JPH11194901A - 無線通信機能付きプリンタ装置および無線通信システム - Google Patents

無線通信機能付きプリンタ装置および無線通信システム

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JPH11194901A
JPH11194901A JP9368999A JP36899997A JPH11194901A JP H11194901 A JPH11194901 A JP H11194901A JP 9368999 A JP9368999 A JP 9368999A JP 36899997 A JP36899997 A JP 36899997A JP H11194901 A JPH11194901 A JP H11194901A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ部に障害が発生した場合に、無線端
末のプリント出力データを有効に規制できる無線通信機
能付きプリンタ装置および無線通信システムを提供す
る。 【解決手段】 プリンタ装置は、プリンタ部の障害を検
出した場合に、報知信号を用いて前記無線端末に障害の
通知し、かつ、無線端末からのプリント出力データの無
線回線への送信を禁止する。また、プリンタ部の障害の
復旧を検出した場合に、報知信号を用いて無線端末に障
害復旧の通知を行う。無線端末は、前記プリンタ装置か
らの障害発生の通知により、プリント出力データの無線
回線への送信を停止する。プリンタ装置は、ある無線端
末から受信したデータの出力を実行している場合、無線
通信システム内の他の無線端末に使用中である旨を示す
情報を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内線に無線端末を
収容するための親機機能をもち、無線端末からのプリン
ト出力データを受信して、プリント出力を行うことがで
きる無線通信機能付きプリンタ装置および無線通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内線に無線端末を収容するた
めの親機機能をもち、無線端末からのプリント出力デー
タを受信して、プリント出力を行うことができる無線通
信ファクシミリ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、無線通信ファクシミリ装置のプリンタ部に障
害があり、プリント出力できないときにも、無線端末が
プリント出力データを送信してしまうことがある。
【0004】そのため、その間は他の無線端末がプリン
ト出力以外の、たとえば音声通信、ファクシミリデータ
の通信ができない。
【0005】また、無線通信ファクシミリ装置がプリン
ト出力データを受信中にプリンタ部に障害が発生し、プ
リント出力できなくなっても、無線端末がプリント出力
データを送信し続ける。
【0006】そのため、同様にその間は他の無線端末が
プリント出力以外の、たとえば音声通信、ファクシミリ
データの通信ができないという欠点があった。
【0007】無線通信ファクシミリ装置のプリンタ部に
障害が生じたために、一旦は無線端末がデータのプリン
ト出力を断念した場合、無線通信ファクシミリ装置のプ
リンタ部の障害が復旧作業によって復旧しても、無線端
末の操作者はそのことを知ることができない。そのた
め、無線端末の操作者は、何回も無線通信ファクシミリ
装置の所まで行って、障害が復旧したことを確認しなけ
ればならないという欠点があった。
【0008】そこで本発明は、プリンタ部に障害が発生
した場合に、無線端末のプリント出力データを有効に規
制できる無線通信機能付きプリンタ装置および無線通信
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、有線通信回線
を収容するとともに、無線通信部を介して無線回線によ
り通信を行う無線端末を収容し、前記無線端末からのプ
リント出力データを受信して、プリント出力を行うプリ
ンタ部を有する無線通信機能付きプリンタ装置におい
て、前記プリンタ部の障害を検出する検出手段と、前記
検出手段により障害を検出した場合に、報知信号を用い
て前記無線端末に障害の通知を行う通知手段と、前記検
出手段により障害を検出した場合に、前記無線端末から
のプリント出力データの無線回線への送信を禁止する禁
止手段とを有することを特徴とする。
【0010】また本発明は、有線通信回線を収容すると
ともに、無線通信部を介して無線回線により通信を行う
無線端末を収容し、前記無線端末からのプリント出力デ
ータを受信して、プリント出力を行うプリンタ部を有す
る無線通信機能付きプリンタ装置において、前記プリン
タ部の障害および前記障害の復旧を検出する検出手段
と、前記検出手段により障害を検出した場合に、報知信
号を用いて前記無線端末に障害の通知を行うとともに、
前記検出手段により障害の復旧を検出した場合に、報知
信号を用いて前記無線端末に障害復旧の通知を行う通知
手段とを有することを特徴とする。
【0011】また本発明は、有線通信回線を収容すると
ともに、無線通信部を介して無線回線により通信を行う
無線端末を収容し、前記無線端末からのプリント出力デ
ータを受信して、プリント出力を行うプリンタ部を有す
る無線通信機能付きプリンタ装置を含む無線通信システ
ムにおいて、前記無線通信機能付きプリンタ装置は、前
記プリンタ部の障害を検出する検出手段と、前記検出手
段により障害を検出した場合に、報知信号を用いて前記
無線端末に障害の通知を行う通知手段とを有し、前記無
線端末は、前記通知手段による通知により、前記無線端
末からのプリント出力データの無線回線への送信を停止
する制御手段を有することを特徴とする。
【0012】また本発明は、少なくとも1つの無線通信
機能付きプリンタ装置と、複数の無線端末との間で無線
