JP2994371B1 - 携帯電話基地局試験装置 - Google Patents

携帯電話基地局試験装置

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JP2994371B1 JP10311615A JP31161598A JP2994371B1 JP 2994371 B1 JP2994371 B1 JP 2994371B1 JP 10311615 A JP10311615 A JP 10311615A JP 31161598 A JP31161598 A JP 31161598A JP 2994371 B1 JP2994371 B1 JP 2994371B1
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Abstract

【要約】 【課題】 保守卓とそれにつながる制御線に障害があっ
た場合でも、携帯電話基地局を遠隔操作で保守すること
ができる基地局試験装置を提供する。 【解決手段】 基地局試験装置Bは、固定電話Dと携帯
電話通信dで接続可能な携帯電話を内蔵し、保守者はこ
の携帯電話通信dを通して、基地局試験装置Bを遠隔操
作して携帯電話基地局Aの保守ができる。また、携帯電
話基地局Aとはシリアル通信線cにより接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話基地局試
験装置に関し、特に、保守者が操作する無線電話通信に
よって携帯電話基地局の状態を監視すると共に制御を可
能とする携帯電話基地局試験装置である。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の携帯電話基地局試験装置
の全体構成の一例を示すブロック図である。従来の携帯
電話基地局A,基地局試験装置B’,保守卓Cは、保守
卓Cと携帯電話基地局Aとは基地局制御線bで接続さ
れ、同様に基地局試験装置Bは試験装置制御線aで接続
されている。このように従来のシステムでは保守卓Cか
らの操作は全てメタリック回線により構成されている制
御線で結ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
通常、携帯電話基地局装置は保守者が操作する保守卓か
らメタリック回線で接続される制御線を使用して制御さ
れている。このため、保守卓の故障が発生した場合は復
旧するまでの間は遠隔制御による保守ができないという
問題があった。
【0004】また、従来の基地局試験装置は、保守卓と
の通信はメタリック回線の制御線しか持っていないた
め、この通信回線に障害が発生した場合は保守卓を使用
した遠隔制御による保守ができないという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
すべく、基地局試験装置と保守者との間を、基地局試験
装置に内蔵されている携帯電話と保守者側の固定電話に
よる無線通信を利用することにより、携帯電話基地局の
遠隔操作を可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本明の携帯電話基地局試験装置は、携帯電話基地局
を監視して保守者に通知する基地局試験装置において、
携帯電話基地局とシリアル通信線で接続され、保守者が
操作する固定電話と無線通信により接続され、シリアル
通信線を通して、携帯電話基地局の状態を監視し、固定
電話との送受を行うことを特徴とする。
【0007】また、無線通信を、一般の携帯電話通信に
より行う携帯電話を備えるのが好ましい。
【0008】さらに、携帯電話と試験装置内部とを中継
する携帯電話インターフェース機能を有するのが好まし
い。
【0009】またさらに、シリアル通信線により受信し
た携帯電話基地局の状態を音声メッセージとして携帯電
話インタフェース機能を介して携帯電話に送出するメッ
セージ送出機能を有するのが好ましい。
【0010】また、携帯電話インタフェース機能からの
音声信号中に含まれるトーン信号を検出し、トーン信号
の構成から試験装置の動作モードを解析するトーン信号
コマンド解析機能を有するのが好ましい。
【0011】さらに、トーン信号コマンド解析機能は、
保守者が固定電話で通話中に操作するトーン信号、一般
には電話機から送出されるDTMF(多周波数)信号の
