JPH0722446B2 - 歩行型水田作業機 - Google Patents

歩行型水田作業機

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JPH0722446B2
JPH0722446B2 JP28522089A JP28522089A JPH0722446B2 JP H0722446 B2 JPH0722446 B2 JP H0722446B2 JP 28522089 A JP28522089 A JP 28522089A JP 28522089 A JP28522089 A JP 28522089A JP H0722446 B2 JPH0722446 B2 JP H0722446B2
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JP
Japan
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walk
gasoline engine
carburetor
fuel tank
mission case
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP28522089A
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JPH03147707A (ja
Inventor
光章 宮田
真幸 原田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歩行型田植機や歩行型直播機等の歩行型水田作
業機のエンジン周りの構造に関する。
〔従来の技術〕
歩行型水田作業機の1つである歩行型田植機において
は、例えば実開昭60-49720号公報に開示されているよう
に機体中央から前側に走行用のミッションケースを配置
し、このミッションケースの前側にエンジンを略水平に
設けた構造のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
歩行型水田作業機では滑り易く凹凸のある水田を走行す
るので、操縦性及び走行安定性が重要なものとなる。本
発明は、特にガソリンエンジンを搭載した歩行型水田作
業機において、操縦性及び走行安定性の向上を図ること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴はガソリンエンジンを搭載した歩行型水田
作業機において、次のように構成することにある。つま
り、ガソリンエンジンを前下り傾斜姿勢で走行用のミッ
ションケースの前部に設け、このガソリンエンジン用の
気化器をガソリンエンジンの前面に配置すると共に、前
記ミッションケースの上側に配備した燃料タンクと前記
気化器とを燃料パイプを介して接続してあることにあ
り、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
前述のように、重量物であるガソリンエンジンを前下り
傾斜姿勢でミッションケースの前部に設けると、水平支
持の従来構造よりもガソリンエンジンの重心を機体前方
下方側に下げることができるので、機体全体の重心を下
げることができるのである。
そして、このガソリンエンジン用の気化器をガソリンエ
ンジンの前面に配置すると、この気化器の位置も下がる
ので、機体全体の重心をさらに下げることができる。
そして、燃料タンクをミッションケースの上側に配備す
ると、この燃料タンクと前記気化器との間に高低差が生
じる(燃料タンクが高位側で気化器が低位側)。従っ
て、この燃料タンクの燃料を気化器に送り込む場合、特
別なポンプ等を用いなくても両者を燃料パイプで単に接
続するだけで、前記高低差により燃料を支障なく気化器
に送り込めるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、ガソリンエンジン及びその気化器の配置
に工夫を施すことによって機体全体の重心を下げること
ができた。これにより、凹凸のある水田で機体が傾きか
けてもその傾きがあまり大きなものとはならないので、
歩行型水田作業機の操縦性及び走行安定性が向上する。
そして、重心を下げる為に行った気化器の配置構成を有
効に利用することにより、気化器への燃料供給構造を簡
単に構成することができてコストダウンを図ることがで
きた。
又、歩行型田植機においては機体後部に苗植付装置や操
縦ハンドルが備えられて機体後部が重く、且つ、走行時
の車輪からの駆動反力によって機体が後下りとなる傾向
がある。従って、本発明のようにガソリンエンジンを前
下がり傾斜姿勢にすると、ガソリンエンジンの重心は下
がると同時に前方にも移動するので、前記後下り現象の
抑制にも本発明は有効である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、走行用のミッションケース(1)
の左右両側に一対の伝動ケース(2)が、横軸芯(P1
周りに上下揺動自在に支持され、この伝動ケース(2)
の端部に走行用の車輪(3a),(3b)が備えられて機体
が支持されている。そして、機体後部には植付アーム
(4)及び苗のせ台(5)等で構成された苗植付装置
と、操縦ハンドル(6)が備えられると共に、ミッショ
ンケース(1)と植付アーム(4)との間には、タンク
(7)及びタンク(7)内の肥料を繰出す繰出し装置
(8)が備えられている。
そして、機体の下部にはセンターフロート(9)が機体
後部の横軸芯(P2)周りに上下揺動自在、且つ、前後軸
芯(P3)周りにローリング自在に取り付けられている。
このセンターフロート(9)には田面(G)に溝を作っ
て行く作溝器(10)が固定されており、繰出し装置
(8)から繰出された肥料がホース(11)を通り作溝器
(10)の作った溝内に送り込まれて行く。以上のように
して、歩行型水田作業機の一例である歩行型田植機が構
成されている。
この歩行型田植機はガソリンエンジン(12)を備えてお
り、次にこのガソリンエンジン(12)の支持構造につい
て詳述する。第1図に示すように、ミッションケース
(1)の前面に前下り状のフレーム(13)が固定され、
このフレーム(13)上にガソリンエンジン(12)が搭載
されて、ガソリンエンジン(12)が前下り傾斜姿勢に支
持されている。
そして、ガソリンエンジン(12)の前面に、このガソリ
ンエンジン(12)用の気化器(14)が取り付けられると
共に、ミッションケース(1)の上方に燃料タンク(1
5)が配置されている。この燃料タンク(15)はガソリ
ンエンジン(12)の背面から延出されたステー(29)に
支持され、燃料タンク(15)の前部がガソリンエンジン
(12)のヘッドカバー(30)にボルト連結されて、若干
前下り姿勢で支持されている。
そして、燃料タンク(15)と気化器(14)とが、フィル
