JPH07225622A - 電界効果トランジスタを用いた定電流回路 - Google Patents

電界効果トランジスタを用いた定電流回路

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JPH07225622A
JPH07225622A JP6016200A JP1620094A JPH07225622A JP H07225622 A JPH07225622 A JP H07225622A JP 6016200 A JP6016200 A JP 6016200A JP 1620094 A JP1620094 A JP 1620094A JP H07225622 A JPH07225622 A JP H07225622A
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Kazuyuki Mori
和行 森
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    • H03F2203/45508Indexing scheme relating to differential amplifiers the CSC comprising a voltage generating circuit as bias circuit for the CSC

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧が変動しても電流を一定にでき、しか
も、所望の電源電圧特性及び温度特性を設定できるよう
にする。 【構成】 電界効果トランジスタ(FET)21のゲー
ト端子にゲートバイアス回路23よりバイアス電圧を供
給し、電圧変動検出部25で定電流回路にかかる電圧V
csの変動を検出し、ゲートバイアス制御部27は電圧V
csの変動が増加方向に変化した場合にはゲートバイアス
回路23を制御してゲートバイアス電圧を減少し、電圧
変動が減少方向に変化した場合にはゲートバイアス電圧
を増加するようにゲートバイアス電圧を制御する。ま
た、FET51a,52a・・と所定の電源電圧特性及
び温度特性を設定するバイアス回路51b,52b・・
とをそれぞれ備えた複数の定電流源51,52s・・を
設け、これら複数の定電流源におけるFETのドレイン
・ソース間を並列接続して定電流回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界効果トランジスタ
(FET)を用いた定電流回路に係わり、特に定電流源
にかかる電圧が変動しても電流値を一定にできるFET
を用いた定電流回路並びに温度・電源電圧変動に対する
電流特性を所望の特性にできるFETを用いた定電流回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタ(以後、FETと
いう)を用いた定電流回路が種々提案されている。図1
4及び図15は従来のFETを用いた定電流回路の構成
図である。図14の定電流回路ではFET11のソース
端子Sに抵抗12を接続し、ゲート端子Gにバイアス電
圧Vssを接続した構成であり、ドレイン端子Dに差動増
幅器等の負荷回路が接続されるようになっている。図1
5の定電流回路では抵抗13、14で電源電圧を分圧
し、分圧した電圧をFET11のゲート端子Gに入力す
るゲートバイアス部15を有する構成になっており、ド
レイン端子Dに差動増幅器等の負荷回路が接続されるよ
うになっている。かかる従来のFETを用いた定電流回
路では、図16に示すように定電流源にかかる電圧Vcs
が変動するとドレイン電流Idが変動する。電圧変動で
電流値が変動すると負荷回路に応じて種々の問題が生じ
る。例えば、負荷回路として差動増幅器がドレイン端子
Dに接続された構成では以下の問題がある。
【0003】図17は定電流源として図14に示す定電
流回路を用いた差動アンプの構成図であり、10は定電
流回路、16はFET16a,16b構成の差動回路で
あり、FET16aのゲート端子には入力端子IN1よ
りデータ信号が入力され、FET16bのゲート端子に
は入力端子IN2より基準電圧(固定電圧)が入力され
る。FET16a,16bのソース端子は定電流回路1
0のFET11のドレインDに接続され、FET16
a,16bのドレイン端子は負荷抵抗16c,16dを
介してグランド(アースレベル)に接続されると共に出
力端子OUT1,OUT2に接続され、互いに極性の異
なる差動信号が出力されるようになっている。尚、FE
Tとしては例えばGaAs MESFETを用いる。データ信号が
基準電圧より大きい場合には、FET16aがオン、F
