JPH07223428A - 電気自動車用空調装置 - Google Patents
電気自動車用空調装置Info
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- JPH07223428A JPH07223428A JP6097302A JP9730294A JPH07223428A JP H07223428 A JPH07223428 A JP H07223428A JP 6097302 A JP6097302 A JP 6097302A JP 9730294 A JP9730294 A JP 9730294A JP H07223428 A JPH07223428 A JP H07223428A
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Abstract
状態で走行による騒音の発生が少ない状態では、空調制
御によるコンプレッサの回転により発生する騒音を極力
低減する。 【構成】 コントロールユニット47はインバータ46
に制御信号を与えてコンプレッサ24のコンプレッサモ
ータ26の回転数を制御して空調制御の設定出力に応じ
た空調運転を行う。空調制御の設定出力は各種センサ出
力やコントロールパネル50の設定状態に応じて演算さ
れる。静音スイッチ53はコントロールパネル50に設
けられる。この静音スイッチ53のオン状態では、車速
センサ63による車速が5km/h以下でコンプレッサ
モータ26の回転数が4000以上であるときにはそれ
以上とならないように制限する。これにより、空調運転
を実行しながら、走行により発生する騒音に対して空調
により発生する騒音を低く抑えることができる。
Description
冷媒回路のコンプレッサを空調制御の設定出力に応じて
コンプレッサモータの回転数を制御するようにした電気
自動車用空調装置に関する。
て、車載バッテリにより回転駆動される走行モータを駆
動源とした電気自動車が実用化されつつある。そして、
電気自動車においても、ガソリン内燃機関の自動車と同
様にして空調装置を搭載することが行われつつある。
環させる冷媒により冷暖房および除湿等の空調制御を行
うようになっており、冷媒は冷凍サイクルを構成するコ
ンプレッサにより圧縮されるようになっている。そし
て、電気自動車においては、コンプレッサの回転駆動を
車載バッテリにより電気的に回転駆動されるコンプレッ
サモータを駆動源としている。
においては、走行用モータは概ね車両の走行速度に対応
した回転数で回転駆動されるので、走行速度が速くなる
ほど発生する騒音も大きくなる傾向にある。したがっ
て、走行中にコンプレッサモータが回転駆動される場合
には、そのコンプレッサモータが発生する騒音は車室内
の乗員に対してそれほど気にならない程度である。
状態では、走行用モータにより発生される騒音は少なく
なり、車室内においても静かな状態となるはずである
が、このとき、空調装置が運転状態にあると、その空調
制御の設定出力状態によってはコンプレッサモータが高
速度で回転駆動される場合があり、乗員にとっては非常
に耳障りな騒音となる場合がある。
の走行速度に関係なく車室内の空調制御を優先的に行い
たい場合には、停車中あるいは低速度走行状態で空調装
置から騒音が発生しても許容できるが、車室内の静音状
態を優先して空調制御による騒音の発生を抑制したい場
合には、環境状態によっては空調装置を停止するなどの
措置を講じる必要があり、その場合には、空調制御が完
全に停止されてしまうという不具合がある。
調運転を行う場合にバッテリの放電量を節約して走行に
必要な電力を確保するために、空調運転を実施しようと
する場合には、夜間などのバッテリへの充電中に外部電
源から給電されているときに予備的に空調運転を実施し
て車室内を所定温度に空調するようにしたプレ空調運転
と称される空調運転を実施することがある。ところが、
このように夜間に空調運転を実施することは、周囲の環
境が静寂な場合にはコンプレッサの運転により発生する
騒音が問題となるため、自動車の保管場所に防音設備な
どが施されていない場合には使用しにくいものである。
で、その目的は、車両が停止あるいは低速度のときに空
調運転を実施する場合や、夜間等の充電期間中にプレ空
調運転を実施する場合には、コンプレッサの運転による
騒音の発生を極力低減することにより、使用者や周辺住
民に不快感を与えないようにすることができる電気自動
車用空調装置を提供することにある。
搭載されるものであって、冷媒回路を流通する冷媒と室
内熱交換器を通過する車室内空気との間で熱交換を行っ
て空調運転を行うようにした電気自動車用空調装置を対
象とするものであり、空調制御の設定出力に応じて前記
冷媒回路に設けられるコンプレッサのモータの回転数を
制御する回転制御手段と、車速を検出する車速センサ
と、前記コンプレッサモータの回転数を一定回転数以下
に制限する回転数制限手段と、前記車速センサにより検
出された車速が所定速度以下であるときに前記回転数制
限手段を介して前記回転制御手段を駆動することにより
前記コンプレッサモータの回転数を一定回転数以下に制
限する静音制御動作を行なわせる静音制御手段とを設け
て構成したところに特徴を有するものである。
段を、前記車速センサにより検出された車速が所定速度
以下である場合でも、そのときの空調制御に必要な前記
コンプレッサモータの回転数が所定上限値以上であると
きには、前記静音制御動作を無効化してそのコンプレッ
サモータを必要な回転数で駆動制御するように構成する
と良い。
動車の運転席部に静音スイッチを設け、前記制御手段
を、前記静音スイッチの操作状態でのみ前記静音制御動
作を実行するように構成することもできる。
ものであって、冷媒回路を流通する冷媒と室内熱交換器
を通過する車室内空気との間で熱交換を行って空調運転
を行うようにした電気自動車用空調装置を対象とするも
のであり、空調制御の設定出力に応じて前記冷媒回路に
設けられるコンプレッサのモータおよび室外熱交換器の
冷却用送風機の回転数を制御する回転制御手段と、車速
を検出する車速センサと、前記コンプレッサモータおよ
び前記冷却用送風機の回転数を一定回転数以下に制限す
る回転数制限手段と、前記車速センサにより検出された
車速が所定速度以下であるときに前記回転数制限手段を
介して前記回転制御手段を駆動することにより前記コン
プレッサモータおよび冷却用送風機のの回転数を一定回
転数以下に制限する静音制御動作を行なわせる静音制御
手段とを設けて構成したところに特徴を有する。
手段を、前記車速センサにより検出された車速が所定速
度以下である場合でも、そのときの空調制御に必要な前