トーン信号を解析する機能を持つのが好ましい。
【0012】またさらに、トーン信号の組み合わせか
ら、保守者が操作したトーン信号の組み合わせで構成さ
れているコマンドが基地局の状態問い合わせ要求である
と判断した場合は、携帯電話基地局に通知し、携帯電話
基地局からの要求を受けた制御に対してその応答をする
のが好ましい。
【0013】本発明は、特に、以下の機能を備える。基
地局試験装置においては、携帯電話インタフェース機
能を有する。トーン信号コマンド解析機能を有する。
携帯電話基地局装置とのシリアル通信機能を有する。
メッセージ送出機能を有する。
【0014】また、保守卓との通信機能においては、
基地局試験装置の携帯電話機と保守卓の固定電話機は携
帯電話を使用した通信における一般的な無線通信機能を
有する。
【0015】以上説明したように、本発明の基地局試験
装置は、保守者の操作による固定電話機からの着信を携
帯電話機で受け付ける。その後、携帯電話インタフェー
ス機能を介してその通信内容を音声信号として試験装置
内部に取り込み、トーン信号解析機能を使用して保守者
の制御操作を受け付ける。その制御操作によって携帯電
話基地局の状態問い合わせを受けた場合は、携帯電話基
地局装置とのシリアル通信機能を使用して基地局装置の
状態を試験装置内部に取り込み、その状態を表す内容を
メッセージ送出機能により保守者に送信する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施例について詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の携帯電話機基地局試験装
置の実施例の全体構成を示すブロック図である。携帯電
話基地局Aと基地局試験装置Bとは、シリアル通信線c
で接続されている。基地局試験装置Bは、このシリアル
通信回線cを通して、携帯電話基地局Aの状態を固定電
話Dへ通知したり、固定電話Dから音声通話中にトーン
信号で送られてくる制御信号を携帯電話基地局Aに制御
コマンドとして送出することが可能である。例えば、基
地局試験装置Bは、位置登録タイマーで設定される時間
間隔に伴い位置登録要求を実行する。この結果は、位置
登録結果通知によって保守卓である固定電話Dへ通知さ
れる。本実施例では、保守者が操作する固定電話Dと基
地局試験装置Bとは、一般の携帯電話による無線通信で
ある携帯電話通信dで接続される。
【0018】図2は、本発明の基地局試験装置の実施例
の構成を示すブロック図である。本発明の基地局試験装
置は、シリアル通信機能I,メッセージ送出機能H,携
帯電話インタフェース機能F,携帯電話E,トーン信号
コマンド解析機能Gを有する。シリアル通信機能Iは、
携帯電話基地局Aと通信を行い、基地局Aの状態を読み
込むことができ、また、基地局Aへ制御コマンドを送り
込む機能を有する。メッセージ送出機能Hは、基地局A
の状態を音声メッセージとして携帯電話に送出する機能
を有する。携帯電話インタフェース機能Fは、携帯電話
の音声信号の入出力インタフェースを取る機能を有す
る。携帯電話Eは、基地局Aの無線状態を調べるために
使用するが、保守者の使用する固定電話Dとの通信にも
使用する機能を有する。トーン信号コマンド解析機能G
は、受信音声中に含まれるトーン信号を検出し、その信
号構成から試験装置の動作モードを解析する機能を有す
る。
【0019】次に、本発明による基地局試験装置Bでの
保守者の使用方法について説明する。保守者は、固定電
話Dから基地局試験装置Bに電話をかけると、基地局試
験装置Bを構成する携帯電話Eで着信を受け付けて携帯
電話通信dが開始される。携帯電話Eへ送受話される音
声信号は携帯電話インタフェース機能Fで接合され、受
話音声はトーン信号コマンド解析機能Gへ送られる。ト
ーン信号コマンド解析機能Gは、保守者が固定電話Dで
通話中に操作するトーン信号、一般には電話機から送出
されるDTMF(多周波数)信号のトーン信号を解析す
る機能を持ち、また、トーン信号の組み合わせから、例
えば保守者が操作したトーン信号の組み合わせで構成さ
れているコマンドが基地局の状態問い合わせ要求である
と判断した場合は、これをシリアル通信機能Iを使用し
て、携帯電話基地局Aに通知する。シリアル通信線cを
経由して携帯電話基地局Aは要求を受けた制御に対して
その応答を返す。一例として、基地局の状態問い合わせ