ET16bがオフし、出力端子OUT1からローレベル
の信号が、出力端子OUT2からハイレベルの信号が出
力される。又、データ信号が基準電圧より小さい場合に
は、FET16aがオフ、FET16bがオンし、出力
端子OUT1からハイレベルの信号が、出力端子OUT
2からローレベルの信号が出力される。
【0004】かかる差動アンプにおいて、入力端子IN
1より振幅の大きなデータ信号、例えば1ボルトピーク
・ツー・ピークのデータ信号が入力されると、出力端子
OUT1,OUT2の出力レベル(ローレベル)が異な
り、又、波形歪やジッタが増加する現象が生じる。この
原因はA点における電位がデータ信号の電位に引きずら
れて変化するためである。すなわち、データ信号の振幅
が大きいとFETではショートチャンネル効果によりA
点における電位がデータ信号の電位に引きずられて変化
する。A点の電位が変化すれば、定電流源にかかる電圧
Vcsが変化し、図16より電流値が変化し、このため出
力端子OUT1,OUT2の出力レベルが異なり、波形
歪やジッタが増加する現象が生じる。
【0005】例えば、データ信号レベルが基準電圧より
小さい場合には、A点の電位が下がり、電圧Vcsが減少
する。このため、FET16bを流れる電流値は本来の
正常値より小さくなり、負荷抵抗16dにおける電圧降
下が小さくなり、ローレベルが本来のローレベル値より
高くなる。一方、データ信号レベルが基準電圧より大き
い場合には、A点の電位が上がり、電圧Vcsが増加す
る。このため、FET16aを流れる電流値は本来の正
常値より大きくなり、負荷抵抗16cにおける電圧降下
が大きくなり、ローレベルが本来のローレベル値より低
くなる。この結果、差動出力のクロスポイントのレベル
が変化し、位相方向のずれが生じる。図18はデータ信
号として1ボルトピーク・ツー・ピークの振幅を有する
データ列"101010・・・"を入力した場合において、アナロ
グ回路設計用のシュミレータツールSPICE(Simula
tion Program with Integrated Circuit Emphasis:カリ
フォルニア大バークレー校が開発したも)によりシュミ
レーションした場合の波形応答特性である。この図から
も明らかなように、出力端子OUT1,OUT2の差動
出力レベルが異なり、又、差動出力のクロスポイントX
1,X2のレベルが変化し、位相方向のずれ(ジッタ)が
生じる。以上が従来のFETを用いた定電流回路の第1
の問題点となる。
【0006】ところで、負荷回路によっては所望の温度
特性(温度・電流特性)、電源電圧特性(電源電圧・電
流特性)を有する定電流回路が要求される場合がある。
例えば、光出力が一定となるようにレーザダイオードを
駆動する場合である。レーザダイオードの光出力を一定
にするには、レーザダイオードから出力される光量を検
出し、該光量が一定となるようにフィードバック制御す
ればよい。しかし、最近は、コストの低減からフィード
バック制御なしで光出力を一定にすることが要求されて
いる。図19はレーザダイオード駆動回路の構成図であ
り、10は定電流回路である。この定電流回路10は、
図15に示す定電流回路のFET11のソースに、温度
に対して負の特性を有するダイオード17を挿入した構
成を有している。18はレーザダイオードを負荷とする
FET構成の差動回路であり、18a,18bはFE
T、18cはダイオード、18dはレーザダイオードで
ある。
【0007】レーザダイオード18dの光パワーと電流
値の関係は図20に示すようになっており、光パワー・
電流特性は温度によって変化する。このため、温度に関
係なく一定の光出力P0を発生するためには、温度変動
に応じて定電流回路10の電流値Iを低温の場合にはI
1にし、常温の場合にはIb2にし、高温の場合にはI
3にする必要がある。そこで、定電流回路10のFE
T11のソースに温度に対して負の特性を有するダイオ
ード17が挿入されている。温度に対して負の特性とは
高温になると、ダイオードの電圧降下が小さくなり、低
温になるとダイオードの電圧降下が大きくなる特性であ
る。このため、高温になるとダイオード17の降下電圧
が減少し、FET11のゲート・ソース間電圧Vgsが大
きくなり、電流Iが増加してIb 3になる。又、低温に
なると、ダイオード17の降下電圧が増大し、FET1
1のゲート・ソース間電圧Vgsが小さくなり、電流Iが
減少してIb1になる。尚、常温では電流値はIb2にな
る。すなわち、定電流回路10の温度・電流特性は図2
1(a)の点線で示す特性になる。かかる定電流回路10
によれば、入力端子IN1から入力されるデータ信号に