通信を行い、無線端末から無線通信機能付きプリンタ装
置に出力データを伝送する無線通信システムにおいて、
前記無線通信機能付きプリンタ装置は、自己の状態を判
別する判別手段と、自己の管理下にある無線端末に情報
を通知する通知手段とを有し、前記無線端末は、前記無
線通信機能付きプリンタ装置の通知手段から通知される
情報を受信する受信手段を有し、前記無線通信機能付き
プリンタ装置は、ある無線端末から受信したデータの出
力を実行している場合、無線通信システム内の他の無線
端末に使用中である旨を示す情報を通知することを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】[第1実施例]本発
明の第1実施例として、無線媒体がパーソナル・ハンデ
ィホン・システム(PHS)の自営モードの場合を例に
して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態である無線通
信ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、RF部2は、アンテナ1を
用いて電波の送受信を行うものである。変復調部3は、
送信データの変調および受信データの復調を行うもので
あり、チャネルCODEC部4は、フレームの分解/組
立等のTDMA処理、誤り検出処理、スクランブル処理
およびデータの秘話処理を行うものである。音声信号処
理部5は、チャネルCODEC部5および公衆網からの
音声信号をアナログに変換したり、符号則の変換等の各
種音声信号の処理を行うものである。
【0016】ハンドセット6は、音声信号処理部5に接
続され、音声の入力および出力を行うものであり、デー
タ処理部7は、無線通信におけるデータ通信の際の誤り
訂正/再送処理および送受信データを所定の形に変換す
るものである。通信制御処理部8は、PHSのレイヤ1
からレイヤ3までの通信プロトコル処理を行うものであ
る。
【0017】通信回線9は、公衆網(図1では省略)に
接続された回線であり、通信回線インターフェイス部1
0は、通信回線9を収容し、通信回線9からの着呼処
理、通信回線9への発呼処理および音声信号の入出力を
行うものである。スイッチ部11は、通信回線インター
フェイス部10の入出力信号を切り替えるものであり、
G3モデム12は、グループ3モードのファクシミリ送
受信を行うために画像データの変調および復調および各
種処理を行うものである。
【0018】スキャナ部13は、画像データを取り組む
ものであり、プリンタ部14は、画像データをプリント
出力するものである。画像処理部15は、データ処理部
7からのプリント出力データをプリンタ部14からプリ
ント出力できるデータに変換したり、スキャナ部13か
ら入力したデータをG3モデム12で処理するデータに
変換したり、G3モデム12からの画像データをプリン
タ部14からプリント出力できるデータに変換したり、
画像データの圧縮伸張処理といった各種画像データの処
理をするものである。
【0019】障害検出部16は、プリンタ部14の紙詰
まり、トナー切れといった各種の障害発生を検出するも
のであり、障害復旧検出部17は、プリンタ部14の各
種の障害復旧を検出するものである。制御部18は、障
害検出部16および障害復旧検出部17の検出結果が入
力され、さらに各部の制御を行うものである。
【0020】図2は、本実施例を説明するための無線通
信ファクシミリ装置のシステム構成を示す模式図であ
る。
【0021】図2において、無線通信ファクシミリ装置
103は、公衆網101に接続された通信回線102を
収容している。パーソナルコンピュータ(パソコン)1
04、105、106は、無線通信ファクシミリ装置1
03の内線無線端末であり、無線通信機能を有するもの
である。また、無線電話機107、108は、無線通信
ファクシミリ装置103の内線無線端末である無線電話
機である。
【0022】図2において、無線通信ファクシミリ装置
103は、通信回線102を介してのファクシミリの送
受信、ハンドセットによる外線通話、無線電話機10
7、108での無線通信ファクシミリ装置103を経由
して、通信回線102を介しての外線通話、無線電話機
107、108と無線通信ファクシミリ装置103のハ
ンドセットによる内線通話およびパソコン104、10
5からのプリント出力データを受信してプリント出力す
る機能をもっている。
【0023】図3は、内線無線端末の構成例を示すブロ
ック図である。この例は、パソコン等の情報処理端末3
00と無線通信を処理する無線装置200とを通信ケー
ブルもしくは内部バスを介して接続したものである。
【0024】無線装置200は、この無線装置全体を制
御する制御部201と、各種プログラムやデータを記憶
するメモリ202と、無線通信の処理を行う無線部20
3と、無線信号のフレーム処理、無線制御を行うチャネ
ルコーデック204と、無線通信によりデータ中に発生
するビット誤りを低減するための誤り訂正処理部205
と、RS232C、セントロニクス、LAN、あるいは
ISAバス、PCMCIAi/f等の通信i/f部20
6とを有する。
【0025】情報処理端末300は、この情報処理端末
全体を制御する制御部301と、各種プログラムやデー
タを記憶するメモリ306と、各種表示を行うLEDや
LCD等の表示部302と、スピーカやマイク等を含む
音声入出力部305と、各種キー入力等を行うための操
作部304と、RS232C、セントロニクス、LA
N、あるいはISAバス、PCMCIAi/f等の通信
i/f部206とを有する。
【0026】図4は、本発明の第1実施例による動作を
説明するフローチャートである。
【0027】最初に、内線側の無線端末が待ち受け状態
で、無線通信ファクシミリ装置がファクシミリ受信中で
ある場合について動作を説明する。
【0028】図5は、無線通信ファクシミリ装置と内線
