JPH07216880A - グラウンドアンカー工法 - Google Patents

グラウンドアンカー工法

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JPH07216880A
JPH07216880A JP5336300A JP33630093A JPH07216880A JP H07216880 A JPH07216880 A JP H07216880A JP 5336300 A JP5336300 A JP 5336300A JP 33630093 A JP33630093 A JP 33630093A JP H07216880 A JPH07216880 A JP H07216880A
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亮平 黒沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストでグラウンドアンカー工法を実施す
ることである。 【構成】 所定の径及び長さのアンカー用の孔10にU
ターン状に折り曲げた長さの異なる緊張材20を、その
先端の折り曲げ部の位置をずらした状態、すなわち前記
孔10において先端部の深さを違えて挿入し、その後前
記孔10に固化材30を注入し、この固化材30が硬化
した後に前記孔10の上部開口部11から突出した緊張
材20の後端部に所定の緊張力を付加して台座40及び
定着具41で定着するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラウンドアンカー工法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グラウンドアンカー工法は図8に
示すようなものがあった。これは、先端がアンカー用の
孔1内のアンカー体2に埋設された緊張材3の後端部に
所定の緊張力を付加して緊張する際、その緊張力により
アンカー体2に発生する地盤とのせん断抵抗が、対象地
盤のアンカー体2のせん断抵抗の設計値に対応してアン
カー体2全長に平均化してかかるようにしたものであ
る。
【0003】これは、支圧具4にUターンさせて折り曲
げた長さの異なる緊張材3を、前記支圧具4が互いに異
なる深さに位置するようにアンカー用の孔1に挿入した
後、このアンカー用の孔1に固化材5を注入し、この固
化材5が硬化した後に前記アンカー用の孔1の開口部1
aから突出した緊張材3の後端部を所定の緊張力で緊張
して台座6及び定着具6aで定着したものである。
【0004】そして、前記緊張材3のうち長いものは、
後端側の短い緊張材3の支圧具4の掛止板7における掛
止溝8に挿入されてそれぞれ束ねられている。この支圧
具4は鋼製の支持体9の上下に上部掛止板7a及び下部
掛止板7bを設け、この下部掛止板7bの下面に緊張材
4を掛け回す湾曲体9aが突設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
グラウンドアンカー工法は、緊張材の先端部にそれぞれ
支圧具を設けており、この支圧具がすべて鋼製であるた
め錆が発生しやすく、かつ各緊張材ごとにそれぞれ設け
るためコストがかかるという問題があった。本発明は上
記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的は低コストでグラウンドアンカー工法を実施すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの本発明のグラウンドアンカー工法は、Uターン状に
折り曲げた長さの異なる緊張材を、先端の折り曲げ部が
互いに異なる箇所に位置するようにアンカー用の孔に挿
入した後、前記孔に固化材を注入し、この固化材の硬化
後に前記孔の開口部から外部に突出している緊張材の後
端部を所定の緊張力で緊張して定着材により定着したこ
とを特徴とする構成にすることであり、また、前記緊張
材は、芯線の周囲に複数の側線をより合わせたPC鋼よ
り線に、合成樹脂押出成形手段により合成樹脂被覆中層
筒と合成樹脂被覆外層筒とを設け、前記合成樹脂被覆中
層筒と合成樹脂被覆外層筒との間に滑材を介在させると
共に、前記芯線及び側線の各外周に合成樹脂粉末塗料を
溶融密着させて合成樹脂粉末溶融被覆内層をそれぞれ形
成したことを特徴とする構成にすることであり、また、
前記緊張材は、芯線の周囲に複数の側線をより合わせた
PC鋼線の定着長部が芯線及び側線の各外周に合成樹脂
