JPH072474B2 - 車輌のロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る装置 - Google Patents

車輌のロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る装置

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JPH072474B2
JPH072474B2 JP3002802A JP280291A JPH072474B2 JP H072474 B2 JPH072474 B2 JP H072474B2 JP 3002802 A JP3002802 A JP 3002802A JP 280291 A JP280291 A JP 280291A JP H072474 B2 JPH072474 B2 JP H072474B2
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アルフ イヴァン ヨハンソン
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アルフ イヴァン ヨハンソン
ベンクト ロベルト ルーセンダール
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    • B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
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    • G09B19/167—Control of land vehicles
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P30/00—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry
    • Y02P30/20—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry using bio-feedstock

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪とその接地面、例
えば道路との摩擦咬合（一般にロード・ホールディング
と呼ばれている）の状態を任意に変化させることの出来
る装置に係わり、特に乗用車において、ドライバーがス
リップし易い道路を走行する際に生ずる惧れのある横滑
りを経験できるようにして、ドライバーの訓練を可能に
した装置に関する。
【従来の技術】このようなスリップし易い道路走行に対
するドライバーの訓練を可能にするため、従来は液状の
摩擦低下材を塗布した特別の運転領域が使用されてき
た。然しながら、この方法の欠点は、各種の車の運転訓
練の為に専用の訓練コースを建設し、これに大量の摩擦
低下材を塗布しなければならなかったことである。スリ
ップし易い道路を走行するドライバーの訓練需要は極め
て大きいにもかかわらず、こうした専用訓練コースの建
設コストが高いため、各地に充分な数の訓練コースを設
置してこの需要に応えることが事実上不可能であった。
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、簡
潔な装置によって上記訓練を簡単に施行し、且つ比較的
低いコストでこれを実施できるようにしようとするもの
である。
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では、車輌の車台下面から車輌を支える車輌
担持用部材を用いて、少なくとも１個の、好ましくは４
個のキャスター・ホイールで支持し、これに車輌の下方
リンク・アームまたはこれに類する部分と係合して上下
方向に位置調節を可能にした支持部材を装備し、前記車
輌担持用部材を複数個のキャスター・ホイールで支持す
る場合には、同じく上下方向の位置調節を可能とし、且
つ車輌の後部ショック・アブソーバー・アタッチメント
若しくは、これに類する部分と適当に係合される支持部
材を装備させる。最も一般的な４輪自動車の場合に好ま
しい手段としては、前記支持部材を可動となし、リンク
・アームの下方から対をなす前部可動支持部材として係
合させ、更に他の支持部材は、ショック・アブソーバー
・アタッチメントと係合する一対の後部可動支持部材と
して形成し、夫々を上下方向に位置調節を可能にする。
これら可動支持部材が、その高さにおいて、中間位置若
しくは下限位置にある時、車輌担持用部材はこれが装着
される車輌とともに随動し、これに装備される前記キャ
スター・ホイールは転動方向も定まらない空転可能な状