側の無線端末との間でやりとりされる無線信号の構成を
示す説明図である。
【0029】図示のように、この無線信号は、TCH
(情報チャネル信号)とCCH(制御チャネル信号)と
を有している。そして、CCHの各信号は100mse
cごとに無線通信ファクシミリ装置から無線端末に送ら
れ、BCCH(報知チャネル)は、いわゆる報知信号
で、無線チャネル情報、システム情報、オプション情報
といった情報を通知する。
【0030】また、SCCH(個別セル用チャネル)
は、音声通信、データ通信時に使用する周波数の設定要
求、設定割り当てといったチャネル設定用の情報を通知
する。なお、この信号だけが無線端末から無線通信ファ
クシミリ装置にも送られる、いわゆる双方向の信号であ
る。
【0031】PCH(一斉呼出チャネル)は、着信の通
知に使用する。また、BCCHを監視せよという指示の
通知も行う。PCH1はパソコン104、105用のP
CHであり、PCH2はパソコン106、無線電話機1
07用のPCHである。また、PCH3は無線電話機1
08用のPCHである。
【0032】待ち受け時、通常は各無線端末は自分用の
PCHのみを受信して、自分に着信があるか監視してい
る。自分がどのPCHを受信するべきかといった情報
は、最初にBCCHを監視し、BCCHの中の情報から
知る。
【0033】図6は、PCHのフォーマットの構成を示
す説明図であり、図7は、BCCHのフォーマットの構
成を示す説明図である。
【0034】以下、図4のフローチャートを参照しなが
ら本実施例の動作を説明する。
【0035】例えば公衆網を介して他のファクシミリ装
置からファクシミリを受信し、プリント出力を実行して
いるときに、プリンタ部14の紙詰まりといった障害が
発生すると(S1)、障害検出部16は障害を検出して
(S2)、制御部18に障害の通知および障害内容の通
知を行う(S3)。制御部18は、この通知を受信する
と、通信制御処理部8に報知信号であるBCCHを使用
して内線無線端末に障害の通知を行うように指示をする
(S4)。なお、ここで障害の通知を行う内線無線端末
として、プリント出力データを送信してくる可能性のあ
る情報処理端末だけを選択して通知するようにしてもよ
い。
【0036】通信制御処理部8は、この指示を受信する
と、制御チャネルの全てのPCHの報知受信指示の領域
に「オプション情報通知」というデータを送るようにチ
ャネルCODEC部4を制御する(S5)。そして、制
御チャネルのBCCHのメッセージ種別の領域に「オプ
ション情報通知」というデータを、情報要素の領域にプ
リンタ部の障害通知および障害内容を示すデータを送る
ようにチャネルCODEC部4を制御する(S6)。
【0037】この制御チャネルのPCH、BCCHが無
線端末に送られると、無線端末は、PCHの報知受信指
示の領域を参照し、メッセージ種別が「オプション情報
通知」のBCCHを受信する。そして、情報要素の領域
のデータを参照し、プリンタ部に障害があり、障害内容
を知る(S7)。そして、無線端末は、操作者に表示部
302によるメッセージ表示(例えば「プリンタ紙詰り
異常です」)や音声入出力部305によるアラーム音あ
るいは音声合成出力等を用いて、障害発生、障害内容の
通知を行う(S8)。
【0038】通信制御部8は、所定の時間、この制御チ
ャネルを送信したら(S9)、障害通知前のBCCH、
PCHを送るようにチャネルCODEC部4を制御する
(S10)。そして、通常の制御チャネル送信の状態に
戻る(S11)。
【0039】この後、無線通信ファクシミリ装置103
は、障害が復旧するまで、内線側の無線端末からのプリ
ンタ出力依頼を拒否する。一方、内線側の無線端末も、
無線通信ファクシミリ装置103の障害解除の通知を受
けるまで、無線通信ファクシミリ装置103へのプリン
タ出力依頼を行わないように制御する。
【0040】なお、このように無線通信ファクシミリ装
置103と内線側の無線端末の両方でプリンタ出力依頼
を制限する代わりに、いずれか一方だけで、プリンタ出
力依頼を制限してもよい。
【0041】また、以上のような通知により、内線無線
端末で障害発生を知った操作者は、プリンタ部の障害を
復旧するように対応することができる。
【0042】次に、図8は、内線側の無線端末であるパ
ソコン104がプリント出力データを送信し、プリント
出力中である場合について動作を説明するフローチャー
トである。
【0043】プリント出力データは、TCHを使用して
無線通信ファクシミリ装置に送られる。データの通信種
別は「データ」の状態でプリント出力データが送られ
る。無線通信ファクシミリ装置からパソコン104へは
意味をもたないアイドルデータが送られる。
【0044】以下、図8のフローチャートを参照しなが
ら動作を説明する。
【0045】プリント出力中にプリンタ部14の紙詰ま
りといった障害が発生すると(S21)、障害検出部1
6は障害を検出して(S22)、制御部18に障害の通
知および障害内容の通知を行う(S23)。制御部18
は、この通知を受信すると、通信制御処理部8にパソコ
ン104への送信信号であるTCHを使用して、無線端
末に障害の通知を行うように指示をする(S24)。
【0046】通信制御処理部8は、この指示を受信する
と、TCHの情報領域にプリンタ部の障害通知および障
害内容を示すデータを送るようにチャネルCODEC部
4を制御する(S25)。
【0047】パソコン104は、このTCHを受信し
て、プリンタ部に障害があり、障害内容を知る(S2
6)。パソコン104は、操作者に表示部302による
メッセージ表示(例えば「プリンタが紙詰り異常で
す」)や音声入出力部305によるアラーム音あるいは
音声合成出力等を用いて、障害発生、障害内容の通知を
行う(S28)。
【0048】通信制御処理部8は、所定の時間このTC
Hを送信したら(S28)、無線回線を切断するよう
