JPH07226814A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07226814A
JPH07226814A JP6017435A JP1743594A JPH07226814A JP H07226814 A JPH07226814 A JP H07226814A JP 6017435 A JP6017435 A JP 6017435A JP 1743594 A JP1743594 A JP 1743594A JP H07226814 A JPH07226814 A JP H07226814A
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fax adapter
fax
digital
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Tetsuya Kagawa
哲也 香川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FAXアダプタが電源を内蔵又は接続しなく
ても作動できるようにする。 【構成】 デジタル携帯電話装置13に16ピンケーブ
ル15を介して接続するFAXアダプタ12を2ピンケ
ーブル16及び給電用ケーブル17によってファクシミ
リ装置10と接続し、そのファクシミリ装置10の電源
11から給電用ケーブル17を介してFAXアダプタ1
2へ給電する。このFAXアダプタ12をファクシミリ
装置10に内蔵させるとさらによい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリアダプ
タを介してデジタル携帯電話装置に接続してファクシミ
リ送受信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1993年3月から日本国内のデジタル
携帯電話サービスにおけるFAX通信が開始された。通
常、有線及び無線を問わずデジタル回線網にアナログ回
線用の通信端末を直接接続することはできない。したが
って、アナログ回線用のファクシミリ装置をデジタル回
線に接続したいときには、アナログデータとデジタルデ
ータとの変換を行なうアダプタを経由させる必要があ
る。
【0003】例えば、財団法人「電波システム開発セン
タ」(これを「RCR」と略称している)では、デジタ
ル携帯電話装置にアナログ回線用のファクシミリ装置を
接続させるためのファクシミリアダプタ(「FAXアダ
プタ」と略称する)を標準化している。
【0004】特に、無線によるデジタル携帯電話装置に
用いるFAXアダプタは、デジタルとアナログの変換を
行なう機能だけではなく、無線回線で頻繁に発生する外
来ノイズやフェージングなどの障害対策の機能(これを
「誤り再送機能」と称する)も装備している。そして、
デジタル携帯電話装置における無線通信区間ではファク
シミリ装置のプロトコルでは通信せずにRCR独自の通
信方式によって通信する。
【0005】図10は従来のファクシミリ装置にFAX
アダプタを介してデジタル携帯電話装置を接続したとき
の構成を示す図である。デジタル携帯電話装置13とF
AXアダプタ12を16ピンケーブルで15で接続し、
FAXアダプタ12とファクシミリ装置10を2ピンケ
ーブル16で接続する。そして、ファクシミリ装置1
0、デジタル携帯電話装置13、FAXアダプタ12に
はそれぞれ専用の電源11,14,26を接続又は内蔵
していた。
【0006】このように、従来のファクシミリ装置は、
デジタル回線に接続するためのFAXアダプタが必要で
あり、そのFAXアダプタは、自ら内蔵又は接続した電
源によって動作して、デジタル信号とアナログ信号の変
換を行なう機能や、誤り再送機能を果していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のファクシミリ装置では、FAXアダプタ12を
利用してデジタル携帯電話装置13からファクシミリ通
信をする際、デジタル携帯電話装置13とFAXアダプ
タ12の電源14,26が電池の場合、それらの電池の
消費量を考えて使用する必要が有る。
【0008】さらに、ファクシミリ装置10も電池で駆
動させる場合も有り、ファクシミリ通信中にいずれかの
電池が消耗してしまって通信が中断してしまうことの無
いように、3つの電池の電力消費量を考慮しながら使用
する必要が有り、利用者にとっては不便であるといる問
題があった。
【0009】また、ファクシミリ装置10をデジタル携
帯電話装置13とつないで利用するときには必ずFAX
アダプタ12も準備しなくてはならず、この3つの機器
を正確に専用ケーブルで接続していく必要が有り、大変
手間がかかるという問題もあった。
【0010】さらに、使用者が移動しながらファクシミ
リ通信を行ないたい場合、これらの3つの機器を携帯し
て移動する必要が有り、移動しながら利用したいという
利用者の立場から考慮すると、手荷物が増えて大変面倒
であるという問題も有った。