態となっており、車輪は車輌の重量に見合う全接触圧で
走行面と接触している。スリップを生じ易い面での走行
を再現するためには、操作部材を作動させて前後いずれ
かの支持部材、または多くの場合４個の支持部材の総て
を上昇させ、地面に対する車輌車輪の負荷を必要とする
程度まで除き、その分だけキャスター・ホイールに車輌
の荷重を移して支持する状態に調整する。車輌の下方に
配置されて、車体の下側の所定の場所と当接する部分を
具えた車輌担持用部材は、通常車輌の下面に潜り込ませ
て、同部材とキャスター・ホイールとの間に設けられる
可動支持部材が車輌を押し上げても車輌になんらの損傷
も与えないような位置で車輌を担持することができる位
置に装着される。このような位置は、一般に車輪の交換
を行なう為に車輌をジャキ・アップする位置として知ら
れている通り、前車輪であれば、操向リンケージとなる
ウイッシュボーンの連結部とか、サスペンションをなす
スプリング承座等が好ましく、後輪であれば、車輌のハ
ウジングや、ショックアブソーバ・アタッチメントが適
当であり、車輌担持用部材は、夫々が独立した部材とし
て、前輪と後輪との中間の位置で車輌を担持するために
１個取付けることでも或る程度の効果を奏し、また、前
輪の各内側で夫々車輌を担持するようにしてもよい。こ
れらの場合に、何れも、車輌担持用部材に設けられるキ
ャスター・ホイールは、車体外側に位置させるようにす
ることが好ましい。即ち、車輌の全重量を車体の前後
で、４個またはそれ以上のキャスター・ホイールに移行
分担させずに、前車輌に加わる荷重を車輌担持用部材及
び可動支持部材を介して車体の全重量の一部をキャスタ
ー・ホイールに分担させ、その前車輪に加わる荷重を、
唯１個のキャスター・ホイールに移行させようとする場
合には、前輪の中間で支える車輌担持用部材に設けられ
る空転自在なキャスター・ホイールを、同担持部材から
延長される部分に設けて車体外側に位置づけることが好
ましい。また個別の車輌担持用部材を夫々前輪の内側に
設けて、左右の各前輪部分で支え、車体の全重量の一部
を夫々車輌担持用部材と可動支持部材を介して付属する
個々のキャスター・ホイールに分担させる場合にあって
は、夫々のキャスター・ホイールが前輪の外側に位置す
るように、これらホイールを車輌担持用部材から延長さ
れた部分に設けることが好ましい。然しながら、装置の
機械的強度を増して、本発明装置を用いる前記訓練方法
をより安全に実施する上では、４輪車の場合に、車輌担
持用部材は、車体に関し、前後一対をなす部材、即ち、
左右の前輪を連ねる車体の横断方向に沿って延びる屈曲
部材の夫々の外端にキャスター・ホイールを設け、車体
を下方から抱え上げるような構造体として形成すること
が望ましい。この場合、フロント・エンジン搭載車であ
れば前輪を連ねる方向に車輌担持用部材を設けて、その
両端に装備したキャスター・ホイールに車体重量の大半
を分担させるようにするようにし、後輪には残りの荷重
を分担させてもよい。逆に、リアー・エンジン搭載車で
あれば、後輪軸に沿う屈曲型の車輌担持用部材をもって
後輪に加わる車体重量の大半を同担持部材の両端のキャ
スター・ホイールに夫々分担負荷を与えてもよい。こう
した手段は、何れも変則的な使用として考慮されるべき
で、最も望ましい車輌担持手段としては、予め前車輪を
連ねる横断方向に沿って設けられる車輌担持用部材と後
車軸に沿って車体の横断方向に延びる車輌担持用部材と
を車体の長さ方向に沿う結合部材で一体的にフレーム状
に構成して車体の全重量を前後の車輌担持用部材に夫々
設けられる全４個のキャスター・ホイールで荷重分担さ
せることである。
【作用】上記した手段によれば、車輪と走行面とのロー
ド・ホールディングの状態を適度に低下させることがで
き、場合によっては、車輌の車輪に及ぼす負荷状態を完
全に零にすることすらできる。即ち、本発明による課題
解決の基本原理は、多少ともスリップし易い走行面の条
件を簡単な部材から成る装置によって、乾燥状態の走行
面で再現することを可能にするというものである。従っ
て、特に訓練のために一時的に訓練領域を他の車が入り
込まないように閉鎖して使用するか、または空の駐車場
などのように扁平面を有する比較的広い面積領域を利用
することで、どのような乾燥した硬い路面上でも降雪状
態や連結状態にあるといった冬季の路面に相応する条件
の下で、ドライバー訓練生に対し、所要の運転技術を体
験習得させることができる。必要に応じ、特に低速運転
時においては、少なくとも一対の車輪をいずれか一方に
操向させながら横滑りを開始できるように、前記一対の
車輪に連携させたキャスター・ホイールのいずれか一方
または双方をステアリング装置によるハンドル操作で作
動させるようにすることもできる。
【実施例】本発明装置の最も好ましい実施例を添付した
