JPH07229030A - ポリエステルシック・アンド・シンヤーンおよび該ヤーンからなるカスリ調織編物 - Google Patents

ポリエステルシック・アンド・シンヤーンおよび該ヤーンからなるカスリ調織編物

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JPH07229030A
JPH07229030A JP6333759A JP33375994A JPH07229030A JP H07229030 A JPH07229030 A JP H07229030A JP 6333759 A JP6333759 A JP 6333759A JP 33375994 A JP33375994 A JP 33375994A JP H07229030 A JPH07229030 A JP H07229030A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 染色により、糸長方向に淡染のカスリ状外観
効果を付与し得るポリエステルシック・アンド・シンヤ
ーンおよび該ヤーンからなるカスリ調織編物を提供する
こと。 【構成】 糸長方向に、ヤーンとして繊度の太細を有す
るポリエステルマルチフィラメント糸であって、該糸長
方向の質量分布ヒストグラムにおいて、ピーク頻度をと
る質量(P)が平均質量(X)より大きく、かつ(P)
と最小質量(B)との差L2 が、(P)と最大質量
(A)との差L1 よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染色により糸長方向に
濃染部分と淡染部分とが発現し、織編物に淡染のカスリ
状外観効果を付与し得る新規なポリエステルシック・ア
ンド・シンヤーンおよび該シック・アンド・シンヤーン
からなるカスリ調織編物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】糸の長さ方向に染着性差を有するポリエ
ステルシック・アンド・シンヤーンは、特公昭41―6
615号公報や特開昭54―68413号公報等、多数
提案されている。
【0003】また、特開昭56−31013号公報ある
いは特開昭54−68413号公報には、未延伸部の長
さをコントロールして織編物に任意のカスリ状外観を付
与する方法が開示されている。
【0004】しかしながら、これらの方法は、ポリエス
テル未延伸糸を延伸するに際し、延伸糸に部分的に未延
伸部分を残したもので、この未延伸部分が染色された時
濃染するため、織編物の淡染地部中に濃染のカスリ状外
観効果を付与するものであった。
【0005】即ち、濃染のカスリ状外観とは、織編物の
地の部分が淡染し、その中に濃染した筋状部がカスリ状
に散在する濃淡効果であり、従って従来のポリエステル
シック・アンド・シンヤーンでは、木綿や絹の織物で昔
から作られて来たような、地の部分と筋状部の濃淡が逆
転(地の部分が濃染し、筋状部が淡染する)した淡染の
カスリ状外観を付与することは出来なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、染色
により地の部分が濃染し、その中に淡染した筋状部が散
在する、淡染のカスリ調外観を付与することが可能なポ
リエステルシック・アンド・シンヤーンおよび該シック
・アンド・シンヤーンからなるカスリ調織編物を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意検討した結果、ポリエステル未延伸
糸を斑延伸するに際し、低倍率延伸糸に部分的に高倍率
で延伸された部分を混在させるとき、従来とは全く異な
った繊度分布を有するシック・アンド・シンヤーンが得
られること、および該シック・アンド・シンヤーンから
なる織編物を染色すると、淡染のカスリ状外観が発現す
ることを究明し本発明に到達した。
【0008】即ち、本発明によれば、糸長方向に、ヤー
