JPH07223483A - 船載せ台用の搬送車 - Google Patents

船載せ台用の搬送車

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JPH07223483A
JPH07223483A JP3768094A JP3768094A JPH07223483A JP H07223483 A JPH07223483 A JP H07223483A JP 3768094 A JP3768094 A JP 3768094A JP 3768094 A JP3768094 A JP 3768094A JP H07223483 A JPH07223483 A JP H07223483A
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JP
Japan
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underframe
platform
hydraulic
wheels
drive source
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JP3768094A
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English (en)
Inventor
Toyoyuki Yamamoto
豊之 山本
Haruo Tabata
春夫 田畑
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船載せ台の搬送が円滑にできるようにする船
載せ台用の搬送車を提供する。 【構成】 台枠13と、この台枠13の前部に支承され
る前輪18と、同上台枠13の後部に支承される後輪1
9とで台車12を構成する。上記台枠13の前部に上記
前輪18の駆動用駆動源36を搭載する。同上台枠13
の後部に船載せ台2を載置可能とする。上記駆動源36
により、上記後輪19の駆動を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボート等の船を載せ
た船載せ台を、所望のところにまで搬送可能とする船載
せ台用の搬送車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記船載せ台用の搬送車には、従来、次
のように構成されたものがある。
【0003】即ち、上記搬送車が台車を備え、この台車
が台枠と、この台枠の前部に支承される前輪と、同上台
枠の後部に支承される後輪とで台車が構成され、上記台
枠の前部に上記前輪の駆動用駆動源が搭載され、同上台
枠の後部に船載せ台が載置可能とされている。
【0004】そして、上記搬送車により、船載せ台を所
望のところに搬送させるには、まず、上記台枠の後部に
船載せ台を載置する。次に、駆動源により前輪を駆動さ
せて台車を走行させ、上記船載せ台を所望のところにま
で搬送させればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成によれば、前輪と、この前輪を駆動させる駆動源とは
共に、台枠の前部に位置していて、これら両者の動力伝
達機構が簡単になり、かつ、動力損失が小さく抑えられ
るという利点がある。
【0006】しかし、船や、船載せ台が重い場合には、
これらを台枠の後部に載置すると、この台枠の前部が浮
き上がりぎみになるなど、台枠の前部に対する重量が軽
くなり過ぎることがあり、この場合には、上記台枠の前
部に支承させた前輪が地面に対しスリップして、円滑な
搬送ができないという問題を生じる。
【0007】また、上記船載せ台を台車とした場合で、
これを特に長期間放置したときには、この台車の車輪の
接地部が加圧により変形したままとなって、その形状が
直ちには復元しなくなることがある。このため、この状
態で、上記船載せ台の一部を上記搬送車の台枠の後部に
載置して、上記船載せ台の他部における車輪を転動させ
ながら、この船載せ台を搬送させようとすると、この搬
送には大きい走行トルクが必要となる。よって、この場
合にも、上記前輪が地面に対しスリップして、円滑な搬
送ができないおそれがある。
【0008】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、船載せ台の搬送が円滑にできるよう