に、チャネルCODEC部4、変復調部3、RF部2を
制御して、無線回線を切断する(S29)。
【0049】この後、無線通信ファクシミリ装置103
は、障害が復旧するまで、内線側の無線端末からのプリ
ンタ出力依頼を拒否する。一方、パソコン104も、無
線通信ファクシミリ装置103の障害解除の通知を受け
るまで、無線通信ファクシミリ装置103へのプリンタ
出力依頼を行わないように制御する。
【0050】また、以上のような通知により、内線無線
端末で障害発生を知った操作者は、プリンタ部の障害を
復旧するように対応することができる。
【0051】次に、障害復旧時の動作について説明す
る。
【0052】図9は、本実施例における障害復旧時の動
作を説明するフローチャートである。
【0053】内線無線端末の操作者の誰かが、プリンタ
部14の障害通知により障害発生を知り、プリンタ部1
4の障害の復旧処理を行い障害が復旧すると(S3
1)、障害復旧検出部17は障害復旧を検出して(S3
2)、制御部18に障害復旧の通知を行う(S33)。
制御部18は、この通知を受信すると、通信制御処理部
8に報知信号であるBCCHを使用して無線端末に障害
復旧の通知を行うように指示をする(S34)。
【0054】通信制御処理部8は、この指示を受信する
と、制御チャネルの全てのPCHの報知受信指示の領域
に「オプション情報通知」というデータを送るようにチ
ャネルCODEC部4を制御する(S35)。そして、
制御チャネルBCCHのメッセージ種別の領域に「オプ
ション情報通知」というデータを、情報要素の領域にプ
リンタ部の障害復旧を示すデータを送るようにチャネル
CODEC部4を制御する(S36)。
【0055】この制御チャネルのPCH、BCCHが無
線端末に送られると、無線端末はPCHの報知受信指示
の領域を参照し、メッセージ種別が「オプション情報通
知」のBCCHを受信する。そして、情報要素の領域の
データを参照し、プリンタ部の障害が復旧したことを知
る(S37)。無線端末は、操作者に表示部302によ
るメッセージ表示(例えば「プリンタ障害は復旧しまし
た」)や音声入出力部305によるアラーム音あるいは
音声合成出力等を用いて、障害復旧の通知を行う(S3
8)。
【0056】通信制御処理部8は、所定の時間、この制
御チャネルを送信したら(S39)、障害復旧の通知前
のBCCH、PCHを送るようにチャネルCODEC部
4を制御する(S40)。そして、通常の制御チャネル
送信の状態に戻る(S41)。
【0057】以上の実施例では、無線媒体をPHSを例
にしてあるが、他の無線媒体のシステムでも同様に適用
できる。
【0058】また、以上の実施例では、各無線端末に障
害復旧通知を行う場合、PHSの一斉呼出によって通知
するようにしたが、このような通知を各無線端末に順番
に通知するようなシステムでは、障害復旧通知を行う場
合、上述したプリント中だった端末に対して優先的に復
旧通知を行えるようにしてもよい。特に内線の無線端末
が多数存在する場合には、最初の障害復旧通知と最後の
障害復旧通知とで時間差が生じるため、プリント出力を
中断された端末を優先することで、より迅速にプリント
作業を再開させることができる。
【0059】上述のように1つの出力装置(プリンタ)
を無線で接続された複数の情報処理機器で使用する無線
通信システムにおいては、1つの情報処理装置が出力装
置に接続して出力していても、他の情報処理機器からは
出力装置が現在使用されているか否かが不明である。
【0060】このため、他の機器が出力装置を使用中に
自己の情報処理機器を接続しようとして接続に失敗した
場合等において、情報処理機器の使用者が接続失敗の理
由を使用中のためなのか、装置の故障なのか等を判別で
きず、作業の効率が著しく低下する。
【0061】そこで第2実施例では、ある情報処理機器
のデータを出力してい場合に、出力装置から無線通信シ
ステム内の他の情報処理機器に使用中であるとの情報を
通知することにより、情報処理機器の使用者に対して作
業の利便性の向上を提供するものである。
【0062】図10は、本第2実施例における無線通信
システムのシステム構成を示す説明図である。
【0063】このシステムは、1台のプリンタ装置11
01と、このプリンタ装置1101を使用する情報処理
機器1102〜1104とを有するものである。
【0064】図11は、本実施例におけるプリンタ装置
1101の構成を示すブロック図である。
【0065】無線部1201は、無線を送受するもので
あり、送信部1207、受信部1208、アンテナ12
09からなる。信号処理部1202は、受信した信号を
検波し、デジタル信号に変換するとともに、時分割処理
部1203から送られてくるデジタル信号を無線で送信
するために変調する。
【0066】時分割処理部1203は、制御部1206
からの情報を時分割多重通信方式に組み立てるととも
に、受信した時分割多重通信方式のデータを制御情報と
出力すべきデータに分解し、データをデータバッファ1
204に、制御情報を制御部1206に送るものであ
る。
【0067】データバッファ1204は、受信したデー
タを蓄えるものであり、プリンタ部1205は、データ
を出力するものである。制御部1206は、プリンタ装
置1101の全体の状態を管理し制御するとともに、情
報処理機器に自己の状態を通知するものである。
【0068】図12は、本実施例の情報処理機器に接続
され、無線通信を行う無線通信部の構成を示すブロック
図である。
【0069】無線部1301は、無線を送受するもので
あり、送信部1307、受信部1308、アンテナ13
09からなる。信号処理部1302は、受信した信号を
検波し、デジタル信号に変換するとともに、時分割処理
部から送られてくるデジタル信号を無線で送信するため
に変調するものである。
【0070】時分割処理部1303は、制御部1306
からの情報とプリンタ装置1101へ送信する送信デー
