JP2604336Y2 - ダンプ運搬車 - Google Patents

ダンプ運搬車

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JP2604336Y2
JP2604336Y2 JP1993047806U JP4780693U JP2604336Y2 JP 2604336 Y2 JP2604336 Y2 JP 2604336Y2 JP 1993047806 U JP1993047806 U JP 1993047806U JP 4780693 U JP4780693 U JP 4780693U JP 2604336 Y2 JP2604336 Y2 JP 2604336Y2
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JP
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hydraulic device
chassis
lift
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arm
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浩昭 永井
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ATECS CORP
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  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、土砂等の運搬に使用す
るダンプ荷台付運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】ダンプ荷台付運搬車は、クローラ型ある
いは車輪型の走行装置を具備している。この運搬車でク
ローラあるいは車輪の交換および保守点検をする場合に
は車台をリフトする設備のある整備場へ運搬車を持参し
たり、車台の片側を浮かせるためジャッキを用いたりし
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記の如く、運搬車を
整備場へ持ち込んだり、ジャッキを用いて車台の片側を
浮かせる作業は、面倒である。また、クローラあるいは
車輪の交換および保守点検をする場合には、車台全体を
浮かせた方が都合が良いが、その為には車台をリフトす
る設備が必要である。そこで、本考案では、走行装置の
保守点検を行い易くすることを課題として次の如く構成
した。
【0004】
【課題を解決するための手段】車台2に対しダンプ作動
可能な荷台1と、車台2を浮上支持可能に連動して起伏
自在の前後複数のリフトアーム3,8を設ける運搬車で
あって、荷台1とリフトアーム3との間に油圧装置5を
介装すると共に、該油圧装置5の両端の枢軸21,22
に選択係合可能で、両端にフック状の係合部を形成する
作動規制具6を車台2に設け、該作動規制具6を操縦操
作部に設けた切換操作具7で切替可能に連結してなるダ
ンプ運搬車の構成した。
【0005】
【考案の作用及び効果】本考案では、1個の油圧装置
で荷台1のダンプ作動あるいは複数のリフトアーム3,
8を同時に回動接地して車台2全体を浮かせる状態にで
きるようにしている。荷台1をダンプ作動させる場合に
は、機体の操縦操作位置にて切換操作具7を操作して
上下端をフック形状とした作動規制の下側のフック
油圧装置5の枢軸22に係合した後に、油圧装置5を
伸長させて荷台1をダンプ状態にする。
【0006】車台2を浮かせて走行装置の保守点検を行
う場合には、機体の操縦操作位置にて切換操作具7を操
作して作動規制の上側のフックを油圧装置5の枢軸
21に係合した後に、油圧装置5を伸長させて、リフト
アーム3を接地させて車台2を浮かせる。この時、リフ
トアーム3の回動動作に連動して、リフトアーム8もリ
フトアーム3と同様の回動動作を行って接地し、車台2
の全体を浮かせることができる。 この考案は、前述の如
く構成するものであるから、荷台1のダンプ作動また
は、複数のリフトアーム3,18を同時に回動接地させ
車台2全体を浮上させるリフト作動とを、荷台1とリフ
トアーム3間に設ける一個の油圧装置5と油圧装置5両
端の枢軸21,22に選択係合可能な作動規制具6の切
替によって行えるものであり、特に、十分な強度を有し
油圧装置5両端に装備されている枢軸21,22を、作
動規制具6で選択係合するものであるから、構成を簡略
化できると共 に、強度上も十分である。 さらに、油圧装
置5伸長時には、フック状係合部と枢軸21または22
が確実に係合しており、誤操作等により前記切換操作具