よりFET18bがオンしたとき、レーザダイオード1
8dに流れる電流値が温度によって図21(a)に示すよ
うに変化するから、温度に関係なく一定の光パワーP0
が得られる。
【0008】しかし、図19のレーザダイオード駆動回
路における定電流回路10の構成では、電源電圧が変動
すると、電流値が変化して光パワーが変動する。例え
ば、電源電圧Vss(負極性)の絶対値が増加すると、F
ET11のゲート・ソース間電圧Vgsが大きくなり、電
流値が増加する。又、電源電圧Vss(負極性)の絶対値
が減少すると、FET11のゲート・ソース間電圧Vgs
が小さくなり、電流値が減少する。すなわち、定電流回
路10の電源電圧・電流特性は図21(b)の点線で示す
特性になる。このように電源電圧の変動により電流値が
変動するとレーザダイオードの光パワーも変動し、一定
の光パワーP0が得られない。これが従来のFETを用
いた定電流回路の第2の問題点となる。以上より、レー
ザダイオード駆動回路には、温度変動に対して図21
(a)の実線で示す特性が要求され、電源電圧変動に対し
ては図21(b)の実線で示す特性(電源電圧変動に対して
電流値が一定の特性)が要求される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
FETを用いた定電流回路では、定電流源にかかる電圧
Vcsが変動すると電流が変動する問題があった。又、従
来のFETを用いた定電流回路では、温度・電流特性と
電源電圧・電流特性の両方を簡単に所望の特性にするこ
とができない問題があった。以上から本発明の第1の目
的は、定電流源にかかる電圧Vcsが変動しても簡単な構
成で電流を一定にできるFETを用いた定電流回路を提
供することである。本発明の第2の目的は、温度・電流
特性と電源電圧・電流特性の両方を簡単に所望の特性に
できる定電流回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。21は電界効果トランジスタ(FET)、2
3は電界効果トランジスタのゲート端子にバイアス電圧
を供給するゲートバイアス回路、25は定電流回路にか
かる電圧変動を検出する電圧変動検出部、27は電圧変
動が増加方向に変化した場合にはゲートバイアス電圧を
下降させ、電圧変動が減少方向に変化した場合にはゲー
トバイアス電圧を上昇させるようにゲートバイアス電圧
を制御するゲートバイアス制御部である。又、51、5
2、・・・は定電流源、51a,52a・・・は電界効
果トランジスタ、51b,52b,・・・は電界効果ト
ランジスタに所定の電源電圧特性及び温度特性を設定す
るバイアス回路である。
【0011】
【作用】電界効果トランジスタ21のゲート端子にゲー
トバイアス回路23よりバイアス電圧を供給し、電圧変
動検出部25で定電流回路にかかる電圧Vcsの変動を検
出し、ゲートバイアス制御部27は電圧Vcsの変動が増
加方向に変化した場合にはゲートバイアス回路23を制
御してゲートバイアス電圧を下降させ、電圧変動が減少
方向に変化した場合にはゲートバイアス電圧を上昇させ
るようにゲートバイアス電圧を制御する。このように定
電流回路にかかる電圧Vcsの変動を検出し、該変動の増
加/減少に応じてFETのゲートバイアス電圧を減少/
増加するようにフィードバック制御しているため、電圧
Vcsが変動しても電流Idを一定にできる。又、電圧変
動検出部25を電界効果トランジスタ21のソース端子
に接続された抵抗で構成し、ゲートバイアス制御部を第
2の電界効果トランジスタで構成し、該第2の電界効果
トランジスタのゲート・ソース間に前記抵抗を並列接続
し、ドレイン端子を第1の電界効果トランジスタ21の
ゲート端子に接続すれば、抵抗の端子電圧(定電流回路
にかかる電圧Vcs)に基づいて第1電界効果トランジス
タのゲートバイアス電圧を制御でき、簡単な構成で電圧
Vcsが変動しても電流を一定にできる。
【0012】更に、電界効果トランジスタ51a,52
a・・・と所定の電源電圧特性及び温度特性を設定する
バイアス回路51b,52b・・・とをそれぞれ備えた
複数の定電流源51,52・・・を設け、これら複数の
定電流源における電界効果トランジスタのドレイン・ソ
ース間を並列接続して定電流回路を構成する。このよう
にすれば、個々の定電流源51,52・・・の電源電圧
特性及び温度特性を調整することにより総合的に所望の
電源電圧特性及び温度特性が得られるようになる。例え
ば、電源電圧の増加に応じてドレイン電流が増加する電
源電圧特性と温度増加に応じてドレイン電流が増加する
温度特性をそれぞれ設定するバイアス回路を有する第1
の定電流源51と、電源電圧の増加に応じてドレイン電