タを時分割多重通信方式に組み立てるとともに、受信し
た時分割多重通信方式のデータを制御情報とデータに分
解し、データをPCインターフェイス1205に、制御
情報を制御部1306に送るものである。
【0071】電池1304は、無線通信部の動作電源で
あり、PCインターフェイス1205は、情報処理機器
とデータの授受を行うものである。制御部1306は、
装置全体の状態を管理し制御するとともに、時分割処理
部1303の制御情報からプリンタ装置の状態を得て、
PCインターフェイス1205に通知するものである。
【0072】図13は、本実施例における基本動作を示
すフローチャートである。
【0073】まず、スタンバイの状態(S401)にお
いて、プリンタ装置1101は自己の状態監視をしてお
り、プリンタ部1205における紙詰まり等を含む故障
がないかどうかを監視している(S402)、ここで故
障がある場合、制御用のチャネルを用いてプリンタ装置
1101の状態を通知する(S403)。
【0074】情報処理機器は、出力要求があり、プリン
タ装置1101にアクセスしない場合は制御チャネルを
受信している状態となっているので、この状態を受信し
た情報処理機器は表示装置(図示せず)に表示する。さ
らに、プリンタ装置1101が故障であるので、ここで
情報処理機器側からの出力要求することを禁止する(S
404)。なお、プリンタ部1205が故障した場合の
動作は、上述した第1実施例に準じるものである。
【0075】また、故障がない場合には、情報処理機器
からの出力要求を待つ状態となる(S405)。要求が
あった場合には、通話チャネルに移行し、出力するデー
タを通話用のチャネルを使用して伝送する(S40
6)。これと同時にプリンタ装置1101は制御チャネ
ルを使用して、他の情報処理機器に対して現在プリンタ
装置1101が使用中であることを通知する(S40
7)。
【0076】プリンタ装置1101は、使用中の情報を
受けた他の情報端末機器は、プリンタ装置1101が使
用中であることを表示するとともに、その使用中のプリ
ンタ装置1101の無線通信用の資源が使用できないの
で、情報処理機器側からの出力要求を禁止する(S40
8)。プリンタ装置1101は送られてくる情報をバッ
ファを経由して出力している。したがって、出力の速度
がデータ伝送速度より遅いとバッファに蓄積されてい
く。
【0077】プリンタ装置1101は、データ伝送が終
了するか否かを監視し(S409)、終了していない間
は、このバッファの情報を出力要求した情報処理機器に
は通話用のチャネルを使用して、それ以外の情報処理機
器には制御用のチャネルを使用して伝送する(S41
0)。ここでデータ伝送が終了すると、これまでデータ
を出力要求していた情報処理端末は通話用チャネルを開
放し、制御チャネル受信状態に戻る(S411)。
【0078】また、これまで出力要求を禁止していた他
の端末に対して、プリンタ装置の無線資源があいたこと
から禁止を解除する(S412)。ここで、他の情報処
理機器から出力要求がある場合は(S413)、再び出
力処理へ移行するが、ない場合はデータバッファが空に
なるまでバッファの使用状況を監視し(S414)、制
御チャネルを使用して情報処理機器に通知する(S41
5)。
【0079】図14は、データ送信時のシステム動作の
概略を示す説明図である。ここでは4多重のTDMA−
TDDシステムとして示してある。
【0080】プリンタ装置は、情報処理機器AとT1、
R1という通信用チャネルを使用してデータ伝送を行っ
ている。それと同時にT3スロットを用いて間欠的に制
御チャネル用の周波数で、情報処理機器BとCにプリン
タ装置の状態に関する情報を送っている。このように、
データ伝送用のスロットと状態通知用スロットの時間を
ずらすと無線送受信部は1つで実現することが可能であ
る。
【0081】なお、以上の第2実施例では、情報処理機
器として無線通信部が情報処理機器に接続する形態のも
のを用い、プリンタ装置として無線通信部分がプリンタ
部と一体化したものを用いて説明したが、情報処理機器
が無線通信部分と一体化したものであっても、またプリ
ンタ装置が無線通信部分と分離したものであってもよ
い。
【0082】また、上記第1実施例と同様に、プリンタ
装置が公衆回線を収容するファクシミリ機能を有するも
のであってもよい。また、ファクシミリ機能に限らず、
公衆回線を収容するインターフェイスを持ち、デジタル
コードレス電話機の親機としての機能を合わせもつもの
であってもよい。
【0083】また、上述のような各実施例の動作を実行
するための制御プログラムをフロッピディスク、ハード
ディスク、光ディスク、メモリカード等に格納してお
き、このプログラムを各装置のメモリにロードして実行
するようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線通信プリンタ装置のプリンタ部に障害が発生した場
合に、無線端末からのプリント出力データの無線回線へ
の送信を禁止することにより、無駄に無線回線を使用す
ることをなくし、すぐに他の無線端末が無線回線を使用
できるようにすることができる効果がある。
【0085】また、無線通信プリンタ装置で無線端末か
らプリント出力データを受信している場合に、プリンタ
部に障害が発生した場合に、当該無線端末への送信デー
タを用いて障害発生の通知を行い、無線回線の切断を行
うようすることから、無駄に無線回線を使用することを
なくし、すぐに他の無線端末が無線回線を使用できるよ
うにすることができる効果がある。
【0086】また、障害の復旧を検出した場合に、報知
信号を用いて無線端末に障害復旧の通知を行うことか
ら、無線端末の操作者は障害復旧を無線通信プリンタ装
置のある所まで行かずに知ることができ、障害復旧後、
すぐにプリント出力の操作ができるという効果がある。
【0087】また、ある情報処理機器がプリンタ装置を