ンとして繊度の太細を有するポリエステルマルチフィラ
メント糸であって、該糸長方向の質量分布ヒストグラム
において、ピーク頻度をとる質量(P)が平均質量
(X)より大きく、かつ(P)と最小質量(B)との差
2 が、(P)と最大質量(A)との差L1 よりも大き
いことを特徴とするポリエステルシック・アンド・シン
ヤーンが提供される。
【0009】また本発明によれば、糸長方向に、ヤーン
として繊度の太細を有し、該糸長方向の質量分布ヒスト
グラムにおいて、ピーク頻度をとる質量(P)が平均質
量(X)より大きく、かつ(P)と最小質量(B)との
差L2 が、(P)と最大質量(A)との差L1 よりも大
きいポリエステルシック・アンド・シンヤーンを含む織
編物であって、該織編物は、染色された時濃染地部中に
淡染のカスリ状外観を呈することを特徴とするカスリ調
織編物が提供される。
【0010】本発明を更に詳細に説明する。図1は、本
発明のシック・アンド・シンヤーンの糸長方向の質量分
布を示すヒストグラムの一例である。質量分布のヒスト
グラムは、ツェルベーガーウスター(株)製のイブネス
テスター「USTER TESTER3」で糸長方向の
糸の質量変動を測定し、データ処理してクラフに表示さ
れる。
【0011】この際、質量は、毎分約100,000回
測定され、その質量の頻度分布曲線が図1のようにグラ
フ化して表示される。
【0012】図1は、横軸に質量を、縦軸にその出現頻
度をとって示している。横軸の尺度は質量平均値(X)
を基準(0%とする)として、該平均値からの質量の隔
たりを±%で表示しており、(P)は出現頻度のピーク
をとる質量、(A)は最大の質量、(B)は最小の質量
を表わす。またL1 は、(P)と(A)との差、L2
(P)と(B)との差の絶対値を表わす。
【0013】図1によりシック・アンド・シンの形態と
染着性との関係を説明すると、質量の平均値(X)より
重い側((X)〜(A))はシック部で、製造過程でポ
リエステル未延伸糸の延伸のされ方が少ない為濃染し、
質量の平均値(X)より軽い側((B)〜(X))はシ
ン部で、より多く延伸されているために淡染する。
【0014】本発明のシック・アンド・シンヤーンは、
(P)点が(X)より重い側にあり、全体(地部)とし
ては濃染化すると共に、L1 に比べてL2 が大きい為
に、(B)点近傍の質量を有するシン部が織編物中で淡
染のカスリとして外観効果を現わす。
【0015】即ち、本発明においては、(P)は(X)
より大きく、かつL1 よりもL2 の方が大きいことが必
要であるが、濃染地に淡染のカスリをはっきりとコント
ラストをつけて現わす為には、(B)点が(P)点より
出来るだけ隔っていることが好ましく、その意味ではL
2 ≧1.5×L1 であることが好ましく、L2 ≧2×L
1 であれば更に好ましい。
【0016】これに対して、図2に示した従来のシック
・アンド・シンヤーンのヒストグラムは、本発明の場合
とは対照的に(P)が(X)より軽い側にあり、全体と
しては淡染化すると共に、L2 に比べてL1 が大きい為
に、(A)点近傍の重い質量を有するシック部が織編物
中で濃染カスリとして外観効果を現わす。
【0017】本発明のシック・アンド・シンヤーンは、
染色された時織編物中で濃染部分と淡染部分との繰返し
からなる外観効果を現わし、その濃染部分の長さの総和
が全糸長の65%以上を占めるものであるが、その中で
もその比率が70%以上を占めるものは審美性に優れる
カスリとなり、80%以上であれば最も好ましい審美性
のあるカスリ状外観を呈する。
【0018】しかし95%を越えると多数の経糸・緯糸
が密集した織物でも淡染カスリ効果がまばらになって商
品価値が下がるので、その上限は高々95%までがよ
い。
【0019】また淡染カスリ状外観として現われる淡染
部の長さは、短すぎると淡染部が斑点状となり審美性が
低くなるので、平均長さで10mm以上が好ましく、1
5mm以上であればより好ましい。
【0020】一方、淡染部が長すぎてもカスリ状外観の