【0011】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、FAXアダプタが電源を内蔵又は接続しなくて
も作動できるようにすることを第1の目的とする。ま
た、ファクシミリ装置とFAXアダプタとを接続する手
間を省けるようにすることを第2の目的とする。さら
に、ファクシミリ装置の電力を有効に利用できるように
することを第3の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の第1の
目的を達成するため、FAXアダプタを介してデジタル
携帯電話装置に接続してファクシミリ送受信するファク
シミリ装置に、FAXアダプタに給電する手段を設けた
ものである。
【0013】また、上記第2の目的も達成するため、こ
のファクシミリ装置にFAXアダプタを内蔵するとよ
い。その場合、上記FAXアダプタをファクシミリ送受
信を制御するCPUによってコントロールするようにす
るとよい。
【0014】さらに、上記第3の目的も達成するため、
上記FAXアダプタに給電する手段に、FAXアダプタ
がデジタル携帯電話装置と接続されているか否かを検知
する手段を設け、デジタル携帯電話装置と接続されてい
るときにのみFAXアダプタに給電するようにするとよ
い。
【0015】あるいはまた、上記デジタル携帯電話装置
を介さずに公衆回線網による通信を開始したか否かを検
知する手段と、その手段によって公衆回線網による通信
を開始したことを検知したとき、FAXアダプタへの給
電を中断させる手段を設けるようにするとよい。
【0016】
【作用】この発明によるファクシミリ装置は、デジタル
携帯電話装置を用いてファクシミリ送受信するときに、
デジタル携帯電話装置と接続するためのFAXアダプタ
に給電するので、FAXアダプタに専用の電源を内蔵又
は接続しなくて済む。
【0017】また、そのFAXアダプタをファクシミリ
装置に内蔵すれば、それをデジタル携帯電話装置に接続
するだけでファクシミリ送受信を行なうことができる。
さらに、そのFAXアダプタをファクシミリ装置内のフ
ァクシミリ送受信を制御するCPUによってコントロー
ルするようにすれば、FAXアダプタにCPUを備える
必要がない。
【0018】さらにまた、FAXアダプタがデジタル携
帯電話装置と接続されていることを検知したときにのみ
FAXアダプタへ給電するようにすれば、デジタル携帯
電話装置が接続されていないときにはFAXアダプタへ
の給電を行なわず、電力消費を節約することができる。
【0019】そしてまた、デジタル携帯電話装置を介さ
ずに公衆回線網による通信を開始したことを検知したと
きにはFAXアダプタへの給電を中断させるようにすれ
ば、デジタル携帯電話装置を用いてファクシミリ送受信
する時とその待機時にのみFAXアダプタへ給電を行な
うので、さらに電力消費を節約することができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例であるファ
クシミリ装置にFAXアダプタを介してデジタル携帯電
話装置を接続したときの構成図であり、図10と対応す
る部分には同一の符号を付している。図2は図1のファ
クシミリ装置の内部構成を示すブロック図である。
【0021】図1に示すように、ファクシミリ装置(F
AX)10は、駆動用の電力供給源である専用バッテリ
等の電源11を接続又は内蔵しており、2ピンケーブル
(公衆回線にFAXを接続するときに使用するケーブ
ル)16と給電用ケーブル17とによってFAXアダプ
タ12と接続する。
【0022】そのFAXアダプタ12は16ピンケーブ
ル15によってデジタル携帯電話装置13に接続され
る。そのデジタル携帯電話装置13は、駆動用の電力供
給源である専用バッテリ等の電源14を接続又は内蔵し
ている。
【0023】ファクシミリ装置10は、図2に示すよう
に、画情報を読み込む画像読取装置であるスキャナ1
と、画情報を紙に印刷するレーザ方式やドット式等のプ
リンタであるプロッタ2と、画情報を圧縮及び伸張する
符号化復号化部3と、ファクシミリ送受信時の所定のプ
ロトコルを実行する通信制御部4と、通信データを変調
及び復調するモデム5を備えている。
【0024】また、公衆回線に直接接続して所定の発呼
及び着呼の制御を行なうと共に電話機9による発呼及び
着呼の制御を行ない、さらに、FAXアダプタ12を介
してデジタル携帯電話装置13によってファクシミリ送
受信する制御を行なう網制御部6を備えている。
【0025】さらに、オペレータの操作入力を行なう操
作キーを備えたキー操作部及び各種メッセージ等の表示
を行なうLCD等のディスプレイからなる操作表示部7
と、所定のファクシミリ送受信等の制御を行なうと共
に、この発明に係る制御も行なうシステム制御部(CP
U)8を備えている。
【0026】そして、図2では図示を省略しているが、
図1に示した電源11によってファクシミリ装置10内
の各部に給電を行なうと共に、システム制御部8の制御
に基づいて給電用ケーブル17を介してFAXアダプタ
12へも給電する。その際、電圧変換回路(PSU)に
よって所定の電圧に変換して供給する。