粉末塗料を溶融密着させた合成樹脂粉末溶融被覆内層の
みで被覆され、自由長部が前記合成樹脂粉末溶融被覆内
層の外周に合成樹脂被覆中層筒が被覆され、該合成樹脂
被覆中層筒の外周に滑材を介して合成樹脂被覆外層筒が
被覆されたことを特徴とする構成にすることであり、さ
らに、合成樹脂被覆中層筒と合成樹脂粉末溶融被覆内層
とは、その性質が異なって互いに溶着しない合成樹脂で
形成した緊張材であることを特徴とする構成にすること
である。
【0007】
【作用】本発明のグラウンドアンカー工法によれば、U
ターン状の折り曲げ部に支圧具を設けなかったことによ
り低コストでグラウンドアンカー工法を実施することが
できる。また、緊張材が合成樹脂被覆中層筒で被覆され
ていると共に、前記芯線及び側線の各外周に合成樹脂粉
末塗料を溶融密着させて合成樹脂粉末溶融被覆内層をそ
れぞれ形成したことによりほぼ完全に防錆処理が施さ
れ、特に合成樹脂被覆外層筒が破損しやすい緊張材の折
り曲げ部の合成樹脂被覆外層筒が破損したとしてもPC
鋼より線が錆びるということがない。またPC鋼より線
の定着長部が芯線及び側線の各外周に合成樹脂粉末塗料
を溶融密着させた合成樹脂粉末溶融被覆内層のみで被覆
されたことにより、PC鋼より線が錆びることなく、か
つアンカー体との定着力を高めることができる。さら
に、固化材との付着力が維持されかつ軸線方向の滑動も
維持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を仮設アンカーを実施例にして
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のグラウ
ンドアンカー工法の断面図、図2は緊張材の断面図、図
3は長さの異なる緊張材を組み合わせた斜視図である。
【0009】本発明のグラウンドアンカー工法は、所定
の径及び長さのアンカー用の孔10にUターン状に折り
曲げた長さの異なる緊張材20を、その先端の折り曲げ
部の位置をずらした状態、すなわち前記孔10において
先端部の深さを違えて挿入し、その後前記孔10に固化
材30を注入し、この固化材30が硬化した後に前記孔
10の上部開口部11から突出した緊張材20の後端部
に所定の緊張力を付加して台座40及び定着具41で定
着するものである。
【0010】前記緊張材20は、図2に示すように、芯
線21の周囲に複数の側線22をより合わせたPC鋼よ
り線23に、合成樹脂押出成形手段により合成樹脂被覆
中層筒24と合成樹脂被覆外層筒25とを設け、前記合
成樹脂被覆中層筒24と合成樹脂被覆外層筒25との間
に滑材26を介在させると共に、前記芯線21及び側線
22の各外周に合成樹脂粉末塗料を溶融密着させて合成
樹脂粉末溶融被覆内層27をそれぞれ形成したものであ
る。
【0011】この長さの異なる4本の緊張材20は鉄筋
ベンダー又は油圧ベンダー等により中央部からU字状に
折り曲げて、図3に示すように、先端の折り曲げ部を異
なる位置にずらした状態で組み付けてテープやワイヤー
等の結束具28で結束する。
【0012】これらはそれぞれ長い順から第1緊張材2
0a、第2緊張材20b、第3緊張材20cとして方向
を違えて組み合わせ、その後端側に各緊張材20a、2
0b、20cをそれぞれ見分けるための色の異なるテー
プを巻き付けておく。なお、この緊張材20の本数は上
記の3本に限らず、付加される緊張力に応じて設定する
ものとする。
【0013】このグラウンドアンカー工法の施工は、所
定の対象地盤に掘削機によりアンカー用の孔10を掘削
すると共に、この掘削と並行してUターン状に折り曲げ
た長さの異なる3本の緊張材20a、20b、20c
を、先端の折り曲げ部の位置を違えかつ互いに方向を違
えて組み合わせてワイヤー等の結束具28で結束する
(図3参照)。
【0014】そして、これらの緊張材20を長い順から
第1緊張材20a、第2緊張材20b及び第3緊張材2
0cとしてその後端側に、緊張する順番を見分けるため
の色違いのビニールテープを巻き付けておく。
【0015】次に、この組み合わせた緊張材20を前記
のアンカー用の孔10に挿入すると、各緊張材20a、
20b、20cのU字状に折り曲げられた折り曲げ部が
アンカー用の孔10において深さが異なる位置に設置さ
れる。一方、これらの緊張材20a、20b、20cの
後端部はアンカー用の孔10の上部開口部11から突出
された状態となる。
【0016】そして、この結束した緊張材20が挿入さ
れた孔10に、モルタル又はコンクリート等の固化材3
0を注入し、この固化材30の硬化後に前記各緊張材2