審美性が低下するので、その上限は高々200mmまで
に止めるべきで、通常は150mmまでとするのが好ま
しい。
【0021】しかしながら、昨今は個性の強い外観効果
が求められ、パンツやスカートで経に長く走るカスリが
求められる等消費者のニーズが多様化しているので、極
端な場合1,000mm程度あってもかまわない。この
ような場合には、濃染部分の比率を65%以上とする為
に淡染部分の頻度が少なくなる。一方濃染性部分の平均
長さは、以上の関係から30mm以上、より好ましくは
70mm以上となる。
【0022】本発明におけるポリエステルシック・アン
ド・シンヤーンはポリエステルマルチフィラメントであ
って、非捲縮糸であってもよいし、仮撚加工その他の捲
縮加工を施された捲縮糸であってもよい。
【0023】また、本発明のポリエステルシック・アン
ド・シンヤーンは、2種以上のシック・アンド・シンヤ
ーン、あるいはシック・アンド・シンヤーンと他の非捲
縮のマルチフィラメン糸または捲縮を有するマルチフィ
ラメント糸とを引揃え、撚糸、混繊、タスラン加工等の
複合手段によって複合された複合糸であってもよい。
【0024】さらに、本発明のシック・アンド・シンヤ
ーンは、2種以上のシック・アンド・シンヤーンあるい
はシック・アンド・シンヤーンと他のマルチフィラメン
ト糸との複合仮撚加工糸であっても良い。
【0025】その際、他のマルチフィラメント糸は延伸
糸であってもよいし、延伸可能な糸であってもよい。ま
た、複合の手段は引揃え、撚糸、空気混繊、オーバーフ
ィード差巻き付け等の任意の手段が採用される。
【0026】また、シック・アンド・シンヤーンの一部
が切断起毛された毛羽糸であってもよい。
【0027】この場合、シック・アンド・シンヤーンを
構成するポリエステルは、通常のポリエチレンテレフタ
レートホモポリマーの他、第3成分を共重合したポリエ
ステルが適している。また用途によって、酸化チタン、
その他の無機質の微粒子を含有させてもよいし、繊維の
断面形状も丸断面に限らず異型断面であってもよい。ま
た、丸断面または異型断面で、かつ断面内に1つ以上の
中空孔を有する繊維であってもよい。単繊維デニールは
1〜5デニールが織編物用としては適している。
【0028】シック・アンド・シンヤーンと他のマルチ
フィラメント糸とが複合された糸の場合、複合されてい
る他のマルチフィラメント糸もポリエステルが好まし
く、通常のポリエチレンテレフタレートホモポリマーの
他、第3成分を共重合したポリエステルが適している。
また酸化チタン、その他の無機質の微粒子を含有させた
ものでもよい。
【0029】また、複合されている他のマルチフィラメ
ント糸はシック・アンド・シンヤーンより熱収縮の高い
マルチフィラメント糸であって、織編物の染色仕上工程
で熱収縮差による複合糸のふくらみを発現させるものが
好ましい。
【0030】このような糸としては、ポリエステル未延
伸糸を延伸するに際し熱セットを施さないないか或は緩
めにセットした糸、或はイソフタル酸を第3成分として
共重合したポリエステルなどが適している。
【0031】この複合される繊維の断面形状も丸断面に
限らず異型断面であってもよい。また、丸断面または異
型断面で、かつ断面内に1つ以上の中空孔を有する繊維
であってもよい。単繊維デニールは1〜8デニールが織
編物用として適している。
【0032】次に、本発明のポリエステルシック・アン
ド・シンヤーンを製造する好適な方法の一例を説明す
る。
【0033】従来より、ポリエステルシック・アンド・
シンヤーンを製造する方法としては、未延伸糸を供給ロ
ーラーと引取りローラーの間で自然延伸倍率以下の延伸
倍率で延伸する方法が一般的に用いられてきた。この
際、延伸温度は使用するポリエステルのガラス転移温度
以下とし、通常は加熱しないで室温で延伸する。
【0034】しかし、ただ単に供給ローラーと引取りロ
ーラーの間でこのような条件下で延伸しただけでは、染
