形回路は最大パルス幅を得るに十分
な充電容量とされ、かつ駆動パルス発生手段によりその
最大パルス幅の時間の範囲内でスイッチング素子をオン
動作させることにより、最大パルス幅の範囲内で任意の
パルス幅の変調パルスを発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルス変調器の一実施例の回路図であ
る。
【図2】図1の回路の主要部における波形図である。
【図3】従来のパルス変調器の一例の回路図である。
【図4】図3の回路の主要部における波形図である。
【符号の説明】
1 高圧直流電源 2 チャージングチョーク 3 ホールドオフダイオード 4 スイッチング素子 5 パルス成形回路 6 パルストランス 7 負荷 8 駆動パルス発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧電源によりパルス成形回路を充電
    し、単一のスイッチング素子と前記パルス成形回路とパ
    ルストランスとで閉回路を構成し、前記スイッチング素
    子のオン動作により変調パルスを得るラインタイプパル
    ス変調器として構成され、前記スイッチング素子は入力
    される駆動パルスのパルス幅の期間だけオンされるよう
    に構成され、かつ外部から入力されるパルス幅制御信号
    に応じて前記駆動パルスのパルス幅を任意に設定する
    動パルス発生手段を設け、トリガ信号によりこの駆動パ
    ルス発生手段を動作させて任意のパルス幅の駆動パルス
    を前記スイッチング素子に入力させるように構成したこ
    とを特徴とするパルス発生装置。
  2. 【請求項2】 パルス成形回路は、最大パルス幅を得る
    に十分な充電容量とされ、駆動パルス発生手段は最大パ
    ルス幅の時間の範囲内でスイッチング素子をオン動作さ
    せる請求項1のパルス発生装置。
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