JP3065966B2 - 籠 体 - Google Patents
籠 体Info
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- strands
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
ある。
(1)に示すように地盤に掘削孔19を設け、該掘削孔
19に鉄筋籠20を建て込んでコンクリートを打設して
いた。しかし、同図の(2)に示すように、上方に障害
物がある狭い作業空間21の場合は、前記鉄筋籠20を
短くして建て込んでいた。
構築は鉄筋籠を短くするため、建て込みが煩雑となって
手間がかかるという問題があった。
れたものであり、その目的は、上方に障害物がある狭い
作業空間であっても容易に建て込める籠体を提供するこ
とである。
めの籠体は、適宜間隔をもって平面円形状に配設された
PCストランドが、円形内側の長手方向に適宜間隔ごと
に配設された補強環で結束され、前記PCストランドの
外側にはスパイラル筋が巻き付けられて形成されたこと
を特徴とする。また請求項4の籠体は、Uターン状に折
り曲げたPCストランドが適宜間隔をもって平面円形状
に配設され、該PCストランドが円形内側の長手方向に
適宜間隔ごとに配設された補強環で結束され、前記PC
ストランドの外側にはスパイラル筋が巻き付けられて形
成されたことを特徴とする。
た籠体は、PCストランドおよびスパイラル筋の可撓性
によって任意の方向に湾曲自在となる。
縦筋を兼用する。
継ぎ手のない所定の長さの籠体となる。
れ、PC鋼より線が露出した状態なのでコンクリートと
の付着力が大きくなる。
ことにより圧着グリップが不要となる。
図面に基づいて詳細に説明した後、籠体の配設方法を説
明する。図1は籠体の平面図、図2は同正面図である。
と、スパイラル筋4とから構成され、適宜間隔をもって
平面円形に配設された適宜長さのPCストランド2が、
円形内側に配設された補強環3で結束されるとともに、
PCストランド2の外面にスパイラル筋4が巻き付けら
れている。前記スパイラル筋4はPCストランド2を外
側から締め付けるとともに、補強環3に結束線5で固定
されている。
防錆処理が施されたPC鋼より線6であり、芯線7およ
び側線8の外周がそれぞれ合成樹脂粉末塗料の内筒9で
被覆されるとともに、該内筒9の外周が合成樹脂製の中
筒10と外筒11で二重に被覆され、これらの中筒10
と外筒11の間にはグリス等の滑材12が充填されてい
る。
1と中筒10を剥離してPC鋼より線6を露出させて圧
着グリップ13を取り付けている。該PC鋼より線6は
内筒9で被覆されて防錆処理が施され、該内筒9が合成
樹脂粉末塗料で形成されているためコンクリートとの付
着力も大きくなっている。
わるPCストランド2と、フープ筋に代わるスパイラル
筋4がともに可撓性を有するため任意の方向に湾曲で
き、例えば波状に曲げることも可能となる。
ンド2を使用した籠体1であり、先端部がUターン状に
折り曲がっている点を除いた他の構成は、上記の籠体1
と同一の構成である。これは先端部がUターン状に折り
曲がっているため、圧着グリップ13が不要となり、さ
らにUターン部の外筒11および中筒10が剥離されて
いるためコンクリートとの付着力は上記の籠体1より優
れている。なお、先端部をUターン状に折り曲げる場合
は、あえて外筒11および中筒10を剥離しなくともよ
い。
11および中筒10を剥離せずに、外筒11の上から圧
着グリップ13を取り付けた籠体1であり、前記圧着グ
リップ13がプレストレスを付与するときの反力となる
ので、PCストランド2を引張材として兼用することが
可能となる。
持杭に、上記のような籠体を建て込む方法について説明
する。まず、リール14に巻いたPCストランド2と、
必要な数の補強環3と、スパイラル筋4を現場へ別々に
運搬する。
と、スパイラル筋4を、図6に示すような、プラットホ
ーム15の下部の狭い作業空間16内に搬入する。そこ
で、PCストランド2をリール14から引き出して必要
な長さに切断し、この先端部の外筒11および中筒10
を剥離して圧着グリップ13を取り付ける。
たPCストランド2を、内側に適宜間隔をもって配設し
た補強環3で結束する。この結束されたPCストランド
2の外側にスパイラル筋4を巻き付けて任意の方向に湾
曲自在な籠体1を形成する。
成した籠体1を、任意の方向に曲げながら各掘削孔17
に建て込んでコンクリート18を打設する。このコンク
リート18が硬化したら、縦筋と兼用のPCストランド
2を緊張して必要なプレストレスを付与する。このよう
にPCストランド2が縦筋と兼用になっているため、プ
レストレスを付与する引張材をあらためて掘削孔17内
に配線する必要がない。
狭い作業空間16に形成される支持杭を用いて説明した
が、プレストレストコンクリート柱を形成する場合も同
様の方法で建て込むものとする。
した籠体は、PCストランドとスパイラル筋の可撓性に
よって任意の方向に湾曲自在となる。
で、作業空間が狭い現場においても籠体を容易に掘削孔
内または型枠内に建て込むことができる。
縦筋を兼用することができる。
所定の長さの籠体も継ぎ手なく形成できる。
れ、PC鋼より線が露出した状態なのでコンクリートと
の付着力が大きくなる。
ことにより圧着グリップが不要となる。
である。
である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 適宜間隔をもって平面円形状に配設され
たPCストランドが、円形内側の長手方向に適宜間隔ご
とに配設された補強環で結束され、前記PCストランド
の外側にはスパイラル筋が巻き付けられて形成されたこ
とを特徴とする籠体。 - 【請求項2】 PCストランドの先端部には圧着グリッ
プが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記
載の籠体。 - 【請求項3】 PCストランドの先端部は外筒が剥離さ
れ、PC鋼より線が露出した状態であることを特徴とす
る請求項1または2に記載の籠体。 - 【請求項4】 Uターン状に折り曲げたPCストランド
が適宜間隔をもって平面円形状に配設され、該PCスト
ランドが円形内側の長手方向に適宜間隔ごとに配設され
た補強環で結束され、前記PCストランドの外側にはス
パイラル筋が巻き付けられて形成されたことを特徴とす
る籠体。 - 【請求項5】 PCストランドのUターン状の折曲部は
外筒が剥離され、PC鋼より線が露出した状態であるこ
とを特徴とする請求項4に記載の籠体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9210418A JP3065966B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 籠 体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9210418A JP3065966B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 籠 体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1150595A JPH1150595A (ja) | 1999-02-23 |
JP3065966B2 true JP3065966B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=16588994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9210418A Expired - Fee Related JP3065966B2 (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 籠 体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3065966B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018172870A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋籠及び鉄筋籠の建込方法 |
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CN111688062A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-09-22 | 蒋文君 | 竖直绞股张拉绝缘管材的生产方法 |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP9210418A patent/JP3065966B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1150595A (ja) | 1999-02-23 |
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