図面によって説明すると、第１図乃至第４図を参照し
て、車輌担持用部材としての矩形状のフレーム１０は、
２本の長手方向ビーム１１，１２と２本のクロス・ビー
ム１３，１４とから成り、これらのクロス・ビームはそ
の両端に折れ曲がったサイド・アーム１５，１５及び１
６，１６を夫々具備する。前方のサイド・アーム１５，
１５は第４図に示すように、クロス・ビーム１４と一体
的に連結しているが、後方のサイド・アーム１６，１６
には、第３図に示すように、クロス・ビーム１３内に挿
入され、着脱自在に固定されるプラグ端１７が形成され
ている。左右の前輪と左右の後輪の為に必要とされる車
輌担持用部材を単一の部材として構成したフレーム１０
に対し設けられる各キャスター・ホイール１８は、この
実施例の場合、すべてのサイド・アーム１５，１５及び
１６，１６の外端に取り付けられる。これらのキャスタ
ー・ホイール１８，１８……によって支持されるフレ−
ム１０の上方に位置すべき車輌の前輪１９及び後輪２０
の位置を第１図上鎖線で示してある。クロス・ビーム１
３がその両側に着脱自在なサイド・アーム１６，１６を
具えているのは、車輌に車輌担持用部材としてのフレー
ム１０を装着する為に、当初段階では、それらサイド・
アーム１６，１６を外しておいて、車輌をこのフレーム
１０の後方から乗り入れ、第１図示の車輪位置に達した
後、フレーム１０の後端を引き起こしてサイド・アーム
１６，１６を夫々挿し込み、正確な位置定めのもとにフ
レーム１０の装着を容易にする為である。フレーム１０
には、車輌のフロント・サスペンションの下方リンク・
アーム２３と当接するように高さを調節できる一対の前
部可動支持部材２１，２２を設けてある（第１図、第２
図参照）。さらに一対の後部可動支持部材２４，２５を
設けてあり、これも高さを調整すことができるように
し、これらは、図示の場合、車輌の後部ショック・アブ
ソーバ・アタッチメント３３と当接するようにしてあ
る。前部可動支持部材２１，２２は枢着されたリフト・
レバー部材を含み、第２図、第６図、第７図に示すよう
に各リフト・レバー部材は長手方向ビーム１１，１２に
回転自在に取り付けた横断シャフト２７に固定したカム
２６によって作動し、油圧シリンダー２９として構成し
た操作部材により前記横断シャフト２７に固定されてい
るアーム２８が操作されると、これが前記カム２６を旋
回させることになる。後部可動支持部材２４，２５に
は、第２図及び第５図並びに第９図乃至第１１図に示す
ように、対応する後部ショック・アブソーバ・アタッチ
メント３３と係合するように、上縁に切欠３２を形成し
たリフト・プレート３０を設けてある。リフト・プレー
ト３０は第９図〜第１１図に示す長手方向のビーム１
１，１２に固定した位置ぎめ部材３４内に配置されてい
る。リフト・プレート３０の下端は、第５図に示すよう
に、回転可能なシャフト３６の各端に固定されたカム３
５の上に載せられている。第２図示のように、シャフト
３６に固定されたアーム３７を油圧シリンダー３８とし
て構成されている操作部材によって旋回させることによ
って、リフト・プレート３０及び後部可動支持部材２
４，２５を持ち上げることができる。本発明の装置を使
用するには、先ず後方のサイド・アーム１６，１６を取
り外し、車輌の車輪１９，２０が第１図に示す位置に来
るようにフレーム１０の上まで車輌を運転誘導してか
ら、例えばてこを利用してフレーム１０の後端を持ち上
げ、後方のサイド・アーム１６，１６をこれに取り付け
たキャスター・ホイール１８，１８と共に第１図に示す
位置に取り付ける。前部可動支持部材２１，２２を比較
的軽く車輌のリンク・アーム２３と当接させる。後部可
動支持部材２４，２５も比較的軽く車輌のショック・ア
ーブソーバ・アタッチメント３３と当接させ、リフト・
プレート３０の切欠を有する上端切欠部をショック・ア
ブソーバ・アタッチメント３３との継ぎ手として作用さ
せることにより、フレーム１０が車輌とともに推進移動
できるようにする。それ自体は公知の態様で、配管及び
弁箱を介して油圧シリンダー２９，３８を油圧モータと
接続し、車のバッテリーに接続した電動機によってこの
油圧モータを駆動する。弁箱には訓練を受けるドライバ
ーの横に教官が坐る場合に手動操作できる調節部材を組
み込むこともできる。公知の装置を利用して無線信号に
よるリモートコントロール方式でもこの調節部材を作動
させ得るようにすることも出来、これにより教官は別の
車で訓練を受けるドイイバーの車を追従し、教官の車か
ら油圧シリンダー２９，３８を上記発信信号で操作し、
訓練用の車のロード・ホールディング状態を制御するこ
とができる。即ち、車輌による車輪荷重を適度にキャス
ター・ホイール１８，１８へ移行させ、その分だけ走行
面に対する車輪の接触圧を低下させることができる。図