記コンプレッサモータの回転数が所定上限値以上である
ときには、前記静音制御動作を無効化して前記コンプレ
ッサモータおよび冷却用送風機を必要な回転数で駆動制
御するように構成すると良い。
動車の運転席部に静音スイッチを設け、前記制御手段
を、前記静音スイッチの操作状態でのみ前記静音制御動
作を実行するように構成することもできる。
ものであって、冷媒回路を流通する冷媒と室内熱交換器
を通過する車室内空気との間で熱交換を行って空調運転
を行うようにした電気自動車用空調装置を対象とし、空
調制御の設定出力に応じて前記冷媒回路に設けられるコ
ンプレッサのモータの回転数を制御する回転制御手段
と、車速を検出する車速センサと、前記コンプレッサの
吐出圧力を検出する圧力検出手段と、空調制御の設定出
力に応じた前記コンプレッサモータの必要回転数と前記
圧力検出手段による前記コンプレッサの吐出圧力とから
推定される発生騒音レベルを演算する演算手段と、前記
コンプレッサモータの回転数を低下させるように制御す
る回転数制限手段と、前記車速センサにより検出された
車速が所定速度以下であるときに前記回転数制限手段を
介して前記コンプレッサモータを駆動することにより前
記推定される発生騒音レベルが前記騒音基準レベル以下
となるように回転数を制御する静音制御動作を行なわせ
る静音制御手段とを設けて構成したところに特徴を有す
る。
スイッチを設け、前記制御手段を、前記静音スイッチの
操作状態でのみ前記静音制御動作を実行するように構成
することができる。
テリの充電時に前記車室内を予備的に空調するようにし
たプレ空調運転モードを有する電気自動車用空調装置を
対象として、前記演算手段を、前記プレ空調運転が実施
されているときには、前記騒音基準レベルよりも低く設
定されたプレ空調運転用騒音基準レベルに基づいて演算
を実施するように構成すると良い。
ば、静音制御手段は、車速センサからの車速検出出力が
所定値を超えている場合には、回転制御手段によりコン
プレッサモータを回転駆動制御して空調制御の設定出力
に応じた空調運転を実施し、車速センサからの車速検出
出力が所定値以下である場合には、回転数制限手段を介
して回転制御手段によりコンプレッサモータを回転駆動
制御することにより、例えば、空調制御の設定出力に応
じたコンプレッサモータの回転数が一定回転数以上であ
る場合でも、その一定回転数を超えないような回転数に
制限する静音制御動作による空調運転を実施するように
なる。
ータにより発生される騒音が少ない場合に対応して、空
調制御のコンプレッサモータによる騒音の発生を抑制し
ながら空調運転を行うことができるので、車室内の乗員
にとって空調制御による空調能力の低下を許容範囲内と
しながら静かな状態を保持することができるようにな
る。
れば、車速センサからの車速検出出力が所定値以下であ
っても、その状態における空調制御の設定出力によるコ
ンプレッサモータの回転数が所定上限値以上である場合
には、静音制御手段は、静音動作制御よりも空調制御を
優先させ、回転数制限手段によるコンプレッサモータの
回転数制限を行う静音制御動作を無効化させて通常の空
調制御を行うようになり、車室内の空調環境が迅速な空
調制御を必要とする場合にはこれを優先させて迅速に空
調制御を行って乗員にとって不快感が生ずることがなく
なるようにすることができる。
れば、上記のような静音制御動作を使用者により運転席
部から静音スイッチを操作すれば実行させることができ
るので、使用者が必要に応じて空調制御を優先するか静
音制御を優先するかの選択ができるようになる。
れば、前記請求項1における動作に加えて、室外熱交換
器に冷却用送風機を備えた空調装置においても、コンプ
レッサモータおよび冷却用送風機を同様な静音制御動作
させることができるようになり、車室内の静音制御を行
って快適な車室環境を実現することができる。
れば、車速センサからの車速検出出力が所定値以下であ
っても、その状態における空調制御の設定出力によるコ
ンプレッサモータあるいは冷却用送風機の回転数が所定
上限値以上である場合には、静音制御手段は、静音動作
制御よりも空調制御を優先させ、回転数制限手段による
コンプレッサモータの回転数制限を行う静音制御動作を
無効化させて通常の空調制御を行うようになり、車室内
の空調環境が迅速な空調制御を必要とする場合にはこれ
を優先させて迅速に空調制御を行って乗員にとって不快
感が生ずることがなくなるようにすることができる。
れば、上記のような静音制御動作を使用者により運転席
部から静音スイッチを操作すれば実行させることができ
るので、使用者が必要に応じて空調制御を優先するか静
音制御を優先するかの選択ができるようになる。
れば、静音制御手段は、車速センサからの車速検出出力
が所定値を超えている場合には、回転制御手段によりコ
ンプレッサモータを回転駆動制御して空調制御の設定出
力に応じた空調運転を実施し、車速センサからの車速検
出出力が所定値以下である場合には、次のようにしてコ
ンプレッサの回転数を制御するようになる。すなわち、
演算手段により、空調制御の設定出力に応じた前記コン
プレッサモータの必要回転数と前記圧力検出手段による
前記コンプレッサの吐出圧力とから推定される発生騒音
レベルを演算し、演算された発生騒音レベルが騒音基準
レベルを上回る場合には回転数制限手段を介して回転制
御手段によりコンプレッサモータの回転数を制限してコ
ンプレッサモータから発生される騒音レベルが前記騒音
基準レベル以下となるように回転数を制御する静音制御
動作を行なわせるようになる。
ータにより発生される騒音が少ない場合に対応して、空
調制御のコンプレッサモータによる騒音の発生を抑制し
ながら空調運転を行うことができるので、車室内の乗員
にとって空調制御による空調能力の低下を許容範囲内と
しながら静かな状態を保持することができるようにな
る。
れば、上記のような静音制御動作を使用者により運転席
部から静音スイッチを操作すれば実行させることができ
るので、使用者が必要に応じて空調制御を優先するか静
音制御を優先するかの選択ができるようになる。
れば、夜間などのバッテリ充電時に電源を利用して予備
的に空調運転を行うことによりバッテリの消耗を低減す
るようにしたプレ空調運転モードを実施しているときに
は、演算手段により、運転時に設定される騒音基準レベ
ルよりも低く設定されたプレ空調運転用騒音基準レベル
に基づいて演算を実施するようになるので、走行時と異
なる夜間などの特に静かな環境で空調運転を実施する場
合でも周囲に対して騒音の発生による悪影響を極力防止
することができるようになる。
の空調制御を行うエアコンに適用した場合の第1の実施
例について図1ないし図6を参照しながら説明する。図
