JPH07217325A - 木製框組み構造とその製造方法 - Google Patents

木製框組み構造とその製造方法

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JPH07217325A
JPH07217325A JP2884994A JP2884994A JPH07217325A JP H07217325 A JPH07217325 A JP H07217325A JP 2884994 A JP2884994 A JP 2884994A JP 2884994 A JP2884994 A JP 2884994A JP H07217325 A JPH07217325 A JP H07217325A
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frames
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JP2884994A
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Masaji Iseda
正児 伊勢田
Yukiaki Yokoyama
幸明 横山
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、木製のドア
や装飾パネル等の框同士の接合部に、製造時あるいは使
用時等に目隙や段差が発生しない木製框組み構造及びそ
の製造方法を提供することにある。 【構成】 一方の框(2)に形成された接
合用凸部(4)を、他方の框(1)に形成された接合用凹所
(3)に挿入して接合する木製框組み構造において、接合
用凸部(4)の外径より接合用凹所(3)の内径の方が大きく
形成されており、接合用凸部(4)が形成されている接合
面と、接合用凹所(3)が形成されている接合面とが当接
され、且つ接合用凸部(4)と接合用凹所(3)との間に形成
された間隙部(5)に接着用樹脂(10)が充填され、両框(1)
(2)が一体化されている事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアなど木製建具にお
ける木製框組み構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からドア等の木製建具において、縦
框(1)と横框(2)を接合して四周を枠組みしたり、内部を
区画する框構造を形成し、その内部に化粧パネルやガラ
スを組み込んだり、框構造の表裏面に化粧パネルを接着
したりすることはよく知られている。
【0003】特に、内部に化粧パネルを組み込む場合に
は、縦框(1)と横框(2)を同一面に形成しようとすると、
框側端面の接合構造の雌雄の実加工等の加工精度、ある
いは縦框(1)と横框(2)の厚さの精度等のわずかな精度の
ムラによっても、製造時に框接合した接合面に段差が生
じてしまったり、目隙を生じて、外観を著しく損なうと
いう問題点があった。また、木製の框(1)(2)であるの
で、使用時の木材の伸縮等により、框接合部に段差を生
じたり、目隙が発生する等の不具合も生じることがあ
る。
【0004】このため段差に対しては、縦框(1)を厚
く、横框(2)を薄く形成(図10)して、予め両框(1)
(2)間に段差(11)を設け、製造時の加工精度や使用時の
木材の伸縮による段差が生じたとしても、視覚的に目立
たないようにすることも行われている。
【0005】また、目隙に対しては、縦框(1)と横框(2)
の接合部に目地溝凹部(12)(図11)を設けておき、使
用時の木材の伸縮等により隙間を生じても、発生した隙
間を上記目地溝凹部(12)により視覚的に目立たないよう
にすることも行われている
【0006】しかしながら、これらはいずれも段差や、
目隙を視覚的に目立たなくしただけであり、本質的に段
差や目隙を改良するものではない。また、デザイン的に
も、縦框(1)と横框(2)に初めから段差がある構成や、両
框(1)(2)間の接合部に目地溝凹部(12)を設けた構成に限
定されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来例の
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とする所は、