示の実施例では前部可動支持部材２１，２２を共通の油
圧シリンダー２９によって作動させることができ、同様
に後部可動支持部材を共通の油圧シリンダー３８によっ
て作動させることができるようにしてある。ただし、そ
れぞれの可動支持部材２１，２２及び同２４，２５を専
用の操作部材、例えば油圧シリンダーによって個別に作
動させるように構成してもよいことは勿論である。キャ
スター・ホイール１８，１８……を別に設ける油圧シリ
ンダーのような操作部材の制御下にフレーム１０に対し
て上下移動させることもでき、車台が下方リンク・アー
ム２３及びショック・アブソーバ・アタッチメント３３
を介してフレーム１０の固定点と当接するように装置を
構成しても本発明の範囲内で所期の成果を得ることがで
きる。このような実施例においては、４個のキャスター
・ホイール１８のすべてを第１２図に符号１８Ａで示す
ように構成するが、前部支持部材及び後部支持部材を上
下動自在に構成せずに、フレーム１０に固定連結し、第
１２図に示したような上下方向に調節可能なキャスター
・ホイール部材４０または第１３図に示したような上下
方向調節可能なキャスター・ホイール部材４１によっ
て、フレーム１０が持上げられると、それにより車輌担
持用部材が車台と直接的に係合されるように形成するこ
とになる。第１２図では、油圧シリンダー４３の端部に
軸支され、同シリンダー４３内の任意の位置に移動させ
ることのできるピストン４４が装着されている垂直シャ
フト４２によってその軸周を回転させることのできるキ
ャスター・ホイール１８Ａを示してある。作動油は複動
油圧シリンダーを用いて公知の態様で供給し、または抜
き取ることができる。この場合、油圧パイプに対応させ
て上部パイプ連結部４５及び下部パイプ連結部４６を設
けてある。油圧シリンダー４３は弯曲した前記サイド・
アーム１６，１６を貫通し、これらアームに固定されて
おり、４個のキャスター・ホイール１８Ａのすべてがこ
のようなキャスター・ホイール部材４０及びピストンを
含むシリンダーを具備する。このようにすると、キャス
ター・ホイール１８Ａは個別に接地するか、あるいは一
対ずつ、または４個のキャスター・ホイール１８Ａ全部
を垂直方向に押下して上限位置と図示の下限位置との中
間位置の間で移動させることができる。キャスター・ホ
イール１８Ａを押下すると同時に車輌担持用部材が持ち
上げられて、車輪と路面とのロード・ホールディング状
態が次第に低下する。第１２図示の実施例では、固定さ
れた前後支持部材が、車輌担持用部材を押し上げること
になり、これにより車輌担持用部材は車台と結合して連
結されることになるから、本発明装置を異なる車種と併
用する際に調節が容易となる利点がある。他の実施例と
して示した第１３図示のものでは、キャスター・ホイー
ル部材４１が、旋回アーム４７上にキャスター・ホイー
ル１８Ｂを具備しており、旋回アーム４７は、アーム１
６に固定した軸受筐体４９で回転自在に軸支された垂直
シャフト４８によって支持される。旋回アーム４７は油
圧シリンダー５０によって旋回を与えられて、キャスタ
ー・ホイール１８Ｂを所期の位置まで上下に移動させる
ことにより、車輌担持用部材を持ち上げて車輪と路面と
の接触圧を調節し、車輪によるロード・ホールディング
の状態を所望のレベルに調定することができる。
【発明の効果】上記のような構成により、本発明の装置
によれば、キャスター・ホイールを具えた車輌担持用部
材上で作動する油圧装置のような操作部材をもって、車
輌担持用部材上の可動支持部材により車輌を押し上げ、
その反力として、車輌の車輪が地面に対して及ぼす荷重
を前記キャスター・ホイールに移行させることができ、
また油圧装置のような操作部材を作動させて車輌担持用
部材またはこれに固定された支持部材によって車輌を押
し上げて、直接的に車輌による荷重をキャスター・ホイ
ールに移行させることができ、何れの場合にあっても、
キャスター・ホイールに移す荷重を適宜調節して、走行
車輌のロード・ホールディング状態を低減変化させ、訓
練用の走行車輌の接地車輪による路面グリップ機能を弱
めて、あたかも濡れた路面や降雪道路、若しくは凍結道
路の上を走行しながらのハンドル操向操作により生ずる
スリップ状態を安易に再現させることができるので、そ
うした路面上の運転訓練用に供して絶大な効果を発揮す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明装置の平面図である。
【図２】その側面図である。
【図３】第１図中の３−３線に沿った縦断正面図であ
る。
【図４】前方クロス・ビーム部分の正面図である。
【図５】上下動自在な後部支持部材の１つを示す一部拡
大縦断側面図である。
【図６】旋回リフト・レバーとして構成した上下動自在