使用して出力を行っているときは、プリンタ装置は無線
通信システム内の他の情報処理機器に使用中であるとの
情報を通知することから、情報処理機器の使用者に作業
の利便性の向上を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による無線通信ファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例におけるシステム構成を示す説
明図である。
【図3】上記第1実施例における無線端末の構成を示す
説明図である。
【図4】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】上記第1実施例で用いる通信チャネルを示す説
明図である。
【図6】上記第1実施例で用いる制御チャネルのPCH
の構成を示す説明図である。
【図7】上記第1実施例で用いる制御チャネルのBCC
Hの構成を示す説明図である。
【図8】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の第2実施例による無線通信システム
の構成を示す説明図である。
【図11】上記第2実施例によるプリンタ装置の構成を
示すブロック図である。
【図12】上記第2実施例による情報処理機器の無線装
置の構成を示すブロック図である。
【図13】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】上記第2実施例におけるデータ送信時のシス
テム動作の概略を示す説明図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、 2…RF部、 3…変復調部、 4…チャネルCODEC部、 5…音声信号処理部、 6…ハンドセット、 7…データ処理部、 8…通信制御処理部、 9…通信回線、 10…通信回線インターフェイス部、 11…スイッチ部、 12…G3モデム、 13…スキャナ部、 14…プリンタ部、 15…画像処理部、 16…障害検出部、 17…障害復旧検出部、 18…制御部。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線通信回線を収容するとともに、無線
    通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を収
    容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信し
    て、プリント出力を行うプリンタ部を有する無線通信機
    能付きプリンタ装置において、 前記プリンタ部の障害を検出する検出手段と、 前記検出手段により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行う通知手段と、 前記検出手段により障害を検出した場合に、前記無線端
    末からのプリント出力データの無線回線への送信を禁止
    する禁止手段と、 を有することを特徴とする無線通信機能付きプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記プリント出力データの受信中に前記プリンタ部に障
    害が発生した場合に、前記無線端末への送信データを用
    いて障害発生の通知を行い、無線回線の切断を行うこと
    を特徴とする無線通信機能付きプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記プリンタ部の障害復旧を検出する検出手段と、 前記検出手段により障害の復旧を検出した場合に、報知
    信号を用いて前記無線端末に障害復旧の通知を行う通知
    手段と、 を有することを特徴とする無線通信機能付きプリンタ装
    置。
  4. 【請求項4】 有線通信回線を収容するとともに、無線
    通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を収
    容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信し
    て、プリント出力を行うプリンタ部を有する無線通信機
    能付きプリンタ装置において、 前記プリンタ部の障害および前記障害の復旧を検出する
    検出手段と、 前記検出手段により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行うとともに、前記
    検出手段により障害の復旧を検出した場合に、報知信号
    を用いて前記無線端末に障害復旧の通知を行う通知手段
    と、 を有することを特徴とする無線通信機能付きプリンタ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、RCR‐STD
    28に規定された自営モードに準拠した無線通信を行う
    ことを特徴とする無線通信機能付きプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、原稿の読取装置
    を備えた無線通信ファクシミリ装置として構成され、前
    記有線通信回線を外線として収容するとともに、前記無
    線端末を内線に収容したことを特徴とする無線通信機能
    付きプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 有線通信回線を収容するとともに、無線
    通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を収
    容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信し
    て、プリント出力を行うプリンタ部を有するき無線通信