2はエアコンの室内ユニットの構成を示すもので、空調
ダクト1の入口部分に設けられた内外気切換装置2は、
切換ダンパ3により内気導入口4あるいは外気導入口5
のいずれかから空気が吸入可能となるように設定する。
れ、ブロワモータ7の回転により内外気切換装置2側か
ら空気を吸入して空調ダクト1の下流側に送風するよう
になっている。この空調ダクト1は、第1ユニット8と
第2ユニット9とからなり、その第1ユニット8内には
室内第1熱交換器10が配置されており、第2ユニット
9内には室内第2熱交換器11および二つの補助ヒータ
(PTCヒータ)12,12が配置されている。
内面側に向けて吹き出すためのデフ吹出口13,乗員の
足元に吹き出すためのヒータ吹出口14,乗員の胸部に
向けて吹き出すためのベント吹出口15が設けられてい
る。この場合、ベント吹出口15はさらに先端部でセン
ター吹出口16,サイド吹出口17,18とに分岐され
ている。また、各吹出口13,14,16,17,18
にはこれらを開閉するための吹出口切換ダンパ19,2
0,21,22,23が配設されている。
の吸入圧縮吐出を行うコンプレッサ24は、密閉容器2
5内にコンプレッサモータ26(図1参照)を配設した
構成である。このコンプレッサ24の吐出通路27側に
は四方切換弁28が配設されており、吐出冷媒を室内熱
交換器10,11側もしくは室外熱交換器29側へ流れ
るように切換制御されるようになっている。室内第1熱
交換器10と室外熱交換器29とは、冷媒配管30によ
り結合されており、この冷媒配管30途中には、冷房用
のキャピラリチューブ31および暖房用のキャピラリチ
ューブ32がそれぞれ逆止弁33,34と並列に結合し
た状態に配置されている。
換器11は、主として除湿用に供されるものであり、こ
の室内第2熱交換器11と室内第1熱交換器10との間
には、除湿用のキャピラリチューブ35が接続されてい
る。この除湿用キャピラリチューブ35には、並列バイ
パス回路36が設けられ、その並列バイパス回路36に
は可逆電磁弁37が配設されている。可逆電磁弁37
は、室内第1熱交換器10から室内第2熱交換器11側
へは常時冷媒流れを許容し、逆方向の冷媒の流れは電磁
弁コイルに通電されたときに許容され、非通電時には阻
止されるようになっている。
媒回路38の一端側は、室内第1熱交換器10と冷房用
キャピラリチューブ31との間に結合されている。また
冷媒回路38の他端側は、常閉の電磁弁39を介して四
方切換弁28およびアキュムレータ40に結合されてい
る。電磁弁39は、通電状態で冷媒の流れを許容するよ
うになっている。
気液分離し、その液冷媒を貯留すると共に気体冷媒のみ
をコンプレッサ24に供給するもので、その容量は例え
ば全冷媒充填量の50〜100%を収容可能なものが使
用されている。また、本実施例におけるアキュムレータ
40は、実際にはコンプレッサ24内部に直接取り付け
られる第1アキュムレータ41とコンプレッサ24とは
別途に設けられた第2アキュムレータ42とから構成さ
れている。そして、コンプレッサ24,アキュムレータ
40および四方切換弁28等によりコンプレッサユニッ
ト43が構成される。
状態で示す図4において、冷却用送風機44,45を備
えた室外熱交換器29は、コンプレッサユニット43に
接続されており、冷房運転時および暖房運転時ともに十
分に室外空気を取り入れて冷却可能となるように配置さ
れている。また、コンプレッサ24のコンプレッサモー
タ26の回転速度を制御する回転制御手段としてのイン
バータ46およびコントロールユニット47は、電気ボ
ックス48に収納されている。そして、運転席の前方の
ダッシュボード49には、使用者が操作するためのコン
トロールパネル50が配設されている。
において、その上方部分には、吹出口を切り換えるため
の吹出モード切換スイッチ群51が設けられ、その下の
部分には風量切換スイッチ52,静音スイッチ53,内
外気切換スイッチ54が配設され、その下には運転モー
ドを切り換える運転モード切換スイッチ群55が設けら
れ、最下部には設定温度を調節するための温度調節レバ
ー56が配設されている。
切換ダンパ19,20,21,22,23を開閉制御す
ることにより車室内へ吹き出す空調空気の方向を切り換
え設定するためのもので、乗員の頭胸部への吹き出し設
定を行うベントモードスイッチ51a,乗員の頭胸部お
よび足元の双方への吹き出し設定を行うバイレベルモー
ドスイッチ51b,乗員の足元への吹き出し設定を行う
ヒータモードスイッチ51c,乗員の足元および前面窓
ガラス内面の双方への吹き出し設定を行うヒータデフモ
ードスイッチ51dおよび前面窓ガラス内面に吹き出し
設定を行うデフモードスイッチ51eから構成されてい
る。
止,送風運転,冷房運転,暖房運転および除湿運転のそ
れぞれに切り換えるための停止スイッチ55a,送風ス
イッチ55b,冷房スイッチ55c,暖房スイッチ55
dおよび除湿スイッチ55eから構成されている。
行しているときにはエアコンの運転による騒音の発生を
抑制して静寂な車室内空間を設定するために設けられた
もので、後述するように、具体的には走行速度が一定値
以下となったときにコンプレッサ24の回転数を所定回
転数以下となるように通電状態を制御させるためのもの
である。なお、上述の各種スイッチ51〜55のそれぞ
れには、その操作状態を表示するインジケータが設けら
れている。
ントロールユニット47は周知のCPU,RAM,RO
Mなどを含んで構成されるもので、あらかじめ空調制御
プログラムが記憶設定されており、コントロールパネル
50からの操作指示に従って後述する空調制御を実行す
るようになっている。そして、このコントロールユニッ
ト47は、本発明でいうところの回転数制限手段および
静音制御手段としての機能を兼ね備えている。
ールパネル50の各種スイッチ群51,52,53,5
4,55および温度調節レバー56の設定状態に応じた
信号が入力されるようになっている。また、コントロー
ルユニット47には、吐出温度検出器57,室内熱交換
器温度検出器58,室外熱交換器温度検出器59,室外
温度検出器60,圧力センサ61,コンプレッサ温度検
出器62,車速センサ63が接続され、各種検出信号が
与えられるようになっている。
ッサ24から吐出された冷媒の温度を検出する。室内熱
交換器温度検出器58は室内熱交換器10に関係する温
度としてその表面温度を検出する。室外熱交換器温度検
出器59は室外熱交換器29に関する温度としてその冷
媒温度を検出する。室外温度検出器60は車外の温度を
検出する。圧力センサ61はコンプレッサ24から吐出
された冷媒の圧力を検出する。コンプレッサ温度検出器