木製のドアや装飾パネル等の框同士の接合部に、製造時
あるいは使用時等に目隙や段差が発生しないようにする
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の木製框組み構造
の第1実施例は「一方の框(2)に形成された接合用凸部
(4)を、他方の框(1)に形成された接合用凹所(3)に挿入
して接合する木製框組み構造において、接合用凸部(4)
の外径より接合用凹所(3)の内径の方が大きく形成され
ており、接合用凸部(4)が形成されている接合面と、接
合用凹所(3)が形成されている接合面とが当接され、且
つ接合用凸部(4)と接合用凹所(3)との間に形成された間
隙部(5)に接着用樹脂(10)が充填され、両框(1)(2)が一
体化されている」事を特徴とする。
【0009】接合用凹所(3)に接着用樹脂(10)を充填し
て接合用凸部(4)を接合用凹所(3)に挿入し、縦框(1)と
横框(2)の接合面が全面において隙間なく当接する様に
縦框(1)に横框(2)を押圧し、かつ縦框(1)と横框(2)の表
面の両側からプレスする。この段階では接着用樹脂(10)
が硬化の途中で流動性を持っている状態であり且つ接合
用凹所(3)と接合用凸部(4)との間に間隙部(5)が存在す
るために両框(1)(2)はプレス面に倣うように移動し、両
框(1)(2)の表面が段差のない連続状の面一状態で接合面
を正確に当接させる事が出来る。
【0010】請求項2は本発明の第2実施例で「框(1)
又は(2)の接合面に開口し且つ間隙部(5)に連通し、接着
用樹脂(10)が充填される欠き込み部(9)が少なくともい
ずれか一方の框(1)又は(2)に凹設されている」事を特徴
とする。
【0011】このように、欠き込み部(9)を形成する事
によりその部分の肉厚が薄くなって撓み易くなり、両框
(1)(2)に厚さムラがあってもプレスによる矯正がそれだ
け容易になる。
【0012】請求項3は本発明の第3実施例で、「框
(1)又は(2)の接合面の少なくともいずれか一方を、接合
面と框(1)又は(2)の表面とのなす角度(θ)が鋭角となる
ような傾斜面に形成されており、框(1)(2)の接合時に傾
斜面(6a)と、前記傾斜面(6a)に対向する他方の接合面と
の間に形成された楔状間隙部(5a)に接着用樹脂(10)が充
填されている」事を特徴とする。
【0013】これにより、縦框(1)と横框(2)との接合面
は、表面近傍の周縁部分(=接合面の外苑)においてほ
ぼ線接触によって接合される事になるので、縦框(1)に
横框(2)を押圧した時に線接触している接合部分が十分
加圧され、接合部分の表面に目隙が発生する事なく正確
に接合する事になる。これと同時に前記傾斜面(6a)に形
成されている部分がプレス時の表面側からの圧縮で撓
み、両框(1)(2)間に厚み幅の違いが若干あったとしても
段差を生じる事なく連続的に接合する。
【0014】請求項4は本発明の第4実施例で「接合用
凸部(4)の側面と接合用凹所(3)の内側面との間に弾性体
(7)が介装されている」事を特徴とする。
【0015】これにより、弾性体(7)が接合用凹所(3)の
内側面を外側方に押し出す方向に働き、この状態で縦框
(1)と横框(2)の接合部分をプレスすることにより両框
(2)の表面を一致させる事が出来、両框(1)(2)の表裏両
面の接合端を確実且つ連続的に一致させて段差を生じな
いようにする事が出来る。
【0016】請求項5は本発明方法の第1実施例で「一
方の框(2)に形成された接合用凸部(4)を、他方の框(1)
に形成された接合用凹所(3)に挿入して接合する木製框
組み製造方法において、接合用凸部(4)の外径より接合
用凹所(3)の内径の方が大きくなるように形成し、接合
用凸部(4)が形成されている接合面と、接合用凹所(3)が
形成されている接合面とが当接し且つ接合部分の框(1)
(2)の表面が連続的に一致するように両框(1)(2)の両側
からプレスして接合用凸部(4)と接合用凹所(3)との間に
形成された間隙部(5)に充填された接着用樹脂(10)にて
両框(1)(2)を一体化する」事を特徴とする。
【0017】これにより、両側から框(1)(2)の接合部分
をプレスした場合、前述のように接着用樹脂(10)がこの