色された時淡染地部に濃染カスリが発現する織編物しか
得られず、本発明の目的は達せられない。
【0035】一方、濃淡の比率を逆転させるため、未延
伸部(濃染部)の比率を増やそうとして延伸倍率を低く
しても、延伸部と未延伸部の比率は変わらず、単に糸全
体の配向が低下して染着性が高くなる(濃染地に極濃染
のカスリが発現する)だけで淡染地に濃染カスリが発現
する織編物は得られない。
【0036】本発明のポリエステルシック・アンド・シ
ンヤーンは、例えば特開昭60−199941号公報の
第1図に示されるような、中間ローラーを有する延伸装
置を用い、供給ローラーFRと引き取りローラーDR間
の平均延伸倍率を、従来のシック・アンド・シンヤーン
で採用されていた倍率より低く設定するとともに、中間
ローラーIRと引取りローラーDRとの間にヤーンガイ
ドなどの抵抗体を設け、延伸点(ネック点)を固定させ
ることにより製造できる。
【0037】ここで、使用する中間ローラーは、糸をラ
ンダムに把持したり把持しなかったりすることができる
ものであればよく、上記第1図に示されているような、
一方のローラーに位置と大きさがランダムに異なる穴が
あけられており、かつ該ローラーの直前に周期崩しを持
つトラバースガイドなどを併設した一対のニップローラ
ーや、ローラー間の間隙が可変で、かつその周期がラン
ダム化できるような一対のニップローラーなどが例示さ
れる。
【0038】例えば、図3はローラー間の間隙を変えて
糸を把持したり、しなかったりすることができ、かつそ
の周期がランダム化できるような一対のニップローラー
を中間ローラーR2 として使用した例であり、原糸1を
供給ローラーR1 を介してローラR2 に対して10〜2
0%過剰に供給し、ローラーR2 がニップ状態にあると
きにR1 とR2 の間で糸をたるめておき、次にローラー
2 のニップが緩んだ瞬間に、そのたるんだ糸をR2
3 間へ、ローラーR3 によって引張り出されるように
して未延伸のまま或は低倍率延伸の状態で供給し、引取
りローラーR3を通過させて濃染性シック部を形成させ
る。
【0039】そして次の瞬間、ローラーR2 がニップ状
態になったとき、糸はローラーR2〜R3 間で延伸され
るが、その際延伸点(ネック点)が固定されていない
と、染色された際濃淡のコントラストが明確についた淡
染カスリが発現できなくなる。
【0040】そこで、ローラーR2 とローラーR3 との
間に、例えばセラミック製ヤーンガイド2本を一対とし
て糸道を45〜90度屈曲させる抵抗体2を設け、R1
〜R2 間でたるんでいた糸が通過し延伸張力が発生する
瞬間、抵抗体2の所で緊張されて、淡染性シン部が形成
されるようにする。
【0041】以上のようにして作られるシック・アンド
・シンヤーンは、原糸1が未延伸のまま或は低倍率延伸
で、ローラ3で引取られる部分がヤーン全体の長さの6
5%以上を占めることになる。その為、原糸1は後工程
での耐熱劣化性や耐アルカリ劣化性の点で、2,500
〜4,000m/minで紡糸した半延伸糸(所謂PO
Y)であることが好ましい。
【0042】特に2,800〜3,200m/分で紡糸
したPOYが、シック・アンド・シンの形成と耐熱性、
耐アルカリ性とをバランス良く満足するので好ましい。
【0043】また供給ローラーR1 と引き取りローラー
3 の間での平均延伸倍率は、従来のシック・アンド・
シンヤーンで採用されていた倍率より低くなければなら
ず、使用するポリエステル原糸の自然延伸倍率(Nat
ural Draw Ratio)の85%以下とする
ことが好ましい。
【0044】ただ、該延伸倍率があまり低いと、濃染部
分の長さが長くなりすぎるので、50%以上程度に止め
るのが好ましい。
【0045】引取りローラーR3 で引取られたシック・
アンド・シンヤーンはそのまま巻取ってもよいが、ヒー
ターで熱セットして沸水収縮率を10%以下とすると、
後工程で扱い易くなる。その熱セットは−2〜10%の
オーバーフィード下、ヒーター温度100〜230℃で