流が減少する電源電圧特性と温度が変動してもドレイン
電流がほぼ一定になる温度特性をそれぞれ設定するバイ
アス回路を有する第2の定電流源52を設け、これら第
1、第2の定電流源のドレイン・ソース間を並列接続す
ることにより、定電流回路に電源電圧が変動してもドレ
イン電流がほぼ一定になる電源電圧特性と温度増加に応
じてドレイン電流が増加する温度特性をそれぞれ設定す
ることができる。そして、かかる定電流回路をレーザダ
イオード駆動回路の定電流源として用いれば、光パワー
が一定になるようにレーザダイオードを駆動することが
できる。
【0013】
【実施例】
(a) 本発明の第1の実施例 (a-1) 構成 図2は本発明の第1の実施例におけるFETを用いた定
電流回路の構成図である。図中、21は電界効果トラン
ジスタ(FET)、23は電界効果トランジスタのゲー
ト端子にバイアス電圧を供給するゲートバイアス回路で
あり、バイアス電源VDD(例えばアースレベル)を抵抗
R2を介してゲート端子に接続する構成を有している。
25は定電流回路にかかる電圧Vcsの変動を検出する電
圧変動検出部であり、電源(負電圧)VssとFET21
のソース端子間に接続された抵抗R1で構成されてい
る。27は定電流回路にかかる電圧Vcsの変動が増加方
向に変化した場合にはゲートバイアス電圧を下降させ、
電圧変動が減少方向に変化した場合にはゲートバイアス
電圧を上昇させるようにゲートバイアス電圧を上昇・下
降させるゲートバイアス制御部である。ゲートバイアス
制御部27は第2のFET28で構成し、この第2のF
ET28のゲート・ソース間には前記抵抗R2が並列接
続され、ドレイン端子は第1のFET21のゲート端子
に接続されている。29は定電流回路の負荷回路であ
り、第1のFET21のドレイン端子に接続されてい
る。負荷回路としては、例えば、FET構成の差動増幅
回路等がある。
【0014】(a-2) 動作 定電流回路にかかる電圧Vcsが増加方向に変化した場合
には、ドレイン電流Idが増加する。ドレイン電流Idが
増加すると、抵抗R1の電圧降下が大きくなり、第2の
FET28のゲート・ソース間電圧Vgsが増加し、ゲー
トバイアス回路23の抵抗R2を流れる電流(FET2
8のドレイン電流)Id′が増加し、抵抗R2の電圧降
下が増大し、第1のFET21のゲート電圧が下降す
る。この結果、第1のFET21のゲート・ソース間電
圧Vgsが減少し、ドレイン電流Idを減少させるように
作用する。一方、定電流回路にかかる電圧Vcsが減少方
向に変化した場合には、ドレイン電流Idが減少する。
ドレイン電流Idが減少すると、抵抗R1の電圧降下が
小さくなり、第2のFET28のゲート・ソース間電圧
Vgsが減少し、ゲートバイアス回路23の抵抗R2を流
れる電流Id′が減少し、その電圧降下が減少し、第1
のFET21のゲート電圧が上昇する。この結果、第1
のFET21のゲート・ソース間電圧Vgsが増大し、ド
レイン電流Idを増加させるように作用する。
【0015】以上により、図2の定電流回路によれば、
電圧Vcsが変動してドレイン電流Idが変動しても、該
電流値を一定にするようにフィードバックがかかるた
め、ドレイン電流値Idを電圧Vcsに関係なく一定にで
きる。図3は本発明と従来の定電流回路における電圧・
電流特性図で、実線は従来の定電流回路(図15)にお
ける特性、点線は図2の本発明の定電流回路(負荷回路
を除去)の特性である。これより、本発明の定電流回路
ではドレイン電流値Idを電圧Vcsが変動しても一定に
できることがわかる。
【0016】(a-3) 応用例 図4は図2の定電流回路を差動アンプの定電流源として
用いた応用例である。図中、20は図2の定電流回路、
30はFET30a,30b構成の差動回路である。差
動回路30において、FET30aのゲート端子は入力
端子IN1よりデータ信号が入力され、FET30bの
ゲート端子は入力端子IN2より基準電圧(固定電圧)
が入力される。FET30a,30bのソース端子は定
電流回路20のFET21のドレインDに接続され、F
ET30a,30bのドレイン端子は負荷抵抗30c,
30dを介してバイアス電源(グランドレベル)に接続
されると共に出力端子OUT1,OUT2に接続され、
互いに極性の異なる信号が出力されるようになってい
る。FETとしては例えばGaAs MESFETを用いる。
【0017】データ信号が基準電圧より大きい場合に
は、FET30aがオン、FET30bがオフし、出力
端子OUT1からローレベルの信号が、出力端子OUT
2からハイレベルの信号が出力される。又、データ信号
が基準電圧より小さい場合には、FET30aがオフ、
