JPS6378919A - Pc工法における緊張材 - Google Patents

Pc工法における緊張材

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Publication number
JPS6378919A
JPS6378919A JP21969586A JP21969586A JPS6378919A JP S6378919 A JPS6378919 A JP S6378919A JP 21969586 A JP21969586 A JP 21969586A JP 21969586 A JP21969586 A JP 21969586A JP S6378919 A JPS6378919 A JP S6378919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
tendon
tension member
grout
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP21969586A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hatsuzaki
初崎 俊夫
Taro Nishigaki
西垣 太郎
Akira Nakanishi
章 中西
Seiji Naito
内藤 清司
Kuniyasu Ryoke
領家 邦泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP21969586A priority Critical patent/JPS6378919A/ja
Publication of JPS6378919A publication Critical patent/JPS6378919A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は複数の線材を筒状に編成してなる新規のPC工
法における緊張材に関するものである。
〈従来の技術〉 PC工法において構造物等にプレストレスを導入するに
あたり、高強度の緊張材としてPC鋼線やpcmより線
が広く使用されている。
く本発明が解決しようとする問題点〉 上記したPCjM線やPC鋼より線には次のような問題
点が存在する。
(イ)20w4線やPCmより線は柔軟性に欠ける。
従って、緊張材の運搬や取り扱いに不便である。
さらに例えば、アースアンカーエにおいて、足場が悪く
緊張材を曲げて挿入しなければならない現場での使用に
は、多大の労力を必要とする。
(ロ)PCt14線やPC鋼より線等の重量は、長さや
引張耐力によっても異なるが、一般に1ケーブル当たり
200 kg〜500 kgと比較的重量であるから、
運搬取り扱いに不便である。
(ハ)PC鋼線やPC鋼より線は地中内でコンクリート
等の定着グラウトで被覆されている。
しかし、定着グラウトにクラックが発生ずるとこのクラ
ックから地下水が浸入して、PCm線やPC鋼より線が
腐食する危険がある。
く本発明の目的〉 本発明は上記のような点に鑑みなされたちので、高強度
を保有しつつ可撓性に優れ、さらに取り扱いが容易であ
って、耐食性にも優れた、波形筒状のPC工法における
緊張材を提供することを目的とする。
く本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
くイ〉緊張材の構造(第1.2図) 本発明の係る緊張材1は、高強度と可撓性を有する筒体
からなり、軸心には連続した孔路11を有する。
緊張材1は複数の線材2を筒状に編成して形成する。
線材2の編成方法は、例えば第1図に示すように多数の
線材2を相互に絡み合わせて筒状に編み上げたり、ある
いは第3図に示すようにm車形のスペーサ3を使用して
複数の線材2を筒の長手方向に平行に配置して筒状に形
成できる。
要は、線材2に筒の長手方向の引張力が作用したときに
線材2が解体しないような公知の編み方で筒状に編成で
きれば良い。
また、線材2を編成しただけでは緊張材1の外周はフラ
ットな平面となって、コンクリートやモルタルとの付着
強度を十分に得難い場合が想定される。
このような場合には、筒状に編成した緊張材1の全周を
樹脂等の被覆材6で波形に被覆して対処することが考え
られる。(第4図〉 く口〉線材 線材2は高強度の細糸を使用する。
線材2の材料例としては例えば、PC鋼線、炭素繊維、
ガラス繊維等を使用できる。
このうち炭素繊維は、十分な強度と可撓性を有し、かつ
軽量であるから線材2に好適である。
くハ〉可撓性の根拠 緊張材1を高強度の線材2で構成すれば、緊張材1に容
易に高強度を付与できる。
一方、緊張材1が従来と同様のpcm線等を使用した場
合であっても、従来の緊張材に比べてより優れた可撓性
を確保できるのは次の二つの理由による。
(1)編成方法による理由 従来同様のPC鋼線であっても、それを縦横あるいは斜
めの各方向に編成して、筒状の緊張材1を形成すれば可
撓性を付与できる。