な前記支持部材を略示する正面図である。
【図７】前部支持部材の１つを一部上昇した状態で示す
斜視図である。
【図８】この支持部材を降下状態で示した斜面図であ
る。
【図９】第９図は一方の後部支持部材のリフト・プレー
トをビームに設けた位置ぎめ部材とともに示す斜面図で
ある。
【図１０】第１０図は後部支持部材のリフト・プレート
を位置ぎめ部材に取り付けた状熊で示す斜面図である。
【図１１】第１１図は一方の後部キャスター・ホイール
を車輌担持用部材から取り外すことのできるアームに取
り付けた状態で示す斜面図である。
【図１２】第１２図は４個の上下方向調節可能なキャス
ター・ホイールの１つを別の実施態様で示す縦断側面図
である。
【図１３】上下方向調節可能なキャスター・ホイールに
よる他の実施態様を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
１０ フレーム １１，１２ 長手方向のビーム １３，１４，１５，１６ クロス・ビーム １８，１８Ａ，１８Ｂ キャスター・ホイール ２１，２２ 前部可動支持部材 ２４，２５ 後部可動支持部材 ２３ リンク・アーム ２６，３５ カム ２９，３８，４３，５０ 油圧シリンダー ３０ リフト・プレート ３５ カム ４０，４１ キャスター・ホイール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルーセンダール ベンクト ロベルト スウェーデン国，エス‐621 46 ヴィス ビュー，ヒュムレゴッツヴェーゲン 14 (56)参考文献 実開 昭59−126767（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭29−1010（ＪＰ，Ｂ１)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車輌の下方に配置され、車体の下側の所
    定の場所と当接する部分を具えた車輌担持用部材と、こ
    の車輌担持用部材に設けられ少なくとも１個の空転自在
    なキャスター・ホイールと、前記車輌担持用部材上に設
    けられる少なくとも１個または一対の可動支持部材と、
    前記車輌担持用部材上に設けられ、前記可動の支持部材
    を上下の方向に作動させ、上方向の作動により前記可動
    の支持部材を車体の下側の前記所定の場所と当接させ
    て、同車輌担持用部材を車体と結合させたまま押し上げ
    る操作部材とから成り、この操作部材を作動させること
    により、車輌を前記車輌担持用部材とともに押し上げ
    て、該車輌の車輪に及ぼされている荷重の一部を前記キ
    ャスター・ホイールに移行させ、該車輪が接地する接地
    圧を低減させることを特徴とする車輌のロード・ホール
    ディング状態を任意に変化させ得る装置。
  2. 【請求項２】 前記車輌担持用部材が、車輌の前輪間ま
    たは前輪の内外側近傍に着脱自在に設けられ、前記可動
    の支持部材の上方向の作動により、車輌を車輌担持用部
    材とともに押し上げた際にも、車輌との一体的固着状態
    が維持されている請求項１記載の車輌のロード・ホール
    ディング状態を任意に変化させ得る装置。
  3. 【請求項３】 前記車輌担持用部材が、車輌の後輪間ま
    たは後輪の内外側近傍に着脱自在に設けられ、前記可動
    の支持部材の上方向の作動により、車輌を車輌担持用部
    材とともに押し上げた際にも、車輌との一体的固着状態
    が維持されている請求項１記載の車輌のロード・ホール
    ディング状態を任意に変化させ得る装置。
  4. 【請求項４】 車輌の後輪の近傍に配置される前記車輌
    担持用部材が、車体の長手方向と交差するクロス・ビー
    ムの両端に着脱自在に設けられている請求項１記載の車
    輌のロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る
    装置。
  5. 【請求項５】 車輌の前輪の近傍に配置される前記車輌
    担持用部材が、車体の長手方向と交差するクロス・ビー
    ムの両端に着脱自在に設けられている請求項１記載の車
    輌のロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る
    装置。
  6. 【請求項６】 前記車輌担持用部材が、車輌の各車輪の
    近傍域で位置を占める全４個のキャスター・ホイールを
    具備している請求項１記載の車輌のロード・ホールディ
    ング状態を任意に変化させ得る装置。
  7. 【請求項７】 前記可動支持部材が、車体の前後で車体
    の下側の場所と当接させるための前部可動支持部材と、