FET30bがオンし、出力端子OUT1からハイレベ
ルの信号が、出力端子OUT2からローレベルの信号が
出力される。かかる差動アンプによれば、入力端子IN
1より振幅の大きなデータ信号、例えば1ボルトピーク
・ツー・ピークのデータ信号が入力されて、A点の電位
がショートチャンネル効果により変動しても、出力端子
OUT1,OUT2の出力レベル(ローレベル)は同一
になり、ジッタが増加する現象が生じない。すなわち、
データ信号の振幅が大きいとFETではショートチャン
ネル効果によりA点における電位がデータ信号の電位に
引きずられて変化し、定電流回路にかかる電圧Vcsが変
化する。しかし、定電流回路20では電圧Vcsが変化し
てもドレイン電流値が一定になるため、出力端子OUT
1,OUT2の出力レベルが変化せず、又、ジッタも生
じない。
【0018】図5はデータ信号として1ボルトピーク・
ツー・ピークの振幅を有するデータ列"101010・・・"を入
力した場合において、アナログ回路設計用のシュミレー
タツールSPICEによりシュミレーションした場合の
波形応答特性である。この図からも明らかなように、出
力端子OUT1,OUT2の差動出力レベルが同一にな
り、又、差動出力のクロスポイントX1,X2のレベルが
同一になり、位相方向のずれ(ジッタ)が生じない。
【0019】(b) 本発明の第2の実施例 (b-1) 背景 定電流回路として所望の温度特性(温度・電流特性)、
電源電圧特性(電源電圧・電流特性)を有するものが要
求される場合がある。例えば、レーザダイオード駆動回
路では、温度変動に対して図21(a)の実線で示す特性
が要求され、電源電圧変動に対しては図21(b)の実線
で示す特性(電源電圧変動に対して電流値が一定の特性)
が要求される。かかる温度特性、電源電圧特性の両方を
1つの定電流源で満足することは難しい。そこで、本発
明の第2実施例では、所定の電源電圧特性及び温度特性
を有するFET構成の定電流源を複数設け、これらを並
列接続して定電流回路を構成する。このようにすれば、
個々の定電流源の電源電圧特性及び温度特性を調整する
ことにより総合的に所望の電源電圧特性及び温度特性が
得られるようになる。
【0020】(b-2) 構成 図6は本発明の第2の実施例である定電流回路の構成図
である。図中、50は定電流回路、51、52は第1、
第2の定電流源、51a,52aは電界効果トランジス
タ(FET)、51b,52bは所定の電源電圧特性及
び温度特性を設定するバイアス回路である。第1の定電
流源のバイアス回路51bは例えば、図7(a),(b)に示
す温度特性、電源電圧特性を設定する。すなわち、バイ
アス回路51bは温度Taの増加に応じてドレイン電流
1が増加する温度特性と、電源電圧Vssの増加に応じ
てドレイン電流I1が増加する電源電圧特性をそれぞれ
設定する。第2の定電流源のバイアス回路52bは例え
ば、図8(a),(b)に示す温度特性、電源電圧特性を設定
する。すなわち、バイアス回路52bは温度Taが変動
してもドレイン電流I1がほぼ一定になる温度特性と、
電源電圧Vssの増加に応じてドレイン電流I1が減少す
る電源電圧特性をそれぞれ設定する。
【0021】61は負荷回路であり、例えば、FET6
1a,61bを差動的に接続して構成された差動回路で
ある。差動回路61において、FET61aのゲート端
子は入力端子IN1よりデータ信号が入力され、FET
61bのゲート端子は入力端子IN2より基準電圧(固
定電圧)が入力される。FET61a,61bのソース
端子は定電流源51,52のFET51a,51bのド
レインDに接続され、FET61aのドレイン端子は負
荷抵抗61cを介してバイアス電源(グランドレベル)
に接続され、FET61bのドレイン端子は出力端子O
UTを介して例えばレーザダイオードに接続される。
【0022】第1、第2の定電流源51,52における
FET51a,52aのドレイン・ソース間を並列接続
して定電流回路50を構成すると、該定電流回路の温度
特性は第1、第2の定電流源51,52の温度特性を合
成したものとなり、図9(a)に示すように温度Taの増加
に応じて電流Iが増加する特性になる。又、定電流回路
の電源電圧特性は第1、第2の定電流源51,52の電
源電圧特性を合成したものとなり、図9(b)に示すよう
に電源電圧Vssが増加しても電流Iが一定の特性にな
る。この温度特性と電源電圧特性はレーザダイオード駆
動回路の定電流源に要求される特性である。尚、かかる
温度特性と電源電圧特性に限らず、複数の定電流源を並
列接続し、個々の定電流源の特性を調整することにより
任意の特性を有する定電流回路を構成することができ
る。