62はコンプレッサ24の胴体の温度を検出する。ま
た、車速センサ63は車両の走行速度を検出する。
タ46を介してコンプレッサ24のコンプレッサモータ
26に給電して駆動するようになっており、その通電電
流は電流検出器65により検出され、コントロールユニ
ット47に検出信号を与えるようになっている。
の制御対象負荷として、インバータ46,送風機6,送
風機44,45,四方切換弁28,電磁弁37,39が
接続されており、上述した各種検出器からの検出信号に
基づいて空調制御プログラムにより制御信号が生成さ
れ、これによって駆動制御されるようになっている。
しながら説明する。まず、冷房運転について説明する。
すなわち、使用者によりコントロールパネル50が操作
されて、運転モード切換スイッチ55の冷房スイッチ5
5cがオンされた場合の動作である。
空調制御のためのプログラムが記憶されており、冷房ス
イッチ55cのオンにより冷房運転制御のためのプログ
ラム(図示せず)をスタートする。コントロールユニッ
ト47は、この冷房運転時において、四方切換弁28の
流路切換をコンプレッサ24から吐出される冷媒を室外
熱交換器29側へ流入するように設定する。この場合、
可逆電磁弁37は閉じられた状態に設定されている。
ントロールパネル50の温度調節レバー56の設定位置
に応じてコンプレッサ24の回転数を設定して駆動制御
するようになっている。例えば、温度調節レバー56の
調節位置が低温側に設定されている場合にはコンプレッ
サ24の回転数を高回転数となるように制御し、高温側
に設定されている場合にはコンプレッサ24の回転数を
低回転数となるように制御するようになっている。
24により吐出された高温高圧の冷媒は室外熱交換器2
9で冷却されることにより高温のまま液化され、続いて
逆止弁34を介して冷房用キャピラリチューブ31を通
過するときに断熱膨張して低温低圧の霧状状態となって
室内第1熱交換器10に流入する。
ては、ダクト1に送風機6により導入された空気が送風
されているので、冷媒はこの空気と熱交換を行うことに
より空気の気化熱を奪って蒸発しながら空気を冷却す
る。この後、冷媒は可逆電磁弁27,室内第2熱交換器
11,四方切換弁28を介してアキュムレータ42に流
入するようになる。このアキュムレータ42においては
気冷媒と液冷媒とが分離され、気冷媒のみがコンプレッ
サ24に吸入されて圧縮されるようになる。これによ
り、冷房運転モードにおいては、温度調節レバー56の
設定に応じた冷却能力により車室内が冷却されるように
なる。
ち、使用者によりコントロールパネル50が操作され
て、運転モード切換スイッチ55の暖房スイッチ55d
がオンされた場合の動作である。
は、暖房スイッチ55dのオンにより暖房運転制御のた
めのプログラム(図示せず)をスタートすると、四方切
換弁28の流路切換をコンプレッサ24から吐出される
冷媒を室内第2熱交換器11側へ流入するように設定す
ると共に、可逆電磁弁37を開状態に設定する。
ントロールパネル50の温度調節レバー56の設定位置
に応じてコンプレッサ24の回転数を設定して駆動制御
するようになっている。例えば、温度調節レバー56の
調節位置が低温側に設定されている場合にはコンプレッ
サ24の回転数を低回転数となるように制御し、高温側
に設定されている場合にはコンプレッサ24の回転数を
高回転数となるように制御するようになっている。
24により吐出された高温高圧の冷媒は、可逆電磁弁3
7が開状態となっていることから、室内第2熱交換器1
1および室内第1熱交換器10の双方において凝縮され
るようになる。すなわち、ダクト1内に吸入されている
空気が室内第1熱交換器10および室内第2熱交換器1
1を通過する際に高温高圧の冷媒により加熱され、一
方、冷媒はこれにより放熱して凝縮されるようになるの
である。
第2熱交換器11により凝縮された冷媒は、逆止弁33
を介して暖房用キャピラリチューブ32を通過するよう
になり、このとき断熱膨張して低温低圧の霧状状態とな
って室外熱交換器29に流入するようになる。室外熱交
換器29においては、低温の冷媒は室外空気と熱交換さ
れて蒸発し、これにより気冷媒となって四方切換弁28
を介してアキュムレータ42に流入するようになる。こ
のアキュムレータ42においては気冷媒と液冷媒とが分
離され、気冷媒のみがコンプレッサ24に吸入されて圧
縮されるようになる。これにより、暖房運転モードにお
いては、温度調節レバー56の設定に応じた暖房力によ
り車室内が暖房されるようになる。
ち、使用者によりコントロールパネル50が操作され
て、運転モード切換スイッチ55の除湿スイッチ55e
がオンされた場合の動作である。
は、除湿スイッチ55eがオンされることにより除湿運
転制御のためのプログラム(図示せず)をスタートし、
四方切換弁28の流路切換をコンプレッサ24から吐出
される冷媒を室内第2熱交換器11側へ流入するように
設定すると共に、可逆電磁弁37を閉じた状態として除
湿用キャピラリチューブ35を流通経路とするように設
定する。また、この除湿運転時においては、電磁弁39
を開状態として冷媒をバイパスさせるようになる。
れる冷媒は、四方切換弁28を介して室内第2熱交換器
11に流入し、ダクト1内を流通する空気と熱交換を行
って凝縮されると共に空気を加熱するようになる。続い
て、凝縮された冷媒は、除湿用キャピラリチューブ35
を流通する間に断熱膨張することにより低温低圧の霧状
状態となって室内第1熱交換器10に流入し、ここで蒸
発することによりダクト1内を通過する空気と熱交換を
行って冷却するようになる。
は、まず、室内第1熱交換器10において冷却されて水
蒸気圧の低い低温空気とされ、この後、室内第2熱交換
器11を通過する際に加熱されるので、低湿度の空気と
して車室内に吹き出されるようになるのである。
路38をバイパスして電磁弁39を介してアキュムレー
タ42に流入するようになる。このアキュムレータ42
においては気冷媒と液冷媒とが分離され、気冷媒のみが
コンプレッサ24に吸入されて圧縮されるようになる。
車両の走行速度に無関係に運転制御されているが、例え
ば、車両の走行速度が非常に遅い場合やあるいは停止状
態にある場合等において、使用者が車室内の空調制御状
態よりも空調制御により発生する騒音、特にはコンプレ
ッサ24の運転によりコンプレッサモータ26から発生
する騒音を抑制したい場合がある。
温度制御よりも静音性を優先して空調制御を行わせるた
めに、コントロールパネル50に設けられた静音スイッ
チ53がオン操作されたときの動作について、図6に示
す静音制御を含んだ空調制御プログラムのフローチャー
トを参照して説明する。
