JPH07253107A - 薄単板の接合構造及び接合方法 - Google Patents

薄単板の接合構造及び接合方法

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JPH07253107A
JPH07253107A JP4377094A JP4377094A JPH07253107A JP H07253107 A JPH07253107 A JP H07253107A JP 4377094 A JP4377094 A JP 4377094A JP 4377094 A JP4377094 A JP 4377094A JP H07253107 A JPH07253107 A JP H07253107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin
veneers
side end
synthetic resin
adjacent
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4377094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Tashiro
秀徳 田代
Takaichi Okudaira
岩市 奥平
Koshi Oda
耕嗣 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4377094A priority Critical patent/JPH07253107A/ja
Publication of JPH07253107A publication Critical patent/JPH07253107A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚さの薄い薄単板であっても接合できるよう
にする。 【構成】 隣り合う薄単板1の側端面同士を突き合わせ
ると共に対向する側端面に夫々凹設した凹溝6に亙るよ
うに充填した合成樹脂の連結部7にて薄単板1を結合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具の扉パネル等のパ
ネルの表面材として用いる薄単板を接続する構造及び接
続する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、単板1′を接続する場合、図5や
図6に示すように行っていた。図5に示すものの場合、
隣り合う単板1′の一方の側端面にダボ2を突設すると
共に他方の側端面にダボ孔を穿設し、隣り合う単板1′
同士をダボ2とダボ孔の嵌合にて結合している。図6に
示すものの場合、隣り合う単板1′の一方の側端面に雄
実3を突設し、他方の側端面に雌実4を凹設し、隣り合
う単板1′同士を雄実3と雌実4の嵌合にて接合してい
る。
【0003】また他の従来例として特開平4−1769
55号公報に開示されるものもある。これは図7に示す
ように隣り合う単板1′同士を、雄実3と雌実4とを嵌
合すると共にこの間に接着剤5を介装して接合してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に単板を接合する構造は比較的厚さの厚い単板の接合に
用いることができるが、厚みの薄い薄単板の場合上記の
ような接合方法では不可能であるという問題がある。ま
た隣り合う単板を一平面に並べるように接合する場合に
は接合することができるが、隣り合う単板が所定角度で
交差するように配置して接合する場合には上記のような
接合構造では困難であるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは厚さの薄い薄単
板であっても接合できる薄単板の接合構造及び接合方法
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明薄単板の接合構造は、隣り合う薄単板1の側端面
同士を突き合わせると共に対向する側端面に夫々凹設し
た凹溝6に亙るように充填した合成樹脂の連結部7にて
薄単板1を結合して成ることを特徴とする。また隣り合
う薄単板1を隣り合う薄単板1が所定角度で交差するよ
うに配置して薄単板1の側端面同士を突き合わせると共
に対向する側端面に夫々凹設した凹溝6に亙るように充
填した合成樹脂の連結部7にて薄単板1を結合して成る
ことを特徴とすることも好ましい。
【0007】また本発明薄単板の接合方法は、薄単板1
の側端面に凹溝6を穿設し、複数枚の薄単板1の側端同
士を突き合わせると共に隣り合う薄単板1の凹溝6同士
を対向させた状態で複数枚の薄単板1を金型8に保持
し、対向する凹溝6に構成される空間部に合成樹脂を充
填して合成樹脂が硬化した連結部7で隣り合う薄単板1
を結合することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、隣り合う薄単板1を凹溝6
に充填した合成樹脂の連結部7で結合することにより、
厚さの比較的薄い薄単板1であっても確実に接合でき
る。また隣り合う薄単板1が一平面に並ばなく交差して
いる場合にも簡単且つ確実に接合することができる。
【0009】
【実施例】薄単板1はパネルの表面板等に用いるもので
あって、比較的厚さの薄いものである。この薄単板1の
側端面には側端面の長手方向に亙るように凹溝6を穿設
してある。この薄単板1は複数枚並べられ、隣り合う薄
単板1の側端面同士を突き合わせ、上型8aと下型8b
よりなる金型8にて複数枚の薄単板1を上下から挟んで