にする船載せ台用の搬送車の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の船載せ台用の搬送車は、台枠13と、この
台枠13の前部に支承される前輪18と、同上台枠13
の後部に支承される後輪19とで台車12を構成し、上
記台枠13の前部に上記前輪18の駆動用駆動源36を
搭載し、同上台枠13の後部に船載せ台2を載置可能と
した船載せ台2用の搬送車5において、上記駆動源36
により、上記後輪19の駆動を可能にしたものである。
【0010】上記の場合、駆動源36を内燃機関37と
してもよく、また、前輪18を操向させる操向ハンドル
20を台車12の前部に配設してもよい。
【0011】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0012】台枠13の後部に後輪19が支承されてい
て、同上台枠13の後部に船載せ台2が載置可能とされ
ている。このため、上記台枠13の後部に船載せ台2を
載置させたときは、この船載せ台2、およびこの船載せ
台2に載せてある船1の負荷が、前輪18に比べて上記
後輪19により大きく与えられ、この後輪19は上記負
荷に応じた大きい圧接力で地面3に接することとなる。
【0013】上記構成において、駆動源36により、上
記後輪19の駆動を可能にしてあるため、この後輪19
を駆動させると、この後輪19は上記圧接力に基づく大
きい摩擦力で地面3に接することとなり、地面3に対す
る後輪19のスリップが防止されて、大きい走行トルク
が得られる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0015】図中符号1はボート等の船で、この船1は
船載せ台2に載せられて地面3上に陸揚げされている。
また、5は、上記船載せ台2を所望のところまで搬送す
る搬送車、6は、上記搬送車5を操作するオペレータで
ある。なお、説明の便宜上、図中矢印Frの方向を前方
とし、下記する左右とは上記前方に向っての方向をいう
ものとする。
【0016】上記船載せ台2は台車8を備えている。こ
の台車8は台枠9と、この台枠9の前、後各端に設けら
れる左右一対の前輪10,10と、左右一対の後輪(不
図示)とを備え、これら各車輪はタイヤで構成されたキ
ャスターである。
【0017】上記搬送車5は台車12を備えている。こ
の台車12は台枠13を有し、この台枠13は平面視で
前後に長い長方形状の基台14と、この基台14の後部
に載置される昇降台15と、この昇降台15に垂直な軸
心回りに回転自在に支承される回転テーブル16とで構
成され、この回転テーブル16の上面には前後一対の係
止突起16a,16aが形成されている。
【0018】上記台車12は、上記台枠13の前部であ
る基台14の前部に縦向きの軸心回りに操向自在に支承
されるフロントフォーク17と、このフロントフォーク
17に支承される前輪18と、同上台枠13の後部であ
る基台14の後部に支承される左右一対の後輪19,1
9とを有している。上記前輪18は基台14の左右方向
でみてほぼ中央に位置し、両後輪19,19は互いに同
軸上に位置すると共に基台14の各側部に位置してい
る。
【0019】上記各後輪19の外径は前輪18よりも小
さくされている。また、これら各車輪18,19は、い
ずれもその外周部がゴム製の弾性タイヤ18a,19a
で構成され、緩衝機能を有している。上記台車12の前
部において、上記フロントフォーク17には操向ハンド
ル20が上下揺動自在に枢支され、この操向ハンドル2
0の突出端に、上記オペレータ6のためのグリップ21
と、操作部22とが取り付けられている。
【0020】図3から図6において、上記基台14の前
後中途部には、左右一対の前回動アーム24,24が枢
支軸25により上下回動自在に枢支されている。また、
これら前回動アーム24の後方で同上基台14には、左
右一対の中間回動アーム26,26が枢支軸27により
上下回動自在に枢支されている。更に、上記各中間回動
アーム26の後方近傍で同上基台14の左右方向におけ
る中央部には後回動アーム28が枢支軸29により上下
回動自在に枢支されている。
【0021】そして、上記各回動アーム24,26,2
8の後端である回動端が、それぞれ前記昇降台15に枢
支軸30により連結され、上記昇降台15は上記各回動
アーム24,26,28の上下回動を伴って、ほぼ平行