空調制御プログラムをスタートすると、まず、以後の計
算処理過程において使用するカウンタ,フラグなどの値
を初期化し(ステップS1)、続いて、各種センサの検
出信号およびコントロールパネル50の各種スイッチ,
温度調節レバー56の設定状態を読み込むようになる
(ステップS2)。
テップS2にて読み込んだ各種センサの検出信号値,各
種スイッチの設定状態に基づいてその運転モードにおけ
るコンプレッサ24の必要な回転数Ncを所定の演算式
に基づいて計算するようになる(ステップS3)。続い
て、コントロールユニット47は、ステップS4に進む
と、静音スイッチ53がオンされているか否かを判断
し、ここでは、静音スイッチ53がオンされている場合
を想定しているので、「YES」と判断してステップS
5に進む。
47は、静音モードに設定されたことに基づいて、ステ
ップS3で計算されたコンプレッサ24の必要な回転数
Ncの値が所定回転数である例えば4000rpm以上
であるか否かを判定し、「YES」と判断したときには
ステップS6に進むようになる。次に、コントロールユ
ニット47は、ステップS6で、車速センサ63により
検出されている現在の車速の検出値が一定速度以下であ
る例えば5km/h以下であるか否かを判断し、「YE
S」と判断されたときにはステップS7に進むようにな
る。
は、現在の車両の走行状態が停止状態あるいは低速度で
走行している状態で、且つ、空調制御により必要なコン
プレッサ24の回転数が所定回転数よりも高く、車両の
走行により発生する騒音よりもコンプレッサ24の回転
により発生する騒音の方が大であることを判定したので
ある。
テップS7においては、ステップS2で算出した結果に
無関係にコンプレッサ24の回転数を一定値として例え
ば4000rpmに設定し、この後、ステップS8に移
行してコンプレッサ24の回転数を制御するためのイン
バータ46に駆動信号を与えると共に、各部に制御信号
を与えて静音制御動作の空調制御を実行するようにな
る。
度走行状態で車両の走行モータの回転数が少なく騒音の
発生も少ない状況においては、空調制御による騒音の発
生が一定以下となるように抑制されるようになり、空調
制御を実行しながら、しかも使用者にとって車室内を静
音状態に保持して快適な走行を行うことができるのであ
る。
それぞれにおいて、コントロールユニット47は、「N
O」と判断したときには、上述の条件とならない状態で
あるとしてステップS7にジャンプして、ステップS2
で計算された結果に従って普通の空調制御を実行するよ
うになっており、このステップS7を終了すると、再び
ステップS2に戻って上述と同様の空調制御動作を繰り
返し実行するようになっているものである。
「YES」と判断されてステップS7に移行したとき
に、コントロールユニット47により、送風機44,4
5の回転数についても同様に一定値となるように制御す
ることもでき、これにより、さらに静音効果を期待する
ことができる。
チ53がオン状態に設定されているときには、コントロ
ールユニット47により、車速センサ63により検出さ
れた車速が5km/h以下で、且つ、各種センサ類の検
出信号およびコントロールパネル50による設定に応じ
た空調制御の設定出力から計算されるコンプレッサモー
タ26の必要な回転数Ncが4000rpm以上である
ときには、インバータ46への指示値として4000r
pmとなるように設定して駆動制御する静音制御動作を
行うようにしたので、低速走行状態あるいは停止状態な
どで車両の走行モータによる騒音の発生が少ない状態に
おいては、空調運転を止めない状態としながら騒音の発
生を極力抑制することができるようになり、乗員に対し
て快適な車室内環境を形成することができる。
運転席部に設けた静音スイッチ53のオン状態で実行す
るようにしたので、乗員が静音制御を優先するかあるい
は空調制御を優先するかの選択が行えるので、使い勝手
が向上する。
で、第1の実施例と異なるところは、図7に示すよう
に、空調制御プログラムにおいて、ステップS3とステ
ップS4との間にステップS9を追加挿入したプログラ
ムとしたところである。すなわち、本実施例において
は、空調制御プログラムを開始してから、ステップS3
を経た後、ステップS9に移行すると、コントロールユ
ニット47は、ステップS2およびS3にて演算した結
果の空調制御に必要な熱量が3000W以上に相当して
いるか否かを判断する。
ントロールパネル50による設定に応じた空調制御の設
定出力から計算されるコンプレッサモータ26の必要な
回転数Ncの値が空調制御による必要な熱量に換算して
3000W以上であるか否かを判断するもので、300
0W以上の熱量が必要であることは、車室内の空調環境
が所望の状態とかなり掛け離れていて、この状態で静音
制御動作を行うと、乗員が不快と感ずる程度の状態を示
しているものである。
のステップS9で「NO」と判断した場合には、第1の
実施例と同様に、ステップS4以降に進んで条件に応じ
て静音制御動作を実行するようになり、一方、「YE
S」と判断した場合には、空調制御を優先する必要があ
ることから、ステップS3にて計算されたコンプレッサ
モータ26の必要回転数Ncとなるようにインバータ4
6に制御信号を与えて空調運転を行うようになる。
ロールユニット47により、空調制御に必要なコンプレ
ッサモータ26の回転数Ncが、熱量に換算して300
0W以上となっている場合には、車速が5km/h以下
である場合でも空調制御を優先させるようにしたので、
乗員にとって車室内の空調状態が許容範囲を超えて不快
感を与えるような状況では静音制御動作よりも空調制御
を優先することができて、迅速に快適な空調空間を形成
することができるようになる。
示すもので、以下、第1の実施例と異なる部分について
説明する。すなわち、本実施例においては、コンプレッ
サ24の運転により実際に発生する発生騒音レベルS
(dB)を推定し、そのときのコンプレッサモータ26
の必要回転数Ncに対応して発生する騒音レベルSが所
定の基準騒音レベルS1よりも小さいときには、必要回
転数Ncでコンプレッサモータ26を駆動制御し、推定
される発生騒音レベルSが騒音基準レベルS1を超える
場合にはコンプレッサモータ26の回転数Ncを低下さ
せて騒音レベルSを騒音基準レベルS1以下となるよう
に制御しようとするものである。
する発生騒音レベルS(dB)は、発明者らにより種々
の態様に応じたデータを測定したところ、図9に示すよ
うに、コンプレッサモータ26の回転数Ncおよびコン
プレッサ24の冷媒吐出圧力Pcのそれぞれに比例して
大きくなることがわかった。そこで、このような発生騒
音レベルSの値を回転数Ncおよび冷媒吐出圧力Pcの