【0027】このように、ファクシミリ装置10のシス
テム制御部(CPU)8は、FAXアダプタ12及びデ
ジタル携帯電話装置13を介してファクシミリ送受信す
ると共に、電源11によってFAXアダプタ12に給電
する機能を果たす。
【0028】FAXアダプタ12は、CPUを内蔵し、
デジタル信号をアナログ信号に、又はアナログ信号をデ
ジタル信号に変換する機能と、無線回線で発生する外来
ノイズやフェージングなどの障害対策機能(誤り再送機
能)等を有しており、ファクシミリ装置10とデジタル
携帯電話装置13との間のインタフェースを司る。デジ
タル携帯電話装置13は、デジタル無線による通話及び
ファクシミリデータの送受信を行なう。
【0029】このようにして、ファクシミリ装置10と
FAXアダプタ12とを接続する給電用ケーブル17は
新規に必要であるが、ファクシミリ装置10の電源11
の電力を使用してFAXアダプタ12を動作させるた
め、そのFAXアダプタ12に電源を内蔵したり接続し
たりする必要がない。
【0030】そのため、デジタル携帯電話装置13にF
AXアダプタ12を介して接続したまま移動中にファク
シミリ通信をする場合、FAXアダプタ12への給電を
ファクシミリ装置10と共に管理することができ、利用
者が管理しなくてはならない電源を少なくでき、電力の
残量管理の作業を軽減できる。したがって、移動して使
用する際の操作性を向上させることができる。
【0031】次に、上記FAXアダプタ12をファクシ
ミリ装置10に内蔵させた実施例について説明する。図
3はそのファクシミリ装置10をデジタル携帯電話装置
13に接続したときの構成図である。図4はそのファク
シミリ装置10の内部構成を示すブロック図である。図
3に示すように、ファクシミリ装置10に内蔵されてい
るFAXアダプタ12は、16ピンケーブル15によっ
てデジタル携帯電話装置13に接続される。
【0032】一方、図4に示すように、網制御部(NC
U回路)6は、2線のLINE端子によって電話及びフ
ァクシミリの公衆回線と接続する。そのLINE端子の
2線は、リレーRY1,RY2によって、同じく2線の
TEL端子と,2線/4線変換器18と,FAXアダプ
タ12とに切り換え接続される。そして、FAXアダプ
タ12,網制御部6,モデム5,及びシステム制御部で
あるCPU8等は、電源11によって給電を受けて作動
する。
【0033】また、スイッチSWのON/OFF操作に
基づいて、CPU8の制御によって網制御部6のリレー
RY1,RY2を切り換えるための入出力回路(I/
O)19を有している。
【0034】そして、アナログ信号によるファクシミリ
送受信のときにはリレーRY1の各スイッチを接点a側
に、リレーRY2の各スイッチを接点d側に切り換え
る。また、電話機9による一般のアナログ通話のときに
は、図4に示すようにリレーRY1の各スイッチを接点
a側に、リレーRY2の各スイッチを接点c側に切り換
える。FAXアダプタ12を介してデジタル携帯電話装
置13を使用してデジタル信号によるファクシミリ送受
信をするときにはリレーRY1の各スイッチを接点b側
に、リレーRY2の各スイッチを接点d側に切り換え
る。
【0035】すなわち、通常はリレーRY1の各スイッ
チがLINE端子側に、リレーRY2の各スイッチはT
EL端子側に切り換わっている。そして、ファクシミリ
通信するときには、リレーRY2の各スイッチを2線/
4線変換器18側に切り換える。また、デジタル携帯電
話装置13で通信する場合には、リレーRY1の各スイ
ッチをFAXアダプタ12側に切り換えてLINE端子
側との接続を切り離す。
【0036】こうして、FAXアダプタ12が外部にあ
ったときと同じ接続状態となる。このようにリレーRY
1をFAXアダプタ12側に切り換えるには、ファクシ
ミリ装置10側のスイッチSWで行なうようにする。
【0037】したがって、利用者はデジタル携帯電話装
置とファクシミリ装置の2つを携行し、必要なときにの
みそれらをデータ通信用の16ピンケーブルで接続すれ
ば良い。また、デジタル携帯電話装置とファクシミリ装
置には電源が必要であるが通常は内蔵のバッテリを利用
することもできる。
【0038】次に、ファクシミリ装置10に内蔵したF
AXアダプタ12をファクシミリ装置10のCPUで制
御する実施例について説明する。図5はそのファクシミ
リ装置の内部構成を示すブロック図である。
【0039】この場合のファクシミリ装置10は、FA
Xアダプタ12をファクシミリ装置10のシステム制御
部であるCPU8で制御できるように、FAXアダプタ
12のバス20をファクシミリ装置10のバス21に接
続している。そして、FAXアダプタ12の動作をファ
クシミリ送受信を制御するCPU8によってコントロー
ルする。
【0040】このようにして、FAXアダプタ12もマ
イコン制御の機器であることから、その制御処理をファ
クシミリ装置のCPU8に肩代わりさせることにより、
FAXアダプタ12にCPUを設ける必要がなくなり、
コストダウンを図ることができる。
【0041】次に、FAXアダプタへの給電を制御して
電力消費を抑える実施例について説明する。まず、FA