移動するように昇降自在とされている。つまり、上記各
回動アーム24,26,28は上記昇降台15を昇降さ
せる平行リンク31を構成している。
【0022】上記前回動アーム24の前方近傍には油圧
シリンダ32の一端が枢支軸33により枢支され、同上
油圧シリンダ32の他端は上記前回動アーム24に枢支
軸34により連結されている。そして、これら前回動ア
ーム24、油圧シリンダ32、枢支軸33、および枢支
軸34が、上記昇降台15を昇降させる昇降用駆動源3
5となっている。
【0023】上記台枠13の前部である基台14の前部
には、駆動源36が搭載されている。この駆動源36は
内燃機関37と、この内燃機関37の動力によりベルト
である動力伝達装置38を介し駆動される第1油圧ポン
プ39と第2油圧ポンプ40とを備えている。41はマ
フラー、42は上記内燃機関37に燃料を供給させる燃
料タンク、43は上記油圧ポンプ39,40に油を供給
する油タンク43である。また、上記駆動源36を開閉
自在に覆う樹脂製(FRP製)のカバー44が設けられ
ている。このカバー44の後面は傾斜させられており、
船1の船首との干渉が回避させられている。
【0024】上記前輪18に対し前油圧モータ45が設
けられ、これらはチェーン巻掛具46により連動連結さ
れている。また、上記各後輪19に対しそれぞれ後油圧
モータ47が設けられ、これらはそれぞれチェーン巻掛
具48により連動連結されている。
【0025】上記第1油圧ポンプ39から吐出される圧
油を上記前油圧モータ45に導く第1油路49が設けら
れ、この第1油路49の中途部には第1油圧制御弁50
が介設されている。また、上記第1油圧ポンプ39から
吐出される圧油を上記各後油圧モータ47,47に並列
的に導く第2油路52が設けられ、この第2油路52の
中途部には第2油圧制御弁53が介設されている。更
に、上記第2油圧ポンプ40から吐出される圧油を上記
油圧シリンダ32に導く第3油路54が設けられ、この
第3油路54の中途部には第3油圧制御弁55が介設さ
れている。上記第1〜第3油路49,52,54はいず
れも可撓性チューブで形成されている。また、上記第1
〜第3油圧制御弁50,53,55はいずれも電磁制御
弁で、前記操作部22の操作により、それぞれ圧油の流
れを所望状態に変えるよう制御される。
【0026】上記内燃機関37を駆動させれば、これに
連動して第1油圧ポンプ39と第2油圧ポンプ40とが
駆動する。第1油圧ポンプ39の駆動状態で、操作部2
2の操作により第1油圧制御弁50を開くと、第1油圧
ポンプ39からの圧油が前油圧モータ45を駆動させ
る。すると、この前油圧モータ45にチェーン巻掛具4
6を介して前輪18が連動し、搬送車5が地面3上を走
行する。この場合、同上操作部22の操作で前油圧モー
タ45の正、逆転駆動が選択可能であり、この選択によ
り、搬送車5が前、後進させられる。
【0027】同上第1油圧ポンプ39の駆動状態で、操
作部22の操作により上記第1油圧制御弁50を閉じて
第2油圧制御弁53を開くと、第1油圧ポンプ39から
の圧油が左右後油圧モータ47,47を駆動させる。す
ると、これら各後油圧モータ47に各チェーン巻掛具4
8を介して後輪19が連動し、搬送車5が地面3上を走
行する。この場合、同上操作部22の操作で各後油圧モ
ータ47の正、逆転駆動が選択可能であり、この選択に
より、搬送車5が前、後進させられる。
【0028】特に、図1から図3において、上記搬送車
5を前、後進させるときの走行速度を可変とする速度調
整装置57が設けられている。この速度調整装置57
は、前記グリップ21の基部に設けられる操作レバーで
ある速度操作手段58と、前記第1油圧ポンプ39によ
る圧油吐出量を調整する圧油供給量調整手段59と、上
記速度操作手段58の操作により上記圧油供給量調整手
段59を電子的に制御するコントローラである制御手段
60とを備えている。また、上記圧油供給量調整手段5
9は、上記第1油圧ポンプ39に枢支される調整レバー
62と、この調整レバー62を回動させる駆動手段であ
る電子制御モータ63とで構成されている。
【0029】そして、上記速度操作手段58を手操作に
より所望量回動させると、その回動量を電気信号として
制御手段60が読み取り、この制御手段60が上記電気
信号分だけ上記電子制御モータ63を作動させる。する
と、これに連動して、図3中仮想線で示すように調整レ
バー62が回動し、これに伴い第1油圧ポンプ39によ