    機能付きプリンタ装置を含む無線通信システムにおい
    て、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、前記プリンタ部
    の障害を検出する検出手段と、 前記検出手段により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行う通知手段とを有
    し、 前記無線端末は、前記通知手段による通知により、前記
    無線端末からのプリント出力データの無線回線への送信
    を停止する制御手段を有することを特徴とする無線通信
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、前記プリンタ部
    の障害復旧を検出する検出手段と、 前記検出手段により障害の復旧を検出した場合に、報知
    信号を用いて前記無線端末に障害復旧の通知を行う通知
    手段と、 を有することを特徴とする無線通信システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの無線通信機能付きプリ
    ンタ装置と、複数の無線端末との間で無線通信を行い、
    無線端末から無線通信機能付きプリンタ装置に出力デー
    タを伝送する無線通信システムにおいて、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、自己の状態を判
    別する判別手段と、自己の管理下にある無線端末に情報
    を通知する通知手段とを有し、 前記無線端末は、前記無線通信機能付きプリンタ装置の
    通知手段から通知される情報を受信する受信手段を有
    し、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、ある無線端末か
    ら受信したデータの出力を実行している場合、無線通信
    システム内の他の無線端末に使用中である旨を示す情報
    を通知することを特徴とする無線通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置が無線端末に通知す
    る情報の内容は、データ伝送用の無線チャネルの使用の
    有無、無線通信機能付きプリンタ装置のバッファの情
    報、無線通信機能付きプリンタ装置の故障情報を含むこ
    とを特徴とする無線通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置の状態を通知された
    無線端末は、この情報を表示するとともに、無線通信機
    能付きプリンタ装置の使用中は、無線通信機能付きプリ
    ンタ装置への接続要求を禁止する処理を行うことを特徴
    とする無線通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 無線通信方式として、デジタルコードレス電話、あるい
    は簡易型携帯電話システムの通信方式を用いたものであ
    ることを特徴とする無線通信システム。
  13. 【請求項13】 有線通信回線を収容するとともに、無
    線通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を
    収容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信
    して、プリント出力を行うプリンタ部を有する無線通信
    機能付きプリンタ装置の制御方法において、 前記プリンタ部の障害を検出する検出工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行う通知工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、前記無線端
    末からのプリント出力データの無線回線への送信を禁止
    する禁止工程と、 を有することを特徴とする無線通信機能付きプリンタ装
    置の制御方法。
  14. 【請求項14】 有線通信回線を収容するとともに、無
    線通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を
    収容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信
    して、プリント出力を行うプリンタ部を有する無線通信
    機能付きプリンタ装置の制御方法において、 前記プリンタ部の障害および前記障害の復旧を検出する
    検出工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行うとともに、前記
    検出工程により障害の復旧を検出した場合に、報知信号
    を用いて前記無線端末に障害復旧の通知を行う通知工程
    と、 を有することを特徴とする無線通信機能付きプリンタ装
    置の制御方法。
  15. 【請求項15】 有線通信回線を収容するとともに、無
    線通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を
    収容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信
    して、プリント出力を行うプリンタ部を有するき無線通
    信機能付きプリンタ装置を含む無線通信システムの制御
    方法において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、前記プリンタ部
    の障害を検出する検出工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行う通知工程とを有
    し、 前記無線端末は、前記通知工程による通知により、前記
