JPS62148718A - アンカ−の構造 - Google Patents

アンカ−の構造

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JPS62148718A
JPS62148718A JP28947985A JP28947985A JPS62148718A JP S62148718 A JPS62148718 A JP S62148718A JP 28947985 A JP28947985 A JP 28947985A JP 28947985 A JP28947985 A JP 28947985A JP S62148718 A JPS62148718 A JP S62148718A
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JP
Japan
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cylinder
anchor
coil spring
steel pipe
fixed
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JP28947985A
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Kunimitsu Yamada
邦光 山田
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Kensetsu Kiso Engineering Co Ltd
Original Assignee
Kensetsu Kiso Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はアンカーの構造に関するものである。
〈従来の技術〉 pc、mより線等を引張材としてアンカーを構築する場
合に、緊張時に定着部のモルタルにクラックが発生し、
地下水が浸透してpcmより線等を腐蝕してしまう危険
性が考えられる。
そこで引張材の周囲に波形シースを被覆し、引張材の腐
蝕防止および付着強度の向上を目的とする技術が開発さ
れている。
く本発明が解決しようとする問題点〉 上記の波形シースを被覆する技術には、次のような問題
点が存在する。
くイ〉波形シースをW4製の筒体によって製造すると、
引張材に引張力を与えた場合に、筒体の変形に抵抗する
だけのフープテンションを鋼部に期待することができる
しかし、鋼製の筒体に波形の加工を加えることは、困難
な作業であり、極めて高価な製品となってしまい不経済
であって現場で使用することはできない。
く口〉波形シースを合成樹脂で製造する場合は、極めて
安価であって耐水性も十分に期待できる。
しかし、引張材にプレストレスを導入した場合の変形に
抵抗するようなフープテンションはまった(期待できな
い。
く本発明の目的〉 本発明は上記したような従来の矛盾を解決するためにな
されたもので、次のようなアンカーの構造を提供するこ
とを目的とする。
くイ〉充分な耐水性を有し、緊張時にモルタル部分にク
ラックが発生しても引張材への水の浸透を阻止できるア
ンカーの構造。
く口〉市販の材料をそのまま使用でき、高価な加工手間
を必要としないアンカーの構造。
くハ〉緊張時の引張力に対してシース自体が抵抗してフ
ープテンションを利用することができるアンカーの構造
く本発明の構成〉 次に上記の目的を達成できる本発明の一実施例について
説明する。
くイ〉摩擦筒の製作(第1.2図) 本発明の摩擦筒1は市販の鋼管11を使用する。
この鋼管11の外周面のみ、または外周面および内周面
の全体または一部にコイルバネC1、C2を固定して摩
擦筒1を構成する。
く口〉外器コイルバネ 1ffllの外周に嵌合する外コイルバネC1は、鋼管
11の外径よりも小さい内径のバネを使用する。
この内径の小さいコイルバネを治具を用いて無理に内径
を拡大し、鋼管11を内部に位置させた後、バネの径を
元にもどす。
その結果、内側へ向けた大きい弾力を貯えたままの状態
で、コイルバネは鋼管11の外面に嵌合することになる
くハ〉白梅コイルバネ 鋼管11の内面に設ける内コイルバネC2は、鋼管11
の内径よりも大きい外径のバネを使用する。
この外径の大きいバネを引きのばすことによって無理に
外径を小さくし、鋼管11の内部に位置させた後、バネ
の径を元にもどす。
すると外側へ向けた大きい弾力を貯えたままの状態でコ
イルバネは鋼管11の内面に固定されることになる。
く二〉コイルバネの固着 以上の状態のコイルバネC1、C2を鋼管11に固着す
るために、溶接や接着剤による接着を行う。
溶接方法としては、通常の手作業による溶接やコイルバ
ネC1、C2と鋼管11の全接触面を一度に溶融して接
着する方法など、公知の方法を広く利用できる。
接着剤による接着も、多くの分野で開発されている材料
を広(利用できる。
〈本発明の施行方法〉 次に使用方法と作用について説明する。(第2図) 前記した本発明の摩擦筒1の内部にPC鋼より線等の引
張材2を挿入する。
この引張材2はその周囲にオイルを収納した被覆筒21
を嵌合した、いわゆるアンボンドタイプのものを使用す
る。
そして、摩擦筒1の内部にアスファルト等の仕切板14
を設ける。
前記の引張材2は仕切板14を貫通して位置させ、底板
15に近い部分だけは被覆筒21を剥離しておく。
その状態で、この仕切板14と摩擦筒1の底板15との
間に高強度のセメントペースト、セメントモルタル等の
筒内硬化材3を充填し、削孔した孔内に挿入する。
さらに、孔内への挿入後には、摩擦筒1外周と孔壁との
間にセメントペースト、セメントモルタル等の定着グラ
ウト4を充填する。
この状態で引張材2に緊張力を導入して施工を終了する
この場合に引張材2に作用した力は、(筒内硬化材3+
内コイルバネC2+m管11+外コイルバネC1)→定
着グラウト4→地盤といった径路で伝達する。
従って、内外のコイルバネC2、C1の摩擦抵抗がアン
カーとしての機能に大きく影響する。
くその他の実施例〉 第3図に示すように、外コイルバネC1を固着した摩擦
筒1の底部分に支圧板16を取り付け、この支圧板16
に反力を取って引張材2を緊張する方法も可能である。
この場合に、支圧板16に引張材2を固定するグリップ
17の強度を一定以上の荷重で開放するように設計して
おけば除去アンカーとして利用できる。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待することができる。
くイ〉鋼製の管体によってPC鋼より線等の引張材の外
周を保護する構成である。
従って、外部のペースト、モルタル部分にクラックが発
生して地下水が進入しても鋼製の管体で完全に阻止する
ことができる。
く口〉鋼製の管体の内外周に多数本の線材が凹凸状態で
定着しであるから引張材に働く緊張力は効率良く地盤に
まで伝達させることができる。
くハ〉鋼管自体に凹凸を形成するような特殊で高度な加
工が不要であって、極めて安価に摩擦筒を製造すること
ができる。
〈二〉それ自体にはまった(強度を期待できない合成樹
脂の筒体と異なり、充分な強度を有する鋼管を使用して
いる。
従って、鋼管のフープテンションを期待することができ
、構造上極めて有利である。
くホ〉第2図の実施例では、鋼管の外周と内周にコイル
バネを固着する場合について説明したが、コイルバネを
鋼管の外周のみに固着する方法によっても定着グラウト
と鋼管との付着強度を大きく増大させることもできると
共に合成樹脂製シースに比較した場合には上記と同様の
優れた効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:摩擦筒の一実施例の説明図 第2図:使用状態の説明図 第3図:他の実施例の説明図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 PC鋼より線等の引張材を、摩擦性能が大きい管体の中
    に位置させ、 管体の内外を硬化材で硬化するアンカーであって、 前記摩擦性能の大きい管体として、 鋼製の管体の周面にコイルバネを位置させ、この管体を
    介して引張材の緊張力を地山に伝達し得るよう構成した
    、 アンカーの構造
JP28947985A 1985-12-24 1985-12-24 アンカ−の構造 Granted JPS62148718A (ja)

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JP2014058781A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Odax Co Ltd アンカーピン
CN111472820A (zh) * 2020-04-14 2020-07-31 交通运输部公路科学研究所 一种横向抗剪的锚杆组合装置及设计方法

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