る圧油の吐出量が調整される。そして、この吐出量の圧
油が前油圧モータ45、もしくは後油圧モータ47に供
給されて、その供給量分の車速が得られるようになって
いる。例えば、上記供給量が0から全量の間で調整され
ると、車速は0から全速の間で変速させられることとな
る。
【0030】上記の場合、左右後油圧モータ47,47
に対する圧油の供給は並列的に行われるため、両後油圧
モータ47,47は差動機能を有しており、つまり、各
後輪19に対し、互いにほぼ等しい駆動トルクが与えら
れてこれら両後輪19が駆動される。
【0031】前記第2油圧ポンプ40の駆動状態で、操
作部22の操作により第3油圧制御弁55を開くと、上
記第2油圧ポンプ40からの圧油が油圧シリンダ32に
供給される。すると、この油圧シリンダ32が伸長動作
して、前回動アーム24を上方回動させる。すると、昇
降台15は、特に図4中実線で示した位置から、一点鎖
線で示す位置にまで上昇し、この際、各中間回動アーム
26や後回動アーム28も上方回動して、上記昇降台1
5をほぼ平行移動させながら上昇させる。
【0032】一方、同上操作部22の操作により、第3
油圧制御弁55を通して、油圧シリンダ32内の圧油を
油タンク43に戻すと、油圧シリンダ32が収縮動作し
て、前回動アーム24が下方回動する。すると、昇降台
15は同上図4中一点鎖線で示した位置から、実線で示
す位置にまで下降して元の状態に戻る。この際、各中間
回動アーム26や後回動アーム28も下方回動して、上
記昇降台15をほぼ平行移動させながら下降させる。
【0033】上記搬送車5を用いて、船載せ台2を所望
のところにまで搬送させるのは、次の手順による。
【0034】まず、船載せ台2の前方に搬送車5を位置
させる。次に、油圧シリンダ32を収縮動作させて、昇
降台15を下降させ、図1、図4中実線で示す位置にま
で下降させる。
【0035】上記状態から、前油圧モータ45、もしく
は後油圧モータ47を逆転駆動させて搬送車5を後進さ
せる。この後進で、船載せ台2の台車8における台枠9
前部の直下に回転テーブル16をもぐりこませる。この
際、前記したように後輪19は前輪18よりも小径とさ
れており、このため、地面3から台枠9前部までの高さ
が低くても、ここに容易にもぐりこませることができ
る。一方、上記後輪19に比べて前輪18は大径のた
め、操向ハンドル20に対する操作荷重は小さくて済
む。
【0036】そして、上記油圧シリンダ32を伸長動作
させて、昇降台15と共に回転テーブル16を上昇さ
せ、図4中一点鎖線で示すようにこの回転テーブル16
を介して昇降台15上に船載せ台2の台車8の前部を載
置させる。上記台枠9前部は回転テーブル16上で、前
後係止突起16a,16a間に載置され、これら各係止
突起16aは、上記台枠9前部が上記回転テーブル16
上から滑り落ちることを防止する。また、上記昇降台1
5の上昇で、台車8の後輪は地面3に接地したまま、前
輪10が地面3から持ち上げられることとなる。
【0037】上記状態で、第1油圧制御弁50、もしく
は第2油圧制御弁53のいずれかを開くことで、前油圧
モータ45、もしくは後油圧モータ47のいずれかを
正、逆転駆動させ、搬送車5を走行させる。また、この
際、操向ハンドル20の操向操作により、前輪18を操
向させる。すると、船載せ台2の後輪が地面3上を転動
し、この船載せ台2が回転テーブル16に牽引、もしく
は押されて、所望のところまで搬送される。この際、搬
送車5から船載せ台2側に与えられようとする垂直軸回
りの曲げモーメントは、上記回転テーブル16が回転す
ることにより吸収され、船載せ台2に無用の負荷が与え
られることが防止される。
【0038】この搬送で、上記船載せ台2が所望のとこ
ろに到達すれば、油圧シリンダ32を収縮動作させて、
昇降台15を回転テーブル16と共に下降させる。する
と、この回転テーブル16は台枠9前部から下方に離れ
る。この状態で、第1油圧制御弁50、もしくは第2油
圧制御弁53のいずれかを開いて、前油圧モータ45、
もしくは後油圧モータ47のいずれかを正転駆動させ、
搬送車5を前進させて、台枠13の後部を船載せ台2か
ら抜き出す。すると、上記船載せ台2の搬送が完了す
る。
【0039】上記搬送車5による船載せ台2の搬送時に
おいて、特に大きい走行トルクが要求されるときには、
上記船載せ台2からの負荷を、より大きく受けて、地面