を受け付けたならば、基地局の状態を基地局試験装置B
に応答する。シリアル通信機能Iは、受信したデータを
メッセージ送出機能Hに通知する。メッセージ送出機能
Hは、携帯電話基地局Aが送出してきた内容、例えば基
地局運用中等のデータであった場合は、携帯電話インタ
フェース機能Fに対して、音声信号で例えば「基地局正
常運用中」のように音声信号を送出する。また、携帯電
話インタフェース機能Fは、この音声信号を携帯電話機
に中継する。以上の一連の動作によって保守者は固定電
話Dからトーン信号によるコマンドを送ることで、携帯
電話基地局Aの状態を固定電話Dに受話音声として聞く
ことができる。この他、シリアル通信線cを携帯電話基
地局A以外の付帯設備に接続すればこれらを遠隔制御す
ることも可能となる。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、保守者の操作する固定
電話および基地局試験装置に内蔵されている携帯電話E
によって遠隔操作が可能である。従って、基地局試験装
置が保守卓および試験装置制御線,基地局制御線によら
ないという効果を奏する。
【0021】また、通常、保守卓等の障害に対しては保
守者が携帯電話基地局まで赴かなくてはならないが、本
発明によると、保守者の側に固定電話を用意するだけで
容易に保守体制のバックアップが取れるという効果を奏
する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の基地局試験装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
A 携帯電話基地局 B 基地局試験装置 B’ 従来の基地局試験装置 C 保守卓 D 固定電話 E 携帯電話 F 携帯電話インタフェース機能 G トーン信号コマンド解析機能 H メッセージ送出機能 I シリアル通信機能 a 試験装置制御線 b 基地局制御線 c シリアル通信線 d 携帯電話通信

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電話基地局を監視して保守者に通知す
    る基地局試験装置において、 前記携帯電話基地局とシリアル通信線で接続され、 前記保守者が操作する固定電話と無線通信により接続さ
    れ、 前記シリアル通信線を通して、前記携帯電話基地局の状
    態を監視し、前記固定電話との送受を行うことを特徴と
    する基地局試験装置。
  2. 【請求項2】前記無線通信を、一般の携帯電話通信によ
    り行う携帯電話を備えたことを特徴とする、請求項1に
    記載の基地局試験装置。
  3. 【請求項3】前記携帯電話と試験装置内部とを中継する
    携帯電話インタフェース機能を有することを特徴とす
    る、請求項2に記載の基地局試験装置。
  4. 【請求項4】前記シリアル通信線により受信した前記携
    帯電話基地局の状態を音声メッセージとして前記携帯電
    話インタフェース機能を介して前記携帯電話に送出する
    メッセージ送出機能を有することを特徴とする、請求項
    3に記載の基地局試験装置。
  5. 【請求項5】前記携帯電話インタフェース機能からの音
    声信号中に含まれるトーン信号を検出し、前記トーン信
    号の構成から試験装置の動作モードを解析するトーン信
    号コマンド解析機能を有することを特徴とする、請求項
    3または4に記載の基地局試験装置。
  6. 【請求項6】前記トーン信号コマンド解析機能は、前記
    保守者が前記固定電話で通話中に操作するトーン信号、
    一般には電話機から送出されるDTMF(多周波数)信
    号のトーン信号を解析する機能を持つことを特徴とす
    る、請求項5に記載の基地局試験装置。
  7. 【請求項7】前記トーン信号の組み合わせから、前記保
    守者が操作したトーン信号の組み合わせで構成されてい
    るコマンドが基地局の状態問い合わせ要求であると判断
    した場合は、前記携帯電話基地局に通知し、前記携帯電
    話基地局からの要求を受けた制御に対してその応答をす
    ることを特徴とする、請求項6に記載の基地局試験装
    置。
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