JP3600463B2 - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のシステムを選択的に用いて通信可能で、使用可能なシステムを制限する設定がなされた状態でも、緊急の発信については、前記設定に制限されることなく実行可能なエマージェンシーコール(Emergency Call)機能を備えた移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、エマージェンシーコール機能は、図5に示すように複数のシステムS1〜S3を通じて通信可能な移動無線端末装置MSに備えられる。そして、ユーザにより特定のシステムS1のみを通じて通信するように設定(例えば、ホームエリアのみでの通信に設定)された状態にあっても、警察や消防を統括するエマージェンシーセンタに向けた緊急発信については、上記設定を変更しなくても上記特定のシステムS1以外のシステムS2,S3を通じて緊急発信を行うことを可能とするものである。したがって、この機能によれば、端末装置MSにどのような設定がなされていたとしても、緊急発信については迅速に発信を行えることになる。
【0003】
ところで、上記エマージェンシーセンタは、緊急発信を受けた場合、発信者の位置や所在を確認するために、発信者に対して発呼を行う、いわゆるコールバックを行うことがある。
【0004】
しかしながら、緊急発信を行った端末装置MSに上述したような特定のシステムのみを通じて通信する設定がなされていると、エマージェンシーセンタはコールバックを行うことができず、発信者の位置や所在を確認できないという問題が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、緊急発信を行った端末装置に、特定のシステムのみを通じて通信する設定がなされていると、エマージェンシーセンタはコールバックを行うことができず、発信者の位置や所在を確認できないという問題があった。
【0006】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、特定のシステムのみを通じて通信する設定がなされていても、エマージェンシーセンタがコールバックすることが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、複数のシステムを選択的に用いて通信可能で、この複数のシステムの使用を制限する設定がなされた状態でも、緊急の発信については、前記設定で制限されることなく実行可能なエマージェンシーコール機能を備えた移動無線端末装置において、緊急発信を行った後の所定時間の間、設定で制限されることなく複数のシステムを捕捉可能として、着信を待ち受ける待受け制御手段を具備して構成するようにした。
【0008】
上記構成の移動無線端末装置では、緊急発信を行った後の所定時間の間においては、上記設定で制限されることなく複数のシステムを捕捉して、着信を待ち受けるようにしている。
【0009】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、緊急発信を行った後の所定時間の間においては、複数のシステムを捕捉可能としているため、緊急発信によって接続された接続先が当装置に対してコールバックを行うことができる。
【0010】
また、この発明は、緊急発信を行った後の所定時間の間に着信を検出し、この着信に応答する着信応答手段を備えることを特徴とする。
上記構成の移動無線端末装置によれば、当装置のユーザが直接、事故や事件、災害などに巻き込まれて、緊急接続先からのコールバックに応答できない状況でも、自動応答が可能である。
【0011】
また、この発明は、緊急発信を行った後の所定時間の間に、前記緊急発信時の接続先からの着信を検出し、この着信に応答する着信応答手段を備えることを特徴とする。
【0012】
上記構成の移動無線端末装置によれば、緊急発信時の接続先からの着信を検出して応答するようにしているので、緊急接続先からのコールバックに応答できない状況でも、自動応答が可能で、なおかつ緊急接続先以外から偶然かかってきた着信に自動応答することを防止できる。
【0013】
また、上記の目的を達成するために、この発明は、複数のシステムを選択的に用いて通信可能な移動無線端末装置において、複数のシステムのうち、通信を許可または不許可とするシステムを設定するシステム設定手段と、システム設定手段に設定された内容に基づき、発呼または着呼を制限する制御手段と、エマージェンシーコールの要求を検出する検出手段と、検出手段によりエマージェンシーコールの要求が検出された場合に、システム設定手段に通信可能なすべてのシステムとの通信を許可することを設定する設定変更手段と、エマージェンシーコール終了後に、所定時間をカウントするカウント手段と、カウント手段により、所定時間がカウントされた場合に、システム設定手段の内容を設定変更手段に変更される前の設定に戻す再設定手段とを具備して構成するようにした。
【0014】
上記構成の移動無線端末装置では、緊急発信を行った後の所定時間の間においては、当初システム設定手段にて設定された設定で制限されることなく、通信可能なすべてのシステムと通信できるように設定している。