段階では流動性を具備している事、並びに間隙部(5)が
存在するために両框(1)(2)の接合部分が移動してプレス
面に倣い、その結果、縦框(1)と横框(2)の表面が一致し
て段差がないように接合する事が出来る。
【0018】請求項6は本発明方法の第2実施例で「接
合用凸部(4)の側面と接合用凹所(3)の内側面間に弾性体
(7)を介装し、プレス時に前記弾性体(7)にて接合用凹所
(3)の内側面に表面側方向の圧力がかかるようにする」
事を特徴とする。
【0019】これにより、弾性体(7)が接合用凹所(3)の
内側面を外側方に押し出す方向に働き、この状態で縦框
(1)と横框(2)の接合部分をプレスすることにより接合用
凹所(3)の開口縁を撓ませて接合用凸部(4)側の框(2)の
表面に一致させる事が出来、その状態を保ったまま接着
用樹脂(10)を硬化させる事により、両框(1)(2)の表裏両
面の接合端を確実且つ連続的に一致させて段差を生じな
いように接合する事が出来る。
【0020】
【実施例】図1は本発明に係る框接合部の第1実施例の
斜視図である。(1)は縦框、(2)は横框で、縦框(1)の接
合面に接合用凹所(3)が凹設されており、横框(2)の接合
面に雄実状の接合用凸部(4)が突設されている。接合用
凹所(3)と接合用凸部(4)との寸法関係について述べれ
ば、接合用凹所(3)の開口幅は接合用凸部(4)の幅よりも
広く、また接合用凹所(3)の挿入深さすなわち奥行きは
接合用凸部(4)の突出代よりも大きいものである。した
がって、接合用凹所(3)に接合用凸部(4)を挿入すると縦
框(1)の接合用凹所(3)の内側面と横框(2)の接合用凸部
(4)の側面との間、並びに接合用凹所(3)の底部と接合用
凸部(4)の突出端の間に間隙部(5)が形成されている。
【0021】また、縦框(1)の幅と横框(2)の厚み幅(W)
とは同一に形成されており、両者の当接面はほぼ全面に
おいて接触するように正確に形成されている。本発明に
使用される接着用樹脂は一般的にホットメルト樹脂が使
用されるが、勿論これに限られない。ホットメルト樹脂
以外のものとして例えば硬質ウレタン樹脂発泡体などの
樹脂発泡体や、エポキシ樹脂又はウレタン樹脂に無機質
フィラーを混合したものなどの無機質粉末を添加した樹
脂など充填性がよいものを使用する事が出来る。ホット
メルト樹脂は、適度な粘度と間隙への充填性、硬化の速
さが生産性をよくするので好ましく、又、硬化時の過度
な収縮もなく、使用時の木材の伸縮応力による変形追従
性も有するものを選択する事ができるので好ましい。な
お、本実施例では、縦框(1)に接合用凹所(3)を形成し、
横框(2)に接合用凸部(4)を形成した例を示したが、勿論
これに限られず、縦框(1)に接合用凸部(4)を形成し、横
框(2)に接合用凹所(3)を形成してもよいことは言うまで
もない。以下の実施例についても同じである。
【0022】しかして、図1に示すように接合用凹所
(3)に接着用樹脂(10)を充填し、接合用凸部(4)を接合用
凹所(3)に挿入し、縦框(1)と横框(2)の接合面が全面に
おいて隙間なく当接する様に縦框(1)に横框(2)を押圧
し、かつ縦框(1)と横框(2)の表面が一致して段差がない
ように両側からプレスして両者を接着用樹脂(10)にて固
着する。
【0023】前記プレス作業において、接合用凹所(3)
と接合用凸部(4)との間に間隙部(5)が形成されており且
つこの段階では接着用樹脂(10)は流動性を保っているの
で、縦框(1)と横框(2)は互いにその表面が段差なく連続
的に一致するように簡単に移動する事が出来、プレス面
に倣う事になる。また、接合用凹所(3)の底部と接合用
凸部(4)の突出端との間にも間隙部(5)が形成されている
ので、横框(2)を縦框(1)側に押圧した場合、両接合面に
直接力が加わる事になり接合面を正確に当接させる事が
出来る。この状態で接着用樹脂(10)が硬化すると、縦框
(1)と横框(2)はその接合部分で連続的で段差なくしかも
接合面で目隙を生じるような事がなく互いに正確に当接
して両者の接合が図られる。
【0024】図2は本発明の第2実施例で、両框(1)(2)
の接合端に欠き込み部(9)が形成されている。この欠き
込み部(9)は前記間隙部(5)に連通しており、プレス時に
接着用樹脂(10)が溜まるようになっている。従って、両
