JPH0489950A - 付着性に優れた被覆pc鋼より線 - Google Patents
付着性に優れた被覆pc鋼より線Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
C構造物と称する)に使用するPC鋼材、中でも、プラ
スチック被覆との間に経時硬化型の充填剤を備える被覆
PC鋼より線であって、付着力に関して優れた性能を発
揮するようにしたものに関する。
シースを配置してコンクリートを打設し、コンクリート
が硬化したらPC鋼より線をシースに挿入して緊張、定
着し、その後、シース内の隙間をグラウト注入によって
埋める工法が採られていた。この工法によると、グラウ
トによって鋼より線の腐食が防止され、同時に鋼より線
との付着により綱より線とコンクリート部材が一体とな
って挙動し、部材に過大な曲げ応力がか一つだときにも
小さなひび割れが分散するようになる。
要なアンボンドPC鋼より線を使用する工法が建築構造
物の床、梁部材等に利用されるようになってきた。
その外側をポリエチレンで被覆したアンボンドPC鋼よ
り線を配置し、その後コンクリートを打設し、コンクリ
ート硬化後にPC鋼より線を緊張するものである。
覆との間に存在するグリースにより、鋼より線の自由な
滑動が半永久的に保証される反面、部材に過大な曲げ応
力が加わったときのひび割れが比較的1ケ所に集中し易
く、しかも荷重が両端の定着部にか−ると云う欠点をも
つことから地震力を受は持つような部材には使用されて
いない。
不要で、PC鋼より線とコンクリート部材の一体化に関
してはグラウト注入工法と同しような効果が期待できる
方法として、PC鋼より線とポリエチレン被覆の間に、
グリースに代えて時間経過に伴って硬化する材料、例え
ば、エポキシ樹脂を充填することが行われ出している。
れである。
より線の自由な伸びが許容されるので、少なくともコン
クリート硬化時までは充填剤の柔らかさが保たれるよう
にしておくことによって、緊張作業を支障無く行うこと
ができる。また、緊張後は充填剤の硬化によってPC鋼
より線との間での付着力が増大する。
あるとしてその樹脂が単に硬化するのみでは、PC鋼よ
り線がコンクリートと一体となって挙動することを期待
できない。PC鋼より線と樹脂との間では充分な付着力
が期待できるもの−、ポリエチレン被覆と樹脂及びポリ
エチレン被覆とコンクリート間の付着力が不充分になる
からである。なお、この点に関する対策としては、ポリ
エチレン被覆に機械的な引っ掛りとなる凹凸をつけるこ
とも一法である。しかし、被覆が異形断面形状になるこ
の方法は、 (1) 建築現場のように、鉄筋が多数配置されたと
ころに配置するとき、ひっ掛りが生じて被覆が破れ易い
。
にせずに円またはPC鋼より線の撚り目が現われる形状
にし、その上で、この被覆と充填剤並びにコンクリート
との間の付着力を高める必要がある。
下の粒径の砂状の粒子を分散配置し、一部の砂状粒子を
、プラスチック被覆の内、外面に部分的に突出させてお
くことによって前述の要求を満たしている。
の充填剤に、一方、被覆の外面に突出した砂粒子はコン
クリートに各々喰い込んで付着界面部の摩擦力を高め、
同時に被覆と充填剤、被覆とコンクリート間の付着力も
高める。
合が強固になり、両者が一体となって挙動するようにな
る。
2以下が望ましい。粒径が被覆厚みの2以上であると、
粒子存在部でのプラスチック層の厚みが薄くなってこの
部分での被覆による防食効果が薄れてくる。
出して被覆による保持力が不充分になっている粒子は、
使用現場での配筋時にこすれて取れる恐れがあり、この
ようにして粒子が取れた場合、そこに微小な富みができ
、その部分の被覆厚みが他の部分よりも薄くなるため、
防食効果が悪化し易い。しかし、粒径が被覆厚みの2以
下であれば、表面の粒子が取れても被覆の残存厚みが極
端に薄くならないので、必要最小限の防食効果は維持で
きる。
3は経時硬化型の充填剤、4はプラスチ・7り被覆、5
は被覆中に分散配置した砂状の粒子であり、一部の粒子
5は図に示すように、被覆4の内面と外面に少し飛び出
した状態になっている。
状は、円(第2図参照)又は鋼より線の撚り目に沿う形
(第3図参照)にしてある。従って、加工性の悪化、コ
ストアンプを招かず、使用時の引っ掛りによる破れも減
少する。
エポキシ樹脂を付着させ、この上に溶融状態になってい
るプラス千ツク、例えば、溶融したポリエチレンを押出
して連続的に被覆する。このとき、溶融ポリエチレン中
には、押出す前に予め、砂状の粒子を所定の割合で添加
し、混合、撹拌して均一に分散させておく。
粒子5がプラスチック被覆4の内、外面に突出して充填
剤3及びコンクリ−)Aとの間の摩擦力を高める。
が未硬化状態を維持しているものに限定されない。
用途次第ではこの発明の効果が活かされる。
リエチレンなどで作られた保護管の中に多数本のPC鋼
より線(集合ケーブル)を挿入し、この集合ケーブルを
緊張してから管内の隙間にモルタルを注入充填する。こ
の場合も、ケーブルとモルタルが一体となって挙動する
のが望ましい。
に注入することが多く、従ってこの間のPCtAより線
の防錆が重要になる。そこで、ポリエチレンを被覆し、
かつポリエチレンとの間に樹脂等を充填することが考え
られているが、モルタル江人後のポリエチレン被覆とモ
ルタルとの付着性を考えると、本発明の構成を応用した
方がはるかにを利である。
填剤とコンクリートの双方に対してプラスチック被覆が
良好に付着するようにしたので、鋼より線とコンクリー
トが一体となって挙動するようになる。
きる経時硬化型のものを用いているので、緊張時には充
填剤が柔らかさを保つようにしてコンクリート打設後の
緊張を行うこともできる。
り目に添う形にしてあるので、生産性の悪化、コスト増
を招くことがなく、配筋時の被覆の破れも生し難(なる
。
にして示す断面図、第2図はプラスチック被覆の断面形
状を示す断面図、第3図はプラスチック被覆の他の形状
を示す斜視図である。 1・・・・・・被覆PC鋼より線、 2・・・・・・PC鋼より線、 3・・・・・・経時硬化型充填剤、 4・・・・・・プラスチック被覆、 5・・・・・・砂状の粒子、 A・・・・・・コンクリート。
Claims (1)
- (1)鋼より線とこれを覆うプラスチック被覆との間に
経時硬化型の充填剤を充填してあるプレストレストコン
クリート用鋼より線であって、プラスチック被覆は断面
が円又は鋼より線の撚り目の現われた形状であり、かつ
、そのプラスチック被覆の中には、被覆厚みの1/2以
下の粒径の砂粒子が分散配置され、一部の砂粒子はプラ
スチック被覆の内、外面に部分的に突出した状態にある
ことを特徴とする付着性に優れた被覆PC鋼より線。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0849354A (ja) * | 1994-08-04 | 1996-02-20 | Times Eng:Kk | 高付着力防錆被覆pc鋼材及びその加工方法 |
WO2006061900A1 (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-15 | Key-Techno Co. Ltd. | 緊張材用被覆物および緊張材 |
WO2006061901A1 (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-15 | Key-Techno Co. Ltd. | 緊張材用被覆物および緊張材 |
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-
1990
- 1990-07-31 JP JP2205645A patent/JP2582179B2/ja not_active Expired - Lifetime
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