0a、20b、20cを所定の緊張力で緊張する。
【0017】この緊張は、緊張開始前に第1緊張材20
a、第2緊張材20b、第3緊張材20cの伸びをそれ
ぞれ算定しておき、各緊張材20a、20b、20cの
伸びの差分を緊張してから順次前記各緊張材20a、2
0b、20cを緊張するものとする。すなわち、最初に
一番伸びの大きい第1緊張材20aをジャッキの引張用
ヘッドで挟着して第2緊張材20bとの伸びの差分だけ
緊張する。この際、第2緊張材20b及び第3緊張材2
0cは引張用ヘッドで挟着されていない状態である。
【0018】そして、この第1緊張材20aが第2緊張
材20bとの伸びの差分だけ緊張されて、第2緊張材2
0bとの伸びの差分がなくなった時点で、第2緊張材2
0bを前記引張用ヘッドで挟着して緊張を開始して第1
緊張材20aとともに緊張する。
【0019】また、上記第1緊張材20aと第2緊張材
20bとの伸びの差がなくなった時点は、ジャッキの緊
張ロッドのストロークにより確認するものとする。
【0020】すなわち、第1緊張材20aを緊張して予
め設定した第2緊張材20bとの伸びの差分、緊張ロッ
ドのストロークが伸びた時点で第2緊張材20bとの伸
びの差がなくなったことを確認するものである。またこ
れは予め設定された所定の緊張荷重によっても確認する
ことができる。
【0021】次に、この第2緊張材20bを第3緊張材
20cとの伸びの差分だけ緊張し、第3緊張材20cと
の伸びの差がなくなった時点で、第3緊張材20cを前
記引張用ヘッドで挟着して緊張を開始するとともに、こ
れらの緊張材20a、20b、20cを所定の緊張力に
達するまで緊張した後、アンカーヘッドで定着するもの
である。
【0022】なお、第2緊張材20bと第3緊張材20
cとの伸びの差がなくなった時点は前記と同様の方法に
より確認するものとする。
【0023】そして、これら第1緊張材20a、第2緊
張材20b、第3緊張材20cが緊張定着された後に、
これらを同時に所定の緊張力で緊張することにより、こ
れらの緊張材20a、20b、20cの合計緊張力を確
認することができる。
【0024】図4はPC鋼より線の定着長部が合成樹脂
粉末溶融被覆内層のみで被覆された緊張材を使用したグ
ラウンドアンカー工法を示すものである。
【0025】この緊張材20は、図5及び図6に示すよ
うに、定着長部50が芯線21及び側線22の各外周に
合成樹脂粉末塗料を溶融密着させて合成樹脂粉末溶融被
覆内層27のみで被覆され、また自由長部60が前記合
成樹脂粉末溶融被覆内層27の外周に合成樹脂被覆中層
筒24と合成樹脂被覆外層筒25とを設け、前記合成樹
脂被覆中層筒24と合成樹脂被覆外層筒25との間に滑
材26を介在させたものである。
【0026】前記合成樹脂粉末溶融被覆内層27は芯線
21及び側線22を完全に被覆してほぼ完全に定着長部
50の防錆処理を行うと共に、コンクリートとの付着も
裸のPC鋼より線以上の強度を有する。
【0027】このような緊張材20を使用したグラウン
ドアンカー工法は、図1と全く同様な方法、すなわちU
ターン状に折り曲げた長さの異なる緊張材20を、その
先端の折り曲げ部の位置をずらした状態でアンカー用の
孔10に挿入して緊張定着した引張り分散型グラウンド
アンカー工法である。
【0028】したがって、このグラウンドアンカー工法
は、図4に示すように、せん断抵抗が各緊張材20ごと
に分散され、かつアンカー用の孔10の開口部側が大き
な円錐形となるのでアンカー体全体にわたって平均化し
てかかる。
【0029】また、図7は前記と同様の緊張材20で、
かつ長さがほぼ同一なものを複数本束ね使用したグラウ
ンドアンカー工法である。
【0030】これも図4に示すアンカー工法と同一の方
法で施工されるものであり、Uターン状に折り曲げた長
さのほぼ同一の緊張材20を、その先端の折り曲げ部の
位置を僅かにずらした状態でアンカー用の孔に挿入して
緊張定着した引張り集中型グラウンドアンカー工法であ
る。
【0031】したがって、このグラウンドアンカー工法
は、図7に示すように、せん断抵抗がアンカー用の孔1
0の開口部側が大きな円錐形にとなって、アンカー体全
体にわたってかかる。なお、本発明は仮設アンカーを実
施例にして説明したが、これは仮設アンカーに限定され
るものではなく、当然に永久アンカーにも適用すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】Uターン状に折り曲げた長さの異なる緊