3に対し大きい圧接力で接する各後輪19を駆動させれ
ばよい。即ち、このようにすれば、上記各後輪19は、
上記圧接力に基づく大きい摩擦力で地面3に接すること
となり、地面3に対する後輪19のスリップが防止され
て大きい走行トルクが得られる。
【0040】即ち、必要に応じて後輪19を駆動させれ
ば、大きい走行トルクが得られることから、搬送車5の
円滑な搬送が得られることとなっている。
【0041】なお、以上は図示の例によるが、後輪19
は左右幅寸法の長い単一の車輪であってもよい。また、
前油圧モータ45や後油圧モータ47への圧油の供給量
は、操作部22の操作により調整可能としてもよく、こ
れら前油圧モータ45と後油圧モータ47を同時に駆動
させ、つまり、前輪18と後輪19を同時に駆動させる
ようにしてもよい。また、駆動源36は、内燃機関37
に代えて電動機であってもよい。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、台枠と、この台枠の
前部に支承される前輪と、同上台枠の後部に支承される
後輪とで台車を構成し、上記台枠の前部に上記前輪の駆
動用駆動源を搭載し、同上台枠の後部に船載せ台を載置
可能としてある。
【0043】このため、上記台枠の後部に船載せ台を載
置させたときは、この船載せ台、およびこの船載せ台に
載せてある船の負荷が上記前輪に比べて後輪により大き
く与えられ、この後輪は上記負荷に応じた大きい圧接力
で地面に接することとなる。
【0044】上記構成において、駆動源により、上記後
輪の駆動を可能にしてある。このため、この後輪を駆動
させると、この後輪は上記圧接力に基づく大きい摩擦力
で地面に接することとなり、つまり、地面に対する後輪
のスリップが防止されて、大きい走行トルクが得られ
る。
【0045】よって、後輪を駆動させれば、大きい走行
トルクが得られることから、搬送車の円滑な搬送が得ら
れることとなる。
【0046】上記の場合、駆動源を内燃機関としてもよ
い。
【0047】このようにすれば、駆動源としてバッテリ
電源により駆動する電動機に比べて、十分に大きい動力
が得られて、より円滑な搬送が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図である。
【図2】全体平面図である。
【図3】図1の前部分の拡大図である。
【図4】図1の後部分の拡大図である。
【図5】図2の前部分の拡大図である。
【図6】図2の後部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 船 2 船載せ台 3 地面 5 搬送車 12 台車 13 台枠 18 前輪 19 後輪 20 操向ハンドル 36 駆動源 37 内燃機関

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台枠と、この台枠の前部に支承される前
    輪と、同上台枠の後部に支承される後輪とで台車を構成
    し、上記台枠の前部に上記前輪の駆動用駆動源を搭載
    し、同上台枠の後部に船載せ台を載置可能とした船載せ
    台用の搬送車において、 上記駆動源により、上記後輪の駆動を可能にした船載せ
    台用の搬送車。
  2. 【請求項2】 駆動源を内燃機関とした請求項1に記載
    の船載せ台用の搬送車。
  3. 【請求項3】 前輪を操向させる操向ハンドルを台車の
    前部に配設した請求項1又は2に記載の船載せ台用の搬
    送車。
JP3768094A 1994-02-10 1994-02-10 船載せ台用の搬送車 Pending JPH07223483A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101134249B1 (ko) * 2009-12-09 2012-04-12 주식회사 피엔에스 보행형 동력 견인차
JP2022142525A (ja) * 2021-03-16 2022-09-30 三菱ロジスネクスト株式会社 牽引車

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KR101134249B1 (ko) * 2009-12-09 2012-04-12 주식회사 피엔에스 보행형 동력 견인차
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