【0023】各定電流源の電流レベル合わせはそれぞれ
のバイアス回路により、あるいは、それぞれのFETの
ゲート長あるいはゲート幅を調整することにより可能で
ある。すなわち、ドレイン電流Idは次式、 Id=K(Vgs-Vth)2(1+λVds) により与えられ、図10に示すId・Vds特性を有してい
る。ただし、 K=(Wg/Lg)β Wg:ゲート幅 Lg:ゲート長 β :トランスコンダクタンスパラメータ Vth:しきい値電圧 Vgs:ゲート・ソース間電圧 Vds:ドレイン・ソース間電圧 λ :1/VA A:アーリー電圧 である。したがって、ゲート長Lgが短い程ドレイン電
流Idが大きくなり、ゲート長Lgが長い程ドレイン電流
Idが小さくなり、これにより、電流レベル合わせはそ
れぞれのFETのゲート長を調整することにより可能と
なる。又、同様にゲート幅Wgを調整することにより電
流合わせが可能となる。
【0024】(b-3) レーザダイオード駆動回路 ・構成 図11は本発明の定電流回路を定電流源として用いたレ
ーザダイオード駆動回路の構成図であり、図6と同一部
分には同一符号を付している。50は定電流回路、5
1、52は第1、第2の定電流源、51a,52aは電
界効果トランジスタ(FET)、51b,52bは所定
の電源電圧特性及び温度特性を設定するバイアス回路で
ある。第1、第2の定電流源51,52におけるFET
51a,52aのドレイン・ソース間は並列接続され、
全体的に1つの定電流回路50を構成している。61は
負荷回路であり、FET61a,61bを差動的に接続
して構成されている。負荷回路(差動回路)61におい
て、FET61aのゲート端子は入力端子IN1よりデ
ータ信号が入力され、FET61bのゲート端子は入力
端子IN2より基準電圧(固定電圧)が入力される。F
ET61a,61bのソース端子は定電流源51,52
を構成するFET51a,51bのドレインDに接続さ
れ、FET61aのドレイン端子はダイオード61cを
介して電源(グランド)V DDに接続され、FET61b
のドレイン端子はレーザダイオード61dに接続されて
いる。
【0025】・第1の定電流源におけるバイアス回路の
動作 第1の定電流源のバイアス回路51bは図7(a),(b)に
示す温度特性、電源電圧特性を設定するもので、電源電
圧を分圧してFET51aのゲート端子に入力する抵抗
分圧部51b-1(抵抗R1,R2)と、FET51aのソー
ス端子と電源Vss(負極性)間に接続され、温度上昇に
対して負の特性を備えたダイオード(D1)51b-2を有し
ている。ダイオードD1は図12に示すように温度に対
して負の特性を有しているから、温度が上昇すると電圧
降下が減少し、FET51aのゲート・ソース電圧Vgs
が大きくなり、ドレイン電流I1が増加する。逆に、温度
が減少すると電圧降下が増大し、FET51aのゲート
・ソース電圧Vgsが小さくなりドレイン電流I1が減少す
る。この結果、図7(a)に示す温度特性を設定できる。
又、電源電圧Vss(負極性)の絶対値が増加すると、F
ET51aのゲート・ソース間電圧Vgsが大きくなり、
電流値が増加する。逆に、バイアス電圧Vss(負極性)
の絶対値が減少すると、FET51aのゲート・ソース
間電圧Vgsが小さくなり、電流値が減少する。この結
果、図7(b)に示す電源電圧特性を設定できる。
【0026】・第2の定電流源におけるバイアス回路の
動作 第2の定電流源のバイアス回路52bは図8(a),(b)に
示す温度特性、電源電圧特性を設定するもので、FET
52aのゲートにバイアス電圧を供給するバイアス電圧
供給部52b-1(抵抗R3)と、バイアス電圧制御用のF
ET52b-2と、FET52aのゲート端子と電源Vss間
に接続され、温度上昇に対して負の特性を備えたダイオ
ード(D2)52b-3と、電源電圧を分圧してFET52b-2
のゲート端子に入力する抵抗分圧部52b-4(抵抗R4,R
5)を有している。ダイオードD1,D2の温度に対す
る特性を同じにしておけば、温度が変動してもFET5
2aゲート・ソース間電圧Vgsが変化しないため、ドレ
イン電流I 2は一定となり、図8(a)に示す温度特性を設
定できる。電源電圧Vssの絶対値が増加すると、FET
52b-2のゲート電圧が増加し、そのドレイン電流I2′が
増加する。この結果、ダイオード52b-3を流れる電流が
減少する。電流が減少すれば、ダイオードの端子間電圧
(電圧降下)が減少する。図13はダイオードの電流・
電圧特性であり、ダイオードのゲート幅により特性が変
化する。すなわち、同じ電流変化ΔIに対して、ゲート
幅が小さいダイオード程、電圧変化幅ΔVが大きくな