処理するとよい。
【0046】この熱セットされた糸はそのまま巻取って
もよいし、また他の糸、例えば沸水収縮率が10〜18
%のポリエステルマルチフィラメント或はイソフタル酸
を共重合した沸水収縮率が10〜40%のポリエステル
マルチフィラメント糸と複合してもよい。
【0047】複合手段は空気ノズルを用いたインターレ
ース混繊やタスラン混繊が好ましい。インターレース混
繊の場合は引揃え混繊又はシック・アンド・シンヤーン
が鞘糸となるよう0.5〜3%の供給差をつけて混繊す
るとよい。
【0048】また、タスラン混繊の場合は引揃え混繊又
はシック・アンド・シンヤーンが鞘糸となるよう1〜3
0%の供給差をつけて混繊するのがよく、明瞭な淡染の
カスリ調外観を得るためには2〜10%の供給差が最も
適している。
【0049】また引取りローラ3に続いて仮撚加工を施
して、捲縮糸としてもよい。仮撚に際しては、仮撚係数
α(T×(De)1/2 /32,500、ここでTは仮撚
数T/m、Deは仮撚後の糸デニール)を1.0以下、
さらに好ましくは0.7〜0.85と低目にした方が、
染着のコントラストがはっきりと発現するシック・アン
ド・シンヤーンが得られる。仮撚具はスピンドル式、フ
リクション式等従来公知のものが任意に採用できる。
【0050】次いで、上記シック・アンド・シンヤーン
を織編成した後、染色することにより、濃染した地の部
分の中に淡染した筋状部が存在する、淡染のカスリ調外
観を有する織編物が得られる。
【0051】ここで、織物あるいは編物の組織等には制
限はなく、従来公知の織編物が任意に使用できる。ま
た、染色についても、従来公知の方法を任意に採用する
ことができる。
【0052】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。
【0053】[実施例1〜4および比較例1〜2]紡糸
速度3,300m/minで紡糸した自然延伸倍率(N
DR)1.37倍、伸度125%のセミダル115デニ
ール36フィラメント未延伸糸1を用い、図4の工程で
斑延伸、熱セットしてシック・アンド・シンヤーンを得
た。
【0054】ここでローラーR2 には、直径80mm、
有効幅30mmのローラーに直径10mmの穴を10個
ランダムに配置したものと、直径80mm、有効幅30
mmの穴を有しないローラーとからなる一対のニップロ
ーラーを用い、かつ、その直前に平均トラバース速度7
0ターン/分で不規則にトラバースする装置(図示せ
ず)を設けた。
【0055】またローラーR2 とR3 との間の抵抗体2
にはセラミック製ヤーンガイドを用い、糸道角θ1 =9
0°、θ2 =45°とした。
【0056】R3 ローラーの速度は416.7m/mi
nに、またR1 〜R2 間のオーバーフィード率は15.
5%に一定させて、R1 〜R3 間の延伸倍率(NDRに
対する百分率で表示)が表1の値になるようR1 および
2 の速度を設定した。
【0057】このようにして得たシック・アンド・シン
ヤーンを引続いて接触式ヒーター(長さ50cm)3を
用い、オーバーフィード率3%、ヒーター温度180℃
で熱セットして巻取った。
【0058】R1 〜R3 間の延伸倍率(NDRに対する
百分率で表示)と抵抗体の有無、および得られたシック
・アンド・シンヤーンのピーク頻度をとる質量(P)、
最大質量(A)、最小質量(B)(平均質量(X)を0
としてその隔り量を±%で表示)、並びにL1 、L2
値を表1に示す。
【0059】また、上記シック・アンド・シンヤーンを
20Gの丸編機を用いて製編した後、分散染料を用いて
130℃で染色した時の、カスリの発現状態を併せて表
1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】[実施例5]実施例1と同じ原糸を用い
て、図5の工程により、シック・アンド・シンヤーンと
延伸糸の混繊糸を製造した。
【0062】未延伸糸1は、実施例4と全く同じように