【0015】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、緊急発信を行った後の所定時間の間においては、当初の設定による通信制限が行われないため、緊急発信によって接続された接続先が当装置に対してコールバックを行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる移動無線端末装置の構成を示すものである。
【0017】
移動無線端末装置は、アンテナ10と、無線部20と、表示部30と、音声入出力部40と、操作部50と、記憶部60と、制御部100とを備えている。
図示しない基地局から無線通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテナ10で受信されたのち無線部20に入力される。
【0018】
無線部20は、上記無線周波信号を、内蔵する周波数シンセサイザにて生成した局部発振信号とミキシングすることにより、中間周波信号に周波数変換する。なお、上記局部発振信号の周波数は、後述の制御部100によって制御される。そして、無線部20は、このようにして得た中間周波信号に復調処理を施した後、復号化処理を施し、制御部100の指示に応じ自己宛ての信号を抽出する。
【0019】
音声入出力部40は、無線部20にて復号化処理され抽出された信号をアナログ通話信号に変換した後、内蔵するスピーカ(図示しない)より拡声出力する。また、音声入出力部40は、マイクロホン(図示しない)を備えており、このマイクロホンを通じて入力された送話音声を符号化処理し、この符号化処理結果を、搬送波信号を変調するのに用いる。そして、この変調処理結果は無線部20に入力される。
【0020】
無線部20では、上記変調処理結果を前述の周波数シンセサイザで発生された送信局部発振信号とミキシングすることにより、制御部100により指示された無線チャネル周波数の無線周波信号に周波数変換する。そして、この無線周波信号は、所定の送信電力レベルに増幅された後、アンテナ10から基地局に向け送信される。
【0021】
表示部30は、液晶ディスプレイ(LCD)などからなり、自機の状態(各種モード設定状況や電波の受信状況)、時刻、着信先の電話番号などを表示するためのものである。また、操作部50は、テンキーや機能キーを備えたもので、ユーザがデータ入力や各種モード設定登録を行なうためのものである。
【0022】
記憶部60は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には制御部100の制御プログラムや、予めシステムより自機に割り当てられているIDデータ、各種設定情報などの種々制御データの他、短縮ダイヤルなどの着信先のダイヤルデータなどを記憶するもので、システムID記憶エリア60aと、EC情報記憶エリア60bと、システム制限情報記憶エリア60cと、ユーザ設定情報記憶エリア60dとを備える。
【0023】
システムID記憶エリア60aは、自機が通信可能な複数のシステムについてのシステムIDをそれぞれ記憶するエリアである。
EC情報記憶エリア60bは、エマージェンシーモードの設定の有無を示すモード設定情報や、後述の制御部100によるタイマが起動されているか否かを示すタイマ起動情報を記憶するエリアである。
【0024】
システム制限情報記憶エリア60cは、例えばエンハンスドローミングの指定や、ホームエリアのみで通信を行なう指定、使用するシステムを制限しない指定など、使用するシステムを制限するシステム制限情報を記憶するエリアである。
【0025】
ユーザ設定情報記憶エリア60dは、予めユーザによって自機に設定され、上記システム制限情報記憶エリア60cに記憶されているシステム制限情報を、エマージェンシーコールを行った場合に一時的に待避させるためのエリアである。
【0026】
制御部100は、例えばマイクロコンピュータを主制御部として備えたもので、通信を行なうために上述の各部を制御する機能を備える。なお、通信を行なう場合には、前述のシステム制限情報記憶エリア60cに記憶されるシステム制限情報を参照して、この情報で制限される条件を満たすシステムを通じて通信を行なう。
【0027】
その他、制御部100は、エマージェンシーコール機能を実現するための制御手段として、エマージェンシーコール制御手段100aを備える。
このエマージェンシーコール制御手段100aは、エマージェンシーコール機能を実現するもので、タイマ機能を備えており、エマージェンシーコールを行った後に、予めユーザによって設定される上記システム制限情報に関係なく、システムID記憶エリア60aに記憶されている、自機が通信可能なすべてのシステムからの着信信号を所定時間の間、受信できるように上記システムを捕捉する制御を行うものである。
【0028】
次に、図2乃至図4を参照して、上記構成の移動無線端末装置の動作を以下に説明する。ここでは特に、エマージェンシーコールを行った場合の動作を中心に説明する。以下の動作は、エマージェンシーコール制御手段100aの制御によってなされる。
【0029】
図2に示す発信接続処理は、ユーザが操作部50を操作して、発信接続の要求があった場合に実行される。
まず、ステップ2aでは、発信接続する接続先を判定するために、ユーザが入力した発信番号を読み出し、ステップ2bに移行する。
【0030】
そして、ステップ2bでは、ステップ2aにて読み出した発信番号が、「110」や「119」などのエマージェンシーコールであったか否か判定する。ここで、エマージェンシーコールの場合にはステップ2cに移行し、一方、エマージェンシーコールでない場合にはステップ2fに移行する。
【0031】