保持し、この状態で対向する凹溝6よりなる空間部に端
部からウレタン樹脂のような合成樹脂を注入し、この合
成樹脂を硬化させることにより合成樹脂が硬化した連結
部7で連結する。図1、図2は薄単板1を一平面に並べ
て接合するものを示すものである。また図3は隣り合う
薄単板1を所定の角度で交差させて接合する例を示すも
のである。この場合、薄単板1aに対して薄単板1bを
略45°の角度で傾斜させて配置し、薄単板1aに対し
て薄単板1cを略90°の角度で交差するように配置
し、薄単板1aの端面と薄単板1bの端面とを突き合わ
せると共に薄単板1bの端面と薄単板1cの端面とを突
き合わせ、この状態で金型8にて薄単板1a,1b,1
cを挟むように保持し、対向する凹溝6よりなる空間部
にウレタン樹脂のような合成樹脂を注入し、合成樹脂が
硬化した連結部7で結合する。このようにすることによ
り、一平面に並ばなくて所定の角度で交差する薄単板1
でも簡単且つ確実に結合することができる。これによ
り、前面板10、側面板11、背面板部12及び面取り
部13を一体に有するパネル表面材Aや、裏板材Bを簡
単に形成することができ、図4に示すようにパネル表面
材Aや裏板材Bをパネル芯材Cの外面に配置し、釘のよ
うな固着具14や接着剤で固着することにより、家具の
扉パネル等を組み立てることができる。パネル表面材A
の表面には表面を保護したり、化粧したりするシート1
5が被覆される。
【0010】
【発明の効果】本発明は叙述のように隣り合う薄単板の
側端面同士を突き合わせると共に対向する側端面に夫々
凹設した凹溝に亙るように充填した合成樹脂の連結部に
て薄単板を結合しているので、厚さの比較的薄い薄単板
であっても確実に接合できるものである。
【0011】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、隣り合う薄単板を隣り合う薄単板が所定角度で交差
するように配置して薄単板の側端面同士を突き合わせる
と共に対向する側端面に夫々凹設した凹溝に亙るように
充填した合成樹脂の連結部にて薄単板を結合しているの
で、所定の角度で交差する薄単板であっても簡単且つ確
実に接合できるものである。
【0012】さらに本発明の請求項3記載の発明にあっ
ては、薄単板の側端面に凹溝を穿設し、複数枚の薄単板
の側端同士を突き合わせると共に隣り合う薄単板の凹溝
同士を対向させた状態で複数枚の薄単板を金型に保持
し、対向する凹溝に構成される空間部に合成樹脂を充填
して合成樹脂が硬化した連結部で隣り合う薄単板を結合
するので、薄単板を所定の状態に確実に保持して簡単に
合成樹脂を注入できるものであって、薄単板を結合する
製造が容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部切欠斜視図である。
【図2】同上の製造途中の断面図である。
【図3】同上の他例の製造途中の一部切欠斜視図であ
る。
【図4】同上の扉パネルを組み立てた状態の断面図であ
る。
【図5】一従来例を説明する正面図であり、(a)は結
合前で(b)は結合後の状態である。
【図6】他の従来例を説明する斜視図であり、(a)は
結合前で(b)は結合後の状態である。
【図7】さらに他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 薄単板 6 凹溝 7 連結部 8 金型 8a 上型 8b 下型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合う薄単板の側端面同士を突き合わ
    せると共に対向する側端面に夫々凹設した凹溝に亙るよ
    うに充填した合成樹脂の連結部にて薄単板を結合して成
    ることを特徴とする薄単板の接合構造。
  2. 【請求項2】 隣り合う薄単板を隣り合う薄単板が所定
    角度で交差するように配置して薄単板の側端面同士を突
    き合わせると共に対向する側端面に夫々凹設した凹溝に
    亙るように充填した合成樹脂の連結部にて薄単板を結合
    して成ることを特徴とする薄単板の接合構造。
  3. 【請求項3】 薄単板の側端面に凹溝を穿設し、複数枚
    の薄単板の側端同士を突き合わせると共に隣り合う薄単
    板の凹溝同士を対向させた状態で複数枚の薄単板を金型
    に保持し、対向する凹溝に構成される空間部に合成樹脂
    を充填して合成樹脂が硬化した連結部で隣り合う薄単板
    を結合することを特徴とする薄単板の接合方法。
JP4377094A 1994-03-15 1994-03-15 薄単板の接合構造及び接合方法 Withdrawn JPH07253107A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999058857A1 (en) * 1998-05-13 1999-11-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electric blower and vacuum cleaner using it
JP2008113846A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Kokuyo Co Ltd 立体構造物
CN108691391A (zh) * 2017-04-11 2018-10-23 中意森科木结构有限公司 自定位锁紧式木圆柱成型结构与成型方法

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