して斑延伸、熱セットし、ローラR4 で引取り、ローラ
5 で供給されるポリエステル均一延伸糸5(50デニ
ール/24フィラメント、沸水収縮率15%)と、イン
ターレースノズル4で混繊した。この際ローラR4 とR
6 の間のオーバーフィード率を1.6%、ローラR5
6 の間のオーバーフィード率を0.3%とし、インタ
ーレースノズルの圧空圧を2kg/cm2 とした。
【0063】得られた混繊糸の質量分布ヒストグラムに
おいて、ピーク頻度をとる質量(P)は3.1%、最大
質量(A)は9.2%、最小質量(B)は−13.2
%、L1 は6.1%、L2 は16.3%であった。
【0064】この糸を実施例1と同様に製編して分散染
料で染色した所、濃染の地部に淡染のカスリが発現した
編物が得られた。
【0065】この編地を解いて、濃染部と淡染部の長さ
を測定した所、濃染部と淡染部の構成比率は85.5%
と14.5%であった。
【0066】[実施例6]紡糸速度3,200m/mi
nで紡糸した自然延伸倍率(NDR)1.43倍、伸度
142%のブライト245デニール48フィラメントの
未延伸糸1を用いて、図6の工程で、斑延伸し、引続い
て仮撚捲縮加工を施して、シック・アンド・シン仮撚加
工糸を得た。
【0067】ここでローラR2 とその直前に配置するト
ラバース装置及びローラR2 とR3との間に設ける抵抗
体2は実施例2と同様にした。各ローラーの速度は、R
1 =106.5m/min、R2 =87.6m/mi
n、R3 =118.2m/min(R1 〜R2 間のオー
バーフィード率21.6%、R1 〜R3 間の延伸倍率
1.11倍、NDRの78%の倍率)とした。
【0068】このようにして得たシック・アンド・シン
ヤーンを引続いて、ローラR3 とR7 の間で、1.24
倍延伸しつつ、仮撚具6で1,987T/m加撚し、ヒ
ーター3の温度200℃として仮撚捲縮加工し、巻取っ
た。
【0069】得られたシック・アンド・シン仮撚加工糸
は質量分布ヒストグラムにおいて、ピーク頻度をとる質
量(P)は1.1%、最大質量(A)は5.6%、最小
質量(B)は−8.2%、L1 は4.5%、L2 は9.
3%であった。
【0070】この糸を実施例1と同様に製編して分散染
料で染色した所、濃染の地部に淡染のカスリが発現した
編物が得られた。
【0071】この編地を解いて、濃染部と淡染部の長さ
を測定した所、濃染部と淡染部の構成比率は84%と1
6%であった。
【0072】[実施例7]紡糸速度3,200m/mi
nで紡糸した自然延伸倍率(NDR)1.52倍、伸度
146%のセミダル125デニール36フィラメントの
未延伸糸1を用いて、図7の工程で斑延伸した。
【0073】ここでローラR2 とその直前に配置するト
ラバース装置及びローラR2 とR3との間に設ける抵抗
体2は実施例2と同様にした。各ローラーの速度は、R
1 =267m/min、R2 =231m/min、R3
=300m/min(R1 〜R2 間のオーバーフィード
率15.6%、R1 〜R3 間の延伸倍率1.125倍、
NDRの74%の倍率)とした。
【0074】このようにして得たシック・アンド・シン
ヤーンを、引続いて伸度33%のセミダル50デニール
36フィラメントの延伸糸5と引揃えてタスランノズル
7で混繊交絡した。
【0075】この際、ローラーR3 とR8 の間のオーバ
ーフィード率は6%とし、タスランノズルの圧空圧は8
kg/mm2 とした。
【0076】引き続いて、上記混繊交絡糸を、ローラー
8 とR9 の間で6%延伸しつつ、フリクション式の摩
擦仮撚具6でVr/Vy=2.0(Vrは摩擦仮撚具の
表面速度、Vyは糸の走行速度)、ヒーター3の温度を
210℃として仮撚加工し巻き取った。
【0077】得られたシック・アンド・シン複合仮撚加
工糸は、質量分布ヒストグラムにおいて、ピーク頻度を
とる質量(P)は7.4%、最大質量(A)は11.3
%、最小質量(B)は−19.0%、L1 は3.9%、