関数として表すと、次式(1)のようになる。 発生騒音レベルS(dB)=a・Nc+b・Pc+k …(1) ただし、a,b,cは定数である。
ンプレッサ26が発生する騒音レベルSが騒音基準レベ
ルS1を超えないようにするための回転数つまり回転数
の上限値NUcを次式(2)のように求めることができ
る。 回転数の上限値NUc=(S1−b・Pc)/a …(2) コントロールユニット47は、上述の原理に基づいて図
8に示すプログラムのフローチャートにしたがって静音
制御を行うようになる。
空調制御プログラムをスタートすると、まず、以後の計
算処理過程において使用するカウンタ,フラグなどの値
を初期化し(ステップT1)、続いて、圧力センサ61
の検出信号を含んで各種センサの検出信号およびコント
ロールパネル50の各種スイッチ,温度調節レバー56
の設定状態を読み込むようになる(ステップT2)。
テップT2にて読み込んだ各種センサの検出信号値,各
種スイッチの設定状態に基づいてその運転モードにおけ
るコンプレッサ24の必要な回転数Ncを所定の演算式
に基づいて計算するようになる(ステップT3)。続い
て、コントロールユニット47は、ステップT4に進む
と、現在プレ空調運転が実施されている状態であるか否
かを判断する。
リ64の充電を行うときに、その充電電源を利用して予
備的に空調運転を行うもので、一般に、車載バッテリ6
4の充電は、夜間などの長時間運転をしないときに行わ
れることが多く、しかも、この期間中に空調運転をある
程度実施しておくことにより、朝などの使用時において
車室内をすぐに快適な空調状態に制御することができ、
さらに、空調運転の実施による車載バッテリ64の消耗
を極力低減して走行に必要な電源を確保しようとするも
のである。
ップT4で「NO」と判断した場合にはステップT5に
進み、静音スイッチ53がオンされているか否かを判断
し、ここでは、静音スイッチ53がオンされている場合
を想定しているので、「YES」と判断してステップT
6に進む。コントロールユニット47は、ステップT6
で、車速センサ63により検出されている現在の車速の
検出値が一定速度以下である例えば5km/h以下であ
るか否かを判断し、「YES」と判断されたときにはス
テップT7に進むようになる。
ップT4で「YES」と判断したとき、つまりプレ空調
運転を実施している場合には、無条件で静音制御をすべ
く、ステップT7にジャンプするようになっている。ま
た、ステップT5,T6でそれぞれ「NO」と判断され
たときには静音制御を実行しないで、通常の空調制御を
実施する(ステップT11にジャンプ)ようになってい
る。
7に進むと、騒音基準レベルS1を例えば50dBと設
定し、続いて、ステップT8にて、この騒音基準レベル
S1に対応するコンプレッサモータ26の回転数の上限
値NUcを前述の式(2)にしたがって演算するように
なる。なお、このときコンプレッサ24の冷媒吐出圧力
Pcは、前述のステップT2にて検出した圧力センサ6
1の検出データを使用している。
テップT9に進むと、騒音基準レベルS1に対応して求
められたコンプレッサモータ26の回転数の上限値NU
cに対して、ステップT3で計算されたコンプレッサモ
ータ26の必要回転数Ncとを比較し、必要回転数Nc
が上限値NUc以上である場合には、「YES」と判断
してステップT10に進み、必要回転数Ncに上限値N
Ucを代入してからステップT11に移行し、必要回転
数Ncが上限値NUcよりも小さい場合には、「NO」
と判断してそのままステップT11にジャンプするよう
になる。
テップT11においては、設定されたコンプレッサモー
タ26の必要回転数Ncに対応する制御信号をインバー
タ46に与えると共に、各部に制御信号を与えて静音制
御動作の空調制御を実行するようになる。
えば、コンプレッサモータ26の回転数制御を、現在の
回転数から必要回転数Ncとして設定された上限値NU
cまでの回転数の低下制御の移行を徐々に低下させる
(例えば100回転単位で減速する)ように制御するこ
とができる。また、コンプレッサ24の冷媒吐出圧力P
cの変化などにより騒音基準レベルS1に対応するコン
プレッサモータ26の回転数の上限値NUcが変化した
ときに、コンプレッサモータ26の回転数を上昇させる
場合にも、同様にして徐々にその回転数を増加してゆく
ように制御することができる。これにより、急激なコン
プレッサモータ26の回転数の変動を抑制して安定な回
転数制御を行うことができる。
は低速度走行状態で車両の走行モータの回転数が少なく
騒音の発生も少ない状況、あるいは、プレ空調運転モー
ドが実行されている状態においては、空調制御による騒
音の発生が一定以下となるように抑制されるようにな
り、空調制御を実行しながら、しかも使用者にとって車
室内を静音状態に保持して快適な走行を行うことができ
ると共に、プレ空調運転モードの実行状態においては、
周囲の環境に対する騒音の発生を抑制して悪影響を与え
ないようにすることができるのである。
「YES」と判断されてステップT7に移行したとき
に、コントロールユニット47により、送風機44,4
5の回転数についても同様に一定値となるように制御す
ることもでき、これにより、さらに静音効果を期待する
ことができる。
転モードが実行されているとき、あるいは静音スイッチ
53がオン状態に設定された状態で、コントロールユニ
ット47により、車速センサ63により検出された車速
が5km/h以下で、且つ、各種センサ類の検出信号お
よびコントロールパネル50による設定に応じた空調制
御の設定出力から計算されるコンプレッサモータ26の
必要な回転数Ncおよびコンプレッサ24の冷媒吐出圧
力Pcから推定される発生騒音レベルSが騒音基準レベ
ルS1よりも大きいときには、インバータ46への指示
値として騒音基準レベルS1から演算されるコンプレッ
サモータ26の回転数の上限値NUcとなるように設定
して駆動制御する静音制御動作を行うようにしたので、
プレ空調運転モード実行状態や、低速走行状態あるいは
停止状態などで車両の走行モータによる騒音の発生が少
ない状態においては、空調運転を止めない状態としなが
ら騒音の発生を極力抑制することができるようになり、
周囲の環境に対して騒音の発生を抑制できると共に、乗
員に対して快適な車室内環境を形成することができる。
運転席部に設けた静音スイッチ53のオン状態で実行す
るようにしたので、乗員が静音制御を優先するかあるい
は空調制御を優先するかの選択が行えるので、使い勝手
が向上する。
で、第3の実施例と異なるところは、静音制御動作にお
いて、プレ空調運転モードが実行されているときには、
前述の騒音基準レベルS1に対して、これよりも低い値