Xアダプタにデジタル携帯電話装置が接続されていない
ときには給電しないようにした実施例について説明す
る。図6はその実施例のファクシミリ装置の要部のみを
示すブロック図である。
【0042】FAXアダプタ12をデジタル携帯電話装
置13と接続するための16ピンケーブル15を接続し
ていないときにはFAXアダプタ12の機能を動作させ
る必要はないので、この実施例では、その16ピンケー
ブル15の接続の有無を検出し、それが接続されている
ときにのみFAXアダプタ12へ給電して動作させる。
【0043】この場合、16ピンケーブル15を接続す
るFAXアダプタ12側のコネクタ22にマイクロスイ
ッチ23を配設し、16ピンケーブル15のコネクタ1
5aがコネクタ22に差し込まれると、必ずそのマイク
ロスイッチ23がON状態になるような構成にしてい
る。
【0044】そして、このマイクロスイッチ23とその
ON/OFF信号を入力I/Oポート24及びシステム
制御部であるCPU8が、FAXアダプタ12がデジタ
ル携帯電話装置13と接続されているか否かを検知する
手段に相当し、CPU8と電源11とが、デジタル携帯
電話装置13と接続されているときにのみFAXアダプ
タ12に給電する手段に相当する。
【0045】すなわち、マイクロスイッチ23のON/
OFF信号はI/Oポート24を経由してCPU8へ送
られる。CPU8は、マイクロスイッチ23からの信号
がOFFのときは電源11にFAXアダプタ12への給
電を行なわせない。そして、マイクロスイッチ23から
の信号がONになったことを検知すると、電源11にF
AXアダプタ12への給電を開始させる。
【0046】図7は、この実施例におけるCPU8によ
るFAXアダプタ12への給電制御の処理を示すフロー
チャートである。まず、16ピンケーブル15がコネク
タ22に接続されているか否かをマイクロスイッチ23
からの信号によって検知して、接続されていると判断し
たときにはFAXアダプタの給電をONにする。また、
接続されていないと判断したときにはFAXアダプタの
給電をOFFにする。
【0047】このようにして、ファクシミリ装置の内部
のFAXアダプタ12への電力供給をデジタル携帯電話
装置が接続されているときのみに行なうようにするの
で、電源の無駄な消費を抑えて有効に利用することがで
きる。また、電源が内蔵の電池である場合にはその電池
を取り替える操作が少なくなるので経済性と操作性が向
上する。
【0048】次に、デジタル携帯電話装置が接続されて
いてもアナログ通信中はFAXアダプタに給電しないよ
うにした実施例について説明する。図8はその実施例の
ファクシミリ装置の要部のみを示すブロック図である。
【0049】このファクシミリ装置は、電源11からF
AXアダプタ12への給電をリレー25によってON/
OFFできるように構成されており、このファクシミリ
装置がデジタル携帯電話装置13を介さないPSTN回
線(図4,図5のLINE端子に接続される公衆回線
網)による通信状態であるか否かをシステム制御部であ
るCPU8が判断して、I/Oポート24を介してリレ
ー25のON/OFF動作を制御する。
【0050】したがって、CPU8がデジタル携帯電話
装置13を介さずに公衆回線網による通信を開始したか
否かを検知する手段に相当し、CPU8とリレー25と
が、その公衆回線網による通信を開始したことを検知し
たとき電源11によるFAXアダプタ12への給電を中
断させる手段に相当する。
【0051】図9は、この実施例におけるCPU8によ
るFAXアダプタ12への給電制御の処理を示すフロー
チャートである。この処理では、CPU8はPSTN回
線で通信中か否かを検知して、通信中ならリレー25の
接点をOFFにして、電源11からFAXアダプタ12
への給電をOFFにし、通信中でなければリレー25の
接点をONにして、電源11からFAXアダプタ12へ
の給電をONにする。
【0052】また、待機状態からデジタル携帯電話装置
13で通信を開始するときには、デジタル携帯電話装置
13のキー操作によりFAXアダプタモードにする(通
常はFAXアダプタ13のLEDが点灯するようにする
とよい)。その場合には、CPU8はFAXアダプタモ
ードになったことを検知したときにリレー25をONに
してFAXアダプタ12への給電を開始させ、PSTN
通信中はFAXアダプタ12への給電を停止させるよう
にするとよい。
【0053】このようにして、公衆回線であるPSTN
回線による電話通話やファクシミリ送受信中にはFAX
アダプタへの給電を中断するようにすれば、さらに電源
の消耗を抑え、電力を有効利用することができる。な
お、この発明はデジタル携帯電話装置に接続できるFA
Xアダプタやパソコンアダプタ等のすべての周辺機器に
も応用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置は、ファクシミリアダプタへ給電す
ることができるので、ファクシミリアダプタ自身が電源
を内蔵又は接続しなくても作動でき、ファクシミリアダ
プタの電池の消耗を意識しなくてもデジタル携帯電話装