2 は26.4%であった。
【0078】この糸を製織して、分散染料を用い120
℃で染色した所、濃染の地部に淡染のカスリが発現した
ふくらみ感のある織物が得られた。
【0079】この織物を解いて、濃染部と淡染部の長さ
を測定した所、濃染部と淡染部の構成比率は83%と1
7%であった。
【0080】[実施例8]紡糸速度3,200m/mi
nで紡糸した自然延伸倍率(NDR)1.39倍、伸度
123%のブライト80デニール36フィラメントの未
延伸糸1を用いて、図8の工程で斑延伸した。
【0081】ここでローラR2 とその直前に配置するト
ラバース装置及びローラR2 とR3との間に設ける抵抗
体2は実施例2と同様にした。各ローラーの速度は、R
1 =346m/min、R2 =299m/min、R3
=339m/min(R1 〜R2 間のオーバーフィード
率15.7%、R1 〜R3 間の延伸倍率1.124倍、
NDRの80%の倍率)とした。
【0082】このようにして得たシック・アンド・シン
ヤーンを、ヒーター3の温度180℃、オーバーフィー
ド率5%(ローラーR3 の速度389m/min、ロー
ラーR4 の速度371m/min)で熱セットした後、
ローラーR4 で引き取り、ローラーR5 を介して供給さ
れる、伸度38%、沸騰水収縮率32%、セミダル30
デニール12フィラメントのイソフタル酸共重合ポリエ
ステル延伸糸5とタスランノズル7を用いて空気交絡
し、微細ループを有する混繊交絡糸を得た。
【0083】この際、ローラーR4 とR10の間のオーバ
ーフィード率は3%、また、ローラーR5 とR10の間の
オーバーフィード率は6%、タスランノズルの圧空圧は
8kg/mm2 とした。
【0084】得られた混繊交絡糸は、質量分布ヒストグ
ラムにおいて、ピーク頻度をとる質量(P)は4.3
%、最大質量(A)は12.4%、最小質量(B)は−
13.4%、L1 は8.1%、L2 は17.7%であっ
た。
【0085】この糸を製織して、分散染料を用い125
℃で染色した所、濃染の地部に淡染のカスリが発現し
た、ふくらみ感とスパンタッチに富む織物が得られた。
【0086】この織物を解いて、濃染部と淡染部の長さ
を測定した所、濃染部と淡染部の構成比率は84%と1
6%であった。
【0087】[実施例9]紡糸速度3,000m/mi
nで紡糸した自然延伸倍率(NDR)1.37倍、伸度
118%、中空率25%の丸断面セミダル50デニール
24フィラメントの未延伸糸1を用いて、図5の工程で
斑延伸、熱セットした。
【0088】ここでローラR2 とその直前に配置するト
ラバース装置及びローラR2 とR3との間に設ける抵抗
体2は実施例2と同様にした。各ローラーの速度は、R
1 =549m/min、R2 =475m/min、R3
=618m/min(R1 〜R2 間のオーバーフィード
率15.6%、R1 〜R3 間の延伸倍率1.125倍、
NDRの82%の倍率)とした。
【0089】また、熱セット時のヒーター3の温度は1
80℃、オーバーフィード率は2%(ローラーR3 の速
度618m/min、ローラーR4 の速度606m/m
in)とした。
【0090】引き続いて、上記シック・アンド・シンヤ
ーンをローラR4 で引取り、ローラR5 を介して供給さ
れる、伸度38%、沸騰水収縮率32%、セミダル30
デニール12フィラメントのイソフタル酸共重合ポリエ
ステル延伸糸5とインターレースノズル4を用いて空気
混繊し、混繊交絡糸を得た。
【0091】この際ローラR4 とR6 の間のオーバーフ
ィード率を1.6%、ローラR5 とR6 の間のオーバー
フィード率を0.3%とし、インターレースノズルの圧
空圧を2.5kg/cm2 とした。
【0092】得られた混繊交絡糸は、質量分布ヒストグ
ラムにおいて、ピーク頻度をとる質量(P)は2.7
%、最大質量(A)は9.7%、最小質量(B)は−
9.8%、L1 は7.0%、L2 は12.5%であっ
た。