框(1)(2)を接合した場合に接合面の接合力を増大するこ
とになる。しかもこの欠き込み部(9)の存在により、接
合用凹所(3)の開口部分に薄肉部(この部分を開口薄肉
部(8a)とする。)が形成され、プレスによって撓み易く
なり、段差のない接合がより簡単に行える。なお、前記
欠き込み部(9)は、一方の框(1)又は(2)に形成してもよ
いが、図2のように両框(1)(2)に跨がって形成してもよ
い。これにより、接着用樹脂(10)の強度が接合強度に加
算される事になる。
【0025】図3,4は本発明の前記第1,2実施例の変
形例で、この場合は接合用凹所(3)の開口縁に面取りよ
りやや大きい開口傾斜縁(6)が形成されている例であ
る。この場合、開口傾斜縁(6)により間隙部(5)内に充填
された接着材料樹脂(10)が接合用凸部(4)を接合用凹所
(3)に挿入する時に開孔傾斜縁(6)に沿って接合面に流れ
易くなり、接合面の接着の向上を図る事ができるだけで
なく余剰樹脂(10)を溜める事ができ、余剰樹脂(10)の表
面側への漏れ出しを防止出来る。
【0026】図5は本発明の第3実施例で、縦框(1)に
接合用凹所(3)が、横框(2)に接合用凸部(4)が形成され
ており、接合用凹所(3)の周囲の横框(2)との接合面を接
合用凹所(3)に向けて傾斜させて形成してある。この部
分を傾斜接合面(12)とすると縦框(1)の外表面と傾斜接
合面(12)とのなす角度は鋭角であり、これを(θ)で表
す。
【0027】両框(1)(2)を接合した場合、接合傾斜面(1
2)のエッジの部分で横框(2)の接合面に線接触する事に
なり、横框(2)を縦框(1)側に押し付けた場合、線接触部
分が強く接合面に押圧されて隙間なく接触する事にな
る。ここで、接合用凸部(4)の側面と、接合用凹所(3)の
内側面との間に弾性体(7)が配設されており、弾性体(7)
の弾発力にて開口片(8)を若干外側方に向かって押し出
すようにしてある。これにより縦框(1)と横框(2)の接合
部分を両側から挟みつけるようにしてプレスして縦框
(1)と横框(2)を接合した場合、前記弾性体(7)の弾発力
により弾性体(7)に当接している接合用凹所(3)の開口薄
肉部(8a)がプレス面に押圧され、その結果プレス時に開
口薄肉部(8a)が撓み過ぎて却って横框(2)の表面と段差
を生じるというような事を防止する。
【0028】弾性体(7)としては発泡樹脂発泡材、ゴム
質材、塩ビ樹脂などを使用する事ができ、その形状は前
述のように、中実又は中空円柱状物、或いは中実又は中
空円半柱状物、又は図6〜9に示すようにカタカナのレ
字状のようなものであっても良い。なお、前記弾性体
(7)を設けず、第1,2実施例のように接着用樹脂(10)だ
けで両框(1)(2)をその接合表面に段差が出来ないように
プレス接合してもよい。
【0029】図6〜9の場合は縦框(1)に設けられた接
合用凹所(3)の開口側壁(8)に欠き込み部(9)を設け、開
口側壁(8)の先端部分を薄い開口薄肉部(8a)としたもの
である。開口薄肉部(8a)は開口側壁(8)の全周に形成し
てもよいし、縦框(1)の表裏両面側並びに上面(又は下
面)のように外部に露出する部分に形成してもよい。勿
論、図示していないが開口側壁(8)の何れか1つだけに
形成してもよい事は言うまでもない。
【0030】接合用凸部(4)の側面にはレ字状の弾性体
(7)が設けられており、弾性体(7)のフィン状の弾性当接
片(7a)が開口薄肉部(8a)に接触し、開口薄肉部(8a)を外
側方に押し出す働きをしている。この状態で縦框(1)と
横框(2)の接合部分をプレスして開口薄肉部(8a)の表面
を横框(2)の表面に一致させ、その状態を保持して接着
用樹脂(10)の硬化を図る。接着用樹脂(10)が硬化する
と、図7及び8のように開口薄肉部(8a)の先端が横框
(2)の表裏両面の接合端に確実に連続的に一致し、段差
を生じないようになる。
【0031】図6,7は縦框(1)の厚み幅(W1)が横框(2)
の厚み幅(W2)より小さい場合であり、図8,9は縦框(1)
の厚み幅(W1)が横框(2)の厚み幅(W2)より大きい場合で
ある。いずれも開口薄肉部(8a)を変形させて両框(1)(2)
の表面を連続的に一致させたものである。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記のような構造並びに方法で