ステップ2cでは、システム制限情報記憶エリア60cのシステム制限情報を参照し、この情報で指定される条件を満たすシステムを捕捉しているか否かを判定する。ここで、捕捉している、すなわち上記システムの基地局との間で自機を位置登録するための制御信号などをやりとりしている場合には、ステップ2fに移行する。
一方、上記システムを捕捉していない場合には、ステップ2dに移行する。
【0032】
ステップ2dでは、EC情報記憶エリア60bにエマージェンシーモードを示すフラグデータ「1」をモード設定情報として記憶させて、ステップ2eに移行する。
【0033】
ステップ2eでは、ユーザによって設定され、システム制限情報記憶エリア60cに記憶されているシステム制限情報を読み出し、ユーザ設定情報記憶エリア60dに記憶させて、上記情報を待避させる。
そして、ユーザによって設定された上記システム制限情報に代わり、使用するシステムを制限しない内容のシステム制限情報をシステム制限情報記憶エリア60cに記録する。
【0034】
そしてさらに、周辺の基地局から、順次、報知情報を受信し、この情報に含まれるシステムIDを検出し、この検出したシステムIDをシステムID記憶エリア60aに記憶されるシステムIDのリストと比較し、自機が通信可能なシステムを検出する。そして、この検出したシステムのうち、システム制限情報記憶エリア60cに記憶されるシステム制限情報の条件を満たすシステムに対して、位置登録を行う処理を行うことにより、システムを捕捉し、ステップ2fに移行する。
【0035】
ステップ2fでは、ここで捕捉しているシステムを通じて、ユーザが入力した発信番号を用いて発信を行い、当該処理を終了する。
【0036】
次に、図3に示すタイマ起動処理について説明する。この処理は、上記発信接続が行われ、通信が終了した際に実行される。
まず、ステップ3aでは、エマージェンシーモードが設定されているか否かを判定するために、EC情報記憶エリア60bに記憶されるモード設定情報を読み出し、ステップ3bに移行する。
【0037】
ステップ3bでは、ステップ3aで読み出したモード設定情報が「1」、すなわちエマージェンシーモードが設定されている場合には、ステップ3cに移行し、一方、読み出したモード設定情報が「0」、すなわちエマージェンシーモードが設定されていない場合には、当該処理を終了する。
【0038】
ステップ3cでは、所定のタイマ値をセットし、ステップ3dに移行する。
ステップ3dでは、タイマを起動し、ステップ3cにてセットしたタイマ値よりカウントダウンを開始し、ステップ3eに移行する。なお、このカウントダウンは、タイマ値が「0」となるまで行われる。
【0039】
ステップ3eでは、上記タイマを起動したことを示す「1」をタイマ起動情報としてEC情報記憶エリア60bに記録し、当該処理を終了する。
【0040】
次に、図4に示すタイマ監視処理について説明する。この処理は、所定の時間が経過する度に、定期的に繰り返し実行される。
まず、ステップ4aでは、EC情報記憶エリア60bに記録されるタイマ起動情報を読み出し、ステップ4bに移行する。
【0041】
ステップ4bでは、ステップ4aにて読み出したタイマ起動情報が、タイマを起動されていることを示す「1」となっているか否か、すなわちタイマが起動中であるか否かを判定する。
【0042】
ここで、タイマ起動情報が「1」の場合には、ステップ4cに移行し、一方、タイマ起動情報がタイマが起動されていないこと示す「0」の場合には、当該処理を終了する。
【0043】
ステップ4cでは、時々刻々とカウントダウンされているタイマ値を読み出し、ステップ4dに移行する。
ステップ4dでは、ステップ4cにて読み出したタイマ値が「0」であるか否かを判定する。ここで、タイマ値が「0」の場合には、ステップ4eに移行する。一方、タイマ値がまだ「0」に達していない場合には、当該処理を終了する。
【0044】
ステップ4eでは、EC情報記憶エリア60bに記録されるタイマ起動情報として、「0」を記録し、ステップ4fに移行する。
ステップ4fでは、ユーザ設定情報記憶エリア60dに待避させておいたシステム制限情報を読み出して、システム制限情報記憶エリア60cに上書し、これにより、ユーザが当初設定したシステム制限情報を再びシステム制限情報記憶エリア60cに記録する。
【0045】
すなわち、図2に示したステップ2e以後、使用するシステムの制限を解除することにより、通信可能なシステムであれば、すべて捕捉できるようにしていたが、ステップ4fにて再びエマージェンシーコール以前に、ユーザが設定していたシステム制限情報に基づいて、通信が行なわれる。
【0046】
次に、ステップ4gでは、EC情報記憶エリア60bに記録されるモード設定情報として、「0」を記録し、エマージェンシーモードの設定を解除し、当該処理を終了する。
【0047】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、エマージェンシーコールを行った場合には、終話後の所定時間の間、ユーザが当初設定したシステムの使用制限を解除して、通信可能なシステムであれば、すべて捕捉できるようにしている。
【0048】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、エマージェンシーコールの終話後の所定時間の間は、エマージェンシーセンタからのコールバックを受けることができるので、ユーザにより特定のシステムのみを通じて通信する設定がなされていても、エマージェンシーセンタは当装置に向けコールバックして、当装置の位置や所在を確認することができる。