る。そこで、ダイオード52b-3のゲート幅を比較的狭く
しておけば、ダイオードD2を流れる電流の減少により
FET52aのゲート・ソース間電圧Vgsが減少し、該
FETのドレイン電流I2が減少する。すなわち、ダイ
オード52b-3のゲート幅をダイオード51b-2のゲート幅よ
り相当量狭くしておけば、図13に示すようにゲート・
ソース間電圧Vgsはからに減少し、ドレイン電流I
2が減少する。
【0027】電源電圧Vssの絶対値が減少する場合は上
記と逆の動作となり、ドレイン電流が増加する。以上に
より、図8(b)に示す特性が得られる。以上の特性を有
する第1、第2の定電流源を並列接続すると、総合の温
度特性は第1、第2の定電流源51,52の温度特性を
合成したものとなり、図9(a)に示すようになり、ま
た、総合の電源電圧特性は第1、第2の定電流源51,
52の電源電圧特性を合成したものとなり、図9(b)に
示すようになる。この図9の特性はレーザダイオードの
光パワーを一定にするために必要な定電流回路の特性と
なる。尚、電流値を調整できるように抵抗R1,R2及
び抵抗R4,R5を可変抵抗に置き換えてもよい。又、
各FET51a,52aのゲート幅等を同一にする必要
はなく、必要な条件に合わせて各FETにおけるゲート
幅の比率を変えるようにもできる。以上、本発明を実施
例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本
発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこ
れらを排除するものではない。
【0028】
【発明の効果】以上本発明によれば、定電流回路にかか
る電圧Vcsの変動を検出し、該変動の増加/減少に応じ
てFETのゲートバイアス電圧を減少/増加するように
フィードバック制御しているため、電圧Vcsが変動して
も電流を一定にすることができる。又、本発明によれ
ば、電圧変動検出部やバイアス電圧制御部を抵抗やFE
T素子で構成でき、したがって、簡単な構成により電圧
Vcsが変動しても電流を一定にできる。
【0029】更に、本発明によれば、複数の定電流源を
設け、これらを並列接続して定電流回路を構成したか
ら、個々の定電流源の電源電圧特性及び温度特性を調整
することにより総合的に所望の電源電圧特性及び温度特
性を定電流回路に設定することができる。例えば、電源
電圧の増加に応じてドレイン電流が増加する電源電圧特
性と温度増加に応じてドレイン電流が増加する温度特性
をそれぞれ設定するバイアス回路を有する第1の定電流
源と、電源電圧の増加に応じてドレイン電流が減少する
電源電圧特性と温度が変動してもドレイン電流がほぼ一
定になる温度特性をそれぞれ設定するバイアス回路を有
する第2の定電流源を設け、これら第1、第2の定電流
源のドレイン・ソース間を並列接続することにより、定
電流回路に電源電圧が変動してもドレイン電流がほぼ一
定になる電源電圧特性と温度増加に応じてドレイン電流
が増加する温度特性をそれぞれ設定することができ、光
パワーが一定となるようにレーザダイオードを駆動する
レーザダイオード駆動回路の定電流源としてに用いるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるFETを用いた定
電流回路の構成図である。
【図3】電圧Vcs・電流Id特性図である。
【図4】本発明の定電流回路の応用例である。
【図5】本発明の差動出力の波形図である。
【図6】本発明の第2実施例の定電流回路の構成図であ
る。
【図7】第1の定電流源の特性図である。
【図8】第2の定電流源の特性図である。
【図9】定電流回路の特性図である。
【図10】FETのId−Vds特性図である。
【図11】レーザダイオード駆動回路の構成図である。
【図12】ダイオードの温度変動に対する電流・電圧特
性図である。
【図13】ダイオードのゲート幅に対する電流・電圧特
性図である。
【図14】従来の第1のFETを用いた定電流回路の構
成図である。
【図15】従来の第2のFETを用いた定電流回路の構
成図である。
【図16】従来の電圧Vcs・ドレイン電流Id特性図であ
る。
【図17】従来の定電流回路を用いた差動アンプの構成
図である。
【図18】従来の差動出力の波形図である。
【図19】従来のレーザダイオード駆動回路の構成図で
ある。
【図20】レーザダイオードの光パワー・電流特性図で
ある。
【図21】レーザダイオード駆動回路の定電流回路に要
求される特性(実線)と実際の特性(点線)の説明図で
ある。
【符号の説明】