であるプレ空調運転用騒音基準レベルS2を設定するよ
うにしたところである。
ラムを示すもので、コントロールユニット47は、ステ
ップT4で「YES」と判断したときには、ステップT
12に移行し、ここで、プレ空調運転用の騒音基準レベ
ルS2として例えば40dBを設定するようになり、こ
の後ステップT8に移行するようになっている。
て、さらに、プレ空調運転モードを実行している場合に
は、騒音基準レベルS2の値として、前述の静音制御に
用いた騒音基準レベルS1の値よりも低いレベルとして
設定するので、夜間などの周囲が静かな環境下でプレ空
調運転を実行している場合に、周囲に悪影響を与えるよ
うな騒音の発生を極力抑制しながらプレ空調運転を実施
することができるようになるものである。
のではなく、次のように変形また拡張できる。静音スイ
ッチは必要に応じて設ける構成とし、静音制御動作は自
動的に実行するように構成することができる。騒音基準
レベルS1,S2の値は、必要に応じて適宜の値に設定
することができる。
車用空調装置によれば次のような効果を得ることができ
る。すなわち、請求項1記載の電気自動車用空調装置に
よれば、静音制御手段により、車速センサからの車速検
出出力が所定値以下である場合には、回転数制限手段を
介して回転制御手段によりコンプレッサモータを回転駆
動制御することにより、空調制御の設定出力に応じたコ
ンプレッサモータの回転数が一定回転数以上である場合
でも、その一定回転数を超えないような回転数に制限す
る静音制御動作を実施させるようにしたので、車速が所
定速度以下で走行モータにより発生される騒音が少ない
場合に対応して、空調制御のコンプレッサモータによる
騒音の発生を抑制しながら空調運転を行うことができる
ので、車室内の乗員にとって空調制御による空調能力の
低下を許容範囲内としながら静かな状態を保持すること
ができるようになるという優れた効果を奏する。
れば、車速センサからの車速検出出力が所定値以下であ
っても、その状態における空調制御の設定出力によるコ
ンプレッサモータの回転数が所定上限値以上である場合
には、静音制御手段により、静音動作制御よりも空調制
御を優先させ、回転数制限手段によるコンプレッサモー
タの回転数制限を行う静音制御動作を無効化させて通常
の空調制御を行うようにしたので、車室内の空調環境が
迅速な空調制御を必要とする場合にはこれを優先させて
迅速に空調制御を行って乗員にとって不快感が生ずるこ
とがなくなるようにすることができるという優れた効果
を奏する。
れば、運転席部に静音スイッチを設けて、静音制御動作
を使用者により運転席部から静音スイッチを操作するこ
とにより選択的に実行させることができるようにしたの
で、使用者が必要に応じて空調制御を優先するか静音制
御を優先するかの選択ができるようになるという優れた
効果を奏する。
れば、前記請求項1における動作に加えて、室外熱交換
器に冷却用送風機を備えた空調装置においても、コンプ
レッサモータおよび冷却用送風機を同様な静音制御動作
させることができるようにしたので、車室内の静音制御
を行って快適な車室環境を実現することができるという
優れた効果を奏する。
れば、車速センサからの車速検出出力が所定値以下であ
っても、その状態における空調制御の設定出力によるコ
ンプレッサモータあるいは冷却用送風機の回転数が所定
上限値以上である場合には、静音制御手段により、静音
動作制御よりも空調制御を優先させ、回転数制限手段に
よるコンプレッサモータの回転数制限を行う静音制御動
作を無効化させて通常の空調制御を行うようにしたの
で、車室内の空調環境が迅速な空調制御を必要とする場
合にはこれを優先させて迅速に空調制御を行って乗員に
とって不快感が生ずることがなくなるようにすることが
できるという優れた効果を奏する。
れば、運転席部に静音スイッチを設けて、静音制御動作
を使用者により運転席部から静音スイッチを操作するこ
とにより選択的に実行させることができるようにしたの
で、使用者が必要に応じて空調制御を優先するか静音制
御を優先するかの選択ができるようになるという優れた
効果を奏する。
れば、車速センサからの車速検出出力が所定値以下であ
る場合には、演算手段により、空調制御の設定出力に応
じた前記コンプレッサモータの必要回転数と圧力検出手
段によるコンプレッサの冷媒吐出圧力とから推定される
発生騒音レベルを演算し、演算された発生騒音レベルが
騒音基準レベルを上回る場合には、静音制御手段によ
り、回転数制限手段を介して回転制御手段によりコンプ
レッサモータの回転数を制限してコンプレッサモータか
ら発生される騒音レベルが前記騒音基準レベル以下とな
るように回転数を制御する静音制御動作を行なわせるよ
うにしたので、車速が所定速度以下で走行モータにより
発生される騒音が少ない場合に対応して、空調制御のコ
ンプレッサモータによる騒音の発生を抑制しながら空調
運転を行うことができ、車室内の乗員にとって空調制御
による空調能力の低下を許容範囲内としながら静かな状
態を保持することができるという優れた効果を奏する。
れば、上記のような静音制御動作を使用者により運転席
部から実行させることができるようにした静音スイッチ
を設ける構成としたので、使用者が必要に応じて空調制
御を優先するか静音制御を優先するかの選択ができると
いう優れた効果を奏する。
れば、夜間などのバッテリ充電時に電源を利用して予備
的に空調運転を行うことによりバッテリの消耗を低減す
るようにしたプレ空調運転モードを実施しているときに
は、演算手段により、運転時に設定される騒音基準レベ
ルよりも低く設定されたプレ空調運転用騒音基準レベル
に基づいて演算を実施するようにしたので、走行時と異
なる夜間などの特に静かな環境で空調運転を実施する場
合でも周囲に対して騒音の発生による悪影響を極力防止
することができるという優れた効果を奏する。
図
ト
ルの相関図
パ、6は送風機、7はブロワモータ、10は室内第1熱
交換器、11は室内第2熱交換器、13はデフ吹出口、
14はヒータ吹出口、15はベント吹出口、24はコン
プレッサ、26はコンプレッサモータ、27は吐出通
路、28は四方切換弁、29は室外熱交換器、30は冷
媒配管、31は冷房用キャピラリチューブ、32は暖房
用キャピラリチューブ、33,34は逆止弁、35は除
湿用キャピラリチューブ、36は並列バイパス回路、3
7は可逆電磁弁、38は冷媒回路、39は電磁弁、40
はアキュムレータ、43はコンプレッサユニット、4
4,45は冷却用送風機、46はインバータ(回転制御
手段)、47はコントロールユニット(回転数制御手
段,静音制御手段)、48は電気ボックス、50はコン