(2〉素材特性による理由 緊張材1を構成する素線に例えば、ポリエチレン、ポリ
ウレタン、ナイロン、軟質塩化ビニル、エポキシ、ゴム
系等のそれ自体に可撓性を有する樹脂を使用ずれば可撓
性を確保できる。
く二〉使用例 前記構造の緊張材1をアースアンカーのストランドとし
て使用することができる。
以下に使用方法について説明する。(第5図)(1)緊
張材の挿入 アンカー孔4内に所定の長さの緊張材1を挿入する。
緊張材1は従来のようなPCFI線の単体や隙間の開い
たpcmより線の結束体とは異なり、十分な強度を保有
するだけでなく他にも可撓性を有する。
従って、緊張材1を容易に曲げて作業できるから、アン
カー孔4内への挿入作業が容易である。
特に、孔外に障害物が存在し、孔の入口から障害物まで
の距離が短い場合には、緊張材1を撓ませて容易に挿入
できるので有利である。
(2)定着グラウトの注入 アンカー孔4の孔底まで緊張材1を挿入したら、緊張材
lの孔路11を利用して孔外に露出する緊張材1の端か
らモルタル等の定着グラウト5を注入する。
また、緊張材1の孔路11内に別途のグラウト注入用の
ホースを挿入しておき、このホースを使用して定着グラ
ウト5をアンカー孔4内に注入することも可能である。
この場合、あらかじめ筒状に緊張材1を形成した後にホ
ースを挿入して組み立てたり、あるいはまた、ホースの
外周に線材2を外装して組み立てることも可能である。
(3)緊張、定着 定着グラウト5が硬化したら、アンカー孔4の孔外に露
出する緊張材1の端を、把持緊張して定着する。
あるいは、緊張、定着なしで、アンカーグラウトの付着
によって、他山とアンカーケーブルを一体とし、安定さ
せることもできる。
く本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
得ることができる。
(イ)本発明に係る緊張材は、高強度と可撓性を有する
線材を筒状に編成して形成した。
そのため、緊張材を容易に撓ませることができ運搬、格
納、取り扱いが容易であり、施工性に優れる。
(ロ)緊張材を筒体に形成したので、この緊張材をアン
カーの緊張材として使用する場合には、緊張材の軸心に
連続して形成された孔路をグラウト注入のための空間と
して利用できる。
(ハ)炭素繊維やガラス繊維等の耐食性材料、あるいは
エポキシ樹脂をコーティングした材料を使用した場合に
は、緊張材の耐食性がより向上し、半永久的に緊張材の
良好な品質を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図二本発明に係る緊張材の一実施例の説明図第2図
:第1図の■−Hの断面図 第3.4図:その他の緊張材の説明図 第5図:緊張材をアンカーエに使用した場合の説明図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高強度を有し、かつ、可撓性に優れた線材を使用し、 前記線材群を編成して連続した筒状に形成してなる、 PC工法における緊張材
JP21969586A 1986-09-19 1986-09-19 Pc工法における緊張材 Pending JPS6378919A (ja)

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JP21969586A JPS6378919A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 Pc工法における緊張材

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JPS6378919A true JPS6378919A (ja) 1988-04-09

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04272352A (ja) * 1991-02-27 1992-09-29 Kajima Corp プレストレストコンクリート合成スラブ
JPH0544301A (ja) * 1991-08-14 1993-02-23 Nippon Steel Corp 管状緊張材
JPH0552002A (ja) * 1991-08-19 1993-03-02 Ohbayashi Corp プレキヤスト版
JP2009114596A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Sumitomo Denko Steel Wire Kk 管状ストランドおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573915A (en) * 1980-06-04 1982-01-09 Yasuhisa Tokuhara Method and apparatus for construction of reaction resistor body underground

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