ター(31)を備えた燃料パイプ(16)で接続されてい
る。以上の構造のより、燃料タンク(15)が高位側とな
り気化器(14)が低位側となるので、この高低差により
燃料タンク(15)の燃料が燃料パイプ(16)及びフィル
ター(31)を介して気化器(14)に送り込まれるのであ
る。そして、気化器(14)、ガソリンエンジン(12)、
燃料タンク(15)及び繰出し装置(8)等がボンネット
(17)により覆われているのである。
次に、左右の車輪(3a),(3b)の上下動構造について
詳述する。第2図及び第1図に示すように、フレーム
(13)の前端に単動型の第1油圧シリンダ(18)の後端
が連結され、この第1油圧シリンダ(18)が機体後方に
向けられている。この第1油圧シリンダ(18)のピスト
ンロッド(18a)の先端にはサスペンションバネ(19)
を介して、支点部材(20)が外嵌されると共に、この支
点部材(20)の縦軸芯(P4)周りに上下一対の天秤アー
ム(21)が揺動自在に取り付けられている。そして、こ
の天秤アーム(21)がフレーム(13)左右の長孔(13
a)より外方に突出して、その天秤アーム(21)の両端
と伝動ケース(2)の基部のアーム(2a)とに亘って、
左右一対のロッド(22)が架設連結されている。以上の
構造により、第1油圧シリンダ(18)を伸縮操作する
と、左右の伝動ケース(2)及び車輪(3a),(3b)が
同方向に揺動操作されるのである。
そして、第2図に示すように支点部材(20)に固定され
たアーム(20a)と、左のロッド(22)に固定されたブ
ラケット(23)とに亘って、複動型の第2油圧シリンダ
(24)が架設連結されている。この構造により、例えば
第2油圧シリンダ(24)を伸張操作したとすると、左の
伝動ケース(2)及び車輪(3b)が下方に揺動操作され
る。そして、この動作に連動しロッド(22)を介して天
秤アーム(21)が第2図において反時計方向に揺動操作
されて、右の伝動ケース(2)及び車輪(3a)が上方に
揺動操作される。つまり、第2油圧シリンダ(24)の伸
縮操作により、左右の伝動ケース(2)及び車輪(3
a),(3b)の背反的な上下動操作が行えるのである。
そして、第1及び第2油圧シリンダ(18),(24)に対
して作動油の給排操作を行う第1及び第2の制御弁(以
上、図示せず)が機体側に設けられており、センターフ
ロート(9)の機体に対する上下動作が第1制御弁に伝
達されるように、又、センターフロート(9)の機体に
対するローリング動作が第2制御弁に伝達されるように
構成している。これにより、田面(G)に接地追従して
行くセンターフロート(9)に対して機体が上下動して
も、又左右に傾いても、機体がセンターフロート(9)
に対して、つまり田面(G)に対して設定高さを維持し
田面(G)に対して左右平行となるように、第1及び第
2油圧シリンダ(18),(24)の伸縮操作が行われる。
又、第3図に示すようにフレーム(13)から前向きに補
助フレーム(25)を取り付けて、この補助フレーム(2
5)にレーキ状の整地部材(26)と、ワラ屑等を引っ掛
けて行くフック(27)を取り付けることも可能である。
又、この歩行型田植機では1本の操作レバー(28)によ
り、走行系の走行クラッチ(図示せず)と苗植付装置の
植付クラッチ(図示せず)の入切操作が行えるように構
成されており、その操作パターンが第4図に示されてい
る。つまり、操作レバー(28)を(A)位置に操作する
と走行クラッチ及び植付クラッチの両方共に切り状態と
なり、操作レバー(28)を(B)位置に操作すると走行
クラッチが入り状態となり植付クラッチが切り状態とな
る。そして、操作レバー(28)を(C)位置に操作する
と、走行クラッチ及び植付クラッチの両方共に入り状態
となるのである。
本発明は歩行型田植機ばかりでなく、歩行型の直播機、
代掻き機及び除草機等にも適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る歩行型水田作業機の実施例を示し、
第1図は歩行型田植機の全体側面図、第2図は左右の車
輪の昇降構造を示す斜視図、第3図はフレームに整地部
材及びフックを取り付けた状態の機体前部の側面図、第
4図は操作レバーの操作パターンを示す正面図である。 (1)……ミッションケース、(12)……ガソリンエン
ジン、(14)……気化器、(15)……燃料タンク、(1
6)……燃料パイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガソリンエンジン(12)を前下り傾斜姿勢
    で走行用のミッションケース(1)の前部に設け、この
    ガソリンエンジン(12)用の気化器(14)をガソリンエ
    ンジン(12)の前面に配置すると共に、前記ミッション
    ケース(1)の上側に配備した燃料タンク(15)と前記
    気化器(14)とを燃料パイプ(16)を介して接続してあ
    る歩行型水田作業機。
JP28522089A 1989-10-31 1989-10-31 歩行型水田作業機 Expired - Lifetime JPH0722446B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP28522089A JPH0722446B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 歩行型水田作業機
KR1019900002692A KR920006672B1 (ko) 1989-10-31 1990-02-28 보행형 논 작업기

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28522089A JPH0722446B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 歩行型水田作業機

Publications (2)

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JPH03147707A JPH03147707A (ja) 1991-06-24
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JP28522089A Expired - Lifetime JPH0722446B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 歩行型水田作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6203137B2 (ja) * 2014-06-30 2017-09-27 株式会社クボタ 歩行型作業機

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