    無線端末からのプリント出力データの無線回線への送信
    を停止する制御工程を有することを特徴とする無線通信
    システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの無線通信機能付きプ
    リンタ装置と、複数の無線端末との間で無線通信を行
    い、無線端末から無線通信機能付きプリンタ装置に出力
    データを伝送する無線通信システムの制御方法におい
    て、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、自己の状態を判
    別する判別工程と、自己の管理下にある無線端末に情報
    を通知する通知工程とを有し、 前記無線端末は、前記無線通信機能付きプリンタ装置の
    通知工程により通知される情報を受信する受信工程を有
    し、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、ある無線端末か
    ら受信したデータの出力を実行している場合、無線通信
    システム内の他の無線端末に使用中である旨を示す情報
    を通知することを特徴とする無線通信システムの制御方
    法。
  17. 【請求項17】 有線通信回線を収容するとともに、無
    線通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を
    収容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信
    して、プリント出力を行うプリンタ部を有する無線通信
    機能付きプリンタ装置を制御するプログラムを記憶した
    コンピュータ読取可能な記憶媒体において、 前記プリンタ部の障害を検出する検出工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行う通知工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、前記無線端
    末からのプリント出力データの無線回線への送信を禁止
    する禁止工程と、 を実行するプログラムを記憶したことを特徴とするコン
    ピュータ読取可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 有線通信回線を収容するとともに、無
    線通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を
    収容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信
    して、プリント出力を行うプリンタ部を有する無線通信
    機能付きプリンタ装置を制御するプログラムを記憶した
    コンピュータ読取可能な記憶媒体において、 前記プリンタ部の障害および前記障害の復旧を検出する
    検出工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行うとともに、前記
    検出工程により障害の復旧を検出した場合に、報知信号
    を用いて前記無線端末に障害復旧の通知を行う通知工程
    と、 を実行するプログラムを記憶したことを特徴とするコン
    ピュータ読取可能な記憶媒体。
  19. 【請求項19】 有線通信回線を収容するとともに、無
    線通信部を介して無線回線により通信を行う無線端末を
    収容し、前記無線端末からのプリント出力データを受信
    して、プリント出力を行うプリンタ部を有するき無線通
    信機能付きプリンタ装置を含む無線通信システムを制御
    するプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶
    媒体において、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、前記プリンタ部
    の障害を検出する検出工程と、 前記検出工程により障害を検出した場合に、報知信号を
    用いて前記無線端末に障害の通知を行う通知工程とを有
    し、 前記無線端末は、前記通知工程による通知により、前記
    無線端末からのプリント出力データの無線回線への送信
    を停止する制御工程を有するプログラムを記憶したこと
    を特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの無線通信機能付きプ
    リンタ装置と、複数の無線端末との間で無線通信を行
    い、無線端末から無線通信機能付きプリンタ装置に出力
    データを伝送する無線通信システムを制御するプログラ
    ムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体におい
    て、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、自己の状態を判
    別する判別工程と、自己の管理下にある無線端末に情報
    を通知する通知工程とを有し、 前記無線端末は、前記無線通信機能付きプリンタ装置の
    通知工程により通知される情報を受信する受信工程を有
    し、 前記無線通信機能付きプリンタ装置は、ある無線端末か
    ら受信したデータの出力を実行している場合、無線通信
    システム内の他の無線端末に使用中である旨を示す情報
    を通知するように制御するプログラムを記憶したことを
    特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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