    後部可動支持部材とを具えている請求項１記載の車輌の
    ロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る装
    置。
  8. 【請求項８】 前記操作部材が、油圧式シリンダーで構
    成されている請求項１記載の車輌のロード・ホールディ
    ング状態を任意に変化させ得る装置。
  9. 【請求項９】 前記操作部材が、機械式圧上部材で構成
    されている請求項１記載の車輌のロード・ホールディン
    グ状態を任意に変化させ得る装置。
  10. 【請求項１０】 前記操作部材が、電動式圧上部材で構
    成されている請求項１記載の車輌のロード・ホールディ
    ング状態を任意に変化させ得る装置。
  11. 【請求項１１】 前記少なくとも１個のキャスター・ホ
    イールが、一対の車輪と連携して、一対の車輪を左右何
    れか一方に操向させた際に、前記操作部材と協働して作
    動するようになされた請求項１記載の車輌のロード・ホ
    ールディング状態を任意に変化させ得る装置。
  12. 【請求項１２】 前記操作部材が、訓練用の車輌とは別
    の走行車輌に登載された無線発信機の発信信号によって
    リモート・コントロール方式で制御されるようになされ
    た請求項１記載の車輌のロード・ホールディング状態を
    任意に変化させ得る装置。
  13. 【請求項１３】 前記前部可動支持部材が、車体のリン
    ク・アームを支承して係合する位置を占め、前記操作部
    材によって回転するシャフトの端部に設けられたカムに
    より上下方向に作動される請求項７記載の車輌のロード
    ・ホールディング状態を任意に変化させ得る装置。
  14. 【請求項１４】 前記後部可動支持部材が、車体のショ
    ック・アブソーバー・アタッチメントを支承して係合す
    る位置を占め、前記操作部材によって回されるシャフト
    の端部に設けられたカムにより上下方向に作動される請
    求項７記載の車輌のロード・ホールディング状態を任意
    に変化させ得る装置。
  15. 【請求項１５】 前記操作部材が、訓練用の車輌に登載
    されたバッテリーを電源として作動するモーターにより
    駆動される油圧シリンダーから成る請求項８記載の車輌
    のロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る装
    置。
  16. 【請求項１６】 車輌の下方に配置され、車体の下側の
    所定の場所と当接する部分を具えた車輌担持用部材と、
    この車輌担持用部材に設けられる少なくとも１個の空転
    自在なキャスター・ホイールと、前記車輌担持用部材と
    前記キャスター・ホイールとの間に位置して車輌担持用
    部材を車輌とともに押し上げる操作部材とから成り、こ
    の操作部材を作動させることにより、車輌を前記車輌担
    持用部材とともに押し上げて、該車輌の車輪に及ぼされ
    ている荷重の一部を前記キャスター・ホイールに移行さ
    せ、該車輪が接地する接地圧を低減させることを特徴と
    する車輌のロード・ホールディング状態を任意に変化さ
    せ得る装置。
  17. 【請求項１７】 前記操作部材が、サイド・アームに設
    けられた油圧シリンダーとして構成され、そのピストン
    と一体の垂直シャフトにより、前記キャスター・ホイー
    ルが支持されている請求項１６記載の車輌のロード・ホ
    ールディング状態を任意に変化させ得る装置。
  18. 【請求項１８】 前記操作部材が、前記着脱自在な弯曲
    乃至屈曲形状をもつサイド・アームに設けられた油圧シ
    リンダーとして構成されている請求項１６記載の車輌の
    ロード・ホールディング状態を任意に変化させ得る装
    置。
  19. 【請求項１９】 前記操作部材が、サイド・アームに突
    設された垂直シャフトの下方に設けられた旋回アームの
    一端と連結され、その他端に前記キャスター・ホイール
    が支持されている請求項１６記載の車輌のロード・ホー
    ルディング状態を任意に変化させ得る装置。
  20. 【請求項２０】 前記操作部材が、油圧シリンダーで構
    成され、サイド・アームに突設された垂直シャフトの下
    方に設けられた旋回アームの一端と連結され、その他端
    に前記キャスター・ホイールが支持されている請求項１
    ９記載の車輌のロード・ホールディング状態を任意に変
    化させ得る装置。
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