張材を、先端の折り曲げ部が互いに異なる箇所に位置す
るようにアンカー用の孔に挿入した後、前記孔に固化材
を注入し、この固化材の硬化後に前記孔の開口部から外
部に突出している緊張材の後端部を所定の緊張力で緊張
して定着材により定着したことにより、従来のように折
り曲げ部に支持具を設けなくともグラウンドアンカー工
法を実施できるので、経済的である。
【0033】PC鋼より線の定着長部が芯線及び側線の
各外周に合成樹脂粉末塗料を溶融密着させた合成樹脂粉
末溶融被覆内層のみで被覆されたことにより、PC鋼よ
り線が裸のPC鋼より線のように錆びることなく、かつ
コンクリートとの付着力が裸のPC鋼より線よりも優れ
ているためアンカー体との定着力を高めることができ
る。
【0034】緊張材は、芯線の周囲に複数の側線をより
合わせたPC鋼より線に、合成樹脂押出成形手段により
合成樹脂被覆中層筒と合成樹脂被覆外層筒とを設け、前
記合成樹脂被覆中層筒と合成樹脂被覆外層筒との間に滑
材を介在させると共に、前記芯線及び側線の各外周に合
成樹脂粉末塗料を溶融密着させて合成樹脂粉末溶融被覆
内層をそれぞれ形成してほぼ完璧な防錆処理を施したこ
とにより、例え先端の折り曲げ部の合成樹脂被覆外層筒
が破損したとしても、PC鋼より線が錆びるということ
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラウンドアンカー工法を示す断面図
である。
【図2】緊張材の断面図である。
【図3】長さの異なる緊張材を組み合わせた斜視図であ
る。
【図4】定着長部が合成樹脂粉末溶融被覆内層のみで被
覆された緊張材を使用した引張り分散型グラウンドアン
カー工法の断面図である。
【図5】定着長部が合成樹脂粉末溶融被覆内層のみで被
覆された緊張材の正面図である。
【図6】(1)は図5におけるa−a線断面図、(2)
は図5におけるb−b線断面図である。
【図7】定着長部が合成樹脂粉末溶融被覆内層のみで被
覆された緊張材を使用した引張り集中型グラウンドアン
カー工法の断面図である。
【図8】従来のグラウンドアンカー工法を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 孔 20 緊張材 21 芯線 22 側線 23 PCより鋼線 24 合成樹脂被覆中層筒 25 合成樹脂被覆外層筒 26 滑材 27 合成樹脂粉末溶融被覆内層 30 固化材 40 台座 41 定着具 50 定着長部 60 自由長部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Uターン状に折り曲げた長さの異なる緊
    張材を、先端の折り曲げ部が互いに異なる箇所に位置す
    るようにアンカー用の孔に挿入した後、前記孔に固化材
    を注入し、この固化材の硬化後に前記孔の開口部から外
    部に突出している緊張材の後端部を所定の緊張力で緊張
    して定着材により定着したことを特徴とするグラウンド
    アンカー工法。
  2. 【請求項2】 前記緊張材は、芯線の周囲に複数の側線
    をより合わせたPC鋼より線に、合成樹脂押出成形手段
    により合成樹脂被覆中層筒と合成樹脂被覆外層筒とを設
    け、前記合成樹脂被覆中層筒と合成樹脂被覆外層筒との
    間に滑材を介在させると共に、前記芯線及び側線の各外
    周に合成樹脂粉末塗料を溶融密着させて合成樹脂粉末溶
    融被覆内層をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項
    1に記載のグラウンドアンカー工法。
  3. 【請求項3】 前記緊張材は、芯線の周囲に複数の側線
    をより合わせたPC鋼線の定着長部が芯線及び側線の各
    外周に合成樹脂粉末塗料を溶融密着させた合成樹脂粉末
    溶融被覆内層のみで被覆され、自由長部が前記合成樹脂
    粉末溶融被覆内層の外周に合成樹脂被覆中層筒が被覆さ
    れ、該合成樹脂被覆中層筒の外周に滑材を介して合成樹
    脂被覆外層筒が被覆されたことを特徴とする請求項1に
    記載のグラウンドアンカー工法。
  4. 【請求項4】 合成樹脂被覆中層筒と合成樹脂粉末溶融
    被覆内層とは、その性質が異なって互いに溶着しない合
    成樹脂で形成した緊張材であることを特徴とする請求項
    2又は3に記載のグラウンドアンカー工法。
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