トロールパネル、53は静音スイッチ、56は温度調節
レバー、57は吐出温度検出器、58は室内熱交換器温
度検出器、59は室外熱交換器温度検出器、60は室外
温度検出器、61は圧力センサ、62はコンプレッサ温
度検出器、63は車速センサ、64は車載バッテリであ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 電気自動車に搭載されるものであって、
冷媒回路を流通する冷媒と室内熱交換器を通過する車室
内空気との間で熱交換を行って空調運転を行うようにし
た電気自動車用空調装置において、 空調制御の設定出力に応じて前記冷媒回路に設けられる
コンプレッサのモータの回転数を制御する回転制御手段
と、 車速を検出する車速センサと、 前記コンプレッサモータの回転数を一定回転数以下に制
限する回転数制限手段と、 前記車速センサにより検出された車速が所定速度以下で
あるときに前記回転数制限手段を介して前記回転制御手
段を駆動することにより前記コンプレッサモータの回転
数を一定回転数以下に制限する静音制御動作を行なわせ
る静音制御手段とを具備したことを特徴とする電気自動
車用空調装置。 - 【請求項2】 前記静音制御手段は、前記車速センサに
より検出された車速が所定速度以下である場合でも、そ
のときの空調制御に必要な前記コンプレッサモータの回
転数が所定上限値以上であるときには、前記静音制御動
作を無効化してそのコンプレッサモータを必要な回転数
で駆動制御することを特徴とする請求項1記載の電気自
動車用空調装置。 - 【請求項3】 前記電気自動車の運転席部に静音スイッ
チを設け、 前記制御手段は、前記静音スイッチの操作状態でのみ前
記静音制御動作を実行することを特徴とする請求項1ま
たは2記載の電気自動車用空調装置。 - 【請求項4】 電気自動車に搭載されるものであって、
冷媒回路を流通する冷媒と室内熱交換器を通過する車室
内空気との間で熱交換を行って空調運転を行うようにし
た電気自動車用空調装置において、 空調制御の設定出力に応じて前記冷媒回路に設けられる
コンプレッサのモータおよび室外熱交換器の冷却用送風
機の回転数を制御する回転制御手段と、 車速を検出する車速センサと、 前記コンプレッサモータおよび前記冷却用送風機の回転
数を一定回転数以下に制限する回転数制限手段と、 前記車速センサにより検出された車速が所定速度以下で
あるときに前記回転数制限手段を介して前記回転制御手
段を駆動することにより前記コンプレッサモータおよび
冷却用送風機のの回転数を一定回転数以下に制限する静
音制御動作を行なわせる静音制御手段とを具備したこと
を特徴とする電気自動車用空調装置。 - 【請求項5】 前記静音制御手段は、前記車速センサに
より検出された車速が所定速度以下である場合でも、そ
のときの空調制御に必要な前記コンプレッサモータの回
転数が所定上限値以上であるときには、前記静音制御動
作を無効化して前記コンプレッサモータおよび冷却用送
風機を必要な回転数で駆動制御することを特徴とする請
求項1記載の電気自動車用空調装置。 - 【請求項6】 前記電気自動車の運転席部に静音スイッ
チを設け、 前記制御手段は、前記静音スイッチの操作状態でのみ前
記静音制御動作を実行することを特徴とする請求項4ま
たは5記載の電気自動車用空調装置。 - 【請求項7】 電気自動車に搭載されるものであって、
冷媒回路を流通する冷媒と室内熱交換器を通過する車室
内空気との間で熱交換を行って空調運転を行うようにし
た電気自動車用空調装置において、 空調制御の設定出力に応じて前記冷媒回路に設けられる
コンプレッサのモータの回転数を制御する回転制御手段
と、 車速を検出する車速センサと、 前記コンプレッサの吐出圧力を検出する圧力検出手段
と、 空調制御の設定出力に応じた前記コンプレッサモータの
必要回転数と前記圧力検出手段による前記コンプレッサ
の吐出圧力とから推定される発生騒音レベルを演算する
演算手段と、 前記コンプレッサモータの回転数を低下させるように制
御する回転数制限手段と、 前記車速センサにより検出された車速が所定速度以下で
あるときに前記回転数制限手段を介して前記コンプレッ
サモータを駆動することにより前記推定される発生騒音
レベルが前記騒音基準レベル以下となるように回転数を
制御する静音制御動作を行なわせる静音制御手段とを具
備したことを特徴とする電気自動車用空調装置。 - 【請求項8】 前記電気自動車の運転席部に静音スイッ
チを設け、 前記制御手段は、前記静音スイッチの操作状態でのみ前
記静音制御動作を実行することを特徴とする請求項7記
載の電気自動車用空調装置。 - 【請求項9】 前記電気自動車の駆動電源であるバッテ
リの充電時に前記車室内を予備的に空調するようにした
プレ空調運転モードを有する電気自動車用空調装置にお
いて、 前記演算手段は、前記プレ空調運転が実施されていると
きには、前記騒音基準レベルよりも低く設定されたプレ
空調運転用騒音基準レベルに基づいて演算を実施するこ
とを特徴とする請求項7または8記載の電気自動車用空
調装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09730294A JP3287110B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-05-11 | 電気自動車用空調装置 |
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JP31476893 | 1993-12-15 | ||
JP09730294A JP3287110B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-05-11 | 電気自動車用空調装置 |
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JPH07223428A true JPH07223428A (ja) | 1995-08-22 |
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ID=26438487
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JP09730294A Expired - Fee Related JP3287110B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-05-11 | 電気自動車用空調装置 |
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