JP6203137B2 - 歩行型作業機 - Google Patents
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Description
また、作業時には、かなりの振動が機体に生じるため、燃料タンクは機体に確実に固定されることが好ましい。本構成であれば、機体側ボス部とタンク側ボス部が締結ロックピンによって締め付け固定されることで、燃料タンクは機体に確実に固定される。
この歩行型耕耘機は、図2と図3に示すように、機体1の前領域にエンジン2を配置し、トランスミッションを内蔵したミッションケース4がエンジン2の後方となる機体1の後領域に配置されている。エンジン2の駆動力は、トランスミッションを介して左右の車輪10と、ロータリ耕耘装置RCとに伝達される。ミッションケース4の下端領域には左右方向に突出する車軸11が備えられ、車軸11は車輪10と連結されている。ロータリ耕耘装置RCは、その外形だけが模式的に仮想線で図示されているだけであるが、ロータリ軸に備えられる複数の耕起爪と、複数の耕起爪の上部を覆うロータリカバーと、上下方向の位置調整が自在な抵抗棒と、ロータリカバーの後端から下方に垂れ下がるゴム板製の整地カバーとを備えている。
(1)上述した実施形態では、機体側ボス部75が機体側ブラケット7に設けられていたが、機体側ボス部75は機体側ブラケット7から独立して別部材として構成されてもよい。その場合、例えば、ロックナット71と貫通孔73を設けた左ブラケットと開口部72を設けた右ブラケットとを用意して、エンジン2やエンジン2に固定された支持部材に取り付けられる。
(2)上述した実施形態では、ガイド長孔74が機体側ブラケット7に形成され、ガイドリンクピン61がリンク体60に設けられていたが、ガイド長孔74がリンク体60に形成され、ガイドリンクピン61が機体側ブラケット7に設けられてもよい。さらに、ガイド長孔74をタンク側ブラケット51に配置し、揺動ピン64と第2ピン孔65とからなる揺動支点を機体側ブラケット7に配置してもよい。
(3)機体1に搭載されるエンジン2の配置は本発明では限定されていない。例えば、機体前方側に傾いて配置された傾斜エンジンタイプであってもよいし、垂直に立設される直立エンジンタイプでもよい。
(4)締結ロックピンの締結方法はボルトナット以外の方式、例えば、クイックカップリングや、締め付け金具などの方式を採用してもよい。
2 :エンジン
5 :燃料タンク
6 :リンク機構
6A :第1関節部
6B :第2関節部
7 :機体側ブラケット
8 :回動機構
8A :軸体
8B :軸受け部
21 :点火プラグ
50 :タンク本体
51 :タンク側ブラケット
51a :垂直壁部
53 :ロック用貫通孔
54 :揺動用貫通孔
60 :リンク体
61 :ガイドリンクピン
62 :第1ピン孔
63 :通し孔(弧状長孔)
64 :揺動ピン
65 :第2ピン孔
70 :締結ロックピン(ロックボルト)
71 :ロックナット
72 :開口部
73 :貫通孔
74 :ガイド長孔
74a :第1孔部
74b :第2孔部
75 :機体側ボス部
76 :タンク側ボス部
Claims (10)
- 機体に支持されたエンジンの上方に燃料タンクを配置した歩行型作業機において、
前記機体から離れた開放姿勢と前記機体に近づく閉鎖姿勢とに変更可能なように前記燃料タンクを前記機体に取り付ける、リンク機構及び回動機構とが設けられ、
前記リンク機構は、
前記機体に固定された機体側ブラケットと、
前記燃料タンクに固定されたタンク側ブラケットと、
前記機体側ブラケットと第1関節部を介して連結されているとともに、前記タンク側ブラケットと第2関節部を介して連結されているリンク体とを含み、
前記第1関節部と前記第2関節部のいずれか一方は、ガイド長孔と前記ガイド長孔に案内されて前記ガイド長孔内を移動するガイドリンクピンとからなり、前記第1関節部と前記第2関節部のいずれか他方は揺動支点として形成され、
前記閉鎖姿勢において、前記タンク側ブラケットと前記機体側ブラケットとをロックするロック装置が設けられ、