21・・電界効果トランジスタ(FET) 23・・ゲートバイアス回路 25・・電圧変動検出部 27・・ゲートバイアス制御部 51、52・・定電流源 51a,52a・・電界効果トランジスタ(FET) 51b,52b・・・電源電圧特性及び温度特性を設定
するバイアス回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果トランジスタと、 該電界効果トランジスタのゲート端子にバイアス電圧を
    供給するゲートバイアス回路と、 定電流回路にかかる電圧変動を検出する電圧変動検出部
    と、 該電圧変動が増加方向に変化した場合にはゲートバイア
    ス電圧が下降し、電圧変動が減少方向に変化した場合に
    はゲートバイアス電圧が上昇するようにゲートバイアス
    電圧を制御するゲートバイアス制御部を備えた電界効果
    トランジスタを用いた定電流回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧変動検出部は、電界効果トラン
    ジスタのソース端子に接続された抵抗であり、前記ゲー
    トバイアス制御部は該抵抗の端子電圧に基づいてゲート
    バイアス電圧を制御する請求項1記載の定電流回路。
  3. 【請求項3】 前記ゲートバイアス制御部は第2の電界
    効果トランジスタを備え、該第2の電界効果トランジス
    タのゲート・ソース間に前記抵抗を接続し、ドレイン端
    子を前記第1の電界効果トランジスタのゲート端子に接
    続して構成してなる請求項2記載の定電流回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の電界効果トランジスタのドレ
    イン端子に負荷回路を接続した請求項3記載の定電流回
    路。
  5. 【請求項5】 前記負荷回路は、第3、第4の電界効果
    トランジスタのソースを互いに接続し、第3の電界効果
    トランジスタのゲート端子にデータ信号を、第4の電界
    効果トランジスタのゲート端子に基準電圧を印加して構
    成した差動構成の増幅回路である請求項4記載の定電流
    回路。
  6. 【請求項6】 電界効果トランジスタと、所定の電源電
    圧特性及び温度特性を設定するバイアス回路とをそれぞ
    れ備えた複数の定電流源と、 これら複数の定電流源における電界効果トランジスタの
    ドレイン・ソース間を並列接続する構成を備えた電界効
    果トランジスタを用いた定電流回路。
  7. 【請求項7】 前記各定電流源における電界効果トラン
    ジスタのゲート幅を調整することにより定電流回路の特
    性を変更する請求項6記載の定電流回路。
  8. 【請求項8】 電源電圧の増加に応じてドレイン電流が
    増加する電源電圧特性と温度増加に応じてドレイン電流
    が増加する温度特性をそれぞれ設定するバイアス回路を
    有する第1の定電流源と、 電源電圧の増加に応じてドレイン電流が減少する電源電
    圧特性と温度が変動してもドレイン電流がほぼ一定にな
    る温度特性をそれぞれ設定するバイアス回路を有する第
    2の定電流源と、 第1、第2の定電流源のドレイン・ソース間を並列接続
    する構成を備え、 電源電圧が変動してもドレイン電流がほぼ一定になる電
    源電圧特性と、温度増加に応じてドレイン電流が増加す
    る温度特性をそれぞれ有する電界効果トランジスタを用
    いた定電流回路。
  9. 【請求項9】 前記定電流源のドレイン端子に、レーザ
    ダイオードを負荷とする差動構成の増幅回路を接続した
    請求項8記載の定電流回路。
  10. 【請求項10】 前記第1の定電流源におけるバイアス
    回路は、 電源電圧を分圧し、分圧した電圧を定電流源を構成する
    第1の電界効果トランジスタのゲート端子に入力する抵
    抗分圧部と、第1の電界効果トランジスタのソース端子
    と電源間に接続され、温度上昇に対して負の特性を備え
    た第1のダイオードを有し、 前記第2の定電流源におけるバイアス回路は、 定電流源を構成する第2の電界効果トランジスタのゲー
    トにバイアス電圧を供給するバイアス電圧供給部と、 バイアス電圧制御用の第3の電界効果トランジスタと、 第2の電界効果トランジスタのゲート端子と電源間に接
    続され、温度上昇に対して負の特性を備えた第2のダイ
    オードと、 電源電圧を分圧して第3の電界効果トランジスタのゲー
    ト端子に入力する抵抗分圧部を有する請求項9記載の定
    電流回路。
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