【0093】この糸を製編して、分散染料を用い120
℃で染色した所、濃染の地部に淡染のカスリが発現し
た、軽量感のある編物が得られた。
【0094】この編地を解いて、濃染部と淡染部の長さ
を測定した所、濃染部と淡染部の構成比率は82%と1
8%であった。
【0095】尚、U%および糸長方向の質量分布ヒスト
グラムは下記の測定条件により測定して得た。 測定装置:USTER TESTER3 (Zellweger Uster社製) センサータイプC(フィラメント用) 測定条件:試料速度=25/min 測定時間=2.5min 加撚方向=S U%チャート長さ方向目盛=1m/目盛 U%チャート質量範囲=±50% 質量分布ヒストグラム横軸質量範囲=±50% 測定カット長=ノーマル
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、染色により濃染部分と
淡染部分とが発現し、かつ織編物に淡染カスリ状外観効
果を付与し得るシック・アンド・シンヤーンおよび該ヤ
ーンからなるカスリ調織編物を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシック・アンド・シンヤーンの糸長方
向の質量分布の一例を示すヒストグラム。
【図2】従来のシック・アンド・シンヤーンの糸長方向
の質量分布の一例を示すヒストグラム。
【図3】本発明のシック・アンド・シンヤーンを製造す
る為の製造装置の一例を示す側面図。
【図4】本発明のシック・アンド・シンヤーンを製造す
る為の製造装置の一例を示す側面図。
【図5】本発明のシック・アンド・シンヤーンを製造す
る為の製造装置の一例を示す側面図。
【図6】本発明のシック・アンド・シンヤーンを製造す
る為の製造装置の一例を示す側面図。
【図7】本発明のシック・アンド・シンヤーンを製造す
る為の製造装置の一例を示す側面図。
【図8】本発明のシック・アンド・シンヤーンを製造す
る為の製造装置の一例を示す側面図。
【符号の説明】
P ピーク頻度をとる質量 X 質量の平均値 A 質量の最大値 B 質量の最小値 L1 PとAの差 L2 PとBの差 R1 供給ローラー R2 ニップ状態が変更可能なローラー R3 引取ローラー R4 引取ローラー R5 供給ローラー R6 引取ローラー R7 引取ローラー R8 引取ローラー R9 引取ローラー R10 引取ローラー 1 ポリエステル未延伸糸 2 抵抗体 3 接触式ヒーター 4 インターレースノズル 5 ポリエステル延伸糸 6 仮撚具 7 タスランノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸長方向に、ヤーンとして繊度の太細を
    有するポリエステルマルチフィラメント糸であって、該
    糸長方向の質量分布ヒストグラムにおいて、ピーク頻度
    をとる質量(P)が平均質量(X)より大きく、かつ
    (P)と最小質量(B)との差L2 が、(P)と最大質
    量(A)との差L1 よりも大きいことを特徴とするポリ
    エステルシック・アンド・シンヤーン。
  2. 【請求項2】 糸長方向に、ヤーンとして繊度の太細を
    有し、該糸長方向の質量分布ヒストグラムにおいて、ピ
    ーク頻度をとる質量(P)が平均質量(X)より大き
    く、かつ(P)と最小質量(B)との差L2 が、(P)
    と最大質量(A)との差L1 よりも大きいポリエステル
    シック・アンド・シンヤーンを含む織編物であって、該
    織編物は、染色された時濃染地部中に淡染のカスリ状外
    観を呈することを特徴とするカスリ調織編物。
  3. 【請求項3】 ポリエステルシック・アンド・シンヤー
    ンが、2種以上のポリエステルマルチフィラメント糸が
    複合された複合糸の少なくとも一成分である請求項2記
    載のカスリ調織編物。
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