前記ロック装置は、前記機体側に設けられた機体側ボス部と、前記燃料タンク側に設けられたタンク側ボス部と、前記機体側ボス部と前記タンク側ボス部とに挿通される締結ロックピンとからなる歩行型作業機。 - 機体に支持されたエンジンの上方に燃料タンクを配置した歩行型作業機において、
前記機体から離れた開放姿勢と前記機体に近づく閉鎖姿勢とに変更可能なように前記燃料タンクを前記機体に取り付ける、リンク機構及び回動機構とが設けられ、
前記リンク機構は、
前記機体に固定された機体側ブラケットと、
前記燃料タンクに固定されたタンク側ブラケットと、
前記機体側ブラケットと第1関節部を介して連結されているとともに、前記タンク側ブラケットと第2関節部を介して連結されているリンク体とを含み、
前記第1関節部と前記第2関節部のいずれか一方は、ガイド長孔と前記ガイド長孔に案内されて前記ガイド長孔内を移動するガイドリンクピンとからなり、前記第1関節部と前記第2関節部のいずれか他方は揺動支点として形成され、
前記回動機構は、前記機体と前記燃料タンクとのいずれか一方に固定された軸体と、前記機体と前記燃料タンクとのいずれか他方に固定された軸受け部とからなり、前記軸受け部は、前記軸体をそれぞれ異なる周方向から挟み込む少なくとも2つ以上の板ばね軸受けからなる歩行型作業機。 - 前記機体側ボス部は、前記機体側に左右一対に設けられ、前記タンク側ボス部は、前記燃料タンク側に左右一対に設けられている請求項1に記載の歩行型作業機。
- 締結解除により一方の機体側ボス部から引き抜かれた前記締結ロックピンの上方移動を可能にするように他方の機体側ボス部のボス孔が上方に開口している請求項3に記載の歩行型作業機。
- 前記締結ロックピンは前記リンク体に形成された通し孔を貫通している請求項1、3または4に記載の歩行型作業機。
- 前記通し孔は、前記燃料タンクの閉鎖姿勢と開放姿勢との間の姿勢変更に伴う前記リンク体の前記揺動支点周りの揺動時の前記リンク体と前記締結ロックピンとの干渉を避けるように、弧状長孔として形成されている請求項5に記載の歩行型作業機。
- 前記機体側ボス部、前記リンク機構、前記タンク側ボス部が、その順で、機体横断方向で、機体外側から機体内側に配置されている請求項6に記載の歩行型作業機。
- 前記ガイド長孔は、前記閉鎖姿勢における前記ガイドリンクピンの閉鎖変位位置から前記開放姿勢における前記ガイドリンクピンの開放変位位置まで延びる第1孔部と、前記開放変位位置から前記開放姿勢の前記燃料タンクを保持する保持変位位置まで前記第1孔部から連続して延びる第2孔部とを有する請求項1から7の何れか一項に記載の歩行型作業機。
- 前記ガイド長孔が前記機体側ブラケットに形成され、前記ガイドリンクピンが前記リンク体に設けられている請求項1から8の何れか一項に記載の歩行型作業機。
- 前記エンジンは機体前方側に傾いて配置された傾斜エンジンであり、当該傾斜エンジンの上面部に点火プラグが設けられており、前記閉鎖姿勢における前記燃料タンクは前記点火プラグの上方を覆うように位置し、
前記リンク機構は前記エンジンの前端領域を含む前方側に位置し、前記回動機構は前記エンジンより後端領域を含む後方側に位置する請求項1から9のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2014134104A JP6203137B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 歩行型作業機 |
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JP2014134104A Active JP6203137B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 歩行型作業機 |
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- 2014-06-30 JP JP2014134104A patent/JP6203137B2/ja active Active
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