あるので、木製のドアや装飾パネル等の框同士の接合部
に、製造時あるいは使用時等に目隙や段差が発生しない
という利点がある。従って、従来のように段差発生に備
えて横框を縦框より薄くするというような必要もなけれ
ば、縦框と横框の接合部分に目地を設ける必要もなく框
組構造を外観よく面一に構成する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる木製框組み構造の第1実施例の
断面図
【図2】本発明にかかる木製框組み構造の第2実施例の
断面図
【図3】本発明にかかる木製框組み構造の第2実施例の
変形例の分解斜視図
【図4】図3の断面図
【図5】本発明にかかる木製框組み構造の第3実施例の
分解斜視図
【図6】本発明にかかる木製框組み構造の第4実施例で
縦框の幅が横框の幅より狭い場合で、両框の接合部分の
プレス前の断面図
【図7】図6のプレス後の断面図
【図8】本発明にかかる木製框組み構造の第4実施例の
他の例で縦框の幅が横框の幅より大きい場合で、両框の
接合部分のプレス前の断面図
【図9】図8のプレス後の断面図
【図10】従来例の斜視図
【図11】他の従来例の斜視図
【符号の説明】
(1)…縦框 (2)…横框 (3)…接合用凹所 (4)…接合用凸部 (5)…間隙部 (5a)…楔形間隙部 (6)…開口傾斜縁 (7)…弾性体 (8)…開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の框に形成された接合用凸部
    を、他方の框に形成された接合用凹所に挿入して接合す
    る木製框組み構造において、 接合用凸部の外径より接合用凹所の内径の方が大きく形
    成されており、接合用凸部が形成されている接合面と、
    接合用凹所が形成されている接合面とが当接され、且つ
    接合用凸部と接合用凹所との間に形成された間隙部に接
    着用樹脂が充填され、両框が一体化されている事を特徴
    とする木製框組み構造。
  2. 【請求項2】 框の接合面に開口し且つ間隙部に
    連通し、接着用樹脂が充填される欠き込み部が少なくと
    もいずれか一方の框に凹設されている事を特徴とする請
    求項1に記載の木製框組み構造。
  3. 【請求項3】 框の接合面の少なくともいずれか
    一方を、接合面と框の表面とのなす角度が鋭角となるよ
    うな傾斜面に形成されており、框の接合時に傾斜面と、
    前記傾斜面に対向する他方の接合面との間に形成された
    楔状間隙部に接着用樹脂が充填されている事を特徴とす
    る請求項1又は2に記載の木製框組み構造。
  4. 【請求項4】 接合用凸部の側面と接合用凹所の
    内側面との間に弾性体が介装されている事を特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の木製框組み構造。
  5. 【請求項5】 一方の框に形成された接合用凸部
    を、他方の框に形成された接合用凹所に挿入して接合す
    る木製框組み製造方法において、 接合用凸部の外径より接合用凹所の内径の方が大きくな
    るように形成し、接合用凸部が形成されている接合面
    と、接合用凹所が形成されている接合面とが当接し且つ
    接合部分の框の表面が連続的に一致するように両框を両
    側からプレスして接合用凸部と接合用凹所との間に形成
    された間隙部に充填された接着用樹脂にて両框を一体化
    する事を特徴とする木製框組み製造方法。
  6. 【請求項6】 接合用凸部の側面と接合用凹所の
    内側面間に弾性体を介装し、プレス時に前記弾性体にて
    接合用凹所の内側面に表面側方向の圧力がかかるように
    する事を特徴とする請求項5に記載の木製框組み製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139707A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sabae Kogei:Kk 竹製メガネフレームにおける他部材の固定構造
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