【0049】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、エマージェンシーコールの終話後、タイマ値をカウントダウンし、このタイマ値が「0」になるまでの間、通信可能なシステムであれば、すべて捕捉することを可能とすることにより、エマージェンシーセンタからのコールバックを可能としたが、これに加え、タイマ値が「0」になるまでの間に当装置宛ての着信については、自動的に応答するようにしてもよい。
【0050】
これによれば、当装置のユーザが直接、事故や事件、災害などに巻き込まれて、エマージェンシーセンタからのコールバックに応答できない状況でも、応答が可能となるため、確実にエマージェンシーセンタに当装置の位置や所在を知らせることができる。
【0051】
またさらに、上記タイマ値が「0」になるまでの間に発生した当装置宛ての着信を、着信信号に含まれる、発呼者を識別する情報から発呼者を判定し、エマージェンシーセンタからのコールバックについてのみ自動応答するようにしてもよい。
【0052】
これによれば、エマージェンシーコール後に、エマージェンシーセンタ以外から偶然かかってきた着信に自動応答することを防止できるので、エマージェンシーセンタからのコールバックへの応答を妨げられることがなく、より確実にエマージェンシーセンタに当装置の位置や所在を知らせることができる。
【0053】
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、緊急発信を行った後の所定時間の間においては、上記設定で制限されることなく複数のシステムを捕捉可能として、着信を待ち受けるようにしている。
【0055】
したがって、この発明によれば、緊急発信を行った後の所定時間の間においては、複数のシステムを捕捉可能としているため、緊急発信によって接続された接続先が当装置に対してコールバックを行うことが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末装置の発信接続処理を説明するためのフローチャート。
【図3】図1に示した移動無線端末装置のタイマ起動処理を説明するためのフローチャート。
【図4】図1に示した移動無線端末装置のタイマ監視処理を説明するためのフローチャート。
【図5】この発明に係わる移動無線端末装置が適用される移動通信システムの構成と、従来の問題点を説明するための図。
【符号の説明】
10…アンテナ
20…無線部
30…表示部
40…音声入出力部
50…操作部
60…記憶部
60a…システムID記憶エリア
60b…EC情報記憶エリア
60c…システム制限情報記憶エリア
60d…ユーザ設定情報記憶エリア
100…制御部
100a…エマージェンシーコール制御手段

Claims (5)

  1. 複数のシステムを選択的に用いて通信可能で、この複数のシステムの使用を制限する設定がなされた状態でも、緊急の発信については、前記設定で制限されることなく実行可能なエマージェンシーコール(Emergency Call)機能を備えた移動無線端末装置において、
    前記緊急発信を行った後の所定時間の間、前記設定で制限されることなく前記複数のシステムを捕捉して、着信を待ち受ける待受け制御手段を備えることを特徴とする移動無線端末装置。
  2. 前記待受け制御手段は、前記緊急発信を行った後の所定時間の間、前記設定で制限されることなく、前記緊急発信の際に用いたシステムを捕捉して、着信を待ち受けることを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
  3. 前記緊急発信を行った後の所定時間の間に、着信を検出し、この着信に応答する着信応答手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動無線端末装置。
  4. 前記緊急発信を行った後の所定時間の間に、前記緊急発信時の接続先からの着信を検出し、この着信に応答する着信応答手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動無線端末装置。
  5. 複数のシステムを選択的に用いて通信可能な移動無線端末装置において、
    前記複数のシステムのうち、通信を許可または不許可とするシステムを設定するシステム設定手段と、
    前記システム設定手段に設定された内容に基づき、発呼または着呼を制限する制御手段と、
    エマージェンシーコールの要求を検出する検出手段と、
    前記検出手段によりエマージェンシーコールの要求が検出された場合に、前記システム設定手段に通信可能なすべてのシステムとの通信を許可することを設定する設定変更手段と、
    前記エマージェンシーコール終了後に、所定時間をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段により、前記所定時間がカウントされた場合に、前記システム設定手段の内容を前記設定変更手段に変更される前の設定に戻す再設定手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。
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