置によってファクシミリ通信を行なえる。
【0055】また、ファクシミリアダプタを内蔵し、そ
れをCPUでコントロールするようにすれば、ファクシ
ミリ装置とファクシミリアダプタとを接続するときの手
間が省け、コスト低減にもなり、移動時は簡便に携帯す
ることができる。
【0056】さらに、デジタル携帯電話装置が接続され
ているときにのみファクシミリアダプタに給電するよう
にしたり、ファクシミリ装置がデジタル携帯電話装置を
介さずに公衆回線網による通信中はファクシミリアダプ
タへの給電を中断するようにすれば、ファクシミリ装置
の電力を無駄なく有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のファクシミリ装置にFA
Xアダプタを介してデジタル携帯電話装置を接続したと
きの構成図である。
【図2】図1のファクシミリ装置10の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】この発明の他の実施例のファクシミリ装置とデ
ジタル携帯電話装置とを接続したときの構成図である。
【図4】図3のファクシミリ装置10の内部構成を示す
ブロック図である。
【図5】この発明のさらに他の実施例のファクシミリ装
置の内部構成を示すブロック図である。
【図6】この発明のさらに他の実施例のファクシミリ装
置の要部のみを示すブロック図である。
【図7】同じくそのCPU8によるFAXアダプタへの
制御の処理を示すフローチャートである。
【図8】この発明のさらに別の実施例のファクシミリ装
置の要部のみを示すブロック図である。
【図9】同じくそのCPU8によるFAXアダプタへの
給電制御の処理を示すフローチャートである。
【図10】従来のファクシミリ装置にファクシミリアダ
プタを介してデジタル携帯電話装置を接続したときの構
成を示す図である。
【符号の説明】
1:スキャナ 2:プロッタ 3:符号化復号化部 4:通信制御部 5:モデム 6:網制御部 7:操作表示部 8:システム制御部(CPU) 9:電話機 10:ファクシミリ装置(FAX) 11,14,26:電源 12:ファクシミリ(FAX)アダプタ 13:デジタル携帯電話装置 15:16ピンケーブル 15a,22:コネクタ 16:2ピンケーブル 17:給電用ケーブル 18:2線/4線変換器 19:入出力回路(I/O) 20,21:バス 23:マイクロスイッチ 24:I/Oポート 25,RY1,RY2:リレー SW:スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリアダプタを介してデジタル
    携帯電話装置に接続してファクシミリ送受信するファク
    シミリ装置において、前記ファクシミリアダプタに給電
    する手段を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、前記ファクシミリアダプタを内蔵したことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のファクシミリ装置におい
    て、前記ファクシミリアダプタをファクシミリ送受信を
    制御するCPUによってコントロールするようにしたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のファクシミリ装置
    において、前記ファクシミリアダプタに給電する手段
    が、前記ファクシミリアダプタがデジタル携帯電話装置
    と接続されているか否かを検知する手段を有し、デジタ
    ル携帯電話装置と接続されているときにのみ、前記ファ
    クシミリアダプタに給電する手段であることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の
    ファクシミリ装置において、前記デジタル携帯電話装置
    を介さずに公衆回線網による通信を開始したか否かを検
    知する手段と、該手段によって公衆回線網による通信を
    開始したことを検知したとき、前記ファクシミリアダプ
    タへの給電を中断させる手段とを設けたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
JP6017435A 1994-02-14 1994-02-14 ファクシミリ装置 Pending JPH07226814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3034629U (ja) * 1996-05-27 1997-02-25 光一 山田 携帯電話をfaxアダプターにて接続したfaxの起動機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3034629U (ja) * 1996-05-27 1997-02-25 光一 山田 携帯電話をfaxアダプターにて接続したfaxの起動機器

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