7を操作しても係合が外れることがなく安全であると共
に、該切換操作具7の操作は機体の操縦操作位置にて行
えるので、操縦者が車台2下へもぐり込む等の面倒な操
作の必要がない。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。クローラ10からなる走行装置を具備した
車台2の上部には、前部に荷台1を枢支軸11で枢着
し、後部に原動機や油圧ポンプを内装した原動ボックス
12を搭載している。原動ボックス12の上部から後方
へ向けてループ状のハンドル杆13を突設し、このハン
ドル杆13にサイドクラッチレバー14を立設してい
る。
【0008】原動ボックス12上には、油圧装置5を伸
長させる油圧作動レバー15と後述する切換操作具7と
なるレバーを立設し、原動ボックス12の後側に変速レ
バー16を立設している。車台2には、前後の左右にわ
たって支持軸17,18を横架軸支している。この支持
軸17,18の両端部にリフトアーム8を固着して
いる。また、前側の支持軸17は、油圧装置5のシリ
ンダケース側を枢支するアーム4を回動自在に固着し、
後側の支持軸18には、アーム19を回動自在に固着し
ている。そして、前側のアーム4と後側のアーム19を
連結ロッド20で連結している。さらに、アーム4,1
9は、それぞれリフトアーム3,8に固着してある。
って、リフトアーム3の回動動作は、連結ロッド20に
よってリフトアーム8へ伝わり、リフトアーム8もリフ
トアーム3と同様の回動動作を行う。
【0009】油圧装置5は、ピストンロッド側を荷台1
の底面に軸21で枢支し、シリンダケース側を前記アー
ム4の下端に軸22で枢支している。従って、油圧装置
5のピストンロッド側が伸長すると荷台1がダンプし、
シリンダケース側が伸長するとアーム4の回動に伴って
リフトアーム3,8が下方へ回動して車台2全体を持ち
上げるようになる。
【0010】6は、油圧装置5の伸長方向を規制する作
動規制具で、中心部を枢支軸23にて車台2に回動可能
に枢支している。そして、該作動規制部材6は、その上
下端部をフック形状とすることで、油圧装置5のピスト
ンロッド側軸21あるいは、シリンダケース側軸22に
選択係合可能にしている。また、この作動規制6は、
引張ばね24によって下端が軸22に係合し上端が軸2
1から外れる位置となるようにしている。従って、通常
は油圧装置5を伸長させると作動規制具6の下端が油圧
装置5のシリンダケース側を規制して、ピストンロッド
側を伸長させて、荷台1がダンプ状態となるようにして
いる。
【0011】また、作動規制6は前記原動ボックス1
2上の切換操作7とロッド25で連結しており、該切
換操作具7を操作することで、ロッド25を介して回動
し、上下端部に設けたフック状の係合部の係合をシリン
ダケース側軸22からピストンロッド側軸21に切換え
ることで、油圧装置5のピストンロッド側を規制して、
シリンダケース側を伸長させてリフトアーム3,8
動して車台2全体を持ち上げるようにしている。
【0012】以上の構成であるから、平時は、油圧作動
レバー15を機体操縦操作位置にて操作すると荷台1が
ダンプし、クローラ10の交換等の際には切換操作
同じく機体操縦操作位置にて操作した後、油圧作動レ
バー15を操作するだけで、リフトアーム3,8が回動
して車台2全体を浮かせた状態となり、クローラ10の
交換作業が行い易くなる。さらに、油圧装置5伸長時に
は、作動規制部6のフック状係合部と枢軸21あるいは
22が確実に係合して、該操作により切換操作具7を操
作しても係合が外れることがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の拡大側面図である。
【図2】全体の側面図である。
【符号の説明】
1 荷台 2 車台 3 リフトアーム 5 油圧装置 6 作動規制 7 切換操作具8 リフトアーム 21 枢軸 22 枢軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台(2)に対しダンプ作動可能な荷台
    (1)と、車台(2)を浮上支持可能に連動して起伏自
    在の前後複数のリフトアーム(3),(8)を設ける運
    搬車であって、荷台(1)とリフトアーム(3)との間
    に油圧装置(5)を介装すると共に、該油圧装置(5)
    の両端の枢軸(21),(22)に選択係合可能で、両
    端にフック状の係合部を形成する作動規制具(6)を車
    台(2)に設け、該作動規制具(6)を操縦操作部に設
    けた切換操作具(7)で切替可能に連結してなるダンプ
    運搬車。
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